- さんか‐エチレン【酸化エチレン】
- 環状の構造をもつエーテルの一種。粘性の小さい中性の液体。工業的にはエチレンを酸素で酸化してつくる。エチレングリコールなどの合成に用いる。ethylene oxide
- さんか‐おうとう【酸果桜桃】
- バラ科の落葉小高木。春、葉よりも早く白花を開く。果実は淡紅色、果肉は無色か赤紫色でやわらかく、多汁。酸味が強く、缶詰め用。西南アジア原産。
- さんか‐カルシウム【酸化カルシウム】
- カルシウムの酸化物。化学式CaO 白色の粉末。カーバイドの原料。また、しっくいに使用。生(せい)石灰。calcium oxide
- さんかかんげん‐てきてい【酸化還元滴定】
- 酸化還元反応を利用した滴定法。酸化剤を標準液とする場合を酸化滴定、その逆を還元滴定という。redox titration
- さんかかんげん‐でんい【酸化還元電位】
- 溶液の酸化力・還元力を示す値。酸化体と還元体を含む平衡溶液に、白金電極と標準水素電極を入れたときの両極間の電位差。oxidation-reduction potential
- さんかかんげん‐はんのう【酸化還元反応】
- もっとも基本的な化学反応の一つ。古くは、酸素と化合することを酸化、酸化物から酸素がうばわれる反応を還元といった。現在では、広く電子を奪われることを酸化、電子を与えることを還元という。この2つは必ず同時に起こるので、合わせてこうよぶ。oxidation-reduction reaction
- さんか‐ぎん【酸化銀】
- 銀の酸化物。酸化銀(I)Ag2Oと酸化銀(II)AgOがある。前者は暗褐色の粉末で、水に少し溶け塩基性を示す。アンモニア水に溶け錯イオンを生成する。後者は灰黒色の粉末。酸化剤。silver oxide
- さんが‐きんたい【山河襟帯】
- 山が「えり」のように囲み、川が「おび」のようにめぐっている要害の地。
- さん‐かく【三角】
- ①3つの角がある図形。三角形。triangle
- ②→三角法の俗称。
- 三角な雪(さんかくなゆき)
- 芝居で、雪降りの場面に用いる、紙を切って作ったうろこ形の雪。
- さん‐かく【参画】(名・サ変自)
- 計画に加わること。participation in planning
- さん‐がく【三学】
- 《仏教語》仏教の基本的な修行法の戒・定(じょう)・慧(え)の3つ。戒は善を行うこと、定は精神統一、慧は真実を見きわめること。
- さん‐がく【山岳・山▼嶽】
- 陸地の表面が著しく他より盛り上がった所。また、それらが連なった所。山。mountains
- さん‐がく【参学】(名・サ変自)
- 仏学を修めること。
- さん‐がく【産学】
- 産業界と大学。industry and university〈用例〉〜協同。
- さん‐がく【産額】
- 生産される数量。また、その金額。生産高。output
- さん‐がく【散楽】
- 日本古代芸能の一つ。中国から奈良時代に渡来した曲芸・軽業(かるわざ)・物真似(ものまね)芸など雑芸の総称。雅楽に対して俗楽とされ、余興芸だった。源流は中央アジアで、中国では、紀元前後にすでに存在した。滑稽(こっけい)物真似芸は田楽・猿楽から能・狂言を導いた。〈参照〉田楽・猿楽。
- ざん‐がく【残額】
- 差し引いた残りの金額・数量。残高。balance
- さんかく‐い【三角▼藺】
- カヤツリグサ科の多年草。海岸の近くや湿地にはえる。草丈50〜100cm。茎の断面は三角形。
- さんかく‐か【三角架】
- 底が円形・球形をした実験器具類を熱するとき、三脚の上にのせる三角形の支持台。triangle
- さんかく‐がい【三角貝】
- 中生代とくにジュラ紀から白亜紀に栄えたニマイガイ。貝殻の形が三角形に近い。日本産約100種。重要な示準化石。
- さんかく‐かんけい【三角関係】
- 3人の男女間の恋愛関係。eternal triangle
