ご‐さた【御汰】
「沙汰」の敬語。おさしず。ご命令。
こ‐さつ【古刹】
《「刹(さつ)」は、寺の意》いわれのある古い寺。
こ‐さつ【故殺】(名・サ変他)
①人をわざと殺すこと。manslaughter
②かっとなって人を殺すこと。旧刑法での用語。manslaughter〈比較〉謀殺。
コサック【Kazak(ロシア)
15世紀後半以降、ロシア南部辺境地帯に集まった逃亡農民や貧民。のちアタマン(首領)中心の自治的組織を形成し、自衛のため武装。騎馬術に長じ、18世紀ごろから不正規軍として政府に協力したが、しばしば反乱をおこした。20世紀初めには正規軍に編入され、コサック騎兵軍団を形成した。コザック。カザーク。
ござっしゃ・る【御座っしゃる】(五自)
→ござらっしゃる(御座らっしゃる)
こ‐ざっぱり(副・サ変自)
《「こ」は接頭語》清潔でさわやかなさま。neat and tidy〈用例〉〜した身なり。
こざと‐へん【阜偏】
漢字を組み立てている部分の名。「防・降」などの左にある「忄」。〈比較〉おおざと。
ござ‐ぶね【御座船】
①貴人が乗る大きな船。
→屋形舟
こ‐さめ【小雨】
①細かく降る雨。傘なしで歩ける程度の雨。
②気象用語で、1時間雨量1〜5mm、1日雨量5〜20mmをいうこともある。light rain〈対義〉大雨。
こさめ‐びたき【小鶲】
ヒタキ科の小鳥。全長約13cm。背面は淡褐色、腹面は灰白色。中国北部・朝鮮半島・日本などで繁殖し、冬は東南アジアに渡る。日本へは全土に夏鳥として渡来し、雑木林や松林にすむ。
こ‐ざら【小皿】
小さい皿。手塩(てしお)皿。おてしょ。small plate〈用例〉〜に取り分ける。
ござらっしゃ・る【御座らっしゃる】(五自)
「いる」「行く」「来る」の尊敬語。おいでになる。いらっしゃる。ござっしゃる。
ござり‐ます【御座ります】
《動詞「ござる」に助動詞「ます」の付いたもの》
[一](特活サ変自)「ある」の丁寧な言い方。ございます。
[二](補動)「ある」の丁寧な言い方。…でございます。
ござ・る【御座る】
〈古語〉
《「御座ある」の約》
[一](四自)
①「あり・居(を)り」の尊敬語。いらっしゃる。
②「行く・来(く)」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。
③《普通の状態でなくなる意を表す》
(ア)くさる。〈用例〉この魚はちと〜・った目もとだ(東海道中膝栗毛)。
(イ)はらがへる。〈用例〉なんと腹が少し〜・ったぢゃあねえか(東海道中膝栗毛)。
[二](補動四)
①尊敬の意を表す。…いらっしゃる。〈用例〉御内儀さまも見て〜(浄瑠璃・生玉心中)。
②丁寧の意を表す。…あります。…ございます。〈用例〉さては、絵のことでは〜・らぬか(狂言・末広がり)。
こざる‐かぎ【小猿鉤】
囲炉裏(いろり)の上からつるした自在鉤(じざいかぎ)の上げ下げを調節するための横木。こざる。
ごさ‐ろん【誤差論】
複数個の測定値を統計的に処理して、もっとも確からしい値を推定したり、その値と真の値の間の差の程度を推定したりする理論。theory of errors
こ‐さん【古参】
前からその職にいること・人。古株。seniority; senior〈対義〉新参。
こ‐ざん【故山】
①ふるさとの山。
②ふるさと。故郷。one's native place
ご‐さん【五山】
中世の官寺制度で定められた、禅宗寺院の格式。最高の寺格をもつ5寺をさす。ござん。
①《「京都五山」の略》天竜寺・相国(しょうこく)寺・建仁(けんにん)寺・東福寺・万寿寺。五山の上として南禅寺。
