*こ・す【越す】(五自)
①通り過ぎる。横切る。cross; go across〈用例〉峠(とうげ)を〜。
②上を過ぎて行く。pass over〈用例〉垣根を〜。
③ある時間・時期を過ぎる。pass〈用例〉冬を〜。年を〜。
④他より先に行動を起こす。追い越す。outrun〈用例〉先を〜。
⑤切り抜ける。tide over〈用例〉難関を〜。山を〜。
→こす(超す)。
⑦まさる。be better; surpass〈用例〉それに〜・したことはない。
⑧《上に「お」を付けて》「行く」「来る」の敬語。いらっしゃる。come〈用例〉わたしの家にお〜・しください。
⑨移る。引っ越す。move〈用例〉新居へ〜。
*こ・す【超す】(五自)
《「越す」とも》基準・わくから出る。超過する。exceed〈用例〉100人を〜。100万円を〜。
こ・す【漉す・濾す】(五他)
細かいすきまをくぐらせて、かすを取り除く。濾過(ろか)する。strain〈用例〉あんを〜。濾紙(ろし)で〜。
ご‐す【呉須】
①磁器に藍(あい)色の絵付けをする顔料(がんりょう)。酸化コバルトを主成分とした鉱物質の粉。中国の産地に由来する和名。現在は人工品。
②中国の明(みん)末から清(しん)初にかけて、呉須その他を用いて大胆に模様を粗描して民窯(みんよう)を使って量産された磁器類の総称。呉須手(ごすで)
ご‐ず【牛頭】
《仏教語》からだは人で、頭が牛の形をした地獄の番卒。〈対義〉馬頭(めず)
ごす‐あおえ【呉須青絵】
粗磁器「呉須手(ごすで)」の青絵。呉須赤絵の赤色釉(ゆう)のかわりに青緑釉をほどこしたもの。
ごす‐あかえ【呉須赤絵】
中国の福建(ふっけん)・広東(カントン)地方の民窯(みんよう)で焼かれた粗磁器「呉須手(ごすで)」の赤絵。赤色の釉薬(うわぐすり)を用いた。底裏に砂のついた、粗いつくりが多い。
こ‐すい【胡すい】
コエンドロの漢名。果実は「胡すい実(こすいじつ)」とよばれ、健胃・去痰(きょたん)薬。
こ‐すい【湖水】
みずうみ。みずうみの水。lake
こ‐すい【鼓吹】(名・サ変他)
《太鼓を打ち笛をふく、の意》
①元気をつけること。激励。encouragement〈比較〉鼓舞。
②意見・思想をふきこむこと。inspiring〈用例〉尚武の気風を〜する。
こす・い【狡い】(形)
①ずるい。悪賢い。cunning
②けちである。〈派生〉こすげ(形動)こすさ(名)
ご‐すい【五衰】
《仏教語》天人の寿命が尽きるときに現れるという5つの衰相。衣服があかでよごれる、頭上の花がしぼむ、身体に臭気が生じる、腋(わき)に汗を流す、自分の座にいることを楽しまなくなるの5つ。五衰相。天人五衰。
ご‐すい【午睡】(名・サ変自)
昼寝すること。昼寝。nap
コスイギン【Aleksey Nikolayevich Kosygin】
(1904-80)ソ連の政治家。1939年党中央委員。織物工業人民委員・軽工業相・副首相などを歴任し、64年から死去するまで首相。
こ‐すう【戸数】
家の数。number of families
こ‐すう【個数・箇数】
物品のかず。number
ご‐すう【語数】
ことばの数。単語数。the number of words
こすう‐わり【戸数割(り)】
旧制で、一戸を構えて独立の生計を営むものに課した、市町村の特別税。昭和15年(1940)廃止。〈比較〉人頭税。
こ‐ずえ【梢】
《「木の末」の意》木の幹や枝の先。treetop〈用例〉〜を渡る風。
こ‐すかしば【小透蛾】
(はね)が透明な小形のガ。開張約3cm。体は黒色で、腹部に2本の黄帯がある。外形がハチに似る。幼虫はサクラやモモなどの幹を食害。日本全土に分布。
