こころ‐ごころ【心心】
それぞれの心。めいめい。
こころ‐ざし【志】
①心の中で何かをしようと思い定めること。志すこと。また、心に定めた目的。信念。意向。intention; ambition〈用例〉父の〜をついで医者になる。〜をとげる。〜を同じくする。〜を曲げる。
②親切。厚意。kindness〈用例〉人の〜を無にする。〜をありがたく受ける。
③感謝の気持ちを表す、贈り物。present〈用例〉ほんの〜ですが…。
④香典返し・お布施などの包みの表に書く語。
志合えば胡越も昆弟たり(こころざしあえばこえつもこんていたり)
《『漢書』「鄒陽(すうよう)伝」にあることば》志が合えば、他人であっても兄弟のように親しくなれる。
志は髪の筋(こころざしはかみのすじ)
①ほんのわずかな物であっても、その志はくみとらなければいけない。
②厚意さえあれば、どんなささいなことでもありがたく思う。
志は木の葉に包め(こころざしはこのはにつつめ)
贈り主の心がこもっていれば、木の葉に包むようなごくわずかなものでもりっぱな贈り物になる。
志を得る(こころざしをえる)
めざしていた職業、あるいは地位などを得る。attain one's aim
志を立てる(こころざしをたてる)
ある目的・希望・信念などを達成しようと、かたく心に決める。set up an aim in life
こころ‐ざ・す【志す】(五自)
《「心指(ざ)す」の意》
①気がそのほうに向かう。思い立つ。intend
②めざす。aim at〈用例〉弁護士を〜。
こころ‐さびし・い【心寂しい・心淋しい】(形)
なんとなくさびしい。心さみしい。feel lonely〈用例〉〜日々。
こころ‐しずか【心静か】(形動)
心が落ち着いているさま。平静であるさま。calm in mind〈用例〉〜に日を送る。
こころし‐て【心して】(副)
気をつけて。carefully〈用例〉〜聞け。
こころ‐じょうぶ【心丈夫】(形動)
心強いさま。feel easy
こころ‐しらい【心しらい】
心づかい。心構え。
こころ・する【心する】(サ変自)
気をつける。take care
こころ‐せ・く【心急く】(五自)
気があせる。気ぜわしく感じられる。be impatient
こころ‐ぜわし・い【心忙しい】(形)
気がせいて落ちつかない。気が気でない。restless
こころ‐ぞえ【心添え】
注意を与えること。為(ため)を思って忠告すること。
こころ‐だて【心立て】
心のあり方。気だて。気性。disposition
こころ‐だのみ【心頼み】
期待すること。reliance
こころ‐づかい【心遣い】
心をくばること。気配りすること。心配。care
こころづき‐な・し【心付き無し】(形ク)
〈古語〉
気に入らない。いやだ。〈用例〉常は少しそばそばしく、〜・き人の(源氏・帚木)。
こころ‐づ・く【心付く】(五自)
①気がつく。行きとどく。perceive
②物心がつく。
こころ‐づくし【心尽(く)し】
①真心をこめること。そういう贈り物。kindness〈用例〉〜の品。
②{古語}気をもむこと。もの思い。〈用例〉〜の秋は来にけり(古今・秋上)。
こころ‐づけ【心付け】
①謝礼。チップ。祝儀。tip
②注意。
こころ‐づもり【心積(も)り】(名・サ変自)
心の中で見積もること。あらかじめ予定すること。胸算用。intention
こころ‐づよ・い【心強い】(形)
頼りになって安心である。reassuring〈対義〉心細い。〈派生〉こころづよげ(形動)こころづよさ(名)
