じゅく‐ねん【熟年】
人生経験をつんで円熟した年代。また、その人々。中高年層をさすが、具体的な年齢については諸説がある。maturity
しゅく‐ば【宿場】
江戸時代、おもに旅行者の宿泊用に設けられた集落。東海道には53、中山(なかせん)道には67など、多くの宿場が成立。
しゅく‐はい【祝杯・祝盃】
祝いのさかずき。toast
祝杯を挙げる(しゅくはいをあげる)
祝いの酒もりをする。drink a toast
しゅく‐はく【宿泊】(名・サ変自)
自宅以外に泊まること。宿ること。lodging〈用例〉〜料。〈数え方〉1泊・1宿。
しゅく‐ばく【菽麦】
豆と麦。
菽麦を弁ぜず(しゅくばくをべんぜず)
《『左伝』「成公十八年」にあることば。豆と麦の区別ができない、の意》おろかで、身近な物事の区別も知らないことにいう。
しゅく‐はずれ【宿外れ】
宿場を出外れた所。on the outskirts of a post town
しゅくば‐まち【宿場町】
宿場を中心としてできた町。post town〈比較〉門前町・城下町。
しゅく‐ふ【叔父】
→おじ(叔父)
しゅく‐ふく【祝福】(名・サ変他)
①人の幸福を祈り、また、祝うこと。blessing〈用例〉前途を〜する。
②キリスト教で、神から与えられる幸福。blessing
しゅく‐へい【宿弊】
古くからある弊害・悪習。deep-rooted evil
しゅくへい‐せん【縮閉線】
→エボリュート
しゅく‐べん【宿便】
腸のなかに長い間たまっていた便。coprostasis
しゅく‐ぼ【叔母】
→おば(叔母)
しゅく‐ほう【祝砲】
祝意を表すために発射する空砲。salute〈比較〉礼砲。〈用例〉〜を打つ。
しゅく‐ほう【宿報】
《仏教語》前世の行為のむくいとしての現世の果報。
しゅく‐ぼう【宿坊】
①参拝の人々が泊まる寺の宿泊所。
②寺の中の僧の住まい。僧坊。
しゅく‐ぼう【宿望】
①年来の望み。長い間の希望。宿願。long-cherished ambition〈用例〉〜を遂げる。
②以前からのよい評判。reputation of long standing
しゅく‐みゃく【縮脈】
容器の壁にあけた孔(あな)から噴出する流体がくびれて、孔より細い平行流になる現象。vena contracta
じゅく‐みん【熟眠】(名・サ変自)
ぐっすりねむること。熟睡。
しゅく‐めい【宿命】
前世に決まった運命。もって生まれためぐりあわせ。宿運。fate〈用例〉〜のライバル。
しゅくめい‐かん【宿命観】
→しゅくめいろん(宿命論)
しゅくめい‐てき【宿命的】(形動)
宿命として定まっているさま。fateful
しゅくめい‐ろん【宿命論】
=宿命観。
①すべてのことはなるようにしかならないものだという考えを中心にした主張。fatalism
②社会・人生のことは、前世から決まっていて、人間のどんな努力も無駄であるから、運命に従うほかはないという説。fatalism
しゅく‐や【夙夜】(名・副)
朝早くから、夜遅くまで。朝夕。日夜。あけくれ。
しゅく‐ゆう【祝融】
①中国古代の伝説上の人物。『墨子(ぼくし)』によれば、殷(いん)の湯王(とうおう)が夏(か)の桀王(けつおう)を攻めたさい、城に火を降らせたという。のち火の神・夏の神とされた。
②火事。火災。
祝融の災い(しゅくゆうのわざわい)
火事の災難。火災。
ジュグラー‐の‐なみ【ジュグラーの波】
ほぼ10年周期の景気循環波動。フランスのジュグラーが発見。恐慌を循環の一局面として位置づけた。主循環。ジュグラー循環。Juglar cycles
じゅく‐らん【熟覧】(名・サ変他)
よくよく見ること。熟視。careful inspection
しゅく‐りつ【縮率】
地図や設計図などで、実際の大きさを縮小して書くときの比率。縮小比。縮小率。縮尺。reduced scale
じゅく‐りょ【熟慮】(名・サ変他)
深く考えること。熟考。consideration
しゅく‐りょう【宿料】
