- し・む【染む・▼沁む・▽浸む・▼滲む】
- 〈古語〉
- [一](四自)
- ①そまる。しみこむ。〈用例〉かの人の御移り香のいと深く〜・み給へるが(源氏・宿木)。
- ②心に深く感じる。〈用例〉深き秋のあはれまさりゆく風の音、身に〜・みけるかな(源氏・葵)。
- ③深く関心を寄せる。〈用例〉紛れなく行ひに〜・み給ひにたなり(源氏・若菜下)。
- [二](下二他)
- ①そめる。〈用例〉わが衣色どり〜・めむ味酒(うまさけ)三室(みむろ)の山は黄葉(もみち)しにけり(万葉・7・1094)。
- ②深く心ひかれる。〈用例〉花の枝(え)にいとど心を〜・むるかな(源氏・梅枝)。
- ③深く思いつめる。執着する。〈用例〉世の中に心を〜・むる方なかりつるを(源氏・総角)。
- しむ(助動下二型)
- 〈古語〉
- 《用言の未然形に付く》
- ①使役の意を表す。…させる。〈用例〉法を犯さしめて、それを罪(つみ)なはん事、不便のわざなり(徒然・142)。
- ②《多く他の尊敬語とともに用いて》尊敬の意を表す。…なさる。〈用例〉一院第二の王子、ひそかに入寺せしめ給ふ(平家・4・山門牒状)。
- ③《謙譲語に付く》謙譲の意を表す。…申し上げる。〈用例〉御寺に申し文を奉らしめむとなむ(大鏡・道長上)。〈参考〉口語では「しめる」が用いられる。
- じ‐む【寺務】
- 寺院の事務。また、それをつかさどる僧。
- *じ‐む【事務】
- 会社や役所などでおもに机の上でする、計算や書類を扱う仕事・業務。ビジネス。clerical work〈用例〉〜をとる。〜所。
- じ‐む【時務】
- ①時代の急務。requirement of the time
- ②その時々の急務。目下の急務。current urgency
- ジム【gym】
- 《「ジムナジウム」の略》
- ①体育館。
- ②ボクシングなどの練習場。
- じむ‐いん【事務員】
- 官庁・会社などで事務処理をする人。clerical worker
- ジムカーナ【gymkhana】
- 自動車レースの一種。線や標柱などを並べて作られた複雑なコースを走り、時間を競う。
- しむかっぷ【▽占▽冠】
- 〈村〉北海道南部、夕張(ゆうばり)市東隣の村。稲作のほか、肉牛・乳牛の飼育がさかん。人口1975(1994)。
- じ‐むかで【地▽百▽足】
- ツツジ科の常緑小低木。高山の岩場にはえる。茎は針金状で地をはい、小葉を密生。夏に、白色の鐘形花をつける。本州中部以北に分布。
- じむ‐かん【事務官】
- 一般の行政事務を担当する国家公務員。secretary〈比較〉教官・技官。
- じむ‐かんり【事務管理】
- 《法律用語》法律的に義務のない者が他人のために、その事務を処理すること。頼まれたわけでもないのに、留守中の隣人のために集金人への立て替え払いをするなど。
- じむ‐きかい【事務器械】
- 事務に必要な労働を補足・代行する機械や装置。タイプライター・複写機・データ処理機械など。office equipment
- じむ‐きょく【事務局】
- 団体・学校などで、事務を取り扱う所。secretariat
- じ‐むぐり【地▽潜】
- ヘビ科のヘビ。全長70〜90cm。背側は緑色がかった淡褐色で、小さい黒点が散在し、腹面は赤褐色で市松模様の黒斑(はん)がある。林中を好み、巣穴にもぐってネズミなどを捕食。日本全土に分布。
- じむぐり‐がえる【地▽潜▼蛙】
- 穴を掘ってひそむヒメアマガエル科のカエル。体長約4cm。頭は小さく、胴は幅広く太い。中国南部・東南アジアに分布。
- し‐むけ【仕向け】
- ①人に対する取り扱い。待遇。treatment
- ②商品などを人に当てて送ること。forwarding
- し‐む・ける【仕向ける】(下一自他)
- ①(自)
- (ア)人がその気持ちになるようにする。force〈用例〉怒るように〜。
