ごうとう‐ざい【強盗罪】
暴行・脅迫(きょうはく)によって他人の財産を奪ったり、同じ手段で自分または他人に不法な財産上の利益を得させる罪。
こうとう‐さいばんしょ【高等裁判所】
下級裁判所のうち、最上級に位する裁判所。東京・大阪・名古屋・札幌(さっぽろ)・仙台・広島・高松・福岡の全国8か所に設置。もと、控訴(こうそ)院。高裁。
こうどう‐ざひょう【黄道座標】
天球座標の一つ。おもに黄道付近を運行する太陽系天体に対して使用する。ecliptic coordinates
こうとう‐しき【恒等式】
文字を含む等式で、その中の文字にどのような値を代入しても常に成り立つもの。identity
こうとう‐しけん【高等試験】
高等文官試験の改称。大正7年(1918)に始まり、昭和23年(1948)廃止。高文。
こうとう‐しはんがっこう【高等師範学校】
中学校・高等女学校・師範学校の男子教員を養成した旧制の官立の学校。中学校の上に続く学校。修業年限4年。高師。
こうとう‐しもん【口頭試問】
試験法の一つ。口で質問し、口で答えさせるもの。口述試験。oral examination
こうどう‐じゅうにきゅう【黄道十二宮】
ギリシア時代、太陽系天体の位置を表すのに用いた天球上の区分。春分点から黄道に沿って30度ずつ12等分した十二宮に、それぞれ付近の星座の名をあてはめた。現在は歳差により、1宮ずつ星座名とずれている。西洋の占星術に用いられた。十二宮。獣帯。zodiac
→表(黄道十二宮)
こうどう‐しゅぎ【行動主義】
心理学の対象を意識や精神構造だけでなく、客観的観察や数量的計測の可能な行動と関係づけて研究する立場。アメリカのワトソンが唱えたもの。behaviorism
ごうどうしゅせい【合同酒精(株)】
食料品。酒造会社。とくに焼酎(しょうちゅう)。大正13年(1924)設立。本社は東京都中央区銀座。
こうとう‐しょうがっこう【高等小学校】
旧制で尋常小学校の上に続く初等教育機関。明治19年(1886)設置。当初4年制だったが、同40年(1907)から2年制となり、昭和16年(1941)国民学校高等科となった。高小。
こうとう‐じょがっこう【高等女学校】
旧制の女子中等教育機関。良妻賢母主義に基づいた女子教育を施した。修業年限は4〜5年。高女。
こうどう‐しょかん【公同書簡】
『新約聖書』中、パウロの手紙を除く七つの手紙の総称。ヤコブの手紙、ペテロ第1・第2の手紙、ヨハネ第1・第2・第3の手紙およびユダの手紙。ヘブル人の手紙を含む場合もあるがふつうは除外。「公同」とは、普遍的・一般的の意。General Letters
こうとう‐しょくぶつ【高等植物】
組織や器官の発達した植物の総称。種子植物類やシダ植物類など。higher plants〈対義〉下等植物。
こうとう‐しんり【口頭審理】
訴訟で、当事者と裁判所の弁論・証拠調べを原則的に口頭で行う審理方式。principle of oral examination〈比較〉書面審理。
こうどう‐せい【行動性】
行動を重んずる性質・傾向。activity
ごうどうせいてつ【合同製鐵(株)】
鉄鋼。鉄鋼会社。昭和12年(1937)設立。本社は大阪市北区梅田。
こうとう‐せんもんがっこう【高等専門学校】
中学卒業後、工業または商船に関する五年間の専門職業教育を行う学校。昭和36年(1961)発足。高専。
こうとう‐ちゅう【鉤頭虫】
鉤頭虫綱に属する袋形動物の総称。扁平(へんぺい)で細長く、魚類・鳥類などの腸管内に寄生する虫。体の前端は鉤(かぎ)の多数生えた吻(ふん)となる。消化器官や呼吸器官はなく、体内は生殖器官で満たされる。spiny-headed worm
こうとう‐てき【高踏的】(形動)
①地位・名誉などにこだわらず、清く身を処するさま。upright〈対義〉大衆的。
②つんとしたさま。独善的。