②《「鎌倉(かまくら)五山」の略》建長寺・円覚寺・寿福寺・浄智(じょうち)寺・浄妙寺。
ご‐さん【誤算】(名・サ変自)
①計算の数をまちがえること。miscount
②見込みがはずれること。違算。miscalculation
ごさん‐かい【午餐会】
昼食会。luncheon party
ごさんか‐にちっそ【五酸化二窒素】
化学式N2O5 窒素酸化物の一つ。無色の不安定な固体で、常温でもゆっくりと分解する。強い酸化剤。無水硝酸。dinitrogen pentoxide
ごさんか‐バナジウム【五酸化バナジウム】
化学式V2O5 赤色の粉末。接触法による硫酸製造、また無水フタル酸製造など酸化反応の触媒に利用。vanadium pentoxide
ごさんか‐りん【五酸化燐】
化学式P2O5 またはP4O10 燐を空気中で燃焼してつくる無色の結晶。強い吸湿性があり、脱水剤・乾燥剤に利用。水に溶けると燐酸になる。五酸化二燐。無水燐酸。phosphorus pentoxide
ご‐さんきょう【御三卿】
徳川(とくがわ)氏の分家の田安(たやす)・一橋(ひとつばし)・清水(しみず)の3家。御三家に次ぎ、将軍家を補佐、将軍家に嗣子のないときは養子に入る資格をもった。賄(まかな)い料は10万石。
ご‐さんけ【御三家】
①徳川将軍家の一門であった尾張(おわり)・紀伊(きい)・水戸(みと)の3家。
②ある分野でとくに名の知れた3人。
ご‐さんけい【呉三桂】
(1612-78)中国、明(みん)末清(しん)初の武将。山海関で清軍防衛に当たっていたが、李自成(りじせい)が北京(ペキン)を攻略すると、清に降り関内に清軍を入れた。のち平西王に封じられたが、清にもそむき三藩(さんぱん)の乱を起こした。
ござん‐じっさつ【五山十刹】
中世、中国南宋(なんそう)の官寺制度を模した臨済(りんざい)宗の官寺の寺格。鎌倉(かまくら)時代から制定され、足利義満(あしかがよしみつ)によって確定。
ごさんじゅう‐じけん【五・三〇事件】
1925年5月30日、上海(シャンハイ)での流血事件を契機に起こった中国の反帝国主義運動。上海の日本資本の紡績工場でのストライキ弾圧に端を発し、抗議運動鎮圧のためイギリス官憲が発砲、流血事件に発展。これを機に運動は全国的に波及した。
ごさんじょう‐てんのう【後三条天皇】
(1034-73)第71代天皇(在位(1068-72))。後朱雀(ごすざく)天皇の皇子。藤原(ふじわら)氏をおさえ天皇親政を強化、院政の基礎をおいた。
ござん・す【御座んす】
《「ござります」の転》
[一](特活サ変自)「ある」の丁寧な言い方。ございます。
[二](補動)「ある」の丁寧な言い方。…でございます。
ごさん‐なれ(連語)
〈古語〉
《「にこそあるなれ」の転》…であるらしいな。〈用例〉おさなき者も、はや先立ちける〜(平家・3・僧都死去)。
ござん‐なれ(連語)
〈古語〉
《「ごさんなれ」を「ござる」に「なれ」が付いたものと誤解してできた語》さあこい。よしきた。〈用例〉よき敵にこそ〜(南総里見八犬伝)。
ごさんねん‐の‐えき【後三年の役】
平安末期、永保(えいほ)3〜寛治(かんじ)元年(1083〜87)の奥州の豪族清原(きよはら)氏の一族間での権力争い。陸奥守(むつのかみ)源義家(みなもとのよしいえ)の介入により、清原武衡(たけひら)・家衡(いえひら)らが討たれて終わった。
ごさん‐の‐きり【五三桐】
紋所の名。桐紋の一種。3枚の葉の上部に3本の花柄があり中央に5花、両側にはそれぞれ3花がついている。
ごさん‐ばん【五山版】
鎌倉(かまくら)・室町時代、京都五山などの禅僧らによって開版された禅籍・漢籍・国書などの書籍。ござんばん。
ごさん‐ぶんがく【五山文学】
