- ご‐ぎゃく【五逆】
- ①《仏教語》5つの悪逆。父・母・阿羅漢(あらかん)を殺すこと、仏身を傷つけること、僧団の和を破ること。
- ②主君・父・母・祖父・祖母を殺すこと。〈用例〉〜罪。
- コキュ【cocu(フランス)】
- 妻を寝取られた男。
- *こ‐きゅう【呼吸】
- [一](名・サ変自)
- ①生物が体内に酸素をとり入れ、細胞内でエネルギーを発生し、その結果できた二酸化炭素を排出すること。内呼吸。respiration
- ②肺に空気を取り入れ、つぎに外に出すこと。外呼吸。breath〈用例〉深〜。〜がはやい。
- [二](名)
- ①共同であることをするときの、互いの調子・気持ち。tone〈用例〉〜が合う。
- ②こつ。要領。knack〈用例〉〜がわかる。〜をのみこむ。
- ③息を吸って吐くまでのわずかな時間。breath〈用例〉一(ひと)〜おく。
- 呼吸を合わせる(こきゅうをあわせる)
- 相方と調子を合わせて、一体となる。get along well with
- 呼吸を計る(こきゅうをはかる)
- 物事を行うのに適当な時機を見定める。
- こ‐きゅう【故旧】
- 昔からの友人。昔なじみ。old acquaintance〈用例〉〜忘れうべき。
- こ‐きゅう【▼胡弓・鼓弓】
-
- 中国・日本の擦弦(さっげん)楽器。中国では胡琴と総称。日本の胡弓は、三味線を小型にした形に3または4弦を張り、弓で演奏する。
- ご‐ぎゅう【呉牛】
- 《中国の呉に多く産したことからの名》→水牛。
- 呉牛月に喘ぐ(ごぎゅう、つきにあえぐ)
- 《水牛が、暑さを恐れるあまり、太陽とまちがえて月を見てさえもあえぐ、の意から》思いすごしから、いらぬ苦労をする。
- こきゅう‐うんどう【呼吸運動】
- 外呼吸を行うための運動。ヒトでは肋間筋(ろっかんきん)による胸式呼吸と横隔膜による腹式呼吸がある。respiratory movement
- こきゅう‐き【呼吸器】
- 動物の呼吸をつかさどる器官の総称。鼻腔(びこう)・咽頭(いんとう)・喉頭(こうとう)・気管・気管支・肺・鰓(えら)など。respiratory organ
- こきゅうき‐けい【呼吸器系】
- 呼吸をつかさどる器官の系統。respiratory system
- こきゅう‐きしつ【呼吸基質】
- 呼吸の材料として使用される物質。おもに炭水化物と脂肪。たんぱく質も用いられる。respiratory substance
- こきゅう‐こうそ【呼吸酵素】
- 細胞内で呼吸反応に関係する酵素群。おもなものに脱水素酵素と脱炭酸酵素がある。respiratory enzyme
- こきゅう‐こん【呼吸根】
- 根の一種。地中の根の一部が地上にのび、呼吸を助けるもの。組織の間にすき間が多い。ヌマスギ・ミズキンバイなど。respiratory root
- こきゅう‐こんなん【呼吸困難】
- なんらかの原因から平常の呼吸ができない状態、または苦しい呼吸。心臓・肺・神経・筋肉の疾患、貧血・心因などで起こる。dyspnea〈用例〉〜に陥る。
- こきゅう‐しきそ【呼吸色素】
- 呼吸時に酸素を運ぶ色素。ヘモグロビン・クロロクルオリン・ヘモシアニン・チトクロム類・フラビン酵素など。respiratory pigment
- こきゅう‐じゅ【呼吸樹】
- ナマコ類にみられる独特の呼吸器。水肺。respiratory tree
- こきゅう‐ちゅうすう【呼吸中枢】
- 呼吸運動をつかさどる中枢。脊椎(せきつい)動物では延髄にあって、その興奮が神経を介して肋間(ろつかん)筋や横隔膜などに伝えられて呼吸運動がおこる。respiratory center
- こきゅう‐ねつ【呼吸熱】
