- げんし‐スペクトル【原子スペクトル】
- 原子のエネルギー状態の変化に応じて、原子が放出したり、吸収したりする光のスペクトル。原子の種類に固有。atomic spectrum
- けんじ‐せい【検事正】
- 検察官の職名の一つ。地方検察庁の長。庁務をとりあつかい、同庁および管区内検察庁の全職員の指揮監督を行う。
- げんし‐せい【原始星】
- 自己重力で収縮しはじめた星間ガスのかたまり。明るい赤外線星として、また電波によっても観測される。protostar
- げんし‐せつ【原子説】
- 宇宙の万物は究極的には原子という最小の粒子からなり、万物の生成と変化はその離合集散によるという思想。古代ギリシアのレウキッポスやデモクリトスにはじまり、19世紀にはドルトンが提唱。atomic hypothesis
- けんし‐せん【絹糸▼腺】
- 絹糸を分泌する1対の腺。唾液(だえき)腺の変化したものでチョウ・ガ・トビケラ類の幼虫などにみられる。カイコではとくに発達し繭(まゆ)などをつくるのに重要。silk gland
- けんじ‐そうちょう【検事総長】
- 最高検察庁の長。最高検察庁の庁務をとりあつかい、検察庁全職員の指揮監督を行う。public prosecutor general
- げんし‐たい【原糸体】
- コケの胞子が発芽してできた緑色の糸状体。セン類でよくみられ、成長してコケ本体となる。protonema
- げんし‐たいき【原始大気】
- 地球ができたころ、内部からの脱ガス火山活動や温泉の噴出によって生じた大気。水蒸気や二酸化炭素が主成分。primitive atmosphere
- げんし‐だん【原子団】
- 化合物の分子中に含まれる特定の原子の集まり。化学反応をおこすさい、ひとつにまとまって反応する硫酸イオンSO42-やメチル基CH3‐なども含む。atomic group
- げんし‐ちょう【原始鳥】
- 発見されている最古の鳥類。2億2500万年前の鳥と鑑定されている。翼には指が、口には歯があり、骨のある長い尾をもつなど、爬虫類(はちゅうるい)の特徴を多く残している。アメリカのテキサス州ポストで、テキサス工科大学博物館の古生物学チームによって発掘され、1986年に発表された。
- けん‐じつ【堅実】(名・形動)
- しっかりしていること・さま。手がたいこと・さま。steadiness〈用例〉〜な方法。〈派生〉けんじつさ(名)けんじつみ(名)
- げん‐しつ【原質】
- ①もとの性質。original nature
- ②哲学で、万物の根本となる物質。element
- げん‐じつ【幻日】
- 太陽の左右同じ高さに、幻の太陽のように見える光点。星状や板状の小氷晶からなる上層雲を通して太陽を見たとき、光の屈折で起こる。mock sun
- げん‐じつ【現実】
- ①現に事実として具体的・客観的に存在する状態。reality〈対義〉空想・理想。〈用例〉〜に起こった事件。
- ②哲学で、
- (ア)理想に対して、その実現に障害となる日常的・物質的なもの。また、実現の可能性を含む素材。
- (イ)可能性ではなく、現に事実として実現している状態。実在。
- げんし‐つう【幻肢痛】
- 手足を切断した患者が、すでにない手足に痛みやしびれを覚える現象。phantom limb pain
- げんじつ‐かん【現実感】
- ①現実であるという感覚。sense of reality
- ②現実らしさの感じ。sense of reality
- げんじつ‐かんかく【現実感覚】
- 《心理学用語》外界と自分の区別がはっきりしていて、自分も外界もそれぞれ意味のある存在であるという感覚。sense of reality
- げんじつ‐げんそく【現実原則】
- フロイトの精神分析の用語。欲望を直接的に満足させたい気持ちを、外界の要請に応じて抑制し、現実生活に適応していこうとする意識。reality principle
- げんじつ‐しゅぎ【現実主義】
- ①主義や思想にこだわることなく、現実の事態を理知的・科学的に見て、事を処理する態度。realism
