ごしき‐の‐くも【五色の雲】
5色に輝く雲。高積雲などの太陽に近いふちの部分が、回折現象で美しく色づいて見える。瑞雲(ずいうん)
ごしき‐ひわ【五色鶸】
アトリ科の鳥。全長13cm。背面は茶褐色、腹面はそれより淡い。頭部は赤・白・黒の3色、翼は黒色で黄色の斑紋(はんもん)がある。草の種子を食べる。ヨーロッパに分布。
こしきぶ‐の‐ないし【小式部内侍】
(?-1025)平安中期の歌人。橘道貞(たちばなのみちさだ)の娘。母は和泉(いずみ)式部。中宮彰子(しょうし)に出仕。百人一首の歌で有名。
こしき‐ゆかし・い【古式床しい】(形)
《「床」は当て字》古式がしのばれて、懐かしい。〈用例〉〜行事。
ごじ‐きょう【五時教】
《仏教語》釈迦(しゃか)の一生の間の説法を5期に分類したもの。教判論の一つで、たとえば天台智顗(ちぎ)は、華厳(けごん)時・鹿苑(ろくおん)時・方等(ほうどう)時・般若(はんにゃ)時・法華涅槃(ほっけねはん)時に分ける。五時。
こし‐ぎんちゃく【腰巾着】
①腰に下げるきんちゃく。waist pouch
②ある人に付き従っている人。one's shadow〈用例〉社長の〜。
こし‐くだけ【腰砕け】
①腰の力がぬけて、体勢が崩れること。lose one's balance
②事が中途で駄目になること。break down〈用例〉〜に終わる。
こし‐ぐるま【腰車】
柔道の投げ技(わざ)の一つ。踏み込みながら相手の首を抱き込んで、相手を自分の腰にのせ、相手の上体をねじるようにして投げる技。
こし‐け【腰気・下・下】
女性性器官から出る血液以外の分泌物の総称。通常は異常に増量し外陰部を浸潤し、不快感やかゆみを生じるものをいう。たいげ。はくたいげ。おりもの。flow
こしごえ【腰越】
鎌倉(かまくら)の西方、七里ケ浜(しちりがはま)西端の海岸地帯。源義経(みなもとのよしつね)の腰越状はこの地の満福寺で起草したとされる。
こしごえ‐じょう【腰越状】
兄頼朝(よりとも)の勘気をこうむり腰越にとどまった源義経(みなもとのよしつね)が、文治(ぶんじ)元年(1185)大江広元(おおえのひろもと)にあて真意を訴え、とりなしを頼んだという書状。
ごし‐ごし(副)
力を入れてものをこする音・さま。scrubbing〈用例〉あかを〜落とす。
こじ‐さく【小自作】
小作を主とし、自作もすること・農家。〈比較〉自小作。
こし‐じ【越路】
①北陸へ行く道。北陸道。
②北陸地方。
こしじ【越路】
〈町〉新潟県中部、長岡(ながおか)市南隣の町。農業のほか越後杜氏(えちごとうじ)で知られ、醸造業がさかん。人口1万4602(1994)。
こじし‐ざ【小獅子座】
北天の星座。しし座の北にある。輝星がないので目立たない。4月22日ごろの午後8時ごろに南中。面積232平方度。Leo Minor
こしじ‐ふぶき【越路吹雪】
(1924-80)ポピュラー・シャンソン歌手。東京生まれ。宝塚歌劇団出身。ヒット曲『愛の賛歌』『ラストダンスは私に』など。
こしじゅうきゅうしゅ【古詩十九首】
中国、後漢(ごかん)のころの詩。『文選(もんぜん)』の中の作者不詳の五言古詩19首。民衆の共通感情を表現し、建安(けんあん)期の詩人たちに影響を与えた。
ご‐ししょ【伍子胥】
(?-BC485)中国、春秋時代の呉の名臣。呉王夫差を助けて越王勾践(こうせん)を破ったが、夫差が勾践を助命したことを諫(いさ)めていれられず、のち自殺。
こし‐しょうじ【腰障子】
