ごうこ‐え【江湖会】
禅の修行者が行う夏安居(げあんご)
こうこ‐がく【考古学】
遺跡・遺物の調査・研究によって、人類の歴史を解明する学問。archaeology
こうこがふ【考古画譜】
大和絵中心の古画作品目録。全12巻。江戸末期の国学者黒川春村(はるむら)の遺著による。仏画・絵巻物研究などの基本的資料。
こう‐こきゅう【光呼吸】
→ひかりこきゅう(光呼吸)
こう‐こく【公告】(名・サ変他)
①ひろく世間に知らせること。publication
②国や公共団体が、ある事項を官報や新聞などでひろく一般の人に知らせること。publication〈比較〉公示・公布・告示。
こう‐こく【広告】(名・サ変他)
①ひろく世間に知らせること。notice〈用例〉死亡〜。
②企業や団体などが、あつかう商品・サービスまたは理念・信条などをひろく世間に知らせ、自分にとって望ましい状態に人々を誘導するために行う情報活動。また、その文書や放送。advertisement〈用例〉新製品の〜。
こう‐こく【公国】
公の称号をもつ者が統治するヨーロッパの小国。リヒテンシュタイン・モナコなど。dukedom; duchy
こう‐こく【抗告】(名・サ変自)
①上訴の方法の一つ。下級裁判所の決定について、上級審に不服申し立てをすること。民事訴訟では命令についても認められる。appeal
②行政官庁の命令・処分について、上級機関に不服申し立てをすること。appeal
こう‐こく【皇国】
天皇が統治する国。日本国の旧称。皇御国(すめらみくに)
こう‐こく【興国】
①国の勢いをさかんにすること。勢いのさかんな国。prosperous country〈対義〉亡国。
②日本の南北朝時代の南朝の年号。延元(えんげん)から改元。元年(1340)4月28日〜7年(1346)12月8日。次に、正平(しょうへい)に改元。
こう‐こく【鵠】
《「鴻」はおおとり、「鵠」はくぐい》
①大きな鳥。
→大人物。〈用例〉〜の志。
燕雀安んぞ鴻鵠の志を知らん(や)(えんじゃく、いずくんぞこうこくのこころざしをしらん(や))
→えんじゃく(燕雀)
こう‐こくきょう【高克恭】
(1248-1310)中国、元代の文人画家。字(あざな)は彦敬(げんけい)、号は房山。趙孟ふ(ちょうもうふ)とともに元代文人画家の先駆者。山水は米ふつ(べいふつ)・董源(とうげん)を学び、墨竹でも有名。
こうこく‐しかん【皇国史観】
日本の歴史を天皇中心の国家主義的な観点からみる立場。昭和初期から戦時下に指導的イデオロギーを形成。
こうこく‐しゃしん【広告写真】
商品やサービスに対する欲求を喚起し、需要を促進するために使われる写真。commercial photo
こうこく‐だいりてん【広告代理店】
広告主の委託によって広告活動を代行する会社。市場調査・企画立案・媒体選択・広告制作などを行う。現在では広告会社とよぶほうが一般的。advertising agency
こうこく‐ばいたい【広告媒体】
広告を伝達する手段の総称。新聞・雑誌、ラジオ・テレビやポスター・ネオンなど。advertising media
こうご‐けいさん【交互計算】
互いに継続して取引を行う者の間で、一定期間内の債権と債務を相殺し、その差額だけを支払う契約。account current
こうご‐じゆうし【口語自由詩】
近代詩の表現様式。ことばを文語から、詩形を定型から解放し、現実に迫ろうとした口語による自由詩。明治末の川路柳虹(かわじりゅうこう)らが先駆。大正期に高村光太郎(たかむらこうたろう)・萩原朔太郎(はぎわらさくたろう)らによって完成された。口語詩。
こうご‐じんもん【交互尋問】
証人尋問の方式の一つ。訴訟の当事者が交互に証人を直接尋問し、裁判官はあくまで補充的に尋問する。cross examination
こうご‐たい【口語体】
口語で書かれた文章の様式。〈対義〉文語体。〈参照〉口語文。
こう‐こつ【甲骨】