- ②実際上の利害の打算に敏感な態度。realism〈対義〉理想主義。
- ③欧米の19世紀後半に興った文芸上の考え方。個人や社会のありのままを描き出す立場。現世的・客観的・科学的で、人間の集団生活・社会的階層までもその対象にし、あくまで現実にそくして迫真的・活動的である文学活動。realism〈対義〉ロマン主義。
- げんじつ‐せい【現実性】
- ①実際にありうること。reality〈対義〉可能性。
- ②過去の価値に対して、現在の意義をとくに主張すること。actuality
- げんじつ‐てき【現実的】(形動)
- 現実であるさま。実生活に結びついているさま。realistic〈対義〉空想的・観念的・理想的。〈用例〉〜な生き方だ。〜な男。〜に考える。
- げんじつ‐ばなれ【現実離れ】(名・サ変自)
- 現実に即していないこと。実際にありそうにないこと。unreal〈用例〉〜した計画。
- げんじつ‐み【現実味】
- いかにも、実際にありそうなこと。reality〈用例〉〜を帯びる。
- げんじつ‐ろん【現実論】
- 実際の上に基礎をおいた意見。bread-and-butter theory〈対義〉理想論。
- げんし‐てき【原始的】(形動)
- 進化・進歩していないさま。primitive〈用例〉〜なやり方。
- げん‐じてん【現時点】
- 今のところ。現在。at present〈用例〉〜では答えられない。
- げんし‐てんそん【元始天尊】
- 道教の最高神。老子(ろうし)の道(どう)が神格化された常在不滅の存在。その信仰は6世紀に始まり、唐代に盛行。
- げんし‐どけい【原子時計】
- 分子や原子が、固有な周波数のマイクロ波を吸収・共振するのを利用して、水晶発振器を一定の周波数で振動させるしくみの時計。セシウム時計など。atomic clock
- げんじ‐な【源氏名】
- ①『源氏物語』の各巻にちなんでつけられた宮中の女官の呼び名。
- ②遊女の呼び名。江戸時代、女官の例を遊女がまねたことから。のち『源氏物語』とは関係なく、一般に妓名(ぎめい)を呼ぶようになった。
- ③現代のバー・クラブなどのホステス、また風俗産業で働く女性の、店での呼び名。
- げんし‐ばくだん【原子爆弾】
- ウラン235やプルトニウム239などの核分裂エネルギーを利用する爆弾。エネルギーは熱線・衝撃波・放射線・電磁波などの形で放出され、殺傷破壊力として作用する。原爆。atomic bomb
- げんし‐ばんごう【原子番号】
- 周期表中での元素の序列を表す番号。原子核内の陽子の数で表す。atomic number
- げんし‐びじゅつ【原始美術】
- 原始人の美術。一般には先史時代の美術と、現存未開民族の美術とを合わせていう。厳密な意味では前者だけをさし、後者は未開美術ないしは「部族社会の美術」と名づけて区別する。プリミティブ‐アート。primitive art
- げんし‐びょう【原子病】
- 原水爆や放射性物質の放射能による病気。radiation sickness〈比較〉原爆症。
- げんし‐ぶっきょう【原始仏教】
- 釈迦(しゃか)の在世時から、教団が分裂して諸部派が発生するまでの、最初期の仏教教団。また、その教理。根本仏教。初期仏教。
- げんし‐ぶつりがく【原子物理学】
- 原子の性質と構造を研究する物理学の一分野。現在では研究分野が拡大・分化して、原子核物理学・素粒子論・物性論なども含まれる。atomic physics
- げんし‐ほう【原子砲】
- 核砲弾を発射できる火砲。口径155〜203mmの榴弾(りゅうだん)砲で、1〜10キロトンの戦術核を発射する。atomic gun
- げんじ‐ほう【限時法】
- あらかじめ有効期間が定められている法律。時限立法。
- けんし‐ぼうせき【絹糸紡績】
- くず繭・副蚕糸・絹くずなどを原料とし、精練・前紡・紡績仕上げ・合糸・撚糸(ねんし)などの工程を行うこと。絹紡。schappe spining