宿泊代。hotel charges
じゅくりょ‐だんこう【熟慮断行】(名・サ変他)
考え抜いてから、きっぱりと実行にとりかかること。be deliberate in council and decisive in action
じゅく‐れん【熟練】(名・サ変自)
慣れていて、じょうずなこと。skill〈対義〉未熟。〈用例〉〜を要する仕事。
じゅくれん‐こう【熟練工】
特殊な技術に熟練した工員。skilled worker
しゅく‐ろう【宿老】
①経験をつんで、思慮のある老人。老巧な人。veteran
②武家の重臣。評定衆・老中・家老など。
③江戸時代、町内の年寄役。
しゅく‐わり【宿割(り)】(名・サ変自)
宿所を割り当てること・役。やどわり。
しゅ‐くん【主君】
自分が仕える君主。one's lord〈比較〉君主。
しゅ‐くん【殊勲】
すぐれた功績。抜群の手柄。distinguished service〈用例〉〜を立てる。
じゅ‐くん【受勲】(名・サ変自)
勲章を受けること。to be decorated
しゅくん‐しょう【殊勲賞】
①スポーツ競技などで、特筆すべき働きをみせた者に贈られる賞。the Outstanding Performance Award
②大相撲本場所の三賞の一つ。横綱・大関または優勝を争ったような好成績の力士を倒した関脇(せきわけ)以下の力士から選ばれる。〈参照〉三賞。
しゅ‐けい【主刑】
それだけを独立して科することができる刑罰。刑法により死刑・懲役・禁錮(きんこ)・罰金・拘留(こうりゅう)・科料(かりょう)の6種が規定されている。〈対義〉付加刑。
しゅ‐けい【主計】
会計を取り扱う官職・人。accountant
しゅ‐げい【手芸】
主として手先の作業によって作られる技芸。編み物・刺繍(ししゅう)・染色など多様。広義には、中小企業で量産される、半ば機械化した手工芸も含む。handcraft
しゅ‐げい【種芸】
作物を植え付けること。栽培。cultivation
じゅ‐けい【受刑】(名・サ変自)
刑の執行を受けること。under sentence〈用例〉〜者。
じゅ‐けい【綬鶏】
キジ科の鳥。翼長約22cm。繁殖期には喉(のど)の肉垂(にくだ)れがふくらみ、綬(じゅ)を吐いているようにみえるので、吐(と)綬鶏ともいう。中国南東部に分布。tragopan
じゅ‐けい【樹形】
樹木全体の形。自然樹形と、人の手の加わった人工樹形とがある。自然樹形は、幹立形・株立ち形・枝垂れ形・つる形などに分けられる。tree form
じゅ‐げい【樹芸】
造園で、樹木の形を芸術的に整えること。artistic shaping or smooting of trees
しゅげいしゅち‐いん【綜芸種智院】
日本最初の普通教育機関。天長(てんちょう)5年(828)空海(くうかい)が京都九条に創立し、庶民の子弟に儒教と仏教を教えた。
じゅけい‐ず【樹形図】
樹木の幹、枝ぶりの全体形を模式的な図に表したもの。これによって各種類の特徴を知る。
しゅけいれつ‐せい【主系列星】
ヘルツシュプルング‐ラッセル図の帯状の主系列上に並んだ恒星。main sequence star
じゅげむ【寿限無】
落語の題名。前座が口ならしに教えられる代表的な演目。寺の住職が子どもにつけてくれた、めでたい長い名前がひき起こす滑稽噺(こっけいばなし)
しゅ‐けん【主権】
①領土と人民を支配する国家の権力。統治権。sovereignty
②国家の意思。国家主権。national sovereignty
③政治のあり方を最終的に決定する権威。国民主権・天皇主権など。sovereignty
④国家の権力が国内では最高であり、国外に対して独立で他のなにものにも制約されないことを示す概念。
じゅ‐けん【受検】(名・サ変自他)
検査・検定などを受けること。submit to inspection
じゅ‐けん【受験】(名・サ変自他)
試験を受けること。take an examination〈用例〉〜生。
