こ‐くさぎ【小臭木】
ミカン科の落葉低木。山野の沢沿いにはえる。雌雄異株(いしゅ)。高さ約2m。葉は互生し、長さ5〜12cmで光沢がある。春に、黄緑色の四弁花をつける。
こく‐さく【告朔】
昔、中国で諸侯が天子から暦を受けて祖廟(そびょう)におさめ、朔(ついたち)ごとに廟前に羊を供えて、この日が朔であることを告げた儀式。
告朔のき羊(こくさくのきよう)
《告朔の儀式に供える羊。『論語』「八いつ」に、子貢(しこう)がこの習慣はやめたほうがよいというのに対して、孔子が「我はその礼を愛す」と答えた、とあることから》虚礼でも実害がなければ残しておいたほうがよいことのたとえ。また、形式だけが残っていることのたとえ。
こく‐さく【国策】
国家の政策。national policy
こくさく‐がいしゃ【国策会社】
昭和前期、戦時体制確立の国家政策に従って設立された特殊会社。政府が助成・保護した新興財閥の半官半民企業で、軍需産業の強化、占領地の開発や産業振興をはかった。
こく‐さん【国産】
①一国の産物。home production
②自国の産物・生産。domestic〈対義〉外国産・舶来。
こくさん‐かいしょ【国産会所】
江戸中期以降、諸藩が領内での特産物の育成・専売のために設けた機関。物産会所。産物会所。
こくさん‐しゃ【国産車】
自国でつくった自動車。domestic car〈対義〉外車。
こく‐し【国士】
①一国で、とくにすぐれた人物。distinguished citizen
②憂国の士。patriot
こく‐し【国史】
①一国の歴史。history of a nation
②日本史。Japanese history
こく‐し【国司】
律令(りつりょう)制下の地方官。一国の行政・司法・警察・軍事の広い領域にわたり権限をもった。守(かみ)・介(すけ)・掾(じよう)・目(さかん)の四等官と史生(ししょう)からなり、いずれも中央で任命。任期は4〜6年。
こく‐し【国使】
国家の命令をおびて外国へ行く人。envoy
こく‐し【国師】
①奈良時代、国分寺に置かれた僧官。
②中世、朝廷から高僧に与えられた称号。〈用例〉夢窓(むそう)〜。
こく‐し【黒子】
→ホクロ。mole
こく‐し【酷使】(名・サ変他)
人や物を手加減しないでひどく使うこと。こき使うこと。drive hard〈用例〉店員を〜する。
こく‐し【告子】
(?-?)中国、戦国時代の斉(せい)の思想家。人間の性には善悪の属性はないと主張、孟子(もうし)と論争した。
こく‐じ【告示】(名・サ変他)
おおやけの機関が国民に広く知らせること。一般選挙の投票期日など。notice〈比較〉公告・公示。
こく‐じ【告辞】
告げさとすことば。address〈用例〉校長〜。
こく‐じ【刻字】(名・サ変自)
文字をきざみつけること。また、その文字。carved letter
こく‐じ【国字】
①その国の国語を書き表すために公式に認められた文字。native script
②平仮名と片仮名。〈対義〉漢字。
③漢字にならって、日本でつくった文字。「畑・峠(とうげ)・笹(ささ)・凩(こがらし)・麿(まろ)・腺(せん)」など。和字。和製漢字。〈対義〉漢字。
こく‐じ【国事】
国家、とくに国家の政治に密接な関係のある事柄。national affairs
こく‐じ【国璽】
国家のしるしとしての官印。the seal of the state
こく‐じ【酷似】(名・サ変自)
きわめて似ていること。非常によく似ていること。close resemblance〈用例〉2つの事件は〜している。
ごく‐し【獄死】(名・サ変自)
刑務所など、捕らえられていた所で死ぬこと。牢死(ろうし)。death in prison
こくしかん‐だいがく【国士舘大学】