- (イ)動作をしかける。treat
- ②(他)商品などを人に当てて送る。send
- じ‐むし【地虫】
- ①コガネムシ科のうち、食葉類の幼虫の俗称。乳白色、円筒形のころころした虫で、地中や堆肥(たいひ)・糞(ふん)・朽ち木などの中で育つ。地中で植物の根などを食害するものはネキリムシといい、害虫。
- ②地中にすむ虫の総称。
- じむ‐じかん【事務次官】
- 各省と国務大臣を長とする庁におかれ、大臣を助け、省務・庁務を整理し、各部局や機関の事務を監督する国家公務員。administrative viceminister〈比較〉政務次官。
- じむ‐しつ【事務室】
- 事務の仕事をするための部屋。office
- じむ‐しょ【寺務所】
- 寺院の事務を取り扱う所。office of a temple
- じむ‐しょ【事務所】
- 事務を取り扱う所。オフィス。office〈用例〉会計〜。
- シムシル‐とう【シムシル島】
- (Simushir Ostrov)ロシア東部、クリル(千島(ちしま))列島中部の火山島。面積357km2。旧称、新知(しんしる)島。
- シムズ【William Gilmore Simms】
- (1806-70)アメリカの小説家。辺境ロマンスなどで知られる。作品『イェマシー族』など。
- シムソン‐せん【シムソン線】
- 三角形ABCの外接円上の任意の点Pから三角形の3辺またはその延長上におろした各垂線の足D・E・Fは1直線上にある。この直線をいう。Simson line
- じむ‐てき【事務的】(形動)
- ①てきぱきと事をさばくさま。practical
- ②扱いが形式的なさま。businesslike〈用例〉〜に処理する。
- じむ‐とりあつかい【事務取(り)扱い】
- 臨時にその職務を取り扱うこと・人。〈用例〉学長〜。
- シムノン【Georges Simenon】
- (1903-89)フランスの小説家。ベルギー生まれ。メグレ警部が主人公の推理小説で有名。作品『黄色い犬』『雪は汚れていた』など。
- シムラ【Simla】
- インド北西部、ヒマラヤ山麓(さんろく)、標高2100mにある保養都市。農畜産物取り引きの中心地。人口11.0万(1991)。
- シムラ‐かいぎ【シムラ会議】
- 1913年、インドのシムラでチベットがイギリスと中国に独立承認を求めた会議。チベットを中国の宗主権下の完全自治国とするイギリス案に対し、中国が批准を拒否。
- しむらかこう【志村化工(株)】
- 非鉄金属。ニッケル販売会社。昭和21年(1946)設立。本社事務所は東京都千代田区丸の内。
- し‐むりょうしん【四無量心】
- 《仏教語》4つの利他の心のこと。無限の慈愛の心である慈無量心、無限の憐(あわ)れみの心である悲無量心、万人の幸福を喜ぶ喜無量心、一切のとらわれを捨てる捨無量心の総称。
- しめ【▼〆】
- [一]封じ目に記すしるし。
- [二]合計。
- [三]半紙100帖(じょう)。
- [四]「為」の草書体文字。して。
- しめ【締め】
- [一](名)
- ①締めること。tie
- ②《「〆」とも》合計。総計。total
- ③手紙の封に書く「〆」のこと。
- [二](助数)
- ①たばねた物を数える語。
- ②ちり紙・半紙を数える語。1しめは10束(100帖(じょう))で、2000枚。
- しめ【▽注▽連・▽標・▽七▽五▽三】
- ①場所を限るために、木を立て、縄を張るなどして、しるしとするもの。mark
- ②制限して出入りを禁ずること。
- ③「→注連縄」「→注連飾り」の略。
- しめ
- スズメに似るが、はるかに大きく、嘴(くちばし)も太いアトリ科の鳥。褐色で、全長約20cm。ユーラシア中北部に分布し、日本へは冬鳥として渡来(北海道などでは繁殖)し、山麓(さんろく)の雑木林などにすむ。
- しめ【志▽免】