こころ‐な・い【心無い】(形)
〈対義〉心ある。
①分別がない。thoughtless
②思いやりがない。inconsiderate〈用例〉〜仕打ち。
③情趣を解さない。tasteless〈派生〉こころなさ(名)
こころ‐な・し【心無し】(形ク)
〈古語〉
→こころない(心無い)
こころ‐なし(か)【心成し(か)】(副)
そう思うからか。気のせいか。somewhat; a little bit
こころ‐ならず(も)【心ならず(も)】(副)
①不本意ながら。unwillingly〈用例〉〜親友と袂(たもと)を分かつ。
②思わず。unconsciously
こころ‐にく・い【心憎い】(形)
①おくゆかしい。refined
②しゃくにさわるほど感心させられる。admirable〈派生〉こころにくげ(形動)こころにくさ(名)
こころ‐にく・し【心憎し】(形ク)
〈古語〉
①おくゆかしい。心ひかれる。〈用例〉あてやかに〜・き人にはあらじ(源氏・紅葉賀)。
②《打ち消しの語をともなって》えたいが知れない。〈用例〉その者〜・からず(平家・6・飛脚到来)。
③《近世から》怪しい。疑わしい。〈用例〉〜、重き物を軽う見せたるは隠し銀(がね)に極(きは)まるところ(世間胸算用)。
こころ‐ね【心根】
性質。気だて。根性。nature〈用例〉〜のやさしい人。
こころ‐の‐かて【心の糧】
心を豊かにするもの。精神の向上を助けるもの。spiritual nourishment
こころ‐のこり【心残り】(名・形動)
思いが残ること・さま。あきらめきれないこと・さま。未練。regret
こころ‐のどか【心閑】(形動)
気持ちがゆったりとしているさま。心に屈託がないさま。calm in mind
こころのはな【心の花】
短歌雑誌。佐佐木信綱(ささきのぶつな)により明治31年(1898)創刊。のち信綱主宰の竹柏会(ちくはくかい)の機関誌。ここから木下利玄(きのしたりげん)・川田順らが出る。今日に至る。
こころ‐ばえ【心延え】
①気だて。性質。〈用例〉〜のいい子。やさしい〜。
②{古語}
(ア)用意。心がけ。心がまえ。〈用例〉人に物言ふらむ〜なども、夢にも知り給はざりければ(源氏・末摘花)。
(イ)味わい。風情。〈用例〉水の〜など、さるかたにをかしくしなしたり(源氏・帚木)。
(ウ)意味。趣意。〈用例〉…といふ歌の〜なり(伊勢・1)。
こころ‐ばかり【心許り】(名・副)
ほんの気持ちだけ。けんそんしていう語。〈用例〉〜の品。
こころ‐ばせ【心馳せ】
〈古語〉
①気だて。心がけ。〈用例〉〜の、なだらかにめやすく(源氏・桐壺)。
②考えの深いこと。思慮。〈用例〉いとさしすぐしたる〜のあまり(源氏・若紫)。
こころ‐ひそかに【心密かに】(副)
人知れず。inwardly
こころ‐ふか・し【心深し】(形ク)
〈古語〉
①思慮深い。〈用例〉〜・くもの思ひ知る人にもあれば(蜻蛉・中)。
②思いやりが深い。〈用例〉それも〜・うとぶらひ給ふ(源氏・賢木)。
③趣が深い。〈用例〉いと〜・う青みたるやうにて(徒然・137)。
こころ‐ぼそ・い【心細い】(形)
不安で寂しい。helpless〈対義〉心強い。〈派生〉こころぼそが・る(五自)こころぼそげ(形動)こころぼそさ(名)
こころ‐ぼそ・し【心細し】(形ク)
〈古語〉
①たよりない。不安だ。〈用例〉年ごろの頼み失ひて〜・く思ふらむ慰めにも(源氏・夕顔)。
②何となくさびしい。〈用例〉お前にさぶらふ人びと、物いとど〜・くて(源氏・葵)。
