- じょ‐も【除喪】
- =じょそう。
- ①喪が終わること。〈対義〉服喪。
- ②喪の期間を繰り上げて終わらせること。
- しょ‐もう【所望】(名・サ変他)
- のぞみねがうこと。のぞみ。ねがい。desire〈用例〉お茶を一服〜する。
- じょ‐もう【除毛】
- むだ毛を取り除くこと。そる・抜く・ワックス塗布・電気による方法などがある。depilation
- しょ‐もく【書目】
- ①書物の目録。図書目録。catalog of books
- ②書名。title of a book
- しょもく‐かいだい【書目解題】
- 書物について著者・成立・内容などを説明した本。annotated bibliography
- しょ‐もつ【書物】
- 本。書籍。図書。ふみ。book
- しょ‐や【初夜】
- ①はじめての夜。the first night
- ②新婚夫婦がはじめて共寝する夜。bridal night
- ③古くは、前日の夜半から朝まで。のち、夕方から夜中まで。
- ④夜を初・中・後と3分したものの最初の区分の時間。今の午後6時ごろから10時ごろまでの間。〈対義〉中夜・後夜。
- ⑤戌(いぬ)の刻。今の午後8時前後。また、その時刻に行う勤行(ごんぎょう)。
- じょ‐や【除夜】
- 12月31日の夜。陰暦では12月29日または30日。1年の最終日。大晦日(おおみそか)の夜。除夕(じょせき)。New Year's Eve
- しょ‐やく【初訳】(名・サ変他)
- 外国語の作品や文献を、最初に翻訳すること。first translation〈用例〉本邦〜。
- じょ‐やく【助役】
- ①主任を助ける役。assistant
- ②市区町村などの長を補佐し、事故ある場合は、その職務を代行する機関。また、その人。deputy mayor
- ③駅長を補佐する職。また、その人。assistant station master
- しょや‐けん【初夜権】
- 新婚初夜に、花婿(むこ)に先だって花嫁と寝床を共にする権利。中世ヨーロッパの封建社会、また、未開人の間に存在したもので、初夜権は封建領主や司祭・長老など権力者がもっていた。right of first night
- じょや‐の‐かね【除夜の鐘】
- 各地の寺で大晦日(おおみそか)の夜から新年にかけて、午前零時を中心につく鐘。また、その音。人間の煩悩(ぼんのう)を108とするところから、それを除いて新年を迎えるという意味で煩悩の数だけつく。
- しょ‐ゆう【所有】(名・サ変他)
- 自分のものとしてもっていること・もの。possession〈用例〉土地を〜する。
- じょ‐ゆう【女優】
- 女性の俳優。actress〈対義〉男優。
- しょゆう‐かく【所有格】
- 印欧語の文法の格の一つ。所有や発生などの関係を表す。属格。possessive case
- しょゆう‐けん【所有権】
- ①人間が生存するために物を支配する権利。right of ownership
- ②財産権の一つ。目的とする物を全面的に支配し、自由に使用・収益・処分する権利。私有財産制の法律的表現であり、資本主義経済の基礎となる。ownership
- しょ‐よ【所与】
- ①与えられたこと・もの。be given〈用例〉〜の条件。
- ②一般に認められている事実・原理。fact
- ③問題として提起される事柄。given thing
- ④哲学で、思惟(しい)を加えずに直接に体験される意識内容。与えられる事柄。与件。the given
- しょ‐よう【所用】
- ①用いること・もの。using
- ②用事。用件。business〈用例〉〜のため欠席する。
- しょ‐よう【所要】
- 必要なこと・もの。necessary〈用例〉〜時間。
- じょ‐よう【▼汝窯】
- 中国、河南(かなん)省臨汝(りんじょ)県の窯名。また、その製品の総称。北宋(ほくそう)随一の青磁窯。釉(ゆう)下に彫り文様のあるオリーブ色の青磁と均窯風のものを焼成した。この最高級品を汝官窯という。
- しょよ‐まんじゅう【▼薯▼蕷▼饅▽頭】
- 和菓子の一つ。上しん粉にすったナガイモと砂糖を練りあわせ、あんを包んで蒸しあげたもの。
- じょらいし【如▼儡子】
