さん‐さ【三叉】
3筋に分かれる所。三つまた。trifurcating
さん‐さ【蚕渣・蚕沙】
カイコの食べ残しのクワの葉と蚕糞(こくそ)の混合物。肥料や家畜の飼料にする。カイコの衛生上、除沙は重要。
さん‐ざ(副)
→さんざん(散散)[二]
ざん‐さ【残渣】
残りかす。溶解・濾過(ろか)などをしたときに残った不溶物。dregs
サン‐サーンス【Charles Camille Saint-Saëns】
(1835-1921)近代フランスを代表する作曲家。古典的な均整をもち、輝かしい管弦楽法による華麗な表現が特徴。オペラ『サムソンとデリラ』、交響曲3曲・ピアノ協奏曲5曲など。
さん‐さい【三才】
①天・地・人。
②宇宙間の万物。
③人相学で、額・鼻・あご。
さん‐さい【三彩】
2種以上の色釉(しきゆう)を施し、低火度焼成した陶器。緑・黄・赤・茶・藍(あい)でいろどられる。中国、唐で8世紀ごろ唐三彩が焼成され、これを受け継いで宋(そう)三彩・遼(りよう)三彩・元(げん)三彩が焼かれた。明(みん)代の法花もこの一種で、清(しん)代には素三彩が作られた。日本では奈良時代に焼成された。
さん‐さい【三際】
《仏教語》前際・中際・後際の総称で、過去・現在・未来のこと。三世(さんぜ)。さんざい。
さん‐さい【山妻】
自分の妻をけんそんしていう語。愚妻。
さん‐さい【山菜】
山野に自生する植物で、採取して食用にするもの。ワラビ・ゼンマイ、タラノキの芽など。edible wild plant
さん‐さい【山塞・山砦】
①山中のとりで。mountain fastness
②山賊のすみか。mountain hangout
さん‐ざい【散在】(名・サ変自)
あちこちにあること。広い範囲にちらばってあること。点在。lie scattered〈用例〉人家が〜する。
さん‐ざい【散剤】
2種類以上の薬品の粉末を混合し、均質にした粉薬。内服用と皮膚に散布するものがあるが、通常は内服用のものをいう。powder〈対義〉錠剤・液剤。
さん‐ざい【散財】(名・サ変自)
金銭をたくさん使うこと。また、つまらないことに金銭を使うこと。waste of money
ざん‐さい【残滓】
《「ざんし」の慣用読み》かす。のこりかす。leavings
ざん‐ざい【斬罪】
首を切り落とす刑。江戸幕府による死刑の方法で、武士についていったもの。庶民については死罪・下手人(げしゅにん)といった。打ち首。刎首(ふんしゅ)
さんさい‐いち【三斎市】
中世から近世にかけて全国各地で開かれた定期市。月3回開かれ、営業税を納めた特定の商人が独占販売を行った。
さんざい‐しんけいけい【散在神経系】
神経細胞が体表にほぼ一様に網目状に散在する神経系。神経節や脳をもたない。刺胞動物のヒドラやイソギンチャクにみられる。diffuse nervous system〈比較〉集中神経系。
さんさいずえ【三才図会】
中国の絵入りの類書。106巻。天・地・人の三才に及ぶさまざまな事物を、天文・地理・人物・鳥獣・草木など14部門に分類して図説した一種の百科事典。明(みん)代の王圻(おうき)の撰(せん)。1607年(万暦(ばんれき)35年)成立。日本の『和漢三才図会』はこれにならったもの。
さんさい‐りゅう【三斎流】
茶道流派の一つ。流祖細川三斎(忠興(ただおき))。江戸初期に形成。千利休(せんのりきゅう)の茶の正統を守り、武家の間に広まった。
さんざ‐か【山茶花】
→サザンカの別名。サンサカ。
ざんざか‐おどり【ざんざか踊り】
兵庫県但馬(たじま)地方で、盂蘭盆会(うらぼんえ)を中心に演じられる太鼓踊り。男たちが体に掛けた太鼓を打ちながら豪快に踊る。名称は「ざんざかざっとう」の打ち音に由来する。
さん‐さがり【三下がり】
三味線の基本的調弦の一つ。本調子の第3弦を1全音(長2度)下げる。上品で落ち着いた気分を表す。〈比較〉二上がり。
さん‐さく【散策】(名・サ変自)