- さんかく‐かんすう【三角関数】
- 原点を中心とする単位円上の点の横座標、縦座標、またその比、およびそれらの逆数を、その点の偏角で表す関数。正弦関数・余弦関数・正接関数・余接関数・正割関数・余割関数の6関数。円関数。trigonometric function〈参照〉三角比。
- さんがく‐きこう【山岳気候】
- 山地にみられる気候。平地より気温は低く、1日の温度差が大きい。気温の年変化は平地よりおくれ、春はわりあい寒く、秋は暖かい。日中は谷を上る風、夜間は谷を下る風が吹く。mountain climate
- さんがく‐きょうどう【産学協同】
- 産業界と大学が緊密な関係をもつことによって、技術開発や技術者養成の効果をあげようとすること。university-industry cooperation
- さんかく‐きん【三角▼巾】
- 正方形の大きな布を対角線で三角形に折ったもの。応急手当てのときの包帯や、料理のときに頭にかぶる物などとして使用。
- さんかく‐きん【三角筋】
- 肩甲筋を構成する筋肉の一つ。肩の関節をおおい、肩にまるみを与える三角形の筋肉。上腕の外転運動をつかさどる。deltoid muscle
- さんかく‐けい【三角形】
- 同一直線上にない3点をむすぶ3つの線分からなる図形。また、その内部を含めた図形。さんかっけい。triangle
- さんかく‐ざ【三角座】
- 北天の小星座。12月17日ごろの午後8時ごろに南中。面積132平方度。Triangulum
- さんかく‐しさ【三角視差】
- 地球の公転軌道の半径を基線として見た恒星の位置の差。年周視差。trigonometric parallax
- さんかく‐じょうぎ【三角定規】
- 三角形の定規。triangle(米); setsquare(英)
- さんがく‐しんこう【山岳信仰】
- 特定の山を信仰の対象として崇拝すること。山岳崇拝。mountain worship
- さんかく‐す【三角州・三角▼洲】
- 河水の運んだ土砂(どしゃ)が河口付近に堆積(たいせき)して形成された扇形の州。デルタ。delta
- さんかく‐すい【三角▼錐】
- 底面が三角形の角錐。triangular pyramid
- さんかく‐そくりょう【三角測量】
- 測量地域内に設定した三角形の1辺の距離と両端の角を測量して、他の2辺の距離を計算で求める測量法。順次に三角形をつなぎながら測量地点をふやす。triangulation
- さんかく‐ちゅう【三角柱】
- 底面が三角形の角柱。triangular prism
- さんかく‐てん【三角点】
- 三角測量により地球上の位置(経緯度)が正確に決められた測地の基準点。また、その標識。石柱を設置し、重要度に応じて1等から4等までの別がある。triangulation point
- さんかく‐なみ【三角波】
- 方向の異なる波の衝突によってできる、波高の三角状の波。chopping wave
- さんがく‐は【山岳派】
- (Montagnardフランス)フランス革命期の国民公会左派。議場の高所に議席を占めたのに由来。ジャコバン派が中心で、1793年ジロンド派を追放し独裁体制を樹立。ダントン・マラー・ロベスピエールが指導。モンタニャール。
- さんがく‐はくぶつかん【山岳博物館】
- 長野県大町市の市営博物館。昭和26年(1951)開設。山岳知識の普及を目的とする。
- さんかく‐ひ【三角比】
- 直角三角形の辺の比。角Cが直角である直角三角形ABCの辺の比は角Aの大きさで決まる。これらをBC/AB=sinA, AC/AB=cosA, BC/AC=tanA, AB/BC=cosecA, AB/AC=secA, AC/BC=cotAと書き、それぞれを角Aの正弦(せいげん)・余弦・正接・余割・正割・余接という。trigonometric ratio