- (1603ごろ-74)江戸初期の仮名草子作者。本名、斎藤親盛(さいとうちかもり)。出羽(でわ)の人。著書『可笑記』『百八町記』など。にょらいし。
- しょ‐り【処理】(名・サ変他)
- ①問題や事務などを、さばいて始末すること。処置をつけること。disposal〈用例〉〜を誤る。仕事を〜する。
- ②製造工程で材料に加熱などの操作を行い、その性質を変えること。〈用例〉熱〜。
- ジョリー‐ばかり【ジョリー▼秤】
- 鉱物試料などの比重測定に使用するばねばかり。空気中での重さと、比重が既知の液体中での重さを比較する。Jolly spring balance
- ジョリオ‐キュリー【Irène Joliot-Curie】
- (1897-1956)フランスの物理学者。マリー=キュリーの長女。夫のフレデリックと協同して中性子および人工放射能を発見。1935年ノーベル化学賞受賞。
- ジョリオ‐キュリー【Jean Frédéric Joliot-Curie】
- (1900-58)フランスの物理学者。人工放射能の発見で、1935年妻イレーヌとともにノーベル化学賞受賞。平和運動にも活躍。
- じょり‐じょり(副)
- ひげなどをそるときの軽快な音。ぞりぞり。shaving sound
- ジョリッティ【Giovanni Giolitti】
- (1842-1928)イタリアの政治家。1892年から5度首相を歴任。民主主義の導入を図り、北部の工業化を進める。第1次大戦後は社会主義勢力の進出に対抗するためファシズムの台頭を許す。
- ジョリベ【André Jolivet】
- (1905-74)フランスの作曲家。音楽を呪術(じゅじゅっ)的表現とみなし、音響を第一とした。1936年「若きフランス」を結成。作品『ピアノ協奏曲』など。
- しょ‐りゅう【庶流】
- 〈対義〉嫡流。
- ①庶子の系統。lineage of illegitimate child
- ②分家・別家などの家系。傍系。collateral line
- じょ‐りゅう【女流】
- 《芸術家など、多く、社会的に活動している人・ことについていう》女性。woman〈用例〉〜作家。〜文学。
- しょりょう‐ぶ【書陵部】
- 宮内(くない)庁の中で、皇室の系譜・文書・図書などの編纂(へんさん)・保管や、陵墓の管理を担当する部局。昭和24年(1949)、もとの宮内省図書(ずしょ)寮と諸陵寮が合併してできたもの。
- じょ‐りょく【助力】(名・サ変自)
- 力を添えて助けること。手伝うこと。加勢。助勢。help〈用例〉〜を仰ぐ。
- しょ‐りん【書林】
- ①多くの書物。書物のある所。many books
- ②本屋。書店。bookstore(米); bookshop(英)
- じょりん‐もく【如▼鱗木・如輪木】
- 魚のうろこのような木目(もくめ)。ケヤキなどに見られる。
- しょ‐るい【書類】
- 文字で記したものの総称。とくに、事務に関する記録・文書。documents
- しょるい‐そうけん【書類送検】(名・サ変他)
- 警察が捜査した事件についての捜査書類や資料を、被疑者を拘束しないまま検察庁に送ること。send the police report to the prosecutor
- ジョルジョーネ【Giorgione】
- (1477ごろ-1510)イタリア、ルネサンス期のベネチア派の画家。清新な構想と洗練された詩情によって近代的な絵画の世界を創造。風俗画に新生面を開いた。作品『嵐』『ねむるビーナス』など。
- ジョルソン【Al Jolson】
- (1886-1950)アメリカの歌手。ロシア生まれ。ポピュラー歌手の草分け。トーキー『ジャズ‐シンガー』に主演。
- ジョルダーノ【Umberto Giordano】
- (1867-1948)イタリアの作曲家。オペラ『アンドレア=シェニエ』など。
- ショルダー‐バッグ【shoulder bag】
- 肩からひもでつるす形式のバッグ。通学・通勤・旅行などの実用向きのものが多い。はじめ、第2次大戦中のアメリカで流行。
- ショルダー‐ライン【shoulder line】
