さかり【盛り】
①勢いのさかんなこと・時。height
②強壮な年ごろ。青壮年期。prime
③けものが発情すること。heat; rut
盛りが付く(さかりがつく)
動物が発情期を迎える。rut; heat
さがり【下がり】
①下がること。くだること。come down〈対義〉上がり。〈用例〉前〜。
②物にかかってたれること・物。hang
③退出すること。leaving
④値段が安くなること。down〈対義〉上がり。
⑤勢い・腕前が衰えること。decline〈対義〉上がり。
⑥その時刻を過ぎること。a little after〈用例〉昼〜。
⑦上の人からもらう物。また神仏に供えた物をもらうこと・もの。hand-me-down〈用例〉お〜。
⑧力士の回しの前に下げるもの。〈用例〉〜をさばく。
下がりを請く(さがりをうく)
仕入れた商品が値下がりして損をする。〈対義〉上がりを請く。
ざかり【盛り】(接尾)
いちばん盛んな状態や時期を表す。〈用例〉花〜。食べ〜。女〜。
さかり‐ば【盛り場】
人出が多く、遊興施設や商店なども多い、にぎやかな場所。繁華街。amusement quarters〈対義〉場末。
さがり‐ばな【下花】
サガリバナ科の常緑高木。高さ約10m。葉は互生し、楕円(だえん)形。夏に30〜60cmの花穂を下垂させ淡黄色の四弁花をつける。奄美(あまみ)大島以南の海岸の低湿地にはえる。
さがり‐ふじ【下がり藤】
紋所の名。藤紋の一種。2つの花房が垂れ下がり、丸く向き合っている形。ふつう上部に3葉がついている。「藤」の字の付く苗字(みょうじ)の家で多用。藤原氏出身の意味も含む。
さがり‐め【下がり目】
〈対義〉上がり目。
①目尻の下がった目。垂れ目。eyes slanting downward
②物価などの下がり始め。falling
③勢いなどが衰えかけたとき。落ち目。declining trend
さか・る【盛る】(五自)
①勢いがさかんになる。たけなわになる。be prosperous
②はやる。繁盛する。prosper
③けものが発情する。交尾する。be on heat
*さが・る【下がる】(五自)
①物の位置が低い方に移る。くだる。go down〈対義〉上がる。〈用例〉エレベーターが〜・ってくる。水面が〜。
②一端を固定したものの先が下にたれる。hang down〈対義〉上がる。〈用例〉ヘチマが〜。
③価値・値段が低くなる。go down; fall〈対義〉上がる。〈用例〉位が〜。物価が〜。
④温度が低くなる。fall〈対義〉上がる。〈用例〉熱が〜。
⑤働き・腕前が悪くなる。fall off〈対義〉上がる。〈用例〉能率が〜。
⑥時代があとに移る。go back〈対義〉上がる。〈用例〉時代が〜。
⑦後ろへ退く。step back〈用例〉5歩〜。
⑧地位の高い人の所から退く。withdraw〈用例〉御前を〜。
⑨学校・役所・奉公先などから帰る。be off〈用例〉学校から〜。
⑩役所などから下付される。be granted〈用例〉営業許可が〜。
⑪《京都で》南へ行く。〈対義〉上がる。〈用例〉寺町三条〜。
さか‐ろ【逆艪】
(とも)にも舳(へ)にも艪を付け、前後どちらにも船を進めることができるようにしたもの。また、その艪。
さかわ【佐川】
〈町〉高知県中部、須崎(すさき)市北隣の町。農業のほか清酒醸造がさかん。人口1万5464(1994)。
さかわ‐がわ【酒匂川】
神奈川県北西部を南東に流れる川。長さ27km。小田原(おだわら)市で相模(さがみ)湾に注ぐ。洪水が多く、二宮尊徳(にのみやそんとく)らにより治水事業が行われた。アユ漁で知られる。
さ‐かん【典】
律令(りつりょう)制で、各官庁の四等官のうち、最下位の官職。記録・文書の起草、公文の読申(どくしん)にあたった。役所によってあてる文字が異なる。神祇(じんぎ)官では「史」、省では「録」、寮では「属」、兵衛府・衛門府では「志」、諸国では「目」など。