鎌倉(かまくら)末期から室町時代に、京都・鎌倉の五山を中心とした禅僧の漢詩文・注釈・語録の類をいう。虎関師錬(こかんしれん)・中巌円月(ちゅうがんえんげつ)・義堂周信(ぎどうしゅうしん)らが格調高い漢詩を作った。
ごさん‐めれ(連語)
〈古語〉
《「にこそあるめれ」の転》…であるようだ。〈用例〉ふか入(いり)してうたれさせ給ひて候ふ〜(平家・9・2度之懸)。
*こし【腰】
[一](名)
①胴体のくびれた部分から、足の付け根あたりまでのうしろの部分。hip〈用例〉〜に手を回す。〜が曲がる。
②衣服などの腰にあたる部分。waist〈用例〉はかまの〜。
③中ほどから下の部分。panel〈用例〉障子の〜。〜板。
④《接尾的》物事に対する気がまえ・態度。attitude〈用例〉および〜。逃げ〜。
⑤餠(もち)やめん類などの粘り・弾力。〈用例〉〜の強いうどん。
⑥和歌の第3句。〈用例〉〜折れ。
[二](助数)腰につけるものを数える語。〈用例〉はかま1〜。
腰が有る(こしがある)
布・紙・めん類などに、弾力があり、しっかりしている。
腰が落ち着く(こしがおちつく)
一定の場所・環境・職業などに固定する。また、動揺せず、安定している。settle down
腰が重い(こしがおもい)
すわったまま、腰をなかなか上げない。不精で、あまり行動しない。be slow to act
腰が砕ける(こしがくだける)
①腰の備えが崩れる。
②途中で意気込みをなくする。
腰が高い(こしがたかい)
横柄である。頭(ず)が高い。be haughty〈対義〉腰が低い。
腰が強い(こしがつよい)
〈対義〉腰が弱い。
①強気である。be firm
②粘りがある。腰が有る。be glutinous
③しなやかで折れにくい。be flexible
腰が据わる(こしがすわる)
じっくりと落ち着いている。
腰が抜けて一生立ち居のならぬ法も有れ(こしがぬけていっしょうたちいのならぬほうもあれ)
もし約束を破ったら一生腰が抜けましょう、という誓いのことば。
腰が抜ける(こしがぬける)
→腰を抜かす」と同意。
腰が低い(こしがひくい)
高ぶらない。愛想がいい。be polite〈対義〉頭(ず)が高い。腰が高い。
腰が弱い(こしがよわい)
〈対義〉腰が強い。
①弱気である。week-kneed
②粘りがない。腰がない。not pensistent
③もろくて折れやすい。be fragile
腰に梓の弓を張る(こしにあずさのゆみをはる)
年老いた人の腰が、弓のように曲がる。
腰に付ける(こしにつける)
①物を腰に取り付ける。
②自分の自由にする。手中のものとする。take possession of
腰を上げる(こしをあげる)
①立ち上がる。stand up
②やる気になる。ものごとをはじめる。motivate oneself
腰を入れる(こしをいれる)
本気になる。本腰を入れる。set about in earnest
腰を押す(こしをおす)
あと押しする。
腰を落ち着ける(こしをおちつける)
一定の場所に安定する。他へ気を移すことなく、仕事などに専念する。腰を据える。settle down
腰を折る(こしをおる)
①腰をかがめる。stoop
②人に屈服する。yield
③いきおいを中途でくじく。interrupt〈用例〉話の〜。
腰を屈める(こしをかがめる)
①腰を曲げる。bend down
②会釈(えしゃく)する。make a bow
腰を掛ける(こしをかける)
椅子(いす)などに座る。seat oneself
腰を据える(こしをすえる)
じっくり落ち着く。腰を落ち着ける。steady oneself
腰を突く(こしをつく)
