サルミエント【Domingo Faustino Sar-miento】
(1811-88)アルゼンチンの教育者・文筆家・政治家。1868年大統領に就任し、教育問題に貢献。著書に『ファクンド、あるいは文明と野蛮』など。
さるみの【猿蓑】
江戸初期の俳諧(はいかい)集。6巻2冊。元禄(げんろく)4年(1691)刊。向井去来(むかいきょらい)・野沢凡兆(のざわぼんちょう)編。『俳諧七部集』の第5。発句(ほっく)382句・連句四歌仙・俳文「幻住庵記(げんじゅうあんのき)」などを収める。幽玄閑寂(ゆうげんかんじゃく)な句境を求め、象徴的情趣美を示した蕉風(しょうふう)完成期の句集。
ざる‐みみ【笊耳】
聞いてもすぐ忘れること。〈対義〉袋耳。
さる‐め【猿女】
神祇(じんぎ)官の職の一つ。また、それに従事する氏族。大嘗(だいじょう)祭・鎮魂祭などの神楽に奉仕した女。
さる‐めん【猿面】
①猿のような顔。
②猿の顔にかたどった面。
さるめん‐えびね【猿面老根】
ラン科の多年草。山林内にはえる。長さ約25cm、幅約8cmの長楕円(だえん)形の葉が2〜4個束生。晩春に、萼(がく)片が緑色で、唇弁が紫褐色の花をつける。名は唇弁の感じを猿の顔に見たてたもの。
さるめん‐かじゃ【猿面冠者】
=さるめんかんじゃ。
①猿の顔に似ている若者。
②豊臣秀吉(とよとみひでよし)の、若いときのあだ名。さる。
サルモネラ‐きん【サルモネラ菌】
病原性の腸内細菌の一属。短桿(たんかん)菌で多数の鞭毛(べんもう)がある。チフス菌・パラチフス菌・腸炎菌など500ほどの種類があり、食中毒・胃腸炎などを起こす。salmonella
サルモネラ‐しょくちゅうどく【サルモネラ食中毒】
食中毒の原因菌であるサルモネラ菌に汚染された食品を食べておきる中毒。症状は急性胃腸炎の型を示す。salmonella food poisoning
さる‐もの【然る者】(連語)
①そのような者。
②相当な者。抜け目のない者。〈用例〉敵も〜。
サルモン【André Salmon】
(1881-1969)フランスの詩人。アポリネールらと立体派運動を展開。美術批評も多い。詩集『人間性の時代』など。
ざる‐を‐えない【ざるを得ない】(連語)
〈文語的〉
しないわけにはいかない。cannot but...〈用例〉断念せ〜。
サレ【Marie Sallé】
(1707-56)フランスのバレリーナ。『ピグマリオン』を踊ったとき軽いギリシア風寛衣を採用し衣装改革を行った。
ざ‐れい【座礼・坐礼】
すわって敬礼をすること。また、そのおじぎ。〈対義〉立礼。
ざれ‐うた【戯れ歌】
①滑稽味(こっけいみ)のある和歌。俳諧歌(はいかいうた)。ざれごと歌。
→狂歌
ざれ‐え【戯れ絵】
滑稽(こっけい)な絵。鳥羽(とば)絵。戯画。caricature
サレーユ【Sébsatien Félix Raymond Saleilles】
(1855-1912)フランスの法学者。パリ大学教授。法に進化の概念をとりいれた科学学派の創始者で、私法の解釈論に新機軸をもたらした。主著『歴史学派と自然法』。
ざれ‐がき【戯れ書(き)】
たわむれに文章や書画を書くこと。また、その文章や書画。graffiti
さ‐れき【砂礫】
すなと小石。しゃれき。gravel
され‐こうべ【髏・曝れ頭】
風雨にさらされた頭骨。しゃれこうべ。しゃりこうべ。どくろ。skull
ざれ‐ごと【戯れ言】
ふざけて言うことば。冗談。joke
ざれ‐ごと【戯れ事】
ふざけてすること。冗談ごと。いたずらごと。joke
サレジオ【Salesio】
→フランソア=ド=サール
サレジオ‐かい【サレジオ会】
カトリック教会男子修道会の一つ。1874年ドン=ボスコがイタリアに創立。勤労青少年教育・貧困者援助・出版などに従事。the Salesian Order
され‐ど【然れど】(接続)
〈文語的〉
しかし。だが。
され‐ば【然れば】(接続)
〈文語的〉