- さんかくぶち‐しんじゅうきょう【三角縁神獣鏡】
- 古墳から出土する鏡の一類型。径20〜25cmの円形で、縁の断面が三角形をなしていて、裏面に中国神話の神獣の文様が刻んである。
- さんがく‐ぶっきょう【山岳仏教】
- 人里から離れた山林にこもって仏道を修行するもの。平安仏教の天台宗・真言宗や修験(しゅげん)道などをさす。
- さんかく‐フラスコ【三角フラスコ】
- 円錐(えんすい)形の上部を開口し、首状にした形の実験器具。エルレンマイヤーフラスコ。Erlenmeyer flask
- さんかく‐ほう【三角法】
- 三角関数の性質を研究し、測量などへの応用をはかる数学の一分野。trigonometry
- さんかく‐ぼうえき【三角貿易】
- 2国間で行っている物資の輸出入のバランスが悪いとき、第三国を介入させて収支を均衡させるとともに、貿易の拡大をはかること。18世紀のアメリカ植民地(ラム酒)とアフリカ西岸(奴隷(どれい))、西インド諸島(砂糖)間で行った貿易など。trilateral trade
- さんかく‐ぼうし【三角帽子】
- [一]
- ①帽子のクラウン(山)が三角形にとがった帽子。
- ②17、18世紀、西洋の男性がかぶったブリム(縁)が三角に折れ上がったフェルト帽。tricorne
- ③四角な布を斜めに折って三角にしてかぶるもの。戸外労働のときに用いる。風呂敷(ふろしき)ぼっち。
- [二]《原題El Sombrero de tres picos(スペイン)》1幕バレエ。原作はスペインの小説家アラルコンの代表作。ファリャが作曲。粉屋の女房にいびられる代官の風刺話。
- さんかく‐ほうていしき【三角方程式】
- 未知数や、未知数の式の三角関数を含む方程式。trigonometric equation
- さんかく‐よく【三角翼】
- 平面の形が三角形の翼。超音速機に用いられる。デルタ翼。delta wing
- さんか‐クロム【酸化クロム】
- クロムの酸化物。酸化クロム(III)Cr2O3と酸化クロム(VI)CrO3が代表的。前者は緑色顔料でクロムグリーンとよばれる。後者は有毒な暗赤色の結晶で強力な酸化剤。chromium oxide
- さんか‐ざい【酸化剤】
- 他の物質を酸化し、それ自身は還元される物質。広義では、電子を獲得してより安定な状態になろうとする物質をいう。oxidizing agent
- さんかしゅう【山家集】
- 西行(さいぎょう)の歌を収めた平安末期の私家集。3巻。四季・恋・雑(ぞう)に部類、巻末に百首歌1編がある。歌数は流布本で1569首。自然詠や無常をよんだ述懐歌などがすぐれている。
- さんか‐すいぎん【酸化水銀】
- 水銀の酸化物。酸化水銀(I)Hg2Oと酸化水銀(II)HgOがある。古くは、前者を黒降汞(ごうこう)、後者を粒子の大小で赤降汞あるいは黄降汞とよんだ。ともに水に溶けず有毒。塗料・殺菌剤などに利用。mercury oxide
- さんか‐すう【酸化数】
- 分子やイオンなどで、結合に関与する電子が構成原子にどのように割り当てられているかを示す数。反応後、酸化数が増加した原子は、酸化されたという。oxidation number
- さんか‐すず【酸化▼錫】
- 錫の酸化物。酸化錫(IV)SnO2と酸化錫(II)SnOがある。前者は白色の粉末。金属錫の原料、エナメル・乳白ガラスに利用。後者は黒色の粉末。酸にも塩基にも溶けやすい。tin oxide
- さんか‐たんそ【酸化炭素】
- 炭素の酸化物。一酸化炭素COや二酸化炭素CO2など。carbon oxide
- さんか‐ちっそ【酸化窒素】
- 窒素の酸化物。酸化二窒素N2O(笑気ともいう)・一酸化窒素NO・二酸化窒素NO2・三酸化二窒素N2O3などがある。ふつうは、一酸化窒素をさすことが多い。nitrogen oxide
- さん‐がつ【三月】
