- しな‐ちく【支▼那竹】
- 中国の広東(カントン)や台湾産の竹の子。ゆでて乾燥するか塩漬けにしたものを、湯・水でもどし中華料理の材料とする。メンマ。
- シナ‐チベット‐ごぞく【シナ-チベット語族】
- チベット・中国全土・タイ・ミャンマーなど、東アジア・東南アジアで用いられている言語の総称。中国語・タイ語・チベット語・ビルマ語など。形態の上では孤立語の特徴をもつ。Sino-Tibetan languages
- しな‐てる
- [枕ことば]《語義未詳》「片(かた)」などにかかる。〈用例〉〜片足羽川(かたしはがは)のさ丹塗(にぬり)の(万葉・9・1742)。
- シナトラ【Frank Sinatra】
- (1915-98)アメリカのポピュラー歌手・映画俳優。映画『オーシャンと11人の仲間』などに主演。
- しな‐なし【支▼那▼梨】
- ナシの栽培品種の一グループ。明治初年に導入。「鴨梨(ヤーリー)」の果実は緑黄色で紡錘形。果肉は白く、多汁で芳香がある。「莱陽慈梨(ライヤンツーリー)」は緑黄色で褐色の斑点(はんてん)が多い。果肉は黄色多汁で、甘味と芳香がある。中国ナシ。
- シナネン【シナネン(株)】
- 商業。総合燃料商社。とくに石油製品。昭和9年(1934)設立。本社は東京都港区海岸。
- しなの【▽信▽濃】
- 〈町〉長野県北部、黒姫(くろひめ)山東麓(とうろく)にある町。中心地の柏原(かしわばら)は旧宿場町で、小林一茶(こばやしいっさ)の生地。野尻(のじり)湖がある。人口1万1579(1994)。
- しなの‐がき【▽信▽濃▼柿】
- カキノキ科の落葉高木。信越・東北地方で栽培。果実は3〜4cmの長楕円(だえん)形で黄熟し、食用にもなるが、おもに柿渋をとる。マメガキ。ブドウガキ。
- しなの‐がわ【▽信▽濃川】
- 長野・新潟両県を貫流する川。長さ367km、日本最長の川。関東山地の甲武信ケ岳(こぶしがたけ)に発し、新潟市で日本海に注ぐ。長野県内では千曲(ちくま)川とよぶ。
- しな‐の‐き【▽科の木】
- 山地にはえるシナノキ科の落葉高木。葉は互生し、心臓形で先はとがる。6〜7月に、淡黄色の五弁小花を開く。核果は秋に暗褐色に熟す。
- しなの‐きんばい【▽信▽濃金梅】
- キンポウゲ科の多年草。高山の草原に群生する。高さ約30cm。葉は掌状。夏に、萼(がく)が花弁状の黄花を開く。
- しなの‐ぐるみ【▽信▽濃▼胡▽桃】
- テウチグルミとペルシアグルミの雑種。殻果が大きく、種子の品質がよい。
- しなの‐じ【▽信▽濃路】
- ①信濃国(しなののくに)の道。
- ②信濃地方。
- ③信濃へ通じる道。
- しなの‐の‐くに【▽信▽濃国】
- 旧国名。現在の長野県。東山道の一国。「延喜式」では上国、10郡。国府・国分寺はともに上田(うえだ)市。後、国府は松本市に移転。明治4年(1871)廃藩置県により長野・筑摩(ちくま)2県。同9年(1876)長野県に統合。信州(しんしゅう)。信濃。
- しなののぜんじ‐ゆきなが【▽信▽濃前司行長】
- (?-?)鎌倉(かまくら)時代の人。『徒然草(つれづれぐさ)』の記述により、『平家物語』の作者に擬せられる。
- しな‐はまだらか【支▼那▼翅▼斑蚊】
- 翅(はね)に白黒の斑(ふ)があり、しりを高く上げて止まるカ。体長約5.5mm。水田・池沼などに、とくに真夏に発生。マラリア、イヌのフィラリアなどを媒介。日本全土に分布。
- しな・びる【▼萎びる】(上一自)
- 生気がなくなる。wither〈用例〉野菜が〜。
- シナプス【synapse】
- ニューロンの末端が他のニューロンと接合するところ。興奮が伝達される場所。
- しな‐ぶれ【品触れ】(名・サ変自)
- 警察が、盗難品や紛失物の発見のため、質屋・古物商などに、その品目・特徴を列記して知らせること。
- しな‐みざくら【支▼那実桜】
- 東アジア原産のオウトウ。中国の中部から北部に広く分布。江戸時代に導入され花木として栽植。花色は白または淡紅色。中国桜桃。
- しな‐もの【品物】
- ①しな。物品。article
- ②商品。goods
- シナモン【cinnamon】
- ①→セイロンニッケイ。
- ②クスノキ科のシナモン属、とくにセイロンニッケイの樹皮・根皮を乾燥させた香辛料。また、桂皮(けいひ)ともよばれ健胃薬として使用される。
- しな‐やか(形動)
- ①弾力があり、美しくたわみしなうさま。flexible〈用例〉〜な若竹。
