しっ‐き【湿気】
しめりけ。しっけ。moisture
しっ‐き【漆器】
うるし塗りの器物。塗り物。lacquer ware
しつ‐ぎ【質疑】(名・サ変自)
疑問の点をただすこと。質問。question〈用例〉〜応答。
じっ‐き【実記】
事実の記録。
じ‐つき【地付き・地着き】
①昔からその土地に住んでいること。土着。native〈用例〉〜の下町っ子。
②魚が回遊しないで、一定の場所にすみついていること。〈用例〉〜の魚。
じ‐つき【地突き・地搗き】(名・サ変自)
建築にかかる前に地面をつき固めること。地固め。地形(じぎょう)。leveling the ground
じつ‐ぎ【実技】
実地の技術。practical skill〈用例〉体育の〜。
じつき‐うた【地突(き)唄】
全国的にある日本民謡。建築前などに地固めをするさいの作業唄。土突(どつ)き歌。
しづき‐ただお【志忠雄】
(1760-1806)江戸中期の蘭(らん)学者・天文学者。長崎の人。主著『暦象新書』により地動説・ニュートン力学を日本にはじめて紹介。
シッキム【Sikkim】
インド北東部の州。ヒマラヤ山脈中にあり、全土が山岳地帯で、河谷(かこく)部でも標高2000m。ネパール・中国・ブータンと国境を接する。人口40.6万(1991)。
しっ‐きゃく【失脚】(名・サ変自)
①足をふみはずすこと。miss one's step
②政治家が自分の失敗や他の策動によって地位・立場を失うこと。downfall〈用例〉汚職にからんで〜する。
しっきゅう‐おんどけい【湿球温度計】
乾湿温度計において、球部をぬらしたほうの温度計。乾球温度計と組み合わせ、両者の示度の差から湿度を測る。wet-bulb thermometer
しつ‐ぎょう【失業】(名・サ変自)
職をうしなうこと。また、労働の意欲と能力がありながら労働者が就業の機会を得られない状態。unemployment〈比較〉潜在失業・不完全就業。
じっ‐きょう【実況】
実際のありさま・状況。actual scene〈用例〉〜中継。
じっ‐きょう【実教】
《仏教語。真実の教え、の意》天台宗では『法華経(ほけきょう)』の教え、1乗の実大乗をいう。〈対義〉権(ごん)教。
じつ‐ぎょう【実業】
生産・販売などを行う事業。農・商・工・水産業など。industry
じつぎょう‐か【実業家】
みずから資本を投じて企業を設立・経営し、社会的に有用な活動を行って金銭的利益を得る人。businessman
じつぎょう‐がっこう【実業学校】
旧制中等学校の一つ。中堅技術者の養成を目的とした工業学校・農業学校・商業学校・商船学校・水産学校など。
しつぎょうたいさく‐じぎょう【失業対策事業】
国または地方公共団体が失業者の仕事を確保するために行う公共事業。昭和24年(1949)に制定された緊急失業対策法に基づく。
しつきょう‐ふう【疾強風】
風力階級が8の風の呼称。毎秒17.2〜20.7m。小枝が折れ、風に向かうと歩けない程度の風。gale
じっきょう‐ほうそう【実況放送】
事件・行事・スポーツなどを、現場から直接ラジオやテレビで放送すること。また、その番組。on-the-spot broadcasting
しつぎょう‐ほけん【失業保険】
政府または公共団体・雇用主・労働者が基金を積み立て、失業者に一定期間一定の金額を給付する社会保険。昭和50年(1975)4月から雇用保険に切り換えられた。unemployment insurance
しつぎょう‐りつ【失業率】
働く意思と能力をもつ人の全体に占める、仕事に就くことができない人の比率。重要な景気指標。unemployment rate
しっ‐きん【失禁】(名・サ変自)
病気・恐怖・老衰などで、自覚せずに大小便を漏らすこと。incontinence
ジッキンゲン【Franz von Sickingen】