カメの甲と、けものの骨。
こう‐こつ【硬骨】
①脊椎(せきつい)動物で、カルシウムの沈着により硬化した骨。円口類・軟骨魚類の骨格は軟骨からなるので、それ以外の脊椎動物に発達する。結合組織の一種。〈対義〉軟骨。
②正義を重んじ、意志・主張をまげないこと。firm; uncompromising〈用例〉〜の士。
こう‐こつ【惚】(形動トタル)
①いい気持ちで、うっとりするさま。rapture〈用例〉〜として見とれる。
②頭がはっきりしないさま。ぼんやりしたさま。とくに、年をとってぼけたさま。〈用例〉〜老人。
③《仏教語》座禅や念仏による幻覚などの意識の変性状態。禅宗では魔境といい、克服の対象とされる。
恍惚の人(こうこつのひと)
《有吉佐和子(ありよしさわこ)の小説の題名から》老いて、もうろくした人。〈用例〉まだ70歳なのに〜になった。
こうこつ‐かん【硬骨漢】
意志が強く、人に屈せぬ男。man of firm character
こうこつ‐きょう【惚境】
うっとりしている心の状態。エクスタシー。ecstasy
こうこつ‐ぎょるい【硬骨魚類】
脊椎(せきつい)動物門の一綱。頭甲類・翼甲類・軟骨魚類以外の魚。内骨格は骨化が進み、体はうろこでおおわれる。えらぶたがあり、口は吻端(ふんたん)に近く、外鼻孔は背面に開き、うきぶくろがある。teleost
こうこつ‐ぶん【甲骨文】
→甲骨文字」の略。
こうこつ‐もじ【甲骨文字】
亀甲(きっこう)や獣骨に刻まれた中国殷(いん)代の文字。亀甲や獣骨に火を当てて生じたひびによって占った結果を、占い師が刻したもの。河南(かなん)省安陽県の殷墟(いんきょ)から多数出土。清(しん)末の羅振玉(らしんぎょく)、王国維(おうこくい)などにより解読。中国古代史研究の重要資料。甲骨文。殷墟(いんきょ)文字。
こうご‐ねんじゃく【庚午年籍】
天智(てんじ)9年(670)庚午の年につくられた戸籍。初めて全国的に整備され、氏姓の原簿として永く保存された。
こうご‐のうみんせんそう【甲午農民戦争】
朝鮮、李朝(りちょう)末期の農民の一大蜂起(ほうき)。1894年甲午の年、政府の相続く失政に東学党の幹部を指導者に農民が決起、全羅道(ぜんらどう)の道都全州を占拠した。鎮圧のため日清(にっしん)両国が出兵し、日清戦争の誘因となった。東学党の乱。
こうご‐ぶん【口語文】
「話しことば」を主調として書かれた文章。現代文では、常体(だ・である体)と敬体(です・ます体)とに分けられる。colloquial sentence〈対義〉文語文。
こうご‐ぶんぽう【口語文法】
現代の日本語の文法。狭義には「話しことば」の文法をいう。口語法。colloquial grammar〈対義〉文語文法。
こうご‐やく【口語訳】
古文などを口語に直すこと。また、直した文。現代語訳。口訳。colloquial translation
こう‐こん【後昆】
〈文語的〉
→子孫。また、→後世
こう‐こん【後根】
脊髄(せきずい)からのびる末梢(まっしょう)神経で、脊髄の後側面から出た知覚性の神経。背根(はいこん)。dorsal root〈対義〉前根(ぜんこん)
こう‐こん【黄昏】
→たそがれ→夕方。twilight
ごう‐コン【合コン】
《「合同コンパ」の略》学生が広い交流を目的に、自校・他校を問わず他のクラスやクラブ・サークルと合同して開く懇親会。
こうごん‐てんのう【光厳天皇】
(1313-64)北朝の第1代天皇(在位(1331-33))。後伏見(ごふしみ)天皇の皇子。元弘(げんこう)の変後、北条高時(ほうじょうたかとき)が擁立。のち足利尊氏(あしかがたかうじ)の光明(こうみょう)天皇擁立により院政を行った。
こう‐さ【公差】
①貨幣で、実物の品位・量目と法定の品位・量目との差。法律で許容された範囲。allowance
②度量衡で、法定基準に対する実際値の誤差を法律で認定する範囲。tolerance
