さ‐べつ【差別】(名・サ変他)
《仏教語で「しゃべつ」と読み、ものごとのあいだのちがい・区別の意から》
①差をつけて区別すること。distinction
②偏見などから、他よりも低く扱うこと。〈用例〉人種〜。
さべつ‐かんぜい【差別関税】
輸入品を品目・原産国・価格などによって選別し、通常と異なる税率で課する関税。割り増しするものと割り引きするものに分かれ、前者には報復関税・不当廉売関税など、後者には特恵関税・互恵関税などがある。differential duties
さべつ‐たいぐう【差別待遇】
待遇に差をつけて人をとりあつかうこと。使用者がその雇用する労働者を差別することは、労働基準法・労働組合法で禁止している。discriminative treatment
サベナベルギーこうくう【サベナベルギー航空】
(Société Anonyme Belge d'Exploitation de la Navigation Aérienne(フランス); SABENA)ベルギーの航空会社。1923年設立。SAB。
サヘル‐ちいき【サヘル地域】
(Sahel-strip)アフリカのサハラ砂漠南縁で、セネガルからチャドまで東西に広がる帯状の地域。半乾燥気候で降水量の年変化が大きいために、旱魃(かんばつ)が生じやすい。
さ‐へん【サ変】
→サ行変格活用」の略。
さ‐へん【左辺】
〈対義〉右辺。
①数学で、等号・不等号でつながれた数式の左側の部分。the left side of an equation
②碁で、棋譜(きふ)の左側の方。
サボ
→サボタージュ」の略。
サボ【sabot(フランス)
木をくりぬいて作った靴。ヨーロッパの農民が履いた。日本では1960〜70年代にかけて女性に流行した底の厚い靴をサボ風の靴などとよんだ。
サボイア‐け【サボイア家】
イタリアの王家。11世紀にウンベルト1世が創始。1416年以降サボイア公と称した。1720年サルデーニア王国を成立させ、1861年イタリア王国成立と同時にビットリオ=エマヌエレ2世が即位。1946年共和制成立によりその支配は終わった。the House of Savoia
さ‐ほう【作法】
《仏教語でkarman(梵)(業(ごう))の別訳から》
①しかた。やりかた。manner
②起居・動作の正しい法式。エチケット。manners〈用例〉礼儀〜。
③仏事の法式。葬式・授戒など。
さ‐ぼう【茶房】
→喫茶店
さ‐ぼう【砂防】
土砂のくずれなどをふせぐこと。植林・護岸・水制・ダムなどでふせぐ。erosion control
ざ‐ぼう【坐忘】
自己の心身を忘れ、宇宙の大道と一体化すること。
ざ‐ぼうき【座箒】
茶席の畳を掃く羽(は)箒。ツルやハクチョウなどの片羽で作る。実用よりは席中の清めの意味で用いる。〈参照〉茶箒。
さぼう‐こうがく【砂防工学】
砂防に関する理論・計画、砂防工事の設計・施工について研究する工学分野。erosion control engineering
さぼう‐ダム【砂防ダム】
土砂の流動の激しい渓流などに設け、土砂の移動を防ぎ沈積させるダム。河床の勾配(こうばい)をゆるやかにし、急流では階段状に設ける。erosion control dam
サポーター【supporter】
①支持者。援助者。
②スポーツ・医療などで、局部・関節などの保護に用いるゴムを織り込んだ布製のバンド。
③登山で、輸送・炊事・警戒・連絡などの任務にあたる支援隊。
サポート【support】(名・サ変他)
支持すること。後押しすること。
さほ‐がわ【佐保川】
奈良県北部を流れる川。春日山から若草山の北を西流し、初瀬川と合流して大和(やまと)川となる。長さ15km。『万葉集』にも詠まれた奈良時代の行楽の地。
サポジラ【sapodilla】