じゅ‐けん【授権】
一定の資格・権利・権限などを特定の人に与えること。代理権の授与をさすのが一般的。authorization
しゅけん‐こく【主権国】
①国の内外に対して最高独立の中央権力をもつ国家。sovereign nation
②他国にかかわりのある事件に対して、統治権、とくに裁判権をもつ国。
しゅけん‐ざいみん【主権在民】
国家の主権が国民にあること。民主政体の原理。国民主権。popular sovereignty
じゅけん‐さんぎょう【受験産業】
入学試験を事業と結びつけた企業の総称。学習塾・予備校・模擬試験業者など。受験競争が激しくなるにつれ、昭和35年(1960)ごろからの成長が目立つ。
じゅけん‐しほん【授権資本】
会社が発行する株式の総数。定款(ていかん)に記載され、登記により公示される。authorized capital
しゅけん‐しゃ【主権者】
国家の主権を有する者。現在の日本では国民。sovereign
しゅげん‐じゃ【修験者】
修験道を修行する人。山伏(やまぶし)。験者(げんざ)
しゅ‐げんしょう【朱元璋】
→洪武(こうぶ)の本名。
しゅげん‐どう【修験道】
高山などで修行し、呪力(じゅりょく)を体得しようとする宗教。密教と日本古来の山岳信仰・神道(しんとう)などが結びついて生まれ、役行者(えんのぎょうじゃ)を祖とする。天台系の本山派(天台山伏(やまぶし))、真言系の当山(とうざん)派(真言山伏)などがある。修験宗。
しゅ‐ご【主語】
①文の成分の一種。「風が吹く」「色が白い」「ぼくが山田です」などの「風が」「色が」「ぼくが」のように、「何が」「だれが」に当たる文節。「何も」「何は」などとなることもある。また、日本語には主語が省略された、述語だけの文もある。subject〈対義〉述語。
→しゅじ(主辞)
しゅ‐ご【守護】
[一](名・サ変他)まもること。まもり。protection
[二](名)源頼朝(みなもとのよりとも)が義経(よしつね)追及を名目として文治(ぶんじ)元年(1185)に設けた職名。国ごとに軍事・警察にあたった。南北朝から室町時代にかけて、国衙領(こくがりょう)や荘園(しょうえん)を侵略し、守護大名となる。守護職。〈比較〉地頭。
しゅ‐こう【手工】
①木・紙などを使ってする手先の工芸。handicraft
②もと、小学校の教科。工作の旧称。
しゅ‐こう【手交】(名・サ変他)
公式の文書などを直接相手に手渡すこと。hand over
しゅ‐こう【手稿】
手書きの原稿。稿本。また、写本。manuscript
しゅ‐こう【首肯】(名・サ変自他)
うなずくこと。承知・賛成すること。consent〈用例〉その考えは〜できない。
しゅ‐こう【殊功】
すばらしい手柄。殊勲。distinguished service
しゅ‐こう【珠孔】
種子植物の胚珠(はいしゅ)の先にある小さな穴。受精のとき、花粉管はこの穴を通って胚嚢(はいのう)に達する。micropyle
しゅ‐こう【酒肴】
《「肴(こう)」は、さかなの意》酒と料理。さけさかな。food and drink
しゅ‐こう【趣向】
《「趣好」は誤り》
①会や行事のやり方。おもむき。device〈用例〉〜を変える。〜をこらす。
②芝居などを行ったり、作ったりする上での、おもしろみを出すためのくふう。idea
しゅ‐こう【珠江】
中国雲南省東部から東江、北江などを合わせ、南シナ海に注ぐ大河。長さ1790km。下流域に珠江デルタが広がる。チューチアン。
しゅこう【珠光】
→むらたじゅこう(村田珠光)
しゅこう【しゅ宏】
(1532/35-1612/15)中国明(みん)代末の僧。もと儒者で、儒・仏・道3教の一致を説き、また禅と念仏・律を結合させて雲棲(うんせい)念仏をおこした。
しゅ‐ごう【酒豪】
酒に強い人。大酒飲み。heavy drinker〈比較〉酒仙。
じゅ‐こう【受講】(名・サ変自他)
講義・講習を受けること。attend a lecture〈用例〉〜料。
