じょうほう‐こうがい【情報公害】
無秩序に氾濫(はんらん)する情報が公共に与える害。意図的に操作された情報や誤報、興味本位な個人生活の暴露、過激な性や犯罪の報道など、情報化社会が生みだす社会的な弊害のこと。information pollution
じょうほうこうかい‐せいど【情報公開制度】
国や地方自治体が収集・作成した政治・行政に関する記録・資料を、国民や住民の請求によって公開する制度。public information system
じょうほう‐さんぎょう【情報産業】
①情報の生産・流通・販売・サービスなどの業務に関する産業。information industry
②コンピューター関連産業。computer-related industry
しょう‐ほうし【小胞子】
シダ植物類で胞子に大小の別があるときの、小形の胞子。小胞子が発芽すると雄の前葉体をつくる。microspore
じょうほう‐し【情報誌】
特定の読者を対象に、細分化された情報を提供する雑誌。映画や催し物の日程だけを集めた雑誌など。information magazine
じょうぼうじ【浄法寺】
〈町〉岩手県北部、青森県に接する町。稲作・タバコ栽培・畜産がさかん。漆器が特産。古刹(こさつ)天台寺がある。人口6209(1994)。
しょうぼう‐じどうしゃ【消防自動車】
消防活動とそれにともなう人命救助に用いる自動車の総称。消防ポンプ車のほか、化学車・はしご車・排煙車・無線車・シュノーケル車などがある。fire engine
じょうほう‐しゃかい【情報社会】
→じょうほうかしゃかい(情報化社会)
じょうほうしゅうしゅう‐かん【情報収集艦】
相手国の通信内容やレーダーを受信・解析する軍艦。おもに軍事情報や相手レーダーの能力などの探知を目的とする。
しょうぼう‐しょ【消防署】
消防を扱う役所。fire station
じょうほう‐しょり【情報処理】
①通信の内容を記憶したり整理したり検索したりすること。
②得られたデータから目的に沿った情報を得ること。データ処理のほか図形・文字・音声の識別、翻訳なども含まれる。information processing
じょうぼう‐せい【条坊制】
古代の都市区画法。唐(とう)の都長安をまねて、都の東西南北を碁盤目状に区分。藤原(ふじわら)京に初めて導入され、平城京・平安京に継承。
しょうぼう‐せつび【消防設備】
消防法で旅館・ホテル・劇場などに設置が義務づけられている、防火壁・火災報知器・スプリンクラーなどの設備。
しょうほう‐たい【小胞体】
細胞器官の一つ。細胞質内にみられ、内部に空間のある管状などの膜構造。細胞内物質輸送や細胞内代謝に関係。endoplasmic reticulum
しょうぼう‐だん【消防団】
市町村の消防・水防機関。団長は市町村長が任命し、団員は非常勤の者が多い。fire company
じょうほう‐ちかん【上方置換】
容器の口を下に向けて気体の出口にかぶせ、気体を捕集する方法。空気より軽く、水に溶ける気体(アンモニアなど)に適用。
しょうぼう‐ちょう【消防庁】
①総務省の外局の一つ。消防全般に関する基準・計画などの研究・立案・指導・助成を行う行政機関。Fire-defence Agency
②《「東京消防庁」の略》東京都23区が共同で設立した消防組織。
じょうほう‐つう【情報通】
ある方面の情報についてくわしく通じていること・人。well-informed; authority
しょう‐ほうてい【小法廷】
最高裁判所の15人の裁判官を5人ずつに分けて構成する3つの法廷。特別の事件以外の審理は、原則的にここで行われる。〈対義〉大法廷。
しょうぼう‐てい【消防艇】
船舶・港湾施設などの火災に対し、海上から消火活動をする小型船。fireboat
じょうほう‐ていり【乗法定理】
事象A、Bが同時に起こる確率は、Aが起こる確率と、Aが起こっているときにBが起こる条件つき確率との積に等しいという定理。multiplication theorem
じょうほう‐みんしゅしゅぎ【情報民主主義】
情報において、プライバシーを守る権利、知る権利、情報を利用する権利、参加する権利の4つを尊重すること。インフォメーション‐デモクラシー。information democracy