(1481-1523)中世ドイツの騎士。中部ラインの出身。フッテンとともにルターの宗教改革に共鳴。騎士戦争を指導しトリール大司教を攻撃したが敗退。
じっきんしょう【十訓抄】
鎌倉(かまくら)中期の説話集。3巻。建長(けんちょう)4年(1252)成立。作者未詳。おもに年少者への教訓・啓蒙(けいもう)のため、10項の徳目をあげて論じ、各項に即した和漢の説話を約280集める。じっくんしょう。
しっ‐く【疾駆】(名・サ変自)
車や馬が速く走ること。drive fast〈用例〉草原を〜する。
シック【chic(フランス)】(形動)
(いき)で品のあるさま。しゃれた。素敵な。〈用例〉〜な着こなし。
しっ‐くい【漆喰】
《「石灰」の唐音。当て字》日本古来の壁材料。消石灰に砂・のり・すさなどを加えて水で練ったもの。壁や天井に塗り、石やれんがなどの接合にも用いる。mortar
し‐つく・す【為尽(く)す】(五他)
すっかりしてしまう。すべてしてしまう。do everything
シックス‐ばん【シックス判】
写真のサイズで6×6cm判のこと。六六(ろくろく)判。
シック‐はんのう【シック反応】
ジフテリアに対する免疫の程度を調べる反応。一定量のジフテリア毒素を皮内注射すると、免疫されていないときには注射した所が赤くはれ陽性となる。Schick's test
ジッグラト【ziggurat】
古代メソポタミアの都市に築かれた、方形で階段状の塔。上にいくほど方形は小さく何段にも重なる建造物で、最上段に神殿をおく。〈参照〉バベルの塔。
しっくり(副・サ変自)
物事のよく合うさま。harmoniously〈用例〉気持ちが〜合う。
じっくり(副)
じゅうぶん時間をかけてするさま。落ち着いて。thoroughly; carefully〈用例〉〜と考える。
しっ‐け【湿気】
しめりけ。しっき。moisture
しつけ【躾】16画
部首 身みへん 和製漢字
区点 7731・JIS 6D3F・シフト E75E

→しつけ[仕付け・躾]
し‐つけ【仕付け・躾】
①幼いものや動物に対して、日常生活に必要なことを習慣づけ、礼儀作法や社会生活に必要な規律を身につけさせること。teaching manners; discipline〈用例〉〜がいい。〜が行き届く。〜が厳しい。
②《「仕付け」で》作りつけること。したて。
③縫い目や折り目を固定するための仮の押さえ縫いのこと。ミシンの縫い目の固定、形を保つための仮押さえ、また和服では着用中の型くずれをふせぐための縫い仕付けなど。tacking; basting〈用例〉〜糸。〜針。
④田植え。植えつけ。〈用例〉〜時。
しっ‐けい【失敬】
[一](名・形動・サ変自)相手に敬意を欠くこと・さま。失礼。impoliteness〈用例〉〜な男。
[二](名・サ変自他)
①(自)別れること。〈用例〉ここで〜しよう。
②(他)盗むこと。steal〈用例〉ホテルのスプーンを〜する。
[三](感)男性どうしが、別れるときや、わびるときなどのあいさつ語。So long.; sorry〈用例〉それじゃあ、〜。〜、待たせてしまって。
じっ‐けい【実兄】
両親を同じくする兄。one's elder brother
じっ‐けい【実刑】
執行猶予なしで実際に執行される刑罰。
じっ‐けい【実景】
実際のけしき。actual view
しつけ‐いと【仕付け糸・躾糸】
縫い目を整えたり、仕立て上がりの形を整えたりするために、あらく縫う糸。絹にはぞべ糸、ウール用にはしろもを使う。tacking thread
じつ‐げつ【日月】
①太陽と月。the sun and the moon
②年月。つきひ。time
日月地に墜ちず(じつげつちにおちず)
《「日月」は、正義の象徴》人として守るべき道義が、まだすたれないで残っている。