- 1年の第3番の月。March〈比較〉弥生(やよい)。
- さんがつ‐かくめい【三月革命】
- ①1848年3月ドイツ各地に起きた市民革命。フランスの二月革命の影響によるもの。ウィーンではメッテルニヒがイギリスに亡命。ベルリンでは国民議会が成立、新憲法草案が発表された。
- ②1917年3月12日(ロシア暦2月27日)に起きたロシア革命の発端となる革命。自由主義派よりなる臨時政府が成立。皇帝ニコライ2世は退位して帝政は崩壊。二月革命。March Revolution
- さんがつ‐じけん【三月事件】
- 昭和6年(1931)3月のクーデター未遂事件。桜会幹部・陸軍中央などが軍事政権樹立を企てたが失敗した。
- さんがつ‐どう【三月堂】
- 東大寺の法華(ほっけ)堂の通称。毎年陰暦3月に法華会(え)を行ったことに由来。大仏建立以前にあった金鐘(こんしょう)寺が前身。天平(てんぴょう)5年(733)の創建で、不空羂索(ふくうけんさく)観音を本尊とする。
- さんかつ‐はんしち【三勝半七】
- 人形浄瑠璃(じょうるり)・歌舞伎(かぶき)世話物の『艶容女舞衣(はですがたおんなまいぎぬ)』の主人公茜屋(あかねや)半七と愛人の三勝。元禄(げんろく)8年(1695)の心中事件が題材。
- さんかてき‐りんさんか【酸化的▼燐酸化】
- 生体内でもっとも効率のよい高エネルギー燐酸結合の生成過程。ミトコンドリア内の電子伝達系でATPが生成される仕組みをいう。oxidative phosphorylation
- さんか‐てつ【酸化鉄】
- 鉄の酸化物。赤色の結晶性粉末の酸化鉄(III)Fe2O3(赤鉄鉱として産出)、発火性の黒色粉末である酸化鉄(II)FeOおよび強磁性の四酸化三鉄Fe3O4(磁鉄鉱として産出)がある。iron oxide
- さんか‐どう【酸化銅】
- 銅の酸化物。酸化銅(I)Cu2Oと酸化銅(II)CuOがある。前者は暗赤色の結晶性粉末で赤色顔料、後者は黒色粉末で触媒などに利用される。copper oxide
- さんか‐ナトリウム【酸化ナトリウム】
- ナトリウムの酸化物。化学式Na2O 白色の粉末。水と激しく反応して水酸化ナトリウムを生じる。脱水剤など。sodium oxide
- さんか‐なまり【酸化鉛】
- 鉛の酸化物。褐色の酸化鉛(IV)PbO2と黄色の酸化鉛(II)PbO(密陀僧(みつだそう))があり、そのほか四酸化三鉛Pb3O4などがある。四酸化三鉛は鉛丹(えんたん)とよばれ、赤色顔料に利用される。lead oxide
- さんが‐にち【三箇日】
- 正月の元日・2日・3日の3日間。
- さんがね‐さん【三ケ根山】
- 愛知県南東部、蒲郡(がまごおり)市にある山。標高326m。三河湾を展望する景勝地。
- さんか‐の‐ごい【三家の五位】
- 体が黄褐色で、背に小黒斑(こくはん)が散在するサギ。全長約70cm。くびの羽毛は長く飾り羽状。アシ原にすみ、動物食性。ヨーロッパ・北アフリカ・アジア中部に分布。日本には、まれに冬鳥として渡来。bittern
- さんか‐はっこう【酸化発酵】
- 好気性微生物が有機物を不完全酸化し、中間代謝物(たいしゃぶつ)が多量に蓄積される発酵。酢酸発酵などは、その一例。oxidative fermentation
- さんか‐バナジウム【酸化バナジウム】
- バナジウムの酸化物。酸化バナジウム(III)V2O3や酸化バナジウム(V)V2O5など、化学反応の触媒として用いる。vanadium oxide
- さんか‐バリウム【酸化バリウム】
- バリウムの酸化物。化学式BaO 白色の粉末。水に溶かすと、多量の熱を出して水酸化物になる。硝酸・塩酸に溶ける。重土。barium oxide
- さんか‐ひそ【酸化▼砒素】
- 砒素の酸化物。三酸化二砒素As2O3や五酸化二砒素As2O5などがあり、半導体に利用。arsenic oxide
- さんか‐ひまく【酸化被膜】