- げんじ‐ぼたる【源氏蛍】
- 日本で最大のホタル。体長約1.5cm。体は黒色、前胸部が赤い。幼虫は清流にすみ、成虫は6〜7月ごろ発生。本州・四国・九州に分布。
- げんじ‐まめ【源氏豆】
- いり大豆に砂糖をかけて紅白にした菓子。蓬莱(ほうらい)豆。源平豆。
- げんし‐もけい【原子模型】
- 原子の構造を説明するための模型。20世紀はじめ、ラザフォードや長岡(ながおか)半太郎によって、原子核のまわりを電子がまわる構造の模型がいろいろ提案された。現在は、電子軌道を、存在確率を意味する電子雲で表現することもある。atomic model
- げんじものがたり【源氏物語】
- 平安中期の長編物語。五十四帖(ちょう)。紫式部(むらさきしきぶ)作。11世紀初めに成立。帝王4代70年余の人生史を描き、3部に分けられる。主人公光源氏(ひかるげんじ)の愛と栄達(第1部)、はなやかな生活の破綻(はたん)、光源氏と彼をめぐる人々の現世苦界にさまよう姿(第2部)、光源氏死後の物語で、罪の子薫(かおる)を含めた男女の悲劇と彼岸浄土(ひがんじょうど)への志向を語る(第3部)。「橋姫」以降は「宇治(うじ)十帖」という。内外古今の詩歌典籍の教養を駆使した、流麗で密度の高い文体による物語。
- →表(各巻の名称)
- げんじものがたり‐えまき【源氏物語絵巻】
- 『源氏物語』を主題とした絵巻物の代表作。濃彩・引目鉤鼻(ひきめかぎばな)・吹抜屋台(ふきぬきやたい)の画法で描く。
- げんじものがたりたまのおぐし【源氏物語玉の小▼櫛】
- 本居宣長(もとおりのりなが)著の『源氏物語』の注釈書。寛政(かんせい)8年(1796)完成、同11年(1799)刊。9巻。「もののあはれ」論を展開、年立(としだて)を考証、語句を注釈する。
- けん‐しゃ【県社】
- もと、神社の社格の一つ。県から幣帛(へいはく)を奉納された神社。郷社の上、国幣社の下。
- けん‐しゃ【検車】(名・サ変自他)
- 故障がないかどうか車両を調べること。inspection of motor vehicles
- けん‐じゃ【賢者】
- ①かしこい人。賢人。sage〈対義〉愚者。
- ②仏教で、長老。尊者。
- 賢者ひだるし伊達寒し(けんじゃひだるしだてさむし)
- 賢者は清貧のため飢えて腹をすかし、伊達者は、みえを張って薄着をするため寒い思いをする。ふつうと違った行いをする者はつらいめにあうたとえ。また、やせがまんは愚かであるたとえ。
- げん‐しゃ【減車】(名・サ変他)
- 電車や自動車などの車両の数や運転回数をへらすこと。
- けん‐じゃく【剣尺】
- 刀剣や仏像などをはかるものさし。曲尺(かねじゃく)の1尺2寸(約36cm)を8等分したもの。
- けん‐じゃく【間尺】
- 《「ましゃく」は別語》1間ごとにしるしを付けたなわ。間(けん)なわ。
- げん‐しゃく【現尺】
- 原物そのままの寸法。原寸。full size〈対義〉縮尺。
- けん‐しゅ【堅守】(名・サ変他)
- しっかり守ること。〈用例〉陣地を〜する。
- けん‐しゅ【賢主】
- かしこく、すぐれた君主。賢君。
- けん‐じゅ【犬儒】
- ①ギリシアのキニク学派の人。Cynic
- ②世をすねた学者。cynic
- げん‐しゅ【元首】
- 一国を代表する、国家の最高機関または行政府の首長。head of state
- げん‐しゅ【原酒】
- 醸造したまま、他のものを混ぜていない酒類。unblended liquor; pure liquor
- げん‐しゅ【原種】
- ①品種本来の遺伝的特性をもつ種子。種子をとるためのたね。stock seed
- ②動植物の改良品種の原型となる野生種。foundation stock〈対義〉改良種・変種。
- げん‐しゅ【厳守】(名・サ変他)
- きちんと守ること。strict observance〈比較〉墨守。〈用例〉時間〜。
- けん‐しゅう【研修】(名・サ変他)
- ①学芸をみがきおさめること。study; training
