こと【言】
①ことば。words
②口に出して言うこと。speaking
言悖りて出ずればまた悖りて入る(こともとりていずればまたもとりている)
人の悪口を言えば、人からも悪口がかえってくる。
*こと【事】
[一](名)《言(こと)と同語源。「もの」が形のある物体であるのに対し、形のとらえにくい抽象的な現象で、性格や生起消滅するものをさす語》
①事実。事柄。fact; matter〈対義〉もの。〈用例〉皆できめた〜は守ろう。
②事態。situation〈用例〉〜ここに至っては。
③できごと。めんどう。trouble; incident〈用例〉それは、〜だ。
④前の句・語をうけて名詞化する語。
(ア)経験。〈用例〉京都に行った〜がない。
(イ)習慣。〈用例〉毎朝ジョギングをする〜にしている。
(ウ)ねうち。〈用例〉見ただけの〜はある。
(エ)行為・状態。〈用例〉書く〜をやめよ。言う〜ができる。
(オ)内容。意味。〈用例〉それはこういう〜だ。おもしろい〜になる。
(カ)必要。〈用例〉急ぐ〜はない。
(キ)ばあい。〈用例〉忘れる〜もある。
(ク)うわさ。〈用例〉行くという〜だ。
(ケ)もっともよいこと。〈用例〉学生はやはり勉強する〜だ。
(コ)文末に置いて、願望や軽い命令を表す語。〈用例〉廊下を走らない〜。
(サ)形容詞の連体形に付いて副詞的に用いる。〈用例〉早い〜やってしまえ。うまい〜行く。
(シ)それについていえば。〈用例〉わたくし〜。
(ス)雅号・芸名などの下に付けて、すなわち、の意。〈用例〉漱石(そうせき)〜夏目金之助(きんのすけ)
[二](終助)《おもに女性が使う》感動や強調を表す。〈用例〉まあ、いやだ〜。
事有る時は仏の足を戴く(ことあるときはほとけのあしをいただく)
苦しいときの神だのみ。
事有れかし(ことあれかし)
何か事件があり、平安無事な状態が破れることを願う。hope something will happen
事がな笛吹かん(ことがなふえふかん)
何かが起こったら、それに乗じて事を行おうと待っていること。
事が延びれば尾鰭が付く(ことがのびればおひれがつく)
物事はながびくと、いろいろやっかいなことが起こる。
事此処に至る(こと、ここにいたる)
事態が、このような、どうにもしようがない状況にまで進行してしまう。things have come to this pass
事志と違う(こと、こころざしとちがう)
考えていたように事がはこばない。事、志とたがう。
事と次第によっては(こととしだいによっては)
《生じた事柄といきさつによっては、の意》対応のしかたが状況によって違うので、現状では決められないさま。〈用例〉〜協力してもよい。
事とする(こととする)
もっぱらそればかりをする。仕事とする。〈用例〉読書を〜。
事無きを得る(ことなきをえる)
無事に済む。finish something without any trouble
事に当たる(ことにあたる)
①ある仕事をする。また、任務を負う。attend to one's work
②大事・変事に遭う。災難にでくわす。meet with a misfortune
事に臨む(ことにのぞむ)
ある事を目の前にする。大事件など、重要な事態に直面する。face a situation
事に触れて(ことにふれて)
何かにつけて。at every opportunity
事の起こり(ことのおこり)
物事の発端。また、事件の発生の原因。
事も無く(こともなく)
①無事に。safely
②たやすく。わけもなく。easily
事を起こす(ことをおこす)
①事件をひき起こす。騒ぎを起こす。
②大きな事業や行動を始める。