こうどう‐てき【行動的】(形動)
①行動に関するさま。active
②考えたことをただちに実行に移すさま。active
こうとう‐デルタちたい【江東デルタ地帯】
東京都江東区、隅田(すみだ)川と荒川に囲まれる三角州地帯。工場地帯で、工業用の地下水くみ上げで地盤沈下、海抜0m以下となった。
こうどうでん‐こうか【光導電効果】
→こうでんどう(光伝導)
こうどうでん‐セル【光導電セル】
半導体の光伝導を利用して、光の強弱を電流の変化に変換する素子(そし)。街灯の自動点滅、カメラの自動絞りなどに利用。photoconductive cell
こうとう‐どうぶつ【高等動物】
一般に知能が高く、複雑な体制をもった動物の総称。higher animal
こうとう‐のうりんがっこう【高等農林学校】
農業・林業に関する専門教育を行った旧制の実業専門学校。
こうとう‐の‐ないし【勾当内侍】
宮中女官の一つ。奏請・伝奏をつかさどる役。勾当。
こうとう‐は【高踏派】
《Parnassiens(フランス)の訳語》1860年代フランスの一群の詩人たち。ロマン派に反対し、無感動・没個性を主張、冷厳な美の造型をめざした。ゴーティエが先駆で、ルコント=ド=リールが中心。パルナシアン。Parnassian
こうどう‐は【皇道派】
昭和初期の陸軍内の派閥の一つ。荒木貞夫(あらきさだお)や真崎甚三郎(まさきじんざぶろう)を中心に、皇道中心の精神主義によるファッショ的政治変革をめざし、統制派と対立。相沢事件、二・二六事件をひきおこして勢力失墜。
こうどう‐はんけい【行動半径】
①軍艦・軍用機などが、基地を出発して燃料を補給せずに再び基地に帰還できる最大距離。航続距離の2分の1にあたる。radius of action
②人・動物の行動しうる範囲。行動範囲の広さ。home range
こうとうぶんかん‐しけん【高等文官試験】
旧制高等官の文官になるための資格試験。明治20年(1887)に始まり、大正7年(1918)高等試験と改称。高文。
こうとう‐べんむかん【高等弁務官】
①内政上特殊な地域を治める最高責任者。high commissioner
②特別の協力関係にある国との間で交換される外交使節。high commissioner
こうとう‐べんろん【口頭弁論】
訴訟当事者が、法廷で直接口頭で行う弁論。oral proceedings
こうとう‐ほういん【高等法院】
14世紀以降大革命までのフランスの最高司法機関。勅令に抗しこれを無効とする権力をもち、絶対王政期にはしばしば王権に反抗、大革命への契機ともなった。
こうとう‐まひ【喉頭麻痺】
発声障害や呼吸障害をともなう喉頭の麻痺。筋炎・筋腫(きんしゅ)などによる筋性麻痺と、多発性硬化症・食道癌(がん)などによる神経性麻痺がある。laryngeal paralysis
こうとう‐むけい【荒唐無稽】(名・形動)
とりとめがなく、言うことに根拠がないこと・さま。でたらめ。absurdity〈用例〉〜な作り話。〈派生〉こうとうむけいさ(名)
ごうどう‐ろうそ【合同労組】
中小企業の従業員または小規模な企業別組合が連合してつくる労働組合。産業別に組織されることが多い。joint labor union
こう‐とく【公徳】
社会生活をよくするために公衆の守るべき道徳。public morality
こう‐とく【高徳】
すぐれて高い人徳。eminent virtue
こう‐とく【溝涜】
《「溝」「涜」とも、みぞの意》みぞ。どぶ。
溝涜に縊る(こうとくにくびる)
つまらない死に方をする。
こう‐どく【鉱毒】
鉱山や精錬所から排出される水やガスに含まれる有毒物質。また、それらが人や物におよぼす害。mine pollution
こう‐どく【講読】(名・サ変他)
書物を読んで、その意味を明らかにすること。reading〈用例〉〜会。