こころ‐まかせ【心任せ】
思うままにすること。気まま。任意。as one pleases
こころ‐まさり【心勝り】(名・サ変自)
①期待よりすぐれて感じられること。〈対義〉こころおとり。
②容姿より心のほうがすぐれていること。
こころ‐まち【心待ち】(名・サ変他)
期待して待つこと。look forward to
こころ‐み【試み】
試みること。ためし。試行。trial
こころみ‐に【試みに】(副)
ためしに。on trial〈用例〉〜読んでみよう。
こころ・みる【試みる】(上一他)
どんな結果になるか、ためしにしてみる。ためす。try〈用例〉抵抗を〜。すすめられた薬を〜。
こころ・む【試む】(上二他)
〈古語〉
《上一段活用の「こころみる」を上二段に活用させた語》→こころみる(試みる)
こころ‐もち【心持(ち)】
[一](名)心の持ち方・状態。気持ち。feeling
[二](副)やや。すこし。somewhat〈用例〉〜左に動かす。
こころもと‐な・い【心許無い】(形)
①待ち遠しくて落ち着かない。impatient
②不安である。安心できない。uncertain〈用例〉ふところが〜。〈派生〉こころもとなが・る(五自)こころもとなげ(形動)こころもとなさ(名)
こころもと‐な・し【心許無し】(形ク)
〈古語〉
①気がかりだ。おぼつかない。〈用例〉いかに〜・からむ(枕・正月一日は)。
②待ち遠しい。じれったい。〈用例〉宵(よひ)過ぐるまで待たるる月の〜・きに(源氏・末摘花)。
③あるかないかはっきりしない。ぼんやりしている。〈用例〉をかしき匂(にほ)ひこそ、〜・うつきためれ(枕・木の花は)。
④十分でない。〈用例〉少納言がもてなし〜・き所なく(源氏・葵)。
こころ‐やす・い【心安い】(形)
①気やすい。親しい。intimate〈用例〉〜間柄。
②安心だ。carefree〈派生〉こころやすげ(形動)こころやすさ(名)
こころ‐やす・し【心安し】(形ク)
〈古語〉
①心に苦しみがない。安心だ。〈用例〉今ぞ〜・く黄泉(よみぢ)もまかるべき(大鏡・序)。
②気心が知れている。親しい。〈用例〉人よりは〜・く、なれなれしく振る舞ひたり(源氏・帚木)。
③たやすい。気軽である。〈用例〉物の上手は、いづれの道も〜・からずのみぞあめる(源氏・常夏)。
こころやす‐だて【心安立て】
親しさになれて、遠慮しないこと。
こころ‐やまし・い【心疚しい・心疾しい】(形)
心にやましく思う。うしろめたい。feel guilty〈用例〉〜ことは何もない。
こころ‐やり【心遣り】
〈古語〉
気晴らし。うさ晴らし。〈用例〉男どちは、〜にやあらむ、漢詩(からうた)などいふべし(土佐)。
こころ‐ゆ・く【心行く】(五自)
気が晴れる。満足する。be satisfied〈用例〉〜まで語り合う。
こころ‐よ・い【快い】(形)
《「心よい」の意》
①気持ちがよい。感じがよい。comfortable〈用例〉〜寝ごこち。〜そよ風。
②好意的である。pleasant〈用例〉〜・く聞き入れる。
③病状がよい。well〈派生〉こころよげ(形動)こころよさ(名)
こころ‐よ・し【快し】(形ク)
〈古語〉
→こころよい(快い)
こころ‐よわ・い【心弱い】(形)
情にもろい。気が弱い。tenderhearted
ここ‐を‐もって【是を以て】(接続)
〈文語的〉
これがために。こういうわけで。
こ‐こん【古今】
①昔と今。こきん。ancient and modern times