さ‐かん【左官】
おもに壁を塗り、仕上げる職人。昔、宮中などに出入りするため、仮に木工寮の属(さかん)の官位を与えたことに由来。壁大工。しゃかん。plasterer
さ‐かん【佐官】
軍隊の階級で、大佐・中佐・少佐の総称。尉官の上、将官の下。自衛隊の一・二・三佐がこれにあたる。
*さかん【盛ん・壮ん】(形動)
《「さかり」の転》
①勢いのよいさま。はやっているさま。vigorous〈用例〉老いてますます〜。建築が〜だ。花が〜に咲く。
②富み栄えるさま。prosperous〈用例〉工業が〜な国。
③熱心なさま。enthusiastic〈用例〉〜な拍手。〜に質問する。〈派生〉さかんさ(名)
さ‐がん【左岸】
川下に向かって左の岸。left bank〈対義〉右岸。
さ‐がん【砂岩】
径16分の1〜2ミリメートルの砂粒からなる砕屑(さいせつ)岩。堆積(たいせき)岩の一種。砂粒は、石英をはじめ長石や岩石片が粘土・石灰質・シリカなどで固められている。石材や砥石(といし)などに使用。sandstone
サガン【Françoise Sagan】
(1935-)フランスの女流小説家。恋愛心理を巧みに分析し、若い世代の感情をはなやかに描く。小説『悲しみよこんにちは』、戯曲『スウェーデンの城』など。
ざ‐かん【座棺・坐棺】
死体をすわった形にして入れる棺おけ。〈比較〉寝棺(ねかん)
*さき【先】
①空間的にまえ。the front〈対義〉あと。〈用例〉〜を歩く。
②はし。すえ。point; tip〈用例〉枝の〜。棒の〜。〜がとがる。
③順序のうちの早いほう。始め。the first〈用例〉いちばん〜。〜に手を洗ってから食べる。誰よりも〜に。
④進んでいく前のほう。ahead〈用例〉京都より〜。
⑤これからのち。未来。future〈用例〉10年〜。〜の楽しみ。
⑥《「前」とも》それよりも前。以前。previous; before〈用例〉〜に申しあげたとおり。
⑦目的地。destination〈用例〉行く〜。
⑧相手。先方。the other party〈用例〉〜さましだい。
先が見える(さきがみえる)
前途を予見する力がある。将来がわかる。farseeing
先に立つ(さきにたつ)
①先頭に立つ。take the lead
②順序が先になる。go ahead of〈用例〉うれしいよりも心配が〜。
③何よりも先に必要である。be most important
先の世(さきのよ)
①前の世。ぜんせ。
②死んでから行く世。ごせ。the other world
先を争う(さきをあらそう)
われさきにと競いあう。try to be the first
先を急ぐ(さきをいそぐ)
急いでその次に進む。早くめざす所へ行こうとする。make haste
先を追う(さきをおう)
→先を払う」と同意。
先を折る(さきをおる)
相手の出ばなをくじく。
先を駆く(さきをかく)
まっさきに攻めこむ。先駆けをする。
先を越す(さきをこす)
先手を打つ。
先を払う(さきをはらう)
前方の通行人を追い払う。さきばらいする。
さき【崎】
海などに突き出た岬、また山が突き出た形の地名に付く語。cape; spur〈用例〉山〜。大王〜。
さ‐き【左記】
次にしるしてあること。following〈比較〉下記。〈用例〉〜のとおり決定。
サキ【Saki】
(1870-1916)イギリスの小説家。本名ヘクター=ヒュー=マンロー。政治的風刺や機知に富んだ残酷さ・奇怪さが特徴。短編集『レジナルド』など。
さぎ【鷺】
サギ科の鳥の総称。翼長13〜46cm。足と頸(くび)が長く、嘴(くちばし)も長くて鋭い。水辺で小魚・カエルなどを捕食。全世界に約65種が分布。南方から渡ってくるものが多い。heron
鷺を烏(さぎをからす)
真実をまげて言ったり、こじつけを言うたとえ。
さ‐ぎ【詐欺】