こう‐どく【購読】(名・サ変他)
新聞・図書を買って読むこと。subscription
こうとく‐いん【高徳院】
鎌倉(かまくら)市長谷(はせ)にある浄土宗の寺。露座の阿弥陀如来(あみだにょらい)像は建長(けんちょう)4年(1252)の鋳造で国宝、鎌倉の大仏の名で親しまれている。
こうとく‐しゅうすい【幸徳秋水】
(1871-1911)明治時代の社会主義者・無政府主義者。本名は伝次郎。高知県生まれ。『万朝報(よろずちょうほう)』記者をへて、平民社をおこし『平民新聞』を創刊。大逆事件の首謀者として処刑された。著書『廿世紀(にじっせいき)之怪物帝国主義』『社会主義神髄』。
こうとく‐しん【公徳心】
公徳を重んずる心がけ。public spirit
こう‐どくそ【抗毒素】
体内に侵入した毒素と特異的に反応して、その毒性を中和することのできる抗体。antitoxin
こうとく‐てんのう【孝徳天皇】
(597-654)第36代天皇(在位(645-654))。皇極(こうぎょく)天皇の弟。大化(たいか)の改新にさいし中大兄皇子(なかのおおえのおうじ)らに推されて即位。軽皇子(かるのみこ)
こうどく‐ぶん【交読文】
キリスト教の礼拝式で、司会者と会衆とが主として聖書のことばを交代で唱和するための式文。versicle and response
こうど‐けい【光度計】
光の強さを測定する器具。測定の対象となっている光の強さを、標準電球の光の強さと比較して光度を求める。photometer
こうど‐けい【高度計】
飛行中の航空機が自機の高さを測定する計器。気圧を利用する気圧高度計、地面で反射してもどってくる電波を利用する電波高度計など。altimeter
こうど‐けいざいせいちょう【高度経済成長】
経済成長率の伸びが、世界各国にくらべて極めて高い状態。とくに、昭和30〜48年(1955〜73)の時期における日本経済の急激な成長をいう。high economic growth
こうど‐こうげん【黄土高原】
中国北部にある高原。50〜80mの厚さで黄土が堆積(たいせき)。標高1000m。河川の浸食がさかん。しかし水土保持策で畑作地化が進行中。ホワントゥー高原。
こうどじょうほう‐つうしんシステム【高度情報通信システム】
NTT(日本電信電話)の通信ネットワークに関する総合計画。現在のアナログ電話回線をデジタル化し、電話・電報・電信・データ通信・ファクシミリを1本の通信回線に統合するもの。略称のINSはNTTの造語で、国際的にはISDN(integrated service digital networkデジタルネットワーク総合サービス)という。Information Network System
こうど‐とうきゅう【光度等級】
星の明るさを示す尺度。地球上で観測した明るさを表す見かけの等級(実視等級)や、10パーセク(32.62光年)の距離にあると仮定したときの星の明るさを示す絶対等級など。
こうとり‐い【公取委】
→公正取引委員会の通称。
ごうな【虫】
→ヤドカリの古名。
こう‐ない【口内】
口の中。口の内部。口中。inside one's mouth
こう‐ない【坑内】
炭坑や鉱坑の内部。pit
こう‐ない【校内】
学校の中。学校の構内。in the school; on the campus〈対義〉校外。〈用例〉〜放送。
こう‐ない【港内】
みなとの中。in the harbor
こう‐ない【構内】
施設などの、囲いの中。premises〈対義〉構外。
こうない‐えん【口内炎】
口腔(こうくう)粘膜の炎症の総称。口腔内の不潔・アレルギー・細菌感染・全身衰弱などから起こる。stomatitis
こうない‐おん【喉内音】
悉曇(しったん)学また漢字音の研究で、発音される位置を3つに分類したもの(三内音)のうち、喉(のど)に生じる音。guttural