②昔から今に至るまで。through all ages〈用例〉〜東西。
ご‐こん【五根】
《仏教語》
①外界の対象をとらえる5つの感覚機能。眼(げん)根・耳(に)根・鼻根・舌根・身根をいう。五官。
②悟りの境地に至るための5つの能力。信根・精進根・念根・定(じょう)根・慧(え)根。
ご‐こん【語根】
単語の意味の主要部分を構成する、最小の要素。語基。「どこ」「どの」「どれ」「どなた」の「ど」、「ほのか」「ほのめかす」「ほのぼの」の「ほの」など。root
ご‐ごん【五言】
1句が5字からなる中国の詩の句。また、その詩・詩体。五言古詩・五言絶句・五言律詩など。五言詩。〈比較〉七言。
ここんいきょくしゅう【古今夷曲集】
江戸前期の狂歌集。生白堂行風(せいはくどうぎょうふう)編。寛文(かんぶん)6年(1666)刊。10巻4冊。同じ編者の『後撰(ごせん)夷曲集』とともに古今の夷曲(狂歌)の集大成。こきんいきょくしゅう。
ごごん‐こし【五言古詩】
中国の詩体の一つ。1句が5字からなる古体詩。句数のきまりもなく、平仄(ひょうそく)の規則から自由な形式。
ごごん‐し【五言詩】
→ごごん(五言)
ごごん‐ぜっく【五言絶句】
中国の詩体の一つ。5言の句が4句からなる近体詩。五絶。
ここんちょもんじゅう【古今著聞集】
鎌倉(かまくら)中期の説話集。20巻。橘成季(たちばなのなりすえ)(せん)。建長(けんちょう)6年(1254)成立。古今の説話約700を内容別に30編に分類し、時代別に配列。説話集のなかでもっとも形式の整った作品。
ここんてい‐しんしょう【古今亭志ん生】
落語家。現在5代まで。初代(1809-56)は人情噺(にんじょうばなし)の名人。5代(1890-1973)は本名美濃部孝蔵(みのべこうぞう)。東京生まれ。軽妙な芸風と人柄で、独自の芸風を開き、人気を博した。
ここんとしょしゅうせい【古今図書集成】
中国最大の類書。1万巻。清(しん)の康熙(こうき)帝の時、陳夢雷(ちんぼうらい)が編纂(へんさん)、のち蒋廷錫(しょうていしゃく)らが増訂。1725年(雍正(ようせい)3年)成立。
ここん‐どっぽ【古今独歩】
昔から今までに比べものがないこと。古今無双。
ごごん‐はいりつ【五言排律】
中国の詩体の一つ。1句が5字からなる排律。〈参照〉排律。
ここん‐みぞう【古今未曾有】
昔から今までに例のないこと。be unprecedented〈用例〉〜の大発明。
ここん‐むそう【古今無双】
昔から今までに並ぶものがないこと。比べるものがないほどすぐれていること。古今独歩。
ここんようらんこう【古今要覧稿】
わが国最初の類書。560巻。自然・社会・人文の諸事項を分類し、古今の文献によりその起源・沿革を考証したもの。幕命により、1000巻を目標に屋代弘賢(やしろひろかた)が文政(ぶんせい)4〜天保(てんぽう)13年(1821〜42)に編纂(へんさん)したが、弘賢の死で中断。
ごごん‐りっし【五言律詩】
中国の詩体の一つ。5言の句が8つからなる近体詩。五言律。
こ‐ざ【坐】(名・サ変自)
あぐらをかくこと。あぐら。
こざ【コザ】
沖縄県、沖縄市の西半分を占める地区。大半がアメリカ軍用地。旧コザ市。
こざ【古座】
〈町〉和歌山県南部、熊野灘(くまのなだ)に臨む町。産業は、ポンカン栽培・漁業など。人口6468(1994)。
ご‐さ【誤差】
①ちがい。difference
②測定値と真の値との差。error
ご‐ざ【蓙・蓙】