- 〈町〉福岡市東隣の町。炭鉱町だったが、閉山で福岡市郊外の住宅・工業地に転換し発展。人口3万5032(1994)。
- しめ‐あ・げる【締(め)上げる】(下一他)
- ①強くしめつける。tighten〈用例〉首を〜。
- ②だらけている気持ちを厳しく引き締める。〈用例〉新弟子を〜・げて鍛える。
- ③厳しく責めつける。take to task〈用例〉〜・げてどろを吐かせる。
- し‐めい【氏名】
- 名字(みょうじ)と名前。姓名。full name
- し‐めい【死命】
- ①死ぬべき命。fate to be killed
- ②死と生命。生か死かの瀬戸際。life or death
- 死命を制する(しめいをせいする)
- 生死を左右するような、相手の急所を押さえる。have a hold upon
- し‐めい【使命】
- ①与えられた任務。duty〈用例〉〜を帯びる。
- ②自覚的に実行すべき務め。mission〈用例〉教育的〜。
- し‐めい【指名】(名・サ変他)
- 人名を指定すること。名ざし。nomination
- し‐めい【師命】
- 師と仰ぐ人のいいつけ。teacher's instruction
- じ‐めい【自明】(名・形動)
- 証明しなくても、わかりきっていること・さま。self-evidence〈用例〉〜の理。
- しめいきょうそう‐けいやく【指名競争契約】
- 契約の相手となるべき候補者数人をあらかじめ指定し、もっとも有利な条件で契約に応ずる者と契約を結ぶ方式。appointed bidding contract
- しめい‐けん【氏名権】
- 人格権の一つ。自分の氏名や屋号を、みだりに他人に利用されない権利。right of name
- しめい‐さいけん【指名債権】
- 特定の者を債権者とする普通の債権。債権者の変更を予定している指図債権や無記名債権などに対する。obligation with a named obligee
- しめい‐すいせん【指名推薦】
- 地方議会で行う選任手続き。議長または特定議員の推薦した候補者を一致して承認することで公職者を確定する。nomination
- しめ‐いた【▽注▽連板・▼〆板】
- 縁側の鴨居(かもい)と軒桁(のきげた)の間に張る横羽目(はめ)板。
- しめい‐だいだせい【指名代打制】
- プロ野球などで、試合前に投手に代わって打つ打者を指名し、投手は投げるだけ、指名打者は打つだけに専念する制度。日本ではパリーグで採用。DH制。designated hitter system
- しめい‐だしゃ【指名打者】
- プロ野球などで、投手の代打として打順に組み込まれた打撃専門の選手。攻撃時のみ試合に参加する。DH。designated hitter
- しめい‐てはい【指名手配】(名・サ変他)
- 逮捕状が出ていて所在不明の犯人の逮捕を他の警察署に依頼すること。search for a named suspect
- しめい‐とうひょう【指名投票】
- ①憲法第67条に基づき、内閣総理大臣を国会議員の中から国会の議決によって指名するための投票。首班指名。roll-call vote
- ②アメリカで大統領候補を選出するときに政党組織内で行われる投票。delegate vote
- しめい‐にゅうさつ【指名入札】
- 前もって指名された会社・個人だけがする入札。approved teder
- シメオン【Simeon】
- ①新約聖書『ルカによる福音書』中の敬虔(けいけん)な老人。幼子イエスを見て頌歌(しょうか)を歌う。
- ②ヤコブとレアの第2子。イスラエル12部族の1部族の祖。
- しめ‐かざり【▽注▽連飾り】
- 正月や祭りのときに、神聖な場所や神を迎えるしるしとして、注連縄を張って飾ること。また、その縄。しめ。
- しめ‐かす【▽搾(め)▼滓・▼〆▼粕】
- 魚・大豆・ゴマなどの油をしぼり取ったあとのもの。魚肥をさす場合が多い。肥料などに用いる。oil cake