アカテツ科の常緑高木。熱帯で栽培される。高さ約20m。葉は厚く楕円(だえん)形。花は白色鐘形。果実は楕円形で甘い。樹皮の乳液はチューインガムの原料。熱帯アメリカ原産。チューインガムノキ。
サボタージュ【sabotage(フランス)】(名・サ変自)
=サボ。
①仕事をなまけること。
②争議行為の一つ。表面上は仕事に従事しながら、わざと仕事の能率を落としたり、不良品を製造したりして業務を妨害し、紛争解決の手段にすること。怠業。sabotage〈比較〉ストライキ。
サポテカ‐ぞく【サポテカ族】
メキシコ南部に住むインディオ。トウモロコシを中心とする農耕に従事。紀元前500年ごろモンテ‐アルバンに石造の大宗教センターを建設。Zapotec
サボテン【仙人掌・覇王樹】
《zapote(スペイン)からか》サボテン科の植物の総称。常緑多年生乾生植物。高さ数センチメートル〜10m内外。多くは葉の変形した針状のとげがある。花は赤・白・黄が多く、色は鮮明。茎の上に直接開く。約1万2000種。観賞用として栽培。中南米原産。センニンショウ。ハオウジュ。ササラサッポウ。シャボテン。cactus
さ‐ほど【然程・左程】(副)
《下に打ち消しをともなって》それほど。not very〈用例〉〜おいしくはない。〜の大事件でもない。
サボナローラ【Girolamo Savonarola】
(1452-98)イタリアの宗教改革者。ドミニコ会士でフィレンツェに赴任。教皇や市政の腐敗を痛烈に批判、メディチ家を追放して1494〜97年、神政政治を行ったが、異端者として破門、焚刑(ふんけい)に処せられた。
サポニン【saponin】
植物に含まれる配糖体のなかで、水に混ぜて振ると泡立ちを生じるものの総称。セネガ根・キキョウ根などに多く含まれる。去痰(きょたん)剤に用いるが、溶血作用があるので注射はできない。
サボ・る(五他)
《俗語。「サボ」の動詞化》仕事・授業などを怠ける。be idle
ザポロージェ【Zaporozhye】
ヨーロッパ東部、ウクライナ東部の工業都市。ドニエプル川左岸の港湾都市。同国の重要な工業中心地の一つ。人口89.7万(1991)。
サボワ【Savoie】
フランス南東部、イタリアと国境を接するアルプス山中の地域。サボイア。
ザボン【zamboa(ポルトガル)・朱欒・香欒】
ミカン科の常緑高木。柑橘(かんきつ)類の一種。夏に、白い花を開き、ミカン類では最大の実をつける。果実は人頭大。九州・四国の暖地で栽培。果実を生食、果皮を砂糖漬けにする。マレー半島原産。文旦(ぶんたん)。ボンタン。ザンボア。shaddock
サボン‐そう【サボン草】
ナデシコ科の多年草。高さ約50cm。葉は皮針形。夏、サクラに似た紅桃色の花が咲く。葉の汁に含まれるサポニンで泡立ちを生じ、昔は洗濯にもちいた。根は薬用。観賞用に栽培。ヨーロッパ原産。シャボンソウ。
*さま【様】
[一](名)
①ありさま。ようす。state〈用例〉花の散る〜。
②すがた。かたち。appearance〈用例〉〜を変える。
③しかた。むき。manner
〈古語〉
[二](代)
①あなた。〈用例〉〜に、なに惜しかるべし(好色一代男)。
②あのかた。〈用例〉〜に進ぜてくださりませ(浄瑠璃・心中刃は氷の朔日)。
[三](接尾)
①人名・身分などの下に付けて敬意を示す。
②物事を丁寧にいう気持ちを表す。さん。〈用例〉御苦労〜。
様に様を付ける(さまにさまをつける)
敬ううえにも、さらに敬う。このうえなく尊敬する。
様になる(さまになる)
何かするようす、また、でき上がりの結果が、それにふさわしいかっこうになる。look good
ざま【様・態】
《俗語》ようす・かっこうをあざけって言う語。〈用例〉なんという〜だ。
様あ見ろ(ざまあみろ)
《他人の失敗などを、当然のことであるとしてあざけって言う語》それ見たことか。様あ見やがれ。It serves you right.