こす‐から・い【狡辛い】(形)
→こすっからい(狡っ辛い)
こすぎ【小杉】
〈町〉富山市の西隣、射水(いみず)平野の町。旧宿場町。稲作地帯であるが、大規模住宅団地の建設など宅地化が進む。人口3万1332(1994)。
こすぎ‐じろう【小杉二郎】
(1915-81)工業デザイナー。東京生まれ。工業デザイン界の先駆者の一人。機械製品分野のデザインを開拓。
こすぎ‐てんがい【小杉天外】
(1865-1952)小説家。本名為蔵(ためぞう)。秋田県生まれ。ゾラの影響をうけ、自然主義前派とされる。のち通俗小説を書く。作品『はつ姿』『魔風恋風』など。
こすぎ‐ほうあん【小杉放庵】
(1881-1964)画家。栃木県生まれ。本名国太郎。装飾的な油彩画から文人画風に移り、日本画の制作も多い。挿し絵にも活躍。作品『水郷』『豆の秋』など。
こすげ【小菅】
〈村〉山梨県北東部、東京都に接する村。コンニャク・ワサビを産し、マス釣り客も多い。人口1150(1994)。
コスケンニエミ【Veikko Antero Koskenniemi】
(1885-1962)フィンランドの叙情詩人。悲観論的な詩を残す。詩集『心と死』『鶴(つる)の群翔(ぐんしょう)』など。
ごすざく‐てんのう【後雀天皇】
(1009-45)第69代天皇(在位(1036-45))。名は敦良(あつなが)。一条天皇の第3皇子。母は藤原道長(ふじわらのみちなが)の娘の彰子(しょうし)
こす・し【狡し】(形ク)
〈古語〉
→こすい(狡い)
コスタリカ【Costa Rica】
(Republic of Costa Rica)中央アメリカ南部、東はカリブ海、西は太平洋に臨む共和国。首都サンホセ。高原状の国で、火山が多い。コーヒー・バナナの生産が中心。面積5.1万km2。人口319.9万(1993)。正称コスタリカ共和国。
コスチューム【costume】
髪型や身につけるもののすべてを含めた服装のこと。とくに日常の衣服とはちがった、儀式・舞台などで用いる衣装やスポーツ服、伝統的な民族服など。
コスチューム‐プレー【costume play】
①衣装や舞台装置の豪華さで観客をひきつける芝居。西欧では17〜18世紀に流行。
②昔の衣装をつけてする大がかりな演劇・映画など。
こすっ‐から・い【狡っ辛い】(形)
《「こすからい」の転》けちで、利を求めるのにすばやい。ずるがしこくて抜け目がない。sly
ごす‐で【呉須手】
→ごす(呉須②)
ごず‐てんのう【牛頭天王】
《仏教語》祇園精舎(ぎおんしょうじゃ)の守護神。京都八坂(やさか)神社の祭神として知られる。
コスト【cost】
①原価。生産費。〈用例〉〜を下げる。
②値段。費用。
こすど【小須戸】
〈町〉新潟県中部、信濃(しなの)川下流の町。小須戸縞(じま)の生産で知られた。草花栽培がさかん。人口1万0357(1994)。
コスト‐インフレーション【cost inflation】
賃金や原材料価格の値上がりで生産費が上昇して起こるインフレーション。コストプッシュ‐インフレーション。コストインフレ。〈比較〉需要インフレーション。
コスト‐コントロール【cost control】
おもに製造現場で行われる原価管理。
コスト‐ダウン
《和製語》生産原価を下げること。〈用例〉〜を図る。
コスト‐パフォーマンス【cost performance】
生産原価(コスト)あたりの性能。機械・電子機器類の能力評価の基準として使用。コンピューターの使用出費と使用効果との割合。価格性能。