- ②動作がぎくしゃくせず、やわらかくなよやかなさま。supple〈用例〉〜に跳ぶ。
- ③やさしいさま。graceful〈派生〉しなやかさ(名)
- しなやか‐さ
- しなやかなこと・程度。flexibility
- シナ‐よもぎ【シナ▼蓬】
- キク科の半低木。中央アジアのキルギスタンで栽培。高さ約60cm。つぼみは回虫駆除薬サントニンの原料。
- じ‐ならし【地▽均し】(名・サ変他)
- ①地面を平らにすること。その道具。ローラー。level the ground
- ②物事がうまくゆくように、事前に行う準備。下工作。
- じ‐なり【地鳴り】
- 地震や火山爆発のさいに種々の音が鳴り響くこと。また、その音。岩盤を共振させる振動の振動数が、20ヘルツ以上になると発生する。地ひびき。
- シナリオ【scenario】
- 映画・テレビドラマ撮影のための台本。脚本。
- シナリオライター【scenariowriter】
- 映画やテレビの脚本を書く人。脚本家。
- しな・る【▼撓る】(五自)
- しなう。bend〈用例〉枝が風に〜。
- し‐な・れる【▽為慣れる】(下一自)
- することに慣れる。be used to
- しな‐わけ【品分け・品▽別け】(名・サ変他)
- 品物を種類によって区別すること。類別。assortment
- し‐なん【至難】(名・形動)
- きわめてむずかしいこと・さま。the most difficult〈用例〉〜のわざ。
- し‐なん【指南】(名・サ変他)
- 《「指南車」から》教え導くこと。教授すること。また、その役。instruction; instructor
- じ‐なん【次男・▽二男】
- 2番めに生まれた男子。one's second son〈対義〉次女。〈参考〉戸籍法では「二男」と書く。
- じ‐なんきょく【磁南極】
- 地球磁場の磁力線の一方の極。南緯78.6度、東経110.1度にある。magnetic south pole
- しなん‐しゃ【指南車】
- 古代中国で、その手指がいつも南をさし示すしかけの立像をのせた車。
- シナントロプス【Sinanthropus】
- 《Sinanthropus Pekinensis(ラテン)の略》化石人類の一つ。1921年北京(ペキン)郊外の周口店(しゅうこうてん)で化石骨を発見。以来約40個体分が出土。現在はピテカントロプスなどとともに原人に分類される。北京原人。シナントロプス‐ペキネンシス。
- しなん‐ばん【指南番】
- 幕府や大名に仕えて武芸を教えた役・人。指南役。
- しに【死に】
- [一](名)
- ①死ぬこと。死んでいること。死。death〈対義〉生き。〈用例〉生き〜にかかわる問題。
- ②本来あるべき効果を十分に発揮せずに終わること。wasted; dead〈用例〉〜金。
- ③囲碁で、相手の石に囲まれて、取られた状態になっていること。
- [二](接頭)人をののしる語の上に付けて、ののしる意を強める。〈用例〉〜畜生。
- シニア【senior】
- 〈対義〉ジュニア。
- ①成年者。年長者。
- ②上級生。
- ジニア【Zinnia(ラテン)】
- キク科ヒャクニチソウ属の総称。
- しに‐いそ・ぐ【死(に)急ぐ】(五自)
- ことさらに命を縮めるようなことをする。hasten to one's death
- しにいたるやまい【死に至る病】
- 《原題Sygdommen til doden(デンマーク)》キルケゴール著の哲学書。1849年刊。絶望に省察(せいさつ)を加え、その克服はキリスト教信仰によってのみ可能と説く。新約聖書『ヨハネによる福音書』の中のことばで、「絶望」を意味する。
- 死に馬に鍼を刺す(しにうまにはりをさす)
- まったく効果がない。また、かすかな望みをいだいて、最後の手立てを講じてみる。
- しに‐おく・れる【死(に)後れる・死(に)遅れる】(下一自)
- 身近な人などの死のあとに、生き残る。また、死に時に死ねないで生き続けている。outlive
- しに‐がお【死(に)顔】
- 死んだ人の顔つき。death mask
- しに‐かか・る【死に掛(か)る・死掛(か)る】(五自)
- 死にそうである。まさに死のうとしている。dying
- しに‐がくもん【死(に)学問】
- 実際に役立たない学問。useless learning
- しに‐か・ける【死(に)掛ける】(下一自)