だから。それゆえ。
さ・れる【為れる】(下一他)
①「する」の受け身。be done〈用例〉ばかに〜。
②「する」の尊敬語。なさる。〈用例〉説明を〜。
ざ・れる【戯れる】(下一自)
ふざける。たわむれる。joke
サレルノ【Salerno】
イタリア南部、サレルノ湾に臨む港湾都市。古代、ギリシア人の植民地として建設。人口14.8万(1992)。
サロイヤン【William Saroyan】
(1908-81)アメリカの小説家。庶民や子どもの生活を描き、明るくペーソスにあふれる作風。短編集『わが名はアラム』、長編『人間喜劇』など。
サロート【Nathalie Sarraute】
(1902-)フランスの女流小説家。ロシア生まれ。ヌーボーロマンの先駆者。小説『プラネタリウム』『黄金の果実』、評論『不信の時代』など。
サローヤン【William Saroyan】
→サロイヤン
サロス‐しゅうき【サロス周期】
《「サロス」はシュメール語で、3600の意》日食や月食の循環周期。6585.32日ごとに、日食と月食がくりかえされる。Saros period
サロッド【sarod】
北インド古典音楽の独奏用撥弦(はつげん)楽器。音色は繊細。革張りの胴に表面に金属板をつけた頸部(けいぶ)が付き、その後部に共鳴具をもつ。5〜8本の金属弦と約15本の金属共鳴弦がある。
サロニカ【Salonica】
→テッサロニキの別称。
サロベツ‐げんや【サロベツ原野】
北海道北部の原野。天塩(てしお)・サロベツ両川の下流域にあり、天塩平野の大部分を占める。
サロペット【salopette(フランス)
主として労働者や子供などが着る胸当てがついたズボン。背中から両肩につりひもを渡し、胸部でボタンなどで留める形式のズボン。
さろま【佐呂間】
〈町〉北海道北東部、オホーツク海沿岸の町。漁業や酪農のほかテンサイなどを栽培。人口7527(1994)。
サロマ‐こ【サロマ湖】
北海道北東部、オホーツク海岸の潟湖(せきこ)。面積152km2、北海道最大の湖。最深19.6m。ホタテガイなどの養殖がさかん。湖畔にアッケシソウの群落。
サロメ【Salomē】
『新約聖書』中の女性。ガリラヤの領主ヘロデの後妻ヘロデアの娘の名とされる。王の前で舞い、そのほうびとして洗礼者ヨハネの首を所望。
ザロモン【Erich Salomon】
(1886-1944)ドイツの写真家。キャンディッド(盗み撮り)写真の創始者。不意打ち撮影の成功で有名。
サロン【salon】
①客間。応接間。
②フランスで、上流階級の女性が自邸の客間(サロン)で催した名士たちの集まりや社交界をさす。17世紀のランブイエ侯爵夫人のサロンが有名。
③美術の展覧会・展示会。
④船などの談話室。
サロン【sarong(オランダ)
《元来、マライ語で、筒(つつ)・鞘(さや)の意》マレー半島・インドネシア・南インドなどで用いられる筒状の衣服。スカート部にひだをたたみ、余った部分は腰にはさんで形をつくる。
ざ‐ろん【座論・坐論】
座して論じること。
サロン‐てき【サロン的】(形動)
①サロン風であるさま。social
②仲間だけで、他を入れないさま。exclusive
ざろん‐ばい【座論梅】
ウメの一品種。実が接近してつき、熟す前に、1つずつ落ちていくのを、座論にたとえた。ヤツブサウメ。
サロン‐ミュージック【salon music】
レストランなどで演奏する平易な音楽。古典的な曲を通俗的に編曲したもの。サロン音楽。
さわ【沢】
①水がたまり、草が茂っている低地。swamp
②山間の、やや広くて浅い谷川。gorge
さ‐わ【茶話】
気軽にする話。茶飲み話。ちゃわ。chatting over the tea cup
サワー‐クリーム【sour cream】
生クリームを乳酸菌で発酵させたもの。東欧原産。レモン汁を加えて作ってもよい。ヨーグルトも同じ起源。
さわ‐あじさい【沢花】
→ヤマアジサイの別名。