①他人をだまして、お金や品物を取り上げ、人に損害を与えること。ぺてん。swindle〈用例〉結婚〜。
②法律で、人をあざむき錯誤に陥れて財物を交付させたり財産的利益を得る行為。fraud
さぎ‐あし【鷺足・鷺脚】
①サギが歩くときのように、足を高くあげて歩くこと。抜き足。
②竹馬。
③高足に乗ってする田楽(でんがく)舞。
④机などの、細長い湾曲した足。
さき‐いき【先行き】
→さきゆき(先行き)
さき‐おい【先追い・前追い】
昔、貴人・大名などが通行するとき、供が前方の通行人を追いやったこと。先払い。
さき‐おくり【先送り】(名・サ変他)
予定していた処理を、さらに先に延ばすこと。postpone
さき‐おととい【日】
一昨日の前日。さきおとつい。three days ago
さき‐おととし【年】
一昨年の前年。いっさくさくねん。three years ago
さき‐おり【裂織(り)・割織(り)】
古い布地を細く裂いたものを横糸に、木綿または麻を縦糸にして織った織物。さっくり。さっこり。
さき‐がい【先買い】(名・サ変他)
先の必要を見通して、買っておくこと。人より先回りして買うこと。
さきがい‐けん【先買(い)権】
公共事業など特殊な場合に、その関係者が他の者に優先して土地などを取得する権利。preemption
さき‐かお・る【咲(き)薫る】(五自)
美しく咲く。咲きにおう。fragrant and in bloom〈用例〉花〜5月。
さき‐がけ【先駆け・先駈け・魁】(名・サ変自)
〈対義〉後(おく)れ馳(ば)せ。
①人に先んじて攻め入ること。〈用例〉〜の功名。
②他に先んずること。
さき‐が・ける【先駆ける・先駈ける・魁ける】(下一自)
①まっさきに攻め入る。assault first
②他に先んじて始める。先んずる。herald〈用例〉他県に〜・けて採用する。
さき‐がし【先貸し】(名・サ変他)
支払い期日より前に、賃金などを貸すかたちで支払うこと。前貸し。lending in advance〈対義〉先借り。
さき‐がり【先借り】(名・サ変他)
受け取り期日より前に借りること。前借(ぜんしゃく)。前借り。borrowing in advance〈対義〉先貸し。
さき‐ぎり【先限】
3か月制の先物取引で、翌々月末を目的物の受け渡し期日とする最長期のもの。先物。future delivery; forward delivery〈対義〉当限(とうぎり)・中限(なかぎり)
さき‐く【幸く】(副)
〈古語〉
ぶじに。変わらずに。〈用例〉ささなみの志賀(しが)の辛崎(からさき)〜あれど(万葉・1・30)。
さき‐くぐり【先潜り】(名・サ変自)
①先回りして、こっそり何かをすること。forestall
②人の言動の先をかんぐること。邪推。suspicion
さき‐くさ【枝】
→ミツマタの古名。
さきくさ‐の【枝の】
[枕ことば]《1本の幹または茎から3つの枝が出ている植物、の意から》「三つ・中」にかかる。〈用例〉〜中にを寝むと愛(うつく)しくしが語らへば(万葉・5・904)。
さぎ‐ごけ【苔】
→ムラサキサギゴケの別名。
さき‐こぼ・れる【咲(き)溢れる】(下一自)
いっぱい咲く。咲き乱れる。bloom all over
さき‐ごめ【先込め】
銃口から弾薬をこめること。その銃砲。〈対義〉元込め。
さき‐ごろ【先頃】
このあいだ。先日。the other day
さぎ‐ざい【詐欺罪】
人を錯誤に陥れて財物を交付させたり、財産上不法の利益を得る、または他人に得させる罪。fraud
さきさか‐いつろう【向坂逸郎】
(1897-1985)マルクス経済学者。福岡県生まれ。東大卒。九州大教授。社会主義協会を主宰して社会党左派を理論的に指導した。著書『経済学方法論』など。
さき‐ざき【先先】
①行くさき行くさき。everywhere one goes〈用例〉行く〜で歓迎される。
②将来。前途。future〈用例〉〜のための蓄え。