- 呼吸をすることにより発生する熱。呼吸時の化学的エネルギーの一部が熱エネルギーに変わったもの。respiration heat
- こきゅう‐はくぶついん【故宮博物院】
- 中国の北京(ペキン)市と台湾の台北(たいほく)市にある美術館。清(しん)朝宮廷秘蔵の古美術品を展示。中国のものは1914年北京の旧紫禁城内に設けられた古物陳列場が母体で、25年故宮博物院として一般公開される。台湾のものは日中戦争後、国民政府の手でおもなものが台北に運ばれ、同名の美術館となる。北京では民間からの新収集品も加え、規模も拡大されている。
- こきゅう‐りょう【呼吸量】
- 生物が呼吸をするときに消費する酸素の量。また、同時に発生する二酸化炭素の量。
- こ‐きょう【故京・古京】
- もとの都。古い都。旧都。old capital〈対義〉新都。
- こ‐きょう【故郷】
- 生まれ育った土地。郷里。ふるさと。one's native place〈用例〉第2の〜。
- 故郷へ錦を飾る(こきょうへにしきをかざる)
- 立身出世して故郷に帰る。return home loaded with honors
- 故郷、忘じ難し(こきょう、ぼうじがたし)
- 故郷はなつかしく、いつまでも忘れられない。Home is always sweet to an exile.
- こ‐きよう【小器用】(形動)
- 少しばかり器用なさま。こぎよう。cleverish〈用例〉〜な人。
- ご‐きょう【五教】
- ①儒教で、人が守らなければならないとされる5つの教え。
- ②釈迦(しゃか)の教説を内容の深浅・難易によって5段階に分類したもの。
- ご‐きょう【五経】
- 儒教の基本経典。『易(えき)経』『書経』『詩経』『礼(らい)記』『春秋』の五書。唐の太宗(たいそう)が『五経正義』を編ませたときに定まったという。〈比較〉四書。
- ご‐ぎょう【五行】
- ①古代中国の思想で、万物を生成するとされる5つの元素。木・火・土・金・水をいう。戦国時代以後とくに漢代、陰陽説と結合して盛行し、大きな影響を与えた。
- ②《仏教語》布施(ふせ)・持戒・忍辱(にんにく)・精進(しょうじん)・止観の5つの修行。
- ご‐ぎょう【御形】
- →ハハコグサの別名。春の七草の一つ。オギョウ。
- ごきょうせいぎ【五経正義】
- 中国、唐代に集大成された五経の注釈書。解釈の統一をめざし、太宗(たいそう)の命で孔穎達(くえいだつ)らが編纂(へんさん)。
- こきょうのそら【故郷の空】
- 《原題Comin' thro' the rye》スコットランド民謡。日本でも明治時代から唱歌として親しまれている。
- ごきょう‐はかせ【五経博士】
- 中国、漢の太学の教官。五経のうちの1経だけを専門に教授。武帝が制定。
- こ‐きょく【古曲】
- 大正期より使われた日本音楽の分類名。一般には古い曲をさすが、現在では河東(かとう)節・一中節・宮薗(みやぞの)節・荻江(おぎえ)節の4種類の総称。
- ごきょく‐かん【五極管】
- 真空管の一種。陰極と陽極の間に3つの格子状電極がある。本質的には三極管と変わらないが、増幅率や内部抵抗が大きい。pentode
- こ‐きりこ【小切(り)子・▼筑子】
- 日本の民俗打楽器の一つ。長さ20〜30cmの竹の棒2本を打ち合わせて音を出す。室町時代、放下(ほうか)の芸人が踊りのさいに用いて流行した。富山県など北陸地方に残る。
- こ‐ぎ・る【小切る】(五他)
- ①小さく区切る。小さく切って分ける。
- ②値切る。
- こ‐ぎれ【小切れ】
- ①布の切れはし。端(は)切れ。pieces of cloth
- ②《「小切れ物」の略》芝居で、役者の衣装につく小物。手ぬぐい・たびなど。
- こ‐ぎれい【小▼綺麗・小奇麗】(形動)