③数学で、等差数列で隣り合う2つの項の差。common difference
④機械工作物で、目標寸法に対して製品に許される最大寸法と最小寸法の差。tolerance
こう‐さ【巧詐】
たくみにだますこと。
巧詐は拙誠に如かず(こうさはせっせいにしかず)
《『韓非子(かんぴし)』「説林(ぜいりん)」にあることば》巧みにごまかしたものは、下手で不格好であっても誠意があるものには及ばない。
こう‐さ【交差・交叉】(名・サ変自)
①ななめ、または十字に交わること。crossing〈用例〉ひもを〜させる。
②生物学で、生殖細胞形成時に、染色体の一部を互いに交換する遺伝子の交換現象。この結果、遺伝子の組み換えが起こる。crossing over
こう‐さ【光差】
天体にある現象が起こった時刻とそれが地球上で観測された時刻の差。狭義には太陽の光が地球にとどくのに要する時間。light equation
こう‐さ【考査】(名・サ変他)
①考え調べること。consideration
②学校で、生徒の学力を試験すること。また、その試験。テスト。examination〈用例〉学年末〜。
こう‐さ【黄砂・黄沙】
①中国大陸の黄土地帯の黄色の砂。3〜5月ごろ、大量に舞い上がり風によって遠くまで運ばれ、地面に降下する。日本に来ることもある。yellow sand
②黄色の土。砂漠。
こう‐さ【較差】
《「かくさ」は慣用読み》最高と最低、最大と最小のひらき。range〈比較〉格差。〈用例〉気温の〜が大きい。
こうさ【甲佐】
〈町〉熊本県中部、緑川沿いの盆地の町。稲作・酪農などの農村地帯。アユ料理が有名。人口1万2827(1994)。
こう‐ざ【口座】
①簿記会計で、資産・負債・資本の増減や損益の発生を項目ごとに記帳・計算する場所。account
②「預金口座」「→振替口座」の略。account
こう‐ざ【高座】
①説法などをする僧侶(そうりょ)が座る一段高くなった座。pulpit
②寄席で、芸を見せるために、客席より一段高くなっている場所。劇場における舞台と同意。stage
こう‐ざ【講座】
①大学における研究・教育の組織。学部・学科の下にあり、教授・助教授・講師・助手などで構成。また、それを基盤にして行われる講義。chair; lecture
②大学の講座形式にならって編成された講習会・出版物など。course
こうさ‐あみ【交差編(み)】
編み物の技法の一種。左右の編み目を交差させて編む方法。棒針編みでは縄編みに用いられる。twist stitch
こう‐さい【口才】
話しぶりのうまいこと。弁舌(べんぜつ)の才能。また、口のうまいこと。こうざい。
こう‐さい【公債】
国・地方公共団体が経費調達のために借り入れる負債。また、その証券。国債・公社債・地方債など。loan; public bond
こう‐さい【交際】(名・サ変自)
つきあうこと。交わり。associate with〈用例〉家族ぐるみの〜。
こう‐さい【光彩】
あざやかで美しい光。brilliance〈用例〉〜を放つ。
こう‐さい【虹彩】
瞳孔(どうこう)を縮小・散大し、眼球内に入る光の量を調節する薄膜。眼球の角膜と水晶体のあいだにあり、中央に瞳孔(ひとみ)がある。含まれる色素の量で目の色が異なる。iris
こう‐さい【香菜】
→コエンドロの別名。
こう‐さい【高才】
すぐれた才能。また、才能のあるすぐれた人物。
こう‐さい【高裁】
→高等裁判所」の略。
こう‐さい【鉱滓】
《「こうし」の慣用読み》→こうし(鉱滓)
こうさい【甲西】
〈町〉山梨県西部、釜無(かまなし)川に沿う町。キュウリ・トマトや果樹栽培がさかん。人口1万2737(1994)。
こう‐ざい【功罪】
てがらと罪。よい点と悪い点。merits and demerits
功罪相償う(こうざいあいつぐなう)
①罪過があるために、功績が消されてしまう。The merits and demerits offset each other.
