- けん‐べい【遣米】(名・サ変他)
- 米国に人を派遣すること。dispatch to America〈用例〉〜使節。
- けん‐ぺい【兼併】(名・サ変他)
- 合わせて1つにすること。とくに、他国の領土を合併すること。
- けん‐ぺい【権柄】
- ①政治上の権勢。political power
- ②権力で人をおさえつけること。authoritarianism
- 権柄晴れて(けんぺいはれて)
- 天下晴れて。公然と。
- けん‐ぺい【憲兵】
- 陸軍大臣の管轄下で軍事警察を担当した旧日本陸軍の一兵科。また、その軍人。内務・司法大臣の指揮によって行政・司法警察も担当した。
- げん‐ぺい【源平】
- ①源氏と平氏。〈用例〉〜の古戦場。
- ②《源氏の白旗と平氏の赤旗から》白と赤。
- ③競争する2つの組。敵と味方。
- げんぺい‐くさぎ【源平臭木】
- クマツヅラ科の常緑のつる性低木。萼(がく)は白色五角形で、その内側に紅色の筒状花冠があり、この紅白の対照を源平に見立てた。西アフリカ原産。
- げんぺい‐じだい【源平時代】
- 平安末期、源氏と平氏が覇(は)を争った時代。11世紀末の源義家(みなもとのよしいえ)・平正盛(たいらのまさもり)の台頭から、保元(ほうげん)・平治(へいじ)の乱を経て、12世紀末までの約1世紀。
- げんぺいじょうすいき【源平盛衰記】
- 鎌倉(かまくら)後期の軍記物語。48巻。作者・成立年代未詳。『平家物語』の一異本とみられ、源平興亡の歴史を説話・解説的記事を加え、より詳細に描く。読物的色彩が強い。げんぺいせいすいき。
- けんぺい‐ずく【権柄▽尽く】(形動)
- 権力にまかせてものを言ったり、事を行ったりするさま。oppressive
- げん‐ぺい‐とう‐きつ【源平▼藤▼橘】
- ①平安時代の貴族の代表的な家柄。みなもと・たいら・ふじわら・たちばなの4姓。
- ②いろいろな人々。
- けんぺい‐りつ【建▼蔽率】
- 敷地面積に対する建築面積の割合。建築面積率。
- ケンペル【Engelbert Kaempher】
- (1651-1716)ドイツの医学者・博物学者。元禄(げんろく)3年(1690)から約2年間、長崎出島のオランダ館医師として勤務。見聞録『日本誌』(抄訳名『江戸参府紀行』)を著す。
- けん‐べん【検便】(名・サ変自)
- 寄生虫や病菌・出血・脂肪の有無を調べ、消化管異常を診断するため、大便を検査すること。糞便(ふんべん)検査。examine the feces
- けん‐ぼ【賢母】
- かしこい母。wise mother〈用例〉良妻〜。
- けん‐ぽ【兼補】(名・サ変他)
- 本職のほかに、他の職に任じられること。
- けんぽ【建保】
- 鎌倉(かまくら)初期の年号。建暦(けんりゃく)から改元。元年(1213)12月6日〜7年(1219)4月12日。次に、承久(じょうきゅう)に改元。けんぽう。
- げん‐ぼ【原簿】
- ①もとになる帳簿。original register
- ②勘定科目ごとの帳面。元帳。ledger
- けん‐ぼう【健忘】
- 《「健」は、よく・はなはだしくの意》よく物忘れすること。forgetfulness
- けん‐ぼう【権謀】
- 時機にかなったはかりごと。臨機応変の謀略。expedient reaction
- けん‐ぽう【剣法】
- 剣術や剣道で、その人の剣をあつかう上での特徴。剣道。剣術。swordsmanship
- けん‐ぽう【▼拳法】
- 徒手で拳(こぶし)による突き・打ち・足の蹴(け)りなどを主とする武術。中国の少林寺(しょうりんじ)拳法・太極(たいきょく)拳法などが有名。
- けん‐ぽう【憲法】