事を欠く(ことをかく)
不足する。なくて不自由する。事欠く。〈用例〉日常、着る物にも〜。
事を構える(ことをかまえる)
もめごとを起こさんばかりの態度をとる。また、事を荒立てようとする。
事を好む(ことをこのむ)
①好んで事態を荒立てる。
②物好きである。be curious
事を分けて(ことをわけて)
ある事柄の理由などをよく説明するさま。よく道理を説いて。理を分けて。reason with
こと【異】
[一](名)別々であること。他のもの。difference
〈古語〉
[二](形動ナリ)他とは違うさま。格別なさま。〈用例〉その滝、物より〜なり(伊勢・87)。
〈古語〉
[三](接頭)《名詞に付いて》他の、別の、の意を表す。〈用例〉〜国。〜人。
攻守所を異にする(こうしゅ、ところをことにする)
形勢が逆転する。攻守、所を変える。turn the table
異にする(ことにする)
別にする。区別する。make a distinction〈用例〉立場を〜。
こと【琴・箏】
撥弦(はつげん)楽器。
①東洋の撥弦楽器の総称。平安時代には「箏(そう)のこと」「琴(きん)のこと」「琵琶(びわ)のこと」などといった。strings
②現在は「こと」は箏(そう)をさすのがふつう。胴に13弦をはった楽器で、右手の指3本に爪(つめ)をつけて弦をはじく。〈数え方〉1面・1張り。
こ‐と【古都・故都】
①古い都。旧都。ancient capital〈対義〉新都。
②古くからの都市。ancient city〈用例〉〜金沢。
こ‐と【古渡】
→古渡(こわた)。〈対義〉新渡(しんと)
こ‐と【糊塗】(名・サ変他)
一時しのぎにとりつくろうこと。その場のごまかし。gloss over〈用例〉うわべを〜する。
こ‐ど【弧度】
→ラジアン
ごと【如】(助動)
〈文語的〉
《「ごとし」の語幹》…のように。〈用例〉花の〜。
ごと(接尾)
…といっしょに、…ぐるみ、の意を表す。〈用例〉町〜。
ごと【毎】(接尾)
《名詞や動詞の連体形に付いて》そのたび、そのつど、それぞれに、の意を表す。ごとに。every〈用例〉五分〜。一雨〜に暖かくなる。事〜に失敗した。会う人〜に吹聴(ふいちょう)する。
ご‐ど【後度】
のち。後日。
後度を突く(ごどをつく)
念を押す。
こと‐あげ【言挙げ】(名・サ変自)
ことばに出して言いたてること。揚言。mention
こと‐あたらし・い【事新しい】(形)
わざとらしい。ことさららしい。unnatural; artificial〈用例〉〜・く言うまでもない。〈派生〉ことあたらしげ(形動)ことあたらしさ(名)
こと‐あまつかみ【別天神】
日本神話で天地開闢(かいびゃく)の初めに高天(たかま)の原に現れたとされる5神。天之御中主神(あまのみなかぬしのかみ)・高御産巣日神(たかみむすびのかみ)・神産巣日神(かみむすびのかみ)の造化の3神と、宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこじのかみ)・天之常立神(あまのとこたちのかみ)をさす。わけあまつかみ。
こと‐あらためて【事改めて】(連語)
わざわざ新しく。anew〈用例〉〜言う必要はなかろう。
こ‐とう【古刀】
〈対義〉新刀。
①古い刀。old sword
②とくに慶長(けいちょう)年間(1596〜1615)以前に作られた日本刀。
こ‐とう【孤灯】
ぽつんと1つともっている明かり。solitary light
こ‐とう【孤島】
離れ島。solitary island〈用例〉絶海の〜。
こ‐とう【弧灯】
→アーク灯。arc lump
ことう【湖東】