- 服装・部屋などが、きれいに整えられてさっぱりとしたさま。また、感じのよいさま。tidy〈対義〉こぎたない。〈用例〉〜な服装。〜に盛りつける。〈派生〉こぎれいさ(名)
- こ‐きん【古今】
- ①昔と今。ここん。
- ②『→古今和歌集』の略称。
- こ‐ぎん【小▽衣】
- =こぎぬ。
- ①半袖(はんそで)または袖なしの腰までの仕事着。麻布または藤布(ふじぬの)の単(ひとえ)。
- ②《「刺しこぎん」の略》①に白木綿糸で刺し縫いしたもの。
- こきん‐ぐみ【古今組】
- 箏曲(そうきょく)の一種。2世吉沢検校(よしざわけんぎょう)の安政(あんせい)期の作。『古今和歌集』の歌に作曲した「千鳥(ちどり)の曲」「春の曲」など5曲からなる。
- こきん‐ちょう【▼胡▼錦鳥】
- カエデチョウ科の飼い鳥。全長約15cm。背は緑、胸は紫、腹は黄と色分けされ、頭部は黒・赤・黄と3型があって、それぞれクロコキン・アカコキン・キガシラコキンという。オーストラリア原産で、日本では明治以来飼われる。Gouldian finch
- こきん‐でんじゅ【古今伝授】
- 『古今和歌集』の解釈中、とくに難解とされる事項を、師匠から弟子へと伝授すること。二条家の門弟東常縁(とうのつねより)のころから形式が確立。しだいに神秘化形骸(けいがい)化し、近世の国学者には顧みられなくなった。
- こきんわかしゅう【古今和歌集】
- 平安初期の最初の勅撰(ちょくせん)和歌集。20巻。撰者(せんじゃ)は紀貫之(きのつらゆき)・紀友則(きのとものり)・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)・壬生忠岑(みぶのただみね)。延喜(えんぎ)5年(905)醍醐(だいご)天皇の勅を受け、『万葉集』以後の秀歌約1100首を編集。成立時は延喜5年または同14年(914)ごろか。仮名序・真名(漢文)序があり、四季・賀・離別・恋など13に分類した構成。作者総数約120人。歌風は優美繊細で、知的技巧的、七五調の3句切れの歌が多い。八代集の一つ。古今集。古今。
- こきんわかろくじょう【古今和歌六▼帖】
- 平安中期の類題私撰(しせん)集。6巻。撰者・成立年代未詳。10世紀末の成立。天象・地儀・人事・動植物など25項目に大別し、これを細分して約500の歌題をあげ、相当する歌約4500首を掲げる。古今六帖。
- コク【▼囗】3画
- 部首 囗くにがまえ
- 区点 5188・JIS 5378・シフト 9A98
- [音] イ・コク
- ①くに。国。
- ②部首の一つ。くにがまえ。
→イ[囗]
- コク【石】5画
- 部首 石いし 教育小1
- 区点 3248・JIS 4050・シフト 90CE
- [音] セキ・シャク・コク
- [訓] いし
→ 字形参照
- ①尺貫法の容積の単位。1斗の10倍。1石は約0.18kl。〈用例〉(名)〜ではかる。
- ②尺貫法の船や材木の大きさの単位。1石は10立方尺。また、約0.28m3。〈用例〉(名)三十〜船。
- ③禄高(ろくだか)。知行高(ちぎょうだか)。江戸時代の俸禄の単位。〈用例〉(名)加賀百万〜。→セキ・シャク[石]
- コク【克】7画
- 部首 儿にんにょう 常用
- 区点 2578・JIS 396E・シフト 8D8E
- [音] コク
→ 字形参照
- 《もと剋も》
- ①かつ。うちかつ。「下克上・超克」「克己(こっき)・克服」
- ②よい。よく。よくする。「克明」
- コク【告】7画
- 部首 口くち 教育小4
- 区点 2580・JIS 3970・シフト 8D90
- [音] コク・コウ
- [訓] つげる
→ 字形参照