- ①のり。おきて。基本のきまり。rule
- ②国家存立の基本的条件・原則を定めた基礎法。国家の統治構造と法秩序の根本を定め、全法体系の最高位にある。文書化の有無により、成文憲法と不文憲法に分類される。日本国憲法は昭和21年(1946)の公布。constitution
- げんぼう【玄ぼう】
- (?-746)奈良時代の僧。霊亀(れいき)2年(716)入唐(にっとう)して法相(ほっそう)宗学を学び、帰国後僧正となった。政治に参与して藤原広嗣(ふじわらのひろつぐ)の乱を誘発、筑紫(つくし)に流されて死去。
- げん‐ぽう【減封】
- 江戸時代、封地を減らすこと。おもに諸大名が封ぜられた土地・領地を減らされること。
- げん‐ぽう【減俸】(名・サ変自)
- 官公庁・企業などにおける懲戒処分の一つ。一定期間、俸給額を減らすこと。salary reduction〈比較〉減給。〈対義〉増俸。
- けんぽう‐いはん【憲法違反】
- 憲法に違反すること。とくに法律・命令・詔勅(しょうちょく)などの内容、または国務大臣の行為が憲法の規定に違反すること。違憲。unconstitutionality
- けんぽう‐かいせい【憲法改正】
- 憲法の条項を、その憲法が定める手続きに基づいて変更すること。constitutional revision
- けんぽう‐きねんび【憲法記念日】
- 国民の祝日の一つ。5月3日。現行の憲法の施行を記念して定められた。
- げんぽう‐こんしょく【減法混色】
- 絵の具・印刷インキなどの色材を重ね合わせて他の色を作る方法。印刷などで用いられる。重ねるほど明るさは減り、必ずもとの色より暗くなる。マゼンタ(赤紫)・イエロー(黄)・シアン(緑がかった青)が基本三原色。subtractive mixture of colors
- けんぽう‐さいばん【憲法裁判】
- 憲法の解釈・適用に関する疑義または争議を、審査し解決する裁判。
- けんぼう‐し【絹紡糸】
- 屑繭(くずまゆ)を原料とした絹繊維の紡績糸。銘仙(めいせん)などの下級絹織物用だったが、現在は輸出向けの富士絹用。spun silk yarn
- けんぽう‐じゅうしちじょう【憲法十七条】
- 日本最初の成文法。推古(すいこ)12年(604)聖徳太子(しょうとくたいし)が17か条を制定。儒教(じゅきょう)を中心に、仏教や法家の思想を加え、天皇を中心とする官吏の政治的心得を説いた。十七条憲法。
- けんぼう‐じゅっすう【権謀術数】
- たくみに人をだます計略・たくらみ。権数。Machiavellism〈用例〉〜をめぐらす。
- けんぼう‐しょう【健忘症】
- ①記憶障害の一つ。一定期間の追想の欠損。見聞したことをまったく思い出せない、ところどころ思い出す、ある時からの過去を追想できないなどの症状がある。amnesia
- ②忘れっぽいこと。forgetfulness
- けんぽう‐の‐さんげんそく【憲法の三原則】
- 近代憲法の重要原則。国民の政治参加の原則(国民主権の原則)、権力分立の原則(三権分立の原則)、基本的人権の尊重、の3つをいう。
- けん‐ぼく【県木】
- 各都道府県を代表する郷土の木。住民の投票により、昭和40年(1965)に選定。
- →表(県木)
- けん‐ぽく【▼硯北・研北】
- 《机を南向きにすると、人はすずりの北にすわることから》手紙の脇付(わきづけ)に用いる語。机下。
- げんぼくとちょうえい【玄朴と長英】
- 真山青果(まやませいか)の戯曲。大正13年(1924)初演。高野(たかの)長英と旧友伊東(いとう)玄朴との葛藤(かっとう)を描く。
- けんぽ‐なし【▽玄▼圃▼梨】