③過去。以前。beforehand〈用例〉〜からの準備。
さき‐さま【先様】
先方(せんぽう)の人をいう敬語。〈用例〉〜もご存じです。
さぎ‐し【詐欺師】
巧みに人をだまして金品をだまし取る人。ぺてん師。いかさま師。swindler
サキシトキシン【saxitoxin】
渦鞭毛(うずべんもう)植物によって生産される神経毒。ニマイガイの一部はこの藻類を捕食するので有毒となる。
さきしま‐しょとう【先島諸島】
沖縄県南西部、八重山列島と宮古(みやこ)列島の総称。亜熱帯の景観と海洋美にめぐまれ、レジャー・観光地として人気が高い。
さぎ‐すげ【菅】
カヤツリグサ科の多年草。高原の日当たりのよい湿地にはえる。葉は少なく、長い地下茎がある。穂は種子ができるころには、灰色の綿毛をのばし約2cmの逆三角形状の楕円(だえん)形になる。
さき‐ぜめ【先攻め】
→せんこう(先攻)
さぎ‐そう【鷺草】
ラン科の多年草。本州以南の湿原にはえる。地下に球茎があり、葉は広線形。夏にシラサギを思わせる径約3cmの白花が咲く。観賞用に栽培もする。
さき‐ぞなえ【先備え】
先頭に立つ部隊。さきて。the van
サキソフォン【saxophone】
→サクソフォン
さき‐ぞめ【先染(め)】(名・サ変他)
染色法の一つ。布に織り上げる前の糸の段階で染色すること。織り糸の色により、縞(しま)・絣(かすり)・格子(こうし)になる。yarn-dyeing〈対義〉後染め。
さき‐そ・める【咲(き)初める】(下一自)
花が咲き始める。begin to bloom
さき‐そろ・う【咲(き)揃う】(五自)
花が全部咲く。be in full bloom
さき‐だか【先高】
相場で、将来値段が高くなると見込まれること。〈対義〉先安。
さき‐だた・せる【先立たせる】(下一他)
→さきだてる(先立てる)
さき‐だち【先立ち】
先に立つこと・人。
さき‐だ・つ【先立つ】(五自)
①先頭に立つ。go ahead
②あることの前に起こる。precede〈用例〉開会に〜・って一言。
③まず必要である。necessary〈用例〉〜ものは金。
④先に死ぬ。die before〈用例〉親に〜不孝。
さき‐だ・てる【先立てる】(下一他)
=先立たせる。
①先に行かせる。make go ahead
②先に死なせてしまう。
さきたま‐こふんぐん【埼玉古墳群】
埼玉県行田(ぎょうだ)市にある5世紀末〜7世紀ごろの古墳群。稲荷山(いなりやま)古墳をはじめとする前方後円墳など9基が現在国指定史跡となっている。
さ‐ぎちょう【左義長・杖】
小正月前後に行われる火祭り。現在ではおもに子どもの行事として、木や竹の柱を中心にわらや正月飾りを積み上げて燃やす。とんど。どんど焼き。道祖土(さいと)焼き。鬼火。
さきづけ‐こぎって【先付小切手】
→さきひづけこぎって(先日付小切手)
さきっ‐ちょ【先っちょ】
《俗語》→さきっぽ(先っぽ)
さきっ‐ぽ【先っぽ】
《俗語》さき。さきのほう。さきの部分。さきっちょ。
さき‐て【先手】
《「せんて」は別語》
→先備え
②まっさきに行く一団。
さきと【崎戸】
〈町〉長崎県、西彼杵(にしそのぎ)半島沖合いの離島の町。石炭の町として栄えたが全鉱閉山。人口2753(1994)。
さき‐どなり【先隣】
隣の、また隣。1軒おいて先の家。
さき‐どり【先取り】(名・サ変他)
①人よりも先に取ること。take...before others〈用例〉時代を〜したアイディア。
②お金を先にもらうこと。receive in advance
さきどり‐とっけん【先取(り)特権】
担保物権の一つ。一定の債権をもつ者が、債務者の財産から他の債権に優先して弁済を受ける権利。せんしゅとっけん。lien
さき‐に【先荷】
荷物だけ先に持たせてやること。また、その荷物。
さき‐に【先に・前に・嚮に・曩に】(副)
まえに。かつて。さきごろ。formerly
