- さつなん‐しょとう【▼薩南諸島】
- 鹿児島県南部、九州本土と沖縄との間の島群。南西諸島の鹿児島県に属する島々で、種子島(たねがしま)から与論島に至る島群。バナナ・パイナップルなどの栽培が行われる。
- ざつ‐ねん【雑念】
- 精神の統一・集中をじゃまする種々の思い。ぞうねん。worldly thoughts〈用例〉〜をはらう。
- ざつ‐のう【雑納】
- 中世の税収納法の一つ。本来は米穀で納める租税を、藁(わら)・塩・麦・大豆など、土地の特産物で納入すること。色代納(しきだいのう)。
- ざつ‐のう【雑▼嚢】
- いろいろなものを入れるふくろ。haversack
- さっぱ
- アワビや海藻を採取するときに用いられる平底の小舟。
- さっぱ【▼拶▽双▽魚】
- ニシン科の海水魚。全長約15cm。背面は青黒色、腹面は銀白色。下顎(かがく)が上顎よりやや突出。岡山県倉敷地方ではこの魚の酢漬けを飯借(ままかり)という。南日本や朝鮮半島南部に分布。
- ざっ‐ぱい【雑俳】
- 《雑体の俳諧(はいかい)、の意》前句(まえく)七・七に五・七・五をつける前句付け、題として出された第1句の五字に七・五をつける冠(かむり)付けなどがある。言語遊戯的な文芸として江戸時代の庶民の間に流行。
- ざっ‐ぱく【雑▼駁】(形動)
- まとまりのないさま。inconsistent〈用例〉〜な知識。〈派生〉ざっぱくさ(名)
- さつ‐ばつ【殺伐】(形動トタル)
- 荒々しく殺気だつさま。bloodthirsty〈用例〉〜とした光景。〈派生〉さつばつさ(名)
- さっぱり
- [一](副・サ変自)
- ①さわやかなさま。気持ちがいいさま。清いさま。fresh; be refreshed〈用例〉気分が〜する。
- ②味や性格などがあっさりして、いやみのないさま。plain; frank〈用例〉〜した味。〜した人。
- [二](副)
- ①《下に打ち消しをともなって》いっこうに。まったく。まるで。not...at all〈用例〉〜わからない。
- ②あとに何も残らないさま。すっかり。completely〈用例〉きれい〜とあきらめる。
- ③《「さっぱりだ」の形で》いっこうに駄目なさま。not...at all〈用例〉売れ行きは〜です。
- ざっ‐ぴ【雑費】
- こまごましたことに使う費用。miscellaneous expenses
- さっ‐ぴ・く【差っ引く】(五他)
- 「→さしひく」の転。
- さっ‐ぴつ【擦筆】
- ①水墨画の技法。かすれの出る筆使いで、作家の覇気や古淡味の表現ともなる。渇筆・枯筆。
- ②吸取紙や鞣革(なめしがわ)を巻いて筆のようにしたもの。木炭画などの線をこすってぼかす。
- 札片を切る(さつびらをきる)
- 《多く、他人に見せびらかすようにして》金銭を惜しげもなく、また、はでに使う。spend money recklessly
- ざっ‐ぴん【雑品】
- 種々のこまごました品物。miscellaneous articles
- さっ‐ぷ【▼撒布】(名・サ変他)
- 《「さんぷ」は慣用読み》まきちらすこと。ふりかけること。scattering
- サッファール‐ちょう【サッファール朝】
- アッバース朝時代のイランの王朝。867〜903年存続。Saffarid dynasty
- サッフィズム【sapphism】
- 《古代ギリシアでは女詩人サッフォーの生地とされているレスボス島の女たちが同性愛を好むとみなされていたことから》女性の同性愛。レスビアン。サフィズム。