コストプッシュ‐インフレーション【cost-push inflation】
→コストインフレーション
コストプラス‐けいやく【コストプラス契約】
実際の原価に一定の利益を加算した額を、生産物・サービスの売価として決めて結ばれる売買契約。cost-plus contract
コストラーニ【Kosztolányi Dezsö】
(1885-1936)ハンガリーの詩人・小説家。象徴派に属す。小説『エーデシュ=アンナ』など。
コストロマー【Kostroma】
ロシア西部、モスクワ北東、ボルガ川上流の河港都市。亜麻栽培と亜麻工業が有名。人口28.2万(1992)。
コスト‐われ【コスト割れ】
売値が生産原価を下回ること。price below cost
ゴスバンク【Gosbank(ロシア)
《Gosudarstvycnnyi bank SSSRの略》ソ連の国立中央銀行。1921年設立。ソ連解体に伴い消滅。
ゴスプラン【Gosplan(ロシア)
《Gosudarstvycnnyi planovyi komitet SSSRの略》ソ連の国家計画委員会。経済諸計画を作成し、その遂行を指導した。
ゴスペル【gospel】
①福音。
②『新約聖書』中、イエスの生涯を記した4福音書。
ゴスペル‐ソング【gospel song】
1920年代からアメリカ黒人教会で歌われ始めた福音歌。黒人霊歌とジャズとの結合から生まれ、強烈なジャズリズムをもつ独唱歌。歌手マヘリア=ジャクソンなど。
コスマ【Joseph Kosma】
(1905-69)フランスの作曲家。ハンガリー生まれ。シャンソンや映画音楽で活躍。作品『枯葉』、映画音楽『ヘッドライト』など。
コスマス【Indicopleustes Cosmas】
(?-?)6世紀のアレキサンドリアの神学者・地理学者。著書『キリスト教地理』で神学的地理学を説き、古代ギリシアの地球球体説を排撃した。
こ‐ずみ【粉炭】
→こなずみ(粉炭)
ご‐ずみ【後炭】
茶事における三炭(さんたん)のうち、濃茶(こいちゃ)が済み、薄茶(うすちゃ)に移る前に行う炭手前(すみてまえ)。のちずみ。
こ‐すみれ【小菫】
スミレ科の多年草。本州以南の原野にはえる。葉は根生し長い柄をもつ。4〜5月に径約2cmの淡紫色の花が横向きに咲く。
こす・む【尖む】(五自)
碁で、前に打った石から斜めに石をつなぐ。
こず・む【偏む】(五自)
①かたよる。一方にかたよって集まる。
②筋肉が凝る。〈用例〉肩が〜。
③心が重くなる。気が沈む。
④競馬で、競走馬が筋肉が凝っているためにぎごちなく歩く。
ごず‐めず【牛頭馬頭】
《仏教語》牛頭と馬頭。地獄の番卒。
コスメチック【cosmetic】
①化粧品。
②牛脂・パラフィンなどに香料を加えて固めた棒状の固形ポマード。チック。コスメティック。
コスモしょうけん【コスモ証券(株)】
金融業。証券会社。大正6年(1917)設立。本店は大阪市中央区今橋。
コスモス【cosmos】
キク科の一年草。高さ1〜2m。葉は細く裂けた羽状葉。秋に、径6〜8cmで一重または八重の花が咲く。花色は白・淡紅・深紅など。観賞用に栽培。原産地メキシコ。オオハルシャギク。アキザクラ。
コスモス【kosmos(ギリシア)
《秩序、の意》ギリシア哲学で、秩序正しく調和した世界。宇宙。cosmos〈対義〉カオス。
コスモス‐えいせい【コスモス衛星】
ソ連が各種実験・観測のために、1962年3月以降打ち上げていた一連の人工衛星。Cosmos
コスモせきゆ【コスモ石油(株)】
石油・石炭製品。石油精製・販売会社。昭和14年(1939)、大協石油(株)として設立。同61年(1986)、丸善石油・旧コスモ石油と合併して現社名。本社は東京都港区芝浦。