- ②職務上必要な知識・技能の向上のために教育すること。in-service training〈用例〉〜制度。
- けん‐しゅう【兼修】(名・サ変他)
- いくつかのことを同時に学ぶこと。兼学。
- けん‐しゅう【献酬】(名・サ変他)
- さかずきのやりとりをすること。
- けん‐じゅう【▼拳銃】
- 片手で射撃ができ、携帯に便利に作られた小型の銃器。軍用・護身用のほか、射撃競技などで使用。ピストル。短銃。pistol〈数え方〉1丁。
- げん‐しゅう【現収】
- 現在の収入。present income
- げん‐しゅう【減収】(名・サ変自)
- 収入・収穫がへること。decrease in income〈対義〉増収。
- げん‐じゅう【現住】
- [一](名・サ変自)現に住んでいること。present address〈対義〉本籍。〈用例〉〜所。
- [二](名)現在の住職。
- げん‐じゅう【厳重】(形動)
- ①きびしいさま。strict〈用例〉〜な警備。
- ②おごそかなさま。
- げんじゅう‐あん【幻住▼庵】
- 滋賀県大津市国分(こくぶ)にあった草庵。松尾芭蕉(まつおばしょう)が元禄(げんろく)3年(1690)に滞在した。門人の曲水の伯父幻住老人の旧居。
- けんしゅう‐い【研修医】
- 大学付属病院または臨床研修指定病院で、診療の知識および技能を実地に修練している医師。医師国家試験合格後、2年間の研修が義務づけられている。
- げん‐じゅうしょ【現住所】
- 現在住んでいる住居のある場所を示す所番地。また、現在住んでいる場所。present address
- げんじゅう‐ち【現住地】
- 現在住んでいる土地。現在の所番地。present address
- げん‐じゅうみん【原住民】
- ①以前からその地域に住んでいる人々。ヨーロッパ系の人々には使用されないことばで、やや侮蔑(ぶべつ)的な意味をもつ。現地人。
- ②台湾で、「先」にはすでに亡くなったという意味が強いため、先住民族が自称として用いることば。〈参照〉先住民族。
- げん‐しゅく【厳粛】(形動)
- おごそかで、心がひきしまるさま。solemn〈用例〉〜な雰囲気。〈派生〉げんしゅくさ(名)
- けん‐しゅつ【検出】(名・サ変他)
- 調べて取り出すこと。detection〈用例〉指紋を〜する。鉄分を〜する。
- けん‐じゅつ【剣術】
- 古武道の一つ。刀剣を武器として用い、敵と闘う武術。弓・槍(やり)・馬術とともに武士の表芸の一つ。柳生新陰(やぎゅうしんかげ)流・北辰(ほくしん)一刀流などの流派がある。剣法。撃剣(げっけん)。
- げん‐しゅつ【現出】(名・サ変自他)
- 現れ出ること。現し出すこと。appear〈用例〉不夜城を〜する。
- げん‐じゅつ【幻術】
- ①人の目をまどわす、ふしぎな術。魔法。magic
- ②手品。magic
- けん‐しゅん【険▼峻・▼嶮▼峻】(名・形動)
- 山のけわしくて高いこと・さま。また、そういう場所。steepness
- けんしゅんもんいんちゅうなごんにっき【建春門院中納言日記】
- 鎌倉(かまくら)初期の日記。1巻。藤原俊成(ふじわらのとしなり)の娘の作。建保(けんぽ)7年(1219)成立。宮廷生活の回想記。『たまきはる』。
- けん‐じょ【賢女】
- かしこい女性。wise woman
- げん‐しょ【原初】
- 物事のいちばんはじめ。できはじめ。origin〈用例〉〜の形態。
- げん‐しょ【原書】
- ①訳した本に対して、原語で書かれた本。original〈対義〉訳書。
- ②外国語で書かれた書物。とくに欧米の書物。洋書。foreign book
- げん‐しょ【厳暑】
- きびしい暑さ。酷暑(こくしょ)。
- けん‐しょう【見性】
- 《仏教語》自己の本性を見きわめること。禅宗ではこれがすなわち悟りであるとする。〈参照〉見性成仏(じょうぶつ)。
- けん‐しょう【肩章】
- 制服の肩に付ける、身分・階級などのしるし。epaulet
- けん‐しょう【▽乾象】