- クロウメモドキ科の落葉高木。高さ15m内外。葉は互生し広卵形。夏に、淡緑色の五弁花を密集。果実は秋に黒紫色に熟し食用。材は建築・器具用。
- けん‐ぽん【献本】(名・サ変自他)
- 書籍を進呈すること。また、その書籍。complimentary copy
- けん‐ぽん【絹本】
- 日本画用に織られた絹地(絵絹(えぎぬ))に描いた絵画。〈対義〉紙本。
- げん‐ぽん【原本】
- ①もと。根本。origin
- ②翻訳や復刻、引用などのもとになる書物や資料。原典。原書。
- ③作成者が一定の事項を表示するため、確定的なものとして最初に作成された文書。謄本や抄本のもとになる。original
- けんぽん‐ほっけしゅう【顕本法華宗】
- 『法華経(ほけきょう)』中、「湧出品(ゆじゅつほん)」「寿量品(じゅりょうほん)」をもっとも重んじる日蓮(にちれん)宗の一派。開祖は日什(にちじゅう)。京都の妙満寺を本山とする。
- けん‐ま【研摩・研磨】(名・サ変他)
- ①とぎみがくこと。polish〈用例〉レンズを〜する。
- ②深く研究すること。
- げん‐ま【減摩・減磨】(名・サ変自他)
- ①(自)すりへること。abrasion
- ②(他)まさつを少なくすること。lubrication〈用例〉〜油。
- げん‐まい【玄米】
- もみがらを除いただけで、精白してない米。消化はあまりよくないが、ビタミン類・繊維質が多い。くろごめ。brown rice〈対義〉白米。
- げんまい‐しょく【玄米食】
- ①玄米を炊いた御飯。cooked brown rice
- ②玄米を主食とすること。brown rice diet
- げんまい‐ちゃ【玄米茶】
- 番茶に、焙(ほう)じた玄米を混ぜたもの。茶と玄米の香ばしい特有の香りがある。
- げんまい‐パン【玄米パン】
- 大正時代に始まる日本独特の雑穀入りパン。玄米粉に小麦粉・砂糖・イーストなどを加え、蒸すか低温で焼く。whole-rice bread
- けん‐まく【剣幕・見幕・権幕】
- ①怒った、荒々しい顔つき。fierce look〈用例〉すごい〜だ。
- ②はげしい態度。threatening attitude
- げんま‐ごうきん【減摩合金】
- 軸受け合金。鉛に5〜20%の錫(すず)、10〜20%のアンチモンを加えたもの。バビットメタルの代用として発達。中程度の荷重や回転速度に使用。anti-friction metal
- けんま‐ざい【研摩材】
- 研摩に用いる硬度の高い鉱物の粒子や粉末の材料。ダイヤモンド・コランダム・金剛砂・石榴(ざくろ)石・炭化珪素(たんかけいそ)(カーボランダム)など。abrasives
- けんま‐し【研摩紙】
- 紙に金剛砂・カーボランダムなどの砥粒(とりゅう)を接着したもの。木材や金属をみがくのに用いる。紙やすり。サンドペーパー。abrasive paper
- げんまつ‐の‐したいか【元末の四大家】
- 中国、元代末期に南宗画(なんしゅうが)様式の基礎を確立した4人の画家。黄公望(こうこうぼう)・王蒙(おうもう)・倪さん(げいさん)・呉鎮(ごちん)をさす。
- けんま‐ふ【研摩布】
- 金剛砂・カーボランダムなどを接着した布。布やすり。abrasive cloth
- げん‐まん【▼拳万】
- 絶対に約束を破らないしるしとして、相手の小指と自分の小指をからめて振る動作。ゆびきり。
- けん‐み【検見】
- ①鎌倉(かまくら)・室町時代、検査・検閲のため臨時にもうけられた役職。検見役。
- ②→けみ(検見)
- けん‐みじんこ【剣▽微▼塵子】
- 湖や池沼にすむキクロプス科キクロプス属の甲殻類の総称。体長1〜2mm。長楕円(だえん)形。条虫類の第一中間宿主。魚類の天然飼料。世界的に広く分布する種が多い。