〈町〉滋賀県中部、近江(おうみ)盆地の町。稲作がさかん。梵鐘(ぼんしょう)づくりの町として有名。人口9401(1994)。
こ‐どう【古道】
①昔の道徳・学問・方法。ancient morality
②古い道。旧道。old road
こ‐どう【鼓動】(名・サ変自)
①震え動くこと。quiver
②心臓が脈打つこと。beat
ご‐とう【桐】
→アオギリの異名。
ご‐とう【語頭】
単語の始めの部分。〈対義〉語末・語尾。
ご‐とう【誤答】(名・サ変自)
まちがって答えること。まちがった答え。〈対義〉正答。
ご‐どう【五道】
《仏教語》→五悪趣(ごあくしゅ)の別称。
ご‐どう【悟道】
《仏教語》仏の真理をさとること。さとりをひらく道。
ゴドウィン【William Godwin】
(1756-1836)イギリスの社会思想家・小説家。無政府主義者として富が平等に分配される社会での国家権力の消滅を主張した。著書『政治的正義』など。
ゴドウィンオースチン‐さん【ゴドウィンオースチン山】
(Mount Godwin Austen)カラコルム山脈の最高峰→K2(ケーツー)の別称。
ごとう‐おん【語頭音】
語の最初の音。
ごとう‐きいち【後藤紀一】
(1915-90)小説家・画家。山形県生まれ。山辺(やまのべ)高等小学校卒。昭和38年(1963)『少年の橋』で第49回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『罐(かん)の中』『茱萸(ぐみ)のように』など。
こどう‐きょう【跨道橋】
道路の上にかけわたした歩行者用の陸橋。歩道橋。
こ‐どうぐ【小道具】
①小さい器具。small tools
②刀剣の付属品。めぬき・つばなど。
③演劇で、こまごました舞台道具。stage properties〈対義〉大道具。〈用例〉〜方。
こと‐うけ【言承け】
返答。承諾。
言承け良しの異見聞かず(ことうけよしのいけんきかず)
返答はいいが、実際には他人の意見を受け入れない。
ごとう‐けいた【五島慶太】
(1882-1959)実業家。長野県生まれ。東大卒。官吏を経て私鉄会社に入社、のち東京近郊で多角的な私鉄経営を行う東急グループの創始者となる。
ご‐どうげん【呉道玄】
(?-?)中国、唐の玄宗(げんそう)時代の宮廷画家。初名は道子。人物・仏画・山水のすべてにすぐれ、壁画をよくした。白描画が特色。
ごとう‐こんざん【後艮山】
(1659-1733)江戸中期の医師。江戸の人。灸(きゅう)・温泉・熊胆(くまのい)を多く用い医風の革新をはかった。古医方四大家の一人。
ごとう‐しゃく【五等爵】
古代中国で諸侯の身分呼称として用いられた公(こう)・侯(こう)・伯(はく)・子(し)・男(だん)の爵位の総称。日本では明治17年(1884)の華族令において採用。五爵。
ご‐とうしょ【御当所】
他の土地から訪れた人が、その土地を敬意を込めて呼ぶ語。〈用例〉〜相撲。
ごとう‐しょうじろう【後藤象二郎】
(1838-97)明治の政治家。土佐(とさ)藩出身。藩主山内容堂(やまのうちようどう)を説いて大政奉還を推進。維新政府の参議になったが、征韓論(せいかんろん)を唱えて下野。自由党に参加し大同団結運動を提唱。のち逓相・農商務相。
ごとうしょ‐ずもう【御当所相撲】
東京以外の本場所で、その地方出身の力士が、その場所の相撲興行をいう語。
ごとう‐しんぺい【後藤新平】
(1857-1929)明治・大正時代の政治家。岩手県生まれ。初代満鉄総裁・逓相・内相・外相・東京市長を歴任。日ソ国交調整など外交や震災復興に功績。
こと‐うた【琴歌・箏歌】
①琴にあわせてうたう歌。