- さっ‐ぷうけい【殺風景】(名・形動)
- ①おもむきのないこと・さま。tastelessness〈用例〉〜な町並み。
- ②興ざめのすること・さま。bleak; dull〈用例〉〜な男所帯。
- サッフォー【Sapphō】
- (?-?)紀元前7世紀末から前6世紀初めに活躍したギリシアの女流詩人。素朴な感情を優美で情熱的な詩句でうたった。簡明で力強い詩風の祝婚歌や恋愛歌が多い。
- さっぷげんき【冊府元▼亀】
- 中国の類書。1000巻。六経・子史を中心に中国の上古から五代までの歴代君臣の事績を集めたもの。宋(そう)の真宗(しんそう)の命により、王欽若(おうきんじゃく)らが撰(せん)。1013年(大中祥符(たいちゅうしょうふ)6)完成。
- さっぷ‐ざい【▼撒布剤】
- 消毒・防腐・殺虫のためにまく薬。dusting powder
- ざつ‐ぶつ【雑物】
- ①いろいろのもの。miscellaneous things
- ②くだらないもの。useless things
- ③まじりもの。impurities
- ざつ‐ぶん【雑文】
- さまざまの、とりとめのないことを書いた文章。miscellaneous writings
- ザッヘル‐マゾッホ【Leopold von Sacher-Masoch】
- (1836-95)オーストリアの小説家。被虐的な傾向の肉感的小説を多く書き、マゾヒズムの語の由来となる。作品『ガリーツィエン物語』『毛皮を着たビーナス』など。
- ざっ‐ぽう【雑報】
- それほど重要ではない、種々のできごとの報道。miscellaneous news
- ざつ‐ぼく【雑木】
- ①さまざまの木。various trees
- ②材木とならない木。ぞうき。worthless trees
- さっぽろ【札▼幌】
- 〈市〉北海道石狩平野南西部の市。道庁所在地で、北海道の政治・経済・文化の中心。政令指定都市。明治4年(1871)開拓使がおかれてから発展。第三次産業が多いが工業化も進む。人口171万9210(1994)。
- さっぽろ‐いかだいがく【札▼幌医科大学】
- 公立大学。昭和20年(1945)創立の北海道立女子医学専門学校を前身とし、同25年(1950)より現制。所在地は北海道札幌市中央区南一条西。
- さっぽろがくいん‐だいがく【札▼幌学院大学】
- 私立大学。昭和21年(1946)創立の札幌文科専門学院を前身とし、同43年(1968)より現制、同59年(1984)より現名。所在地は北海道江別市文京台。
- さっぽろこくさい‐だいがく【札▼幌国際大学】
- 私立大学。平成4年(1992)創立。所在地は札幌市清田区清田四条。
- さっぽろ‐だいがく【札▼幌大学】
- 私立大学。昭和42年(1967)創立。所在地は北海道札幌市豊平(とよひら)区西岡(にしおか)三条。
- さっぽろ‐のうがっこう【札▼幌農学校】
- 明治期の官立農学専門教育機関。明治5年(1872)東京に開拓使仮学校として発足、同8年(1875)札幌に移転し、同9年(1876)改称。北大農学部の前身。
- さっぽろ‐バンド【札▼幌バンド】
- 明治初期、札幌農学校に学び、教頭クラークの感化でキリスト教に入信した青年の一団。
- サッポロビール【サッポロビール(株)】
- 食料品。酒造会社。昭和24年(1949)設立。本社は東京都渋谷(しぶや)区恵比寿(えびす)。
- さっぽろ‐ゆきまつり【札▼幌雪祭(り)】