- 天体のようす。占いの立場で考えた天のかたち。
- けん‐しょう【健勝】(名・形動)
- すこやかなこと・さま。健康。壮健。good health
- けん‐しょう【検証】(名・サ変他)
- ①調べて証明すること。verification
- ②命題や仮説の真偽を事実に照らして確かめること。verification
- ③裁判官・捜査機関などが実地・実物にあたって直接調査し、証拠資料を得る手続き。現場検証。
- けん‐しょう【▼腱▼鞘】
- 筋肉が骨につく所にある腱を包む、結合組織の細長い袋。運動のさい、外組織との摩擦を軽減。tendon sheath
- けん‐しょう【憲章】
- ①根本的なおきて。charter〈用例〉児童〜。
- ②憲法の典章。charter
- けん‐しょう【謙称】
- けんそんしたよび方。自分を「小生」、息子を「愚息」、自宅を「拙宅」というなど。
- けん‐しょう【顕正】
- 《仏教語》仏法の正しい道理を明らかにし、示すこと。
- けん‐しょう【顕彰】(名・サ変他)
- 手柄や徳などを明らかにあらわすこと。表彰。manifestation〈用例〉〜会。
- けん‐しょう【懸賞】
- 賞品・賞金をかけていること。prize〈用例〉〜募集。
- けんしょう【顕昭】
- (1130ごろ-1210ごろ)平安末・鎌倉(かまくら)初期の歌人・歌学者。藤原顕輔(あきすけ)の養子。六条家歌学の代表者。注釈『古今集註(ちゅう)』、歌学書『袖中抄(しゅうちゅうしょう)』など。
- けん‐じょう【堅城】
- 守りのかたい城。strong fortress〈用例〉〜をぬく。
- けん‐じょう【献上】(名・サ変他)
- ①貴人や神に物を差し上げること。offer
- ②「→献上博多(はかた)」の略。
- 献上の鴨(けんじょうのかも)
- 《江戸時代、将軍に献上するカモの脚を白紙で包んだことから》着る物は粗末で薄汚れているのに、足や足袋ばかり新しく白くきれいなのをあざけっていう語。
- けん‐じょう【謙譲】(名・形動)
- ①へりくだってゆずること・さま。けんそん。modesty; humility〈用例〉〜の美徳。
- ②文法で、話し手が、自分や自分の側にかかわることを低めることによって、聞き手に敬意を表す言い方。〈参照〉謙譲語。
- 謙譲の美徳(けんじょうのびとく)
- 人を先に立てて、自分は後ろのほうでひかえめにしているという、おくゆかしい行為。the virtue of modesty
- げん‐しょう【現象】
- ①知覚できる事柄やものごと。phenomenon
- ②哲学で、本体が時間・空間的に制約されている感性的世界に現れた姿。本体の自己表出の事実としての姿。phenomenon〈対義〉本質・本体。
- げん‐しょう【減少】(名・サ変自他)
- 減って少なくなること。減らして少なくすること。decrease〈対義〉増加・増大。〈用例〉体重が〜する。
- げんし‐よう【原子容】
- 1グラム原子の元素が固体で占める体積を立方センチメートルで表した値。atomic volume
- げん‐じょう【原状】
- もとのままの状態。original state〈用例〉〜に戻す。
- げん‐じょう【現状】
- 現在のありさま。present situation〈用例〉〜打破。
- げん‐じょう【現場】
- 事件などがおこった、場所。scene; spot〈比較〉げんば。
- げん‐じょう【現成・▽見成】
- 《仏教語》おのずから完全なすがたで現れること。
- げんじょう【玄▼奘】
- (600/602-664)中国、唐代の学僧。四大訳経家の一人。629年西域を経てインドに学び、645年帰国後は訳経に従事。唯識(ゆいしき)学を紹介して法相(ほっそう)宗・倶舎(くしゃ)宗の基礎をつくった。玄奘三蔵・三蔵法師の名で知られた。漢訳に『大般若(はんにゃ)経』『倶舎論』『成唯識(じょうゆいしき)論』など76部1347巻、著書『大唐西域記』がある。
- けんしょう‐えん【▼腱▼鞘炎】
