- ご‐さた【御▼沙▼汰】
- 「沙汰」の敬語。おさしず。ご命令。
- こ‐さつ【古▼刹】
- 《「刹(さつ)」は、寺の意》いわれのある古い寺。
- こ‐さつ【故殺】(名・サ変他)
- ①人をわざと殺すこと。manslaughter
- ②かっとなって人を殺すこと。旧刑法での用語。manslaughter〈比較〉謀殺。
- コサック【Kazak(ロシア)】
- 15世紀後半以降、ロシア南部辺境地帯に集まった逃亡農民や貧民。のちアタマン(首領)中心の自治的組織を形成し、自衛のため武装。騎馬術に長じ、18世紀ごろから不正規軍として政府に協力したが、しばしば反乱をおこした。20世紀初めには正規軍に編入され、コサック騎兵軍団を形成した。コザック。カザーク。
- こ‐ざっぱり(副・サ変自)
- 《「こ」は接頭語》清潔でさわやかなさま。neat and tidy〈用例〉〜した身なり。
- こざと‐へん【▼阜偏】
- 漢字を組み立てている部分の名。「防・降」などの左にある「忄」。〈比較〉おおざと。
- ござ‐ぶね【御座船】
- ①貴人が乗る大きな船。
- ②→屋形舟。
- こ‐さめ【小雨】
- ①細かく降る雨。傘なしで歩ける程度の雨。
- ②気象用語で、1時間雨量1〜5mm、1日雨量5〜20mmをいうこともある。light rain〈対義〉大雨。
- こさめ‐びたき【小▼鮫▼鶲】
- ヒタキ科の小鳥。全長約13cm。背面は淡褐色、腹面は灰白色。中国北部・朝鮮半島・日本などで繁殖し、冬は東南アジアに渡る。日本へは全土に夏鳥として渡来し、雑木林や松林にすむ。
- こ‐ざら【小皿】
- 小さい皿。手塩(てしお)皿。おてしょ。small plate〈用例〉〜に取り分ける。
- ござらっしゃ・る【御座らっしゃる】(五自)
- 「いる」「行く」「来る」の尊敬語。おいでになる。いらっしゃる。ござっしゃる。
- ござり‐ます【御座ります】
- 《動詞「ござる」に助動詞「ます」の付いたもの》
- [一](特活サ変自)「ある」の丁寧な言い方。ございます。
- [二](補動)「ある」の丁寧な言い方。…でございます。
- ござ・る【御座る】
- 〈古語〉
- 《「御座ある」の約》
- [一](四自)
- ①「あり・居(を)り」の尊敬語。いらっしゃる。
- ②「行く・来(く)」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
- ③《普通の状態でなくなる意を表す》
- (ア)くさる。〈用例〉この魚はちと〜・った目もとだ(東海道中膝栗毛)。
- (イ)はらがへる。〈用例〉なんと腹が少し〜・ったぢゃあねえか(東海道中膝栗毛)。
- [二](補動四)
- ①尊敬の意を表す。…いらっしゃる。〈用例〉御内儀さまも見て〜(浄瑠璃・生玉心中)。
- ②丁寧の意を表す。…あります。…ございます。〈用例〉さては、絵のことでは〜・らぬか(狂言・末広がり)。
- こざる‐かぎ【小猿▼鉤】
- 囲炉裏(いろり)の上からつるした自在鉤(じざいかぎ)の上げ下げを調節するための横木。こざる。
- ごさ‐ろん【誤差論】
- 複数個の測定値を統計的に処理して、もっとも確からしい値を推定したり、その値と真の値の間の差の程度を推定したりする理論。theory of errors
- こ‐さん【古参】
- 前からその職にいること・人。古株。seniority; senior〈対義〉新参。
- こ‐ざん【故山】
- ①ふるさとの山。
- ②ふるさと。故郷。one's native place
- ご‐さん【五山】
- 中世の官寺制度で定められた、禅宗寺院の格式。最高の寺格をもつ5寺をさす。ござん。
- ①《「京都五山」の略》天竜寺・相国(しょうこく)寺・建仁(けんにん)寺・東福寺・万寿寺。五山の上として南禅寺。