②山田(やまだ)流箏曲(そうきょく)の別称。
③歌舞伎(かぶき)下座音楽の一つ。時代物で御殿や宮殿の場などに用いられる。ふつう三味線で琴を模倣する。琴唄(うた)。箏唄。
こどうたいい【古道大意】
平田篤胤(ひらたあつたね)の国学手引き書。2巻。文化(ぶんか)6年(1809)の講義を門人が筆記。復古神道の代表的著作。
ご‐とうち【御当地】
相手の住む土地に行って、その土地をいう敬語。〈用例〉〜ソング。
ごとう‐ちゅうがい【後藤宙外】
(1866-1938)小説家・評論家。本名、寅之助(とらのすけ)。秋田県生まれ。早大卒。『新小説』を編集し自然主義を批判。小説『ありのすさび』、評論『非自然主義』など。
ごとう‐とくぞう【後藤得三】
(1897-1991)能楽師。シテ方。喜多流。大阪生まれ。修羅(しゅら)物・早舞(はやまい)物などに華麗な舞台を展開。重要無形文化財保持者。
ことう‐ぶんじろう【小藤文次郎】
(1856-1935)地質学者・地震学者。石見(いわみ)の人。東大卒。東大教授。断層・火山の研究など、日本地質学の先駆者として貢献する。
ごとう‐ぼり【後藤彫】
装剣金工の一派。室町後期の後藤祐乗(ゆうじょう)を祖とする。町彫(まちぼり)に対し家彫(いえぼり)ともいう。
ごとう‐またべえ【後藤又衛】
(1560-1615)安土(あづち)桃山時代の武将。名は基次(もとつぐ)。黒田長政(くろだながまさ)に仕え、文禄(ぶんろく)の役・関ケ原の戦いに活躍。小隈城1万6000石(ごく)を領するが、のち浪人。豊臣秀頼(とよとみひでより)の招きで大坂に入り、大坂夏の陣で戦死。
ごとう‐みつつぐ【後光次】
(1571-1625)江戸時代初期の金工。京都の人。徳川家康(とくがわいえやす)の信頼を得、金銀改役(あらためやく)として幕府幣制の基礎を確立。後藤庄三郎。
ごとう‐みよこ【五島美代子】
(1898-1978)歌人。東京生まれ。佐佐木信綱(ささきのぶつな)に師事。夫の茂らと歌誌『立春』創刊。歌集『暖流』『新輯(しんしゅう)母の歌集』など。
ごとう‐ゆうじょう【後祐乗】
(1440-1512ごろ)室町時代の金工。美濃(みの)の人。装剣金具の後藤彫の祖。高肉彫を創案。作品『獅子牡丹(ししぼたん)文小刀』など。
こと‐うら【琴占】
琴を弾いて神霊を迎え、その神霊がのりうつった人のことばから吉凶を占うもの。また、のちには琴板を笏(しゃく)でたたいて占った。
ごとう‐れっとう【五島列島】
東シナ海にある長崎県西端の列島。中通(なかどおり)・若松・奈留(なる)・久賀(ひさか)・福江の5島とその属島をいう。リアス式海岸で漁業がさかん。するめが特産。
ことおか【琴丘】
〈町〉秋田県北西部、八郎潟(はちろうがた)に臨む町。漁業がさかんであったが、八郎潟干拓後は稲作が主。人口7059(1994)。
こと‐おさめ【事納め】
〈対義〉事始め。
①物事のしおさめ。end of a matter
②江戸時代、陰暦2月8日に、年神の棚をとりはずしたりして、正月の終わりとした習俗。
③東国で、陰暦12月8日に農事の終わりを祝った行事。
④仕事おさめ。
ごとお‐び【五十日】
月のうち5と10のつく日。企業の支払い日のため、交通渋滞が激しい日とされる。
こと‐がき【事書(き)】
①一つ一つ分けて書いたもの。箇条書き。itemization
②「…のこと」という書き方。
こと‐か・く【事欠く】(五自)
①なくて不自由する。want〈対義〉事足りる。〈用例〉食うに〜暮らし。
②他に適当な事があるのに、よりによってわざわざそのような事を言ったりしたりする。〈用例〉言うに〜・いて。
こと‐がら【事柄】
事のありさま。事情。事態。matter