下から30cmぐらいの高さまで、腰板をはめ込んだ明かり障子。板の代わりに襖(ふすま)をはめ込むこともある。
こしじろ‐うみつばめ【腰白海燕】
全身が黒っぽくて尾のつけねが白い、ウミツバメ科の海鳥。全長約20cm。太平洋・大西洋の北方にすみ、冬は南下。日本へは旅鳥として本州各地の沿海に飛来。北海道の大黒島は繁殖地で、天然記念物。
ごじ‐そう【護持僧】
天皇を病魔などから守るために祈った僧。
こ‐した【木下】
木の下。
こ‐しだ【小歯・小歯朶】
ウラジロ科の多年生シダ。暖地の山野にはえる。葉は長柄で、3回羽状複葉。裂片は線形で約3cm。葉の表は鮮緑色で、裏は粉白色。コヘゴ。
こし‐だか【腰高】
①腰が高いこと。また、そういう姿勢。high-waisted
→たかつき
③「→腰高障子」の略。
こしだか‐がんがら【腰高雁空】
潮間帯の岩礫(がんれき)底にすむニシキウズガイ科のマキガイ。殻高約27mm、殻径約30mm。黒っぽい丸みのある円錐(えんすい)形。日本全土の沿岸に分布。
こしだか‐しょうじ【腰高障子】
全体の下から半分ぐらいまで腰板を付けた明かり障子。油紙を張って、外に面した出入り口に用いたりする。腰高。
こし‐だめ【腰撓め】
①鉄砲を腰にあて、おおかたの見当をつけて、うつこと。
②大づかみな見こみで事をすること。
こした‐やみ【木下闇】
木の下のくらがり。このしたやみ。
こし‐たんたん【虎視眈】(形動トタル)
油断なく機会をねらっているさま。vigilantly〈用例〉〜とねらっている。
ごしち‐ちょう【五七調】
韻文(いんぶん)で、5音節からなる句の次に、7音節からなる句を組み合わせて1まとまりとなる調子を繰り返す形式。〈対義〉七五調。
ごしち‐にち【五七日】
《仏教語》人の死後の35日め。
ごしちにち‐の‐みずほう【後七日の修法】
真言宗の儀式の一つ。正月8日から14日までの7日間、宮中の真言院(明治以降は東寺の灌頂院(かんじょういん))で国家安泰(あんたい)、万民豊楽などを祈願するもの。ごしちにちのみしほ。
こ‐しつ【固執】(名・サ変他)
かたく自説を主張して譲らないこと。固持。こしゅう。persistence
こ‐しつ【個室】
ひとり用の部屋。private room〈比較〉私室。
こ‐しつ【痼疾】
なかなか治らない病気。持病。chronic disease
こ‐しつ【鼓室】
中耳(ちゅうじ)の一部で、外耳と内耳の間にある凹レンズ形をした扁平(へんぺい)な空所。外耳との間には鼓膜がある。tympanic cavity
こ‐じつ【故実】
昔の儀式・服装・作法などの規定・習慣・事例。〈比較〉有職(ゆうそく)
ご‐しつ【膝】
生薬(しょうやく)の一つ。ヒユ科のイノコズチの根を乾燥したもの。サポニン・粘液質などを含み、血行改善・強壮薬に用いる。
ご‐じつ【後日】
①のちのち。将来。ごにち。future
②物事が済んだあと。another day〈用例〉〜談。
こしつう【古史通】
江戸中期の史論書。4巻。新井白石(あらいはくせき)著。享保(きょうほう)元年(1716)成立。記紀などを研究し、日本神話を初めて合理的に解釈。
コシツェ【Košice】
ヨーロッパ中部、スロバキア東部の中心都市。鉄道の要地。鉄鋼・機械・食品工業が発達。人口23.5万(1991)。
こじつ‐か【故実家】
故実に詳しい人。
こし‐つき【腰付き】
腰のかっこう・ようす。posture
ゴシック【Gothic】
《ルネサンス期のイタリア人のことばで、野蛮な、の意》=ゴチック。