様は無い(ざまはない)
みっともない。体裁が悪い。shabby; shameful
ざま【座間】
〈市〉神奈川県中部、相模原(さがみはら)台地の市。自動車・機械・金属などを中心とする工業都市。人口11万5459(1994)。
ざま【様・方】(接尾)
①…のほうに、の意を表す。〈用例〉雨が横〜に降りつける。
②…と同時に、の意を表す。〈用例〉近より〜切りかかる。
③動作のしかた、しぶり、の意を表す。〈用例〉書き〜。
サマー【summer】
夏。
サマー‐ウール【summer wool】
夏季用毛織り服地の総称。ポーラー・トロピカルなどがある。
さま‐あ・し【様悪し】(形シク)
〈古語〉
ぶざまだ。見苦しい。〈用例〉人の後ろにさぶらふは、〜・しくも及びかからず(徒然・137)。
サマー‐スクール【summer school】
夏期学校。
サマー‐タイム【summer time】
[一]アメリカなどで、夏の一定期間、昼間の時間を有効に利用するため、通常の標準時をくりあげる制度。日本では昭和23〜26年(1948〜51)に実施したが、不評で中止。夏時間。
[二]《Summer Time》ヘイワード作詞、ガーシュウィン作曲の子守歌。1935年のオペラ『ポーギーとベス』中の歌。
サマー‐ハウス【summer house】
避暑地に建てられた別荘。また、夏の貸し別荘。
サマール‐とう【サマール島】
(Samar Island)フィリピン中東部、ビサヤ諸島中の島。面積1.3万km2。米・ココナツ・トウモロコシなどを栽培。
さま‐がわり【様変(わ)り】(名・サ変自)
ようすがすっかり変わること。change completely〈用例〉町がすっかり〜する。
さま‐さま【様様】(接尾)
自分が恩恵を受ける対象に付けて、感謝の意を表す。〈用例〉お天気〜だ。
さま‐ざま【様様】(形動)
形や内容・種類などのいろいろちがったものが、あるさま。あれこれ。それぞれ。とりどり。various〈用例〉〜な形。人は〜だ。
さま・す【冷ます】(五他)
①熱を下げてあつくなくする。ひやす。cool〈用例〉熱を〜。
②高ぶった気分などを衰えさせる。spoil〈用例〉興奮を〜。
さま・す【覚ます・醒ます】(五他)
①眠っているのを起こす。awake〈用例〉眠りを〜。
②気がつくようにさせる。悟らせる。bring to one's sense〈用例〉いい加減に目を〜・せ。
③《多く「醒ます」で》酒の酔いを取りのぞく。make sober
④《多く「醒ます」で》興味などを失わせる。〈用例〉興を〜。
ざます(助動特殊型)
《俗語》…でございます。ざあます。
さまた・ぐ【妨ぐ】(下二他)
〈古語〉
→さまたげる(妨げる)
さまたげ【妨げ】
邪魔。さわり。妨害。obstacle〈用例〉勉強の〜になる。
さまた・げる【妨げる】(下一他)
①物事が進行するのを邪魔する。妨害する。disturb; obstruct; prevent〈用例〉発展を〜。
②《「…を妨げない」の形で》あってもよい。may〈用例〉再任を〜・げない。
さ‐まつ【瑣末・些末】(形動)
とるにたりないさま。些細(ささい)。末梢(まつしょう)的。trivial〈派生〉さまつさ(名)
さまつ‐だけ【早松茸】
担子菌類シメジ科のキノコ。かさは径10〜22cm。マツタケに似るが芳香がほとんどない。食用。
さ‐まで【迄】(副)
《多く下に打ち消しをともなって》それほどまで。so much〈用例〉〜多くはない。