気分転換のため、また、考え事などをしながら、ぶらぶら歩くこと。散歩。ramble
さん‐ざし【山査子】
バラ科の落葉低木。庭に植える。小枝にはとげがある。葉はくさび形。春にウメに似た白色5弁の花が咲き、果実は秋に赤熟または黄熟し、漢方薬とする。中国原産。
さんさ‐しぐれ【さんさ時雨】
宮城・福島・岩手の各地、とくに会津地方で婚礼などに歌われる祝儀唄(うた)。静かな洗練された旋律が特色。
さんさ‐しんけい【三叉神経】
脊椎(せきつい)動物の第5脳神経。脳橋から出て、眼神経・上顎(じょうがく)神経・下顎神経の3枝に分かれる神経。顔の皮膚、歯の感覚、舌の味覚などを支配。trigeminal nerve
さんさしんけい‐つう【三叉神経痛】
三叉神経の3つの分枝のうち、主として上顎(じょうがく)神経・下顎神経が分布する顔面の下3分の2の片側に起こる発作性の激痛。trigeminal neuralgia
ざん‐さつ【惨殺】(名・サ変他)
むごたらしく殺すこと。slaughter
ざん‐さつ【斬殺】(名・サ変他)
切り殺すこと。put...to the sword
さんざっ‐ぱら(副)
《俗語。「さんざん」を強めた語》はなはだしく。したたかに。〈用例〉〜悪口をあびた。
さんざ‐め・く(五自)
《「さざめく」の転》にぎやかに騒ぎたてる。make merry〈用例〉弦歌〜。
サン‐サルバドル【San Salvador】
中央アメリカ、エルサルバドルの首都。サンサルバドル火山のふもとにある都市。商工業の中心地。16世紀の建設以来数回の地震被害を受けた。人口42.3万(1992)。
サンサルバドル‐とう【サンサルバドル島】
(San Salvador)西インド諸島北部、バハマ諸島中部の島。面積155km2。1492年コロンブスが上陸したといわれている。旧称ワトリング島。
さんさ‐ろ【三叉路】
3方に分かれる道。trifurcated road
さん‐さん【潸】(形動トタル)
①涙を流すさま。さめざめ。
②雨の降るさま。
さん‐さん【燦】(形動トタル)
きらめくさま。きらきら。brilliant
さん‐ざん【散散】
[一](形動)ひどい目にあうさま。terribly〈用例〉〜な仕打ちにあう。雨に降られて、結果は〜だった。
[二](副)程度・状態がはなはだしいさま。ひどく。さんざ。さんざっぱら。severely; thoroughly〈用例〉〜遊んだ。〜たたかれた。
ざん‐ざん(副)
雨が激しく降る音・さま。heavily〈用例〉雨が〜降る。
さんさんか‐いおう【三酸化硫黄】
化学式SO3 3種類の変態(発煙性液体・針状結晶・アスベスト状)がある。水と激しく反応し、硫酸になる。sulfur trioxide
さんさんか‐にひそ【三酸化二砒素】
化学式As2O3 無水亜砒酸、また俗に亜砒酸とよばれる白色粉末。猛毒で殺虫剤に利用。diarsenic trioxide
さんさん‐くど【三三九度】
3つ組みの杯で、3度ずつ3回杯をやりとりする献杯の礼。現在では、結婚式で新郎新婦が夫婦の固めをする儀礼として行われる。
さんさん‐ごご【三三五五】(副)
①小人数の仲間が、ばらばらに行くさま。by twos and threes〈用例〉〜会場に集まる。
②あちこちに散在するさま。here and there
さん‐し【三尸】
道教で、人の腹の中に住んでいるという3匹の虫。わずかなあやまちも見逃さず、庚申(こうしん)の夜には眠っている人体から抜け出して、天帝にその罪を告げるといわれている。三尸虫。
さん‐し【三思】(名・サ変自他)
何度も考え直すこと。熟慮。thinking over
さん‐し【蚕糸】
→きいと→きぬいと。silk yarn
②養蚕と製糸。sericulture and filature
さん‐し【蚕紙】
カイコガに卵を産みつけさせる紙。さんらんし。たねがみ。egg card
さん‐し【散士・散史】
〈比較〉散人。
①官途につかない人。また、俗世間で気ままに暮らす人。