じつげつ‐たん【日月潭】
台湾中部、台湾山脈中の淡水湖。面積約9km2。周囲に高峰が連なる景勝地。竜湖。リーユエタン。
しつけ‐ばし【仕付け箸・箸】
子どもに正しい箸の持ち方を教えるために考案されたもの。箸の中ほどに指を入れる輪とフックが付いている。
しっ・ける【湿気る】(下一自)
《俗語》しめりけをおびる。しける。get damp〈用例〉海苔(のり)が〜。
し‐つ・ける【仕付ける】(下一他)
①作りつける。仕立てる。baste
②いつも…しなれる。やりつける。be used to
③田植えをする。
④《「躾ける」とも》礼儀作法を教え込む。breed〈用例〉幼児を〜。
⑤しつけ糸をかける。
しっ‐けん【失権】(名・サ変自)
権利・権力を失うこと。loss of one's right
しっ‐けん【執権】
①政治の実権をにぎること。また、政権をにぎった人。man in power
②鎌倉(かまくら)時代、政所(まんどころ)の長官。将軍の補佐役。北条時政(ほうじょうときまさ)がこの職について幕府の実権を掌握して以来、北条氏の世襲。
③室町時代、→管領(カンレイ)の別称。
しっ‐けん【識見】
→しきけん(識見)
しつ‐げん【失言】(名・サ変自)
言うべきでないことをうっかり口にすること。また、そのことば。slip of the tongue〈用例〉〜を取り消す。
しつ‐げん【湿原】
低温・過湿で植物の遺骸の分解が妨げられ、泥炭(でいたん)化した地層の上に成立する草原。地下水位が高い所に発達する湿性草原もふくめていう。やち。bog
じっ‐けん【実見】(名・サ変他)
実際に目で見ること。
じっ‐けん【実検】(名・サ変他)
ほんとうかどうかを検査すること。identification〈用例〉首〜。
*じっ‐けん【実験】(名・サ変他)
①理論・仮定の真偽を実際にためしてみること。experiment〈用例〉〜室。理科の〜。
②実際の経験。one's personal experience〈用例〉自己の〜に徴して。
じっ‐けん【実権】
実際の権力。real power〈用例〉〜を握る。
じつ‐げん【実現】(名・サ変自他)
①実際に現れ出ること。現し出すこと。可能性として隠れて存在するものをあらわにすること。realization
②現実的でない観念・理想などを時間・空間の中で実在的にすること。coming true〈用例〉長い間の夢が〜する。
じっけんいがくじょせつ【実験医学序説】
《原題Introduction à l'étude de la médecine expérimentale(フランス)》フランスの生理学者ベルナールの著書。1865年刊。自然科学に立脚した実験医学を提唱した。
じっけん‐かがく【実験科学】
実験を研究方法の中心とする科学。empirical science
じっけん‐けいかくほう【実験計画法】
普遍的な法則を得るために実験を行うとき、どのようなデータを集め、どのような分析方法をとることが効率的かを調べる統計的手法。design of experiment
じっけん‐げきじょう【実験劇場】
営利的な制約をはなれて、新しい演劇を育成するための劇場。experimental theater
じっけん‐こう【実験校】
教育上のさまざまな実験を行い、新しい学校経営や教育内容・方法を研究するための学校。国立大学の付属校など。laboratory school
じっけん‐しき【実験式】
物質を構成する元素の割合をもっとも簡単な整数で表した式。たとえば、アセチレンC2H2もベンゼンC6H6も実験式ではCHで表される。empirical formula
じっけん‐しょうせつ【実験小説】
フランスの作家ゾラの小説理論。小説は、人間を一定の個人的・社会的環境において実験した報告書で、小説家は科学者であるとする。experimental novel