コスモポリタニズム【cosmopolitanism】
→せかいしゅぎ(世界主義)
コスモポリタン【cosmopolitan】
①世界主義者。〈対義〉ナショナリスト。
②世界的な視野を持ち、一国の狭い立場や考えにとらわれない人。世界市民。国際人。
③祖国を失っている人。
ごす‐やき【呉須焼】
中国の明(みん)末から清(しん)初につくられた、染め付け焼きの陶磁器の一種。呉須を使った青絵のもの。
こすり‐つ・ける【擦り付ける】(下一他)
①こすってくっつける。rub
②すりつけるように寄ってくる。rub against〈用例〉犬がからだを〜。
③責任などを他人にかぶせる。なすりつける。lay
こす・る【擦る】(五他)
ある物を他の物に押しつけて、表面にそってこまかく何度も動かす。rub〈用例〉タオルでからだを〜。
こ・する【鼓する】(サ変他)
=鼓す。
①つづみをうちならす。
②元気をふるいおこす。rouse〈用例〉勇を〜。
ご・する【伍する】(サ変自)
仲間に入る。並ぶ。伍す。rank with〈用例〉強豪に〜。
ご・する【期する】(サ変他)
決心する。覚悟する。期す。be prepared〈比較〉期(き)する。〈用例〉かねて〜・したこと。
コス‐レタス【kos lettuce】
キク科の一、二年草。レタスの変種。葉は細長い楕円(だえん)形で結球しない。サラダ用。地中海コス島産。タチヂシャ。
こす・れる【擦れる】(下一自)
すれあう。be rubbed
コズロフ【Pyotr Kuzimich Kozlov】
(1863-1935)ロシアの探検家。スモレンスク州生まれ。陸軍士官学校卒。中央アジアの各地を探検・調査、西夏時代の古都カラホトを発見した。
ごすん‐くぎ【五寸釘】
《5寸は約15cm。もと、5寸の長さだったことから》太くて長いくぎ。約7cm。
ご‐せ【後世】
《仏教語》死後生まれかわるとされる世界。来世(らいせ)
ごせ【御所】
〈市〉奈良県西部、金剛(こんごう)山地東麓(とうろく)の市。旧城下町。大和絣(やまとがすり)・売薬・柿(かき)の産地として知られてきた。人口3万6613(1994)。
ご‐ぜ【御前】
《「ごぜん」の転》
[一](名)貴婦人の敬称。
[二](代)婦人に対して、敬意をもってよぶ語。
[三](接尾)婦人の名などに付けて用いる敬称。〈用例〉母〜。
ご‐ぜ【女】
三味線(しゃみせん)をひき、歌をうたい、村々を回ってあるく盲目の女芸人。室町期以降に現れ、語り物や俗謡をうたい、集団で各地を遊歴した。
こ‐せい【古制】
①古代の制度。old system
②昔風のつくり。
こ‐せい【古聖】
昔の聖人。
こ‐せい【個性】
①ほかの誰(だれ)とも違う、その人特有の性質。個人性。individuality〈用例〉〜が強過ぎる。
②個体に特有な性質。個別性。individuality
こ‐せい【糊精】
→デキストリン
こ‐ぜい【小勢】
少ない人数。small number of men〈対義〉多勢。
ご‐せい【互生】(名・サ変自)
葉のつき方(葉序)の一つ。茎の節にたがいちがいに1枚ずつつくこと。ツバキ・キクなど。alternate〈対義〉対生・輪生。
ご‐せい【五星】
中国で古代から知られている5惑星。辰星(しんせい)(水星)・太白(たいはく)星(金星)・けい惑(けいわく)星(火星)・歳星(木星)・鎮星(土星)のこと。
ご‐せい【五聖】
古代中国の5聖人。ふつうは尭(ぎょう)・舜(しゅん)・禹(う)・湯(とう)・文王。あるいは尭・舜のほかに包犧(ほうぎ)・神農・黄帝(こうてい)、また神農・禹・湯とすることもある。