こうない‐タクシー【構内タクシー】
駅に降りた客と、駅まで行く客を乗せることを条件に許可されたタクシー。
こうない‐ぼり【坑内掘り】
坑道をつくって鉱物を掘りとること。pit mining〈対義〉露天掘り。
こうな‐ご【女子】
海水魚→イカナゴの異名。sand lance
こう‐なん【後難】
のちの災難。仕返し。future trouble〈用例〉〜をおそれる。
こう‐なん【硬軟】
かたいことと、やわらかいこと。強硬と軟弱。hard and soft
こうなん【甲南】
〈町〉滋賀県南部、杣(そま)川流域の町。稲作のほか、県下有数の酪農地。工業化も目立つ。人口1万8581(1994)。
こうなん【江南】
〈市〉愛知県北部、木曽(きそ)川に沿う市。産業は農業から工業に移り、室内装飾用の織物などの生産がさかん。人口9万5313(1994)。
こうなん【江南】
〈町〉埼玉県北部、熊谷(くまがや)市南西隣の町。農業のほか、薬品・自動車部品の工場がある。人口1万2244(1994)。
こうなん【香南】
〈町〉香川県中部、高松市南西隣の町。稲作と、柿(かき)などの果樹栽培がさかん。人口7606(1994)。
こう‐なん【江南】
中国、長江(ちょうこう)下流部南岸一帯の地域。同国最大の穀倉地域。後漢(ごかん)のころ開発が進み、魏晋(ぎしん)南北朝時代に著しく発展。チアンナン。
こうなん‐じょしだいがく【甲南女子大学】
私立女子大学。昭和39年(1964)創立。所在地は兵庫県神戸(こうべ)市東灘(なだ)区森北町。
こうなん‐だいがく【甲南大学】
私立大学。大正12年(1923)創立の甲南高等学校を前身とし、昭和26年(1951)より現制。所在地は兵庫県神戸(こうべ)市東灘(なだ)区岡本(おかもと)
こう‐にち【抗日】
日本帝国主義の侵略行為に対して示された、アジア諸国の人々の抵抗。anti-Japanese
こうにち‐うんどう【抗日運動】
日本の侵略に対する抵抗運動。1919年の朝鮮の三・一独立運動、中国の五・四運動などをへて、満州事変後に激化し、中国では34年に抗日統一戦線が結成されるなど武力闘争へと発展した。
こう‐にゅう【購入】(名・サ変他)
品物などを買い入れること。purchase〈対義〉販売。〈用例〉資材〜。
こう‐にん【公認】(名・サ変他)
政府・社会・政党・団体などが、公式に認めること。また、認めたもの・こと・人。official recognition
こう‐にん【後任】
前任者に代わって任務につくこと・人。successor〈対義〉先任・前任・現任。
こう‐にん【降任】(名・サ変自他)
官位・階級などを下げること。降格。demotion〈対義〉昇任。
こうにん【仁】
平安初期の年号。大同(だいどう)から改元。元年(810)9月19日〜15年(824)1月5日。次に、天長(てんちょう)に改元。
こうにん‐かいけいし【公認会計士】
公認会計士法に基づく会計の職業的専門家。財務書類を監査・証明することを主要な業務とする。会計士。もと、計理士。certified public accountant(米); chartered accountant(英)
こうにん‐きゃくしき【格式】
日本古代の法典。格10巻、式40巻からなる。弘仁11年(820)成立。平城(へいぜい)天皇の勅により始まり、嵯峨(さが)天皇の時代に藤原冬嗣(ふじわらのふゆつぐ)らが編纂(へんさん)。大宝(たいほう)元年〜弘仁10年(701〜819)の格・式を集めたもので、三代格式の一つ。
こうにん‐きろく【公認記録】
陸上競技や水泳などで、国際競技連盟や国内の競技連盟が正式に認めた記録。世界記録・日本記録など。official record
こうにんじょうがん‐ぶんか【貞観文化】
嵯峨(さが)天皇治世の弘仁年間から清和(せいわ)天皇治世の貞観年間(810〜877)までを中心とした、平安初期約1世紀の文化。漢詩文・密教美術などの唐風文化を中心に、美術史上に一時期を画した。