- 北海道札幌市の大通(おおどおり)公園と真駒内(まこまない)の両会場で、2月1〜11日に行われる雪と氷の祭典。巨大な雪像・氷像が並ぶ、日本を代表する冬の祭り。
- さつま【▼薩摩】
- 〈町〉鹿児島県北部、大口(おおくち)市南隣の町。稲作のほか、タバコ・茶・肉牛を産する。人口5212(1994)。
- さつま‐あげ【▼薩摩揚(げ)】
- すりつぶした魚肉を塩・砂糖で調味し、ニンジンのせん切りなどを混ぜて油で揚げたもの。鹿児島(薩摩)名物。
- さつま‐いとびな【▼薩摩糸▼雛】
- 紙雛の一つ。鹿児島(薩摩)産で、折った厚紙に絵を描き、麻糸を後ろに垂らして髪に見立てたもの。
- さつま‐いも【▼薩摩芋・▽甘▼藷】
- ヒルガオ科の一年草または多年草。花はヒルガオに似て淡紅色、葉は心臓形、茎はつる性で地をはう。塊根には、多量のでんぷんを含む。日本へは17世紀に中国から渡来。食用・アルコール原料・飼料。原産地アメリカ。カンショ。カライモ。バンショ。リュウキュウイモ。スイートポテト。タイハク。sweet potato
- さつま‐うま【▼薩摩馬】
- 在来馬の一つ。江戸時代に薩摩藩で飼育改良。薩摩駒(ごま)。
- さつま‐がすり【▼薩摩▼絣】
- 紺地に白い絣模様を織り出した木綿絣。琉球(りゅうきゅう)産の木綿絣をまねて薩摩で織り出した、染色の堅ろうな高級木綿。
- さつま‐げき【▼薩摩外記】
- (?-1716)古浄瑠璃(こじょうるり)の語り手。京都から江戸へ出て活躍。その語り方は豪快で、外記節といわれた。
- さつま‐じょううん【▼薩摩浄雲】
- (1593-1672)古浄瑠璃(こじょうるり)の語り手。堺(さかい)の人。寛永(かんえい)年間(1624〜44)の初めごろ江戸に出て操り芝居を興行した。
- さつま‐じょうふ【▼薩摩上布】
- 沖縄産の麻織物。本来、宮古(みやこ)・八重山(やえやま)産の上布のことだが、藩政時代、琉球(りゅうきゅう)は薩摩の支配下にあったためこの名称ができた。
- さつま‐じる【▼薩摩汁】
- 鶏肉か豚肉・芋・ゴボウ・ニンジン・大根・こんにゃくなどを入れたみそ汁。豚汁として全国に普及した。鹿児島(薩摩)料理。
- さつま‐にしき【▼薩摩▼錦▼蛾】
- マダラガ科のガ。開張約8cm。黒地に青緑色の光沢がある斑紋(はんもん)があり、前翅(ぜんし)に茶褐色の帯をもつ。つかむと胸から悪臭のある黄色の液体を出す。西日本以南に分布。
- さつま‐にんぎょう【▼薩摩人形】
- 武者人形の一つ。鹿児島(薩摩)産で、板で作った馬に車をつけ、その上に紙製の鎧(よろい)を着た武者が乗る。馬乗り武者。
- さつま‐の‐かみ【▼薩摩▽守】
- 《薩摩守忠度(ただのり)を「ただ乗り」にもじって》
- ①無賃乗車。また、それをした人。
- ②狂言の曲名。旅の僧が渡し船にただ乗りしようとするが、「忠度」の名を忘れて失敗する。
- さつま‐の‐くに【▼薩摩国】
- 旧国名。現在の鹿児島県西部と甑島(こしきじま)列島。西海道の1国。「延喜式」では中国、13郡。国府・国分寺は川内(せんだい)市。明治4年(1871)廃藩置県により鹿児島県。薩州(さっしゅう)。薩摩。
- さつま‐はやと【▼薩摩▼隼▽人】
- 薩摩藩士の美称。また、一般に鹿児島県出身の男性。
- さつま‐はん【▼薩摩藩】
- 江戸時代の藩の一つ。現在の鹿児島県と宮崎県の一部および琉球(りゅうきゅう)を管轄。藩主は島津(しまづ)氏。元禄(げんろく)時代(1688〜1704)以降77万石。幕末維新期に多数の人材を出し、政局の指導的役割を果たす。
- さつま‐はんとう【▼薩摩半島】