②功績が大きいため、罪もあるが、大目に見過ごされる。
功罪相半ばする(こうざいあいなかばする)
功績と罪過とが半分ずつ併存している。功罪半ばす。
こう‐ざい【鋼材】
圧延・鍛造(たんぞう)・鋳造など、一次加工を施した鉄鋼製品。鋼板・条鋼・鋼管など。工業製品の材料。steel materials
ごう‐さい【合祭】(名・サ変他)
→ごうし(合祀)
ごう‐ざい【合剤】
水に溶かしたり、薄めたりした薬物。水剤。水薬。
こうさい‐か【交際家】
交際がじょうずな人。つきあいの広い人。sociable person
こうさい‐か【紅菜花】
→コウサイタイの別名。
こうさい‐しょうしょ【公債証書】
公債の引受者(債権者)に渡される証券。
こうさい‐たい【紅菜苔】
アブラナ科の中国野菜。若い花茎を食用にする。花茎は径1cmほどで紅紫色。種を10月ごろまき、翌早春に収穫する。コウサイカ。
こうさ‐いとこ【交差イトコ】
文化人類学の概念で、父の姉妹または母の兄弟の子どもをいう。未開社会では、交差イトコとの結婚が積極的に行われることがある。cross cousin〈比較〉平行イトコ。
こうさい‐ひ【交際費】
職務上・業務上または社交上支出される交際のための費用の総称。expense account
こうさいもうようたい‐えん【虹彩毛様体炎】
目の虹彩と毛様体にできる炎症。この組織はつながっているので、いつも同時に発症する。主症状は視力障害、まぶしい感じ、痛みなど。結核・梅毒・ベーチェット病・リューマチなどによる。iridocyclitis
こうさい‐りくり【光彩陸離】(形動トタル)
まばゆいほどひときわ美しいさま。
こうさい‐るい【後鰓類】
ウミウシ亜綱の軟体動物。アメフラシやウミウシなど。体の右側に1個ある鰓(えら)が、心臓よりも後ろにある。貝殻の発達が悪く、なかには殻をもたないものもある。opisthobranch
こうさ‐か【交差価】
染色体が交差を起こす割合。交差の起こった配偶子を全配偶子数で割り、100をかけた数で表す。この率が高いほど連鎖が弱い。交差率。crossing-over value
こう‐さがん【硬砂岩】
泥質や粘土質を多く含む硬い砂岩。暗灰色。暗青灰色。graywacke
こうざき【神崎】
〈町〉千葉県北部、佐原(さわら)市西隣の町。稲作・バラ栽培がさかん。酪農や清酒醸造も行う。人口5842(1994)。
こう‐さく【工作】(名・サ変自他)
①簡単な器具などをつくること。handicraft〈用例〉図画〜。
②土木・建築の工事をすること。con-struction
③計画・準備すること。働きかけること。maneuver〈用例〉事前〜。
こう‐さく【交錯】(名・サ変自)
種類の違うものが入りまじること。錯綜(さくそう)。mix〈用例〉期待と不安が〜する。
こう‐さく【耕作】(名・サ変他)
田畑をたがやして作物を栽培すること。農作。farming
こう‐さく【高作】
相手の作品をいう敬語。
こう‐さく【鋼索】
鋼鉄のはりがねをより合わせたつな。ワイヤロープ。索条。wire rope
こうさく‐きかい【工作機械】
機械の部分品のねじきり・切削などの加工をする機械。旋盤・フライス盤など。machine tool
こうさく‐けん【耕作権】
土地を耕作する権利。一般には小作農が小作地を耕作する権利。
こうさく‐てつどう【鋼索鉄道】
→ケーブルカー
こうさく‐ぶつ【工作物】
