じょうたい‐ず【状態図】
物質あるいは物質系のいくつかの状態量を考えるとき、それらの間に成立する関係を平面図や立体図で表したもの。phase diagram
じょうだい‐とくしゅかなづかい【上代特殊仮名遣い】
上代の文献にみられる、万葉仮名の使い分け。五十音の「キ・ケ・コ・ソ・ト・ヒ・ヘ」の清濁と「エ・ノ・ミ・メ・ヨ・ロ」(『古事記』では「モ」も)に当たる万葉仮名に2種の区別がありこれを甲類・乙類とよぶ。のちに失われた音韻の違いに基づくとみられる。
じょうたい‐の‐ふくし【情態の副詞】
副詞の一種。ありさま・しかたなどを表すことば。「にっこり笑う」「じっと見る」「わざわざ行く」の「にっこり」「じっと」「わざわざ」など。
じょうだい‐ぶんがく【上代文学】
大和・奈良時代の文学。『古事記』『日本書紀』『風土記(ふどき)』、『万葉集』『懐風藻(かいふうそう)』など。
じょうたい‐ほうていしき【状態方程式】
熱平衡状態にある物体について、巨視的な物理量(温度・体積・圧力など)の間の関係を表す式の総称。equation of state; characteristic equation
じょうだい‐よう【上代様】
平安中期に完成した和様の書風。奈良時代の唐風の書を基礎とし、三跡(小野道風(おののみちかぜ)・藤原佐理(ふじわらのすけまさ)・藤原行成(ゆきなり))にいたって、純日本風として大成した。
じょうたい‐りょう【状態量】
物質系や空間の巨視的状態を表す量。熱力学では圧力・体積・温度など。空間の巨視的状態としては、電場・磁場など。quantity of state
しょう‐たく【妾宅】
本宅以外の、めかけを住まわせるための家。〈用例〉〜を構える。
しょう‐たく【沼沢】
ぬまとさわ。marsh〈用例〉〜地。
しょう‐だく【承諾】(名・サ変他)
引き受けること。聞き入れること。承知。consent〈対義〉拒絶。〈用例〉親の〜を得る。
しょうたく‐しょくぶつ【沼沢植物】
水辺の湿地や沼沢地にはえる植物。アシ・マコモ・ガマなど。helophyte
しょうだ‐けんじろう【正田建次郎】
(1902-77)数学者。群馬県生まれ。群論・代数系に関する研究を通じて抽象代数学で指導的役割を果たした。昭和44年(1969)文化勲章受章。
じょう‐たつ【上達】(名・サ変自他)
①(自)学術・技術などがじょうずになること。advancement〈用例〉運転が〜する。
②(他)下の者の意志が上の者に通じること。〈用例〉下意〜。
しょうだ‐へいごろう【荘田平五郎】
(1847-1922)明治期の実業家。豊後(ぶんご)の人。慶大卒。三菱(みつびし)商会の最高幹部を経て、東京海上・明治生命・日本郵船など、三菱系企業の役員を兼任。
じょう‐だま【上玉】
①上等の宝玉・品物。article of the best quality〈用例〉〜のネックレス。
②《俗語》美人。
しょう‐たん【小胆】(名・形動)
気が小さいこと・さま。小心。timidity〈対義〉大胆。〈用例〉〜な男。
しょう‐たん【称嘆・称歎・賞嘆・賞歎】(名・サ変他)
感心してほめること。admiration
しょうたん【潭】
中国、湖南省東部の河港都市。物資の集散地、河川交通の要地として古くから栄える。人口58.0万(1991)。シヤンタン。
しょう‐だん【昇段】(名・サ変自)
武芸・囲碁・将棋・芸道などで、段位が上がること。〈用例〉五段に〜する。
しょう‐だん【商談】
商売・取り引き上の話し合い。negotiation〈用例〉〜をまとめる。
しょう‐だん【章段】
①文章の段落。the end of a paragraph
②巻・章などの中の一まとまり。
じょう‐たん【上端】
上のはし。upper end〈対義〉下端(かたん)
じょう‐だん【上段】
①上の段。the upper section〈対義〉下段。〈用例〉2段ベッドの〜。
②上座。上席。
③「→上段の間」の略。
④刀などを頭上に振りかざして構えること。〈対義〉正眼・下段。
じょう‐だん【冗談】
①本気でなく、ふざけていう話。joke〈用例〉〜にしてごまかす。〜を本気にする。
②ふざけてすること。joke
冗談じゃない(じょうだんじゃない)
《相手の悪ふざけをたしなめたり、いわれたことを否定するときにいう語》とんでもない。いいかげんにしろ。No kidding!