- ①つげる。しらせる。「警告・広告・通告・誣告(ぶこく)・報告」「告示・告訴・告知・告別」
- ②上の人にいう。もうしあげる。「申告」
- ③のる。いう。述べる。
- コク【▽角】7画
- 部首 角つの 教育小2
- 区点 1949・JIS 3351・シフト 8A70
- [音] カク・ロク・コク
- [訓] かど・つの
→ 字形参照
- 「角角(こくこく)」は、キジの鳴く声。→カク・ロク[角]
- コク【谷】7画
- 部首 谷たに 教育小2
- 区点 3511・JIS 432B・シフト 924A
- [音] コク
- [訓] たに
→ 字形参照
- ①たに。たにあい。や。やつ。「峡谷・空谷・渓谷・幽谷」
- ②きわまる。ゆきづまる。
- コク【刻】8画
- 部首 㔾りっとう 教育小6
- 区点 2579・JIS 396F・シフト 8D8F
- [音] コク
- [訓] きざむ
→ 字形参照
- ①きざむ。ほる。「印刻・彫刻・翻刻」
- ②むごい。きびしい。「深刻」「刻苦(こっく)」
- ③とき。「時刻・遅刻」「刻限」
- ④1昼夜十二時(とき)に十二支を配し、子(ね)の刻、丑(うし)の刻などといい、これをさらに3分して上刻・中刻・下刻としたもの。
- ⑤一時(ひととき)(ほぼ2時間)の4分の1を1刻(いっこく)とした。
- コク【国】8画
- 部首 囗くにがまえ 教育小2
- 区点 2581・JIS 3971・シフト 8D91
- [音] コク
- [訓] くに
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- ①くに。こっか。〈比較〉邦(ほう)。「愛国・外国・祖国・母国・本国(ほんこく・ほんごく)」「国営・国家(こっか)・国籍」
- ②くに中で、特にすぐれている人。「国士・国手」
- ③そのくにの。日本の。「国語・国史」
- コク【▼國】11画→国の旧字
- 囗くにがまえ
- 区点 5202・JIS 5422・シフト 9AA0
- コク【▼圀】9画→国の異体字
- 囗くにがまえ
- 区点 5191・JIS 537B・シフト 9A9B
- コク【▼剋】9画
- 部首 㔾りっとう
- 区点 4978・JIS 516E・シフト 998E
- [音] コク
※旧字・異体字あり
- ①かつ。うちかつ。「相剋」「剋復」
- ②よく。よくする。
- コク【▼尅】10画→▼剋の異体字
- 寸すんづくり
- 区点 5381・JIS 5571・シフト 9B91
- コク【▼哭】10画
- 部首 口くち
- 区点 5113・JIS 532D・シフト 9A4C
- [音] コク
- なく。かなしんで大声をあげてなく。なきさけぶ。「痛哭・慟哭(どうこく)」
- コク【▼釛】10画
- 部首 金かねへん
- 区点 7862・JIS 6E5E・シフト E7DC
- [音] コク・ゴク
- かね。こがね。黄金。
- コク【▼斛】11画
- 部首 斗とます
- 区点 5847・JIS 5A4F・シフト 9DCD
- [音] コク
- ①容積の単位。1斗の10倍。石(こく)。
- ②ます。大きなます。
- ③ますめ。斗量。
- コク【▼梏】11画
- 部首 木きへん
- 区点 5971・JIS 5B67・シフト 9E87
- [音] コク・カク
- ①てかせ。手の自由がきかないようにする刑具。「桎梏(しっこく)」
- ②しばる。つなぐ。
- ③つらぬく。首を射ぬく。
- ④みだす。
→カク[梏]
- コク【黒】11画
- 部首 黒くろ 教育小2
- 区点 2585・JIS 3975・シフト 8D95
- [音] コク
- [訓] くろ・くろい
→ 字形参照
- くろ。くろい。くろい色。〈対義〉白(はく)。「暗黒・漆黒」「黒煙」
- コク【穀】14画