②文人が筆名に添える語。〈用例〉東海(とうかい)〜。
さん‐じ【三次】
①3度。three times〈用例〉〜にわたる選挙。
②数学で、次数が3であること。cubic〈用例〉〜方程式。
さん‐じ【三時】
①時刻の名称の一つ。午前と午後の3時。three o'clock
②《多く、上に「お」を付けて》午後3時の間食。おやつ。
③農業で、3つのたいせつな時期。春の耕作、夏の除草、秋の収穫。
④《仏教語》仏滅後の仏教の行われ方の区分。正法(しょうぼう)・像法(ぞうほう)・末法(まつぽう)
さん‐じ【参事】
事務に参与すること。また、その身分や職名。counselor
さん‐じ【惨事】
多くの死者が出るような、むごたらしいできごと。disaster〈用例〉〜を招く。
さん‐じ【産児】
①子を生むこと。child birth
②生まれた子。newborn baby
さん‐じ【賛辞・讚辞】
褒めことば。eulogy〈用例〉〜を呈する。
ざん‐し【残滓】
のこりかす。ざんさい。leavings
ざん‐し【惨死】(名・サ変自)
むごたらしい死に方をすること。tragic death
ざん‐し【慙死・慚死】(名・サ変自)
①心から恥じて死ぬこと。dying of shame
②死ぬほど深く恥じること。being filled with shame
ざん‐じ【暫時】(名・副)
わずかの間。しばらく。for a little while
さんシー‐せいさく【3C政策】
第1次大戦前のイギリスの帝国主義政策。ケープタウン・カイロ・カルカッタの3都市を結ぶ三角地帯を支配しようというもの。ドイツの3B政策と対立。
サン‐ジエゴ【San Diego】
→サンディエゴ
サンジェルマン‐アンレー【Saint-Germain-en-Laye】
パリ西郊、セーヌ河畔の都市。古い城や礼拝堂が知られる。人口4.2万(1990)。サンジェルマン。
サンジェルマン‐じょうやく【サンジェルマン条約】
第1次大戦後の1919年9月、パリ西郊のサンジェルマン‐アンレーで連合国側とオーストリアとの間に結ばれた講和条約。ハンガリー・チェコスロバキアなどの独立が承認され、オーストリア帝国は解体。The Treaty of St. Germain
サンジカリスム【syndicalisme(フランス)
フランスを中心として1890年代から第1次大戦にかけて展開された、無政府主義的労働組合運動の理論と実践。議会主義を否定し、ゼネストなど労働組合の直接的政治行動による社会革命をめざした。労働組合主義。サンディカリズム。syndicalism
さんじ‐かん【参事官】
内閣官房・法制局や各省庁で重要事項の総合的な整理などに従事する職員の官職名。councilor
さん‐しき【算式】
演算の順序や方法を示した式。numerical expression
さんしき‐カミツレ【三色カミツレ】
→ハナワギクの別名。
さんしき‐すみれ【三色菫】
スミレ科の一年草のパンジーの和名。黄(または赤)・紫・白の3色からなるものが主体であるための名。ヨーロッパ原産の園芸種。サンショクスミレ。pansy
さんし‐ぎょう【蚕糸業】
生糸の生産・流通・販売にかかわる事業。silk industry
さん‐じげん【三次元】
前後・左右・上下の3つの広がり。空間。three-dimensions〈対義〉一次元・二次元・四次元。〈用例〉〜の世界。
さんじげん‐かいろそし【三次元回路素子】
1つの半導体チップの上に、電子回路を何層も重ねたもの。容量は飛躍的に増大する。three-dimensional integrated circuits
さんじ‐さんぎょう【三次産業】
→だいさんじさんぎょう(第三次産業)
さんし‐しけんじょう【蚕糸試験場】
農林省の付属研究機関。クワ・カイコの生理・病理の研究や、養蚕・製糸・絹加工などに関する試験や研究を行う。
さんじ‐しょうひしゃ【三次消費者】