冗談半分(じょうだんはんぶん)
本心とたわむれがなかば入りまじっていること。いいにくいことなどを、じょうだんにまぎらわしていうさま。half in joke
じょうだん‐ぐち【冗談口】
ふざけた話。おもしろおかしいことば。また、それを言うこと。joke〈用例〉〜をたたく。
しょうだんちよう【樵談治要】
室町後期の政治意見書。1巻。一条兼良(いちじょうかねら)著。文明(ぶんめい)12年(1480)成立。将軍足利義尚(あしかがよしひさ)のための政道書。
じょうだん‐の‐ま【上段の間】
寝殿造りで、下段の間より一段高く、主君が家臣などに対面した所。のちに、書院造りでは、貴賓(きひん)の座る所。上段。〈対義〉下段の間。
しょう‐ち【小知・小智】
あさはかな知恵。小才のきく人。shallow wisdom〈対義〉大知(だいち)
小智は菩提の妨げ(しょうちはぼだいのさまたげ)
小智のある者は、それが妨げとなって、仏門の正道に入ることができない。
しょう‐ち【召致】(名・サ変他)
めし寄せること。summons
しょう‐ち【招致】(名・サ変他)
まねいて、来てもらうこと。invitation〈用例〉各党の党首を〜する。
*しょう‐ち【承知】(名・サ変他)
①知っていること。be informed〈用例〉〜しております。そんなことは百も〜だ。
②聞き入れること。同意。承諾。consent〈用例〉〜いたしました。
③許すこと。がまんすること。pardon〈用例〉これ以上は〜できない。
承知之助(しょうちのすけ)
《承知した、という意を人名めかしていった語》わかった。了解した。〈用例〉おっと合点(がってん)〜。
しょう‐ち【沼池】
ぬまといけ。
しょう‐ち【勝地】
けしきのよい土地。名勝。
勝地本来定主無し(しょうちほんらいていしゅなし)
《白居易の「雲居寺に遊び穆(ぼく)三十六地主(ちしゅ)に贈るの詩」の一節》名勝にはそれを専有する者があるわけではなく、観賞する人が、その心のままに心ゆくまで味わえばよい。
じょう‐ち【上知・上智】
①知恵のすぐれていること・人。supreme wisdom〈対義〉下愚(かぐ)
②《「上智」で、sophiā(ギリシア)の訳語》キリスト教で、神の知恵。
上智と下愚とは移らず(じょうちとかぐとはうつらず)
《『論語』「陽貨」にあることば》生まれながらの賢明な者と愚かな者は、境遇によってそれぞれ愚かな者になったり賢明な者になったりと変化することがない。
じょう‐ち【城池】
城の周りの堀。城と堀。
じょう‐ち【常置】(名・サ変他)
常に設けておくこと。standing; permanent〈比較〉常設。〈用例〉〜委員会。
じょう‐ち【情痴】
色情におぼれて理性を失うこと。痴情。love foolery
しょうちく【松竹(株)】
サービス業。映画・演劇の製作・興行会社。大正9年(1920)設立。本社は東京都中央区築地(つきじ)
しょうちく‐かげきだん【松竹歌劇団】
松竹経営の女性だけのレビュー団。大正11年(1922)大阪で発足。のち東京進出。昭和57年(1982)までの本拠は国際劇場。通称SKD。
しょう‐ちく‐ばい【松竹梅】
[一]
①マツとタケとウメ。めでたいもののしるしとして使われる。歳寒の三友。
②3つの等級を示す符丁として使う語。ふつう松を最上位とする。
[二]邦楽曲名。地歌(じうた)・箏曲(そうきょく)・長唄(ながうた)などの曲名。祝賀の意味をもち同名の曲が多い。歌詞に四季の風物をうたう。
じょうち‐だいがく【上智大学】
私立大学。大正2年(1913)創立、昭和23年(1948)より現制。本部は東京都千代田区紀尾井町。
じょう‐ちゃく【蒸着】
真空中や低圧ガス中で金属や非金属を加熱蒸発させ、基板に付着させて薄膜を作ること。電極や反射鏡などに利用。vacuum evaporation
しょう‐ちゅう【笑中】
笑う心のうち。笑う顔のうち。
笑中に刀有り(しょうちゅうにとうあり)