- けん‐みつ【顕密】
- ①明らかなことと、かくれていること。
- ②《仏教語》顕教と密教。
- げん‐みつ【厳密】(形動)
- 厳重で細かなさま。strict〈用例〉〜に調べる。〈派生〉げんみつさ(名)
- けん‐みゃく【見脈】
- 脈の打ち方や脈搏(みゃくはく)数を調べて診断すること。
- げん‐みょう【玄妙】(名・形動)
- 奥深くて霊妙なこと・さま。abstruseness〈派生〉げんみょうさ(名)
- けんみん‐し【遣▽明使】
- 室町初期以降、幕府が明に派遣した使節。応永(おうえい)8年(1401)3代将軍足利義満(あしかがよしみつ)が僧祖阿(そあ)を正使、博多(はかた)の商人肥富(こいとみ・こいずみ)を副使としたのに始まり、以後、たびたび派遣。形式的には将軍の使節であったが、実質的には大名・寺社による貿易商人。
- けんみん‐ぜい【県民税】
- 地方税の一つ。県内に住所・事務所・事業所・家屋敷・寮などを有する個人・法人に対して県が課する税。
- けんみん‐せん【遣▽明船】
- 室町初期以降、遣明使の渡海に使われた船。応永(おうえい)11年(1404)からは明から送付された勘合符(かんごうふ)を携行。勘合船。
- けん‐む【兼務】(名・サ変他)
- 本務のほかに他の職務をも兼ねること。また、その職務。兼職。additional post〈比較〉兼業。
- けんむ【建武】
- ①日本の南北朝で、南朝の年号。元弘(げんこう)から改元。元年(1334)1月29日〜3年(1336)2月29日。次に、延元(えんげん)に改元。
- ②日本の南北朝で、北朝の年号。元弘から改元。元年(1334)1月29日〜5年(1338)8月28日。次に、暦応(りゃくおう)に改元。
- けんむ‐しきもく【建武式目】
- 室町幕府の基本法令集。建武3年(1336)足利尊氏(あしかがたかうじ)が制定。17か条からなる。
- けんむねんちゅうぎょうじ【建武年中行事】
- 1〜12月の朝廷の故事・行事などを和文で書き記した有職故実(ゆうそくこじつ)書。3巻。後醍醐(ごだいご)天皇著。
- けんむ‐の‐ちゅうこう【建武の中興】
- 鎌倉(かまくら)幕府の滅亡後、後醍醐(ごだいご)天皇が行った天皇親政の復活。公武合体を図ったが、2年半で挫折(ざせつ)。建武新政。
- けん‐めい【件名】
- ①一定の基準で分類した一つ一つの項目の名。term
- ②図書館で、本の内容にしたがって分類した、それぞれの項目。subject〈用例〉〜目録。
- けん‐めい【賢明】(名・形動)
- 利口で道理に明るいこと・さま。wise〈用例〉〜な処置。〈派生〉けんめいさ(名)
- けん‐めい【懸命】(形動)
- ①いのちがけであるさま。〈用例〉一所〜。
- ②力のかぎりを尽くすさま。一心に努力するさま。eager〈用例〉〜な努力が実を結ぶ。〈派生〉けんめいさ(名)
- 懸命の地(けんめいのち)
- それによって命をつなぐ領地。
- げん‐めい【言明】(名・サ変自他)
- はっきりと言いきること。断言。declaration〈比較〉声明。〈用例〉〜を避ける。
- げん‐めい【原名】
- もとの名。original name〈用例〉翻訳小説の〜。
- げん‐めい【厳命】(名・サ変他)
- きびしく命令すること。きびしい命令。厳令。strict order〈用例〉〜を下す。
- げん‐めい【厳明】(名・形動)
- 厳正で公明なこと・さま。おごそかで明らかなこと・さま。
- げんめい‐てんのう【元明天皇】