私立大学。昭和4年(1929)創立の国士舘専門学校を前身とし、同33年(1958)より現制。本部は東京都世田谷(せたがや)区世田谷。
こく‐しきそほう【黒色素胞】
黒色のメラニン顆粒(かりゅう)を含む色素細胞。真皮にあり、体色の暗化・明化に関与する。メラノフォア。melanophore
こくじ‐こうい【国事行為】
天皇の権限として憲法に規定された国家的事務に関する行為。内閣の助言と承認を得て行われる。
コクシジウム【coccidium】
ニワトリや家畜の腸・肝臓に寄生し、下痢や栄養障害などのコクシジウム症をおこす原生動物。体長30〜50ミクロン
こくじ‐しょうしょ【国璽尚書】
イギリスで国璽・御璽(ぎょじ)を保管する大臣。ただし国璽などの使用に関する実質的な権限はもたず、形式的な官職。Lord Privy Seal
こくしたいけい【国史大系】
正史実録と私撰(しせん)の諸史などの記録文書を集大成し、校訂を加えた叢書(そうしょ)。田口卯吉(たぐちうきち)編。明治30〜37年(1897〜1904)刊行。新訂増補版は黒板勝美(くろいたかつみ)編、昭和39年(1964)より刊行。
こくじ‐はん【国事犯】
国家の統治機構の侵害など、政治秩序の転覆・侵害をはかる犯罪。内乱罪など。また、その犯人。政治犯。political crime
こくし‐びょう【黒死病】
14世紀中ごろヨーロッパに流行したペスト。1346年黒海沿岸に発生し、50年までに全ヨーロッパに伝播(でんぱ)した。全人口の3割前後が病死。Black Death
こくし‐むそう【国士無双】
①国士の中でもとくにすぐれた人物。天下第1の人。
②麻雀(マージャン)の手役「役満」の一つ。
こくじ‐もんだい【国字問題】
一国の公式の文字についての問題。日本では、明治以来、漢字の廃止・節減の論、ローマ字国字論・仮名専用論・新字採用論などがみられるが、昭和21年(1946)以後、当用漢字表・当用漢字音訓表・当用漢字字体表、送りがなのつけ方などが次々と内閣告示で定められた。のちにそれぞれ改定され、一般の社会生活における表記の目安・よりどころとなっている。problem of the national script
ごく‐しゃ【獄舎】
ろうや。刑務所。監獄。jail(米); gaol(英)
こく‐しゅ【国手】
①名医。skilled physician
②碁の名人。
こく‐しゅ【国主】
①一国の長。君主。天子。king; monarch
②室町末期から江戸時代にかけて、1国以上を領有した大名。国主大名。国守。
こく‐しゅ【国守】
①国司の長官。くにのかみ。
→こくしゅ(国主)②
こくしゅ‐だいみょう【国主大名】
→国持(くにもち)大名の別称。
こく‐しょ【国書】
①元首がその国の名で出す外交文書。sovereign's message〈用例〉〜を交わす。
②日本語で著述された日本の記録・書物。〈対義〉漢書(かんしょ)・洋書。〈用例〉〜総目録。
こく‐しょ【酷暑】
厳しい暑さ。猛暑。極暑。intense heat〈対義〉酷寒。
ごく‐しょ【極暑】
たいへん暑いこと・季節。酷暑。intense heat〈対義〉極寒。〈用例〉〜の候。
こく‐しょう【漿】
肉や魚などをよく煮こんだ、濃いみそ汁。鯉(こい)こくが有名。こくしお。
こく‐じょう【国情・国状】
国内のようす・事情・状態。conditions of a country〈用例〉〜視察。
ごく‐じょう【極上】
いちばん上等。the highest quality〈用例〉〜の紙。
こくじょう‐じごく【黒縄地獄】
《仏教語》八大地獄の一つ。ここの亡者(もうじや)は熱い鉄の縄で縛られ、熱い鉄のおのやのこぎりで切られるという。
こく‐しょく【国色】
①絶世の美人。
→ボタンの異名。
こく‐しょく【黒色】