食物連鎖において二次消費者を食べる動物。タカやナマズなどの肉食動物がこれにあたる。tertiary consumer
さんし‐すいめい【山紫水明】
自然の景色が清く美しいこと。〈用例〉〜の地。
さん‐しせい【三姿勢】
ライフル射撃競技で、伏せ射ち・立ち射ち・膝(ひざ)射ちの3つの射撃姿勢の総称。また、射撃をこの3姿勢の順に行う総合競技種目をもいい、60発競技と120発競技がある。
さんじ‐せいげん【産児制限】
人工的妊娠中絶や妊娠防止策などによる出生の計画的制限。サンガー夫人が提唱した。産制。birth control
さん‐した【三下】
《「三下奴(やっこ)」の略》ばくち打ちの仲間で、いちばん下級の者。
三下に見る(さんしたにみる)
軽くみる。軽蔑(けいべつ)する。
さんしち‐そう【三七草・山漆草】
キク科の多年草。慶長(けいちょう)年間に中国より渡来。葉は3〜7片に深裂。名はこれに由来。秋、深黄色の頭花を散房状につける。葉のしぼり汁は血止め。
さんしち‐にち【三七日】
①人の死後21日目に行われる仏事。みなぬか。
②誕生後21日目の祝い。
さん‐しつ【蚕室】
カイコを飼う部屋。silkworm rearing room
さん‐しつ【産室】
子を産む部屋。delivery room
さん‐しつ【散失】(名・サ変自)
散りうせること。散ってなくなること。散逸。getting scattered and lost〈用例〉文化財の〜。
さん‐じつ【三日】
①みっか。とくに正月の三箇日。
②江戸時代に式日とした、毎月1日・15日・28日。
さんし‐の‐れい【三枝の礼】(連語)
《ハトの子は、親鳥の枝から3本下の枝にとまるという意》ハトでさえ親を敬う心があるということから、親孝行の大切さを言うたとえ。
ザンジバル【Zanzibar】
アフリカ東海岸沖合い、インド洋上の2島。1964年タンガニーカと連合し、タンザニア連合共和国を形成。人口66.3万(1990)。
サン‐シモン【Claude-Henri de Rouvroy de Saint-Simon】
(1760-1825)フランスの代表的な空想的社会主義者。科学者・有産者・実業家・技師などの産業者が指導する自主管理的な産業体制を構想し、実証的科学の進歩、産業の繁栄、勤労者の福祉のなかに人類の解放をみようとした。著書『人間科学覚書』など。
サン‐シモン【Louis de Rouvroy, duc de Saint-Simon】
(1675-1755)フランスの軍人・政治家・作家。ルイ14世の宮廷を描いた『回想録』で知られる。
さん‐しゃ【三社】
①3つの会社。
②代表的な3つの神社。とくに伊勢(いせ)神宮・石清水(いわしみず)八幡宮・賀茂(かも)神社(または春日(かすが)大社)。
さん‐しゃ【三車】
《仏教語》『法華経(ほけきょう)』「譬喩品(ひゆぼん)」に説かれる羊車・鹿車・牛車の3つの乗り物。羊車は声聞(しょうもん)乗、鹿車は縁覚(えんがく)乗、牛車は菩薩(ぼさつ)乗を表す。
さん‐しゃ【三舎】
昔、中国で、軍隊の3日間の行程。90里。
三舎を避ける(さんしゃをさける)
①へりくだる。相手に一目置く。
②相手を恐れて、近づかない。〈用例〉鬼神も〜。
さん‐しゃ【三者】
3つの人・物事。three parties〈用例〉〜凡退。
サンシャ【三峡】
(Sānxiá)→さんきょう(三峡)
さん‐しゃく【参酌】(名・サ変他)
比べ合わせて、よいほうを選ぶこと。参照。配慮。consideration
さん‐じゃく【三尺】
①1尺の3倍。1m弱。
②《「三尺帯」の略》並幅、丈2.5mほどの帯で、職人の一重回し帯から子ども用に変化したもの。兵児帯(へこおび)
三尺下がって師の影を踏まず(さんじゃくさがってしのかげをふまず)
《師に付き従うとき、弟子は師の影を踏まないようにしなければいけない、の意》師に対して礼を失しないようにせよと戒めたことば。
三尺高し(さんじゃくたかし)