《『旧唐書(くとうじょ)』「李義府(りぎふ)伝」にあることば》うわべはやさしく見せかけて、内心では人を害しようと思っていることに言う。笑中にかたな有り。
笑中に刃を研ぐ(しょうちゅうにやいばをとぐ)
→笑中に刀有り」と同意。
しょう‐ちゅう【掌中】
①てのひらのうち。手中。in one's hand
②自由に扱うことのできる範囲。in one's power
掌中の珠(しょうちゅうのたま)
《晋(しん)の傅玄(ふげん)「短歌行」の一節》
①もっとも大切なもの。apple of one's eye
②最愛の子。
しょう‐ちゅう【焼酎】
芋・穀類から造る日本の蒸留酒。飲用、梅酒などリキュール製造用とする。アルコール分20〜40%。ちゅう。
しょう‐ちゅう【詳注・詳註】
くわしい注。copious notes
しょうちゅう【正中】
鎌倉(かまくら)末期の年号。元亨(げんこう)から改元。元年(1324)12月9日〜3年(1326)4月26日。次に、嘉暦(かりゃく)に改元。
じょう‐ちゅう【条虫】
扁形(へんけい)動物条虫綱に属する動物の総称。体は扁平でひも状。体長は1mmから数メートルにおよぶ。成虫は脊椎(せきつい)動物の消化管に寄生。中間宿主はウシ・ブタ・マスなど。サナダムシ。tapeworm
じょう‐ちゅう【常駐】(名・サ変自)
いつも、そこに駐在していること。be permanently stationed〈用例〉軍隊が〜する。
しょうちゅう‐の‐へん【正中の変】
鎌倉(かまくら)末期、後醍醐(ごだいご)天皇の幕府討滅計画未遂事件。正中元年(1324)天皇は日野資朝(ひのすけとも)・俊基(としもと)らと討幕を計画。未遂に終わり、資朝は佐渡(さど)に配流(はいる)
しょうちゅう‐び【焼酎火】
歌舞伎(かぶき)の小道具の一つ。狐火(きつねび)や人魂(ひとだま)の青い火をつくるために、焼酎を浸した布切れを針金で吊(つ)って燃やしたもの。
しょう‐ちょ【小著】
①ページ数の少ない著作。thin book
②自分の著書をけんそんしていう語。
じょう‐ちょ【情緒】
《「じょうしょ」の慣用読み》
①事にふれて起こる、さまざまの思い。また、それらを生じさせる雰囲気。emotion〈用例〉異国〜。
②心理学で、急激に引き起こされる一時的な感情。情動。emotion
しょう‐ちょう【小腸】
食物を消化し、栄養素を吸収する消化器官。上部は胃、下部は盲腸につづく。もっとも重要な消化器で、長さ6.5〜7.5m。small intestine
しょう‐ちょう【消長】(名・サ変自)
おとろえることと栄えること。盛衰。rise and fall
しょう‐ちょう【象徴】(名・サ変他)
抽象的な観念などを具体的なものによって示すこと。また、そのもの。symbol〈用例〉剣は武士道の〜である。
しょうちょう【正長】
室町中期の年号。応永(おうえい)から改元。元年(1428)4月27日〜2年(1429)9月5日。次に、永享(えいきょう)に改元。
じょう‐ちょう【上長】
年上の人。目上の人。one's elder
じょう‐ちょう【冗長】(名・形動)
くどくて、長たらしいこと・さま。くだくだしいこと・さま。tedious〈対義〉簡潔。〈用例〉〜な文章。〈派生〉じょうちょうさ(名)
じょう‐ちょう【情調】
①おもむき。気分。mood〈用例〉異国〜。
②感覚にともなって起こる感情。sentiments
じょうちょう【定朝】
(?-1057)平安中期の仏師。京都七条仏所の祖。寄木(よせぎ)造りの方法を完成し、「定朝様(よう)」と称される優雅典麗な和様彫刻を創造。後世長く仏像彫刻の規範となる。大規模な仏所をもつ世襲の専門仏師職を確立したといわれる。作品は、平等院鳳凰(ほうおう)堂本尊『阿弥陀(あみだ)如来像』。
しょうちょう‐げき【象徴劇】
人生のさまざまな意味を象徴的方法で暗示した劇。メーテルリンクの『青い鳥』など。
しょうちょう‐し【象徴詩】
感覚と知性を重視して、直接にはつかみにくい精神内容を、暗示的な形を用いて表現したり、また、音楽的に表現したりした詩。
