さし【刺し】
①突き刺すこと。stick〈用例〉くし〜のだんご。
②俵に突き刺し、中の米を取り出して検査する用具。筒状のものの先を斜めにそいだもの。米刺し。
③「→刺身」の略。〈用例〉馬(ば)〜。いか〜。
さし【差し】
[一](名)
①さしむかい。face to face〈用例〉〜で飲む。
②さしかえ。replace
③荷物をふたりでかつぐこと。さしにない。
④すもうで、さし手。
⑤能の型で、手を横から前に差し出すこと。
⑥《「注し」とも》入れること。pour; fill〈用例〉状〜。油〜。
⑦《「尺」とも》ものさし。ruler
⑧《「緡」とも》→ぜにさし
[二](接頭)《動詞に付いて》意味を強め、語調をととのえる語。〈用例〉〜出す。
[三](助数)舞の曲を数える語。番。〈用例〉一〜舞う。
さし
ハエの幼虫。釣り餌(え)用に、腐った魚などで培養したキンバエの蛆(うじ)や、糠味噌(ぬかみそ)などに発生するショウジョウバエの蛆をさすことが多い。蛆。
さ‐し【砂嘴】
沿岸流が運んできた砂礫(されき)が湾口などに堆積(たいせき)して、海岸から細長く突き出した地形。サロマ湖や東京湾の富津州(ふっつのす)など。しゃし。spit
さ‐し【滓】
液体の底にしずんだかす。沈殿物。おり。
さ‐し【左思】
(250ごろ-305ごろ)中国、晋(しん)代の詩人。字(あざな)は太沖(たいちゅう)。臨しの人。代表作「三都賦(さんとのふ)」で「洛陽(らくよう)の紙価を高める」の故事を生む。「詠史詩」8首が代表作。
さし【止し】(接尾)
《動詞に付いて》途中であることを表す。〈用例〉食べ〜。読み〜。
さじ【匙】
=しゃじ。
①液体や粉をすくい取る道具。スプーン。spoon
②《薬をさじで調合することから》薬の調合。また、薬。
匙を投げる(さじをなげる)
《薬の調合のさじを投げ出す、の意》医者が見放す。また、物事をあきらめる。give up
さ‐じ【瑣事・些事】
つまらない事。とるにたりない事。小事。trifle〈用例〉〜にこだわる。
さじ【佐治】
〈村〉鳥取県南東部、千代(せんだい)川支流佐治川に沿う村。二十世紀ナシ・佐治石・因州(いんしゅう)和紙が特産。人口3355(1994)。
ざ‐し【座視・坐視】(名・サ変他)
そばで黙って見ていること。見ているだけで、かかわらないこと。look on unconcernedly〈用例〉〜するに忍びない。
ざし【差し・指し】(接尾)
《名詞に付いて》状態、ようすなどの意を表す。〈用例〉おも〜。まな〜。
さし‐あい【差(し)合い】
①さしさわり。故障。hindrance
②人の前で、してはならない言動。offense
③連歌や俳諧(はいかい)で、規則にはずれること。
さし‐あ・う【差(し)合う】(五自)
①さしさわりがある。hinder
②出会う。meet
さし‐あ・げる【差(し)上げる】
[一](下一他)
①持ち上げる。lift; raise〈用例〉頭より高く〜。
②「与える」「やる」の謙譲語。ささげる。献呈する。〈用例〉お手紙を〜・げます。
[二](補動)《「…てさしあげる」の形で》「…してあげる」をさらに尊敬していう語。〈用例〉お荷物を運んで〜。
さし‐あし【差(し)足】
①音のしないように、つま先のほうから、そっと足をつけて歩くこと。stealthy steps〈用例〉抜き足〜。
②競馬で、(ア)競い合う相手の馬を、瞬時のうちに追い抜く走力。(イ)ゴール近くになって前の馬を追い抜く走り方。〈用例〉鋭い〜を見せる。
さし‐あたって【差し当(た)って・差当(た)って】(副)
ただ今のところ。さしあたり。
さし‐あたり【差し当(た)り・差当(た)り】(副)
今のところ。当分。とりあえず。
さし‐あぶら【差(し)油・注(し)油】
機械に油を差すこと。その油。oil
さし‐あみ【刺(し)網】
魚の通路に細長く張り、魚を網目にかからせたり、網地にからませたりしてとる網漁具。底刺し網・浮き刺し網・流し刺し網・巻き刺し網がある。gill net
さし‐いらえ【差し答え】
〈古語〉
①返事。受け答え。応答。〈用例〉さもあるまじき人の、〜をもうしろやすくしたるは(枕・よろづのことよりも情あるこそ)。
②演奏などの相手をすること。〈用例〉ひとりごとはさうざうしきを〜し給へかし(源氏・宿木)。