サワー‐ミルク【sour milk】
牛乳を乳酸菌で発酵させ酸味を出したもの。乳酸飲料の原料、洋菓子・料理の風味づけなどに使われる。
さわ‐あららぎ【沢蘭】
→サワヒヨドリの別名。
さわうち【沢内】
〈村〉岩手県西部、奥羽(おうう)山脈の中の村。林業のほか、稲作・畜産・果樹栽培を行う。人口4433(1994)。
さわ‐おぐるま【沢小車】
キク科の多年草。山野の湿地にはえる。茎は高さ約60cmで中空。葉はへら形で厚い。春、茎頂に散形状に頭花がつく。頭花は約5cmで、舌状花は黄色。
さわ‐かい【茶話会】
茶と菓子で気楽に話をする、形式ばらない会合。tea party
さわがし・い【騒がしい】(形)
①よけいな物音などがして、精神を安定させられず、うるさい。やかましい。noisy〈用例〉隣の部屋が〜。犬が突然〜・く鳴きだす。
②あわただしい。忙しい。bustling〈用例〉朝の駅はラッシュで〜。年の瀬の〜市場。
③物騒だ。turbulent〈用例〉世の中が〜。〈派生〉さわがしげ(形動)さわがしさ(名)
さわが・す【騒がす】(五他)
→さわがせる(騒がせる)
さわが・せる【騒がせる】(下一他)
騒がしい状態にさせる。さわがす。disturb〈用例〉世間を〜。
さわ‐がに【沢蟹】
サワガニ科に属する日本で唯一の純淡水産のカニ。甲幅約3cm。体色は茶褐色から淡青色まで変化にとむ。ハイキュウチュウの中間宿主。本州以南に分布。
さわぎ【騒ぎ】
①声や物音が大きく、やかましいこと。fuss〈用例〉大〜だ。どんちゃん〜。
②事件やもめごと。とりこみ。騒動。混雑。confusion; trouble〈用例〉盗難〜。〜を起こす。
③《「…どころの騒ぎ」の形で。下に打ち消しをともなって》なまやさしくない程度。〈用例〉いやになるどころの〜ではない。
さわ‐ぎきょう【沢梗】
キキョウ科の多年草。山野の湿地にはえる。茎は太く、高さ約1m。葉は皮針形で低い鋸歯(きょし)をもつ。夏、総状花序を生じ、多数の青紫色の唇形花をつける。
さわ‐ぎく【沢菊】
キク科の多年草。山地の木陰にはえる。高さ約80cm。葉は羽状で深裂。5〜6月に、黄色の頭花を十数個つける。ボロギク。
さわぎ‐た・てる【騒ぎ立てる】(下一自)
大げさに騒ぐ。騒々しくする。make a great fuss〈用例〉マスコミが〜。
*さわ・ぐ【騒ぐ】(五自)
《上代は「さわく」》
①大きな声を出してやかましくする。がやがや、ざわざわ音を立てる。make a noise〈用例〉授業中に〜。
②あわてる。hurry-scurry〈用例〉そのとき彼は少しも〜・がず応対した。
③抗議・要求・不満などを言いつのって騒動を起こす。clamor〈用例〉観衆が〜。
④穏やかでなくなる。落ち着かなくなる。be excited〈用例〉血が〜。
⑤ある特定の人や事柄について多くの人がうわさする。評判する。〈用例〉マスコミが〜。
胸が騒ぐ(むねがさわぐ)
心配や、悪い予感などのために、胸がどきどきして落ち着かない。胸騒ぎがする。have a presentiment
さわ‐ぐるみ【沢桃】
山地の谷間にはえるクルミ科の落葉高木。高さ約25m。葉は羽状複葉。小葉は広皮針形。5月に花穂を下垂。果実は堅果。
さわ‐さわ(副)
草や木の葉などをそよがせて、風がすがすがしく吹き渡る音・さま。〈用例〉風がこずえを〜とわたる。
ざわ‐ざわ(副・サ変自)
①大勢の人が、話し合ったり動き回ったりして、ざわつくさま。noisy〈用例〉客席はまだ〜している。
②木の葉や枝が触れ合ってざわめく音・さま。rustle
さわ‐しおん【沢紫苑】
→タコノアシの別名。
さわし‐がき【醂し柿】
(たる)に柿を入れ、湯や焼酎を注いで渋を抜いた柿。たるがき。
さわ‐しば【沢柴】
カバノキ科の落葉高木。山地にはえる。葉は尖頭(せんとう)卵形。5月、緑黄色の尾状の花穂を下垂。材は細工・家具用。
さわ・す【醂す】(五他)
①柿(かき)の実の渋を抜く。