さまに【様似】
〈町〉北海道、襟裳(えりも)岬北西の町。コンブ・サケ・マス・カニなどの漁業がさかん。人口6883(1994)。
さま‐の‐かみ【左馬頭】
左馬寮の長官。〈対義〉右馬頭(うまのかみ)
ザマ‐の‐たたかい【ザマの戦い】
第2ポエニ戦争の最後の決戦。紀元前202年、ローマの将軍スキピオ(大)が、北アフリカ、カルタゴ南西のザマでハンニバル率いるカルタゴ軍を撃破(げきは)。Battle of Zama
ざまみ【座間味】
〈村〉沖縄県、慶良間(けらま)列島の座間味島など9島からなる村。漁業が主体。第2次大戦時米軍最初の上陸地。人口905(1994)。
さ‐まよ・う【さ迷う・徨う】(五自)
《「さ」は接頭語》
①あてもなく歩く。うろつく。wander〈用例〉町を〜。
②一つの場所にとどまらず、行ったり来たりする。〈用例〉生死の境を〜。
③{古語}心がゆれ動く。ためらう。〈用例〉色めかしう〜・ふ心さへそひて(源氏・真木柱)。
さまよ・う【吟う】(四自)
〈古語〉
なげき悲しむ。苦しみうなる。呻吟(しんぎん)する。〈用例〉春鳥の声の〜・ひ(万葉・20・4408)。
さまよえるオランダじん【さまよえるオランダ人】
《原題Der fliegende Holländer(ドイツ)》ワーグナー作曲のオペラ。全3幕。1843年初演。船長の娘ゼンタが幽霊船船長の魂を救済する物語。「水夫の合唱」などが有名。
サマラ【Samara】
ロシア中西部、ボルガ川中流、サマラ川との合流点にある都市。交通・商工業・文化の一中心地。人口123.9万(1992)。旧称クイビシェフ。
サマラン【Semarang】
→スマランの別称。
サマランチ【Jean Antonio Samaranch】
(1920-)スペインの外交官・実業家。駐モンゴル・駐ソ連大使などを歴任。1980年、IOCの第7代会長に就任。
サマリア【Samáreia】
パレスチナにあった古代都市。紀元前9世紀のイスラエル王オムリが北王国の首都として建設。前722年アッシリアに占領されると各地から異民族が移住。以後住民は異教徒とみなされ、ユダヤ人と対立。
サマリウム【samarium】
希土類元素の一つ。元素記号Sm原子番号62。原子量150。灰色の金属。サマリウムを含むある種の結晶はレーザー光源に利用される。
サマルカンド【Samarkand】
中央アジア、ウズベキスタン東部、シルクロードの古都。イスラム建築がある。人口37.1万(1991)。
サマン【Albert Samain】
(1858-1900)フランス象徴派に属し、「憂愁と悲哀の詩人」といわれる。詩集『王女の庭にて』『壺(つぼ)の脇腹(わきばら)』『黄金の車』など。
サミー‐デービス‐ジュニア【Sammy Davis Jr.】
(1925-90)アメリカの黒人歌手・映画俳優。
さみし・い【寂しい・淋しい】(形)
さびしい。lonely〈参考〉古くから「さびしい」が一般的。放送用語では「さびしい」が採用されている。〈派生〉さみしが・る(五自)さみしげ(形動)さみしさ(名)
さみず【三水】
〈村〉長野県北部、斑尾(まだらお)山南麓(なんろく)の村。稲作とリンゴ栽培が中心で、トマト栽培もさかん。人口5896(1994)。
さみ‐せん【三味線】
→しゃみせん(三味線)
さ‐みだれ【五月雨】
①陰暦5月ごろの長雨。梅雨に降る雨。さつきあめ。
②《①の降り方から》断続的にくり返されること。
サミット【summit】
《頂上、の意》