①しりもちをつく。
②くじける。
腰を抜かす(こしをぬかす)
=腰が抜ける。
①腰の関節がはずれて、立てなくなる。
②恐れや驚きなどで、足腰が立たなくなる。たいそう驚く。lose one's legs
腰を割る(こしをわる)
相撲で、腰を落とし両足を開き、ひざを曲げた姿勢をとる。
こし【輿】
①昔の乗り物の一種。屋形の中に人を乗せ、その下に2本の轅(ながえ)をつけて肩でかつぐか、または手で持ち運ぶもの。身分によって種類が異なった。
②棺をのせてかつぐ道具。上げ輿。
→ミコシ→神輿(しんよ)
こ‐し【古址・故址】
①昔あった建築物の土台の石。
②昔、都や建築物のあったあと。遺跡。旧跡。旧址。
こ‐し【古詩】
①古代の詩。ancient poems
②漢詩の一体。隋(ずい)・唐(とう)以前のもの。韻・字数・句数に制限がない。〈対義〉近体詩。
こ‐し【虎子】
トラの子。虎児(こじ)
虎子地に落ちて牛を食らうの気有り(こし、ちにおちてうしをくらうのきあり)
トラは、牛を食い殺すような激しい気性を、生まれ落ちたときから持っている。
こ‐し【故紙・古紙】
ふるい紙。古新聞紙・ちらし・不用印刷物など。used paper〈用例〉〜再生。
こ‐し【枯死】(名・サ変自)
草木がかれてしまうこと。withering
こ‐し【鼓詞】
中国で行われる民間の語り物。太鼓で調子をとりつつ、歌と語りで物語を進める。勇壮な軍談物が多い。宋(そう)代に始まり明清(みんしん)の時期にさかん。
こし【越・高志】
→こしのくに(越の国)
こ・し【濃し】(形ク)
〈古語〉
→こい(濃い)
こ‐じ【古字】
昔は用いられていたが、今は使われない文字や書体。ancient character
こ‐じ【古寺】
古い寺。長い歴史のある寺。ふるでら。
こ‐じ【固持】(名・サ変他)
意見などを持ち続けて曲げないこと。固執。persistence〈用例〉自説を〜する。
こ‐じ【固辞】(名・サ変他)
かたく断ること。辞退。refusing positively〈用例〉大臣就任を〜する。
こ‐じ【居士】
《仏教語》
①仏教に帰依(きえ)し、教団に貢献する在家(ざいけ)の男子信者。
②男子の法名(ほうみょう)の下につける称号。〈比較〉信士。
こ‐じ【虎児】
①トラの子。虎子。tiger cub
②大切な宝。とらの子。one's treasure
虎穴に入らずんば虎児を得ず(こけつにいらずんばこじをえず)
→こけつ(虎穴)
こ‐じ【孤児】
身寄りのない子。みなしご。orphan
こ‐じ【故事・古事】
①昔あったこと。historical fact
②いわれのある事柄。また、それについての語句。historical allusion
こ‐じ【誇示】(名・サ変他)
①誇らしげに見せびらかすこと。自慢げに示すこと。ostentation
②動物が、繁殖・威嚇(いかく)などを目的として、自己を目立たせる姿勢・動作をとること。ディスプレー。display
ご‐し【互市】
互いに品物を取り引きすること。交易。貿易。
ご‐し【五指】
5本の指。five fingers
五指に余る(ごしにあまる)
《5本の指では数えきれない、の意から》多く、予想・想像以上にたくさんある場合にいう。5つより多くある。5つ以下というような少ない数ではない。more than five〈用例〉めぼしいものを挙げていくと、〜。
五指の更弾くは捲手の一ちつに若かず(ごしのこもごもはじくはけんしゅのいっちつにしかず)
《『淮南子(えなんじ)』「兵略訓」にあることば。ばらばらの指ではじく力は、握りこぶしの一撃に及ばない、の意から》個別の力は、団結の力におよばない。
ご‐し【語誌・語志】