①機械で加工してつくったもの。manufactured articles
②土木工事でつくったもの。池・庭・建物など。structure
こう‐さじ【香匙】
香道具の一つ。香木の小片をすくって、香炉上の銀葉(ぎんよう)にうつすのに用いるさじ。きょうじ。
こうざ‐せい【講座制】
国立大学の一部で採用されている研究・教育組織。講座を単位として専門領域の研究・教育を行う。
こう‐さつ【考察】(名・サ変他)
物事を明らかにするために、考え調べること。consideration〈用例〉問題点を〜する。
こう‐さつ【高札】
中世・近世、法令・禁制・罪状などを記して、人通りの多い場所に立てた木札。江戸時代には、常設の高札場を設置。制札。
こう‐さつ【高察】
相手の推察をいう敬語。賢察。〈用例〉ご〜のほど願い上げます。
こう‐さつ【絞殺】(名・サ変他)
ひもなどで、首をしめて殺すこと。strangle〈比較〉扼殺(やくさつ)。〈用例〉〜死体。
こう‐ざつ【交雑】(名・サ変自他)
①まじること。mix
②遺伝形質の異なる個体間・系統間・品種間などで行う交配。異種交配。cross〈比較〉交配。
こうざつ‐いくしゅ【交雑育種】
人為的な交雑によって、希望の新品種を仕上げる育成法。cross breeding
こうさつ‐ば【高札場】
高札を立てておく場所。
こうさ‐てん【交差点・交叉点】
①2つ以上の線が交差するところ。
②道路や線路などが交差するところ。十字路。crossing
こうざ‐は【講座派】
昭和初期、野呂栄太郎(のろえいたろう)・山田盛太郎(やまだもりたろう)ら『日本資本主義発達史講座』によった、マルクス主義者の理論家集団の呼称。日本資本主義の半封建的性格を強調し、山川均(やまかわひとし)・大内兵衛(おおうちひょうえ)ら労農派と激しく対立した。
ごう‐さらし【業曝し・業晒し】
①《仏教語》前世の悪業(あくごう)の報いとして、現世にはじをさらすこと・人。はじさらし。
②人をののしっていう語。ろくでなし。
こうさ‐りつ【交差率】
→こうさか(交差価)
こう‐さん【公算】
物事の実現する見込み。確からしさの度合い。昔は確率論のことを公算論といったこともある。確率。probability〈用例〉実現の〜が大きい。
こう‐さん【恒産】
一定の財産・職業・収入。
恒産無き者は恒心無し(こうさんなきものはこうしんなし)
→恒産無ければ恒心無し」と同意。
恒産無ければ恒心無し(こうさんなければこうしんなし)
《『孟子(もうし)』「梁(りょう)恵王」にあることば》生活が安定しないと、精神も安定しない。恒産無き者は恒心無し。
こう‐さん【降参】(名・サ変自)
①負けて敵に従うこと。降伏。surrender
②困ること。へこたれること。be beaten
こう‐さん【鉱酸】
→むきさん(無機酸)
こう‐ざん【江山】
川と山。山水の風景。
こう‐ざん【後産】
出産後に子宮が収縮して胎盤がはがれ、臍帯(さいたい)や卵膜とともに体外に排出されること。あとざん。のちざん。after-birth
こう‐ざん【高山】
高い山。high mountain
こう‐ざん【鉱山・礦山】
有用な鉱物を採掘(さいくつ)・製錬(せいれん)する事業所。銀山・銅山など。かなやま。mine
こうざん【甲山】
〈町〉広島県東部、芦田(あしだ)川上流の町。旧宿場町。農林業のほか、特産物として経木(きょうぎ)帽子の製造が知られる。人口7609(1994)。