- あやうく死にそうになる。もう少しで死ぬところである。dying
- しに‐がね【死(に)金】
- ①死後の用意に、ためるお金。
- ②持っていて活用しないお金。dead capital
- ③使ったかいのないお金。むだがね。ill-spent money
- しに‐がみ【死(に)神】
- [一]人を死にみちびくといわれる神。〈用例〉〜にとりつかれる。Death
- [二]落語の題名。死に神のおかげで金もうけをした男が、死に神をだましたため、ろうそくの灯と自分の命を交換するはめになるというはなし。イタリアオペラ『靴直しクリピスノ』から三遊亭円朝(さんゆうていえんちょう)(初世)が翻案したもの。
- 死に神が憑く(しにがみがつく)
- 間もなく死ぬ運命にあること、死にたい気持ちになっている状態などにいう。死に神に取り憑かれる。
- シニカル【cynical】(形動)
- ひややかにあざわらう態度で見るさま。皮肉なさま。冷笑的。シニック。〈用例〉〜な社会批評。
- しに‐かわ・る【死に変(わ)る・死変(わ)る】(五自)
- ①死んで姿を変える。
- ②生まれ変わる。reborn
- しに‐ぎわ【死(に)際】
- 今にも死のうとしているとき。臨終。末期(まつご)。one's last moment
- し‐にく【死肉・▼屍肉】
- 死体の肉。carrion; dead flesh〈用例〉〜にむらがるハイエナ。
- し‐にく【歯肉】
- 顎骨(がっこつ)の歯槽突起と歯をおおう口腔(こうこう)粘膜の一部。淡紅色でリンパ管に富む。歯ぐき。歯齦(しぎん)。gum
- し‐にく・い【▽為▽難い】(形)
- するのがむずかしい。やりにくい。しがたい。hard to do〈派生〉しにくげ(形動)しにくさ(名)
- しにく‐えん【歯肉炎】
- 歯肉の疾患。歯肉が赤くはれ、出血しやすくなる。口中の細菌増殖・栄養障害などによる。gingivitis
- しにく‐しゅっけつ【歯肉出血】
- 歯肉近縁部、または歯肉嚢(のう)などからの出血。歯ブラシ使用時の出血はすぐに止まるが、ビタミンC欠乏・血液疾患による出血はなかなか止まらない。gingival bleeding
- しに‐ざま【死(に)様】
- 死に臨む、また死ぬときのありさま・態度。しによう。the manner of one's death
- シニシズム【cynicism】
- ①すべてを見下げる考え。社会道徳・世論・習俗を無視する態度。
- ②古くは、幸福は有徳によって成るという考えから、外的条件に左右されず、志を堅固にし、欲望をおさえて、自然的生活をし、文明社会を無視する態度。
- しに‐じたく【死(に)支度】
- 死を迎えるための準備。死の用意。preparation for death〈用例〉〜を整える。
- しに‐しょうぞく【死(に)装束】
- 死に臨んだときに着る衣服。とくに、切腹や自殺などで死ぬときの白い衣服。また、死者に着せる衣服。死にいでたち。白装束。
- し‐にせ【▽老▽舗】
- 《「為(し)似す」すなわち先祖からの家業をまねて、よく守り継ぐ、の意の転》何代も続いて繁盛し、信用があり名も通っている店。long-established store
- しに‐ぞこない【死(に)損ない】
- ①死にそこなうこと。また、その人。a person who failed to die
- ②老人を侮蔑(ぶべつ)的にいう語。dotard
- しに‐そこな・う【死(に)損なう】(五自)
- ①死のうとして失敗する。fail to die
- ②危うく死にそうになる。survive〈用例〉肺炎で〜。
- しに‐たい【死に体】
- ①相撲で、相手の技が決まり、重心を失って反撃できる見込みがまったくない体勢。勝敗の判定がつきにくいとき、足の裏が返ったかどうかが判定の決め手とされる。〈対義〉生き体。
- ②《転じて》勢いがなくなった状態。死んだも同然。〈用例〉〜をさらした政治家。
- しに‐た・える【死(に)絶える】(下一自)
- 死んで血筋がなくなる。絶滅する。die out〈用例〉〜・えた動物。
- しに‐どき【死(に)時】
- 死ぬ時。死ぬべき時。the time to die
- しに‐どころ【死(に)所・死(に)▽処】
- 死に場所。〈用例〉〜を得る。
- しに‐はじ【死(に)恥】
- 死にぎわの恥。死後にまで残る恥。shameful death〈対義〉生き恥。