- 鹿児島県南西部を占める半島。サツマイモ・タバコなど畑作がさかん。
- さつま‐びわ【▼薩摩▼琵▼琶】
- 室町末期、薩摩にはじまった悲壮なしらべの琵琶歌。それに用いる琵琶。〈比較〉筑前(ちくぜん)琵琶。
- さつま‐やき【▼薩摩焼】
- 薩摩・大隅(おおすみ)(鹿児島県)産の陶磁器。文禄(ぶんろく)・慶長(けいちょう)の役後渡来した朝鮮陶工が焼いた茶陶に始まる。茶陶が主で、白薩摩・錦手(にしきで)など。
- さつま‐ろうそく【▼薩摩▼蝋▼燭】
- ①近世、薩摩国(さつまのくに)(鹿児島地方)で生産された上等な蝋燭の総称。
- ②松脂(まつやに)と魚油などでつくった蝋燭。
- ざつ‐む【雑務】
- こまごました不定の仕事。miscellaneous duties
- さつもん‐どき【擦文土器】
- 北海道鉄器時代初期の土器。形は深鉢が主で高坏(たかつき)や杯もあり、表面に刷毛目(はけめ)様のへらでこすった擦文とよぶ文様のあるところからこの名がある。これ以降、北海道では土器は消滅する。
- さつもん‐ぶんか【擦文文化】
- 7〜12世紀、北海道全域を中心に東北地方北部・サハリン(樺太(からふと))南部・千島列島に出現した文化。海岸・河川の低位段丘に居住し狩猟・漁労・植物採集・雑穀栽培を生産の基礎にした。擦文土器のほか、交易によって入手した鉄器も使用し、その再加工技術ももっていた。のちに成立するアイヌ文化の基礎となったと推定される。
- さつ‐よう【撮要】
- 要点を抜き出すこと。また、その書物。摘要。
- ざつ‐よう【雑用】
- ①こまごました用事。miscellaneous jobs
- ②つまらない用事。雑事。odd jobs
- さつ‐りく【殺▼戮】(名・サ変他)
- むごたらしく殺すこと。殺害。massacre
- ざつ‐ろく【雑録】
- 種々のことを統一なく書くこと。その記録。
- ざつ‐わ【雑話】
- とりとめもない話。雑談。chat
- さて【▼扨】6画
- 部首 氵てへん 和製漢字
- 区点 5714・JIS 592E・シフト 9D4D
- →さて
- さ‐て
- [一](接続)《「扠」「扨」「偖」とも》
- ①それまでとは別の事柄について述べはじめるときに用いる語。ところで。by the way〈用例〉〜、話はかわって。
- ②それまでの話を受けて、次に続けていくときに用いる語。そうして。それから。and then〈用例〉〜、それからというものは。
- [二](感)
- ①感心したり困ったりしたときに用いる語。Let me see.〈用例〉〜、どうしよう。〜、うらやましいことだ。
- ②動作をしようとするときに用いる語。now〈用例〉〜、始めようか。
- 〈古語〉
- [三](副)
- ①そのままで。〈用例〉し残したるを〜うちおきたるは、おもしろく(徒然・82)。
- ②《「さての」の形で》それ以外。そのほか。〈用例〉〜の人々は、みな臆(おく)しがちにはなじろめる多かり(源氏・花宴)。
- さで‐あみ【▼叉手網】
- 掬(すくい)網の一種。2本の竹を交差させて三角形の口を作り、これに袋状の網をつけたもの。交差した竹が、手を交差させた形(叉手)に似るための名称。小魚とりや鴨(かも)猟などに用いる。さで。
- サティ【Erik Satie】
- (1866-1925)フランスの作曲家。アカデミズムに反抗した独自の作風は、現代音楽に強い影響を与えた。ピアノ曲『ナシの形の三つの曲』など。
- さ‐てい【査定】(名・サ変他)