(はりつけ)の柱の高さが、頭上約3尺であることから、磔の刑に処せられることにいう。
三尺の秋水(さんじゃくのしゅうすい)
とぎすました刀剣。
三尺の童子(さんじゃくのどうじ)
小さな子ども。幼童。また、無知な者。
さん‐じゃく【山鵲】
カラス科の鳥。全長約40cm。カササギに似て、尾が長い。縁起の良い鳥とされる。中国・ヒマラヤに分布。
さんじゃく‐バナナ【三尺バナナ】
バショウ科の多年草。高さ1〜2mの丈の低いバナナ。中国原産。果実は五稜(ごりょう)で、長さ約10cm。1房に200〜250本もつく。芳香があり、甘く美味。
さんじゃく‐もの【三尺物】
《遊び人が三尺帯をよく締めていたことから》講談・浪花節(なにわぶし)で、侠客(きょうかく)・遊び人を主人公とした演目の総称。『国定忠治(くにさだちゅうじ)』『清水次郎長伝(しみずじろちょうでん)』など。
さんしゃ‐しょうけい【三斜晶系】
3つの結晶軸が斜交し、かつそれぞれの軸の長さが異なる結晶系。triclinic system
さんしゃ‐ていりつ【三者鼎立】
3つのもの、3つの勢力。あるいは3人が互いに対立していること。3者が並び立っていること。
さんじゃ‐まつり【三社祭(り)】
[一]東京都台東(たいとう)区の浅草(あさくさ)神社で5月の17、18日に近い土・日曜に行われる祭り。3基の大神輿(みこし)が町内を練り歩き、本殿の前では田楽(でんがく)や獅子(しし)の舞が奉納される。
[二]《三社祭》歌舞伎(かぶき)舞踊。清元。本名題『弥生の花浅草祭(やよいのはなあさくさまつり)』。天保(てんぽう)3年(1832)初演。三社祭りの山車(だし)人形を舞踊化したもの。
さん‐しゅ【三種】
①3つの種類。three kinds
②「→第三種郵便物」の略。
さん‐じゅ【傘寿】
《「傘」の略字の字形から》数え年80歳のこと。また、その長寿の祝い。〈参照〉賀の祝い。
ざん‐しゅ【斬首】(名・サ変他)
首を切りおとすこと。また、その首。
さん‐しゅう【三州・参州】
→三河国(みかわのくに)
さん‐しゅう【参集】(名・サ変自)
あつまって来ること。gathering
さん‐しゅう【讃州】
→讃岐国(さぬきのくに)
さん‐じゅう【三重】
①3つかさなること。みかさね。3層。3段。triplication
②《日本音楽用語》
(ア)声明(しょうみょう)の最高の音域。
(イ)平曲の最高音域部分とその旋律型。
(ウ)三味線音楽の旋律型。
(エ)歌舞伎(かぶき)の下座音楽で、三味線で奏する効果音楽。
さん‐じゅう【三従】
儒教で、女性の従うべき道とした3つの徳目。『儀礼(ぎらい)』によれば、家にあっては父に従い、嫁(か)しては夫に従い、夫が死してのちは子に従うというもの。
さんじゅういち‐もじ【三十一文字】
和歌。短歌。みそひともじ。
さん‐しゅうき【三周忌】
→さんかいき(三回忌)
さんじゅう‐く【三重苦】
苦しみが3つ重なっていること。とくに目・耳・口が不自由であること。また、その人。triple handicap
さんじゅう‐けつごう【三重結合】
2つの原子が3個の電子対を共有する結合。とくに炭素どうしの三重結合をアセチレン結合という。付加反応が起こりやすい。triple bond
さんじゅうごミリ‐カメラ【35ミリカメラ】
35mm幅のフィルムを使用するカメラ。現在は、ペンタプリズムを備えた一眼レフ形式で、縦24mm、横36mmの大きさの画面のものが主流。
さんじゅう‐さつ【三重殺】
→トリプルプレー
さんじゅうさん‐かいき【三十三回忌】
死後満32年めの忌日。また、その日行う仏事供養。
さんじゅうさん‐かんのん【三十三観音】
観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)が衆生済度(しゅじょうさいど)のために変化するという33身。楊柳(ようりゅう)・竜頭(りゅうず)・持経・円光・遊戯(ゆげ)・白衣(びゃくえ)・蓮臥(れんが)・滝見・施薬・魚籃(ぎょらん)・徳王・水月・一葉・青頸(しょうきょう)・威徳・延命・衆宝・岩戸・能静(のうじょう)・阿耨(あのく)・阿ま提(あまだい)・葉衣・瑠璃(るり)・多羅尊・蛤蜊(こうり)・六時・普悲・馬郎婦(めろうふ)・合掌・一如・不二・持蓮・灑水(しやすい)の33。