- 金属表面をおおいつつむ酸化物の薄い膜。oxide film〈参照〉アルマイト。
- さんか‐ひょうはくざい【酸化漂白剤】
- 酸化作用によって、繊維などに含まれる有色物質や付着色素を分解・脱色させる薬剤。さらし粉・過酸化水素などを用いる。oxidation bleaching agent
- さんか‐ぶつ【酸化物】
- 酸素と他の元素との化合物。中性(一酸化炭素など)・酸性(非金属の酸化物)・塩基性(金属の酸化物)・両性(両性金属の酸化物)に分類される。oxide
- さんかぶつ‐イオン【酸化物イオン】
- 二価の酸素イオンO2-希ガスを除くほとんどすべての元素と化合物をつくる。非金属元素とは共有結合分子をつくり、金属元素とはイオン結晶をつくる。oxide ion
- さんかぼうし‐ざい【酸化防止剤】
- 酸化による変質を防ぐ目的で添加される物質。石油・ゴム・容器・食品などに使用。antioxidant
- さんか‐ほうしゅう【参稼報酬】
- プロ野球選手が所属球団と契約する年俸(ねんぽう)。2月〜11月までのシーズン契約で、球団は選手に対し10回以上に分割して支払うことなどが、野球協約で定められている。
- さんか‐マグネシウム【酸化マグネシウム】
- マグネシウムの酸化物。化学式MgO マグネシウムを燃やしたときにできる白色の粉末。耐火剤・医薬品に利用。マグネシア。苦土(くど)。magnesium oxide
- さんか‐マンガン【酸化マンガン】
- マンガンの酸化物。マンガンの原子価が七、四、三、二のものなどがあり、それぞれ異なる色をもつ。manganese oxide
- さんか‐みんしゅしゅぎ【参加民主主義】
- 国民が、議会を通じてではなく、市民運動や住民運動などによって直接的に政治に参加する方式。direct democracy
- さん‐かよう【山荷葉】
- メギ科の多年草。高さ約50cm。山地の木陰にはえる。根出葉は盾形で2深裂。夏に白花を数個つけ、果実は楕円(だえん)形で碧黒色(へきこくしょく)。
- さん‐からど【桟唐戸】
- 框(かまち)の中に縦横の桟を組み、その枠に薄い板を入れ子にした扉。唐戸(からど)。
- さんがわ【▽寒川】
- 〈町〉香川県東部の町。稲作などの農業と林業が中心。ボタン製造も有名。人口6042(1994)。
- さん‐がわら【桟▼瓦】
- 横断面が波状になっている瓦。pantile
- さん‐かん【三関】
- ①畿内(きない)防衛のため、とくに東方への備えとして設けられた3つの関所。平城京のときは鈴鹿(すずか)・不破(ふわ)・愛発(あらち)の各関。平安京のときは逢坂(おうさか)・鈴鹿・不破の各関。
- ②古代、蝦夷(えぞ)に備えて設けられた3つの関所。勿来(なこそ)・白河(しらかわ)・念珠(ねず)ケ関の各関。奥羽(おうう)三関。
- さん‐かん【三▼韓】
- ①古代朝鮮の馬韓(ばかん)・辰韓(しんかん)・弁韓(べんかん)(弁辰)の3つの韓族の総称。
- ②古代朝鮮の国名。百済(くだら)・新羅(しらぎ)・高句麗(こうくり)の総称。後三韓。
- さん‐かん【山間】
- 山と山の間。山の中。やまあい。a mountain region〈用例〉〜の小道。
- さん‐かん【参看】(名・サ変他)
- ①行って、見ること。inspection
- ②照らし合わせて見ること。参照。reference
- さん‐かん【参観】(名・サ変他)
- 行って、実際に見ること。inspection〈比較〉視察。〈用例〉授業〜。
- さんかん‐おう【三冠王】
- 野球で、首位打者・本塁打王・打点王、スキーで、滑降・回転・大回転などの3大タイトルを独占した人。トリプルクラウン。triple-crown winner
- さんかん‐がく【三▼韓楽】
- 古代に朝鮮半島から日本に伝来した新羅(しらぎ)楽・百済(くだら)楽・高句麗(こうくり)楽の日本での総称。雅楽の高麗(こま)楽の母体になる。