さし‐い・る【射(し)入る】(五自)
光がはいりこむ。さしこむ。shine into
さし‐い・る【差し入る】(下二他)
〈古語〉
→さしいれる(差し入れる)
さし‐いれ【差(し)入れ】(名・サ変他)
①警察署や刑務所に留置・拘置・拘留されている者に、外部から食物や品物を届け入れること。また、そのもの。send in...to a prisoner
②閉じこもって仕事をしている人などに、ねぎらいのための食物を届けること。また、そのもの。
さしいれ‐ひん【差(し)入れ品】
差し入れの品物。thing sent in to a prisoner
さし‐い・れる【差(し)入れる】(下一他)
①中に入れる。insert
②差し入れをする。send in...to a prisoner
さし‐うつむ・く【差(し)俯く】(五自)
じっとうつむく。look down
さし‐うま【差(し)馬】
競馬で、レースの途中までは馬群の後方でレースを進め、ゴール間近で抜け出して勝つ馬。また、その戦法を得意とする馬。〈比較〉逃げ馬・先行馬・追い込み馬。
さし‐え【挿(し)絵】
一定の文章に挿入されて、その意味を視覚化し、印象づける絵画。illustration〈比較〉口絵・カット。
サジェスチョン【suggestion】
解決の手がかりなどを、それとなくほのめかすこと。暗示。示唆(しさ)。サジェスション。〈用例〉〜を与える。
サジェスト【suggest】(名・サ変他)
示唆(しさ)すること。サジェスチョンを与えること。ほのめかすこと。〈用例〉問題点を〜する。
さし‐お・く【差(し)置く】(五他)
①置く。put
②そのままにして置く。捨て置く。leave〈用例〉余談は〜・いて。
③無視する。ないがしろにする。ignore〈用例〉先輩を〜・いて失礼ながら。
さし‐おさえ【差し押(さ)え・差押(さ)え】
国家が私人に対して、特定の物または権利の処分を禁止する行為。民事訴訟上は、金銭債権についての強制執行の一つ。国税徴収法上は、租税の滞納処分の一段階。刑事訴訟法上は、押収の一手段として行われる。seizure
さし‐おさ・える【差し押(さ)える・差押(さ)える】(下一他)
①押さえる。press down
②差し押さえをする。seize
さじ‐おもだか【瀉】
中部以北の池や沼にはえるオモダカ科の多年草。高さ約70cm。太い根茎から、長柄で尖頭(せんとう)楕円(だえん)形の葉を叢生(そうせい)。夏、長い花茎を伸ばし、白花を多数つける。根は「沢瀉(たくしゃ)」とよばれ利尿剤。
さし‐かえ【差(し)替え・差(し)換え】
①差し替えること。また、そのもの。とくに刀にいう。
②印刷で、誤植または変更部分を入れかえて訂正すること。correcting
さし‐か・える【差(し)替える・差(し)換える】(下一他)
①取り替えて、差す。change〈用例〉刀を〜。かんざしを〜。
②位置をかえて差す。replace
③印刷で、文章や図版を入れかえる。change
さし‐かか・る【差し掛(か)る・差掛(か)る】(五自)
①その場へ来る。通りかかる。出くわす。come near; come across〈用例〉山道に〜。
②ちょうどその時期・状況になる。さしせまる。be imminent〈用例〉決算期に〜・っているので忙しい。
③上からおおうようにかぶさる。〈用例〉庭木が茂って屋根に〜。
さし‐かけ【指(し)掛け】
将棋で、決着のつかない対局を途中で休止し、後日まで勝負を据(す)え置くこと。
さし‐かけ【差(し)掛け】
①傘などをさしかざすこと。hold over
②母屋(おもや)から屋根をひさしのように出した建物。下屋(げや)。penthouse
さし‐か・ける【差(し)掛ける】(下一他)
上からおおうようにかざす。hold over〈用例〉傘を〜。
さじ‐かげん【匙加減】
①さじにもる程度。prescription
②薬を調合する程度。prescription
→手加減。consideration〈用例〉〜一つでどうにでもなる。
さし‐がさ【差(し)傘】
(え)があり、手に持ってさす傘。からかさ・こうもり傘など。umbrella〈比較〉被(かぶ)り笠(がさ)