じょうほう‐りょう【情報量】
与えられた情報の大きさ。amount of information
じょうほう‐りろん【情報理論】
抽象的な情報に情報量という数学的定義を与え、情報の伝達機構に関して、数量的・統計的に解析する学問。1948年にクロード=シャノンが創始した。information theory
しょうぼく【勝北】
〈町〉岡山県、津山盆地北東部の町。酒米の産地。酪農も発達。東部には日本原(にほんばら)高原がある。人口7619(1994)。
じょうほく【常北】
〈町〉茨城県中部、水戸(みと)市北西隣の町。茶・ナガイモが特産。木工業も行われる。人口1万2257(1994)。
じょう‐ぼく【上木】(名・サ変他)
→じょうし(上梓)
しょう‐ほん【正本】
①〈対義〉副本。
(ア)原本。the original
(イ)登記所の台帳。register
②省略のない本。丸本。unabridged text
③浄瑠璃(じょうるり)の詞章に節回しを記入した本。
④歌舞伎(かぶき)の脚本。台本。script; scenario
しょう‐ほん【抄本・鈔本】
①一部を書き抜いた書物。abridgment
②原本となる書類の一部を書き抜いたもの。また、写し取ったもの。abstract〈対義〉謄本(とうほん)
しょう‐ほん【証本】
証拠になる文書。documentary evidence
しょう‐ほん【摺本】
折りたたみ本。折り本。
じょう‐ぼん【上品】
《仏教語》極楽浄土往生(おうじょう)の九品(くほん)のうち、上の3つの位。〈対義〉中品(ちゅうぼん)・下品(げぼん)。〈参考〉九品(くほん)
じょうぼん‐のう【浄飯王】
釈迦(しゃか)の父。中インド、迦毘羅衛(かびらえ)国の王。シュッドーダナ。
しょう‐ま【升麻】
サラシナショウマの根茎を乾燥した生薬(しょうやく)。解熱・解毒などに用いる。black cohosh root
しょう‐ま【消磨】(名・サ変自他)
すり減ること。すり減らすこと。abrasion
しょう‐まい【正米】
①現在ある米。
②実際に取り引きされる米。実米。〈対義〉空米(くうまい)
じょう‐まえ【錠前】
→ジョウ(錠)
しょうま‐きょう【照魔鏡】
①魔の本性を映し出すというかがみ。
②かくれた本体を映し出すもの。
しょう‐まく【漿膜】
①胚(はい)発生のさい、もっとも外側を包む胚膜(はいまく)。脊椎(せきつい)動物の爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳(ほにゅう)類、昆虫などにみられる。chorionic membrane
②体腔(たいこう)の内面をおおう膜。serocoelom
しょう‐マゼランうん【小マゼラン雲】
天の南極付近にある棒状の銀河。明るさ約2等。わが銀河系に一番近く、距離は約17万光年。small Magellanic cloud
しよう‐まっせつ【枝葉末節】
物事の中心からはずれた、重要でない部分。小さなつまらないこと。minor matter; unimportant matter〈用例〉〜にこだわる。
しょう‐まん【小満】
二十四節気(せっき)の一つ。草木が一応の大きさに達する、という意の語。5月21日ごろ。
しょうまん【勝鬘】
『勝鬘経』の主人公。舎衛(しゃえ)国波斯匿(はしのく)王の娘。仏教の熱心な信者で、釈迦(しゃか)の威神力によって『勝鬘経』を説いたとされる。勝鬘夫人(ぶにん)
じょう‐まん【冗漫】(名・形動)
長くて、しまりのないこと・さま。prolix〈比較〉散漫。〈対義〉簡潔。〈用例〉〜な文章。〈派生〉じょうまんさ(名)
しょうまん‐ぎょう【勝鬘経】
大乗経典の一つ。宋(そう)の求那跋陀羅(ぐなばつだら)の漢訳。1巻。王妃勝鬘が女性在俗信者の立場から、一乗・如来蔵(にょらいぞう)思想を中心に仏教の道理を説くという形式のもの。正称は『勝鬘師子吼(ししく)一乗大方便方広経』。
しょう‐み【正味】
①物の中身。content
②中身だけの目方。正目。net weight〈用例〉〜500g。
③ほんもの。本当のところ。
④掛け値なしの値段。net price
しょう‐み【笑味】(名・サ変他)