- しに‐ばしょ【死(に)場所】
- 死ぬ所。死ぬべき場所。死に所。
- しに‐は・てる【死(に)果てる】(下一自)
- ①死んでしまう。die
- ②ことごとく死ぬ。die out
- しに‐ばな【死(に)花】
- ①切り株に咲いた花。
- ②死んだことで得たほまれ。死に際の名誉。glorious death
- 死に花を咲かせる(しにばなをさかせる)
- 立派に死ぬ。死後に誉れを残す。
- シニフィアン【signifiant(フランス)】
- ソシュールの用語。言語記号を形づくるもののうち、一定の音連鎖による感覚映像(聴覚映像)。記号表現。能記。〈対義〉シニフィエ。
- シニフィエ【signifié(フランス)】
- ソシュールの用語。言語記号を形づくるもののうち、一定の概念。記号内容。所記。〈対義〉シニフィアン。
- しに‐み【死(に)身】
- ①死ぬべき身。mortal body
- ②必死。捨て身。in desperation
- ③死んだように活気のないこと。spiritless〈対義〉生き身。
- しに‐みず【死(に)水】
- 人の臨終にさいし、筆や鳥の羽などを使って唇を水でうるおすこと。また、その水。末期(まつご)の水。
- 死に水を取る(しにみずをとる)
- ①末期(まつご)の水で死人の唇をぬらす。
- ②死ぬまでめんどうを見る。attending one's deathbed
- しに‐め【死(に)目】
- 死に際。臨終。the moment of one's death
- 死に目に会う(しにめにあう)
- 死ぬ間際の人に会う。人の死に間にあう。be present at one's deathbed
- しに‐ものぐるい【死(に)物狂い】
- 必死になって努力すること。あばれること。try desperately〈用例〉〜で勉強する。
- シニャック【Paul Signac】
- (1863-1935)フランスの新印象派の画家。印象派美術の理論と技法を発展させ、モザイク風の点描主義による新表現を創始した。作品『オランダ風景』など、著書『ドラクロワから新印象主義まで』。
- シニャフスキー【Andrey Donatovich Sinyavsky】
- (1925-)ソ連の小説家・文芸批評家。作品を国外で発表し、のちフランスに亡命。著書『革命初期の詩、1917〜20』、長編『裁きは始まる』、評論『ゴーゴリの影』など。
- し‐にゅう【市乳】
- 一般に市販される牛乳・加工乳の総称。
- し‐にょう【▼屎尿】
- 大小便。糞尿(ふんにょう)。排出物。human waste
- しに‐よく【死(に)欲】
- 死が近づくと、ますます欲深くなること。
- シニョレリ【Luca Signorelli】
- (1445ごろ-1523)イタリアの画家。裸体群の表現にすぐれた。作品『最後の審判』など。
- シニヨン【chignon(フランス)】
- 髷(まげ)。また、髷風に束ねる髪型。シニョン。
- しに‐わかれ【死(に)別れ】
- 一方は死んで、他方は生き残ること。〈対義〉生き別れ。
- しに‐わか・れる【死(に)別れる】(下一自)
- 一方は死に、他方は生き残るかたちで、永の別れとなる。死別する。〈対義〉生き別れる。
- し‐にん【死人】
- 死んだ者。dead person
- 死人に口無し(しにんにくちなし)
- ①死人は無実の罪を着せられても、弁解のしようがない。Dead man tells no tales.
- ②死人を証人に立てることはできない。Dead man tells no tales.
- し‐にん【視認】(名・サ変他)
- 目で実際に見て確認すること。visual confirmation〈用例〉前方に旅客機を〜する。
- じ‐にん【自任】(名・サ変自他)
- ①自分で自分の任務と考えること。self-appointment〈用例〉女房役を〜する。
- ②自分でその才能・性格などが、すぐれていると信じこむこと。自負。pretensions〈用例〉天才を〜する。
- じ‐にん【自認】(名・サ変他)
- 自分でみとめること。acknowledge oneself〈用例〉失敗を〜する。
- じ‐にん【▽神人】
- 鎌倉(かまくら)・室町時代、神社の下級職員。警備や雑役にあたった。じんにん。
- じ‐にん【辞任】(名・サ変自他)
- 職務・任務をやめること。resignation〈比較〉解任。〈対義〉就任。