- ②《「鎌倉(かまくら)五山」の略》建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智(じょうち)寺・浄妙寺。
- ご‐さん【誤算】(名・サ変自)
- ①計算の数をまちがえること。miscount
- ②見込みがはずれること。違算。miscalculation
- ごさん‐かい【午▼餐会】
- 昼食会。luncheon party
- ごさんか‐にちっそ【五酸化二窒素】
- 化学式N2O5 窒素酸化物の一つ。無色の不安定な固体で、常温でもゆっくりと分解する。強い酸化剤。無水硝酸。dinitrogen pentoxide
- ごさんか‐バナジウム【五酸化バナジウム】
- 化学式V2O5 赤色の粉末。接触法による硫酸製造、また無水フタル酸製造など酸化反応の触媒に利用。vanadium pentoxide
- ごさんか‐りん【五酸化▼燐】
- 化学式P2O5 またはP4O10 燐を空気中で燃焼してつくる無色の結晶。強い吸湿性があり、脱水剤・乾燥剤に利用。水に溶けると燐酸になる。五酸化二燐。無水燐酸。phosphorus pentoxide
- ご‐さんきょう【御三▼卿】
- 徳川(とくがわ)氏の分家の田安(たやす)・一橋(ひとつばし)・清水(しみず)の3家。御三家に次ぎ、将軍家を補佐、将軍家に嗣子のないときは養子に入る資格をもった。賄(まかな)い料は10万石。
- ご‐さんけ【御三家】
- ①徳川将軍家の一門であった尾張(おわり)・紀伊(きい)・水戸(みと)の3家。
- ②ある分野でとくに名の知れた3人。
- ご‐さんけい【呉三▼桂】
- (1612-78)中国、明(みん)末清(しん)初の武将。山海関で清軍防衛に当たっていたが、李自成(りじせい)が北京(ペキン)を攻略すると、清に降り関内に清軍を入れた。のち平西王に封じられたが、清にもそむき三藩(さんぱん)の乱を起こした。
- ござん‐じっさつ【五山十▼刹】
- 中世、中国南宋(なんそう)の官寺制度を模した臨済(りんざい)宗の官寺の寺格。鎌倉(かまくら)時代から制定され、足利義満(あしかがよしみつ)によって確定。
- ごさんじゅう‐じけん【五・三〇事件】
- 1925年5月30日、上海(シャンハイ)での流血事件を契機に起こった中国の反帝国主義運動。上海の日本資本の紡績工場でのストライキ弾圧に端を発し、抗議運動鎮圧のためイギリス官憲が発砲、流血事件に発展。これを機に運動は全国的に波及した。
- ごさんじょう‐てんのう【後三条天皇】
- (1034-73)第71代天皇(在位(1068-72))。後朱雀(ごすざく)天皇の皇子。藤原(ふじわら)氏をおさえ天皇親政を強化、院政の基礎をおいた。
- ござん・す【御座んす】
- 《「ござります」の転》
- [一](特活サ変自)「ある」の丁寧な言い方。ございます。
- [二](補動)「ある」の丁寧な言い方。…でございます。
- ごさん‐なれ(連語)
- 〈古語〉
- 《「にこそあるなれ」の転》…であるらしいな。〈用例〉おさなき者も、はや先立ちける〜(平家・3・僧都死去)。
- ござん‐なれ(連語)
- 〈古語〉
- 《「ごさんなれ」を「ござる」に「なれ」が付いたものと誤解してできた語》さあこい。よしきた。〈用例〉よき敵にこそ〜(南総里見八犬伝)。
- ごさんねん‐の‐えき【後三年の役】
- 平安末期、永保(えいほ)3〜寛治(かんじ)元年(1083〜87)の奥州の豪族清原(きよはら)氏の一族間での権力争い。陸奥守(むつのかみ)源義家(みなもとのよしいえ)の介入により、清原武衡(たけひら)・家衡(いえひら)らが討たれて終わった。
- ごさん‐の‐きり【五三▼桐】
- 紋所の名。桐紋の一種。3枚の葉の上部に3本の花柄があり中央に5花、両側にはそれぞれ3花がついている。
- ごさん‐ばん【五山版】