さし‐かざ・す【差(し)翳す】(五他)
てのひらや手にしたものを、頭の上へさしかける。hold up over one's head
さし‐かた・める【差(し)固める】(下一他)
①かたく閉じる。close tight
②厳しく警戒する。fortify〈用例〉正門を〜。
さし‐か・つ【指(し)勝つ】(五自)
将棋で、自分に有利な指し手を指して勝つ。
さし‐か・つ【差(し)勝つ】(五自)
相撲などで、自分に有利な差し手にする。
さし‐がね【差(し)金】
①《「指し矩」とも》金属性で、直角に折れ曲がった物差し。曲尺(かねじゃく)。steel square
②操り人形の腕に付いている操り糸のある長い棒。
③チョウ・小鳥などを操るために、細い黒塗りの竹ざおの先に針金をつけた歌舞伎(かぶき)用の小道具。
④背後で人を操ること。instigation
⑤手付け金。deposit
さし‐がみ【差(し)紙】
江戸時代、奉行所が出した呼び出し状。
さし‐がめ【刺虫・刺椿象】
捕らえると吻(ふん)で刺すサシガメ科の昆虫の総称。多くは体長1.5cm内外。ほとんどが昆虫などを捕食。中南米には人を刺し、危険なシャガス病を媒介する種もいる。世界に約3500種、日本に約70種が分布。assassin bug
さし‐かわ・す【差(し)交わす】(五他)
互いに交差させる。かわす。cross
さし‐き【挿(し)木】(名・サ変他)
植物体の一部分を切りとって、砂・赤土・鹿沼土(かぬまつち)などに挿して根を出させ、新株をつくること。また、その方法。cuttage〈比較〉つぎ木。
さしき【佐敷】
〈町〉沖縄県、沖縄島南部東岸の町。サトウキビ栽培がさかん。琉球(りゅうきゅう)の統一者、尚巴志(しょうはし)の旧居城がある。人口1万1108(1994)。
さ‐じき【桟敷】
①祭り見物のために、地面よりも高く設けた床。さんじき。
②劇場や相撲小屋などで、土間よりも一段高くつくられた見物席。
ざ‐しき【座敷】
《昔の家は板敷きで、敷物を敷いてすわったことから》
①畳を敷きつめた部屋。とくに客間。
②宴席。
③客や宴席のとりもち。〈用例〉〜をしくじる。
さしき‐かごうぶつ【鎖式化合物】
→しぼうぞくかごうぶつ(脂肪族化合物)
さし‐きず【刺(し)傷】
針・くぎ、先のとがった刃物などが突き刺さってできるきず。刺創(しそう)。stab wound
ざしき‐のぼり【座敷幟】
座敷に飾る端午の祝いの幟。本来は外に掲げるものを小型にしたもの。内幟。
さし‐きり【指(し)切り】
将棋で、攻め過ぎて駒(こま)が足りなくなり、攻めが続かなくなった状態。
さし‐き・る【指(し)切る】(五自)
将棋で、指し切りの状態になる。
さし‐き・る【差(し)切る】(五他)
競馬で、後ろを走っていた馬が追いぬいて勝つ。outrun
ざしき‐ろう【座敷牢】
仕切りをして、罪人などを押し込めておく座敷。
ざしき‐わらし【座敷童・座敷童子】
屋内に現れる子どもの姿をした妖怪(ようかい)。家の神の形を変えたもので、いたずらだが、富をもたらすという。おもに東北地方に分布する伝承。
さし‐ぐし【挿(し)櫛】
婦人が髪飾りとして挿すくし。ornamental comb〈比較〉梳(す)き櫛。
さし‐ぐすり【差(し)薬・注(し)薬】
目に差す薬。点眼薬。目薬。eye lotion
さし‐ぐすり【挿(し)薬】
肛門(こうもん)に入れる薬。座薬。suppository
さし‐くち【指(し)口】
木材の側面に、他の部材の端を取り付けるために、うがったほぞ穴。また、その穴の位置。spigot
さし‐ぐ・む【差(し)含む】(五自)
目に涙をうかべる。涙ぐむ。
さし‐く・る【差(し)繰る】(五他)
くり合わせる。やりくりする。都合をつける。
さし‐くわ・える【差(し)加える】(下一他)
あとから加える。つけ加える。add
さし‐げ【差(し)毛】
動物の毛並みで、別な色の毛がまじっていること。また、その毛。
さし‐こ【刺(し)子】
補強のため、厚手の綿布(めんぷ)を重ね合わせ、一面に細かく刺し縫いしたもの。農漁民の仕事着・消防服・剣道着など。quilt
さし‐こ【指(し)子・指(し)袴】
指貫(さしぬき)のように裾口(すそぐち)をしぼらず、丈を短くした切り袴(ばかま)。指貫よりも略式に用いられる。