《上に「御(ご)」を付けて》人に食べ物を贈るときの謙譲語。〈用例〉御〜ください。
しょう‐み【賞味】(名・サ変他)
おいしく味わうこと。appreciation〈用例〉銘菓を〜する。
じょう‐み【上巳】
→じょうし(上巳)
じょう‐み【情味】
心の温かくなるような味わい。おもむき。人情味。humanity
しょうみ‐きかん【賞味期間】
食品を、風味をそこなわずに、できたてと同じように味わうことができる期間。open date
しょうみ‐きげん【賞味期限】
賞味期間を保証する限度。平成9年(1997)4月から食品の製造年月日表示は期限表示に変わった。
しょう‐みつ【詳密】(名・形動)
くわしく細かいこと・さま。詳細。detailedness; details〈用例〉〜な解説。
じょう‐みゃく【静脈】
血液を末梢(まっしょう)から求心的に心臓に還流させる血管。皮下や頭蓋腔内(ずがいこうない)をのぞき、動脈と同じ経路をたどる。動脈内に比べて血流は著しく遅く、内圧はきわめて低い。vein〈対義〉動脈。
じょうみゃく‐あつ【静脈圧】
静脈の内圧。心房の位置の圧力を標準にして表し、正常値は肘(ひじ)静脈血圧で60〜100【mm水銀柱。心臓病の診断・治療の指標。venous pressure
じょうみゃく‐けつ【静脈血】
静脈のなかを流れる血液。酸素を含む量が少なく、やや黒みを帯び、また二酸化炭素が多い。肺で動脈血にかわる。venous blood
じょうみゃく‐けっせんしょう【静脈血栓症】
静脈の内壁で血液が凝固して血の塊になる現象。とくに左下肢の静脈に多い。放置しておくと危険なので早期に摘除する。venous thrombosis
じょうみゃく‐さんぎょう【静脈産業】
廃棄物を処理・再生・再加工する産業。〈対義〉動脈産業。
じょうみゃく‐ちゅうしゃ【静脈注射】
薬を静脈のなかに直接注射すること。皮下や筋肉注射に比べて効き方が早い。静注。intravenous injection
じょうみゃく‐ますいやく【静脈麻酔薬】
静脈注射により全身麻酔を起こす薬物。バルビツル酸誘導体・ケタミン・プロパニジドなど。intravenous anesthetics
じょうみゃく‐りゅう【静脈瘤】
静脈の血行障害により、血管が部分的に著しくふくらむ状態。立ち仕事をする人や妊婦の下肢などに多くみられる。varix
しょう‐みょう【小名】
〈対義〉大名。
①中世、名田(みょうでん)・領地がそれほど多くなく、勢力も大きくなかった武士。
②江戸時代、領地の少ない大名。
しょう‐みょう【声明】
《仏教語》
①インドの五明(ごみょう)の一つ。音韻・文字・意味など、ことばについての学問。
②仏教の儀式で、僧が経文を歌唱して仏徳をたたえる音楽。梵唄(ぼんばい)
しょう‐みょう【称名・唱名】
《仏教語》「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」など、仏の名号をとなえること。〈用例〉〜念仏。
じょう‐みょう【定命】
《仏教語》前世の因縁によって決まっている寿命。
じょう‐みょう【常命】
人のふつうの寿命。normal length of life
じょうみょう‐じ【浄妙寺】
鎌倉(かまくら)市二階堂にある臨済宗建長寺派の寺。鎌倉五山の一つ。文治(ぶんじ)4年(1188)足利義兼(あしかがよしかね)が極楽寺として創建、のち、足利尊氏(たかうじ)が改称。
しょうみょう‐ねんぶつ【称名念仏・唱名念仏】
「南無阿弥陀仏(なむあみだぶつ)」と唱えること。
じょう‐みん【常民】
①世間の人々。一般人。大衆。
②民俗学では、とくに文化的な観点から民間伝承を保持する生活者。
じょう‐みん【蒸民・烝民】
万民。諸人。
しょう‐む【商務】
商業上の事務。commercial affairs
じょう‐む【乗務】(名・サ変自)
交通機関に乗って、運転・乗客の世話などの業務を行うこと。work of carmen〈用例〉〜員。
じょう‐む【常務】
①日常のふつうの仕事。regular business
②「→常務取締役」「常務理事」などの略。
じょうむ‐いん【乗務員】
交通機関に乗って、運転や乗客の世話などの業務に従事する係員。crew member