イグサの茎で編んだ敷物。古くは、貴人の座に敷く敷物、のちには、藺筵(いむしろ)に縁(へり)をつけたものをさす。現在は畳の間・板の間などに敷く。mat
ご‐ざ【御座】
《「座」の敬語》
①貴人の席。ぎょざ。
②おわしますこと。
御座を直す(ござをなおす)
主君の寝室や居室で、身のまわりの世話をする。
コサージュ【corsage】
=コルサージュ。
①肩や胸、ウエスト、襟元につける花飾り。
②衣服の胴部、ウエストから上の部分。
ござ‐あ・り【御座あり】(ラ変自)
〈古語〉
「あり」「居(を)り」の尊敬語。いらっしゃる。〈用例〉屋形の中に〜・るこそ(太平記・7)。
ござ‐あ・る【御座ある】(補動四)
〈古語〉
「あり」の丁寧語。…でございます。〈用例〉さらば福の神で〜(醒睡笑)。
こ‐さい【小才】
ちょっとした才知。smartness〈用例〉〜が利く。
こ‐さい【巨細】
=きょさい。
①大まかなことと細かなこと。大と小。greatness and minuteness
②一部始終。委細。細大。details
こ‐さい【胡菜】
→コエンドロの別名。
こさい【湖西】
〈市〉静岡県西端、浜名湖西岸の市。紡織工業に加え、自動車部品・精密工業も進出。人口4万2536(1994)。
ご‐さい【五彩】
→五色(ごしき)。five colors
②赤を主体に緑・黄などの上絵(うわえ)付けをした陶磁器で、中国の呼び名。日本では赤絵という。
ご‐さい【五菜】
①5種の野菜。マメ・ラッキョウ・ネギ・ニラ・ワサビ。〈比較〉五穀。
②5種のおかず。
ご‐さい【後妻】
前の妻と死別あるいは離別したあと、結婚した妻。のちぞい。second wife〈対義〉先妻。
ご‐ざい【五罪】
中国律令(りつりょう)制下の五刑に倣い、日本で律令時代から明治初期まで行われた5種の刑罰。笞罪(ちざい)・杖罪(じょうざい)・徒罪(ずざい)・流罪(るざい)・死罪の5つ。
ござい【御座い】(補動)
《「ございます」の略》「ございます」のぞんざいな言い方。
こ‐ざいく【小細工】(名・サ変他)
①非常に小さなものを作ること。また、こまごました細工。handiwork
②愚かしいたくらみごとをすること。cheap tricks〈用例〉〜を弄(ろう)する。
ございしょ‐やま【御在所山】
三重・滋賀県境の山。標高1212m。鈴鹿(すずか)山脈の主峰で、山容は険しい。ロープウエーが通じる。
ごさい‐てんのう【後西天皇】
(1637-85)第111代天皇(在位(1654-63))。名は良仁(ながひと)。後水尾(ごみずのお)天皇の第8皇子。
ご‐さいば【御菜葉】
→イチビの別名。
→アカメガシワの別名。
ござい‐ます【御座います】
《動詞「ござる」に助動詞「ます」の付いた「ござります」の転》
[一](特活サ変自)「ある」の丁寧な言い方。〈用例〉ここに本が〜。
[二](補動)《「…でございます」「…てございます」の形で》「ある」の丁寧な言い方。〈用例〉さようで〜。
コサイン【cosine】
→よげん(余弦)
ゴサインタン【Gosainthan】
中国、シーツァン自治区中南部、ヒマラヤ山脈東部の高峰。標高8012m。シシャバンマ(希夏邦馬)。
こさ・える【拵える】(下一他)
《俗語》こしらえる。
こさか【小坂】
〈町〉秋田県北東部、米代(よねしろ)川支流小坂川に沿う町。銅鉱の産出で知られる小坂鉱山がある。人口7852(1994)。
こざかい【小坂井】
〈町〉愛知県東部、豊橋(とよはし)・豊川両市に接する町。産業の中心は農業から工業へ移行。人口2万0776(1994)。