ご‐せい【悟性】
①事物を認識し、理解する能力。考える力。understanding
②理性と感性の間の、論理的に思考する能力のこと。知性。知力。understanding〈比較〉感性・理性。
③カントの用語、感性の表象(感覚内容)から対象を論理的に構成する自発的な思惟(しい)能力のこと。understanding
ご‐せい【碁勢】
碁の形勢。
ご‐せい【語勢】
ものの言い方の勢い。語気。語調。tone
ごせい‐けいしき【悟性形式】
→カテゴリー②
ご‐せいげん【呉清源】
(1914-)囲碁棋士。九段。中国福建省生まれ。昭和3年(1928)来日、瀬越憲作(せごしけんさく)に師事。木谷実(きたにみのる)とともに新布石を創始。一流棋士を十番碁で連破し盛名をはせた。
こせい‐だい【古生代】
地質時代の大区分のうち、原生代と中生代のあいだの時代。5億7500万年前から2億4700万年前まで。カンブリア紀・オルドビス紀・シルル紀・デボン紀・石炭紀・二畳紀に区分。Paleozoic Era
こせい‐てき【個性的】(形動)
その人の個性がはっきりと現れているさま。individual〈用例〉〜な風貌(ふうぼう)
ごせいばい‐しきもく【御成敗式目】
鎌倉(かまくら)幕府の基本法典。貞永(じょうえい)元年(1232)制定。51か条。執権(しっけん)北条泰時(ほうじょうやすとき)が編纂(へんさん)させ、後代まで武家法の範となった。貞永式目。
こ‐せいぶつ【古生物】
地質時代に生息していた生物。地層中に保存されている化石によって研究される。現在、約13万種報告されているが、化石として残らなかった種も多い。fossil animals and plants
こせいぶつ‐がく【古生物学】
古生物の形態・分類・生態・生理・構造・分布・進化などを研究する学問。化石を研究材料とし、研究には地質学的手法と生物学的手法が併用される。palaeontology
こせい‐まつばらんるい【古生松葉蘭類】
シダ類の中で原始的な一群。マツバラン類と外形は似るが、すべてシルル紀からデボン紀の化石種。現在の高等植物の祖先と考えられている。psilophytes
こ‐せがれ【小倅】
①自分の息子をけんそんしていう語。
②若い者を悪くいう語。you little creep
コセカント【cosecant】
→よかつ(余割)
こ‐せき【戸籍】
①戸(家)ごとにつくられる人口台帳。大化(たいか)の改新後法制化し6年ごとにつくられたが、10世紀ごろ途絶。明治維新で復活。
②法律で、夫婦を中心とする家族の本籍地・家族関係などをしるした公文書。
こ‐せき【古昔】
遠いむかし。いにしえ。
こ‐せき【古跡・古蹟】
昔、物事のあったあと。旧跡。遺跡。historic remains
こ‐せき【適】
→こてき(胡適)
こせき‐さんえい【小関三英】
(1787-1839)江戸後期の蘭(らん)学者・医者。出羽の人。江戸に出て蘭学を学び、仙台・岸和田藩医を務め、幕府天文台蘭書翻訳方となる。尚歯(しょうし)会の一員で、蛮社(ばんしゃ)の獄のさい自殺。
こせき‐しょうほん【戸籍抄本】
戸籍のうち請求者が要求した部分だけを転写した証明文書。〈比較〉戸籍謄本。
こせき‐とうほん【戸籍謄本】
戸籍の原本の全部を写しとったもの。〈比較〉戸籍抄本。
こせき‐ひっとうしゃ【戸籍筆頭者】
戸籍の最初に記載される者。夫婦間では婚姻時に氏を変えない者、親子間では親。〈比較〉戸主・家長。
こせき‐ほう【戸籍法】