個々の語について、それが社会にどのように用いられてきたかを書いたもの。
ごし【越し】(接尾)
①《名詞に付いて》その物をへだてての意を表す。〈用例〉ふすま〜。
②《時間の長さを表す語について》その間ずっと同じ状態であったことを表す。〈用例〉3年〜。
ご‐じ【五時】
①午前と午後の5時。five o'clock
②暦で、季節の変わり目の日。立春・立夏・大暑・立秋・立冬。
③《仏教語》「→五時教」の略。
ご‐じ【誤字】
誤った文字。wrong letter〈対義〉正字。
ご‐じ【護持】(名・サ変他)
大切に守ること。protection〈用例〉国体を〜する。
こしあか‐つばめ【腰赤燕】
腰が赤褐色のツバメ科の鳥。本州以南でふつうにみられるツバメより大きく、全長約18cm。背面は黒く、淡褐色の胸腹部には暗褐色の縦線が密にある。東南アジアから夏鳥として本州以南に渡来するが、その時期はツバメより遅い。巣も椀(わん)形ではなく、徳利(とっくり)を割ってその縦断面を天井にはりつけたような形をしている。
こしあき‐とんぼ【腰明蛉】
トンボ科の昆虫。体長約4.5cm。腹部第3、4節が黄白色のほかは、黒色。夏、低地の池沼や耕地などの上を飛ぶ。本州以南、台湾・中国に分布。
こし‐あげ【腰揚げ】
和服の身丈を腰の位置で縫い揚げ、着丈を調節すること。または縫い揚げた部分。男物は裏からつまんで内揚げにする。
こじ‐あ・ける【抉じ開ける】(下一他)
無理やりに開ける。pry open
コジアスコ‐さん【コジアスコ山】
(Mount Kosciusko)オーストラリア、ニューサウスウェールズ州南東部、オーストラリアアルプスの中部にある山。標高2230mで同国最高峰。
こし‐あて【腰当て】
①座るときに腰の後ろに当てるもの。
②毛皮などを腰の後ろにしばりつけ、尻に敷くもの。引き敷き。尻皮(しりかわ)
③鎧(よろい)の上に刀や脇差(わきざし)を腰にさすための革帯。
④箙(えびら)の上帯(うわおび)
こし‐あぶら【漉油】
ウコギ科の落葉高木。山地にはえる。葉は長柄で、5つの小葉からなる掌状複葉。夏に、淡緑黄色の小さい五弁花を開く。材は軟かく細工用。若芽は食用。日本特産。
こし‐あん【漉(し)餡】
小豆(あずき)をゆで煮してすりつぶし、布袋でこして皮を除いたあん。御前(ごぜん)汁粉・和菓子などの材料。〈対義〉つぶあん。
こし‐いた【腰板】
①男袴(ばかま)の後ろ腰に当てる板。今日では厚紙を共布で包んで作り、着崩れを防ぐ腰挟(ばさ)みをつける。
②壁・障子などの下部にはる板。wainscot
こし‐いれ【輿入れ】(名・サ変自)
嫁入りすること。婚礼。marriage
こじ‐い・れる【抉じ入れる】(下一他)
せまいすきまから無理に押し込む。thrust forcibly...into
こじ‐いん【孤児院】
保護者のいない児童を収容して扶養・教育する施設。現在は児童福祉法に基づき養護施設・乳児院の名称で設置されている。orphanage
ごし‐うんどう【五・四運動】
1919年5月4日、北京(ペキン)で起こった政治運動。学生の反日デモに対する弾圧を機に、6月3日以後、さらに民衆も加わった大規模なストライキに拡大。北京政府はこれに屈服、逮捕学生の釈放、親日要人の罷免(ひめん)、パリ講和条約調印拒否を決定した。中国の新民主主義革命の端緒を開いた事件。
コジェ‐とう【コジェ島・済島】
(Kǒje)→きょさいとう(巨済島)
こ‐しお【小潮】
潮汐(ちょうせき)の干満の差が極小になること・時。太陽と月が地球に対して直角の位置にある、上弦の月および下弦の月の1日ないし3日後に起こる。潮差は大潮のときの約40%。neap tide〈対義〉大潮。