じゅ‐こう【樹高】
樹木の高さ。tree height
じゅ‐ごう【准后】
《「→准三后(じゅさんごう)」の略》准三宮(じゅさんぐう)
しゅ‐こうぎょう【手工業】
機械でなく人間の技能と簡単な道具で生産する小規模の工業。農業から分離した最初の工業形態。handicraft industry〈対義〉機械工業。
しゅご‐うけ【守護請(け)】
室町時代、守護が荘園(しょうえん)や国衙領(こくがりょう)の年貢(ねんぐ)を請け負う制度。荘園領主らが年貢確保を期すために行ったが、結果として守護の力が増大。
しゅごう‐じごく【衆合地獄】
《仏教語》八大地獄の一つ。殺生・盗み・邪淫(じゃいん)の者の落ちる地獄。
しゅこう‐りょう【酒肴料】
慰労のため、酒肴の代わりに出す金銭。金一封。
ジュコーフスキー【Vasily Andreyevich Zhukovsky】
(1783-1852)ロシア、ロマン主義の代表的詩人。プーシキンらの先駆的存在。作品『村の墓地』『スベトラーナ』、翻訳詩など。
しゅご‐しょく【守護職】
→しゅご(守護[二])
しゅご‐じん【守護神】
特定の個人や集団を守り、幸福をもたらすと信じられている神。しゅごしん。guardian deity; genius
しゅご‐だいみょう【守護大名】
室町時代、領主化した守護。
しゅ‐こん【主根】
種子の胚(はい)の幼根がのびたもの。双子葉類では太く長くのびて根の中心となる。main root
じゅ‐こん【入魂】
→にゅうこん(入魂)
じゅ‐ごん【儒艮】
ジュゴン科に属し、海で生活する植物食性の哺乳(ほにゅう)類。体形は紡錘状で、全長約2m。青灰色。雌が子を抱く姿から人魚を想像したという。国の天然記念物。奄美(あまみ)大島からアフリカ東岸に分布。ザンノイオ。dugong
しゅ‐こんごう【執金剛】
《仏教語。「執金剛神」の略》仁王の一つ。開口(阿形(あぎょう))像で金剛杵(こんごうしょ)を持って仏法を守護する神。一般に、向かって右に位置する。金剛力士。密迹(みっしゃく)金剛。金剛手。しゅうこんごう。
しゅ‐さ【主査】
主となって調べること・人。chief investigator
しゅ‐さ【酒さ】
先端が赤くなり、皮脂の分泌がさかんでにきび状のものができてぶつぶつとふくれた鼻。石榴(ざくろ)鼻。酒さ鼻(しゅさび)。red-speckled swollen nose
しゅ‐ざ【首座】
①かみざ。上座。上席。top seat
②上座につく資格のある人。head
③《仏教語》→しゅそ(首座)
しゅ‐さい【主宰】(名・サ変自他)
上に立って一切を支配すること・人。leader〈用例〉劇団を〜する。
しゅ‐さい【主催】(名・サ変自他)
中心になって事をもよおすこと・人・法人。sponsorship〈用例〉大統領〜の晩餐(ばんさん)会。
しゅ‐さい【主菜】
①おもな副食物。main side dish
②主食以外の、中心となる料理。メーンディッシュ。main dish
しゅ‐さい【主祭】
キリスト教で、祭事をつかさどること・人。chief priest
しゅ‐さい【守歳】
大晦日(おおみそか)に過ぎゆく年を惜しんで、徹夜して新年を迎えること。
しゅ‐ざい【主剤】
くすりを調合するさい、主成分となるくすり。
しゅ‐ざい【取材】(名・サ変自)
記事などの材料・題材を集めること。collecting data〈用例〉〜旅行。
しゅ‐ざい【首罪】
首を斬(き)られる罪。斬罪(ざんざい)。decapitation
しゅ‐ざや【朱鞘】
朱色に塗った、刀のさや。
しゅ‐さん【酒盞】
さかずき。酒杯。
しゅ‐ざん【珠算】
そろばんを使って行う計算。たまざん。abacus calculation〈比較〉筆算・暗算。
じゅ‐さん【授産】
職がなく生活に困窮している人々に就業の能力や機会を与えること。sheltered work programs
じゅ‐さんぐう【准三宮】