しょうむ‐いんしょかん【商務印書館】
中国の出版社。1897年上海(シャンハイ)に設立。教科書・参考書などのほか中国の古典、外国図書の翻訳出版を行い、文化面に大きな役割を果たした。解放後は公私合営、台湾にも存続。
じょうむ‐かい【常務会】
常務取締役以上の役員で構成される、社長の諮問機関。実質的には最高の業務執行意思決定機関となる。operating committee
しょうむ‐てんのう【聖武天皇】
(701-756)第45代天皇(在位(724-749))。文武(もんむ)天皇の第1皇子。全国に国分寺(こくぶんじ)、奈良に東大寺を建立(こんりゅう)。大仏を造立。天平(てんぴょう)文化の絶頂期を現出。
じょうむ‐とりしまりやく【常務取締役】
株式会社で、社長を補佐し、おもに部門ごとの責任者として日常の業務の処理にあたる重役。executive director〈比較〉専務取締役。
しょう‐め【正目】
中身だけの目方。net weight
しょう‐めい【召命】
キリスト教用語。神が特定の人を選んで一定の仕事をたくすこと。また、その仕事。vocation
しょう‐めい【正銘】
→ほんもの。genuineness〈用例〉正真〜。
*しょう‐めい【証明】(名・サ変他)
《仏教語で「しょうみょう」と読み、成仏(証)が確かであると認定するの意から》
①真偽を明らかにすること。証拠だてること。proof〈用例〉本人であることを〜する。
②命題が真であることを論理的に示すこと。与えられた公理などの仮定から定められた推論の規則に従って行う。demonstration
③訴訟法上、裁判官に係争事実について確信を抱かせるためになされる、当事者の行為。proof
しょう‐めい【照明】(名・サ変他)
明るく照らすこと。また、その光線。視環境を人工光により調整したり、舞台・撮影効果のために光線を用いること。lighting
しょうめい‐きぐ【照明器具】
光源をそなえた照明用の器具。配光・光色・光量を変換・制御できる。灯器。lighting fixture; lighting equipment
しょうめい‐たいし【昭明太子】
(501-531)中国、南朝の梁(りょう)の文人。武帝の長子。名は蕭統(しょうとう)。『文選(もんぜん)』30巻を編纂(へんさん)
しょうめい‐だん【照明弾】
夜間、空中でマグネシウム・アルミニウムの粉末と酸素供給剤の混合物を固めた照明剤を燃やし、落下傘(らっかさん)で降下させて目標地域を照明する弾丸。火砲または航空機投下による。flare
しょう‐めいにち【正命日】
故人の死んだ同月同日。祥月命日(しょうつきめいにち)。正忌。正日。
しょう‐めつ【生滅】(名・サ変自)
生じることと滅すること。生と死。せいめつ。birth and death
しょう‐めつ【消滅】(名・サ変自)
消えてなくなること。extinction〈用例〉権利が〜する。
しょうめつ‐めつい【消滅滅已】
《仏教語》生死を超越して涅槃(ねはん)に入ること。〈参照〉雪山偈(せっせんげ)
しょう‐めん【正面】
①正しく向き合っていること・方向。まむかい。まむき。front〈用例〉窓の〜に富士山が見える。
②建造物を見たり出入りしたりする場合の、正式の側。facade; front〈用例〉〜から入る。〜玄関。
③まとも。直接。direct
④相撲場で土俵の北がわの所。〈対義〉向こう正面。
正面切って(しょうめんきって)
①面と向かって。to a person's face
②遠慮や遠回しな言い方などをせず、直接に、はっきりと。directly
正面を切る(しょうめんをきる)
①相手に面と向かう。改まった態度をとる。be formal
②開き直って、遠慮ない態度をとる。be unreserved
じょう‐めん【定免】
江戸中期から行われた年貢(ねんぐ)徴収法の一つ。豊凶に関係なく過去5〜20年の平均で税率を定めた。従来の検見(けみ)法に対するもの。
しょうめん‐こんごう【青面金剛】
①《仏教語》青い顔、三眼六臂(ぴ)の忿怒相(ふんぬそう)で表される金剛童子。病魔を追い払ってくれるとされる。
②庚申(こうしん)信仰の祭神の一つ。庚申待ちの本尊として祭られる。