こうにん‐てんのう【光仁天皇】
(709-781)第49代天皇(在位(770-781))。天智(てんじ)天皇の曾孫(そうそん)。道鏡(どうきょう)を左遷し和気清麻呂(わけのきよまろ)を用いて朝政を改革。
こうにん‐りょう【公認料】
選挙のときに党本部が公認候補者に渡す選挙資金。
こうぬ【甲奴】
〈町〉広島県北東部、吉備(きび)高原の町。農林業主体で、タバコ栽培・酪農がさかん。人口3569(1994)。
こう‐ねつ【高熱】
①高い温度。intense heat〈用例〉〜を加える。
②高い体温。high fever〈用例〉〜を発してたおれる。
こう‐ねつ【黄熱】
→おうねつ(黄熱)
こうねつ‐ひ【光熱費】
電気・ガス料金など、炊事・冷暖房・照明などにかかる費用。fuel and light expenses
こう‐ねん【光年】
天体の距離を測る慣用単位。1光年は光が真空中で1年かかって到達する距離。約9兆4600億kmに相当する。light-year
こう‐ねん【行年】
生きた年の数。享年。ぎょうねん。one's age at death
こう‐ねん【後年】
①のちの時期・世。将来。future years
②老後。晩年。one's later years
こう‐ねん【荒年】
農作物の不作の年。凶年。
こう‐ねん【高年】
年齢の高いこと・人。高齢。advanced age
こうねん‐き【更年期】
女性の成熟期から老年期への移行期。卵巣機能はしだいに衰退して閉経(へいけい)に向かうが、その年齢には個人差がある。多く更年期障害がみられる。climacterium
こうねんき‐うつびょう【更年期鬱病】
更年期に発病するうつ病。うつ症状のほかに不安・焦燥・興奮が目立つ。menopausal depression
こうねんき‐しょうがい【更年期障害】
更年期に現れる自律神経失調を主とする症候群。冷感・熱感・のぼせ・肩こり・めまい・不眠・頭痛・心悸亢進(しんきこうしん)など多様で、いくつかの症状が重複する場合が多い。climacteric syndrome
こうねん‐しょさんぷ【高年初産婦】
世界保健機関の規約で、35歳以上で初めてお産をする女性をいう。分娩(ぶんべん)障害や胎児・新生児の異常をきたしやすい。elderly primipara
こうの【河野】
〈村〉福井県中部、日本海に臨む町。ブリなどの漁業がさかん。越前(えちぜん)海岸南部の景勝地。人口2572(1994)。
こうのいけ‐け【鴻池家】
江戸時代の大坂の豪商。始祖の新六は摂津国(せっつのくに)鴻池村出身。清酒醸造を発明。海運・両替・大名貸しなどで発展。維新後は鴻池銀行(現三和銀行)を設立。
こうの‐いちろう【河野一郎】
(1898-1965)政治家。神奈川県生まれ。早大卒。朝日新聞記者をへて代議士となり、第2次大戦後自由党創立に参加して幹事長。農相・建設相などを歴任し、日ソ国交回復にも貢献。
こう‐のう【行嚢】
→郵袋(ゆうたい)の旧称。
こう‐のう【効能・功能】
あるものを使うことによって得られる、すぐれた働き。ききめ。efficacy
こう‐のう【後脳】
脊椎(せきつい)動物の個体発生においてみられる3つの脳胞のうち最後部のもの。後脳はやがて前後に分かれ、前部は小脳と橋(きょう)に、後部は延髄に分化。hind-brain
こう‐のう【後納】(名・サ変他)
代金などを後から納めること。後払い。deferred payment〈対義〉前納。〈用例〉料金〜郵便。
こう‐のう【降納】(名・サ変他)
掲揚していた旗などを降ろして、しまうこと。lowering a flag
ごう‐のう【豪農】
金持ちで、勢力のある農家。wealthy farmer〈比較〉富農。
こうのう‐がき【効能書(き)】