こと‐かわ・る【事変(わ)る】(五自)
ようすが変わる。違っている。
ごとき【如き】(助動)
〈文語的〉
《「ごとし」の連体形》…のような。like〈用例〉右の〜問題。
こと‐き・れる【事切れる】(下一自)
息が絶える。死ぬ。die
こ‐どく【孤独】
[一](名・形動)ひとりぼっちであること・さま。さびしいこと・さま。solitude〈用例〉〜な生涯。
[二](名)みなし子とひとり者。
ご‐とく【五徳】
①儒教における温・良・恭(きょう)・倹・譲(じょう)の5徳目。
②火鉢や炉などで炭火などの上に立て、てつびんなどをおく3脚または4脚の鉄製・陶製の具。
ご‐とく【悟得】(名・サ変他)
さとりをひらいて真理をつかむこと。
ごとく【如く】(助動)
〈文語的〉
《「ごとし」の連用形》…のように。like〈用例〉この問題を右の〜考えれば。
ご‐どく【誤読】(名・サ変他)
文字をまちがって読むこと。まちがった読み方。misreading
こと‐ぐさ【言種・言草】
①うわさのたね。話題となる事柄。
②口癖。
③言いわけ。口実。
こと‐くらげ【琴母】
全体がU字形で竪琴(たてごと)に似るクラゲ。クシクラゲの一種。全長15cm内外。U字形の左右の先端の穴から長い羽状の触手を出す。泳ぐ能力はなく、ウミエラ類に付着して生活。相模(さがみ)湾から採集。
こと‐ごころ【異心】
〈古語〉
①別の事を思う心。〈用例〉姫君をおき奉りたまひて、世に〜おはせじ(源氏・手習)。
②二心。あだしごころ。〈用例〉男、〜ありてかかるにやあらむと思ひ疑ひて(伊勢・23)。
こと‐こと(副)
①物を軽くたたく音。また、小さい物が軽く触れ合って立てる音。tap〈用例〉ランドセルの中で筆箱が〜いう。
②物が静かに煮える音・さま。simmer〈用例〉とろ火で〜と煮つめる。
こと‐ごと【事事】
多くのこと。あれこれのこと。many things
こと‐ごと【異事・他事】
〈古語〉
ほかのこと。別のこと。another matter〈用例〉あはれなる歌などもまじれるたぐひゆかしう、たれも〜おぼさず(源氏・絵合)。
こと‐ごと【悉・尽】(副)
〈古語〉
①すべて。すっかり。〈用例〉悔(くや)しかもかく知らませばあをによし国内(くぬち)〜見せましものを(万葉・5・797)。
②まったく。完全に。〈用例〉二葉(ふたば)より〜疑ひなく后(きさき)がねとかしづき聞こえ給へるに(栄花・根合)。
ごと‐ごと(副)
①重い物が触れ合ったり、動いたりする音・さま。rattle〈用例〉電車が〜走る。
②物の煮える音・さま。bubbling boil
ことごと‐く【悉く・尽く】(副)
全部。残らず。all〈用例〉〜失敗に終わる。〜失う。
悉く書を信ずれば則ち書無きに如かず(ことごとくしょをしんずればすなわちしょなきにしかず)
《『孟子(もうし)』「尽心」にあることば》書物を読んでも、うのみにし、そのまま信じるようなら、かえって読まないほうがよい。
ことごと‐し・い【事事しい】(形)
ものものしい。大げさだ。pompous〈用例〉〜・く言う。〈派生〉ことごとしげ(形動)ことごとしさ(名)
ことごと‐に【事毎に】(副)
何か事があるたびに。いつでも。every〈用例〉〜言い争う。
こと‐こまか【事細か】(形動)
詳しいさま。詳細。in detail〈用例〉〜に報告する。
こと‐ざ【琴座】
北天の星座。1等星ベガ(織女星)はα(アルファ)星。ギリシア神話に登場。8月29日ごろの午後8時ごろに南中。面積285平方度。Lyra
こと‐さえく【言さえく】