黒い色。black
こく‐しょく【穀食】
穀物を常食とすること。grain eating〈対義〉草食・肉食。
こく‐じょく【国辱】
国のはじ。national disgrace
こくしょく‐かやく【黒色火薬】
硝石・硫黄・木炭を混合した火薬。室温の乾燥状態では安定だが、摩擦・衝撃などによって容易に発火する。急速に燃焼して煙を多く出す。black powder
こくしょく‐しゅ【黒色腫】
皮膚に生じる腫瘍(しゅよう)。悪性黒色腫が代表的。顔・足の裏・下腿(かたい)などにおもに発生し、急速に悪化し転移も速い。melanoma
こくしょく‐じんしゅ【黒色人種】
19〜20世紀半ばに、人類を生物的特徴によって3〜5種類に大別したときの一つ。現在、人種分類の有効性は否定されている。ネグロイド。黒人。黒人種。Negroid
こくしょく‐ひょうひしゅ【黒色表皮腫】
からだの各所、とくに脇(わき)の下や首・股間(こかん)部の皮膚が黒褐色でざらざらしたきたならしい感じになるもの。悪性と良性があり、悪性は臓器の癌(がん)(とくに胃癌)の徴候とされる。melanoepithelioma
こく‐じん【国人】
①在地の武士。
②南北朝以降、地方の荘官や地頭(じとう)・名主(みようしゆ)などから領主として成長した地方土豪。
③その国のひと。
こく‐じん【黒人】
→黒色人種の別称。
こくじん‐おんがく【黒人音楽】
とくに植民地時代のアメリカで、西アフリカからの黒人奴隷の間から生まれた音楽。ジャズにまで発展し、世界的な音楽の一つとなった。
こくじんこうじょう‐きょうかい【黒人向上協会】
(National Association for the Advancement of Colored People)1909年にアメリカで白人の自由主義者と黒人運動指導者により組織された人種差別撤廃をめざす団体。NAACP。
こくじん‐どれい【黒人奴隷】
16〜19世紀、アメリカ大陸で奴隷として生産労働に従事させられたアフリカ黒人。Negro slavery
こくじん‐ぶんがく【黒人文学】
黒色人種の創造する文学の総称。主として南北アメリカ・アフリカ・西インド諸島の各国の文学に含まれるが、全体的な呼称でもある。
こくじん‐もんだい【黒人問題】
アメリカの社会問題の一つ。黒人に対する人種差別とそれに対する黒人の抵抗が引き起こす諸問題。Black question
こくじん‐れいか【黒人霊歌】
19世紀後半、アメリカの黒人奴隷へのキリスト教布教のために作られた宗教的民謡。題材は旧約聖書が多い。黒人音楽の特徴が表れている。ニグロスピリチュアルズ。Negro spirituals
こく‐すい【国粋】
ある国に固有な美点・長所。national characteristics
こくすい‐しゅぎ【国粋主義】
自分の国や民族の特殊性・優秀性を主張し、それを維持発揚しようとする思潮。とくに日本で幕末から明治期に興り、昭和初期から第2次大戦の終結まで支配的となったものをさす。ultranationalism〈比較〉国家主義。
こくすい‐ねつ【黒水熱】
重症の熱帯熱マラリア患者にみられる急性赤血球崩壊症。キニーネ服用で誘発されることが多い。黒色尿を出し、尿毒症症状へと進む。blackwater fever
ごくすい‐の‐えん【曲水の宴】
→きょくすいのえん(曲水の宴)
こ‐ぐすり【粉薬】
→こなぐすり(粉薬)
こく・する【克する・剋する】(サ変自他)
=克す。
①(他)負かす。まさる。〈用例〉下、上を〜。
②(自)五行(ごぎょう)の運行で、相克する。
こく・する【刻する】(サ変他)
きざみつける。彫刻する。刻す。carve
こく・する【哭する】(サ変自)
=哭す。
①声をあげて泣く。
②中国で、死者を弔う礼として泣き叫ぶ。