しょうめん‐しょうとつ【正面衝突】(名・サ変自)
①列車や自動車などが互いに正面からぶつかること。head-on collision
②意見・感情などが完全に対立して、互いに譲らず激しく争うこと。confrontation
しょうめん‐そうび【正面装備】
戦闘に直接必要な装備。戦車・火器・戦闘機・護衛艦などをいう。
しょう‐もう【消耗】(名・サ変自他)
《「しょうこう」の慣用読み》
①物を使い減らすこと。減ること。consumption
②体力・気力を使い果たすこと。くたびれること。exhaustion〈用例〉体力を〜する。
じょう‐もう【上毛】
《「上毛野(かみつけの)」を略して音読した語》→上野国(こうずけのくに)の古称。
じょう‐もう【焼亡】
〈古語〉
火事。しょうぼう。〈用例〉仁平(にんぴやう)のころほひ、内裏にはかに〜出で来たり(平家・6・祇園女御)。
じょうもう‐さんざん【上毛三山】
群馬県にある赤城(あかぎ)・榛名(はるな)・妙義(みょうぎ)の3つの山。
しょうもう‐ひん【消耗品】
使うとなくなっていく物。紙・鉛筆など。expendable〈比較〉備品。
しょうもう‐らんせい【睫毛乱生】
まつげの向きが乱れている状態。眼瞼(がんけん)縁炎・トラコーマなどの炎症がまつげの毛根に及ぶことにより起こる。trichiasis
じょう‐もく【条目】
①分けて書きならべた項目の一つ一つ。箇条書きの各項目。article
②法令を書いたもの。clause
しょう‐もつ【抄物】
①和歌・漢詩文・経文の抜き書き。書き抜き。しょうもち。
→しょうもの(抄物)
しょう‐もの【抄物】
室町時代に、おもに禅寺で行った講義案。また、その注釈書。しょうもつ。
じょう‐もの【上物】
上等の品物。choice goods
しょう‐もん【声聞】
《仏教語》釈迦(しゃか)の教えを直接聞いた仏弟子。のち大乗仏教では、四諦(したい)の教えによって阿羅(あら)漢となることを目的とする小乗の修行者をいう。
しょう‐もん【掌紋】
てのひらにある皮膚の隆起線。指紋と同様に、人ごとに異なり、終生変わらないので個人の識別に利用。手相とは異なる。palm print
しょう‐もん【証文】
①借りたしるしに渡す証書。bond
②契約書。contract
証文の出し後れ(しょうもんのだしおくれ)
手後れで、効き目がなくなることのたとえ。It is too late to make an apology.
しょう‐もん【照門】
銃の照準装置で、照尺についている凹(おう)状の切れめ。銃身の先端にある照星と目標とを見通して、ねらいを定める。notch of the backsight〈参照〉照尺・照星。
しょう‐もん【蕉門】
松尾芭蕉(まっおばしょう)の門下。
じょう‐もん【定紋】
家々で決まっている紋。家紋。〈用例〉〜の入ったちょうちん。
じょう‐もん【城門】
城の門。castle gate
じょう‐もん【縄文】
なわ目の模様。
じょうもん‐かいしん【縄文海進】
縄文時代の海岸線が現在より内陸にあったこと。内陸で発見される貝塚により、当時の海水の浸入度がわかる。
しょうもんき【将門記】
平安中期の軍記物語。1巻。作者未詳。天慶(てんぎょう)3年(940)の成立とされる。軍記物語の先駆。承平(じょうへい)・天慶(てんぎょう)の乱の経緯を、平将門(たいらのまさかど)の活躍を中心に、変体漢文で力強く描く。まさかどき。
じょうもん‐じだい【縄文時代】
後氷期における日本の石器時代。ほぼ1万2000年前から紀元前4世紀ごろまで。狩猟・漁労および採集が生活の基調で、住居は竪穴(たてあな)式が主。土器・石器・骨角器・木器を使用。草創・早・前・中・後・晩期の6期に区分。
しょうもん‐じょう【声聞乗】
《仏教語》三乗の一つ。阿羅漢(あらかん)の境地を究極とする教え。
じょうもん‐じん【縄文人】
縄文時代の日本列島の住民。旧石器時代、大陸から陸橋を渡ってきたモンゴロイド系人種が、その後海水面の上昇で孤立し、独自の形質がつくられたとされている。弥生(やよい)時代以降大陸系人と混血し、現代日本人となる。
じょうもん‐どき【縄文土器】