- 調べて決めること。assessment〈用例〉税額を〜する。
- サディスト【sadist】
- サディズムの傾向を持った人。サド。〈対義〉マゾヒスト。
- サディズム【sadism】
- 《フランスの作家マルキ=ド=サド(サド侯爵)の名から》
- ①相手に苦痛を与えることに性的な満足を感じる異常性欲の一種。〈対義〉マゾヒズム。
- ②攻撃的破壊的傾向の強い性格。
- さて‐お・く【▼扠置く・▼扠▽措く】(五他)
- 《多く「さておき」「さておいて」の形で》そのままにしておく。すておく。set aside〈用例〉それは〜・き、本題に戻ろう。
- さて‐こそ(連語)
- ①やはり。案の定(じょう)。that's why
- ②{古語}そうしてこそ。それによって初めて。〈用例〉〜九品(ここのしな)の上(かみ)にも障(さは)りなく生まれたまはめ(源氏・夕顔)。
- さて‐さて(感)
- いや、どうも。なんとまあ。Well!〈用例〉〜、困ったことだ。
- さ‐てつ【砂鉄】
- 鉄の酸化鉱物の粒が、多量に含まれている砂の堆積(たいせき)物。岩石(おもに火成岩)に含まれる磁鉄鉱や含チタン磁鉄鉱が風化や浸食により分離し、集積してできる。鉄の原料になる。iron sand
- さ‐てつ【▼蹉▼跌】(名・サ変自)
- ①つまずくこと。stumble
- ②失敗して行きなやむこと。failure〈用例〉青春の〜。
- さて‐は
- 〈文語的〉
- [一](接続)そしてまた。その上。besides〈用例〉新聞、週刊誌、〜テレビ局まで押しかけてきた。
- [二](感)そうかと思い当たるときに発する語。それでは。so then; Oh!〈用例〉〜、やったか。〜、裏切ったな。
- さて‐また(接続)
- そうしてまた。それからまた。moreover
- さて‐も
- [一]{古語}(副)そうであっても。そのようであっても。〈用例〉思ひわび〜命はあるものを(千載・恋3)。
- [二]{古語}(接続)それにしても。〈用例〉〜いくつにかなりたまひぬる(大鏡・序)。
- [三](感)ほんとにまあ。さてさて。〈用例〉〜みごとな枝ぶりの松よ。
- サテュリコン【Satyricon】
- 古代ローマの作家ペトロニウスの小説。断片のみ現存。3青年の恋と冒険の物語で、1世紀ごろの風俗と口語を伝える。
- サテュロス【Satyros(ギリシア)】
- ギリシア神話の山野の精。上半身は人間でヤギの足と耳をもつ。ニンフと戯れたり、家畜を盗んだりする。酒神ディオニュソスに従って歩く。satyr
- サテライト【satellite】
- ①惑星をまわる衛星。
- ②空港ビルで、搭乗橋を放射状に設けて、機体への乗降を行っている所。
- ③→衛星国。
- ④お供。
- ⑤「→サテライト局」の略。
- サテライト‐きょく【サテライト局】
- ①テレビ電波の届きにくい地域に設けられた補助的な中継局。
- ②人工衛星に搭載した無線局。
- サテライト‐スタジオ【satellite studio】
- 衛星のように本局から離れた地点に設けられた放送用スタジオ。
- サテン【satijn(オランダ)】
- 光沢に富み、すべりがよい織物。絹のほか化繊や綿のものもある。ドレス、コートの裏、帯、布団などに用いる。繻子(しゅす)織り。satin
- サテン‐ステッチ【satin stitch】
- 《繻子(しゅす)地に似た仕上がりから》刺繍(ししゅう)の刺し方の一つ。図柄の幅一杯に差し渡した糸で表面を埋める。面刺(めんざ)しに用いる。
- さと【里・▽郷】