- 鎌倉(かまくら)・室町時代、京都五山などの禅僧らによって開版された禅籍・漢籍・国書などの書籍。ござんばん。
- ごさん‐ぶんがく【五山文学】
- 鎌倉(かまくら)末期から室町時代に、京都・鎌倉の五山を中心とした禅僧の漢詩文・注釈・語録の類をいう。虎関師錬(こかんしれん)・中巌円月(ちゅうがんえんげつ)・義堂周信(ぎどうしゅうしん)らが格調高い漢詩を作った。
- ごさん‐めれ(連語)
- 〈古語〉
- 《「にこそあるめれ」の転》…であるようだ。〈用例〉ふか入(いり)してうたれさせ給ひて候ふ〜(平家・9・2度之懸)。
- *こし【腰】
- [一](名)
- ①胴体のくびれた部分から、足の付け根あたりまでのうしろの部分。hip〈用例〉〜に手を回す。〜が曲がる。
- ②衣服などの腰にあたる部分。waist〈用例〉はかまの〜。
- ③中ほどから下の部分。panel〈用例〉障子の〜。〜板。
- ④《接尾的》物事に対する気がまえ・態度。attitude〈用例〉および〜。逃げ〜。
- ⑤餠(もち)やめん類などの粘り・弾力。〈用例〉〜の強いうどん。
- ⑥和歌の第3句。〈用例〉〜折れ。
- [二](助数)腰につけるものを数える語。〈用例〉はかま1〜。
- 腰が有る(こしがある)
- 布・紙・めん類などに、弾力があり、しっかりしている。
- 腰が落ち着く(こしがおちつく)
- 一定の場所・環境・職業などに固定する。また、動揺せず、安定している。settle down
- 腰が重い(こしがおもい)
- すわったまま、腰をなかなか上げない。不精で、あまり行動しない。be slow to act
- 腰が砕ける(こしがくだける)
- ①腰の備えが崩れる。
- ②途中で意気込みをなくする。
- 腰が高い(こしがたかい)
- 横柄である。頭(ず)が高い。be haughty〈対義〉腰が低い。
- 腰が強い(こしがつよい)
- 〈対義〉腰が弱い。
- ①強気である。be firm
- ②粘りがある。腰が有る。be glutinous
- ③しなやかで折れにくい。be flexible
- 腰が据わる(こしがすわる)
- じっくりと落ち着いている。
- 腰が抜けて一生立ち居のならぬ法も有れ(こしがぬけていっしょうたちいのならぬほうもあれ)
- もし約束を破ったら一生腰が抜けましょう、という誓いのことば。
- 腰が低い(こしがひくい)
- 高ぶらない。愛想がいい。be polite〈対義〉頭(ず)が高い。腰が高い。
- 腰が弱い(こしがよわい)
- 〈対義〉腰が強い。
- ①弱気である。week-kneed
- ②粘りがない。腰がない。not pensistent
- ③もろくて折れやすい。be fragile
- 腰に梓の弓を張る(こしにあずさのゆみをはる)
- 年老いた人の腰が、弓のように曲がる。
- 腰に付ける(こしにつける)
- ①物を腰に取り付ける。
- ②自分の自由にする。手中のものとする。take possession of
- 腰を上げる(こしをあげる)
- ①立ち上がる。stand up
- ②やる気になる。ものごとをはじめる。motivate oneself
- 腰を入れる(こしをいれる)
- 本気になる。本腰を入れる。set about in earnest
- 腰を落ち着ける(こしをおちつける)
- 一定の場所に安定する。他へ気を移すことなく、仕事などに専念する。腰を据える。settle down
- 腰を折る(こしをおる)
- ①腰をかがめる。stoop
- ②人に屈服する。yield
- ③いきおいを中途でくじく。interrupt〈用例〉話の〜。
- 腰を屈める(こしをかがめる)
- ①腰を曲げる。bend down
- ②会釈(えしゃく)する。make a bow
- 腰を掛ける(こしをかける)