じっけんしょうせつろん【実験小説論】
《原題Le Roman expérimentale(フランス)》ゾラの自然主義小説の方法論。1880年刊。小説も実験的方法で科学になるべきだと提唱。
じつげん‐せい【実現性】
実現できる性質・程度。practicability
じっけん‐だい【実験台】
①その上で実験をする台。laboratory table
②実験の対象・材料になるもの。laboratory material〈用例〉患者を〜にする。
じっけん‐ち【実験値】
実験によって得られた数値。あるいはそれをもとに計算して得られた数値。empirical value〈対義〉理論値。
じっけん‐どうぶつ【実験動物】
医学・生物学などの研究に使用する目的で飼養・繁殖・管理される動物。モルモット・ラット・マウスなど。experimental animal
じっけん‐びがく【実験美学】
おもに美的快感の心理学的実験によって、美の法則を追究する経験的・科学的美学。experimental aesthetics
じっけん‐ぶつりがく【実験物理学】
主として実験による研究を行う物理学。実験により新現象や未知の法則性を発見したり、理論を検証する。experimental physics
しっ‐こ【疾呼】(名・サ変自他)
早口ではげしく呼び立てること。
しつ‐ご【失語】
①物を言うはたらきを失うこと。aphasia
②言い違いをすること。slip of the tongue
しつこ・い(形)
=しつっこい。
①色・味・香があっさりしていない。不快なほど濃厚だ。くどい。heavy〈用例〉〜味。
②つきまとって離れようとしない。執念深い。importunate〈用例〉〜・くつきまとわれる。〜人。〈派生〉しつこさ(名)
しっ‐こう【失行】
①道徳や常識に欠けたおこない。あやまち。失敗。
→しっこうしょう(失行症)
しっ‐こう【失効】(名・サ変自)
効力を失うこと。invalidation〈対義〉発効。〈用例〉法律が〜する。
しっ‐こう【執行】(名・サ変他)
①実際にとり行うこと。しゅぎょう。execution
②法律で、法令・裁判・処分などの内容を実際に行うこと。〈用例〉刑を〜する。
しっ‐こう【膝行】(名・サ変自)
身分の高い人の前に進み出るときの作法。立ちあがらずひざで進むこと。座礼(ざれい)の一つ。
じっ‐こう【実行】(名・サ変他)
実際に行うこと。practice〈用例〉〜力。計画を〜に移す。
じっ‐こう【実効】
実際の効果・効力。efficacy
しっこう‐いいん【執行委員】
選ばれて、団体の決議を実行する責任を負う委員。executive committee
じっこう‐かかく【実効価格】
①消費者が同一の商品を異なる価格で購入している場合、その平均価格をそれぞれの消費量で加重平均して算定したもの。公定価格と闇(やみ)価格がある場合などに適用。effective price
②日用品を購入するさいの実際の価格。purchase price
しっこう‐かん【執行官】
おもに強制執行を実施する任務をもつ国家公務員。地方裁判所に所属する。
しっこう‐きかん【執行機関】
①地方公共団体・法人などの意思決定を実行する機関。知事・取締役会など。executive
②実力を用いる行政機関。警察官など。executive
③民事訴訟法上、強制執行を行う国の機関。執行官など。executive organ
じっこう‐きょう【実行教】
教派神道十三派の一つ。富士信仰を中心とする不二道を基盤に、柴田花守(しばたはなもり)(咲行(しょうぎょう))が創始。明治15年(1882)別派独立。
じっこう‐きんり【実効金利】
金融機関から融資を受ける者が実質的に負担する金利。表面金利に、歩積み・両建てなどの金利が加わったもの。実質金利。effective interest rate〈対義〉表面金利。