- しめ‐がね【締(め)金】
- ひも・帯などを締めるための金具の総称。尾錠(びじょう)。バックル。clasp; buckle
- しめ‐ぎ【▽搾(め)木】
- 原料から油をしぼり取るための、木製の道具。oil press
- しめ‐きり【締(め)切り・締切・▼〆切】
- 締め切ること・日・期限。closing〈用例〉〜を守る。
- しめきり‐こうほう【締(め)切り工法】
- 水中で、まわりを矢板などで囲って水の浸入を防ぎ、内部の水を排除して作業する工法。coffering method
- しめ‐き・る【閉(め)切る】(五他)
- 《「締め切る」とも》すっかりとじる。とじたままにする。shut up〈用例〉戸を〜。
- しめ‐き・る【締(め)切る】(五他)
- ①募集の受け付けなどを打ち切る。きりをつける。close〈用例〉申し込みを〜。
- ②→しめきる(閉め切る)
- しめ‐くくり【締(め)▽括り】
- 続けてきた物事にまとまりをつけて終わりにすること。〈用例〉話の〜をつける。
- しめ‐くく・る【締(め)▽括る】(五他)
- ①かたく締めて、くくる。bind fast
- ②まとまりをつける。settle
- ③取り締まる。監督する。superintend
- しめこ‐の‐うさぎ【占(め)子の▼兎】
- 物事がうまくいったときにいうことば。しめた。しめしめ。「絞めた」を「うさぎを絞めた」にかけたしゃれといわれる。
- しめ‐ころ・す【絞(め)殺す】(五他)
- 首を絞めて殺す。strangle
- しめ‐さば【締(め)▼鯖】
- サバを塩と酢でしめたもの。塩をたっぷり振り、数時間おいて酢に浸す。関西では、「きずし」という。
- しめし【示し】
- ①示すこと。さとし。revelation
- ②手本を示してわからせること。みせしめ。lesson
- 示しがつかない(しめしがつかない)
- 人々に示すための、よい手本にならない。模範としてのききめがない。えらそうなことを言っても、人々が従ってくれない。set a bad example〈用例〉教師がこれでは〜。
- しめ‐じ【占地・湿地】
- 担子(たんし)菌類シメジ科のキノコ。ふつう、ホンシメジをさす。高さ約10cm。ナラ・クヌギなどの林内に秋ごろ多数が一塊となってはえる。かさははじめは黒っぽく、開くと灰褐色。食用。センボンシメジ。シメジタケ。
- しめし‐あわ・せる【示し合(わ)せる】(下一他)
- ①前もって相談する。arrange beforehand
- ②合図で知らせ合う。make a sign to each other
- しめし‐ばい【湿し灰】
- 茶道で、炉にまく灰。番茶で湿らせ、灰器に入れて、炭点前(すみてまえ)のとき持ち出し、炉中にまく。炉の見栄えに独特の味わいを添える。
- しめ‐しめ(感)
- 《「しめ」は「しめた」の略》物事が思うようにいってひそかに喜ぶときに発する語。〈用例〉〜、うまくいった。
- じめ‐じめ(副・サ変自)
- ①不快を感じるほど湿り気が多いさま。damp〈用例〉部屋の中が〜する。
- ②性格などが陰気なさま。gloomy〈用例〉〜した性格。
- *しめ・す【示す】(五他)
- ①物を見せて、はっきりと知らせる。show〈用例〉切符を〜。
- ②感情・意志などを外に表して見せる。show〈用例〉難色を〜。態度で〜。
- ③指さして教える。point to〈用例〉方向を〜。
- ④ある事柄・記号がある物・事象・現象を表す。indicate〈用例〉非常口を〜マーク。経済的退潮を〜。
- しめ・す【湿す】(五他)
- 湿り気を与える。moisten
- しめす‐へん【示偏】
- 漢字を組み立てている部分の名。「社・祖・祀・祠」などの左にある「示」。
- しめ‐た(感)
- うまくいった喜びを表す語。I've got it.