- 椅子(いす)などに座る。seat oneself
- 腰を据える(こしをすえる)
- じっくり落ち着く。腰を落ち着ける。steady oneself
- 腰を突く(こしをつく)
- ①しりもちをつく。
- ②くじける。
- 腰を抜かす(こしをぬかす)
- =腰が抜ける。
- ①腰の関節がはずれて、立てなくなる。
- ②恐れや驚きなどで、足腰が立たなくなる。たいそう驚く。lose one's legs
- 腰を割る(こしをわる)
- 相撲で、腰を落とし両足を開き、ひざを曲げた姿勢をとる。
- こし【▼輿】
- ①昔の乗り物の一種。屋形の中に人を乗せ、その下に2本の轅(ながえ)をつけて肩でかつぐか、または手で持ち運ぶもの。身分によって種類が異なった。
- ②棺をのせてかつぐ道具。上げ輿。
- ③→ミコシ。→神輿(しんよ)。
- こ‐し【古▼址・故▼址】
- ①昔あった建築物の土台の石。
- ②昔、都や建築物のあったあと。遺跡。旧跡。旧址。
- こ‐し【古詩】
- ①古代の詩。ancient poems
- ②漢詩の一体。隋(ずい)・唐(とう)以前のもの。韻・字数・句数に制限がない。〈対義〉近体詩。
- 虎子地に落ちて牛を食らうの気有り(こし、ちにおちてうしをくらうのきあり)
- トラは、牛を食い殺すような激しい気性を、生まれ落ちたときから持っている。
- こ‐し【故紙・古紙】
- ふるい紙。古新聞紙・ちらし・不用印刷物など。used paper〈用例〉〜再生。
- こ‐し【枯死】(名・サ変自)
- 草木がかれてしまうこと。withering
- こ‐し【鼓詞】
- 中国で行われる民間の語り物。太鼓で調子をとりつつ、歌と語りで物語を進める。勇壮な軍談物が多い。宋(そう)代に始まり明清(みんしん)の時期にさかん。
- こ‐じ【古字】
- 昔は用いられていたが、今は使われない文字や書体。ancient character
- こ‐じ【古寺】
- 古い寺。長い歴史のある寺。ふるでら。
- こ‐じ【固持】(名・サ変他)
- 意見などを持ち続けて曲げないこと。固執。persistence〈用例〉自説を〜する。
- こ‐じ【固辞】(名・サ変他)
- かたく断ること。辞退。refusing positively〈用例〉大臣就任を〜する。
- こ‐じ【居士】
- 《仏教語》
- ①仏教に帰依(きえ)し、教団に貢献する在家(ざいけ)の男子信者。
- ②男子の法名(ほうみょう)の下につける称号。〈比較〉信士。
- こ‐じ【▼虎児】
- ①トラの子。虎子。tiger cub
- ②大切な宝。とらの子。one's treasure
- こ‐じ【孤児】
- 身寄りのない子。みなしご。orphan
- こ‐じ【故事・古事】
- ①昔あったこと。historical fact
- ②いわれのある事柄。また、それについての語句。historical allusion
- こ‐じ【誇示】(名・サ変他)
- ①誇らしげに見せびらかすこと。自慢げに示すこと。ostentation
- ②動物が、繁殖・威嚇(いかく)などを目的として、自己を目立たせる姿勢・動作をとること。ディスプレー。display
- ご‐し【互市】
- 互いに品物を取り引きすること。交易。貿易。
- ご‐し【五指】
- 5本の指。five fingers
- 五指に余る(ごしにあまる)
- 《5本の指では数えきれない、の意から》多く、予想・想像以上にたくさんある場合にいう。5つより多くある。5つ以下というような少ない数ではない。more than five〈用例〉めぼしいものを挙げていくと、〜。
- 五指の更弾くは捲手の一ちつに若かず(ごしのこもごもはじくはけんしゅのいっちつにしかず)
- 《『淮南子(えなんじ)』「兵略訓」にあることば。ばらばらの指ではじく力は、握りこぶしの一撃に及ばない、の意から》個別の力は、団結の力におよばない。