こく‐ぜ【国是】
①国の定めた政治上の方針。national policy
②近代ヨーロッパ諸国にみられた、国家行動のための基本準則。
こく‐せい【国政】
国家の政治。administration〈用例〉〜に参与。
こく‐せい【国勢】
国のいきおい・ありさま。国運。state of a country〈用例〉隆々たる〜。
こく‐ぜい【国税】
国が徴収する租税。所得税・法人税・相続税・贈与税・印紙税・酒税・輸入税・消費税など。直接税と間接税に分類される。national tax〈比較〉地方税。
こく‐ぜい【酷税】
苛酷な税。重い税。苛税。heavy tax
こくぜい‐ちょう【国税庁】
財務省の外局の一つ。関税など渉外関係の税をのぞく国内税の賦課・徴収をおもな任務とする。National Tax Administration Agency
こくせい‐ちょうさ【国政調査】
国会の両議院がみずから国の政治全般に関して調査すること。
こくせい‐ちょうさ【国勢調査】
政府が全国民についていっせいに行う人口調査。10年ごとに行うが、中間に簡易調査も実施。人口センサス。census
こくぜい‐ちょうしゅうほう【国税徴収法】
国税の収入を確保するため、徴収と滞納処分の手続きについて定めた法律。昭和34年(1959)公布。
こくぜい‐つうそくほう【国税通則法】
税務行政の公正な運営と国税の納付について定めた基本法。昭和37年(1962)公布。
こくぜいはんそく‐とりしまりほう【国税犯則取締法】
国税に関する犯罪事件の調査と処理の手続きについて規定する法律。明治33年(1900)公布。
こくぜい‐ふふくしんぱんしょ【国税不服審判所】
納税者の国税に関する不服申し立てをあつかう国税庁の付属機関。昭和45年(1970)設置。
こくせい‐モニター【国政モニター】
国民から国政一般について直接意見や批判を聞き、施策の参考にする制度。内閣官房広報室が主管し、定例報告・随意報告などによって意見を集める。national administration monitor
こく‐せき【国籍】
一定の国家の正式の構成員(国民)としての資格・身分。飛行機・船舶・法人などについても準用される。nationality
こくせき‐しゅぎ【国籍主義】
サケ・マスなど、産卵のために母川(ぼせん)に帰る魚は、母川国のものだという主張。
こくせき‐ほう【国籍法】
日本の国籍の取得と喪失にかかわる事項を規定した法律。明治32年(1899)公布。昭和25年(1950)全面改正。現在は同59年(1984)に大幅改正されたものが施行されている。
こく‐せつ【国設】
国がその施設を造ったこと。built by the nation
こく‐せん【国選】
国が選ぶこと。官選。appointment by the authorities
こくせん‐べんごにん【国選弁護人】
国費で選任する弁護人。刑事被告人に弁護人をつける資力がないような場合、被告人の請求などによって裁判所が選定する。もと、官選弁護人。court-appointed attorney〈対義〉私選弁護人。
こくせんやかっせん【国爺合戦】
人形浄瑠璃(じょうるり)時代物。近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)作。正徳(しょうとく)5年(1715)初演。歌舞伎(かぶき)としては享保(きょうほう)6年(1721)上演。明(みん)朝亡命の臣を父、日本人を母とする鄭成功(ていせいこう)の史実が素材。明朝再興のために和藤内(わとうない)(鄭成功)が活躍する。
こ‐くそ【木屎・粉糞・刻苧】
漆塗りの下地の隙間(すきま)などをうめるのに用いる、漆に繊維くずや木粉を練りまぜたもの。また、木工品の木地の隙間につめるのに用いる木粉を糊(のり)で練ったもの。