②水につけて、さらす。あわす。bleach in water
さわずみ‐けんぎょう【沢住検校・沢角検校】
(?-?)琵琶(びわ)法師。江戸初期に京都で活動。初めて浄瑠璃(じょうるり)に三味線の伴奏をつけた。
さわた【佐和田】
〈町〉新潟県佐渡(さど)島、真野(まの)湾に臨む町。中心の河原田(かわはらだ)は島内バス交通の要所。人口1万0019(1994)。
さわだ‐しょうじろう【沢田正二郎】
(1892-1929)俳優、新国劇の創立者。滋賀県生まれ。早大卒。通称は沢正(さわしょう)。芸術座を経て大正6年(1917)新国劇を結成。剣劇を考案。
さわだ‐せいこう【澤田政廣】
(1894-1988)彫刻家。本名は寅吉。静岡県生まれ。東京美校卒。仏像彫刻に古典の近代化を試み、独自の生命感を表現。昭和54年(1979)文化勲章受章。
さ‐わち【鉢・砂鉢】
《「浅鉢(あさはち)」の略である「さはち」の転》浅くて大形の皿。
さわち‐りょうり【鉢料理】
高知の郷土料理。宴会料理で、盛り込み(煮しめ・天ぷら・巻きずしなどの盛り合わせ)、生け作り、カツオのたたきなどを、皿鉢に盛りつけて供する。
ざわ‐つ・く(五自)
ざわざわ、がやがやする。be noisy
さわ‐に【多に】(副)
〈古語〉
多く。たくさん。〈用例〉人〜国には満ちて(万葉・4・485)。
さわに‐わん【沢煮椀】
野菜と豚の脂身をせん切りにし、塩と控えめのしょうゆで薄味に仕立てた汁物。こしょうを添える。
さわ‐のぼり【沢登り】
登山で、沢に沿って登っていくこと。climb up along a mountain stream
さわ‐ひよどり【沢鵯】
キク科の多年草。日当たりのよい山地にはえる。高さ約40cm。葉は厚く、広皮針形。秋、散房状に淡紅紫色の小頭花をつける。サワアララギ。
さわふじでんき【藤電機(株)】
電気機器。自動車用電装品・発電機メーカー。大正8年(1919)設立。本社は東京都練馬区豊玉(とよたま)北。
さわ‐ふたぎ【沢蓋木】
ハイノキ科の落葉低木。山の谷間などにはえる。春から夏にかけて小さな白色花を多数つけ、果実は藍(あい)色に熟す。枝葉の灰は紫染めに用いる。
さわ‐べ【沢辺】
沢のほとり・あたり。
さわ‐みず【沢水】
沢を流れる水。
さわむら‐えいじ【沢村栄治】
(1917-44)プロ野球、巨人軍投手。三重県の生まれ。プロ野球草創期の速球投手として知られたが、第2次大戦で戦死。
さわむら‐げんのすけ【沢村源之助】
歌舞伎(かぶき)俳優。屋号紀伊国(きのくに)屋。現在5世まで。4世(1859-1936)は毒婦役を得意とした。
さわむら‐しょう【沢村賞】
プロ野球で、その年にもっとも活躍した投手に与えられる賞。名投手沢村栄治の功績をたたえて、昭和22年(1947)制定。
さわむら‐そうじゅうろう【沢村宗十郎】
歌舞伎(かぶき)俳優。屋号紀伊国(きのくに)屋。代々、和事(わごと)の名優を輩出。現在9世まで。初世(1685-1756)は2世市川団十郎と並称された名優。武家出身。和事・実事(じつごと)を得意とした。3世(1753-1801)は天明(てんめい)・寛政(かんせい)期の名優。色事(いろごと)師の第一人者。7世(1875-1949)は独特な色気をもち、最後の和事師といわれた。
さわむら‐たのすけ【沢村田之助】
歌舞伎(かぶき)俳優。屋号紀伊国(きのくに)屋。初世・5世以外は女形(おんながた)。現在6世まで。初世(1753-1801)はのちの3世沢村宗十郎。3世(1845-78)は美貌(びぼう)で激しい気性の天才的女形。脱疽(だっそ)にかかり両手足を切断したが、なお舞台を務めた。
ざわ‐めき
ざわめく声や音。hum of voices
ざわ‐め・く(五自)
ざわざわする。ざわつく。be noisy
さわ‐やか【爽やか】(形動)
①さっぱりしてこころよいさま。すがすがしいさま。爽快(そうかい)。refreshing〈用例〉〜な5月の風。気分は〜だ。〜な青年。