- しめ‐だいこ【締(め)太鼓】
-
- 能や長唄(ながうた)の囃子(はやし)や祭囃子などに用いる太鼓。胴の両側の革の縁をひもで結び、その締め工合で革の張りを調節する。樫(かし)製の2本の桴(ばち)で打つ。
- しめ‐だか【締(め)高・▼〆高】
- 合計した総額。sum
- しめ‐だし【閉(め)出し・締(め)出し】
- 中に入れないようにすること。lockout〈用例〉〜をくう。
- しめ‐だ・す【閉(め)出す】(五他)
- 《「締め出す」とも》戸を閉めて中に入れない。lock out
- しめ‐たま・う【しめ▽給う】(連語)
- 〈古語〉
- 《助動詞「しむ」の連用形に尊敬の補助動詞「たまう」の付いたもの》
- ①《「しめ」が尊敬の場合》もっとも尊敬の意が強い。お…になる。お…あそばす。…なさる。〈用例〉左右(さう)の大臣に世の政(まつりごと)を行ふべきよし宣旨(せんじ)下さ〜・へりしに(大鏡・時平)。
- ②《「しめ」が使役の場合》…おさせになる。…させなさる。〈用例〉そこらの燕(つばくらめ)、子産まざらむやは。さてこそ取ら〜・はめ(竹取)。
- ジメチル‐エーテル【dimethyl ether】
- 化学式CH3OCH3 エーテル特有の芳香がある無色の気体。冷媒に利用。メチルエーテル。
- ジメチルグリオキシム【dimethylglyoxime】
- 化学式C4H8O2N2 無色の結晶で水に溶けにくいが、エタノールに溶ける。ニッケルの沈殿試薬として重要。
- し‐めつ【死滅】(名・サ変自)
- 死に絶えること。extinction
- じ‐めつ【自滅】(名・サ変自)
- ①しぜんにほろびること。natural decay
- ②自分のしたことで自分がほろびること。self-destruction
- じめ‐つ・く(五自)
- ①湿気でじめじめする。feel damp
- ②陰気になる。gloom
- しめ‐つ・ける【締(め)付ける】(下一他)
- ①強く締める。tighten
- ②厳しく圧迫する。press hard
- しめ‐つけ【締(め)付け】
- ①強く締めること。fasten tight〈用例〉ねじの〜をしっかりする。
- ②厳しく圧迫すること。管理を強化すること。tighten conclusion〈用例〉金融面からの〜が厳しくなる。
- しめっ‐ぽ・い【湿っぽい】(形)
- ①湿り気がある。damp
- ②陰気くさい。gloomy〈用例〉〜話。〈派生〉しめっぽさ(名)
- しめ‐て【締めて・▼〆て】(副)
- 合計して。全部で。in all
- しめ‐なわ【▽注▽連縄】
- 悪神を入れないために神前や神事の場に張りわたす縄。神域を画する境界を示す。しめ。
- しめ‐の【▽標野】
- 古代、皇室・貴族が領有した狩猟用の山林・原野。しめをはって一般人の立ち入りを禁止した。
- しめ‐やか(形動)
- ①ひっそりと静かなさま。quiet
- ②気分が沈んでいるさま。dismal〈派生〉しめやかさ(名)
- しめり【湿り】
- ①湿ること。水気を含んでしっとりしていること。しっけ。dampness〈用例〉〜を帯びる。
- ②雨が降ること。とくに、晴天続きや乾燥しているときに、ちょうどよい程度の雨が降ること。raining〈用例〉よいお〜だ。
- しめり‐け【湿り気】