- (661-721)第43代天皇(在位(707-715))。天智(てんじ)天皇第4皇女。草壁皇子の妃(きさき)。文武(もんむ)・元正(げんしょう)天皇の母。平城京遷都、和同(わどう)開珎(かいちん・かいほう)の鋳造、『古事記』『風土記』の編纂(へんさん)などを行わせた。
- けんめい‐もくろく【件名目録】
- 主題から図書をさがすために編成された図書館目録の一種。subject catalog〈対義〉著者名目録・書名目録。
- げん‐めつ【幻滅】(名・サ変自)
- 幻想からさめて現実にもどること。disillusion
- 幻滅の悲哀(げんめつのひあい)
- 幻想が破れて、冷たい現実に返った悲しみ。
- けん‐めん【券面】
- ①証券の、金額が書いてある表面。face of a bill
- ②《「券面額」の略》券面に記載された金額。face value
- げん‐めん【原綿】
- 紡績糸・製綿の原料となる綿・綿花。raw cotton
- げん‐めん【減免】(名・サ変他)
- 軽減と免除。reduction or exemption〈用例〉税金の〜を申請する。
- げん‐もう【原毛】
- 毛糸の原料にする、羊毛などの動物の毛。raw wool
- げん‐もう【減耗】(名・サ変自他)
- 《「げんこう」の慣用読み》へること。へらすこと。
- けんもち‐いさむ【剣持勇】
- (1912-71)インテリアデザイナー。東京生まれ。日本的な材質感を生かしたモダニズムを確立。
- けん‐もつ【献物】
- 神仏などに献上するもの。offering〈用例〉〜帳。
- けん‐も‐ほろろ(形動)
- とりつくしまもない冷淡なさま。flatly〈用例〉〜に断られる。
- けん‐もん【検問】(名・サ変他)
- 問いただして調べること。check
- けん‐もん【権門】
- 官位が高く、権力のある家柄。powerful family〈用例〉〜勢家。
- げん‐もん【▼舷門】
- 船舶の舷側に設けられた人の乗降用、荷役用の出入り口。gangway
- けんもん‐かくち【見聞覚知】
- 《仏教語》見たり、聞いたり、感じたりする六識(ろくしき)のはたらき。
- けんもん‐しょ【検問所】
- 交通上重要な地点などに設置して、通行人やその所持品などを点検するための施設。checkpoint
- げん‐や【原野】
- 自然のままの広い野原。wilderness
- けん‐やく【倹約】(名・サ変他)
- ①むだに使わないこと。economize
- ②費用をきりつめること。節約。thrifty〈用例〉〜家。
- けんやく‐れい【倹約令】
- 江戸中期以降、幕府や藩が倹約を命じた諸法令。奢侈(しゃし)を禁止し、財政緊縮を図った。
- げん‐ゆ【原油】
- 天然に産出したままの可燃性油状液体。暗褐色ないし黒緑色で多少の蛍光を示す。比重により軽質・中質・重質・特重質に分類。各種の石油製品の原料。crude oil〈対義〉精油。
- けん‐ゆう【兼有】(名・サ変他)
- 2つ以上のものをあわせもつこと。併有。
- げん‐ゆう【現有】(名・サ変他)
- 現在持っていること。existing〈用例〉〜勢力。
- けんゆう‐しゃ【▼硯友社】
- 文学結社。明治18年(1885)尾崎紅葉(おざきこうよう)を中心に山田美妙(びみょう)・石橋思案(しあん)らが結成。やがて巌谷小波(いわやさざなみ)・広津柳浪(ひろつりゅうろう)・泉鏡花(いずみきょうか)・小栗風葉(おぐりふうよう)・徳田秋声(とくだしゅうせい)らが加わる。雑誌『我楽多(がらくた)文庫』発刊。風俗的な写実小説を多く生み、明治中期の文壇に一時期を画した。
- けん‐よ【権▼輿】
- 《「権」ははかりのおもり、「輿」は車の物を乗せる部分。むかし中国で、はかりは権から、車は輿の部分から作り始めたことから》始まり。おこり。発端。