出生や離婚などによる戸籍の作成または内容変更の手続きを定めた法律。昭和22年(1947)公布。
こせき‐ゆうじ【古関裕而】
(1909-89)作曲家。福島県生まれ。歌謡曲のほか、放送・演劇の付随音楽やミュージカルなどを作曲。作品『船頭可愛(かわい)や』など。
こせ‐こせ(副・サ変自)
心にゆとりがなく、小さいことばかり気にするさま。be fussy〈対義〉おっとり。
ごせだ‐ほうりゅう【五姓田芳柳】
(1827-92)洋画家。江戸の人。本姓浅田。初期洋画の先駆的指導者。作品『西南役大阪陸軍病院施術図』など。
ごせだ‐よしまつ【五姓田義松】
(1855-1915)洋画家。芳柳(ほうりゅう)の次男。江戸の人。ワーグマンに師事、のちフランスに留学。明治美術会創設に参加。風俗画にすぐれた作品を残す。作品『安倍川(あべかわ)富士図』など。
ご‐せち【五節】
①中国・日本の音階で、遅・速・本・末・中の五声(ごせい)の節。
②古代から、大嘗祭(だいじょうさい)と新嘗祭(しんじょうさい)に行われる、五節の舞などの宮中行事。ごせつ。
③「→五節の舞」の略。
④「→五節会」の略。
ご‐せちえ【五節会】
平安時代、宮中で行った5つの節会の総称。元日(1月1日)、白馬(あおうま)(1月7日)、踏歌(1月16日)、端午(5月5日)、豊明(とよのあかり)(11月の中の辰(たつ)の日)の5つをいう。
ごせち‐の‐まい【五節の舞】
宮中舞楽の一つ。五節に奏する楽を伴奏にした5人の舞姫による女舞。
こ‐せつ【古拙】(名・形動)
古風で、技はつたないが、趣のあること・さま。アルカイック。
こ‐ぜつ【孤絶】(名・サ変自)
1つだけ、ぽつんとはなれていること。
ご‐せつ【五節】
→ごせち(五節)②。
→五節句(ごせっく)のこと。
ご‐ぜつ【五絶】
漢詩の「→五言絶句」の略。
こせ‐つ・く(五自)
こせこせする。
ご‐せっく【五節句・五節供】
毎年5度の節句の総称。1月7日(人日(じんじつ)・七草(ななくさ))、3月3日(上巳(じょうし)・雛(ひな)・桃など)、5月5日(端午(たんご)・菖蒲(しょうぶ)など)、7月7日(七夕(しちせき・たなばた))、9月9日(重陽(ちょうよう)・菊など)の各節日(せちにち)をいう。五節。
ゴセック【François-Joseph Gossec】
(1734-1829)フランスの作曲家。ベルギー生まれ。革命期のパリで多くの交響曲を作曲。とくに楽器法は重要。
ご‐せっけ【五摂家】
藤原(ふじわら)氏の一族で、鎌倉(かまくら)時代以降、摂政・関白に補せられた、5つの家柄。近衛(このえ)・九条(くじょう)・二条(にじょう)・一条(いちじょう)・鷹司(たかつかさ)。摂関家。摂家。
こ‐せと【古瀬戸】
瀬戸焼のうち、鎌倉(かまくら)・室町時代ころのもの。釉(うわぐすり)を施している。
こ‐ぜに【小銭】
①小額のお金。small money
②小遣い銭。allowance(米);pocket money(英)
こせ‐の‐かなおか【勢金岡】
(?-?)平安前期の宮廷絵師。巨勢派の始祖。『先聖先師九哲像』などを宮中の障壁に描いたが、作品は現存しない。
こせ‐は【勢派】
巨勢金岡(こせのかなおか)を始祖とする大和絵(やまとえ)の一派。平安時代から鎌倉(かまくら)時代まで宮廷絵師として活躍。その後、室町時代にかけて興福寺(こうふくじ)大乗院絵師として家系と画系を守ってきた。
こ‐ぜりあい【小競(り)合い】
①小部隊の戦い。skirmish
②小さなもめごと。ごたごた。petty quarrel
こ‐ぜわし・い【小忙しい】(形)
なんとなくせわしい。busy〈用例〉〜・しく動きまわる。