①薬などの効能を書いた文章。能書き。directions
②その物事の値打ちを示すための文句。statement of virtues〈用例〉〜を並べる。
ごうのうら【郷ノ浦】
〈町〉長崎県、壱岐(いき)島南西部の町。島の玄関口で中心地。人口1万3382(1994)。
ごう‐の‐かわ【江の川】
広島・島根両県を北流する川。長さ194km、中国地方一の大河。広島県東部に発し、三次(みよし)盆地で支流を集め、江津(ごうつ)市で日本海に注ぐ。
こう‐の‐しま【神島】
岡山県笠岡(かさおか)市の島。面積9.6km2。干拓により本土と地つづきになった。化学肥料生産で知られる。
こうのす【鴻巣】
〈市〉埼玉県中部、荒川東岸の市。旧宿場町。伝統産業のひな人形で知られるが、工業化・宅地化が進んでいる。人口7万8604(1994)。
こうのだい【府台】
千葉県市川市西部の地区。下総(しもうさ)台地の西端の江戸川に臨む地。古代の下総国府所在地で、中世には小田原北条(ほうじょう)氏と房総里見氏の戦場となる。現在は文教・住宅地区。
こうの‐たえこ【河野多恵子】
(1926-)小説家。本姓は市川。大阪生まれ。大阪府立女専卒。意識の世界を描く観念的な作風。昭和38年(1963)『蟹(かに)』で第49回芥川(あくたがわ)賞受賞。平成3年(1991)『みいら採り猟奇譚(りょうきたん)』で第44回野間文芸賞受賞。作品『幼児狩り』『不意の声』『回転扉』など。
こうの‐たかし【河野鷹思】
(1906-)グラフィック‐デザイナー。東京生まれ。江戸風の造形感覚を近代デザインに生かす。
こう‐の‐とり【鸛】
水辺にすむコウノトリ科の大形の鳥。翼長約65cm。体色は純白、翼は黒、脚は赤い。マツなどの高い木の上に巣を作り、「松上の鶴(つる)」と誤称された。ユーラシアの温帯域に分布。日本へはときどき飛来する程度。コウヅル。white stork
こうの‐ばいれい【幸野嶺】
(1844-95)日本画家。京都生まれ。明治の京都画壇の指導者。円山(まるやま)四条派。作品『帝釈(たいしゃく)試三獣図』など。
こうの‐ひろなか【河野広中】
(1849-1923)明治・大正期の政治家。三春(みはる)藩出身。自由民権運動家として活躍し福島事件で入獄。衆議院議員を長く務め、衆議院議長・農商務相などを歴任。
こう‐の‐もの【香の物】
《「香」は、みその古名》漬物の別称。昔は、みそ漬けに限ってよんだ。香々(こうこう)。つけもの。しんこ。
ごう‐の‐もの【剛の者】
①心も力も強い人。brave person
②ある事にすぐれた人。master
こう‐の‐もろなお【高師直】
(?-1351)南北朝時代の武将。足利尊氏(あしかがたかうじ)の執事。尊氏に従い南北朝の内乱で戦功。のちに足利直義(ただよし)と対立し観応(かんのう)の擾乱(じょうらん)を誘発、上杉能憲(うえすぎよしのり)に殺害された。
こう‐は【光波】
波動としてみた光。light wave
こう‐は【硬派】
〈対義〉軟派(なんぱ)
①強く自説を主張し、激しい行動をとろうとする党派。stalwart party
②女性との交遊を軟弱であるとする、ぶこつな若者のなかま。young roughs
③新聞・放送・出版などで、政治・経済や、学術的な、かたい方面を扱うこと。また、その記者。〈用例〉〜の出版物。
こう‐ば【工場】
→コウジョウ。一般に小規模なものをいうことが多い。factory〈用例〉町〜。
こう‐はい【交配】(名・サ変他)
生物の雌雄(しゆう)をかけ合わせること。かけ合わせ。mating〈比較〉交雑。
こう‐はい【光背】
仏像が背に負う光明を表す飾り。後光。
こう‐はい【向背】
①従うことと、そむくこと。賛成と反対。去就。submission or disobedience
②なりゆき。動静。state of things〈用例〉天下の〜を決する。