- けん‐よう【犬羊】
- ①イヌとヒツジ。
- ②《転じて》イヌやヒツジのようにいやしいもののたとえ。賊徒をののしっていう。
- けん‐よう【兼用】(名・サ変他)
- 2つ以上の用に使うこと。used also for...〈対義〉専用。〈用例〉晴雨〜。
- けん‐よう【険要】(名・形動)
- 地勢がけわしく、敵を防ぐのによいこと・場所・さま。〈用例〉〜の地。
- けん‐よう【顕要】(名・形動)
- 高くてたいせつなこと・地位・さま。また、その地位の人。
- けん‐よう【顕揚】(名・サ変他)
- 世間に名誉などを現すこと。〈用例〉校風の〜。
- けん‐よう【建窯】
- 中国福建省建陽県水吉鎮にあった陶窯(とうよう)。宋(そう)代に黒釉(こくゆう)のかかった建盞(けんさん)とよばれる茶碗(ちゃわん)だけを生産。日本には鎌倉(かまくら)・室町時代の留学僧が請来(しょうらい)、天目(てんもく)茶碗とよばれ、愛好された。曜変(ようへん)天目・油滴天目・禾目(のぎめ)天目などが有名。
- げん‐よう【幻▼妖】
- ①→ばけもの。monster
- ②魔法。妖術(ようじゅつ)。magic
- げんよう‐しゃ【玄洋社】
- 明治時代の超国家主義団体。明治14年(1881)旧福岡藩士の頭山満(とうやまみつる)らが設立し国会開設運動に参加。しだいに右翼化し、軍と結び、また政界の黒幕的存在として活動。昭和21年(1946)解散。
- けんよう‐しゅ【兼用種】
- 家畜の品種のうち2つ以上の用途をかねるものの総称。ニワトリの卵肉兼白色レグホーンなど。dual purpose breed
- けん‐よく【謙抑】(名・形動・サ変自)
- へりくだって自分をおさえること・さま。
- けん‐らん【検卵】(名・サ変自)
- 卵の人工孵化(ふか)の過程で、透過光線により胚(はい)の発育状態を透視し、未受精卵や発育中止卵を取り除くこと。また、その作業。egg testing
- けん‐らん【▼絢▼爛】(形動トタル)
- ①きらびやかに美しいさま。gorgeous〈用例〉〜豪華。
- ②文章・詩歌などの辞句の美しいさま。ornate〈派生〉けんらんさ(名)
- *けん‐り【権利】
- ①他人に対して当然主張しうる自分の利益。また、それを主張できる資格や力。right
- ②法によって保護される利益。また、それを主張できる資格や力。right〈対義〉義務。
- げん‐り【原理】
- ①根本の法則。principle〈比較〉原則。
- ②道徳的意味で、実践上の基本的規定や、理論上いろいろの現象を説明する基本的法則。本来の理論。principle
- ③普遍的法則。principle
- けんり‐おち【権利落ち】
- 会社が株主に新株引受権を与えて増資を行う場合、その割当期日を過ぎてからの株主には新株引受権が消滅すること。ex-rights〈対義〉権利付き。
- けんり‐かぶ【権利株】
- 株式を引き受けた人が、会社の設立登記または新株発行の効力が発生する以前にもつ地位。potential shares
- けんり‐きん【権利金】
- 土地・建物・施設などの利用権取得の対価として支払われる金銭。賃貸借契約を結ぶとき、賃借人から賃貸人に支払われるが、敷金と異なり契約終了後も返還されない。foregift
- けんり‐しち【権利質】
- 動産・不動産以外の財産権を目的とする質権。
- けんり‐しょう【権利証】
- 登記済証の通称。登記所が交付する、不動産登記が完了したことの証明書。certificate of title
- けんり‐しょうてん【権利章典】