- ①山間部で、人家が少しある所。人里。村里。village〈用例〉山からおりて〜に出る。
- ②生まれた家。妻・養子の実家。one's native home〈用例〉〜帰り。
- ③いなか。在。country〈用例〉〜の秋。
- ④養育料を出して、子どもをあずける、よその家。adopter's home〈用例〉〜へ出す。
- ⑤素性。おいたち。one's origin〈用例〉お〜が知れる。
- ⑥宮仕えする人が、宮中に対して、実家を言った語。
- ⑦遊里。くるわ。
- さと【里】
- 〈村〉鹿児島県甑(こしき)島列島、上甑島東部の村。イワシ・アジ・イセエビ漁とカノコユリ栽培がさかん。人口1693(1994)。
- さ‐ど【砂土】
- 砂が80%以上まじり、粘土含量の低い土壌。通気性はよいが水分や養分の保持力が弱い。sandy soil
- サド【Donatien Alphonse François de Sade】
- (1740-1814)フランスの小説家。通称マルキ=ド=サド(侯爵)。サディズムといわれる変態性欲を描く。性本能を直視して人間の全的自由を求める意志は、のちに高く評価される。作品『ジュスチーヌあるいは美徳の不幸』『ジュリエット物語あるいは悪徳の栄え』など。
- さと・い【▼聡い】(形)
- ①かしこい。分別がある。smart
- ②するどい。sharp〈用例〉利に〜。
- さと‐いぬ【里犬】
- 人に飼われる犬。pet dog〈対義〉山犬。
- さと‐いも【里芋】
- サトイモ科の多年草。葉は長い柄をもち、広楕円(だえん)形で水をはじく。地下のいもは球茎で、親・子・孫の多くのいもをつける。食用。アジアの熱帯地域原産。ハタケイモ。イエツイモ。ツルノコイモ。ハスイモ。タイモ。
- さ‐とう【左党】
- 〈対義〉右党。
- ①急進政党。左派。the left wing
- ②酒の好きな人。ひだりきき。drinker
- さ‐とう【砂糖】
- 甘みを出す調味料。サトウキビ・サトウダイコンなどからとる。sugar〈用例〉〜を入れる。〈数え方〉1さじ・1袋・1箱・1斤(きん)。
- →表(種類と特徴)
- さ‐どう【作動】(名・サ変自)
- 機械やしかけが働きだすこと。operation〈用例〉冷蔵庫の〜音。
- さ‐どう【茶頭】
- 安土(あづち)桃山時代以降、城中で茶事をつかさどる役。茶坊主(ちゃぼうず)。
- ざ‐とう【座頭】
- ①盲人の琵琶(びわ)法師の位で最下位の者。
- ②盲人で遊芸・はり・あんまなどを業とする人。
- ③頭をそった盲人。
- さとう‐あいこ【佐▼藤愛子】
- (1923-)小説家。本姓は篠原(しのはら)。佐藤紅緑(こうろく)の次女、サトウ・ハチローの異母妹。大阪生まれ。兵庫県甲南高女卒。昭和44年(1969)『戦いすんで日が暮れて』で第61回直木賞受賞。作品『ああ戦いの最中に』『愛子』など。
- さとう‐いっさい【佐▼藤一斎】
- (1772-1859)江戸後期の儒者。幕府の儒官。美濃(みの)岩村藩の家老の家に生まれる。朱子学のほか、陽明学にも通じた。安積艮斎(あさかごんさい)ら門人多数。著書『言志四録(げんししろく)』など。
- さとう‐えいさく【佐▼藤栄作】
- (1901-75)政治家。山口県生まれ。東大卒。岸信介(きしのぶすけ)の実弟。運輸次官から政界に入り、昭和39年(1964)から同47年(1972)まで自民党総裁・内閣総理大臣。安保条約の自動延長、沖縄返還を実現。同49年(1974)ノーベル平和賞受賞。