こさか‐こうざん【小坂鉱山】
秋田県北東部、小坂町にある鉱山。黒鉱(くろこう)鉱床で銅・鉛・亜鉛鉱を産出。
こ‐ざかし・い【小賢しい】(形)
①利口ぶって、なまいきである。knowing〈用例〉〜口を利く。
②ずるい。cunning〈派生〉こざかしげ(形動)こざかしさ(名)
ごさが‐てんのう【後峨天皇】
(1220-72)第88代天皇(在位(1242-46))。土御門(つちみかど)天皇の皇子。譲位後27年間院政を行い、継嗣問題で両統迭立(てつりつ)の因をつくった。
こ‐ざかな【小魚・小肴】
小さな魚。雑魚(ざこ)。small fish
こざがわ【古座川】
〈町〉和歌山県南部、古座川に沿う町。スギ・ヒノキなどの林業がさかん。人口4120(1994)。
こ‐さぎ【小鷺】
サギ科の鳥。全長約60cm。日本のシラサギ類では最小。全身白色で、嘴(くちばし)・脚が黒い。繁殖期には頭と背中に長い飾り羽が生える。水田・湿地にすみ、魚介・カエルなどを捕食。本州以南では留鳥。埼玉や山口で生息しているものは天然記念物。
こざき‐ひろみち【小崎弘道】
(1856-1938)日本組合基督(キリスト)教会牧師・同志社社長。熊本生まれ。東京霊南坂教会・日本基督(キリスト)教青年会(YMCA)を創設。
こ‐さく【小作】
農地を借り、地代を払って農業経営をすること・人。小作農。したさく。tenancy〈対義〉自作・地主。
こさく‐けん【小作権】
他人が所有する農地を耕作する権利。永小作権と賃小作権がある。tenant rights
こさく‐せいど【小作制度】
地主から土地を借り小作料を支払って農業を行う制度。江戸時代以降に発展・増大。地主への隷属性が強い。明治6年(1873)の地租改正で公認。明治末には全耕地の約45%を占めた。第2次大戦後の農地改革で廃止。
こさく‐そうぎ【小作争議】
地主に対して小作料軽減・耕作権確立などを要求した、小作人の闘争。江戸時代末期から始まったが、組織的運動は明治30年代以後。大正期から昭和初期に頻発。
こさく‐にん【小作人】
地主の土地を借りて耕作している農民。tenant farmer
こさく‐のう【小作農】
小作による農作。また、その農家・人。tenant farming〈対義〉自作農。
こ‐ざくら【小桜】
①ヤマザクラの一種。花が小さくて、色の淡いサクラ。
→ヒガンザクラの別名。
③小さいサクラの花の模様。
ごさくらまち‐てんのう【後桜町天皇】
(1740-1813)第117代天皇(在位(1762-70))。名は智子(としこ)。桜町天皇の第2皇女。宝暦(ほうれき)12年(1762)桃園(ももぞの)天皇没後、皇嗣英仁(ひでひと)親王(後桃園天皇)がまだ幼かったので践祚(せんそ)。日本最後の女帝。
こさく‐りょう【小作料】
小作人が地主にはらう、小作地の借用料。
こさざ【小佐々】
〈町〉長崎県、北松浦半島西岸の町。炭鉱で栄えたが閉山、ミカン園の開発と漁業を行う。人口7461(1994)。
こ‐さじ【小匙】
調理で用いる計量用の小さなスプーン。容量5ccのもの。
こ‐ざしき【小座敷】
①小さい座敷。
②母屋から張り出して建てた部屋。放ち出(い)で。
③茶道で、四畳半以下の一畳半から四畳までの座敷。
ご‐ざしょ【御座所】
「座所」の敬語。貴人のすわる場所。おましどころ。
ござ‐そうろ・う【御座候】
〈文語的〉
[一](四自)「ござある」「ある」の丁寧語。いらっしゃいます。
[二](補動四)…でございます。書簡文に多く用いられた。