しょうちょう‐しゅぎ【象徴主義】
《サンボリスムsymbolisme(フランス)の訳語》普遍的な理念に特殊な形を与える動きと、特殊な個物に普遍的な意味を与える動きとを交錯させ、双方の動きの合一する場に世界の全体像を暗示的に浮かび上がらせようとする文学・芸術の傾向。19世紀後半、主としてフランスの詩に顕著な特徴をあらわし、近代から現代にかけての世界文学に深く本質的な影響を及ぼした。シンボリズム。
しょうちょう‐せい【象徴性】
象徴的であること。symbolism
しょうちょう‐たいけい【象徴体系】
世界を探究し、認識し、表現するために用いる象徴(シンボル)の織りなす体系。各社会・文化によって異なる。symbol system
しょうちょう‐てき【象徴的】(形動)
本質を暗示するさま。symbolic
しょうちょう‐てんのうせい【象徴天皇制】
日本国憲法が規定する、天皇に象徴的な地位を認める制度。天皇は国民統合の象徴であり、国政に関する権能はもたないとされる。
しょうちょう‐は【象徴派】
象徴を重視する詩人の一派。ボードレール・ベルレーヌ・ランボーなど。〈参考〉象徴主義。
しょう‐ちょく【詔勅】
天皇が意思を表明する文書。詔書と勅語。みことのり。
じょうちょしょうがい‐じ【情緒障害児】
情緒的に障害のある子ども。親や友人との感情的葛藤(かっとう)などが原因となりチック症・登校拒否などの症状を示す。じょうしょしょうがいじ。emotionally disturbed children
じょうちょ‐てんめん【情緒纏綿】
情緒がこまやかで、心に深くしみこんで離れないこと。じょうしょてんめん。tender sentiments
しょう‐ちん【消沈・銷沈】(名・サ変自)
気力がおとろえること。気力が消えうせること。しおれること。dejection〈対義〉揚揚。〈用例〉意気〜。
しょう‐つき【祥月】
《仏教語》
→一周忌
②一周忌以後の故人の死亡の当月。
しょうつき‐めいにち【祥月命日】
故人の死んだ月日と同じ月日。一周忌以後、祥月命日に三回忌・七回忌などの法要を営む。正忌。正命日。
じょうっ‐ぱり【情っ張り】(名・形動)
→いじっぱり。obstinacy
じょう‐づめ【定詰(め)】
①勤務のため、いつも一定の場所に詰めていること・人。
②江戸時代、大名・旗本・藩士などが、勤務のために一定期間江戸に滞在すること。
じょう‐づめ【常詰(め)】
いつも決まった場所で控えていること・人。permanent engaging
しょう‐てい【小弟・少弟】
[一](名)
①年少の弟。one's little brother
②自分の弟をけんそんしていう語。
[二](代)年長者に対して、自分をけんそんしていう語。〈対義〉大兄。
しょう‐てい【章程】
①おきて。
②事務をとる上の細則。
じょう‐てい【上帝】
①天上の神。天帝。
②宇宙の絶対唯一の神。造物主。ヤハウェ。God
じょう‐てい【上程】(名・サ変他)
議案を会議にかけること。presentation〈用例〉一括〜。
しょうてい‐きんすい【松亭金水】
(1797-1862)江戸末期の戯作者(げさくしゃ)。本名中村保定また経年。江戸の人。人情本『恋の花染』『閑情末摘花(かんじょうすえつむはな)』など。
しょう‐てき【小敵・少敵】
〈対義〉大敵。
①小人数の敵。small enemy
②弱い相手。weak opponent〈用例〉〜たりとも侮らず。
しょう‐てき【葉適】
(1150-1223)中国、南宋(なんそう)の学者・政治家。官職に就くが晩年は著述に専念。実用性・経済性を重んじる学問を説く永嘉(えいか)学派の代表的人物。著書『習学記言』など。ようてき。
じょう‐でき【上出来】(名・形動)
できばえがよいこと・さま。りっぱなでき。good performance〈対義〉不出来。
しょうてつ【正徹】