- さとう‐かえで【砂糖▼楓】
- カエデ科の落葉高木。高さ約30m。葉は3〜5裂し、粗い鋸歯(きょし)がある。樹液からメープルシュガーをつくる。街路樹・庭園樹とする。北アメリカ東部原産。sugar maple
- さとう‐きび【砂糖▼黍】
- イネ科の多年草。茎の高さ3〜4mで多数の節がある。茎をしぼった汁から砂糖をつくる。主産地東南アジアなど。インド原産。カンショ。カンシャ。sugarcane
- さとう‐ぎりょう【佐▼藤義▼亮】
- (1878-1951)実業家。秋田県生まれ。明治37年(1904)新潮社を創立、文芸雑誌『新潮』を創刊。文学を中心とした出版活動を続ける。
- ざとう‐くじら【座頭鯨】
- ナガスクジラ科のヒゲクジラ。体形が琵琶(びわ)に似てずんぐりしている。全長約15m。胸びれが大きい。背部は黒く、腹部は白い。世界の海洋に分布。humpback whale
- さとうこうぎょう【佐▼藤工業(株)】
- 建設業。建築・土木会社。昭和6年(1931)設立。東京本社は東京都中央区日本橋本町。
- さとう‐こうろく【佐▼藤紅緑】
- (1874-1949)俳人・劇作家・小説家。本名、洽六(こうろく)。サトウ・ハチロー、佐藤愛子の父。青森県生まれ。少年少女小説で熱狂的な支持を得た。作品『あゝ玉杯(ぎょくはい)に花うけて』など。
- さとう‐さたろう【佐▼藤佐太郎】
- (1909-87)歌人。宮城県生まれ。『アララギ』に参加し斎藤茂吉(さいとうもきち)に師事。日常生活を堅実な写生によってうたう。歌集『歩道』『帰潮』など。
- さとう‐さとる【佐▼藤さとる】
- (1928-)児童文学者。神奈川県横須賀(よこすか)市生まれ。作品『だれも知らない小さな国』『おばあさんのひこうき』など。
- さとうしょうじ【佐▼藤商事(株)】
- 商業。金属専門商社。昭和24年(1949)設立。本社は東京都中央区八丁堀。
- さとう‐しょうちゅう【佐▼藤尚中】
- (1827-82)江戸末期から明治期の外科医。佐倉順天堂の開祖佐藤泰然(たいぜん)の養子。佐倉藩と明治政府に仕え医療制度の確立に貢献した。東京に順天堂医院を設立。
- さとう‐しょうひぜい【砂糖消費税】
- 間接消費税の一つ。砂糖・糖蜜(とうみつ)・糖水などに課された国税。消費税の創設に伴い、平成元年(1989)に廃止。sugar excise tax
- さとう‐じょうれい【砂糖条例】
- (Sugar Act)1764年イギリス政府がアメリカ植民地の防衛・維持費支弁のため、輸入糖蜜(とうみつ)に対する高関税を規定した国会法。強い反対にあい、印紙条例とともにアメリカ独立戦争の一因となった。砂糖税法。
- さとう‐そうのすけ【佐▼藤▼惣▼之助】
- (1890-1942)詩人。神奈川県生まれ。明るい感覚の詩を残す。歌謡曲も作詞。詩集『正義の兜(かぶと)』など。
- さとう‐だいこん【砂糖大根】
- アカザ科の二年草。冷涼地域の糖料作物。根は肥大して紡錘形となり、砂糖を採る。そのかすは、茎葉とともに家畜飼料。地中海沿岸地方原産。テンサイ。カンサイ。sugar beet
- さとう‐たいせい【佐▼藤太清】
- (1913-)日本画家。京都府生まれ。本名は実。児玉希望(こだまきぼう)に師事し、日展を中心に活動。花鳥画と風景画の領域で格調高い写実的表現を確立。平成4年(1992)文化勲章受章。作品『風騒』など。
- さとう‐たいぜん【佐▼藤泰然】
- (1804-72)江戸末期から明治初期の蘭方(らんぽう)外科医。千葉県佐倉(さくら)に順天堂を開き西洋医学教育を行う。