→ゴシック美術のこと。
②「→ゴシック体」の略。
ゴシック‐けんちく【ゴシック建築】
ヨーロッパで12世紀後半から14世紀まで行われた建築様式。教会堂建築に多くみられ、尖頭(せんとう)アーチとリブボールト(交差する肋骨(ろっこつ)状の部材)の採用で上昇線を強調し、広大な内部空間をもつ。フランスのアミアン大聖堂は初期ゴシックの傑作。Gothic architecture
ゴシック‐しょうせつ【ゴシック小説】
怪奇小説。恐怖小説。18世紀中期から19世紀初めにかけてイギリスで流行。中世のゴシック様式の古城などを背景に殺人や幽霊などを題材とし、読者の恐怖感や好奇心に訴える。『オトラント城奇譚(きたん)』『ユードルフォの怪奇』など。Gothic novel
ゴシック‐たい【ゴシック体】
活字の書体の一つ。肉太で字画の縦(たて)横の太さが同じ活字。ふと字ゴチ。ゴチック。Gothic〈比較〉アンチック。
ゴシック‐びじゅつ【ゴシック美術】
12世紀後半から15世紀まで、ヨーロッパ各地に普及したキリスト教美術。とくに聖堂建築とその装飾美術が中心。高い尖塔(せんとう)や大きな窓のステンドグラスなどが特色。Gothic art
こじ‐つけ
こじつけること。牽強(けんきょう)。distortion
こしつ‐けいせいじゅつ【鼓室形成術】
聴力の回復を目的とする中耳手術。鼓膜穿孔(せんこう)や耳小骨連鎖の離断などに対し、中耳伝音系の再建により聴力改善を図る方法。tympanoplasty
こじ‐つ・ける(下一他)
無理に理屈をつける。無理に関係づける。distort〈参考〉「故事付ける」からか。
ごじつ‐だん【後日談】
物事の済んだあと、それからどうなったかの話。後日物語。sequel to the story
ゴシップ【gossip】
うわさ話。〈用例〉〜欄。
こしっ‐ぽね【腰っ骨】
→こしぼね(腰骨)
ごじっぽ‐ひゃっぽ【五十歩百歩】
《五十歩逃げた兵が百歩逃げた兵を臆病(おくびょう)だと笑ったが、逃げたことに変わりはないという『孟子(もうし)』「梁(りょう)恵王」にある話から》少しの違いはあっても、本質的には同じであるということ。似たりよったり。There is little difference between the two.
こし‐なわ【腰縄】
①軽い罪を犯した者の腰に縄をかけること。また、その縄。
②腰につけて持ち歩く縄。
こし‐ぬけ【腰抜け】
いくじのないこと・人。coward
こしの【越廼】
〈村〉福井県北西部、日本海に臨む村。カニ・ウニ漁がさかん。越前(えちぜん)海岸のスイセンが有名。人口2048(1994)。
こし‐の‐くに【越の国・高志の国】
北陸道地方、のち越前(えちぜん)・越中(えつちゅう)・越後(えちご)の地域の古称。越。高志。
こし‐の‐もの【腰の物】
①腰に帯びる物の総称。刀・きんちゃくなど。
②さやまきの短刀。
→腰まき
こしば‐がき【小柴垣】
雑木の小枝で作った、丈の低い垣根。
ごじ‐はっきょう【五時八教】
釈迦(しゃか)の一生の間の説法を、天台智顗(ちぎ)が分類した天台宗の教判論。五時教と化儀(けぎ)の4教(頓(とん)・漸(ぜん)・秘密・不定(ふじょう))、化法(けほう)の4教(蔵・通・別・円)をたてる。
こし‐ばめ【腰羽目】
(ゆか)から1mほどの高さまでに張った羽目板。
こし‐ばり【腰張り・腰貼り】
ふすま・かべなどの下部に紙や布を張ること。また、張った紙や布。