日本列島ではじめて製作・使用され、1万年以上も存続した土器。黒褐色や赤褐色を呈し、厚手だが、時代・地域差が大きい。縄目文様を施したものが多いことからきた名称。煮炊き用の深い鉢形が多い。
しょうもん‐の‐じってつ【蕉門の十哲】
松尾芭蕉(まっおばしょう)門下の10人のすぐれた俳人。一般には、榎本其角(えのもときかく)・服部嵐雪(はっとりらんせつ)・向井去来(むかいきょらい)・内藤丈草(ないとうじょうそう)・森川許六(もりかわきょりく)・杉山杉風(すぎやまさんぷう)・各務支考(かがみしこう)・志田野坡(しだやば)・越智越人(おちえつじん)・立花北枝(たちばなほくし)をいう。
しょう‐や【庄屋】
江戸時代、村方三役の一つ。村の代表者を命じられた百姓。おもに関西での呼び名。関東では名主(なぬし)
しょう‐やく【生薬】
動植物や鉱物をそのままあるいは性質を変えない程度の簡単な加工を施して薬品として用いるもの。モルヒネの原料のアヘン、キニーネの原料のキナ皮など多数ある。きぐすり。crude drug
しょう‐やく【抄訳】(名・サ変他)
原文の一部分を翻訳すること。また、その訳。abridged translation〈対義〉完訳・全訳。
しょう‐やく【硝薬】
火薬。gunpowder
じょう‐やく【条約】
①箇条書きの約束。agreement
②国家または国際機構の間で結ばれる合意。書面で締結され法的拘束力をもつ。treaty
じょうやく‐かいせい【条約改正】
①条約をあらためること。treaty revision
②安政(あんせい)5年(1858)に幕府が諸外国と締結した不平等条約の改正。明治27年(1894)陸奥宗光(むつむねみつ)外相が対英交渉に成功、同44年(1911)小村寿太郎(こむらじゅたろう)外相により全面改正が実現。
じょう‐やど【定宿・常宿】
いつも泊まる宿。one's regular inn〈用例〉〜にしているホテル。
じょう‐やとい【常雇い】
①1年あるいは、それ以上、続いて雇われること・人。常傭(じょうよう)。regular employee〈対義〉臨時雇い。
②雇いつけている人。regular employee
じょうや‐とう【常夜灯】
終夜点灯しておく照明器具。歩行などの安全確保が目的。玄関・廊下などに設置。night-light
しょう‐ゆ【醤油】
大豆(だいず)と小麦で作ったこうじに食塩水を加えて発酵させた液状の調味料。日本独自のもの。したじ。むらさき。soy sauce〈数え方〉1さじ・1リットル・1瓶・1本・1樽(たる)
醤油で煮染めた様(しょうゆでにしめたよう)
醤油の色が染み込んでしまったように、ひどく汚れて垢(あか)じみているさま。
しょうゆ‐あらい【醤油洗い】
料理の下ごしらえで、材料をしょうゆにさっと浸すこと。生臭い材料や水っぽい材料によく用いる。
じょうゆいしきろん【成唯識論】
法相(ほっそう)宗の所依(しょえ)の仏教書。10巻。玄奘(げんじょう)の訳。世親の「唯識三十頌(じゅ)」に対するインド十大論師の註釈のうち、護法の註釈を主に他説を合わせて編集した論書。
しょう‐ゆう【小勇】
小事にはやる、つまらない勇気。血気の勇。brute courage〈対義〉大勇。
しょうゆうき【小右記】
平安中期の日記。藤原実資(ふじわらのさねすけ)著。天元(てんげん)元年(978)から長元(ちょうげん)5年(1032)の記録。藤原道長(みちなが)・頼通(よりみち)時代の政治・社会・宮中儀式などを詳述。
しょう‐ゆうせい【小遊星】
→小惑星の別称。
しょう‐よ【賞与】
①賞として与える金品。prize
②給料以外に支給する金銭。ボーナス。bonus
じょう‐よ【丈余】
1丈(約3m)とすこし。1丈あまり。〈用例〉〜の大仏。
じょう‐よ【剰余】
あまり。のこり。余分。余剰。surplus; remainder
じょう‐よ【譲与】(名・サ変他)
物をゆずり与えること。transfer
しょう‐よう【小用】
=こよう。
①ちょっとした用事。trifling matter
②小便。urine
しょう‐よう【商用】
①商売上の用事。business〈用例〉〜で出かける。
②商業方面に使うこと。use on business
しょう‐よう【遥】(名・サ変自)