- さとう‐ちゅうりょう【佐▼藤忠良】
- (1912-)彫刻家。宮城県生まれ。東京美術学校卒。ヒューマニスティックな写実が特色。作品『群馬の人』など。
- さとう‐ちょう【砂糖鳥】
- 枝から逆さにつり下がって眠ることで知られるオウム科の鳥。全長12〜17cm。約8種がインドからニューギニアにかけて分布。
- さとう‐ちょうざん【佐▼藤朝山】
- (1888-1963)彫刻家。福島県生まれ。洋風の要素を加えた伝統的作品から東洋的作風に転じた。作品『牝猫(めすねこ)』『鷹(たか)』など。
- さとう‐づけ【砂糖漬(け)】
- 果物などを砂糖をたっぷり加えて煮つめたり、砂糖に漬けたりすること。また、その漬けたもの。保存性に富む。ぶんたん漬け・ふき漬けなど。be preserved in sugar
- さとう‐とくじ【佐▼藤得▽二】
- (1899-1970)小説家・哲学者。岩手県生まれ。東大卒。昭和38年(1963)『女のいくさ』で第49回直木賞受賞。
- さとう‐のぶひろ【佐▼藤▽信▼淵】
- (1769-1850)江戸後期の農政学者。出羽(でわ)の人。農政・経済・国防論で、土地や資本の国有など独自の説を唱えた。著書『経済要録』『農政本論』など。
- さとう‐はちろう【サトウ・ハチロー】
- (1903-73)詩人・小説家。本名、佐藤八郎。紅緑(こうろく)の子、愛子の異母兄。東京生まれ。童謡・歌謡曲の作詞、ユーモア小説を発表。詩集『爪色(つめいろ)の雨』など。
- さとう‐はるお【佐▼藤春▽夫】
- (1892-1964)詩人・小説家。和歌山県生まれ。慶大中退。生田長江(いくたちょうこう)らに師事。近代人の憂愁をうたいあげた。昭和35年(1960)文化勲章受章。詩集『殉情(じゅんじょう)詩集』、小説『田園の憂鬱(ゆううつ)』『晶子曼陀羅(あきこまんだら)』など。
- さと‐うま【里馬】
- ①田舎の馬。在郷馬。
- ②遠隔地へ、農耕馬を定期間賃貸しすること。また、その馬。手間馬。さくんま。
- さとう‐まこと【佐▼藤▽信】
- (1943-)劇作家。東京生まれ。早大中退。演劇集団「68/71」を結成。作品『嗚呼(ああ)鼠小僧(ねずみこぞう)次郎吉』など。
- さとう‐まさみ【佐▼藤▽雅▽美】
- (1941-)小説家。兵庫県生まれ。早大卒。平成6年(1994)『恵比寿屋喜平衛手控え』で第110回直木賞受章。作品『大君の通貨』『主税の税』など。
- さどう‐みっきょう【左道密教】
- 後期インド密教の一派。人間の欲望を肯定するかのように、とくに性的な行法・儀式をもって悟りを得ることを説いた。
- ざとう‐むし【座頭虫】
- ザトウムシ目の節足動物の総称。クモに似ているが、別の仲間。体はごく小さいが、脚は糸状できわめて長い。日本産数十種。世界各地に分布。daddy long-legs
- さとう‐もろこし【砂糖▼蜀▼黍】
- イネ科の一年草。モロコシの変種。茎が多汁で蔗糖(しょとう)などを含む。アフリカ原産で、アメリカで栽培。sweet sorghum
- さとう‐やし【砂糖▼椰子】
- ヤシ科の常緑高木。高さ約15mで、葉は羽状複葉。表面は暗緑色で、裏面は灰白色。花序を切断し、出る液から砂糖・椰子酒を作る。東インド地方原産。sugar palm
- サトゥルヌス【Sāturnus(ラテン)】
- ローマ神話の農耕の神。人間に農耕を教えたとされる。ギリシア神話のクロノスと同一視された。英語名サターン。Saturn