こし‐ひかり【コシヒカリ】
イネの品種。味の良い米の代表とされる。農林1号と農林22号の交配によって、昭和31年(1956)に作出された。新潟県を主産地として広く栽培。すし米としても賞味される。
こし‐ひも【腰紐】
和服で、下締めに用いる細いひも。また、子どもの着物の腰に縫いつけてあるひも。
こし‐びょうぶ【腰屏風】
低いびょうぶ。
こし‐ふたえ【腰二重】
老人の腰の、折れ曲がったようす。
こし‐ぶとん【腰布団・腰蒲団】
腰を冷やさないように当てる、ひも付きの小さな布団。
こし‐べん【腰弁・腰辨】
《「腰弁当」の略》
①腰に弁当を下げること。その弁当。
②《転じて》安月給取り。
こし‐ぼそ【腰細】
①腰がほっそりしていること。細腰。slim waisted
→ジガバチの異名。コシボソバチ。
こし‐ぼね【腰骨】
=こしっぽね。
①腰の骨。hipbone
②押し通す気力。たえしのぶ気力。fortitude〈用例〉〜の強い男。
こ‐じま【小島】
小さな島。おじま。small island
こじま【児島】
岡山県、倉敷市南部の地区。旧児島市。主産業は学生服中心の繊維工業。本四連絡橋架橋地点。景勝地鷲羽(わしゅう)山がある。
こじま‐いけん【児島惟謙】
(1837-1908)明治時代の裁判官。愛媛県生まれ。大審院長として大津事件にかかわり、政府の圧力に屈せず司法権の独立を維持した。
こじま‐うすい【小島烏水】
(1873-1948)登山家。本名、久太。香川県生まれ。山岳紀行文・浮世絵研究で著名。日本山岳会を組織し初代会長。
こじま‐かずお【古島一雄】
(1865-1952)政治家。但馬(たじま)の人。新聞記者を経て衆議院議員となり、犬養毅(いぬかいつよし)の片腕として活躍。第2次大戦後は吉田茂(よしだしげる)の政治顧問。
こし‐まき【腰巻(き)】
①和装下着の一種。女性の下半身をおおう肌着。湯文字(ゆもじ)
②室町・安土(あづち)桃山時代、公家(くげ)・武家の婦人の夏の礼服。
③とくに、厚く土を塗ってある土蔵(どぞう)の下部。
④《俗語》書籍の帯紙。帯。
こじま‐きくお【児島喜久雄】
(1887-1950)美術史家。東京生まれ。東大卒。東北大・東大教授。美術評論にも活躍。著書『レオナルド研究』など。
こじま‐ぜんざぶろう【児島善三郎】
(1893-1962)洋画家。福岡市生まれ。華麗な色彩とダイナミックな描線を駆使した風景画で知られる。作品『アルプスへの道』など。
こじま‐たかのり【児島高徳】
(?-?)南北朝時代の武将。『太平記』に、隠岐(おき)に配流される後醍醐(ごだいご)天皇奪取を企て失敗、のち天皇の遷幸を迎え南朝に属して戦ったとあるが、その実在は疑問とされる。
こじま‐とらじろう【児島虎次郎】
(1881-1929)洋画家。岡山県生まれ。東京美術学校卒。フランス・ベルギーで学ぶ。明るい色調の印象派的画風が特徴。大原美術館の所蔵作品の収集にも尽力。作品『ベコニアの畠(はたけ)』など。
こじま‐のぶお【小島夫】
(1915-)小説家。岐阜県生まれ。東大卒。「第三の新人」の一人。昭和30年(1955)『アメリカン・スクール』で第32回芥川(あくたがわ)賞受賞。同57年(1982)『別れる理由(一・二・三)』で第35回野間文芸賞受賞。作品『抱擁(ほうよう)家族』『私の作家遍歴』など。
こじま‐はんとう【児島半島】
岡山県南部の半島。もと島であったが、高梁(たかはし)川などの沖積作用で17世紀に陸とつながった。