- 部首 禾のぎ 教育小6
- 区点 2582・JIS 3972・シフト 8D92
- [音] コク
→ 字形参照
- たなつもの。田や畑から生ずるもの。米・麦・粟(あわ)・豆など。「五穀・雑穀・新穀・脱穀・米穀(べいこく)」「穀物(こくもつ)」
- コク【酷】14画
- 部首 酉ひよみのとり 常用
- 区点 2583・JIS 3973・シフト 8D93
- [音] コク
→ 字形参照
- ①ひどい。むごい。「残酷・冷酷」「酷使」〈用例〉(形動)〜なやり口。この上なお働かせるのは〜だ。
- ②はげしい。きびしい。はなはだしい。「酷似・酷暑・酷評」
- ③こい。つよい。深みのある、濃い味わい。〈用例〉(名)〜のある酒。
- コク【▼槲】15画
- 部首 木きへん
- 区点 6064・JIS 5C60・シフト 9EDE
- [音] コク
- カシワ。ブナ科の落葉高木。かしわぎ。
- コク【▼轂】17画
- 部首 車くるま
- 区点 7756・JIS 6D58・シフト E777
- [音] コク
- ①こしき。車輪の中央にあり、輻(や)があつまり車軸が通っている部分。
- ②くるま。車両。「輦轂(れんこく)」
- コク【▼鵠】18画
- 部首 鳥とり
- 区点 2584・JIS 3974・シフト 8D94
- [音] コク・コウ
- ①くぐい。ハクチョウ。カモ科の水鳥。「鴻鵠(こうこく)」
- ②まと。弓の的。また、的の中心の黒点。「正鵠(せいこく・せいこう)」
- ③ただしい。あきらか。
→コウ[鵠]
- 鵠を刻して鶩に類す(こくをこくしてあひるにるいす)
- 《『後漢書』「馬援伝」にあることば》謹厳実直な人に学べば、それにおよばなくても、その人に似かよった善人にはなれる。
- こく
- 《「酷」からとも「濃く」からともいう》深みのある、こい味わい。〈用例〉〜のある酒。
- こ・く【▽扱く】(五他)
- しごく。かき落とす。hackle〈用例〉稲穂を〜。
- こ・く【▽放く】(五他)
- 《俗語》
- ①はなつ。排出する。discharge〈用例〉屁(へ)を〜。
- ②言う。吐(ぬ)かす。say〈用例〉あほ〜な。
- こ・ぐ【▽扱ぐ】(五他)
- 根のついたまま引き抜く。〈用例〉苗木を〜。
- こ・ぐ【▼漕ぐ】(五他)
- ①ろ・かいで船を進める。row〈用例〉小舟を〜。
- ②足の力で、ぶらんこや自転車などを動かす。pedal; swing
- ③雪の中・やぶなどの歩行しにくい所を、かきわけながら進む。〈用例〉やぶを〜。
- ゴク【極】13画
- 部首 木きへん 教育小4
- 区点 2243・JIS 364B・シフト 8BC9
- [音] キョク・ゴク
- [訓] きわめる・きわまる・きわみ
→ 字形参照
- きわめる。きわみ。きわめて。非常に。この上もない。「至極」「極意・極上・極秘」〈用例〉(副)〜まれに。
→キョク[極]
- ゴク【獄】14画
- 部首 𤴔けものへん 常用
- 区点 2586・JIS 3976・シフト 8D96
- [音] ゴク・ギョク
→ 字形参照
- ①ろうや。ひとや。刑務所。「監獄・出獄」「獄死・獄門」〈用例〉(名)〜にとらわれる。
- ②うったえる。うったえ。訴訟。「疑獄」
- ご‐く【五苦】
- 《仏教語》
- ①五道で受ける苦しみ。
- ②人生の5つの苦しみ。生・老・病・死の四苦に愛別離苦をあわせたもの。
- ③四苦を一つに数え、愛別離苦・怨憎会(おんぞうえ)苦・求不得(ぐふとく)苦・五陰盛(ごおんじょう)苦をあわせたもの。
- ご‐く【語句】
- 語と句。ことば。ことばのひとまとまり。words and phrases
- ごく‐あく【極悪】(名・形動)
- 残忍でこの上なく悪いこと・さま。atrocity〈派生〉ごくあくさ(名)