- さんかん‐しおん【三寒四温】
- 3日間寒い日が続き、あとの4日間は暖かくなるという周期が繰り返される現象。冬季、中国北東部や朝鮮半島でみられる。大陸の高気圧の盛衰により生じると考えられる。
- さんかん‐ししき【三管四▽職】
- 室町幕府の管領(かんれい)に任ぜられる斯波(しば)・畠山(はたけやま)・細川(ほそかわ)の3家と、侍所(さむらいどころ)所司に任ぜられる赤松(あかまつ)・一色(いっしき)・京極(きょうごく)・山名(やまな)の4家の併称。
- ざんかん‐じょう【▼斬▼奸状】
- 悪人を切り殺すわけを書いた文書。
- さんかん‐ば【三冠馬】
- 中央競馬で、皐月(さつき)賞・東京優駿(ゆうしゅん)(ダービー)・菊花賞の4歳馬三冠レースのすべてに1着となった馬。英国の2000ギニー・ダービー・セントレジャーの3レースの例にならっていう。triple-crown horse
- さん‐かんれい【三管▽領】
- 室町幕府の管領に任ぜられる家の格式のある斯波(しば)・畠山(はたけやま)・細川(ほそかわ)の3家。
- さん‐き【三帰】
- 《仏教語》仏・法・僧の三宝に帰依(きえ)すること。
- さん‐き【山気】
- 山中のひえびえした空気。mountain air
- さん‐き【酸基】
- 酸の分子から水素イオンを取り除いた残りの部分。塩の陰イオンの部分をいう。acid radical
- さん‐ぎ【参議】
- [一](名・サ変自)国政に参加すること。
- [二](名)
- ①太政(だいじょう)官の中で、大納言・中納言に次ぐ重職。
- ②明治の初め、左右大臣の下の官職。
- さん‐ぎ【算木】
- ①和算で、平方根などの計算に使う計算器。
- ②占いに使う6本の四角な棒。
- ざん‐き【▼慙▼愧・▼慚▼愧】(名・サ変自)
- 《仏教語で「ざんぎ」と読み、「慙」はみずからに恥じること、「愧」は他者にたいして恥じることの意から》心から恥ずかしく思うこと。shame〈用例〉〜にたえない。
- さんぎ‐いん【参議院】
- 衆議院とともに国会を構成する議院の一つ。法律・予算の制定、条約の承認、首相指名で衆議院が優先するほかは、ほぼ同等の権限をもつ。参院。House of Councilors〈対義〉衆議院。
- さんぎいん‐ぎいん【参議院議員】
- 参議院に選出されている議員。任期は6年で、3年ごとに半数が改選される。比例代表区と各選挙区から選ばれる。
- さん‐ききょう【三奇橋】
- 特色ある構造をもった3つの橋の総称。山口県の錦帯橋(きんたいきょう)、山梨県の猿橋(さるはし)、富山県の愛本橋(あいもときょう)をいう。愛本橋の代わりに長野県の木曽(きそ)の桟(かけはし)を入れることもある。
- ざん‐ぎく【残菊】
- 初冬ごろまで咲き残っているキク。
- ざんぎく‐の‐えん【残菊の宴】
- 中古から、咲き残った菊花を観賞するために、毎年10月5日に催された宮中の酒宴。
- ざんぎくものがたり【残菊物語】
- 戯曲。新派の代表的演目の一つ。村松梢風(むらまつしょうふう)原作、巌谷真一脚色。昭和11年(1936)初演。尾上菊之助(おのえきくのすけ)と乳母(めのと)お徳との恋の悲劇。
- さんきこうぎょう【三機工業(株)】
- 建設業。空調など建築設備工事会社。昭和24年(1949)設立。本社は東京都千代田区有楽町。
- さん‐きゃく【三脚】
- ①3本の足。three legs
- ②ガスバーナーなどで、実験器具を熱するさいに用いる鉄製の台。鉄製の環(わ)に3本脚をつけたもの。tripod
- ③《「三脚架」の略》カメラ・カンバスなどをのせる3本脚の用具。持ち運びに便利なように、脚が伸縮する。tripod
- ざん‐ぎゃく【残虐・惨虐】(名・形動)
- むごたらしいこと・さま。残酷。cruelty〈用例〉〜行為。〈派生〉ざんぎゃくさ(名)