- 肩線のこと。シルエット上は肩の形をいい、パターンの上では前後の身ごろの境界線をいう。
- ジョルダン【Camille Jordan】
- (1838-1922)フランスの数学者。エコール‐ポリテクニク教授。平面上の曲線に関するジョルダンの曲線をはじめジョルダンの標準形、ジョルダン代数など多くの概念・定理を研究し、現代数学の形成期に貢献。
- ジョルダン【David Starr Jordan】
- (1851-1931)アメリカの動物学者。魚類の分類を研究。日本産魚類に関して業績は多い。
- ショルツ【Wilhelm von Scholz】
- (1874-1969)ドイツの詩人・評論家。戯曲『影との競走』など。
- ショルツ‐りろん【ショルツ理論】
- 地震発生過程に関する仮説。地震発生に先だつ地盤の異常隆起や電気抵抗変化などの現象を定性的に説明しようとするもの。ダイラタンシー理論。岩石膨張理論。Scholz theory
- ショルティ【Georg Solti】
- (1912-97)イギリスの指揮者。ハンガリー生まれ。オペラ指揮者として活躍。ワーグナー作品の第一人者とされる。
- ジョレス【Jean Jaurès】
- (1859-1914)フランスの政治家・社会主義者。ドレフュス事件で被告を擁護。社会党統一に指導的役割を果たし、『ユマニテ』を創刊。国際反戦運動の闘士として活動したが、第1次大戦開戦直前に暗殺された。主著『社会主義的フランス革命史』。
- じょ‐れつ【序列】
- 成績・官位などの順序によって並ぶこと。席次。ranking〈比較〉系列。
- じょ‐れん【如▼簾】
- 食器をおおう、小さなすだれ。
- じょ‐れん【▼鋤▼簾】
- 土砂や小石をかき寄せる道具。長い柄(え)の先に竹で編んだ箕(み)のようなものを取り付けてある。
- ジョロ【jorro(ポルトガル)・如露】
- →ジョウロ
- しょ‐ろう【初老】
- ①もと、40歳の別称。
- ②老年期に入る年ごろ。middle age
- しょ‐ろう【所労】
- 病気。やまい。わずらい。疲れ。
- じょ‐ろう【女郎】
- ①女。〈用例〉雪〜。
- ②→遊女。
- 女郎に誠有れば晦日に月が出る(じょろうにまことあればみそかにつきがでる)
- 《陰暦では、晦日の夜には月が出ることはないところから》女郎の言行には誠実さや真実がないことのたとえ。
- 女郎の千枚起請(じょろうのせんまいぎしょう)
- 女郎は上手に客をだますから、誓約を1000枚書いたとしても信用できないことのたとえ。
- 女郎の涙で倉の屋根が漏り(じょろうのなみだでくらのやねがもり)
- 女郎が泣いて口説いたのにだまされ、ついに家産を傾けることをいう。
- じょろう‐ぐも【女郎▼蜘▼蛛・▼斑▼蛛・▽絡▽新▽婦】
- コガネグモ科のクモ。体長は、雌約3cm、雄約1cm。雌の腹部背面に黄色と青黒色の横帯が交互にある。本州以南に分布。silk spider
- しょ‐ろん【所論】
- 論ずるところ。主張。one's opinion
- しょ‐ろん【緒論】
- 前書き。序論。ちょろん。introduction
- ショロン【Cholon】
- ベトナム南部、ホーチミン(サイゴン)の西半分を占める地区。伝統的に華僑(かきょう)が経済の実権を握る。農産物・家畜の集散地。
- じょ‐ろん【序論】
- 本論の前に述べる見解。緒論。序説。introduction〈対義〉本論。
- しょ‐わけ【諸訳】
- ①こみいった事情・事柄。intricacies
- ②細かい箇条。details
- ③諸雑費。sundry expenses
- ジョン【John】
- (1167-1216)イギリス王(在位(1199-1216))。フランス王と争って領土を失い、教皇との抗争に屈して国土を献ずるなど失政を重ねたため、貴族らに迫られ、1215年マグナカルタを承認させられた。失地王。
- ジョン‐オブ‐ゴーント【John of Gaunt】
- (1340-99)イギリスのランカスター公。国王エドワード3世の四男。百年戦争中フランスを転戦。野心家で父王の晩年、一時権勢を握る。
- ションガウアー【Martin Schongauer】