じっこう‐しつど【実効湿度】
当日ばかりでなく、前日、前々日も考慮した平均湿度。木材などの乾燥の目安となり、火災学などでよく用いられる。effective humidity
しっこう‐しょう【失行症】
知能の低下や意識障害もなく、麻痺(まひ)もないのに、かつて習得した一定の目的運動ができなくなる障害。大脳の部分的な病変によっておこる。apraxia
じっこう‐ぜいりつ【実行税率】
関税を課するさい、各国が実際に適用している税率。
じっこう‐ぜいりつ【実効税率】
納税者が実際に負担する税額の課税標準に対する比率。effective tax rate
じっこう‐ち【実効値】
変化する電圧や電流の大きさを示す一種の平均値。交流の瞬間値の2乗平均の平方根で定義される。正弦波では、最大値の1/√2となる。effective value
しっこう‐ていし【執行停止】
行政処分の取り消し訴訟を審理中の審判機関が、申し立てにより処分の一時停止を行政庁に命ずること。suspension of execution
しっこう‐ゆうよ【執行猶予】
判決で刑は言い渡すがその執行を一定期間猶予し、その期間を無事に経過した場合は刑を受けることがなくなる制度。stay of execution
じっこう‐よさん【実行予算】
旧憲法下で慣例的に認められた施行予算。予算不成立のとき、前年度の予算を事情の差違を考慮し、不都合を調整したうえで執行。現在の暫定予算に相当する。
しっこう‐り【執行吏】
地方裁判所にいて、訴訟書類の送達や差し押さえなどの強制執行をする公務員。もと、執達吏。執行官。bailiff
じつごきょう【実語教】
平安末から江戸時代に用いられた児童用の教訓書。儒教・仏教の経典中の名言を五言の対句で構成。
しっ‐こく【梏】
《「桎」は足かせ、「梏」は手かせ》行動・生活などの自由をさまたげるもの。束縛。fetters
しっ‐こく【漆黒】
黒うるしを塗ったように黒く、つやのあること・色。jet-black〈用例〉〜のやみ。
じっこく‐とうげ【十石峠】
群馬・長野県境にある峠。標高1356m。江戸時代、佐久地方から1日10石の米を上州(じょうしゅう)へ運んだことに由来。
じっこく‐とうげ【十国峠】
静岡県、熱海(あたみ)市西境の峠。標高774m。旧10か国の展望と源実朝(みなもとのさねとも)の歌で知られる。
しっ‐こし【尻腰】
《俗語。「しりこし」の転》
→根気。〈用例〉〜がかなわぬ。
②しっかりしたところ。〈用例〉〜のない人。
しつこ・し(形ク)
〈古語〉
→しつこい
しつご‐しょう【失語症】
知能低下・意識障害・発語機能などに異常がないのに、言語機能とくに聴取・発語・読み書きに障害がある状態。多くは、大脳の部分的な損傷によっておこる。aphasia
じつ‐ごと【実事】
歌舞伎(かぶき)で、実直な人が主人公で、平凡な事件を写実的に演ずるもの。〈用例〉〜師。
じっ‐こん【実根】
方程式の根(こん)(解)のうち、実数であるもの。実数解。real root〈対義〉虚根。
じっ‐こん【昵懇・入魂】(名・形動)
ごく親しいこと・さま。ねんごろ。懇意。親密。intimacy〈用例〉〜の間柄。
じっ‐さい【実際】
[一](名)
①物事のありのままのようす。本当のこと。現実のこと。fact; reality〈用例〉理論と〜。〜に起きたこと。
②《仏教語》存在の究極的なすがた。涅槃(ねはん)。真如(しんにょ)
[二](副)ほんとうに。まったく。really〈用例〉〜、困ったことだ。
じつ‐ざい【実在】(名・サ変自)
①実際に存在すること。あること。entity〈対義〉架空・仮象。
②哲学で、時間空間的な外的世界に、意識から独立に存在している客観的な対象。もしくは事物の本質的な存在。真実在。reality