さぎ‐にえもん【鷺仁衛門】
能楽狂言方、鷺流(明治末に廃絶)の家元。初世(1558-1651)は芸統上の祖。宝生座から観世座に転じ栄える。
さき‐にお・う【咲(き)匂う】(五自)
美しく咲く。いっぱいに咲き乱れる。be in full bloom
さき‐のこ・る【咲(き)残る】(五自)
①散らずに残っている。remaining flowers
②遅れて咲く。be late in bloom
③まだ咲かずにいる。remain in bud
さき‐のり【先乗り】(名・サ変自)
①行列の先頭を行く騎馬。前駆。outrider
②旅興行や団体旅行などで、打ち合わせ・準備のため、ほかの人より先に向かうこと・人。vanguard
さき‐ばこ【先箱】
《「先挟み箱」の略》大名行列の先頭が担(かつ)いだ挟み箱。箱の外側に定紋(じょうもん)を描いて行列の主(あるじ)を明らかにし、中には正式な儀礼用の服を入れた。〈対義〉後箱(あとばこ)
さき‐ばしり【先走り】
[一](名・サ変自)先走ること。being too forward
[二](名)野菜・魚などが、時期に先だって出回るもの。はしり。first product
さき‐ばし・る【先走る】(五自)
①先に走り出る。jump the gun
②人をさしおいて事をする。でしゃばる。be forward
さき‐ばら【先腹】
①先妻の生んだ子。〈対義〉後腹(あとばら)
②殉死のとき、主君の死より先に腹を切ること。〈対義〉追腹(おいばら)
さき‐ばらい【先払い】(名・サ変他)
①金銭を、品物の授受より先立って支払うこと。前払い。advance payment〈対義〉後払い。〈用例〉手荷物預かり料は〜で。
②運賃・郵便料金などを、あて先すなわち受取人の方で支払うこと。着払い。受取人払い。payment on delivery〈対義〉元払い。
→さきおい(先追い)
さき‐び【先火】
弔いを出すときに、燃やす火。
さきひづけ‐こぎって【先日付小切手】
実際の振出日より先の日付を振出日として記載した小切手。先付小切手。postdated check
さぎ‐ふえ【鷺笛】
口が管状にのびたサギフエ科の海水魚。全長約20cm。体は紅色で、頭を下にして泳ぐ。本州中部以南に分布。
さき‐ぶと【先太】(名・形動)
先が、元の部分よりも太くなっていること・もの・さま。club-shaped〈対義〉先細。
さき‐ぶれ【先触れ】
①前もって知らせておくこと。前触れ。preliminary announcement
②昔、役人・貴人の旅行で、あらかじめ宿駅に人馬などを用意させた命令書。
さき‐ぼう【先棒】
①駕籠(かご)やもっこをかつぐ棒の前の方をかつぐ人。先肩。〈対義〉後棒(あとぼう)
②人の手先に使われること。cat's-paw〈用例〉お〜をかつぐ。
先棒を振る(さきぼうをふる)
人々の先に立って物事を行う。〈類似〉先棒に立つ。
さき‐ほこ・る【咲(き)誇る】(五自)
今をさかりと咲く。be in full bloom
さき‐ぼそ【先細】(名・形動)
先が、元の部分よりも細くなっていること・もの・さま。tapering〈対義〉先太。
さき‐ぼそり【先細り】(名・サ変自)
①棒などの先のほうが、しだいに細くなっていること。tapering off
②事業などが、しだいに衰えていくこと。declining
さき‐ほど【先程】(名・副)
今しがた。先刻(せんこく)。a little while ago
さぎ‐まい【鷺舞】
島根県鹿足(かのあし)郡津和野(つわの)町弥栄(やさか)神社や京都八坂神社などで行われる舞。神輿(みこし)の列に従いながら雌雄のサギに扮(ふん)して古い小歌の囃子(はやし)に合わせて舞う。
さき‐まわり【先回り】(名・サ変自)
①抜けがけして、人より先に行っていること。arrive before another
②人を出し抜いて行うこと。forestall