- (1450ごろ-91)ドイツの画家・銅版画家。銅版画作品を芸術的に高め、ドイツのルネサンス絵画の先駆的役割を果たした。絵画『バラまがきの中の聖母』など。
- しょん‐ずい【▽祥▼瑞】
- 中国、明(みん)代末ごろに焼成された染め付け磁器。亀甲(きっこう)・丸紋つなぎなどの文様を青藍(せいらん)色の釉(うわぐすり)で表し、中に花鳥風月などを描いたもの。碗(わん)・皿・鉢などの茶器が多いことから、日本の茶道関係者の注文により、景徳鎮で焼かれたといわれる。古来、染め付け磁器の最上とされる。祥瑞手。
- ジョンストン‐とう【ジョンストン島】
- (Johnston Island)太平洋中部、ホノルル南西1100kmの海上にあるアメリカ領の環礁。
- ジョンソン【Andrew Johnson】
- (1808-75)アメリカの政治家。第17代大統領(在任(1865-69))。1865年副大統領。リンカーンが暗殺されたあと、大統領に昇格。その遺志をついで南部再建を企図したが、共和党の反対にあい政治的影響力を失った。
- ジョンソン【Ben Jonson】
- (1572-1637)イギリスの劇作家・詩人。ルネサンス期の古典主義文学論を実践、人間の欲を風刺した。喜劇『十人十色』『ボルポーニ』『錬金術師』『バーソロミューの市』、仮面劇など。
- ジョンソン【James Louis Johnson】
- (1924-)アメリカのジャズトロンボーン奏者。通称J=J。モダンジャズ最高の奏者といわれる。
- ジョンソン【Lyndon Baines Johnson】
- (1908-73)アメリカの政治家。民主党員。1963年ケネディ暗殺で大統領に就任。第36代大統領(在任(1963-69))。69年引退。
- ジョンソン【Samuel Johnson】
- (1709-84)イギリスの詩人・批評家。18世紀英文壇の大御所的存在。風刺詩『浮世の望みの空しさ』、伝記『詩人伝』、『英語辞典』など。
- ジョン‐ブル【John Bull】
- 典型的なイギリス人のこと。1712年ジョン=アーバスノット作の『ジョンブル物語』に由来する。
- しょんぼり(副・サ変自)
- 気力がなくしおれたさま。寂しそうで元気のないさま。droopingly〈用例〉〜とうなだれる。
- ジョン‐まんじろう【ジョン万次郎】
- (1827-98)江戸末期の幕臣。土佐(とさ)の人。本名、中浜(なかはま)万次郎。天保(てんぽう)12年(1841)出漁中遭難、アメリカ船に助けられる。嘉永(かえい)4年(1851)帰国後、土佐藩・幕府に仕え、英語や航海・測量を教授。のち新政府のもとで開成(かいせい)学校教授。
- しら【白】
- [一](名)つくり飾りのないこと。まじめ。正気。
- [二](接頭)
- ①色が白い、の意を表す。〈用例〉〜雲。〜壁。
- ②色などをつけず、生地(きじ)のままである意を表す。〈用例〉〜木。〜焼き。
- 白を切る(しらをきる)
- 知らないふりをする。しらばくれる。feign ignorance
- しら(終助)
- 《「知らぬ(ん)」の「ぬ(ん)」が落ちたもの。副助詞「か」の下に付いて》不確かなことを推測していう語。〈用例〉間違いか〜。
- シラー【Scilla(ラテン)】
- ユリ科ツルボ属の植物の総称。多年草で約100種ある。ベルビアナ・カンパニュラータなど、園芸観賞植物として栽培されるものがある。ヨーロッパ・アフリカ・アジアに分布。
- シラー【Johann Christoph Friedrich von Schiller】
- (1759-1805)ドイツの劇作家・詩人。ゲーテと並称された。悲劇『群盗』で出発、のちゲーテとともにドイツ古典主義の両翼となる。戯曲『たくらみと恋』『ドン=カルロス』『ワレンシュタイン』『ウィルヘルム=テル』、詩『歓喜に寄す』、評論『素朴文学と情感文学』など。
- しら‐あえ【白▽和え】
- すった白ゴマに豆腐・白みそなどをすりまぜ、こんにゃく・野菜などをあえた料理。〈対義〉黒あえ。
- ジラール【Prudence-Seraphin-Barthèlemy Girard】
- (1821-67)フランスの宣教師。司祭。日本布教を志し、安政(あんせい)6年(1859)来日。横浜に天主堂を建設したが説教を禁じられ、横浜で死去。