①最高の地位にある者どうしの会談。
②先進国首脳会議。1975年からフランスの提唱によって開かれ、おもに経済問題を協議。アメリカ・イギリス・フランス・ドイツ・イタリア・カナダ・日本の7か国の大統領・首相とEC委員長が参加し毎年1回開催。
さ‐みどり【早緑】
《「早」は当て字》若草や若葉のみどり色。〈用例〉〜匂う。
さみ‐まんぜい【弥満誓】
(?-?)奈良中期の歌人。俗名、笠朝臣麻呂(かさのあそみまろ)。造筑紫(つくし)観世音寺別当。大伴旅人(おおとものたびと)らと交友。
ザミャーチン【Yevgeny Ivanovich Zamyatin】
(1884-1937)ロシア・ソ連の小説家。機械文明・組織に圧殺される人間を風刺的に描く。作品『地方の物語』『島の人々』『洞窟(どうくつ)』『われら』など。
サミュエルソン【Bengt Ingemar Samuelsson】
(1934-)スウェーデンの生化学者。一群の生理活性物質プロスタグランジンを研究し、プロスタグランジン様物質ロイコトリエンを発見。ベルイストローム・ベインとともに、1982年ノーベル生理学医学賞受賞。
サミュエルソン【Paul Anthony Samuelson】
→サムエルソン
さ‐む【作務】
《仏教語》禅寺で、僧が雑役など種々の肉体労働を行うこと。座禅と並ぶ重要な修行の一つとされる。
サム【SAM】
《surface-to-air missileの略》→地対空ミサイル
さ・む【冷む・覚む・褪む】(下二自)
〈古語〉
→さめる(冷める)→さめる(覚める)→さめる(褪める)
*さむ・い【寒い】(形)
①気温が低くて不快なことを、からだ全体で感じる。cold〈比較〉涼しい・冷たい。〈対義〉暑い。〈用例〉冬の朝は〜。〜からストーブをつけよう。
②恐ろしくて、ぞっとする。chilly〈用例〉背筋が〜・くなる。心が〜・くなるような犯罪。
③《上に「お」を付けて》貧弱だ。poor〈用例〉お〜暮らし。地震対策はお〜状況だ。〈派生〉さむが・る(五自)さむげ(形動)さむさ(名)
さむ‐え【作務衣】
僧が作務をするときに着る衣服。藍(あい)染めの木綿などで作り、上衣は筒袖、下衣はズボン状のものが多い。
サムエル【Samuel】
旧約聖書『サムエル記』中の人物。紀元前11世紀後半に活躍した、モーセ以後ダビデの時代にかけての最大の指導者。
サムエルソン【Paul Anthony Samuelson】
(1915-)アメリカの経済学者。新古典学派の代表的理論家の一人。1970年ノーベル経済学賞受賞。著書『経済分析の基礎』など。
さむ‐かぜ【寒風】
寒い風。かんぷう。cold wind
さむ‐がり【寒がり】
寒さを人より強く感じること・人。sensitive to the cold〈対義〉暑がり。
さむかわ【寒川】
〈町〉神奈川県南部、相模(さがみ)川に沿う町。内陸工業・近郊農業・住宅地として発展。人口4万5980(1994)。
さむかわ‐こうたろう【寒川光太郎】
(1908-77)小説家。本名は菅原憲光(すがわらのりみつ)。北海道生まれ。法大中退。昭和15年(1940)『密猟者』で第10回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『海峡』『北風ぞ吹かん』など。
さむかわ‐じんじゃ【寒川神社】
神奈川県高座(こうざ)郡寒川町宮山にある旧国幣中社。祭神は寒川比古命(ひこのみこと)と寒川比女命(ひめのみこと)。相模国(さがみのくに)一の宮、関八州(かんはっしゅう)鎮護の神として有名。