- しっき。しっけ。水分。moisture
- しめり‐ばん【湿り半】
- 《「半」は「半鐘」の略》火事がおさまったという半鐘の鳴らし方。
- しめ・る【湿る】
- [一](五自)
- ①水気を含む。しっとりぬれる。moisten〈用例〉梅雨で家の中が〜。
- ②気がめいる。沈んだ雰囲気である。feel gloomy〈用例〉気分が〜。
- 〈古語〉
- [二](四自)
- ①火・火事などが消える。〈用例〉火〜・りぬめり(蜻蛉・下)。
- ②雨・風の勢いがおとろえる。〈用例〉やうやう風なほり、雨の脚〜・り(源氏・明石)。
- し・める【占める】(下一他)
- ①場所・地位・物などを自分のものとする。専有する。occupy〈用例〉1位を〜。
- ②全体の中である割合で所有する。hold〈用例〉ビルの一角を〜。過半数を〜。
- *し・める【閉める】(下一他)
- 〈対義〉開(ひら)く・開(あ)ける。《「締める」とも》
- ①戸・窓などをとじる。close; shut〈用例〉戸を〜。
- ②営業をやめる。close; shut〈用例〉店を〜。
- *し・める【絞める】(下一他)
- ①ひもなどを首に巻きつけて強く力を加える。tighten; strangle〈用例〉首を〜。
- ②《俗語》ニワトリなどの首をひねって殺す。
- *し・める【締める】(下一他)
- ①かたく結んで緩まないようにする。tie〈対義〉緩める。〈用例〉帯を〜。
- ②ねじって緩まないようにする。turn off〈対義〉緩める。〈用例〉栓を〜。
- ③→しめる(閉める)。
- ④態度や気持ちなど、たるんでいたものを緊張させる。brace up〈対義〉緩める。〈用例〉気持ちを〜。
- ⑤合計する。sum up〈用例〉帳簿を〜。〜・めて1万円。
- ⑥節約する。save〈用例〉家計を〜。
- ⑦手打ちをして祝う。〈用例〉手を〜。
- ⑧料理で、魚肉などをひきしめる。〈用例〉酢で〜。
- しめる(助動下一型)
- 《用言の未然形に付いて》使役の意を表す。…させる。〈用例〉名をなさ〜。
- ジメルカプロール【dimercaprol】
- 無色かやや黄色がかった油状液体。不快臭がある。硫黄原子を含み重金属との結合力が強いので、水銀・鉛・クロムなどの解毒作用がある。BAL。
- し‐めん【四面】
- ①4つの平面。four sides
- ②まわり。四方。all sides
- ③奥行きと間口との長さが等しいこと。
- し‐めん【紙面】
- ①新聞の記事を載せた面。紙上。space; page〈用例〉〜をにぎわす。
- ②手紙。書面。letter
- し‐めん【誌面】
- 雑誌の紙面。誌上。space; page
- じ‐めん【地面】
- ①土地の表面。地上。ground
- ②→地所。land
- じめん‐し【地面師】
- 他人の所有する土地を利用して詐欺(さぎ)行為をする者。
- しめん‐そか【四面▼楚歌】
- 《漢の軍に囲まれた楚の項羽(こうう)が、夜敵陣におこる楚の国の歌を聞き、楚人は敵に従ったかと驚き嘆いた故事から》四面みな敵であること。孤立すること。
- しめん‐たい【四面体】
- 4つの面からなる立体。どの面も三角形となる。tetrahedron
- ジメンヒドリナート【dimenhydrinate】
- 抗ヒスタミン剤。乗り物酔い・めまい・吐き気に用いる。