- 白泡噛ます(しらあわかます)
- 口から白泡を吹かせるほどに、馬を勇みたたせる。
- じ‐らい【地雷】
- 地表や地中に設置し、敵の兵員や戦車などが、その上を通過するときに爆発して、殺傷・破壊する防御用兵器。地雷火。land mine〈対義〉機雷。
- じ‐らい【▼爾来】(副)
- その後。それ以来。since
- しらい‐きょうじ【白井▼喬二】
- (1889-1980)小説家。本名、井上義道(いのうえよしみち)。横浜市生まれ。日大卒。長編伝奇小説にすぐれる。作品『富士に立つ影』など。
- しらい‐ごんぱち【白井権八】
- 歌舞伎(かぶき)劇中の人物。延宝(えんぽう)7(1679)に刑死した強盗平井権八に名を借りる。劇では鳥取藩の浪人で吉原(よしわら)の花魁(おいらん)小紫となじみ、強盗を働き鈴ケ森(すずがもり)で刑死。
- しらいし‐いちろう【白石一郎】
- (1931-)小説家。朝鮮生まれ。早大卒。昭和62年(1987)『海狼(かいろう)伝』で第97回直木賞受賞。作品『みかん』『雑兵(ぞうひょう)』など。
- しらいし‐じま【白石島】
- 岡山県南西部、笠岡(かさおか)諸島の島。面積2.9km2。景勝の島で、鎧(よろい)岩と、旧盆の白石踊りは有名。
- しらい‐てつぞう【白井鉄造】
- (1900-83)演出家。静岡県生まれ。宝塚歌劇団で長く活躍し、多くのヒット作を手がけた。
- しら‐いと【白糸】
- ①染めてない白色のままの糸。
- ②→生糸(きいと)。
- ③白い糸状のもののたとえ。〈用例〉滝の〜。
- ④《女房ことば》そうめん。
- しらいと‐そう【白糸草】
- 山野にはえるユリ科の多年草。根出葉は長卵形。4月下旬に、花茎を伸ばし、白色の小花を穂状につける。本州西部・四国・九州に分布。
- しらいと‐の‐たき【白糸ノ滝】
- 静岡県富士宮市、富士山西麓(せいろく)の滝。落差20m。主滝のほか数百の小滝がある。
- しらい‐まつじろう【白井松次郎】
- (1877-1951)実業家。京都生まれ。明治35年(1902)弟の大谷竹次郎(おおたにたけじろう)と松竹合名社を創立。
- しらい‐みつたろう【白井▽光太郎】
- (1863-1932)植物学者。福井生まれ。東大教授。日本の植物病理学の先駆者。本草(ほんぞう)学史の研究にも貢献。著書『日本博物学年表』など。
- しらい‐よしお【白井▽義▽男】
- (1923-)元プロボクシング選手。東京生まれ。昭和27年(1952)ダド=マリノを破り、日本人として初の世界フライ級チャンピオンになる。防衛四回。
- しら‐うお【白魚】
- ①内湾性のシラウオ科の海水魚。全長約10cm。肉質のあぶらびれがある。1年で成熟。3〜5月、川を溯(さかのぼ)って産卵。日本全土に分布。
- ②ハゼ科の→シロウオの異名。
- ③女性の美しい指のたとえ。
- しら‐うめ【白梅】
- 白い花の咲くウメ。また、その花。はくばい。
- しら‐えび【白▽海▽老】
- オキエビ科のエビ。深さ300〜400mのところからとれるエビ。体長約8cm。無色透明。素干し、または食紅(しょくべに)で染めてサクラエビの代用にする。日本近海のほか世界各地に分布。ベッコウエビ。
- しらおい【白老】
- 〈町〉北海道南部、苫小牧(とまこまい)市西隣の町。製紙工業がさかん。アイヌのコタン(集落)がある。人口2万2886(1994)。
- しらおか【白▼岡】
- 〈町〉埼玉県東部の町。園芸農業がさかん。埼玉ナシの中心。宅地化が進む。人口4万1192(1994)。
- しら‐が【白髪】
- ①白色化または灰白色化した毛髪。毛根にある色素細胞がメラニンの形成を中止し、毛髪内に供給しなくなるために起きる。はくはつ。white hair; gray hair
- ②調理で、ダイコン・ネギ・ウドなど白い野菜を細切りにすること。水に放って、料理のあしらいとする。
- しらが‐ごけ【白髪▼苔】
- シラガゴケ科のコケの総称。ホソバシラガゴケ・アラハシラガゴケ・オオシラガゴケなどをさすことが多い。葉の表裏を透明な細胞がつつむので白くみえる。半球状の塊を作り、園芸用の保水材として利用される。