こじま‐ほうし【小島法師】
(?-1374)南北朝時代の僧。『洞院公定日次記(とういんきんさだひなみき)』中に『太平記』の作者として記されているが不明。
こじま‐まさじろう【小島二郎】
(1894-1994)小説家。東京生まれ。慶大卒。古典鑑賞・大衆小説など多彩に活躍。作品『眼中の人』など。
こし‐まわり【腰回り】
腰の周囲。また、その長さ。ヒップ。around the hip
こじま‐わん【児島湾】
岡山県南部、児島半島の北にある湾。近世以降、干拓により面積が縮小、西部は堤防で締め切られ淡水湖の児島湖となった。
こしみず【小清水】
〈町〉北海道東部、オホーツク海に臨む町。畑作・酪農がさかん。小清水原生花園で有名。濤沸(とうふつ)湖にはオオハクチョウが飛来。人口6694(1994)。
こし‐みの【腰蓑】
猟師・漁師などが、腰にまとう短いみの。
コシモ‐デ‐メディチ【Cosimo de' Medici】
(1389-1464)フィレンツェの政治家・銀行家。1434年以来フィレンツェの独裁者として君臨(くんりん)。巨富を利して学芸保護に努め、フィレンツェをルネサンスの中心たらしめた。「国父」と追号された。
こし‐もと【腰元】
①腰のあたり。around the hip
②昔、貴人の雑用に仕えた侍女。
ご‐しゃ【五舎】
平安京内裏の、女御(にょうご)・更衣(こうい)などの住む5つの殿舎。昭陽(しょうよう)舎(梨壺(なしつぼ))・淑景(しげい)舎(桐壺(きりつぼ))・飛香(ひぎょう)舎(藤壺(ふじつぼ))・凝華(ぎょうか)舎(梅壺(うめつぼ))・襲芳(しゅうほう)舎(雷鳴(かみなり)の壺)。
ご‐しゃ【誤写】(名・サ変他)
写し違いをすること。miscopy
ご‐しゃ【誤射】(名・サ変他)
弓・銃砲などで、まちがった目標をうつこと。shoot by mistake
こ‐しゃく【小癪】(名・形動)
こざかしいこと・さま。生意気。saucyness〈用例〉なにを〜な。
小癪に障る(こしゃくにさわる)
少しばかり腹が立つ。be impudent〈用例〉物言いが〜。
ご‐しゃく【五爵】
→五等爵の略称。
ご‐しゃく【語釈】
語句の解釈。interpretation of a word
ごしゃ‐ごしゃ(副・形動・サ変自)
物が乱雑に入り交じるさま。ごちゃごちゃ。ごたごた。messy〈用例〉机の上が〜だ。
こ‐じゃのめ【小蛇目蝶】
(はね)に目の形をした斑紋(はんもん)のあるジャノメチョウ科のチョウ。開張約5.5cm。山地の樹林の暗い所を好み、草原などにはいない。食草はチヂミザサ・ススキなどのイネ科植物。本州・四国・九州に分布。
こ‐しゃほん【古写本】
古い時代の写本。一般に室町末期または元禄(げんろく)期以前のものについていう。
コシャマイン‐の‐たたかい【コシャマインの戦い】
1457年に現在の北海道南端で起きたアイヌと和人(わじん)との戦争。前年に起きた志濃里(しのり)(現、函館(はこだて)市志海苔(しのり))でのアイヌ少年刺殺事件に端を発し、道南の首長コシャマインが開戦。和人の拠点である12館(たて)のうち、10館を陥落させた。大館での戦いに、のちに松前藩祖となる武田信広(たけだのぶひろ)がコシャマインを弓で射殺し、終戦。
こ‐しゅ【戸主】
①律令(りつりょう)制のもとでの戸の長。
②旧民法上の一家の長。家族の居所の指定、婚姻の同意などの権限をもち、その地位と財産は家督相続により継承された。昭和22年(1947)廃止。〈比較〉戸籍筆頭者。