- さん‐きゅう【産休】
- 出産のためにとる休暇。出産休暇。maternity leave
- さんきゅう【山九(株)】
- 陸運業。運輸会社。大正6年(1917)設立。本社は東京都港区三田。
- サンキュー【thank you】(感)
- ありがとう。
- ざん‐きゅう【残丘】
- 準平原の上に、浸食からとり残されて孤立した丘。浸食に強い岩石のため残ったものと、原地形の分水嶺(ぶんすいれい)付近にあったものとがある。モナドノック。monadnock
- サン‐キュロット【sans-culotte(フランス)】
- 《貴族・ブルジョアの使用したキュロット(半ズボン)をはかないものの意》フランス革命期、革命推進の原動力となった手工業者・小商店主・労働者などの議場外勢力。
- さん‐きょ【山居】(名・サ変自)
- 山の中で暮らすこと。また、山の中の住まい。
- さん‐きょ【散居】(名・サ変自)
- ちらばって住むこと。また、ちらばっている住まい。
- さん‐きょう【三教】
- ①3つの教え。一般に中国では儒教・仏教・道教、日本では神道・儒教・仏教をさす。
- ②3つの宗教。仏教・神道・キリスト教。
- さん‐きょう【三▼卿】
- 《当主が八省の卿に任じられたことから》徳川家の親族である、田安・一橋・清水の3家。徳川御三家に次ぐ家格。
- さん‐きょう【山峡】
- 山と山との間。やまかい。ravine
- さん‐きょう【三峡】
- 中国、長江(ちょうこう)が四川(しせん)省奉節から湖北省宜昌(ぎしょう)に至る間の三峡谷。瞿塘(くとう)峡・巫(ふ)峡・西陵峡。古来、航行の難所。長さ204km。サンシャ。
- さんきょう【三共(株)】
- 化学工業。医薬品会社。大正2年(1913)設立。本社は東京都中央区日本橋本町。
- さん‐ぎょう【三業】
- 料理屋・待合(まちあい)・芸者屋の3種の営業。〈用例〉〜地。
- さん‐ぎょう【蚕業】
- 蚕の採卵から飼養・製糸までにかかわる事業の総称。sericulture
- *さん‐ぎょう【産業】
- 人間の生活を経済的に豊かにするために財貨やサービスを生みだす活動。農林水産業・鉱工業・商業などの総称で、とくに工業だけをさすこともある。industry
- さん‐ぎょう【▼鑽仰】(名・サ変他)
- 《「讚仰」は誤り》聖人の学徳を尊ぶこと。さんこう。
- ざん‐きょう【残響】
- 室内などで、音源が停止したのちも周囲などで、反射した音がある時間継続して聞こえる現象。reverberation
- ざん‐ぎょう【残業】(名・サ変自)
- 所定の労働時間以後も居残って仕事をすること。また、その仕事。一般に時間外割り増し賃金が支払われる。超過勤務。overtime work
- さんきょうアルミニウムこうぎょう【三協アルミニウム工業(株)】
- 金属製品。建築資材会社。とくにサッシ・カーテンウオール。昭和35年(1960)設立。本社は富山県高岡(たかおか)市早川。
- さんぎょう‐い【産業医】
- 事業場などで従業員の健康管理・衛生教育・健康障害防止のための原因調査、再発防止の医学的措置を行う医師。労働安全衛生法で定められている。industrial physician
- さんぎょう‐いかだいがく【産業医科大学】
- 私立大学。昭和52年(1977)創立。所在地は福岡県北九州市八幡(やはた)西区医生ケ丘。
- さんぎょう‐えいが【産業映画】
- 企業がスポンサーとなって製作される非劇場上映用映画。
- さんぎょう‐かくめい【産業革命】
- 産業技術の変革により、手工業から機械工業への発展にともなう社会経済上の大変革。1760年代イギリスの繊維工業部門に始まり、1830年代以降欧米各国に波及。その結果生産量は飛躍的に増大し、工場制と資本主義が確立。the Industrial Revolution
- さんぎょうかんれん‐しゃかいしほん【産業関連社会資本】