- しら‐かし【白▼樫・白▼橿】
- ブナ科の常緑高木。葉は長楕円(だえん)状皮針形で、下面は青白色。堅果は広楕円形。材が白いことからの名だが、樹皮が黒いのでクロカシの名もある。防火・防風樹。生け垣用。樹皮・葉を染色に用いる。本州の福島以西、四国・九州の山地にはえる。
- しらが‐ぞめ【白髪染(め)】
- 白くなった髪を黒く染めること。また、その薬剤。hairdye
- しらが‐たろう【白髪太郎】
- ヤママユガ科のガ、クスサンの幼虫の俗称。体長約9cm。白い長毛でおおわれた毛虫で、クリなどを食害し、クリケムシの名もある。幼虫の絹糸腺(けんしせん)からとれる糸は、てぐすの代用とされた。
- しら‐かば【白▼樺】
- [一]カバノキ科の落葉高木。高さ約20m、径約60cmになる。本州中部以北の日当たりのよい高原にはえる。樹皮は白色で、横に紙状にはげる。葉は三角形で縁に二重鋸歯(きょし)があり、互生。春に雄花穂が小枝から下垂する。シラカンバ。カンバ。カバ。white birch
- [二]文芸同人雑誌。明治43年(1910)創刊。大正12年(1923)廃刊。個性尊重・人道主義を唱えた。同人は武者小路実篤(むしゃのこうじさねあつ)・志賀直哉(しがなおや)・有島武郎(ありしまたけお)など。
- しらかば‐こ【白▼樺湖】
- 長野県中部、蓼科(たてしな)山西麓(せいろく)の湖。面積0.4km2。灌漑(かんがい)用の人造湖であるが、行楽やスケートでにぎわう。
- しらかば‐は【白▼樺派】
- 日本近代文学の一派。雑誌『白樺』に参加して活躍した文学者・美術家たちの総称。
- しら‐かべ【白壁】
- ①白い壁。white wall〈用例〉〜造り。
- ②《女房ことば》豆腐。おかべ。
- しらかみ‐さんち【白神山地】
- 青森県南西部、秋田県との境にある山地。最高峰は向白神(むかいしらかみ)岳1243m。ブナ原生林が広がる。平成5年(1993)世界遺産に登録。
- しら‐かゆ【白▼粥】
- 白米だけで、混ざりもののないかゆ。しらがゆ。
- しら‐かわ【白川】
- 熊本県中部を西流する川。長さ74km。阿蘇(あそ)山に発し、熊本市で島原湾に入る。上流・中流は急流で電源地帯。
- しらかわ【白川・白河】
- ①京都の北部鴨川(かもがわ)以東、東山との間の地域。
- ②《「白河」で》昔の郡の名。今、福島県東白川・西白河・石川3郡にわたる地域。
- しらかわ【白川】
- 〈町〉岐阜県南東部、飛騨(ひだ)川沿いの町。製材業のほか茶・シイタケを栽培。人口1万2279(1994)。
- しらかわ【白川】
- 〈村〉岐阜県北西部、庄(しょう)川上流の村。合掌(がっしょう)造りの集落で有名。御母衣(みぼろ)ダムがある。人口1878(1994)。
- しらかわ【白河】
- 〈市〉福島県南部の市。白河の関で有名。旧城下町。ガラス・製紙などの工業がさかん。人口4万6249(1994)。
- しらかわ‐ごう【白川郷】
- 岐阜県大野郡の庄(しょう)川上流の山村地帯。明治時代まで一家族40〜50人の大家族制を残していた。切り妻合掌(がっしょう)造りの民家が現存。
- しらかわ‐てんのう【白河天皇】
- (1053-1129)第72代天皇(在位(1072-86))。後三条(ごさんじょう)天皇の第1皇子。譲位後、初めて院政を開き、その実権は堀河(ほりかわ)・鳥羽(とば)・崇徳(すとく)天皇の3代43年に及んだ。
- しらかわ‐の‐せき【白河の関】
- 福島県白河市大字旗宿(はたじゅく)字関(せき)ノ森にあった古代の関所。勿来(なこそ)の関・念珠ケ関(ねずがせき)とともに大和朝廷の東北進出の拠点で、奥羽三関の一つ。
- しらかわ‐ひでき【白川▽英▽樹】
- (1936-)化学者。東京生まれ。東工大卒。筑波大学教授。伝導性プラスチックの研究で伝導性ポリマーの発見と開発に顕著な業績をあげた。平成12年(2000)ノーベル化学賞受賞。同年文化勲章受賞。
- しらかわ‐よふね【白川夜船・白河夜船】
- 《京の白川のことを聞かれた者が、地名の白川を川の名と思って、夜船で通ったから知らないと答えた笑い話から》よく眠っていて何も知らないことのたとえ。being fast asleep