- ごくあく‐ひどう【極悪非道】(名・形動)
- 「極悪」を強めた語。atrocity and cruelty〈用例〉〜の大悪人。
- こく‐あんあん【黒暗暗】(名・形動)
- まっくらなこと・さま。
- こく‐い【国威】
- 国家の威光・威勢。national prestige〈用例〉〜発揚。
- こく‐い【黒衣】
- ①黒い着物。black garment〈対義〉白衣(はくい)。
- ②僧尼(そうに)の墨染めのころも。こくえ。black robe〈用例〉円頂〜。
- ごく‐い【極意】
- 学芸・武芸の奥の手。奥義(おうぎ)。secret〈用例〉〜をきわめる。
- ごく‐い【獄衣】
- 囚人の着る衣服。囚人服。prison uniform
- こく‐いっこく【刻一刻】(副)
- しだいしだいに。刻々。every moment
- 刻印を押す(こくいんをおす)
- 《多く、よくない意味に用いる》たしかにそうだときめつける。極印(ごくいん)を打つ。brand〈用例〉裏切り者の〜。
- こく‐いん【黒印】
- 中世・近世、領主や大名が公文書に用いた墨による印判。江戸時代には黒印は諸大名、朱印は将軍が使用。
- ごく‐いん【極印】
- ①江戸時代の鑑定印の一種。貨幣(かへい)・金銀・材木などに、品質を証明するために押印(おういん)。
- ②永久に消えないしるし。刻印。ineffaceable stamp
- こくいん‐ち【黒印地】
- 江戸時代、大名が社寺などに黒印状を下して寄進または安堵(あんど)した土地。年貢(ねんぐ)免除の地。
- ごくいん‐つき【極印付き】
- =ごくいんづき。
- ①極印が押してあること。hallmarked
- ②保証付き。guaranteed
- こ‐くう【虚空】
- 《仏教語で、空(そら)・空間・空間を満たす元素の意から》
- ①そら。大空。sky
- ②空間。space
- 虚空を掴む(こくうをつかむ)
- 《苦しみもがくさまにいう》手を上に突き上げ、何もない空間をつかむように、指をかたく握りしめる。grasp at the air〈用例〉虚空を掴んで倒れる。
- こく‐う【穀雨】
- 二十四節気(せっき)の一つ。4月20、21日ごろ。春雨が穀物の発芽を促す時期。
- ご‐くう【御▽供】
- 供物。ごく。〈用例〉人身(ひとみ)〜。
- こくうぞう‐ぼさつ【虚空蔵▼菩▼薩】
- 虚空のように広大無辺な福徳と智慧(ちえ)によって人々を救うという菩薩。胎蔵曼荼羅(まんだら)虚空蔵院の主尊。求聞持法(ぐもんじほう)の本尊として尊崇された。虚空蔵。
- こくうれいぼ【虚空鈴慕】
- 尺八の曲名。琴古(きんこ)流の古伝三曲といわれる代表曲の一つ。琴古流以外では類似の曲を『虚空』という。黒沢琴古が長崎の普化(ふけ)寺の曲を改作したといわれる。
- こく‐うん【国運】
- 国家のなりゆき・運命。destiny of a nation〈用例〉〜が傾く。
- こく‐えい【国営】
- 国家が経営すること。government management〈対義〉公営・私営。
- こくえい‐きぎょう【国営企業】
- 国家が経営する企業。日本では、大蔵省の印刷局・造幣局など現業部門の事業がこれに相当する。state enterprise
- こくえいきぎょうとう‐ろうどうくみあいきょうぎかい【国営企業等労働組合協議会】
- 四現業の労働組合である全逓(ぜんてい)・全林野・全印刷・全造幣の連合体。昭和62年(1987)に公共企業体等労働協議会を改称して設立。
- こくえいきぎょう‐ろうどういいんかい【国営企業労働委員会】