- 足や手を動かす腱をおおっている膜におこる炎症。機械的刺激・細菌などが原因。急性と慢性とがある。tendovaginitis
- げんしょう‐かい【現象界】
- 哲学で、感覚・経験することのできる世界。形而下(けいじか)の世界。phenomenal world
- げんしょう‐がく【現象学】
- フッサールが創唱した哲学的立場ないし方法の一つ。純粋な意識体験による現象・事実を通して、事物の本質的な意味や構造を解明しようとするもの。phenomenology
- げんじょう‐かんしき【現場鑑識】
- 犯罪現場の状況を観察し、捜査上および証拠上価値のある資料を検索採取すること。
- げんしょう‐かんすう【減少関数】
- 独立変数が増加するとき、関数値が減少する関数。decreasing function
- けんじょう‐ご【謙譲語】
- 敬語の一種。話し手が、自分や自分の側にかかわることを低めることによって聞き手に敬意を表す語。「私がいたします」の「いたす」など。謙遜(けんそん)語。〈比較〉尊敬語・丁寧語。
- げんじょう‐こうあん【現成公案】
- 《仏教語》現象界一切のあるがままの姿が、そのまま真実の仏法の表れであるという考え方。とくに禅宗で強調する。
- けんしょう‐じょうぶつ【見性成仏】
- 禅宗の基本的な概念。自分の心をほりさげて自己の本性を見きわめるのが悟りであり、その身はそのまま仏であるというもの。
- げんしょう‐てき【現象的】(形動)
- ①やり方が現象に即しているさま。phenomenal
- ②本質的なものを求めていないさま。superficial
- げんしょう‐てんのう【元正天皇】
- (680-748)第44代天皇(在位(715-724))。草壁(くさかべ)皇子の皇女。母は元明(げんめい)天皇。在位中に『養老律令(ようろうりつりょう)』『日本書紀』が完成。
- けんじょう‐の‐そうじ【賢▽聖▽障子】
- 平安京内裏(だいり)紫宸殿(ししんでん)と北廂(きたびさし)の間にある襖障子(ふすましょうじ)。東西各4間に、中国古代から唐までの聖賢・名臣32人の像を描いたもの。
- けんじょう‐はかた【献上▽博多】
- 博多帯の一種。福岡市の博多で織られる。太い横糸による畝(うね)のある織り目が特徴。名称は江戸時代に黒田侯が将軍家に献上したことに由来。献上。
- げんじょうらく【▽還城楽】
- 舞楽の曲名。唐楽。胡人(こじん)の面をつけ桴(ばち)を持った舞人の一人舞。見蛇楽(げんじゃがく)。
- げんしょう‐ろん【現象論】
- 哲学で、人間の認識の対象は現象に限られるとする認識論上の立場。現象の背後に不可知な本体を認めるカントら、認めないマッハらの見解がある。phenomenalism
- けん‐しょく【兼職】(名・サ変他)
- 他の職務を兼ねること。兼ねた職。to hold an additional position〈対義〉本職。
- げん‐しょく【原色】
- 混合することによって、種々の色をつくり出せる基本となる3色。色料の三原色は青緑・赤紫・黄。3色全部を混ぜると黒灰色になる。色光の三原色は赤・緑・青紫。混ぜると白色になる。primary color
- げん‐しょく【現職】
- 今の職務・職業。present occupation〈対義〉前職。
- げん‐しょく【減食】(名・サ変自)
- 食事の量をへらすこと。diet
- げんしょく‐きょういく【現職教育】
- 労働者や教員の、現在の仕事の技術力量をさらに高めるために行われる教育・研修。
- げんしょく‐ばん【原色版】
- 絵画・カラー写真などの複製物を、凸版方式による多色印刷でつくる技術。また、その複製物。ふつう、原稿から黄・赤・藍(あい)・黒の4つの網版をつくり、重ね刷りをする。原色刷り。full-color letterpress
- げんし‐りょう【原子量】
- 炭素12の質量を12としたときの各原子の相対的質量。水素1の原子量は1.01。atomic weight
- げんし‐りょく【原子力】