さし‐こ・える【差(し)越える】(下一自)
でしゃばる。さしでる。
さしこ‐おり【刺(し)子織り】
刺し子に模して織った綿織物。縦、横一重または二重の厚地の織物で、太い刺し子糸をところどころに加えて織る。
さし‐こ・す【差(し)越す】(五自他)
①(自)
(ア)他を越えて先に出る。
(イ)一定の順序・手続きをふまずに行う。さしおいて行う。
②(他)送ってよこす。送ってくる。
さしこ‐ばんてん【刺(し)子半纏】
木綿(もめん)を重ね合わせ細かく刺し縫った刺し子で作った半纏(はんてん)。火消しが用いた。
さし‐こみ【指(し)込み】
将棋で、同じ相手と何番も指し続け、一方が何番か負け越したとき、勝者の駒(こま)落ちの方法を、順次厳しく変えていく対局法。
さし‐こみ【差(し)込み】
①差し込むこと・もの。insert
②コンセントに差し込む部品。プラグ。plug
③胃や腹に急におこる痛み。胃けいれんなど。しゃく。spasm
④かんざしの一種。花などの飾り物を差し込むようにしたもの。
さしこみ‐でんわ【差(し)込み電話】
電話機コードのプラグをジャックに差し込むことによって、同一屋内の複数箇所で使用できる電話。plug-in telephone
さし‐こ・む【差(し)込む】(五自他)
①(他)突き入れる。insert
②(自)急に胃や腹がはげしく痛む。have a spasm
さし‐こ・む【射(し)込む】(五自)
日の光がさし入る。shine into
さし‐ころ・す【刺(し)殺す】(五他)
刃物などで刺して殺す。stab to death
さし‐ざお【差(し)竿・刺(し)竿】
先端に鳥もちをからめた竿。小鳥を捕るときに用いる。鳥刺し竿。刺捕(さいと)り竿。
さし‐さば【刺(し)鯖】
背開きにしたサバを塩漬けにしたもの。2尾を重ねて刺し連ねるところからいう。江戸時代、盆の贈答品などとして用いた。
さし‐さわり【差(し)障り】
さしつかえること。邪魔。hindrance
さし‐さわ・る【差(し)障る】(五自)
支障が生じる。障害が起こる。hinder〈用例〉工事の進行に〜。
さし‐しお【差(し)潮・差(し)汐】
満ちてくる潮。上げ潮。〈対義〉引き潮。
さし‐しめ・す【指(し)示す】(五他)
ゆびで指して示す。point out; indicate
さし‐ず【指図】(名・サ変他)
①言いつけてさせること。命令。指揮。direction
②名ざし。指定。designation
さしず‐さいけん【指図債権】
証券上に記載された特定の債権者、またはその者からの指図(裏書き)により権利を譲渡された者に弁済すべき債権。指図証券による債権。obligation to order
さしず‐しょうけん【指図証券】
証券上に記載された者、またはその者が指定する他の者を権利者とする有価証券。手形・小切手・貨物引換証・船荷証券・株券など。bill to order
さし‐ずめ【差(し)詰め】(副)
①さしあたり。for the time being〈用例〉〜食うには困らない。
②つまり。結局のところは。after all
さし‐せま・る【差(し)迫る】(五自)
おしつまる。切迫する。be imminent
さし‐ぞえ【差(し)添え】
①つきそい。escort
②大刀に添える小刀。わきざし。
さし‐だし【差(し)出し・差出】
①差し出すこと。present
②母屋(おもや)からひさしを出して、差し掛けにした店。projected store
さしだし‐にん【差出人】
手紙や荷物などを送る名義人。sender〈対義〉受取人。
さし‐だ・す【差(し)出す】(五他)
①出す。提出する。present〈用例〉書類を〜。
②送る。send〈用例〉代理人を〜。
さし‐たて【差(し)立て】
①送りだすこと。
②郵便などを発送すること。send off〈用例〉〜局。
さし‐た・てる【差(し)立てる】(下一他)
①立てる。stand
②使者などを差し向ける。send off
③郵便などを発送する。send
さ‐し‐たる【然したる】(連体)
《下に打ち消しをともなって》これというほどの。さほどの。not so much〈用例〉〜こともない。
さし‐だる【指(し)樽・差(し)樽】