さき‐みだ・れる【咲(き)乱れる】(下一自)
一面に美しく咲く。bloom all over
さぎむすめ【鷺娘】
歌舞伎(かぶき)舞踊。長唄(ながうた)による五変化舞踊『柳雛諸鳥囀(やなぎにひなしょちょうのさえずり)』の一つ。宝暦(ほうれき)12年(1762)初演。
さき‐もの【先物】
①将来の一定期日までに受け渡すという条件で取り引きされる銘柄。futures; forward〈対義〉直物(じきもの)・現物(げんぶつ)
→先限(さきぎり)
③将来性のある物や人。
さきもの‐がい【先物買い】
①先物を買うこと。buying futures
②将来性を見込んで投資すること。speculation
さきもの‐かわせ【先物為替】
前もって外貨の種類・為替相場・受け渡し時期などの取引条件を定めた外国為替。将来の一定期間内に、外国為替と自国通貨の受け渡しが約束されるもの。期間は通常6か月以内。forward exchange〈対義〉現物為替。
さきもの‐とりひき【先物取引】
取り引きの成立後一定期間ののちに現品の受け渡しが行われる売買契約方法。商品取引所での取り引きの代表例。定期取引。清算取引。forward transaction〈対義〉現物取引。
さき‐もり【人】
《「崎守(さきもり)」の意》古代、唐・新羅(しらぎ)に対するそなえとして、筑紫(つくし)地方に配置された兵士。律令(りつりょう)制度では諸国兵士の内から選んだが、のちには東国に限られた。
さきもり‐うた【人歌】
防人とその近親者の歌。別離の悲しさ、旅の苦しさなどを率直によんだ歌が多い。東国方言を多く使用。『万葉集』に98首を収める。さきもりのうた。
さき‐やす【先安】
相場で、将来値段が安くなると見込まれること。〈対義〉先高。
さき‐やま【先山・前山】
炭鉱や鉱山の切り羽(は)で作業する熟練の坑内労働者。skilled miner〈対義〉後山(あとやま)
さ‐きゅう【砂丘】
風に運ばれた砂が堆積(たいせき)してできた丘。海岸砂丘・内陸砂丘・河畔砂丘などがある。dune
さ‐きゅうめい【左丘明】
(?-?)中国、春秋(しゅんじゅう)時代の魯(ろ)の学者。孔子(こうし)の弟子で、『左氏伝』と『国語』の作者とされる。
さき‐ゆき【先行き】
行く末。将来。さきいき。future〈用例〉〜を心配する。
さ‐きょう【左京】
①奈良や京都など、かつての都の区域で、中央の朱雀大路(すざくおおじ)を境にして東の地域。〈対義〉右京。
②《「左京職(さきょうしき)」の略》律令(りつりょう)制下で、左京の行政・財政・司法などをつかさどる役所。
③京都市の区の一つ。左京区。
さ‐ぎょう【作業】(名・サ変自)
《仏教語で、「さごう」と読み、善悪の行為(業)をなすことの意から》体を動かして、仕事をすること。また、その仕事。事務的な仕事も含めていう。work〈用例〉流れ〜。
ざ‐きょう【座興】
①酒宴などの席で、その場をおもしろくする遊芸。entertainment
②その場だけのたわむれ。fun〈用例〉ほんの〜。
ざ‐ぎょう【座業・坐業】
すわってする仕事・職業。sedentary work
さぎょうしょ‐へいさ【作業所閉鎖】
→ロックアウト②
さぎょう‐へんかくかつよう【サ行変格活用】
動詞の活用の型の一つ。文語の「す」、口語の「する」にみられる特殊な活用。複合して、「愛す」「勉強する・スケッチする・味方する・重んずる」のように応用が広い。サ変。
さぎょう‐りょうほう【作業療法】
おもに心身障害者のためのリハビリテーションの一過程。医師の指示に基づく種々の作業を行うことで、病気の回復と社会復帰を促す。職能療法。occupational therapy
さぎょうりょうほう‐し【作業療法士】
作業療法を指導する有資格者で、日本では3年制の専門学校・短大卒者で国家試験合格者。OT。occupational therapist〈比較〉理学療法士。