こく‐そ【告訴・告愬】(名・サ変他)
①告げ訴えること。complaint
②犯罪の被害者やその法定代理人などが捜査機関に申し出て、犯人の訴追を求めること。accusation〈比較〉告発。
こく‐そ【国訴】
江戸後期、合法的訴訟による農民闘争で、国郡規模のもの。文政(ぶんせい)6年(1823)大坂の特権商人に対して、在郷商人が起こしたものが最大。
こく‐そ【国礎】
国の基礎。国基。国本。
こく‐そう【国喪】
全国民が服する喪(も)。national mourning
こく‐そう【国葬】
国家の功労者に対し、国費で行う葬儀。national funeral
こく‐そう【穀倉】
=こくぐら。
①穀物の倉。granary
②穀物の主要産地。granary〈用例〉〜地帯。
こく‐ぞう【穀象】
→こくぞうむし(穀象虫)
ごく‐そう【獄窓】
①ろうやの窓。prison bars
②獄中。in prison
こくぞう‐むし【穀象虫】
オサゾウムシ科の黒褐色の小形コウチュウ。成虫・幼虫とも貯蔵穀物の害虫。体長3mm前後。幼虫は乳白色で、穀粒内で育つ。発生は年4回前後。世界各地に分布。コクゾウ。コメクイムシ。コメノムシ。
こく‐ぞく【国賊】
国に害を与える者。traitor
こ‐ぐそく【小具足】
甲冑(かっちゅう)をのぞくすべての武具装束(しようぞく)。臑当(すねあて)、籠手(こて)、喉輪(のどわ)、頬当(ほおあて)など。
ご‐ぐそく【五具足】
仏前に供える五つの仏具。燭台(しょくだい)1対、華瓶(けびょう)1対、香炉の総称。五器。
ごく‐そつ【獄卒】
①囚人を取り扱う牢屋(ろうや)の下級役人。jailer(米); gaoler(英)
②《仏教語》地獄で亡者(もうじや)を苦しめる鬼。
こく‐たい【国体】
①統治権がどこにあるかなどによって区別される国の形態。君主制・共和制など。national polity〈比較〉政体。
②国の特色。国柄(くにがら)。日本では幕末から第2次大戦前にかけて、万世一系の天皇が統治する特殊な国家を意味し、民族的優越性を示す概念として用いられた。
③「→国民体育大会」の略。
こく‐たい【黒体】
入射するすべての波長の放射を完全に吸収する、理論上の物体。完全黒体。black body
こく‐だい【国大】
→国立大学」の略。
こくたい‐ほうしゃ【黒体放射】
黒体から放出される電磁波。黒体輻射(ふくしゃ)。空洞(くうどう)放射。black-body radiation
こくたい‐めいちょう【国体明徴】
天皇中心の国家体制を明確にすること。昭和10年(1935)ごろ軍部や右翼が唱えたことば。
こく‐だか【石高】
近世、検地によって公定された米の標準生産高を示す方式。太閤(たいこう)検地以後、年貢(ねんぐ)徴収の規準であり、武士の知行高もこれで表示。
こく‐だち【穀断ち】(名・サ変自)
願い事のため、ある期間、穀物を食べないこと。〈比較〉酒(さか)断ち・茶断ち。
こ‐くたに【古九谷】
→くたにやき(九谷焼)
こく‐たん【黒炭】
→瀝青炭(れきせいたん)の古称。
こく‐たん【黒檀】
①カキノキ科の常緑高木。南アジアに産し、高さ約10m。葉は互生し、長楕円(だえん)形。材はかたく黒色で光沢があり、高級家具・器具用。烏木(うぼく)。ebony
②熱帯産のカキノキ属の良材の総称。
こく‐ち【告知】(名・サ変他)
①告げて知らせること。または役所などが通知すること。notice〈用例〉納税〜。
②当事者の一方の意思表示により、契約関係を終了させること。解約告知。notice〈比較〉解除。
こ‐ぐち【小口】
①切り口。横断面。section
→いとぐち。beginning
③少額。少量。small sum〈対義〉大口。