(1381-1459)室町前期の歌僧。備中(びっちゅう)の人。東福寺の書記。藤原定家(ふじわらのさだいえ)を崇拝し、夢幻的で余情深い秀歌を残す。家集『草根集』、歌論書『正徹物語』など。
しょうてつものがたり【正徹物語】
室町時代の歌論書。2巻。正徹著。宝徳(ほうとく)2年(1450)ごろ成立。藤原定家(ふじわらのさだいえ)に傾倒する立場から、和歌に関する考えや心得などを随筆風に記す。
じょうて‐もの【上手物】
精巧で高価な工芸品。上等品。choice goods〈対義〉下手物(げてもの)
しょう‐てん【小店】
①小さい店。small shop
②自分の店をけんそんしていう語。
しょう‐てん【小篆】
漢字の書体の一つ。大篆(だいてん)を簡略化して、書きやすくしたもの。篆書(てんしょ)
しょう‐てん【声点】
漢字の四隅につけてその四声(しせい)を示す符号の点。のちアクセントを示すために仮名につけるようになった。濁点はこれが発達したもの。
しょう‐てん【昇天】(名・サ変自)
①天にのぼること。上天。
②イエス=キリストが死後3日目に復活、以後40日間しばしば弟子たちの前に現れた後、天に昇ったという伝承。the Ascension
③キリスト教で、信者が死ぬこと。また、一般に、人が死ぬこと。death
しょう‐てん【商店】
商品を売る所。商売屋。store; shop
しょう‐てん【焦点】
①平行光線がレンズや球面鏡などで屈折または反射したのちに集中する点。focus
②楕円(だえん)・双曲線・放物線など2次曲線をえがくための定点。focus
③関心や注意の集まるところ。〈用例〉話の〜がぼける。
しょう‐てん【衝天】
《天をつく、の意》勢いのさかんなこと。high spirits〈用例〉意気〜。
しょう‐てん【賞典】
①ほうびとして与えられるもの。褒賞。reward
②ほうびを与えることに関するきまり。褒賞規定。
しょう‐でん【小伝】
簡単な伝記。略伝。biographical sketch
しょう‐でん【召電】
人を呼び寄せるための電報。summons by wire
しょう‐でん【招電】
人をまねくための電報。invitation by wire
しょう‐でん【昇殿】
①宮中の清涼殿の南面にある、殿上(てんじょう)の間に入ることを許されること。
②神社の拝殿に入るのを許されること。
しょう‐でん【聖天】
→歓喜天(かんぎてん)の別称。
しょう‐でん【詳伝】
くわしい伝記。detailed biography〈対義〉略伝。
じょう‐てん【上天】
[一](名)
①空。天。
②天帝。
③天上界のうちですぐれている方の天。〈対義〉下天。
[二](名・サ変自)天にのぼること。昇天。
じょう‐でん【上田】
地味が肥えて、作物がよくできる田。〈対義〉下田。
じょう‐でん【乗田・剰田】
律令(りつりょう)制下、口分田(くぶんでん)・位田(いでん)・職田(しきでん)などを班給した残りの田。農民に賃貸し、収穫の一部を納めさせた。
じょう‐てんき【上天気】
よく晴れた天気。好天気。fine weather
しょうてん‐きょり【焦点距離】
レンズや球面鏡などで、主点から焦点までの距離。焦点距離が大きいほど、レンズが光を収束・発散させる作用は弱い。focal length
しょうてん‐さい【昇天祭】
イエス=キリストの昇天を記念して祝う日。復活祭後6週目の木曜日に行う。昇天日。Ascension Day
しょうでん‐じけん【昭電事件】
昭和23年(1948)に発生した、復興金融金庫から昭和電工(株)への融資をめぐる贈収賄事件。政・財界人多数が逮捕・告訴され、芦田(あしだ)内閣崩壊の原因となった。昭電疑獄。
しょうてん‐しんど【焦点深度】
被写体の一点にレンズのピントを合わせたとき、焦点の前後の鮮明に結像する範囲。depth of focus〈比較〉被写界深度。
しょう‐てんち【小天地】
①せまい世界。小さい社会。small world
②人間界。
しょうと【人】
〈古語〉
《「せひと」の転》