気の向くままに散歩すること。そぞろ歩き。ramble〈用例〉川べりを〜する。
しょう‐よう【慂】(名・サ変他)
そばから勧めること。勧誘。〈用例〉市長選へ出馬を〜される。
しょう‐よう【賞揚・称揚】(名・サ変他)
褒めそやすこと。admiration
しょう‐よう【雍】
(1011-77)中国、北宋(ほくそう)の思想家。道家に伝わる河図・洛書(らくしょ)・先天図などを重んじ、易学の易数の説により宇宙の生成、万物の変化を説く。著書『皇極経世書』など。
しょう‐よう【従容】(形動トタル)
ゆったりと落ち着いたさま。composed〈用例〉〜として死地に赴く。
じょう‐よう【乗用】(名・サ変他)
乗り物として使うこと。for riding〈用例〉〜車。
じょう‐よう【常用】(名・サ変他)
①いつも使っていること。daily use〈用例〉〜の万年筆。
②続けて使うこと。habitual use〈用例〉その薬の〜はよくない。
じょう‐よう【常傭】
→じょうやとい(常雇い)
じょうよう【上陽】
〈町〉福岡県南部、耳納(みのう)山地南麓(なんろく)の町。高級茶・菊栽培などの農業や林業が行われる。人口4872(1994)。
じょうよう【城陽】
〈市〉京都府南部、宇治(うじ)市南隣の市。京都市のベッドタウンとして発展。人口8万4306(1994)。
じょうよう【常陽】
動力炉・核燃料開発事業団の大洗工学センターにある、実験用の高速増殖炉。熱出力10万キロワツト。昭和52年(1977)臨界に達した。
しょうよう‐がくは【遥学派】
→ペリパトス学派の別称。
じょうよう‐かんじ【常用漢字】
①昭和56年(1981)、「当用漢字表」に代わって、日常用いる目安として制定された「常用漢字表」に掲げてある1945字の漢字。
②大正12年(1923)、臨時国語調査会の発表した、「常用漢字表」に掲げてある1962字の漢字。
③昭和6年(1931)に臨時国語調査会が発表した、②を修正した1858字の漢字。
じょうようぎんこう【(株)常陽銀行】
金融業。地方銀行。昭和10年(1935)設立。本店は茨城県水戸(みと)市南町。
じょうよう‐こう【常用工】
→ほんこう(本工)
じょうよう‐じ【常用時】
平均太陽時に12時を加えた時系。日常使用されている時刻。仮想太陽の南中を12時(正午)とする。civil time
じょうよう‐しゃ【乗用車】
人を乗せるための自動車。car〈比較〉貨物自動車・トラック。
しょうよう‐じゅりん【照葉樹林】
亜熱帯・暖温帯の多雨地方に発達した常緑広葉樹の森林。葉はクチクラ層が発達し、革質(かくしつ)で光沢がある。laurel forest
しょうようじゅりん‐ぶんか【照葉樹林文化】
常緑広葉樹林帯(照葉樹林帯)にみられる共通の文化要素によって特色づけられる文化。東南アジアから西日本に至り、その起源はアッサム・雲南山地付近と想定される。イモと雑穀の焼き畑耕作を基盤とする。日本の基層文化との関連で重要視されている。
じょうよう‐だいし【承陽大師】
→道元(どうげん)の諡号(しごう)
じょうよう‐たいすう【常用対数】
10を底とする対数。十進法による通常の数の計算に便利。common logarithm
しょうようろく【従容録】
禅の書。中国、宋(そう)の万松行秀(ばんしょうぎょうしゅう)の著。宏智正覚(わんししょうがく)の『頌古(じゅこ)百則』に、禅的な批評・注釈を加えたもの。『碧巌(へきがん)録』と並んで禅宗で重視される。
じょうよ‐かち【剰余価値】
《Mehrwert(ドイツ)の訳語》労働者が生産過程において生産する価値のうち、賃金相当額を超える分。これが利潤・利子・地代の源泉をなすことをマルクスが解明。絶対的剰余価値と相対的剰余価値とに分類される。余剰価値。surplus value
じょうよ‐きん【剰余金】
①一定基準を超えて余った金額。
②企業会計上、総資産額から負債と法定資本の合計額を差し引いた残額。資本剰余金と利益剰余金に分かれる。surplus
しょう‐よく【小欲・少慾】
欲の少ないこと。be not so avaricious
じょう‐よく【情欲・情慾】
①《仏教語》むさぼり執着する心。
②肉体的な欲望。色情。性欲。sexual desire