こうざん‐きかい【鉱山機械】
鉱山で探鉱・採掘・選鉱などの各種作業に使用する機械の総称。ボーリング機械・掘削機械・ポンプ類・選鉱機械・選炭機械など。mining machinery
こうざん‐きこう【高山気候】
高山に特有な気候。高度が増すにしたがって気温の低下、気温の日・年較差(こうさ)や気圧の減少、空気の希薄化などがおこる。風や、日射が強く、雲・霧を生じやすい。日本では日本アルプスなどにみられる。alpine climate
こうさん‐きん【抗酸菌】
菌体に脂質を多く含むため、酸に対して抵抗性の強い菌の総称。結核菌・癩(らい)菌など。非病原性のものが多い。
こうざん‐じ【高山寺】
京都市右京区梅ケ畑栂尾(とがのお)にある寺。宝亀(ほうき)5年(774)光仁(こうにん)天皇の勅願により開創。建永(けんえい)元年(1206)明恵(みょうえ)が再興。『鳥獣戯画』など国宝や重文の美術品を多く所蔵する。
こうざん‐しょくぶつ【高山植物】
おもに高山の森林限界線以上に分布する植物。小形で地下部の発達がいちじるしい。開花期が接近し、お花畑を形成。ウルップソウ・ハクサンコザクラ・チングルマなど。alpine plant
こうさん‐ぜい【鉱産税】
鉱物の採掘事業者に対し、鉱物の価格を課税標準として市町村が課する租税。
ごうざんぜ‐みょうおう【降三世明王】
五大明王の一尊。貪(とん)・瞋(じん)・痴の三毒、あるいは大自在天を降伏(ごうぶく)する三界の主。忿怒(ふんぬ)の相で三面ないし四面、多くは八臂(はっぴ)で、大自在天とその妃(きさき)烏摩(うま)を踏みつける姿で表される。
こうざん‐ぞく【高山族】
→たかさごぞく(高砂族)
こうざん‐たい【高山帯】
植物の垂直分布の一区分。高木限界から恒雪帯までの植物帯。低木が多く、生物の種類も限られる。本州中部山岳では、標高2500m以上の高地が相当。alpine zone
こうざん‐ちょう【高山鳥】
高山帯に生息する鳥類。猛禽(もうきん)類のほか、イワヒバリ・ライチョウなど。alpine bird
こうざん‐ちょう【高山蝶】
高山帯に生息するチョウの総称。日本産は10種余り。タカネヒカゲ・クモマベニヒカゲ・アサヒヒョウモンなど。alpine butterfly
こうざん‐びょう【高山病】
短時間で高山に登るとおこる病的症状。気圧の低下による酸素不足が原因。頭痛・めまい、意識や思考力の障害、息切れ・動悸(どうき)など。山岳病。mountain sickness
こうざんほあん‐ほう【鉱山保安法】
鉱山の保安についての基本的事項を定めた法律。昭和24年(1949)公布。
こ‐うし【子牛・仔牛・犢】
牛の子。calf
こう‐し【公子】
貴族の子。きんだち。
こう‐し【公司】
中国で、会社。コンス。
こう‐し【公私】
おおやけとわたくし。公事と私事。public and private〈用例〉〜混同。
こう‐し【公使】
常駐外交使節で大使に次ぐ官職。また、その人。実質的な日常の職務は大使と変わらない。minister
こう‐し【甲子】
→かっし(甲子)
こう‐し【交子】
中国、宋(そう)代の紙幣。四川(しせん)省益州(成都)の富商16戸が鉄銭による取引上の不便を解消するため発行した手形に始まる。1023年官営。
こうし【光子】
→こうりょうし(光量子)
こう‐し【考試】
学力・資格を試験して、及落・採否を決めること。試験。examination
こう‐し【行使】(名・サ変他)