- ご‐し【語誌・語志】
- 個々の語について、それが社会にどのように用いられてきたかを書いたもの。
- ごし【越し】(接尾)
- ①《名詞に付いて》その物をへだてての意を表す。〈用例〉ふすま〜。
- ②《時間の長さを表す語について》その間ずっと同じ状態であったことを表す。〈用例〉3年〜。
- ご‐じ【五時】
- ①午前と午後の5時。five o'clock
- ②暦で、季節の変わり目の日。立春・立夏・大暑・立秋・立冬。
- ③《仏教語》「→五時教」の略。
- ご‐じ【誤字】
- 誤った文字。wrong letter〈対義〉正字。
- ご‐じ【護持】(名・サ変他)
- 大切に守ること。protection〈用例〉国体を〜する。
- こしあか‐つばめ【腰赤▼燕】
- 腰が赤褐色のツバメ科の鳥。本州以南でふつうにみられるツバメより大きく、全長約18cm。背面は黒く、淡褐色の胸腹部には暗褐色の縦線が密にある。東南アジアから夏鳥として本州以南に渡来するが、その時期はツバメより遅い。巣も椀(わん)形ではなく、徳利(とっくり)を割ってその縦断面を天井にはりつけたような形をしている。
- こしあき‐とんぼ【腰明▼蜻▼蛉】
- トンボ科の昆虫。体長約4.5cm。腹部第3、4節が黄白色のほかは、黒色。夏、低地の池沼や耕地などの上を飛ぶ。本州以南、台湾・中国に分布。
- こし‐あげ【腰揚げ】
- 和服の身丈を腰の位置で縫い揚げ、着丈を調節すること。または縫い揚げた部分。男物は裏からつまんで内揚げにする。
- こじ‐あ・ける【▼抉じ開ける】(下一他)
- 無理やりに開ける。pry open
- コジアスコ‐さん【コジアスコ山】
- (Mount Kosciusko)オーストラリア、ニューサウスウェールズ州南東部、オーストラリアアルプスの中部にある山。標高2230mで同国最高峰。
- こし‐あて【腰当て】
- ①座るときに腰の後ろに当てるもの。
- ②毛皮などを腰の後ろにしばりつけ、尻に敷くもの。引き敷き。尻皮(しりかわ)。
- ③鎧(よろい)の上に刀や脇差(わきざし)を腰にさすための革帯。
- ④箙(えびら)の上帯(うわおび)。
- こし‐あぶら【▼漉油】
- ウコギ科の落葉高木。山地にはえる。葉は長柄で、5つの小葉からなる掌状複葉。夏に、淡緑黄色の小さい五弁花を開く。材は軟かく細工用。若芽は食用。日本特産。
- こし‐あん【▼漉(し)▼餡】
- 小豆(あずき)をゆで煮してすりつぶし、布袋でこして皮を除いたあん。御前(ごぜん)汁粉・和菓子などの材料。〈対義〉つぶあん。
- こし‐いた【腰板】
- ①男袴(ばかま)の後ろ腰に当てる板。今日では厚紙を共布で包んで作り、着崩れを防ぐ腰挟(ばさ)みをつける。
- ②壁・障子などの下部にはる板。wainscot
- こし‐いれ【▼輿入れ】(名・サ変自)
- 嫁入りすること。婚礼。marriage
- こじ‐い・れる【▼抉じ入れる】(下一他)
- せまいすきまから無理に押し込む。thrust forcibly...into
- こじ‐いん【孤児院】
- 保護者のいない児童を収容して扶養・教育する施設。現在は児童福祉法に基づき養護施設・乳児院の名称で設置されている。orphanage
- ごし‐うんどう【五・四運動】
- 1919年5月4日、北京(ペキン)で起こった政治運動。学生の反日デモに対する弾圧を機に、6月3日以後、さらに民衆も加わった大規模なストライキに拡大。北京政府はこれに屈服、逮捕学生の釈放、親日要人の罷免(ひめん)、パリ講和条約調印拒否を決定した。中国の新民主主義革命の端緒を開いた事件。
- こ‐しお【小潮】