さんじゅうさんげん‐どう【三十三間堂】
京都市東山区三十三間堂廻(まわ)り町にある蓮華(れんげ)王院の通称。天台宗。長寛(ちょうかん)2年(1164)後白河法皇の発願で平清盛(たいらのきよもり)が造営。1001体の千手(せんじゅ)観音像を安置。
さんじゅうさん‐しょ【三十三所】
観音像を安置した33か所の巡礼霊場。観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)が33身に化身して衆生(しゅじょう)を救うという信仰にちなむ。西国三十三所・坂東(ばんどう)三十三所など。三十三箇所。三十三番札所(ふだしょ)
さんじゅうし【三銃士】
《原題Les Trois Mousquetaires(フランス)》デュマ(父)の小説。1844年刊。ルイ13世治下のフランスで、主人公ダルタニャンが、アトス・アラミス・ポルトスの三銃士と活躍する物語。
さんじゅう‐しちさい【三汁七菜】
《3種の汁と7種の副食物、の意》本膳(ほんぜん)料理の一つ。三の膳まである本格的な日本料理の献立。
さん‐じゅうしょう【三重唱】
3人で3声部に分かれて歌い合わすこと。その合唱。trio
さんじゅう‐すいそ【三重水素】
水素の同位体で質量数が3のもの。放射性があり、放射線源やトレーサーに利用される。トリチウム。記号T、3H。tritium
さん‐じゅうそう【三重奏】
3人が3種の独奏楽器で合奏すること。ピアノ・バイオリン・チェロを用いるピアノ三重奏など。トリオ。trio
さんじゅう‐だな【三重棚】
茶室の棚物の一種。棚板が3段に重なっている。地板の上に水指(みずさし)、その上段には棗(なつめ)、その上の段には柄杓(ひしゃく)・蓋置(ふたおき)、天板には香炉などを飾る。
さんじゅう‐てん【三重点】
1成分からなる物質の気相・液相・固相の3相が共存した状態にある点。たとえば、水の三重点は0.0075℃、圧力4.85mmHg triple point
さんじゅう‐とが【三獣渡河】
《仏教語》『優婆塞(うばそく)戒経』のことば。声聞(しょうもん)・縁覚(えんがく)・菩薩(ぼさつ)の3乗をそれぞれ河を渡る兎(うさぎ)・馬・象にたとえ、悟りに深浅のあることを説くもの。
さんじゅうに‐そう【三十二相】
①《仏教語》仏にそなわるという、常人と異なるすぐれた32の身体的特徴。金色の肉身、頂上の肉髻(にくけい)、眉間(みけん)の白毫(びやくごう)など。三十二相八十種好(しゅごう)。八十随形好(ずいぎょうごう)
②女性の容姿の美しさを表すすべての外見的特徴。〈用例〉〜備わった美女。
さんじゅうねん‐せんそう【三十年戦争】
1618〜48年、ドイツの新旧両教徒の対立に各国が干渉した最大の宗教戦争。旧教側にスペイン、新教側にスウェーデン・デンマーク・フランスが出兵。旧教派ではワレンシュタイン、新教派ではグスタフ=アドルフやクリスチャン4世らが活躍。ウェストファリア条約で終結。Thirty years' War
さんじゅうはちど‐せん【三十八度線】
朝鮮半島を横断する北緯38度線。1948年以来、この緯線の付近が北側の朝鮮民主主義人民共和国と南側の大韓民国とを分かつ国境となる。北緯三十八度線。38th parallel
さんじゅうばん‐じん【三十番神】
本地垂迹(すいじゃく)説で、『法華経(ほけきょう)』を1か月間交替で守るとされる30の日本の神々。
さんじゅうろくにんしゅう【三十六人集】
平安中期までの代表的歌人である三十六歌仙の私家集を集成したもの。『歌仙家集』。
さんじゅうろっ‐かせん【三十六歌仙】