①女から男の兄弟を呼ぶ語。〈用例〉〜たちのまもらせ給ひけるとぞ(伊勢・5)。
②男の兄弟。のちにはもっぱら兄をさす。〈用例〉公世(きんよ)の二位の〜に良覚(りょうがく)僧正と聞こえしは(徒然・45)。
しょう‐と【商都】
商業のさかんな都市。commercial city〈比較〉学都。
しょう‐ど【焼土】
土壌の有効成分の増加や殺菌などを目的として、土を焼くこと。burning the ground
しょう‐ど【焦土】
黒く焼けこげた大地。scorched earth
焦土と化す(しょうどとかす)
多くの建物がすっかり焼けてしまう。焼け野が原になる。be reduced to ashes
しょう‐ど【照度】
一定の表面積が一定時間に受ける光の量。単位はルクス。記号lx太陽が直射する地表の照度は約10万ルクス。illumination intensity
じょう‐と【譲渡】(名・サ変他)
財産・権利などを、ゆずりわたすこと。transfer〈比較〉贈与。
じょうと【上都】
中国、元(げん)朝の副都。1256年フビライが創設。歴代夏季の都とされた。遺址(いし)は内モンゴル自治区多倫(ドロン)北西36kmの地にある。開平。
じょう‐ど【浄土】
①《仏教語》仏や菩薩(ぼさつ)の住む三毒・五濁(ごじょく)のない清浄な世界。十方に諸仏の浄土があるとされるが、一般には阿弥陀(あみだ)仏の西方極楽浄土をさす。Pure Land〈対義〉穢土(えど)
②「→浄土宗」の略。
じょう‐ど【壌土】
①つち。土壌。soil
②粘土と砂の割合が、3対7ぐらいの土壌。水や肥料の保持力にすぐれ、適量の腐植を含めば最良の土。あらゆる作物に適する。loam
しょうドイツ‐しゅぎ【小ドイツ主義】
オーストリアを排してプロイセンを中心にドイツを統一しようとした政策。1848年フランクフルト国民会議以来有力となり、ドイツ帝国成立により目的達成。
しょう‐とう【小刀】
→わきざし。〈対義〉大刀(だいとう)
②こがたな。knife
しょう‐とう【小党】
小人数の政党。議会で勢力の弱い党派。small party
しょう‐とう【少糖】
糖のうち、単糖と多糖の中間に位置するものの総称。単糖が脱水縮合したもので、その数により二糖・三糖・四糖などがある。単糖に近い物理的・化学的性質をもつ。蔗糖(しょとう)など。oligosaccharide
しょう‐とう【松濤】
《マツを吹く風の音を濤(なみ)の音にたとえていう語》まつかぜ。松籟(しょうらい)
しょう‐とう【牀頭】
寝台のそば。
しょう‐とう【消灯】(名・サ変自)
あかりを消すこと。put out light〈対義〉点灯。
しょう‐とう【檣灯】
船灯の一つ。夜間衝突を避けるためマストに取り付ける白色灯。マスト灯。mast headlight
しょう‐とう【檣頭】
帆柱(ほばしら)の先。masthead
しょう‐どう【唱道】(名・サ変他)
①意見をとなえること。advocate
②先に立ってとなえること。preach〈用例〉軍備の縮小を〜する。
しょう‐どう【唱導】(名・サ変他)
①《仏教語》教えを説いて、仏道にみちびくこと。また、その説教の法式の一つ。
②先立ちとなり、他をみちびくこと。
しょう‐どう【商道】
商人として守るべき道徳。商業道徳。ethics of business
しょう‐どう【章動】
地球の自転軸が示す、周期的な小幅なぶれ。月・惑星などの引力によって起こる。nutation
しょう‐どう【衝動】
①心を強くつき動かすこと。impulse
②心理学で、本能的に、ある動作や行為をうながす内部的欲求。不安感情をともない、無意識的に強迫された知覚・観念を起因とする心的傾向。drive〈用例〉一時の〜にかられる。
③急ではげしい肉体的または心理的なショック。shock〈用例〉〜を受ける。
④物理で、物体に急にはげしく加えられる力。impulse
しょう‐どう【聳動】(名・サ変自他)
驚かし、動揺させること。おそれおののくこと。〈用例〉耳目を〜する。