- 労働省の外局の一つ。郵政・国有林野・大蔵印刷・造幣の各国営企業(四現業)の労働争議の斡旋(あっせん)・調停・仲裁や不当労働行為の救済などを行う機関。昭和62年(1987)に公共企業体等労働委員会を改称して設立、同63年(1988)中央労働委員会に統合される。国労委。
- こくえいきぎょう‐ろうどうかんけいほう【国営企業労働関係法】
- 郵政・国有林野・大蔵印刷・造幣の各国営企業(四現業)の労使関係に適用される法律。昭和61年(1986)公共企業体等労働関係法を改正して成立。国労法。
- こく‐えき【国益】
- 国家それ自体の利益。一般に既成秩序を擁護するものをいい、階級的利益や個人的利益の主張に対して強調されることが多い。国利。national interests
- こく‐えん【黒煙】
- 黒い煙。くろけむり。black smoke〈用例〉〜を上げて走るSL。
- こく‐えん【黒鉛】
- 炭素の同素体の一つ。天然にも産出。六方晶系に属する板状結晶。灰黒色で光沢があり、電流や熱の良導体。電極・るつぼ・鉛筆の芯(しん)などに利用。石墨。グラファイト。graphite
- こくえんがた‐げんしろ【黒鉛型原子炉】
- 減速材として黒鉛を使った原子炉。graphite reactor
- こく‐おう【国王】
- 王の称号を持つ一国の君主。king
- こく‐おん【国音】
- ①その国の特色のある音声。お国なまり。
- ②国語化した漢字音。和音。
- こく‐おん【国恩】
- 国から受けるめぐみ。one's debt to one's country
- こく‐が【国画】
- 現代中国で、中国固有の伝統的技法による絵画の名称。西洋画に対する。
- こく‐が【国▼衙】
- ①律令(りつりょう)制下、国司が事務を執った諸国の政庁。
- ②「→国衙領」の略。
- こく‐が【穀▼蛾】
- ヒロズコガ科のガ。貯蔵穀物の害虫の一つ。成虫は開張9〜14mmで、幼虫が穀物粒をつづり、その中で食害。全世界に分布。
- こく‐がい【国外】
- 国の領土・領海の外。abroad〈対義〉国内。
- こくがい‐たいきょ【国外退去】
- 受け入れ国の要請またはペルソナ‐ノン‐グラータ(好ましからざる人物)通告によって、外交官がその国から退去すること。deportation
- こくがい‐はん【国外犯】
- 日本国外で犯した罪で、日本の刑法によって罰せられるもの。
- こくが‐かい【国画会】
- 美術団体の一つ。国画創作協会第1部(日本画)が昭和3年(1928)解散したとき、梅原龍三郎(うめはらりゅうざぶろう)らにより第2部(洋画・工芸・彫刻)が国画会と改称、翌4年に発足。のち版画部・写真部を併設。
- こく‐がく【国学】
- ①江戸時代の学問の一つ。文献学的方法を中心に日本古典および古代文化の研究の開発を行った、一連の学統と同類の学風、または同趣旨の研究活動。日本民族固有の精神である「古意、古道」を明らかにしようとした。「記紀」や『万葉集』が対象。契沖(けいちゅう)・賀茂真淵(かものまぶち)・本居宣長(もとおりのりなが)・平田篤胤(ひらたあつたね)などにより展開。和学・皇学。〈対義〉漢学・洋学。
- ②律令(りつりょう)制下の学制。郡司の子弟を入学させた地方の学校。〈比較〉大学寮。
- こくがくいん‐だいがく【国学院大学】
- 私立大学。明治37年(1904)創立の国學院大学専門部を前身とし、昭和23年(1948)より現制。本部は東京都渋谷(しぶや)区東。
- こくが‐りょう【国▼衙領】
- 国衙(こくが)の支配した土地。公領。
- こく‐がん【黒▼雁】
- カモ科の小形のガン。体が黒く頸(くび)に白斑(はくはん)がある。全長約60cm。シベリア北部で繁殖し、冬は南下。日本へは冬鳥として青森県など北部の港湾に渡来。天然記念物。black geese