- 社会資本である公共諸施設のうち、輸送・通信・水道・電力施設などの経済的共通資本のこと。
- さんぎょうぎしょ【三経義▼疏】
- 聖徳太子(しょうとくたいし)の3つの仏典の注釈書『法華(ほけ)経義疏』『維摩(ゆいま)経義疏』『勝鬘(しょうまん)経義疏』の総称。
- さんぎょう‐くみあい【産業組合】
- 第2次大戦前の日本で、生産者の協同組合組織。明治33年(1900)制定の産業組合法により設立。今日の農協など各種協同組合の前身。
- さんぎょう‐こうがい【産業公害】
- 工場・鉱山などの産業活動を原因とする公害。コンビナートなど工場集中地域で多く発生する。煤煙(ばいえん)・有毒ガス・汚水・悪臭、地下水くみ上げによる地盤沈下など。industrial pollution
- さんぎょう‐こうこく【三行広告】
- 新聞や雑誌で、3行程度の小さな広告。求人・求職・不動産売買・たずね人などを扱う。classified ads
- さんぎょう‐こうぞう【産業構造】
- 一国の産業の構成。各種産業間における資本・労働力などの配分の状態。industrial structure
- さんぎょうこうぞう‐しんぎかい【産業構造審議会】
- 産業政策の調査・審議を行う経済産業大臣の諮問(しもん)機関。昭和39年(1964)設置。
- さんぎょう‐ごうりか【産業合理化】
- 新設備・技術の導入や人員配置の改編による、産業組織の再編成。生産性向上・利潤率増大が目的。industrial rationalization
- さんきょうごぎ【三▼侠五義】
- 中国、清(しん)末の口語長編小説。講釈師の石玉崑(せきぎょくこん)の語り物をまとめたもの。1879年刊。宋(そう)の名裁判官包拯(ほうじょう)が正義を行い、侠客(きょうかく)義士が悪と戦う物語。原名『忠烈侠義伝』、のち改編されて『七侠五義』。
- さんぎょう‐こっか【産業国家】
- 経済繁栄を支える基幹産業が発達し、経済基盤の安定と確立をめざす国家。industrial state
- さんぎょう‐さいへんせい【産業再編成】
- 経済成長と国民生活の向上を目的に、産業組織を効率的なものに組みかえること。industrial reorganization
- さんぎょう‐しほん【産業資本】
- 生産過程に投入され、剰余価値を生み出す資本。資本主義に特有の近代的資本形態。industrial capital〈比較〉商業資本。
- さんぎょう‐しほんしゅぎ【産業資本主義】
- 産業革命を経て本格的に確立した資本主義。イギリスをはじめ欧米先進国は19世紀半ばから末にかけてこの段階に達した。industrial capitalism
- さんぎょう‐しゃかいがく【産業社会学】
- 産業組織・制度に関する諸現象を研究対象とする社会学の一分野。職場集団、職場の人間関係、勤労意欲などの考察が中心課題。industrial sociology
- さんぎょう‐しんりがく【産業心理学】
- 応用心理学の一部門。産業活動に従事する人間の心理学的諸問題を研究する。industrial psychology
- さんぎょう‐スパイ【産業スパイ】
- 企業の生産や販売、技術などに関する秘密を探り、他の企業に漏らすこと。また、それを行う人。industrial spy
- さんきょうせいきせいさくしょ【(株)三協精機製作所】
- 電気機器。マイクロモーター・ステッピングモーターなどの電子・制御機器、オルゴールを製造。昭和22年(1947)設立。東京本社は東京都港区新橋。
- さんきょうせいこう【三共生興(株)】
- 商業。繊維専門商社。昭和13年(1938)設立。大阪本社は大阪市中央区安土(あづち)町。
- さんぎょう‐せいさく【産業政策】
- 通商産業省を中心に農林水産省・大蔵省などの官庁が、その所管する産業に対して行う政策の総称。industrial policy