こ‐しゅ【古酒】
造ってから年月の経った酒。aged wine〈対義〉新酒。
こ‐しゅ【固守】(名・サ変他)
あくまで守って変えないこと。固持。tenacity
こ‐しゅ【故主】
もとの主人。旧主。
こ‐しゅ【枯株】
①枯れた切り株。枯れた株。
②老人。
こ‐しゅ【鼓手】
つづみや、たいこをたたく人・兵。
こし‐ゆ【腰湯】
腰から下を湯につけること。〈用例〉〜を使う。
ご‐しゅ【五種】
5つの種類。5種類。five kinds
ご‐しゅ【五趣】
→ごあくしゅ(五悪趣)
ご‐しゅ【御酒】
「酒」の丁寧語。おさけ。
ご‐しゅいん【御朱印】
朱印の敬称。また、将軍の朱印のある書類・鑑札。
ごしゅいん‐せん【御朱印船】
桃山・江戸初期、朱印状による海外渡航の許可を受けた南蛮(なんばん)貿易船。中国・シャム・ルソン・アンナン・ジャワなどとの貿易で活躍。角倉(すみのくら)船・末吉(すえよし)船・末次(すえつぐ)船などが著名。朱印船。
こ‐しゅう【呼集】(名・サ変他)
よび集めること。〈用例〉非常〜。
こ‐しゅう【固執】(名・サ変他)
→こしつ(固執)
こ‐しゅう【孤舟】
1隻だけでぽつんと浮かんでいる舟。
こ‐しゅう【孤愁】
独りぼっちである身の、悲しい思い。
こ‐しゅう【故習・古習】
古くからあるならわし。昔からの習慣。旧習。
こ‐じゅう【扈従】(名・サ変自)
貴人の供をすること・人。随行。供奉(ぐぶ)。こしょう。
ご‐じゅう【五十】
①10の5倍。fifty
②50歳。fifty years old
五十の坂(ごじゅうのさか)
50歳をこえると肉体的に衰えはじめることを、下りの坂道にたとえた語。〈用例〉〜を越す。
ご‐じゅう【五重】
5つのかさなり。five-storied
ご‐じゅう【後住】
後任の住職。あとをついだ住職。〈対義〉先住・当住。
ごしゅういわかしゅう【後拾遺和歌集】
平安後期の4番目の勅撰(ちょくせん)和歌集。20巻。白河(しらかわ)天皇の命で藤原通俊(ふじわらのみちとし)が応徳(おうとく)3年(1086)撰進。歌数約1220首。和泉式部(いずみしきぶ)ら女流歌人に重点をおき、能因らの新しい傾向にも注目。八代集の一つ。後拾遺集。
ごじゅう‐うで【五十腕】
50歳ごろの人に起こる、腕の痛み。五十かいな。
ごじゅう‐おん【五十音】
五十音図の示す音節に「ん」を加えた音節の種類。仮名で表記する「あ・い・う・え・お…わ・を・ん」の51音。実質的には、重複している「い」「え」「う」と現代仮名遣いでは用いられない「ゐ」「ゑ」を除くと46音となる。
ごじゅうおん‐じゅん【五十音順】
順序の示し方の一つ。あいう…の順。〈比較〉いろは順・ABC順。
ごじゅうおん‐ず【五十音図】
日本語の音節を表す仮名を縦に5字ずつ、横に10字配した一覧表。同子音の音節が縦の同じ行に、同母音の音節が横の同じ段に並ぶ。原形は平安時代にみられる。
ごじゅう‐かた【五十肩】
初老・中老期にみられる、肩関節の痛みと運動障害。おもに肩関節の周囲組織の老人性変化が原因。正しくは、老人性肩関節周囲炎。frozen shoulder
ごじゅう‐から【五十雀】
樹幹を自由に登り降りするゴジュウカラ科の小鳥。翼長約8cm。背が灰色で腹は白い。山地の森林にすみ、雑食性。冬は山地から低地に降りる。日本全土・ユーラシアに分布。nuthatch
ごじゅうごねん‐たいせい【五五年体制】