じょう‐とう【上棟】
建物の骨組みができて、むな木をあげること。むねあげ。〈用例〉〜式。
じょう‐とう【上等】(名・形動)
〈対義〉下等・中等・並等。
①等級・身分が上のこと・さま。the first class〈比較〉特等。
②すぐれていること・さま。fine quality〈用例〉〜の品々。
じょう‐とう【常套】
やり方などが、決まりきったこと。ありふれたこと。常用。慣用。commonplace〈用例〉〜語。
じょう‐どう【成道】(名・サ変自)
《仏教語。成仏得道、の意》
①釈迦(しゃか)が12月8日、菩提樹(ぼだいじゅ)のもとで、悟りを開いたこと。
②悟りを開いて仏となること。
じょう‐どう【常道】
①いつもするやり方。proper course〈用例〉商売の〜。
②つねに守るべき道徳。proper behavior〈用例〉人の〜。
じょう‐どう【情動】
心理学で、その影響が身体に現れるほど強い、怒り・恐れ・悲しみ・喜びなどの一時的な感情。情緒(じょうしょ)。エモーション。emotion
じょうどう‐え【成道会】
釈迦(しゃか)が悟りを開いた日として、毎年12月8日に行う仏教法会(ほうえ)。臘八会(ろうはちえ)
しょうどうか【証道歌】
禅の典籍の一つ。唐代の僧、永嘉玄覚(ようかげんかく)の作。禅の真髄を流麗な文体でうたったもの。
しょうどう‐がい【衝動買い】
購入予定がない商品をその場の気分で購入すること。impulse buying
じょうどう‐きょく【常動曲】
→むきゅうどう(無窮動)
じょうとう‐く【常套句】
言い習わした文句。決まり文句。常套語。hackneyed expression
じょうとう‐しき【上棟式】
→棟上祭(むねあげさい)の別称。
じょうとう‐しゅだん【常套手段】
いつも決まって使う手段。常用手段。慣用手段。one's usual practice
しょうとう‐しょう【小頭症】
頭が異常に小さい先天性奇形。精神薄弱などの神経症状がみられる。原因は遺伝・ダウン症候群など。microcephaly
じょうどう‐しょうがい【情動障害】
感情・欲情などの情緒的機能が害されること。躁(そう)うつ病などで典型的に現れる。emotional disturbance
じょうとう‐しょうがく【成等正覚】
《仏教語》菩薩(ぼさつ)が修行をなしとげ、仏の悟りを得ること。
じょうとう‐せん【上棟銭】
建物の上棟式で、お祝いとしてまく金銭。餠(もち)まきの餠の中に入れたりする。
しょうどう‐つばめ【小洞燕】
小形のツバメ科の鳥。背面が灰褐色、腹面は胸に同色の横帯がある以外は白色。全長約13cm。砂質の崖(がけ)などに横穴を掘って産卵するので、スナムグリツバメの別名がある。夏鳥としてアジア南方から本州北部・北海道に渡来し、繁殖。
しょうどう‐てき【衝動的】(形動)
①急に何かをしようという心の動きが起こるさま。impulsive〈用例〉〜な言動。
②人に強い刺激を与えるさま。ショッキング。shocking〈用例〉〜な事件。
しょうとう‐ぶんりつ【小党分立】
小さな政党が分かれて争い合っていること。splinter of small political parties
じょうとう‐へい【上等兵】
陸軍の兵の階級の一つ。旧日本軍では兵長と一等兵との間の位。
しょうどう‐もん【聖道門】
《仏教語》自らの能力と修行によって、現世において悟りを得ようとする考え方で、天台・真言・禅などの浄土教以外の宗派の教え。自力門。〈対義〉浄土門。
しょうとう‐るい【少糖類】
炭水化物の一種。加水分解されて2〜6分子の単糖になる。水に溶けやすく、甘味のある結晶性化合物。麦芽糖や蔗(しょ)糖の二糖類など。oligosaccharide
しょうど‐がいこう【焦土外交】
国が焼け野原と化しても国策を遂行しようという決意で展開する外交。満州事変のさい、外相内田康哉(うちだこうさい)が行った帝国議会での演説中のことば。転じて、国民に犠牲を強いる外交政策。