じっさい‐か【実際家】
理論や知識より経験をたっとび、実行に才能をもっている人。practical person
じつざい‐せい【実在性】
観念から独立して、現実的・客観的に事実・物体・事象などとして存在するあり方。reality
じっさい‐てき【実際的】(形動)
〈対義〉空想的。
①事実にぶつかることに意味のあるさま。practical〈対義〉思弁的。〈用例〉〜な仕事。
②実地に合い、意味があるさま。real〈用例〉〜な内容。
③実行することに能力を示すさま。practical〈用例〉〜な行動ではすばらしい力をもつ。
じつざい‐ろん【実在論】
①哲学で、外界の事物が、認識主観から独立に存在することを認める認識論の立場。realism
②中世スコラ哲学において、類・種のような普遍は、個物に先だって実在するとする説。実念論。realism〈対義〉観念論。
しっ‐さく【失策・失錯】(名・サ変自)
しそこなうこと。エラー。error
じっ‐さく【実作】(名・サ変他)
実際に作ること。また、作ったもの。product
じっ‐さつ【十刹】
臨済宗で、五山に次ぐ寺格をもつ10の寺。京都十刹は等持(とうじ)・臨川(りんせん)・真如(しんにょ)・安国・宝幢(ほうどう)・普門・広覚・妙光・大徳・竜翔(りゅうしょう)の各寺。鎌倉(かまくら)十刹は禅興(ぜんこう)・瑞泉(ずいせん)・東勝・万寿・大慶・興聖・東漸(とうぜん)・万福・法泉・長楽の各寺。じっせつ。
しっ‐し【嫉視】(名・サ変他)
ねたんで見ること。jealousy
しつ‐じ【執事】
《仏教語で、金銭を扱うことが禁止されている出家のかわりに、出納の仕事を行う人の意から》
①大家(たいけ)の使用人で、主人に代わり、家事全般を取り仕切る役。
②平安時代以来、公家(くげ)などの家政担当者の長。
③鎌倉(かまくら)幕府では→執権(しっけん)の別称。
④鎌倉・室町時代を通じて政所(まんどころ)の次官、問注所(もんちゅうじょ)の長官。
⑤江戸幕府で若年寄(わかどしより)の別称。
⑥社寺などで事務を取り扱い監督する人。
じっ‐し【十指】
①10本のゆび。ten fingers
②大ぜいの人々。a lot of people
十指に余る(じっしにあまる)
10本の指で数えきれない。10より多くある。more than ten
十指の指す所(じっしのさすところ)
大ぜいの人々の意見が一致しているさま。だれしもが認めること。universally admitted〈類似〉十目(じゅうもく)の見るところ。
じっ‐し【実子】
自分の生んだ子。また、生ませた子。生みの子。one's own child
じっ‐し【実姉】
両親を同じくする姉。one's elder sister
じっ‐し【実施】(名・サ変他)
計画・法律などを、実際に行うこと。enforcement〈用例〉計画を〜する。
じつ‐じ【実字】
漢字で、実体のあるものを表す字。人・犬・草・木など。〈対義〉虚字。
しっ‐しき【湿式】
物質の製法などで、溶液・溶剤などの液体を使う方式。〈対義〉乾式。
しっしき‐こうほう【湿式工法】
建築の施工過程で、左官材料などのように水を使用する工法。wet construction〈対義〉乾式工法。
しっしき‐せいれん【湿式製錬】
鉱石中の金属を、酸やアルカリ液に溶かして採取する製錬法。多くの場合、溶けやすい化合物にするため焙焼(ばいしょう)を行う。電解製錬・青化法などが代表例。hydrometallurgy
じつじ‐きゅうぜ【実事求是】
《『漢書』「河間献王徳伝」にある語》理念からではなく、事実をきわめて、事物の真理を求めること。清(しん)朝の古典研究の考証学の学風で、最近の中国でも脚光を浴びている語。
しっ‐しっ(感)
①動物を追い払ったり、前に進めたりするときに出す声。shoo! shh!