平安中期、藤原公任(ふじわらのきんとう)が選んだ36人の名歌人の総称。柿本人麻呂(かきのもとのひとまろ)・紀貫之(きのつらゆき)・凡河内躬恒(おおしこうちのみつね)・伊勢(いせ)・大伴家持(おおとものやかもち)・山部赤人(やまべのあかひと)・在原業平(ありわらのなりひら)・遍照(へんじょう)・素性(そせい)・紀友則(きのとものり)・猿丸大夫(さるまるだゆう)・小野小町(おののこまち)・藤原兼輔(ふじわらのかねすけ)・藤原朝忠(あさただ)・藤原敦忠(あつただ)・藤原高光(たかみつ)・源公忠(みなもとのきんただ)・壬生忠岑(みぶのただみね)・斎宮女御(さいぐうのにょうご)(徽子(きし)女王)・大中臣頼基(おおなかとみのよりもと)・藤原敏行(としゆき)・源重之(しげゆき)・源宗于(むねゆき)・源信明(さねあきら)・藤原清正(きよただ)・源順(したごう)・藤原興風(おきかぜ)・清原元輔(きよはらのもとすけ)・坂上是則(さかのうえのこれのり)・藤原元真(もとざね)・小大君(こだいのきみ)・藤原仲文(なかぶみ)・大中臣能宣(よしのぶ)・壬生忠見(ただみ)・平兼盛(たいらのかねもり)・中務(なかつかさ)の36人(『三十六人歌仙伝』による)。
さんじゅうろっ‐けい【三十六計】
中国古代の兵法で、36種の計略。多くの計略。
三十六計逃げるに如かず(さんじゅうろっけい、にげるにしかず)
《『南斉書(なんせいしょ)』「王敬則伝」にあることばから》逃げることにまさる方策はない。逃げるのがもっともよい策である。Discretion is the better part of valor.
さんじゅうろっ‐ぴょう【三十六俵】
《もと、36個の俵を同心円状に二重に配置したものであったことから》相撲の土俵。
さんしゅこんごう‐ワクチン【三種混合ワクチン】
不活化した百日ぜき菌・破傷風トキソイド・ジフテリアトキソイドの3つを混合したワクチン。乳幼児期に接種する。昭和56年(1981)より製造許可。triple vaccine
さんじゅ‐じょうかい【三聚浄戒】
《仏教語》大乗仏教の3つの基本的な戒法の総称。悪を防ぐ摂律儀(しょうりつぎ)戒、善を行う摂善法(しょうぜんぽう)戒、人々に利益をほどこす摂衆生(しょうしゅじょう)戒。三聚戒。
サン‐ジュスト【Louis-Antoine-Léon de Saint-Just】
(1767-94)フランス革命期の政治家。ロベスピエール派の国民公会議員。公安委員として軍事・食糧問題を担当。エベール派・ダントン派を告発し、恐怖政治を推進。テルミドールのクーデターで処刑。
さん‐しゅつ【産出】(名・サ変他)
有用な物資をうみだすこと。産物を出すこと。production
さん‐しゅつ【算出】(名・サ変他)
計算して、数値を出すこと。calculation
さん‐じゅつ【算術】
①自然数・分数・小数および量についての計算を中心に、数量に関する問題の解決を取り扱う実用的な数学。arithmetic
②初等数学で、代数・幾何(きか)・三角法の前段階として学ぶ計算法。arithmetic
③かつての小学校での教科名。
さんじゅつ‐きゅうすう【算術級数】
→とうさきゅうすう(等差級数)
さんしゅつ‐ふくよう【三出複葉】(名・サ変自)
植物で、クローバーなどのように、葉柄の先端に3枚の小さな葉がつくこと。
さんじゅつ‐へいきん【算術平均】
→そうかへいきん(相加平均)
さんしゅ‐の‐じんぎ【三種の神器】
歴代天皇が皇位のしるしとして継承する3つの宝物。天孫降臨のさい、天照大神(あまてらすおおみかみ)から瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)に授けられたというもの。八咫(やた)の鏡・天(あめ)の叢雲(むらくも)の剣(つるぎ)(草薙(くさなぎ)の剣)・八尺瓊(やさかに)の曲玉(まがたま)
さん‐しゅゆ【山萸】
ミズキ科の落葉小高木。高さ約4m。葉は楕円(だえん)形。早春に黄色の四弁花が咲き、果実は秋に赤熟。果実は強壮薬。庭木にもする。朝鮮半島中部原産。