①昭和30年(1955)以来数年間続いた自民党と社会党との二大政党対立体制。左右両派社会党の統一と、民主・自由両党の合同による自民党の結成によって生まれたもの。
②保守と革新の単純な二極対立の様相。
ごじゅうさん‐つぎ【五十三次】
→東海道五十三次」の略。
コシューシコ【Tadeusz Andrzej Bona-wentura Kościuszko】
(1746-1817)ポーランドの軍人・政治家。独立運動の父と称される。アメリカ独立戦争に参加して帰国後、ポーランド分割に抗し、1794年武装蜂起(ほうき)を指導したが捕らえられ、釈放後亡命。
ごしゅうしょう‐さま【御愁傷様】
身内に不幸のあった人に対して用いるあいさつ語。お気の毒さま。
ごしゅう‐せい【互酬性】
文化人類学で、自分が受けた贈り物・サービスあるいは損害に対し、社会の規範として、何らかの返礼をしたりあるいは見舞いを受けるという相互関係をいう。リシプロシティ。reciprocity
ご‐じゅうそう【五重奏】
5人の演奏者による5つの独立楽器の重奏。弦楽四重奏に、ビオラまたはチェロ、コントラバスを加えた弦楽五重奏、ピアノを加えたピアノ五重奏など。クインテット。quintet
コシュート【Kossúth Lajos】
(1802-94)ハンガリーの革命家。新聞編集者・国会議員として民族独立運動を指導。1848年の革命でオーストリアに抗戦、革命敗北後イタリアへ亡命。
こ‐じゅうと【小舅・小姑】
①《「小舅」で》夫または妻の兄弟。brother-in-law
②《「小姑」で》夫または妻の姉妹。小姑(こじゅうとめ)。sister-in-law
小姑は鬼千匹(こじゅうとはおにせんびき)
→小姑一人は鬼千匹」と同意。
小姑一人は鬼千匹(こじゅうとひとりはおにせんびき)
嫁にとっては、小姑が大変な苦労のたねであるたとえ。小姑一人は鬼千匹に向かう。
こ‐じゅうとめ【小姑】
夫または妻の姉妹。こじゅうと。sister-in-law
ごじゅう‐の‐とう【五重(の)塔】
[一]屋根が地・水・火・風・空の五大を意味する、5層からなる仏塔。内部に仏舎利(ぶっしゃり)を奉安することを目的とする。日本の仏塔は木造が一般的で、外部からみて下から基壇・塔身・相輪からなる。教王護国寺(東寺(とうじ))や法隆寺など。five-storied pagoda〈数え方〉1基。
[二]《五重塔》幸田露伴(こうだろはん)の小説。明治25年(1892)刊。大工の十兵衛(じゅうべえ)が自己の芸術欲のため、執念で五重の塔を建てる。
五重の塔も下から組む(ごじゅうのとうもしたからくむ)
何事も基礎からの積み重ねによって、はじめてなしとげられる。
ごしゅ‐きょうぎ【五種競技】
陸上競技の混成競技の一つ。男子は1日で、女子は2日間で、投擲(とうてき)や、競走などの計5種目を行い、総得点で順位を競う。ペンタスロン。pentathlon
こ‐じゅけい【小綬鶏】
ウズラに似るがそれより大きいキジ科の鳥。翼長約13cm。狩猟用に輸入、放鳥されて増えた帰化鳥。本州以南の雑木林に多い。鳴き声はチョットコイと聞こえる。肉は美味。中国南部原産。
こしゅ‐けん【戸主権】
旧民法で、家長に認められた権利。家族の婚姻(こんいん)などの同意権や居所指定権など。
ごしゅ‐こう【五種香】
仏前で焼香するために調合された香の一種。沈香(じんこう)・白檀(びゃくだん)・丁字(ちょうじ)の3種に竜脳(りゅうのう)・甘松(かんしょう)などを加えた5種の粉末を混合したもの。