- ①1689年、名誉革命直後のイギリス仮議会が、ウィリアム3世と妃メアリーの共同統治の条件として承認させた「権利宣言」を、法律として制定したもの。議会・議員・市民の権利を確認。立憲政治の基礎を確立したものとして重要。Bill of Rights
- ②1791年、アメリカ合衆国憲法に追加された修正条項の通称。また、その原型となった独立13州の最初の州憲法の人権保障条項。Bill of Rights
- けんり‐せいがん【権利請願】
- 1628年、イギリス議会がチャールズ1世の専制に抗して提出した請願書。国債の強制、恣意(しい)的な課税、不当な逮捕・監禁、軍事裁判の濫用など11か条の禁止条項を要求。マグナカルタ、権利章典とともにイギリス憲政史上の重要文書。Petition of Right
- けん‐りつ【県立】
- 県がつくり、管理していること・もの。prefectural〈対義〉国立・市立。〈用例〉〜美術館。
- けんり‐つき【権利付き】
- 新株引受権が付くこと。または、その権利が付いている状態。cum rights〈対義〉権利落ち。
- けんりつ‐にいがたじょしたんきだいがく【県立新潟女子短期大学】
- 公立女子短期大学。昭和38年(1963)創立。所在地は新潟市海老ケ瀬(えびがせ)。
- げんり‐てき【原理的】(形動)
- ①法則として物事の基本をなすさま。fundamental
- ②細部は別として根本的に、または実際は別として理論上で、の意。theoretical〈用例〉実際上は別として〜に正しい。
- けんり‐のうりょく【権利能力】
- 法律で、権利・義務をもつことができる地位や資格。人格ということもあり、自然人と法人だけに認められる。capacity of enjoyment of rights
- けんりのうりょくなき‐しゃだん【権利能力なき社団】
- 実質的に法人と同様の組織をもちながら、法律上は権利能力を認められていない社団。設立準備中の会社はこれにあたる。
- けんり‐の‐らんよう【権利の濫用】
- 形の上では権利の行使のように見えるが、具体的・実質的に見ると権利の社会性に反し、法律上、権利の行使と認められないもの。abuse of rights
- けんり‐もんだい【権利問題】
- 《quid juris(ラテン)の訳語》哲学で、認識が客観的なものとして普遍的に妥当する根拠を問うこと。カントが法律用語を準用したもの。〈対義〉事実問題。
- けんりゃく【建▽暦】
- 鎌倉(かまくら)初期の年号。承元(じょうげん)から改元。元年(1211)3月9日〜3年(1213)12月6日。次に、建保(けんぽ)に改元。
- げんりゃく【元▽暦】
- 平安末期の年号。寿永(じゅえい)から改元。元年(1184)4月16日〜2年(1185)8月14日。次に、文治(ぶんじ)に改元。鎌倉(かまくら)幕府は元暦を用いず、寿永を用い続けた。
- けん‐りゅう【剣竜】
- 背中に骨板やとげをそなえた植物食恐竜。ジュラ紀後期の北アメリカにいたステゴサウルスが代表的。
- げん‐りゅう【源流】
- ①みなもとと、そこからの流れ。source
- ②物事の始まり。beginning
- ③起源。origin
- けんりゅう‐けい【検流計】
- 微小の電流や電圧を検出する電気計器。直流用と交流用とがある。ガルバノメーター。galvanometer
- けんりゅう‐てい【▽乾隆帝】
- (1711-99)中国、清(しん)朝第六代皇帝(在位(1735-95))。廟号(びょうごう)は高宗。康熙(こうき)・雍正(ようせい)帝の隆盛期を継ぎ、さかんに外征を行って広大な領土を得た。学芸を奨励し『大清一統志』『四庫全書』などを編纂(へんさん)させる一方、「文字(もんじ)の獄(ごく)」を起こし、反清思想を弾圧。