- 潮汐(ちょうせき)の干満の差が極小になること・時。太陽と月が地球に対して直角の位置にある、上弦の月および下弦の月の1日ないし3日後に起こる。潮差は大潮のときの約40%。neap tide〈対義〉大潮。
- こし‐おび【腰帯】
- ①狩衣(かりぎぬ)と同じ布地の当帯(あておび)の別称。
- ②束帯のとき袍(ほう)の腰を束ねる石帯の別称。
- ③女性が和服を着用するとき、着丈を調節し、おはしょりを整えるために帯の下に締める幅の狭いひも。手細(てほそ)。腰ひも。
- こし‐おれ【腰折れ】
- ①腰が曲がること、曲がった人。be bowed
- ②「→腰折れ歌」の略。
- ③下手な和歌。
- こしおれ‐うた【腰折れ歌】
- =腰折れ。
- ①第3句、すなわち腰の句と第4句のつながりの悪い和歌。
- ②自作の和歌をけんそんしていう語。
- こし‐かけ【腰掛(け)】
- ①腰を掛けるための台。いす。chair〈数え方〉1脚。
- ②一時、仮に身をおくこと・職・地位・場所。temporary post〈用例〉結婚までの〜就職。
- こしかけ‐ぎん【腰掛(け)銀】
- 将棋の布陣の一つ。5筋の定位置にいる歩の上に銀が出て戦う戦法。歩に銀が腰掛けているように見えるため。
- こし‐か・ける【腰掛ける】(下一自)
- 物の上に腰をおろす。腰をかける。sit down
- こし‐かた【来し方・越し方】
- 〈対義〉行(ゆ)く末。
- ①過ぎてきた場所・方向。
- ②過去。past
- こし‐がたな【腰刀】
- 腰に差している短い刀。わきざし。
- こしがや【越▽谷】
- 〈市〉埼玉県南東部の市。旧宿場町。穀倉地帯であったが、交通の便がよく、住宅・工業都市として発展。人口29万2085(1994)。
- こしがや‐ござん【越▽谷▼吾山】
- (1717-87)江戸中期の俳人。滝沢馬琴(たきざわばきん)の俳諧(はいかい)の師。方言を7部門500項に分類して解説した『物類称呼』の著者として知られる。
- こしき【▼甑】
- ①米などを蒸す道具。古くは鉢(はち)形の土器。のち木製の曲げ物、組み枠ものが一般化し、蒸籠(せいろう)とよばれた。
- ②小形の鋳物(いもの)用の溶銑炉(ようせんろ)。cupola
- 甑に座するが如し(こしきにざするがごとし)
- 《韓愈(かんゆ)の「鄭群(ていぐん)に簟(たかむしろ)を贈るの詩」の一節》甑にすわって下から蒸されているような、きびしい暑さだ。
- こ‐しき【古式】
- 昔のままのやりかた。ancient rite〈用例〉〜に則(のっと)る。
- こ‐じき【▼乞食】
- 《「こつじき」の転》金品などをもらって生活するまずしい人。おこも。beggar〈用例〉〜のような暮らし。
- 乞食に氏無し(こじきにうじなし)
- 乞食は、最初から乞食に生まれつくのではない。乞食に種なし。
- 乞食に貧乏無し(こじきにびんぼうなし)
- 乞食にまで落ちぶれてしまえば、それ以下の貧乏はない。
- 乞食にも門出(こじきにもかどで)
- つまらない者でもそれなりの儀式がある。
- 乞食にも身祝い(こじきにもみいわい)
- つまらない者でも、祝うときには、それなりの儀式があるものだということ。
- 乞食の朝謡(こじきのあさうたい)
- 乞食は、気楽な境遇だということ。
- 乞食の系図話(こじきのけいずばなし)
- 言っても仕方のない愚痴をこぼすこと。
- 乞食の空笑い(こじきのそらわらい)
- 利益を得ようとして、世辞笑いをすること。
- 乞食の断食(こじきのだんじき)
- やむを得ずすることを、自分から進んでやったように思わせること。餓鬼の断食。
- 乞食を三日すれば止められぬ(こじきをみっかすればやめられぬ)
- 乞食の生活は気楽で、味を占めるとやめられなくなる。一度なまけ癖がつくと、容易に抜け出せなくなるたとえ。乞食も三日すれば忘れられぬ。Once a beggar, always a beggar.