こし‐おび【腰帯】
①狩衣(かりぎぬ)と同じ布地の当帯(あておび)の別称。
②束帯のとき袍(ほう)の腰を束ねる石帯の別称。
③女性が和服を着用するとき、着丈を調節し、おはしょりを整えるために帯の下に締める幅の狭いひも。手細(てほそ)。腰ひも。
こし‐おれ【腰折れ】
①腰が曲がること、曲がった人。be bowed
②「→腰折れ歌」の略。
③下手な和歌。
こしおれ‐うた【腰折れ歌】
=腰折れ。
①第3句、すなわち腰の句と第4句のつながりの悪い和歌。
②自作の和歌をけんそんしていう語。
こし‐がき【腰垣】
腰ほどの高さの垣根。
こし‐かけ【腰掛(け)】
①腰を掛けるための台。いす。chair〈数え方〉1脚。
②一時、仮に身をおくこと・職・地位・場所。temporary post〈用例〉結婚までの〜就職。
こしかけ‐ぎん【腰掛(け)銀】
将棋の布陣の一つ。5筋の定位置にいる歩の上に銀が出て戦う戦法。歩に銀が腰掛けているように見えるため。
こし‐か・ける【腰掛ける】(下一自)
物の上に腰をおろす。腰をかける。sit down
こし‐かた【来し方・越し方】
〈対義〉行(ゆ)く末。
①過ぎてきた場所・方向。
②過去。past
こし‐がたな【腰刀】
腰に差している短い刀。わきざし。
こし‐がみ【濾し紙】
→ろし(濾紙)
こしがや【越谷】
〈市〉埼玉県南東部の市。旧宿場町。穀倉地帯であったが、交通の便がよく、住宅・工業都市として発展。人口29万2085(1994)。
こしがや‐ござん【越吾山】
(1717-87)江戸中期の俳人。滝沢馬琴(たきざわばきん)の俳諧(はいかい)の師。方言を7部門500項に分類して解説した『物類称呼』の著者として知られる。
こしき【甑】
①米などを蒸す道具。古くは鉢(はち)形の土器。のち木製の曲げ物、組み枠ものが一般化し、蒸籠(せいろう)とよばれた。
②小形の鋳物(いもの)用の溶銑炉(ようせんろ)。cupola
甑に座するが如し(こしきにざするがごとし)
《韓愈(かんゆ)の「鄭群(ていぐん)に簟(たかむしろ)を贈るの詩」の一節》甑にすわって下から蒸されているような、きびしい暑さだ。
こしき【轂】
(や)の集まる車輪の中心部。
こ‐しき【古式】
昔のままのやりかた。ancient rite〈用例〉〜に則(のっと)る。
こ‐じき【乞食】
《「こつじき」の転》金品などをもらって生活するまずしい人。おこも。beggar〈用例〉〜のような暮らし。
乞食に氏無し(こじきにうじなし)
乞食は、最初から乞食に生まれつくのではない。乞食に種なし。
乞食に貧乏無し(こじきにびんぼうなし)
乞食にまで落ちぶれてしまえば、それ以下の貧乏はない。
乞食にも門出(こじきにもかどで)
つまらない者でもそれなりの儀式がある。
乞食にも身祝い(こじきにもみいわい)
つまらない者でも、祝うときには、それなりの儀式があるものだということ。
乞食の朝謡(こじきのあさうたい)
乞食は、気楽な境遇だということ。
乞食の系図話(こじきのけいずばなし)
言っても仕方のない愚痴をこぼすこと。
乞食の空笑い(こじきのそらわらい)
利益を得ようとして、世辞笑いをすること。
乞食の断食(こじきのだんじき)
やむを得ずすることを、自分から進んでやったように思わせること。餓鬼の断食。
乞食も袋祝い(こじきもふくろいわい)
→乞食にも身祝い」と同意。
乞食を三日すれば止められぬ(こじきをみっかすればやめられぬ)
乞食の生活は気楽で、味を占めるとやめられなくなる。一度なまけ癖がつくと、容易に抜け出せなくなるたとえ。乞食も三日すれば忘れられぬ。Once a beggar, always a beggar.