力や権利などを実際に用いること。use〈用例〉実力〜。
こう‐し【孝子】
孝行な子ども。
こう‐し【厚志】
親切な気持ち。厚情。kindness〈用例〉ご〜に甘える。
こう‐し【後肢】
脊椎(せきつい)動物の四肢のうちの後方の1対。昆虫では、3対の肢のうち、いちばん後方の1対。うしろあし。あとあし。hind-limb〈対義〉前肢。
こう‐し【後翅】
昆虫類で、2対のはねのうち、うしろの1対。うしろばね。hind-wing
こう‐し【皇師】
天皇がひきいる軍隊。皇軍。
こう‐し【後嗣】
あとつぎ。世つぎ。子孫。successor
こう‐し【皇嗣】
天皇の世つぎ。
こう‐し【紅脂】
化粧用の、べに。
こう‐し【紅紫】
①くれないとむらさき。
②花や美人、衣服などのいろいろな美しい色。
こう‐し【格子】
①細い木を縦と横に組んだ戸や建具。lattice
②「→格子戸」「→格子縞(じま)」の略。
③結晶内あるいは結晶表面で原子が格子状に配列している状態。結晶格子。crystal lattice
④光を回折させてスペクトルを得るのに用いる装置。回折格子。lattice
⑤電子管の電極の一つ。グリッド。grid
こう‐し【貢士】
中国古代に諸侯が才能があるとして中央へ推挙した者。のち、科挙(かきょ)の会試には及第したが、殿試には合格していない者をさした。
こう‐し【高士】
①人格のけだかくて清らかな人。
②世間からかくれている、すぐれた人物。
こう‐し【高師】
→高等師範学校」の略。
こう‐し【皓歯】
白くて、きれいな歯。〈用例〉明眸(めいぼう)〜。
こう‐し【絞死】
首を、ひもまたは手で絞めて、死亡させること。strangle to death〈比較〉縊死(いし)
こう‐し【鉱滓】
《「こうさい」は慣用読み》金属の精錬のときにできる非金属性のかす。スラグ。slag
こう‐し【嚆矢】
→かぶら矢
②《開戦のあいずにかぶらやを射たことから》物事のはじめ。beginning〈比較〉濫觴(らんしょう)。〈用例〉その説は彼をもって〜とする。
こう‐し【講師】
《「こうじ」②からの転》
①頼まれて講演をする人。lecturer
②学校から頼まれて講義する人。lecturer
③大学の教員の職名の一つで、教授・助教授の下に当たる者。専任講師。lecturer
こうし【交趾・交阯】
中国、前漢の武帝が南越を征服して設置した郡。ベトナム北部トンキン地方をさしたが、その後ベトナムの呼称として用いられた。こうち。コーチ。
こうし【合志】
〈町〉熊本県北部、熊本市北東の町。畑作中心でタバコも栽培。県北部酪農の中心地でもある。人口2万0816(1994)。
こうし【孔子】
(BC552-BC479)中国、春秋時代の思想家。儒教の祖。名は丘(きゅう)。字(あざな)は仲尼(ちゅうじ)。魯(ろ)の昌平郷陬邑(すうゆう)(山東省曲阜(きょくふ))の人。国政に参与したが用いられず、諸国を巡歴。18年後に魯に帰り、以後教育と著述に専念。周公(しゅうこう)を理想とし、人倫の基礎を仁におき、孝・礼などの実践を大きな徳目とした。その言行は『論語』に記されている。
こうじ【糀】13画
部首 米こめへん 和製漢字
区点 6881・JIS 6471・シフト E2EF

→こうじ[麹・糀]
こうじ【麹・糀】
米・麦・大豆などを蒸して放置し、コウジカビを繁殖させたもの。酒・みそ・しょうゆなどの醸造用。かんだち。
こう‐じ【小路】