婚礼や儀式で使われる箱形の酒樽。上に注ぎ口があり、全体は黒漆塗りで、家紋を金で入れたりする。
さし‐ちがえ【差(し)違え】
相撲で、行司が勝負の判定をまちがえて、負けたほうの力士に軍配を上げること。misjudgment
さし‐ちが・える【刺(し)違える】(下一自)
互いに刀で胸など刺し合う。stab each other〈用例〉〜・えて死ぬ。
さし‐ちが・える【差(し)違える】(下一他)
①入れ違えにする。misplace
②相撲で、行司が勝敗の判定をまちがう。
さし‐つか・う【差し支う】(下二自)
〈古語〉
→さしつかえる(差し支える)
さし‐つかえ【差(し)支え】
さしつかえること。さしさわり。支障。hindrance〈用例〉いっこうに〜ない。
さし‐つか・える【差(し)支える】(下一自)
故障・さまたげが起きる。さしさわる。be hindered
さし‐つかわ・す【差(し)遣わす】(五他)
使者として行かせる。派遣する。send off
さし‐つぎ【刺(し)継ぎ】(名・サ変他)
布地の弱ったところを、同じ色の糸で刺して強くすること。reinforce with the stitch
さし‐つぎ【指(し)継ぎ】
将棋で、前回から持ち越した勝負を再開して指し続けること。
さし‐つ・ける【差(し)付ける】(下一他)
①おし当てる。press
②差し出す。突きつける。hold out
さし‐つち【差(し)土】
園芸で、花壇などに新しく土を加えること。また、その土。
さし‐つど・う【差(し)集う】(五自)
寄り集まる。get together
さしつめ‐ひきつめ【差し詰め引き詰め】(連語)
《「さし」は矢をつがえる意、「ひき」は弓をひきしぼる意》手早く矢をつがえて、つぎつぎに射るさま。つぎつぎに攻めたてるさま。
さし‐て【指(し)手】
①将棋で、駒(こま)をルールにしたがって動かすこと。〈数え方〉1手。
②将棋を指す人。
③将棋の上手な人。
さし‐て【差(し)手】
相撲で、腕を相手の脇(わき)の下にさし込むこと。また、その手。〈用例〉〜をかえす。
さ‐して【然して】(副)
たいして。それほど。これといって。とくに。not so much〈用例〉〜問題とするに足りない。
然しても無い(さしてもない)
とくに、これというほどのことでもない。大したことはない。〈用例〉〜相手に敗れる。
さし‐で【差(し)出】
①差し出ること。
②「→差し出口」の略。
さしで‐がまし・い【差(し)出がましい】(形)
でしゃばるようである。pussy〈用例〉〜口をきく。〈派生〉さしでがましさ(名)
さしで‐ぐち【差(し)出口】
横あいからでしゃばって言うことば。口出し。interference
さし・でる【差(し)出る】(下一自)
①前へ出る。go forward
②でしゃばる。poke one's nose into
③ぬっと出る。appear suddenly
さしでん【左氏伝】
『春秋(しゅんじゅう)』の注釈書。春秋三伝の一つ。左丘明(さきゅうめい)の作とされる。理念について論じた『公羊(くよう)伝』『穀梁(こくりょう)伝』に対し、史実を主に記したもの。『左伝』『春秋左氏伝』。
さし‐とお・す【刺(し)通す】(五他)
とがったもので突き通す。pierce
さし‐とめ【差(し)止め・差止】
差し止めること。禁止。prohibition〈用例〉記事〜。
さしとめ‐せいきゅう【差止請求】
ある行為によって不当に不利益を受けるおそれのある者が、その行為の差し止めを請求すること。
さし‐と・める【差(し)止める】(下一他)
止める。禁止する。prohibit〈用例〉出入りを〜。
さし‐にない【差(し)担い】
荷物をさげた棒の前後を2人でかつぐこと。さし。
さし‐ぬい【刺(し)縫い】(名・サ変他)
①布を幾枚も重ねてひと針ごとに針をひきぬいて縫うこと。また、そのようにして縫ったもの。running stitch
②日本刺繍(ししゅう)で、1針ずつ長短をつけた返し縫いの線を並べて、段状に繰り返して縫いつめる方法。比較的広い面を埋め、色の濃淡、または明暗を表すのに使う。
さし‐ぬき【指貫】
昔、衣冠・直衣(のうし)・狩衣(かりぎぬ)のときにはいた、だぶっとしてゆるやかな袴(はかま)。裾(すそ)を緒でくくり、しぼった。