[枕ことば]《外国人のことばがわかりにくい意から》「韓(から)・百済(くだら)」にかかる。〈用例〉つのさはふ石見(いはみ)の海の〜韓(から)の崎なる海石(いくり)にそ深海松(ふかみる)(お)ふる(万葉・2・135)。
こと‐ざま【事様】
〈古語〉
①ありさま。ようす。〈用例〉よきほどにて出で給ひぬれどなほ〜の優(いう)におぼえて(徒然・32)。
②心のほど。〈用例〉大方は家居にこそ〜はおしはからるれ(徒然・10)。
こと‐ざま【異様】
〈古語〉
①変わったようす。異心のあるようす。〈用例〉いひちぎりける女の、〜になりにければ(伊勢・112)。
②他の方・人。〈用例〉今はただ〜にわくる心もなくて(源氏・葵)。
こと‐さやぐ【言さやぐ】
[枕ことば]《「ことさへく」の転》「唐(から)」にかかる。〈用例〉むつかしや〜唐人(からひと)なればお言葉をもとても聞き知らばこそ(謡曲・白楽天)。
こと‐さら【殊更・故】
[一](副)
①わざと。故意に。on purpose〈用例〉〜つらくあたる。
②とくに。とりわけ。especially〈用例〉〜目立つかっこう。
[二](形動)
①故意にそうするさま。〈用例〉〜に相手を刺激する。
②改めてそうするさま。〈用例〉〜に対策は考えない。
ことさら‐め・く【殊更めく】(五自)
わざとらしく見える。そう思われる。seem intentional
こ‐とし【今年】
この年。こんねん。this year
こと‐じ【琴柱・柱】
琴の胴の上に立てて、弦を支え、移動させて音の高低を整える具。
琴柱に膠する(ことじににかわする)
《『史記』「廉頗(れんぱ)藺相如(りんしょうじょ)伝」にあることば》条件に応じて変化することができなくなる。融通のきかないたとえ。
ごとし【如し】(助動形ク型)
〈文語的〉
《用言の連体形、また、これに助詞「が」の付いたもの、および体言に助詞「の」の付いたものに付く》
①比況(たとえて言う)に用いる。…と同じだ。such as〈用例〉雪の〜。
②例示に用いる。…などのようだ。like〈用例〉かくの〜。
③不確かな断定の意を表す。…らしい。…のようだ。seem〈用例〉知る人なきが〜。
ことし‐じゅう【今年中】
今年いっぱい。in the course of this year
ことじ‐つのまた【琴柱角叉】
スギノリ科の紅藻類。体長約30cm。暗紫色で扁平(へんぺい)、叉状(さじょう)の分枝を繰り返す。干潮線付近の岩に固着。食用。東北から静岡県あたりまで分布。
ことしろぬし‐の‐かみ【事代主神】
日本神話の神。大国主命(おおくにぬしのみこと)の子。天下の事を知り、託宣をつかさどる神とされる。
こと‐だま【言霊】
古代日本で、ことばに宿ると考えられた霊的な力。ことばのふしぎな働き。
言霊の幸う国(ことだまのさきわうくに)
言霊の霊妙な力によって幸福になる国。日本の美称。
こと‐た・りる【事足りる】(上一自)
〈対義〉事欠く。
①用が足りる。be enough
②万事備わる。be ready
こと‐た・る【事足る】(四自)
〈古語〉
→ことたりる(事足りる)
こと‐づか・る【言付かる・託かる】(五他)
言いつかる。ことづけられる。be told to do〈比較〉言付ける。
こと‐づけ【言付け・託け】
伝言。依託(いたく)。message
こと‐づ・ける【言付ける・託ける】(下一他)
人に頼んで言い送る。伝言する。send a message
こと‐づて【言伝】
①ことづけること。伝言。message
②伝え聞いたこと。hearsay
こと‐づめ【琴爪・爪】
琴を弾くときはめるつめ。つめ。
こと‐てん【事典】
《「辞典」「字典」と混同しないための呼び方》→じてん(事典)。〈比較〉言葉典(ことばてん)