親王・諸王・女御(にょうご)・摂政・関白などを優遇するために設けた、太皇太后宮・皇太后宮・皇后宮の三宮に準ずる待遇。また、それを受けた者の称。准后(じゅごう)。准三后。
じゅ‐さんごう【准三后】
→じゅさんぐう(准三宮)
じゅさん‐じょ【授産所】
身体や家庭の事情により就業する条件に制約がある人々に、経済的自立のため仕事を斡旋(あっせん)する社会福祉施設。vocational aid center
しゅ‐さんち【主産地】
産物の中心となる地域。main producing district
しゅ‐し【主旨】
おもな意味・内容。purport; gist
しゅ‐し【趣旨】
その事をする中心的な考え方。事のわけ。意見。趣意。purport〈用例〉会の〜。〜に反する。
しゅ‐し【種子】
①種子植物類の胚珠(はいしゅ)が開花後に発達したもの。胚と胚乳、それを包む種皮から成る。被子植物類では果実の内部に生じるが、裸子植物類では露出する。貯蔵物質により、でんぷん種子と脂肪種子に分ける。たね。seed〈比較〉胞子。〈数え方〉1粒・1袋。
②物事のもと。cause; source
しゅし【朱子】
(1130-1200)中国、宋(そう)代の儒者。朱子学の創始者。名は熹(き)。字(あざな)は元晦(げんかい)。19歳で進士となり、約50年間官界にありながら、学に励んだ。著書『四書集注(しっちゅう)』『近思録』『朱子語類』など。
しゅ‐じ【主事】
①学校・官庁・自治団体などで、一定の事務を主管する役・人。manager
②禅宗で、寺の事務を執る職の総称。
しゅ‐じ【主辞】
論理学で、判断・命題の対象となり、それについて陳述がなされる概念。「犬は動物である」の「犬」など。主語。主概念。subject〈対義〉賓辞。
しゅ‐じ【種子・種字】
《仏教語》密教で、梵字(ぼんじ)1字で、仏・菩薩(ぼさつ)を表したもの。
じゅ‐し【呪師】
平安末から鎌倉(かまくら)期にかけて芸能化した仏教行事を執り行った猿楽(さるがく)者の高位の者。華麗な装束(しょうぞく)で勇壮に舞った名人らの存在が寺院から離れた鑑賞芸能を生んだ。
じゅ‐し【豎子・孺子】
①子ども。わらべ。
②年少者や未熟な者を見下していう語。青二才。
豎子教う可し(じゅし、おしうべし)
《『史記』「留侯世家」にある、漢の功臣張良がまだ浪人であったころ、一老人が張良を見込んで言ったことば》この子は、教育するに足る子どもだ。
豎子の名を成す(じゅしのなをなす)
《『史記』「孫子伝」にある、魏(ぎ)の軍師ほう涓が、もとその才能を恐れて足を斬った斉(せい)の孫子に敗れたときに、くやしがって言ったことば》いくさに負けて、敵にてがらを立てさせる。
じゅ‐し【樹枝】
木の枝。branch
じゅ‐し【樹脂】
①樹木が分泌する粘性の物質。やに。天然樹脂。natural resin
②固体または半固体の合成有機高分子物質。合成樹脂。プラスチック。resin
しゅじ‐い【主治医】
①主となって治療にあたる医者。physician in charge
②かかりつけの医者。family doctor
しゅし‐がく【朱子学】
朱子により大成された宋(そう)代儒学の学派。程頤(ていい)・周敦頤(しゅうとんい)らの諸学説を基礎に、理気説に基づく性即理へと発展させた。実践的には居敬窮理・格物致知を重視する。日本では江戸時代初期、幕府の官学とされ、幕末まで基本的教学となった。程朱学。〈比較〉陽明(ようめい)学。
じゅし‐かこう【樹脂加工】
繊維・織物・紙などを合成樹脂で処理して、防皺(ぼうしゅう)性・防縮性・防湿性などを向上させる加工。resin treatment
じゅしき‐かんじょう【授灌頂】
行者が阿闍梨(あじゃり)の地位に上るときの儀式。授職。
しゅ‐じく【主軸】
①中心となる軸。principal axis
②原動機から直接に動力を伝える軸。main shaft
③集団のなかで、中心になる人。key man; leader〈用例〉チームの〜。
しゅし‐こつ【種子骨】