さむかわ‐そこつ【寒川鼠骨】
(1875-1954)俳人。本名、陽光(あきみつ)。愛媛県生まれ。正岡子規(しき)の遺風を守り、写生文にすぐれた。作品『寒川鼠骨集』。
さむ‐け【寒気】
①寒さ。cold
②熱などのために、ぞくぞくする、不快な寒さ。感染症などで、体温の急激な上昇とともに、皮膚血管の収縮により熱の放散が妨げられておこる。悪寒(おかん)。chill
さむけ‐だ・つ【寒気立つ】(五自)
①寒さを感じる。feel cold
②恐ろしくて震えあがる。feel chilly
さむ‐さ【寒さ】
寒いこと・程度。cold〈対義〉暑さ。〈用例〉〜きびしい折。
さむさ‐しのぎ【寒さ凌ぎ】
寒さを忘れるための手段・事柄・工夫。keeping off the cold
さむさ‐の‐しすう【寒さの指数】
植物分布と温度との関係を考えるための指数の一つ。1年間の各月の平均気温が、5℃より低い月を選び出し、各月の数値と5℃との差を合計したもの。coldness index〈対義〉暖かさの指数。
さむ‐ざむ【寒寒】(副・サ変自)
①いかにも寒いさま。wintry〈用例〉〜とした身なり。
②何もなくて殺風景なさま。dreary〈用例〉〜した部屋の中。
さむ・し【寒し】(形ク)
〈古語〉
→さむい(寒い)
さむ‐ぞら【寒空】
冬のさむざむとした空。寒天(かんてん)。wintry sky
サムソン【Samson】
旧約聖書『士師記』のイスラエルの伝説的勇士。愛人デリラの裏切りで怪力の宿る長髪を失い、ペリシテ人にとらわれるが、神助で復讐(ふくしゅう)をとげる。
サムナー【James Batcheller Sumner】
(1887-1955)アメリカの生化学者。酵素の分離精製の研究に従事。ノースロップ・スタンレーとともに、近代酵素化学に貢献。1946年ノーベル化学賞受賞。
さむ‐よ【寒夜】
冬の寒い夜。
さむらい【侍】
《「さぶらう」の名詞形「さぶらい」の転》
①奈良時代、主君の身の回りの世話をする者。
②平安時代、皇后・中宮・親王・摂関家の警備に奉仕する特定の者。四位・五位の者が多かった。その詰め所。
③鎌倉(かまくら)・室町時代、御家人(ごけにん)のこと。自領を持ち、幕府の役につく武士。
④江戸時代、お目見え以上の武士。→旗本(はたもと)
⑤気骨のある人。〈用例〉かれもなかなかの〜だ。
さむらい‐あり【侍蟻】
アリの一種。体長約5mmで、黒色。クロヤマアリに似るが、あごが大きく、鎌(かま)状に発達。夏、クロヤマアリの巣を襲い、蛹(さなぎ)などを略奪して巣に持ち帰り、生まれたアリに食物収集その他自分たちの世話をさせる。日本全土に分布。
さむらい‐えぼし【侍帽子】
絹製の立て烏帽子を頂(いただき)で三角に折り曲げ、黒漆(くろうるし)で塗り固めたもの。侍が麻地に定紋(じょうもん)をつけた礼服(素襖(すおう))を着るときに用いた。武家烏帽子。納豆(なっとう)烏帽子。
さむらい‐だいしょう【侍大将】
大将軍の下で、一軍を率いて指揮する者。
さむらい‐どころ【侍所】
①院・親王家また三位(さんみ)以上の貴族に伺候(しこう)する侍の詰め所。
②鎌倉(かまくら)・室町幕府の政治機関。治承(じしょう)4年(1180)源頼朝(みなもとのよりとも)が設置。戦時は御家人(ごけにん)の指揮統率、平時は刑事裁判、将軍身辺の警備などを担当。
さむろ・う【候う】(四自・補動)
〈古語〉
→さぶらう(候う)