《「こみち」の転》細くせまい道。しょうじ。alley〈対義〉大路・広小路。
こう‐じ【口耳】
口と耳。
口耳の学(こうじのがく)
人から聞いたことをそのまま話す知識。受け売りの知識。
*こう‐じ【工事】(名・サ変自)
土木・建築などの仕事や作業をすること。その作業。construction〈用例〉道路〜。〈数え方〉1期(期間)。
こう‐じ【公示】(名・サ変他)
ある事項を発表し、公衆が知ることができる状態におくこと。国会議員選挙の投票期日など。official notice〈比較〉公告・公布・告示。〈対義〉内示。
こう‐じ【公事】
〈対義〉私事。
①おおやけの仕事。public affairs
②公共の事柄。official affairs
こう‐じ【好字】
縁起がよいとされる文字。めでたい文字。
こう‐じ【好事】
《「こうず」は別語》
①さい先のよいこと。めでたいこと。happy event
②よい行い。good deed
好事魔多し(こうじまおおし)
《元の高則成の「琵琶(びわ)記」にあることば》よいことには、じゃまがはいりやすいものだ。
好事も無きに如かず(こうじもなきにしかず)
たとえ好事でも、あれば煩わしいからないほうがよい。人生は何事もなく平穏なほうがよい。
好事門を出でず(こうじ、もんをいでず)
《『北夢瑣言(ほくむさげん)』にあることば》よいことは世間に知れにくいものだ。
こう‐じ【好餌】
①うまいえさ。えじき。good bait
②人を誘惑する手段。lure
③人にうまく利用されること・もの。easy victim〈用例〉詐欺商法の〜となる。
こう‐じ【後事】
あとあとのこと。将来のこと。future affairs〈用例〉〜を託する。
こう‐じ【柑子】
①「→コウジミカン」の略。
→カラタチバナの異名。
こう‐じ【香餌】
①香りや味のよいえさ。
②人をひきよせるためのうまい話や利益。〈比較〉好餌。
香餌の下必ず死魚有り(こうじのもと、かならずしぎょあり)
《『三略』「上略」にあることば》うまい話の陰には必ず危険がある。利益に迷わされて身を滅ぼすたとえ。
こう‐じ【高次】
①程度・次元の高いこと。high level〈用例〉より〜の問題。
②数学で、次数が大きいこと。ふつう3次以上をいう。high degree
こう‐じ【硬磁】
《「硬質磁器」の略》高温で焼き上げた磁器。hard porcelain
こう‐じ【講師】
《「こうし」は別語》
①宮中の歌会・歌合わせで歌を読み上げる役・人。〈対義〉読師(どくじ)
②仏典の講義をする僧。
こうじ【弘治】
室町末期の年号。天文(てんぶん)から改元。元年(1555)10月23日〜4年(1558)2月28日。次に、永禄(えいろく)に改元。
こうじ【康治】
平安末期の年号。永治(えいじ)から改元。元年(1142)4月28日〜3年(1144)2月23日。次に、天養(てんよう)に改元。
ごう‐し【合子】
①ふたのある入れ物やはこ。
②香の入れ物。香箱。ごうす。
ごう‐し【合祀】(名・サ変他)
2柱(はしら)以上の神や霊を1社にあわせ祭ること。合祭。
ごう‐し【合資】(名・サ変自)
資本を出しあうこと。joint stock
ごう‐し【郷士】
近世、農村に住みついて農業をいとなんだ武士。また、士分の扱いを受けた百姓。郷侍。
ごう‐じ【合字】
2字の漢字・仮名やアルファベットで、表記する字を1字に組み合わせた字。「麿」(麻呂)など。