- 原子核分裂または原子核融合反応で得られるエネルギー。核エネルギーを動力源として用いる場合の用語。nuclear energy; atomic power
- げんしりょく‐あんぜんいいんかい【原子力安全委員会】
- 日本の原子力行政について、安全と規制に関する諮問を行う機関。昭和53年(1978)に原子力委員会から分離・発足。おもに原子炉設置について、経済産業省などの安全審査結果をさらに審査する。
- げんしりょく‐いいんかい【原子力委員会】
- 日本の原子力の開発利用に関する基本政策の策定、関係行政機関事務の総合調整、予算などの審議・決定を行う国の機関。昭和31年(1956)に設立されたが、同53年(1978)に、安全と規制の部門を担当する原子力安全委員会を分離、新発足。
- げんしりょく‐きほんほう【原子力基本法】
- 原子力の研究・開発およびその平和利用を推進し、エネルギー資源の確保や産業の振興をはかるうえで基本となる法律。昭和30年(1955)公布。
- げんしりょく‐きょうてい【原子力協定】
- 原子力の平和的利用を推進するため、日本とアメリカ・イギリスなど諸外国との間に締結された条約の総称。Atomic Energy Agreements
- げんしりょく‐くうぼ【原子力空母】
- 原子力推進装置を備えた航空母艦。1961年アメリカが建造したエンタープライズが最初。現在のニミッツ級空母は、13年間燃料補給を必要としない。nuclear-powered aircraft carrier
- げんしりょく‐こうがく【原子力工学】
- 原子力の開発・利用に関する工学。原子炉・核燃料などに関して、機械・電気・化学など多方面の工学技術が総合的に利用される。nuclear engineering
- げんしりょく‐さんぎょう【原子力産業】
- ①核燃料の加工や、原子力関連機器・資材などの生産を行う産業。atomic industry
- ②原子力を利用する産業。atomic industry
- げんしりょく‐さんげんそく【原子力三原則】
- 日本の原子力開発の基本方針。原子力基本法に盛り込まれた「研究の民主的運営」「日本国民による自主的運営」「情報の完全公開」をさす。
- げんしりょく‐せん【原子力船】
- 原子炉で発生する熱で推進機関を運転する船。推進機関として蒸気タービンを用い、高速力・長い航続距離をもつなどの利点がある。nuclear-powered ship
- げんしりょく‐せんすいかん【原子力潜水艦】
- 原子力推進装置を備えた潜水艦。燃料補給なしの長期潜航と潜航時の高速航走が可能。ミサイル・魚雷を装備し、発見が困難。戦略核兵器として重要。原潜。nuclear-powered submarine
- げんしりょく‐でんち【原子力電池】
- 放射性元素の放射線エネルギーを半導体などで電気エネルギーに変える装置。半減期の長い放射性物質を用い、出力は小さいが長時間持続し安定。atomic battery
- げんしりょく‐ねんりょう【原子力燃料】
- 原子力発電のための原子炉の燃料。天然ウラン・濃縮ウランなど。nuclear fuel
- げんしりょく‐はつでん【原子力発電】
- 核エネルギーを利用する発電。核分裂により発生する熱で高温高圧の蒸気をつくり、発電用タービンをまわす。原発。nuclear power generation
- げんしりょく‐はつでんしょ【原子力発電所】
- 原子力発電を行うところ。原発。nuclear power plant
- げんしりょく‐ほう【原子力法】
- 原子力の平和利用についての研究・開発のために制定された法令の総称。Atomic Energy Act
- げんしりょく‐ほけん【原子力保険】
- 原子力災害による損害を補う保険。原子力賠償責任保険など。nuclear energy insurance
- げんしりょく‐ロケット【原子力ロケット】
- 原子炉を搭載し、原子炉の反応熱を利用して高温・高圧のガスをつくり、噴射して、その反動で進むロケット。nuclear energy rocket