②はっきりしているさま。clear〈用例〉弁舌〜。〈派生〉さわやかさ(名)
さわやか‐さ【爽やかさ】
さわやかなこと・程度。refreshingness
さわ‐や・ぐ【爽やぐ】(五自)
さわやかになる。feel refreshing
さわやなぎ‐まさたろう【沢柳政太郎】
(1865-1927)教育家・貴族院議員。長野県生まれ。東大卒。旧制第二高等学校・第一高等学校の校長、文部次官などを歴任。大正期の自由主義新教育運動を指導し、成城学園を設立。東北帝大初代総長。京都帝大総長。
さわやま‐ぽうろ【沢山羅】
(1852-87)牧師・教育家。周防(すおう)の人。大阪浪花(なにわ)教会牧師。梅花女学校・日本伝道会社の創設に尽くし、日本の教会の自給独立を主張。
さわら【椹】
ヒノキ科の常緑針葉高木。山地にはえ高さ約30m。樹皮は灰褐色で縦裂する。葉は鱗片(りんぺん)状で先がとがる。雌雄同株(どうしゅ)。4月に開花。球果は黄褐色。庭園・いけがき用。材は建築・器具・パルプなどに利用。
さわら【鰆】
サバ科の海水魚。全長約1m。体上部に青緑色の斑紋(はんもん)が散在。浅海に群れすむ。4〜6月に内湾で産卵。食用。北海道以南に分布。幼魚はサゴシ・サゴチ。spanish mackerel
さわら【佐原】
〈市〉千葉県北東部、利根(とね)川下流の市。近世に河港として発展。早場米地帯の中心。水郷観光の拠点。工業化も進む。人口5万1004(1994)。
さわら【砂原】
〈町〉北海道、渡島(おしま)半島内浦湾に臨む町。ホタテガイ養殖などの漁業と水産加工業がさかん。人口5538(1994)。
さ‐わらび【蕨】
《「さ」は接頭語》春、芽を出したばかりのワラビ。
さわ‐らん【沢蘭】
ラン科の多年草。高さ約20cm。岡山以北の山地の湿原にはえる。葉は1枚で線形。夏に紅紫色の花が先端に1個咲く。アサヒラン。
さわり【触り】
①触ること。touch
②触った感じ。touch; feel
③義太夫(ぎだゆう)節で、義太夫節以外の曲節を取り入れた部分。のちに、口説(くどき)といわれる歌謡的部分、さらに、曲の聞かせ所をもいうようになった。
④三味線の弦、とくに第1弦が棹(さお)にさわって出す音およびその仕掛け。
⑤《③から転じて、一般に》聞かせ所。聞き所。climax
触り三百(さわりさんびゃく)
《ちょっと触れただけで、300文の損害になる意から》物事にちょっと関係したために迷惑をこうむったり、損をするたとえ。
さわり【障り】
①さしつかえ。支障。hindrance
②病気。disorder
③月経。menses
*さわ・る【触る】(五自)
①軽くふれる。接触する。touch; feel〈用例〉手に〜。なにかが足に〜。
②かかわりを持つ。関係する。have to do with〈用例〉寄ると〜と。
③気分を害する。hurt〈用例〉神経に〜。
触らぬ神に祟り無し(さわらぬかみにたたりなし)
かかわり合いにならなければ、無事だ。Far from Jupiter far from thunder.; Let sleeping dogs lie.
さわ・る【障る】(五自)
①差し支える。hinder〈用例〉勉強に〜からやめなさい。
②害になる。邪魔になる。be harmful
③病気になる。be bad for health
さわ‐るりそう【沢璃草】
ムラサキ科の多年草。日本固有種。山地の樹下にはえる。高さ約50cm。晩春、茎の上部に渦巻状の花序をつけ、るり色の小さな花が咲く。
さわれ
〈古語〉
《「さはあれ」の約》=さばれ。
[一](感)どうともなれ。えい、ままよ。〈用例〉そこはかとなくいとくるしけれど、〜とのみおもふ(蜻蛉・中)。
[二](接続)そうではあるが。〈用例〉〜、苦しうもなし(和泉式部日記)。
さ‐わん【左腕】
〈対義〉右腕。
①左の腕。ひだりうで。one's left arm
②左利き。left-handed〈用例〉〜投手。