こじき【古事記】
日本最古の歴史書。和銅(わどう)5年(712)成立。稗田阿礼(ひえだのあれ)が誦習(しょうしゅう)したものを元明(げんめい)天皇の勅により太安万侶(おおのやすまろ)が撰録(せんろく)。天地創造から推古(すいこ)天皇までの帝紀(天皇の系譜)と旧辞(くじ)(神話・伝説)とからなる。
ご‐しき【五色】
=ごしょく。
①赤・青・黄・白・黒の5つの色。五彩。five cardinal colors
②いろいろな色。いろいろ。各種。variety
ご‐しき【五識】
《仏教語》眼(げん)識・耳(に)識・鼻識・舌識・身識の5つの認識作用の総称。五根により色(しき)・声(しょう)・香・味・触(そく)の五境を認知する。
ごしき【五色】
〈町〉兵庫県、淡路(あわじ)島の西岸にある町。ミカンの栽培と海苔(のり)・ワカメなどの養殖、また肉牛の飼育がさかん。人口1万0658(1994)。
ごしき‐あげ【五色揚(げ)】
いろいろな野菜の揚げ物。精進揚げ。
ごしき‐えび【五色老】
イセエビ科のエビ。体長約30cm。体は紫青色で、頭胸甲と腹部に白色の縞(しま)模様がある。食用のほか、美しいので装飾用。南方系のエビで沖縄以南に多い。
ごしき‐おんせん【五色温泉】
山形県、米沢(よねざわ)市南東部にある温泉。子宝湯として知られる。
こじき‐こんじょう【乞食根性】
自分で努力しようとせず、人にもらうことばかり考える、いやしい性質。mean nature
こしきじま‐れっとう【甑島列島】
鹿児島県串木野(くしきの)市西方、東シナ海にある列島。上甑島・中甑島・下甑島と属島からなる。ゆり根が特産。
ごしきせいがい‐いんこ【五色青海哥】
インコの一種で、飼い鳥。全長約28cm。羽毛は赤・黄・青・緑などで美しい。オーストラリア原産。
ごしき‐だい【五色台】
香川県北部にある台形山地。最高峰大平(おおひら)山(479m)のほか、白峰(しらみね)・青峰・黒峰・紅峰(あかみね)・黄峰などがある。白峰寺・根香(ねごろ)寺がある。
ごしきづか‐こふん【五色塚古墳】
神戸(こうべ)市垂水(たるみ)区の明石(あかし)海峡に面した台地末端にある前方後円墳。全長約200m。4世紀末の築造。全面が円礫(えんれき)の葺石(ふきいし)でおおわれている状況が復元整備されている。
こじきでん【古事記伝】
本居宣長(もとおりのりなが)の代表的な著書で、『古事記』の注釈書。48巻。寛政(かんせい)10年(1798)脱稿。寛政2〜文政(ぶんせい)5年(1790〜1822)刊。『古事記』の注解を本体とする、古典研究や古代文化研究の総合的参考書。国学者の研究成果の最高峰とされる。
ごしき‐とうがらし【五色唐辛子】
トウガラシの栽培変種。鉢植え、または花壇に植えられる一年草。果実が熟す程度により白・黄・赤黄・赤色などに変化する。
ごしき‐どり【五色鳥】
緑・赤・青・黒・黄など、華やかな羽色をしたゴシキドリ科の鳥の総称。ツグミより小形で、嘴(くちばし)が太くて大きい。林にすみ、昆虫や果実が主食。世界の熱帯地方に約76種が分布。bardet
ごしき‐ぬま【五色沼】
福島県北部、裏磐梯(うらばんだい)の小湖沼群。水にとけた火山噴出物の酸化により、緑・青・藍(あい)などの色を呈する。