④書物の、背を除いた上・下・横の断面。とくに、横。edge〈対義〉のど。
小口を利く(こぐちをきく)
小利口(こりこう)なことを言う。ちょっと気のきいたことを言う。
こ‐ぐち【木口】
木材の切り口。木材の端。butt end
こぐち‐あつかい【小口扱い】
少量の荷物の運送を扱うこと。small lot consignment
こぐち‐がき【小口書(き)】
書物、とくに和本で、上または下の切り口部分の小口に、書名や巻数などを記すこと。また、書いたもの。
こくち‐ぎむ【告知義務】
保険契約を結ぶとき、保険契約者または被保険者が、保険者に保険料の決定に影響するような重要な事実を告げ、うそをいわない義務。obligation of declaration
こぐち‐ぎり【小口切(り)】
《木を木目が出るように切ったことから》細長い野菜などを断面が見えるように端から切る切り方。もとは「木口切り」とも書いた。cutting into slices
ごく‐ちゅう【獄中】
ろうやの中。in prison〈用例〉〜記。
こく‐ちょう【国鳥】
その国を代表すると定められた鳥。日本は昭和22年(1947)、日本鳥類学会がキジを選定。national bird
こく‐ちょう【国蝶】
各国が、自国に生息するチョウのうち、とくに代表的なチョウとして選定したもの。日本は昭和32年(1957)、オオムラサキを選定。
こく‐ちょう【黒鳥】
黒色のカモ科の水鳥。ハクチョウの仲間。翼長約47cm。嘴(くちばし)は赤く、風切り羽は純白。半家禽(かきん)で観賞用に飼育。オーストラリア・タスマニア原産。black swan
ごく‐ちょうたんぱ【極超短波】
周波数300〜3000メガヘルツ(波長1m〜10cm)の電磁波。タクシー無線などに利用。UHF。ultrahigh frequency
ごくっ‐と(副)
→ごくりと
こく‐つぶ【穀粒】
米・麦などの、穀物の粒。grain
ごく‐つぶし【潰し】
飯を食うだけで何もせず、ぶらぶらしている者をののしる語。good-for-nothing
こく‐てい【国定】
国家が制定すること。また、制定したもの。national〈用例〉〜公園。
こくてい‐きょうかしょ【国定教科書】
文部省が著作し、全国の学校で使用した教科書。明治36年(1903)小学校教科書の国定制度が樹立。昭和24年(1949)から検定制度の実施によって順次切り替えられた。national authorized textbook
こくてい‐こうえん【国定公園】
国が指定し、各都道府県が管理するすぐれた自然の景勝地。国立公園に準ずる。quasi-national park
こく‐てつ【国鉄】
→日本国有鉄道」の略。
こく‐てん【国典】
①国家の法典・儀式。national ceremonies
②日本の典籍。国書。
こく‐てん【黒点】
①黒い点。black spot
②太陽の光球面上にできる黒い点。通常、暗部・半暗部からなり、周囲より一時的に温度が低い部分。強い磁場によりエネルギーの対流がおさえられるためで、約11年の周期で活動がさかんになる。sunspot
③音楽で、音符の付点。dot
こく‐でん【国電】
旧日本国有鉄道の大都市内および周辺部の電車線。昭和62年(1987)4月、経営の分割・民営化にともなって名称は廃止。
こくてん‐ぐん【黒点群】
太陽黒点の群れ、集団。黒点は成長するとともに、そのまわりに黒点が次々と生まれ、群生することが多い。sunspot group
こくてん‐しゅうき【黒点周期】
太陽黒点の数の増減の周期性。ほぼ11年の周期。sunspot cycle
こくてん‐そうたいすう【黒点相対数】
太陽の黒点と黒点群の数から導かれる量。太陽活動の指標となる。relative sunspot number