こう‐はい【向拝】
神社や寺院の正面の、階段の上にひさしが出ている部分。礼拝する所。ごはい。
こう‐はい【好配】
①よいつれあい。good spouse
②よい配置。good arrangement
③株式などの、よい配当。good dividend
こう‐はい【後背】
うしろ。背後。back
こう‐はい【後輩】
〈対義〉先輩。
①年齢・学芸・地位などが下の人。younger men
②同じ学校・職場などに、あとから入った人。後進。one's juniors〈用例〉大学の〜。
こう‐はい【荒廃】(名・サ変自)
①荒れ果てること。devastation〈用例〉国土が〜する。
②うるおいやけじめがなくなること。すさむこと。〈用例〉精神が〜する。〜した生活。
こう‐はい【降灰】
→こうかい(降灰)
こう‐はい【高配】
相手の配慮をいう敬語。〈用例〉ご〜を謝す。
こう‐はい【興廃】
おこることと、すたれること。盛衰。rise and fall〈用例〉皇国の〜この一戦にあり。
こう‐ばい【公売】(名・サ変他)
法律に基づいて、公的機関が強制的に物品を競売(けいばい)に付すこと。とくに民事上の強制執行や租税滞納処分によるものをいう。public auction
こう‐ばい【勾配】
①水平面に対する傾き。傾斜(けいしゃ)の度合い。slope
→斜面。slope
③数学で、直線が軸の正方向となす角の正接。傾き。gradient
勾配が温い(こうばいがぬるい)
①傾きが緩い。
②判断や動作が鈍い。機転が利かない。
勾配が早い(こうばいがはやい)
①傾きが急である。
②判断や動作がすばやい。機転が利く。
こう‐ばい【紅梅】
赤い花の咲くウメ。
こう‐ばい【購買】(名・サ変他)
品物などを買い入れること。購入。purchase
こうばい‐かい【購買会】
会社や役所が、従業員や職員のために福利厚生の一環として日用品を売る販売所。
こうはい‐かぶ【後配株】
利益配当や残余財産の分配について、普通株よりも条件が悪い株式。ごはいかぶ。deferred stock〈対義〉優先株。
こうばい‐かんり【購買管理】
企業などが資材を購入するさいの価格・品質・納期・発注先・購入量などを総合的に管理すること。purchasing management
こうはい‐きん【広背筋】
背中の両側にある筋肉。両腕を伸ばしたり、回転させたりする働きをする。latissimus dorsi muscle
こうばい‐くみあい【購買組合】
協同組合の一つ。組合員が生産した物を販売・購入したり、組合員に生産に必要な財貨・サービスを供給する。cooperative
こうはい‐こうか【光背効果】
→ハローこうか(ハロー効果)
こうはい‐しっち【後背湿地】
自然堤防の背後にある低湿地。洪水時にあふれた水が自然堤防にさえぎられて河道に戻らず湿地を形成したもの。back swamp
こうはい‐しゅ【交配種】
2個体間での受粉または受精によって得られた種。crossbred
こう‐ばいすう【公倍数】
2つ以上の整数または整式に共通な倍数。common multiple〈比較〉公約数。〈用例〉最小〜。
こうはい‐ち【後背地】
→ヒンターランド
こうばい‐ひょう【勾配標】
鉄道線路の勾配を数字で示した標柱。勾配の変更点の線路の傍らに立てる。
こうばい‐りょく【購買力】
①ものを買い入れることのできる財力。〈用例〉〜が落ちる。
②貨幣が物を支配する力。一定量の貨幣で買うことのできる財・サービスの数量で表される。貨幣価値。purchasing power
こうばいりょく‐へいかせつ【購買力平価説】
スウェーデンのカッセルが唱えた有力な為替理論。2国間の為替相場は、それぞれの通貨の対内購買力の比(購買力平価)によって決まるとする学説。purchasing power parity theory