②他人がうるさくしているのを静かにさせるときに発する声。shush!
しつ‐じつ【質実】(名・形動)
飾り気がなく、まじめなこと・さま。simplicity〈対義〉華美。〈用例〉〜剛健。〈派生〉しつじつさ(名)
じっ‐しつ【実質】
そのものの実際の内容・性質。正味(しょうみ)。substance〈対義〉形式・名目。〈用例〉〜はよいが、外見が悪い。
じっしつ‐けいざいせいちょうりつ【実質経済成長率】
実質国民総生産の年間増加率。実質成長率。real economic growth rate
じっしつ‐こくみんしょとく【実質国民所得】
国民所得を基準年度の物価指数で修正したもの。これにより貨幣価値の異なるいくつかの期間の国民所得水準が比較できる。real national income
じっしつ‐ちんぎん【実質賃金】
実際に購入できる生活物資やサービスの量で表された賃金。名目賃金を物価指数で除して算出し、生活水準を示す指標とされる。real wages〈対義〉名目賃金。
じっしつ‐てき【実質的】(形動)
①外形より実質をもとにするさま。substantial〈対義〉形式的。
②実際には。ほんとうは。practical〈用例〉〜には値上げになる。
じっし‐とうきゅう【実視等級】
肉眼に感じる明るさによって定めた天体の光度の等級。眼視等級。視等級。visual magnitude
じっ‐しゃ【実写】(名・サ変他)
実景・実況をそのままうつすこと。また、うつしたもの。live filming; filming on the spot
じっ‐しゃ【実射】(名・サ変他)
実弾を実際に発射すること。fire live shells
じっしゃ‐えいが【実写映画】
ニュース映画・記録映画の旧称。ドキュメンタリー映画。documentary film
じっ‐しゃかい【実社会】
実際の社会。活(かっ)社会。〈用例〉〜のつめたい風。
じつ‐じゅ【実需】
消費者の実際の需要。actual demand
じっ‐しゅう【実収】
手取りの収入。実際の収穫。net income
じっ‐しゅう【実習】(名・サ変他)
実地にならうこと。practice〈用例〉〜生。教育〜。
じっしゅ‐うんきゅう【十種雲級】
→じっしゅうんけい(十種雲形)
じっしゅ‐うんけい【十種雲形】
世界気象機関が、雲を形態的特徴などから分類した10種類の型(巻(けん)雲・巻積雲・巻層雲・高積雲・高層雲・乱層雲・層積雲・層雲・積雲・積乱雲)。十種雲級。
じっしゅ‐きょうぎ【十種競技】
陸上競技の混成競技の一つ。男子のオリンピック種目で、1人が2日間で100m競走・走り幅跳び・砲丸投げ・走り高跳び・400m競走・110m障害・円盤投げ・棒高跳び・槍(やり)投げ・1500m競走の10種目を行い、総得点で順位を競う。デカスロン。decathlon
しっ‐しゅつ【蟀】
→コオロギの異名。
しつ‐じゅん【湿潤】(名・形動)
しめりけがあること・さま。dampness〈用例〉〜な気候。〈派生〉しつじゅんさ(名)
しつじゅん‐きこう【湿潤気候】
樹木が生育できるだけの十分な降水量がある気候。日本・西ヨーロッパ諸国にみられる。humid climates〈対義〉乾燥気候。
しつじゅん‐きょうりょくし【湿潤強力紙】
メラミン樹脂・尿素樹脂などで加工した合成樹脂加工紙。ぬれたときの強さが乾燥時の15%増以上ある。紙タオル・ティーバッグ・地図などに使用。wet-strength paper
しつじゅん‐パンパ【湿潤パンパ】
南米のパンパのうち年降水量500mm以上の湿潤地域をいう。肥沃(ひよく)な土壌におおわれ、世界の穀倉地帯の一つをなす。humid pampas