- こじき【古事記】
- 日本最古の歴史書。和銅(わどう)5年(712)成立。稗田阿礼(ひえだのあれ)が誦習(しょうしゅう)したものを元明(げんめい)天皇の勅により太安万侶(おおのやすまろ)が撰録(せんろく)。天地創造から推古(すいこ)天皇までの帝紀(天皇の系譜)と旧辞(くじ)(神話・伝説)とからなる。
- ご‐しき【五色】
- =ごしょく。
- ①赤・青・黄・白・黒の5つの色。五彩。five cardinal colors
- ②いろいろな色。いろいろ。各種。variety
- ご‐しき【五識】
- 《仏教語》眼(げん)識・耳(に)識・鼻識・舌識・身識の5つの認識作用の総称。五根により色(しき)・声(しょう)・香・味・触(そく)の五境を認知する。
- ごしき【五色】
- 〈町〉兵庫県、淡路(あわじ)島の西岸にある町。ミカンの栽培と海苔(のり)・ワカメなどの養殖、また肉牛の飼育がさかん。人口1万0658(1994)。
- ごしき‐あげ【五色揚(げ)】
- いろいろな野菜の揚げ物。精進揚げ。
- ごしき‐えび【五色▽海▽老】
- イセエビ科のエビ。体長約30cm。体は紫青色で、頭胸甲と腹部に白色の縞(しま)模様がある。食用のほか、美しいので装飾用。南方系のエビで沖縄以南に多い。
- ごしき‐おんせん【五色温泉】
- 山形県、米沢(よねざわ)市南東部にある温泉。子宝湯として知られる。
- こじき‐こんじょう【▼乞食根性】
- 自分で努力しようとせず、人にもらうことばかり考える、いやしい性質。mean nature
- こしきじま‐れっとう【▼甑島列島】
- 鹿児島県串木野(くしきの)市西方、東シナ海にある列島。上甑島・中甑島・下甑島と属島からなる。ゆり根が特産。
- ごしきせいがい‐いんこ【五色青海▼鸚▼哥】
- インコの一種で、飼い鳥。全長約28cm。羽毛は赤・黄・青・緑などで美しい。オーストラリア原産。
- ごしき‐だい【五色台】
- 香川県北部にある台形山地。最高峰大平(おおひら)山(479m)のほか、白峰(しらみね)・青峰・黒峰・紅峰(あかみね)・黄峰などがある。白峰寺・根香(ねごろ)寺がある。
- ごしきづか‐こふん【五色塚古墳】
- 神戸(こうべ)市垂水(たるみ)区の明石(あかし)海峡に面した台地末端にある前方後円墳。全長約200m。4世紀末の築造。全面が円礫(えんれき)の葺石(ふきいし)でおおわれている状況が復元整備されている。
- こじきでん【古事記伝】
- 本居宣長(もとおりのりなが)の代表的な著書で、『古事記』の注釈書。48巻。寛政(かんせい)10年(1798)脱稿。寛政2〜文政(ぶんせい)5年(1790〜1822)刊。『古事記』の注解を本体とする、古典研究や古代文化研究の総合的参考書。国学者の研究成果の最高峰とされる。
- ごしき‐とうがらし【五色唐辛子】
- トウガラシの栽培変種。鉢植え、または花壇に植えられる一年草。果実が熟す程度により白・黄・赤黄・赤色などに変化する。
- ごしき‐どり【五色鳥】
- 緑・赤・青・黒・黄など、華やかな羽色をしたゴシキドリ科の鳥の総称。ツグミより小形で、嘴(くちばし)が太くて大きい。林にすみ、昆虫や果実が主食。世界の熱帯地方に約76種が分布。bardet
- ごしき‐ぬま【五色沼】
- 福島県北部、裏磐梯(うらばんだい)の小湖沼群。水にとけた火山噴出物の酸化により、緑・青・藍(あい)などの色を呈する。