(けん)や靭帯(じんたい)のなかにある小さな骨。摩擦を少なくしスムーズな運動をするのに役立つ。sesamoid bone
じゅしじょう‐ほうでん【樹枝状放電】
雷放電の一種。雲から地面に向かう放電路の途中でいくつも枝分かれをする放電。
しゅししょくぶつ‐るい【種子植物類】
花を咲かせ、種子を形成する植物の総称。裸子植物類と被子植物類に大別される。顕花植物類。seed plants
じゅし‐どう【樹脂道】
植物体内にある管状の細胞間隙(かんげき)で、中に樹脂を含むもの。植物体が傷つくと、樹脂を分泌して傷口を保護する。resin canal
しゅ‐しゃ【手写】(名・サ変他)
手で書き写すこと。copy by hand
しゅ‐しゃ【朱砂】
→しんしゃ(辰砂①)
しゅ‐しゃ【取捨】(名・サ変他)
取ることとすてること。選ぶこと。adoption and rejection
じゅ‐しゃ【儒者】
①儒学を修めた学者・職。Confucian
②江戸時代の幕府の職名。経典を進講し、文学をつかさどる役目。林家が世襲。
しゅ‐しゃかい【種社会】
生物社会の基本単位として、昭和24年(1949)に、今西錦司(いまにしきんじ)が提唱した概念で、スペシアとよんだ。地球上の生物社会全体は、もっともよく似た生活形をもつ個体の集まりとしての、基本的な部分社会(種社会)に到達するとした。synusium
しゅ‐じゃく【朱雀】
→すざく(朱雀①)
しゅしゃ‐せんたく【取捨選択】(名・サ変他)
よいほうを取り、悪いほうをすてること。make a wise choice
しゅ‐しゅ【守株】
①切り株の番をすること。
②「→守株の愚」の略。
守株の愚(しゅしゅのぐ)
《昔、中国で、畑に走ってきたウサギが切り株に当たって死んだのを見た農夫が、それからは耕すのをやめて、ウサギが来ないかと切り株の番ばかりしていたが、1羽もとれなかったという、『韓非子(かんぴし)』「五蠹(ごと)」の故事から》同じ方法にばかりこだわって進歩を知らないおろかさのたとえ。守株。〈類似〉株(くいぜ)を守る。
しゅ‐じゅ【侏儒】
→こびと。dwarf
②見識のない者を悪くいう語。undignified
しゅ‐じゅ【種種】(名・副・形動)
いろいろ。さまざま。variety; various〈用例〉〜の計画。
じゅ‐じゅ【授受】(名・サ変他)
やりとりすること。受け渡し。give and receive〈用例〉賞品の〜。
しゅしゅう【洲】
中国、湖南省東部の工業都市。鉄道車両・化学・食品工業が発達。水陸交通の要地。人口58.4万(1991)。チューチョウ。
しゅ‐じゅう【主従】
主人と従者。しゅうじゅう。master and servant
主従は三世(しゅじゅうはさんぜ)
主従の縁は、前世・現世・来世にわたる、ということ。しゅうじゅうは三世。
しゅじゅ‐ざった【種種雑多】(名・形動)
いろいろなものが混じっていること・さま。〈用例〉〜なことば。
しゅじゅ‐そう【種種相】
いろいろの姿・ありさま。various phases〈用例〉社会の〜。
しゅ‐じゅつ【手術】
[一](名・サ変他)
①器械器具を用いて皮膚・内臓などに切開・切除・摘出などの操作を加えて病気や外傷に対処し、また機能回復させようとすること。また、その治療法。外科系の各科が行う。operation
②《比喩(ひゆ)的に》物事の状況などを大幅に改めること。large reform〈用例〉再建のための〜。
[二](名)
①手先のわざ。arts of the hands
②方法。手段。means
じゅ‐じゅつ【呪術】
超自然的な力によって、ある目的を達成しようとする行為や信仰の体系。まじない。魔術。magic
じゅ‐じゅん【濡潤】
ぬれて、うるおうこと。また、豊かに富むこと。
しゅ‐しゅんすい【朱舜水】
(1600-82)明(みん)末の中国の儒(じゅ)者。万治(まんじ)2年(1659)長崎に亡命。水戸(みと)藩主徳川光圀(とくがわみつくに)に迎えられ、江戸在住の藩の学者に礼法・農業などを指導。著書『舜水先生文集』など。