- しら‐き【白木】
- ①樹皮を除き、削ったままの木材。plain wood
- ②トウダイグサ科の落葉小高木。山地にはえる。枝・葉に白い乳液を含む。葉は楕円(だえん)形、秋に紅葉。5〜6月、花穂の上部に多くの黄色の雄花が、下部に少数の雌花が咲く。本州以南に分布。
- しらぎ【▽新▽羅】
- 古代朝鮮の王朝。4世紀半ば、斯盧(しろ)国が辰韓(しんかん)を統一して成立。慶州に都して勢力を伸張、高句麗(こうくり)・百済(くだら)とともに三国時代を形成した。6世紀後半任那(みまな)を滅ぼして日本の勢力を排除。7世紀後半唐と結んで高句麗・百済を滅亡させ朝鮮全土を統一したが、935年高麗(こうらい)の王建により滅亡。その間、仏教文化が栄え、日本の古代文化に大きな影響を与えた。
- しら‐ぎく【白菊】
- ①白い花の咲くキク。白いキクの花。しろぎく。
- ②襲(かさね)の色目の名。表は白、裏は青または蘇芳(すおう)。秋に用いる。
- しらぎく‐かい【白菊会】
- 自分の死後、遺体を医・歯学生の解剖実習用に寄贈することを生前に契約する篤志家の団体。本部は東京大学医学部内にある。
- しらぎ‐ごと【▽新▽羅琴】
- 朝鮮、三国時代に新羅で用いられた十二弦の琴。日本では三韓楽(さんかんがく)の楽器として平安時代初期まで用いられた。
- しらきぬ‐びょう【白絹病】
- 土中の病原菌が根や茎の基部を冒し、白色菌糸と粟(あわ)粒大の菌核をつくる植物の病気。野菜・イネ・果樹の苗木などに大きな害を与える。
- シラキュース【Syracuse】
- アメリカ北東部、ニューヨーク州、オンタリオ湖南東の工業都市。人口16.4万(1990)。
- し‐らく【刺絡】
- 漢方で、静脈を刺して悪血を流し出すこと。〈参照〉瀉血(しゃけつ)。
- シラクーザ【Siracusa】
- イタリア南部、シチリア島南東部の港湾都市で観光基地。古代ギリシアの植民都市。人口11.9万(1983)。古称シラクサ。
- しら‐くも【白雲】
- 白い雲。white cloud
- しら‐くも【白▼癬・白▼禿▼瘡】
- 小児の頭髪部に白癬(はくせん)菌が寄生して起こす病気。伝染力が強い。白くほこりがたかったようになり毛が抜けやすい。頭部浅在性白癬。tinea capitis
- しらくも‐の【白雲の】
- [枕ことば]《白雲の立つさま、絶えるさまから》「立つ・竜田(たつた)・絶ゆ」などにかかる。〈用例〉〜竜田の山の滝(たき)の上(へ)の(万葉・9・1747)。
- しらけ‐せだい【白け世代】
- 若者特有の社会的情熱や興味を失ってしまったかにみえる世代。昭和46〜47年(1970年代初め)ごろいわれたことば。
- しら・ける【白ける】(下一自)
- ①白くなる。become white
- ②興がさめる。気まずくなる。be spoiled〈用例〉座が〜。
- しら・げる【▽精げる・白げる】(下一他)
- 玄米をついて白くする。精白する。polish
- しら‐こ【白子】
- ①魚類の精巣。フグ・タイ・タラのしらこが代表的。milt〈対義〉真子(まこ)。
- ②身体色素の欠乏で、全身が白い人や動物。しろこ。albino
- しらこ【白子】
- 〈町〉千葉県、九十九里(くじゅうくり)平野南部の町。稲作と、スイカ・メロン・タマネギなどを栽培。人口1万3429(1994)。
- しらこ‐ばと【白子▼鳩】
- ハト科の鳥。全長約27cm。全身濃灰色で、風切り羽と尾の基部は黒い。平野を好み、留鳥として生活。日本・中国からヨーロッパ全土まで広く分布。
- しら‐さぎ【白▼鷺】
- サギ科の白色の鳥の総称。水辺で見られ、日本ではコサギ(翼長約27cm)、ダイサギ(同約40cm)など4種。snowy heron
- しらさわ【白沢】
- 〈村〉福島県、二本松(にほんまつ)市南隣の村。養蚕・稲作・タバコ栽培・畜産などが行われる。人口8948(1994)。
- しらさわ【白沢】
- 〈村〉群馬県北部、沼田市東隣の村。稲作・コンニャク栽培が中心。人口3585(1994)。
- しらじ‐こぎって【白地小切手】
- 小切手の署名者が、要件の一部または全部を空白にしたまま署名し、後日取得者が補充するようにして流通させた小切手。blank check
- しらじ‐てがた【白地手形】
- 金額や満期日などの要件を記載していない手形に記名捺印(なついん)し、あとで空白部分を補充することを予定して交付される手形。blank bill
- しらし‐め・す【知らし召す・▽領らし召す】(四他)
- 〈古語〉
- 世をお治めなさる。しろしめす。〈用例〉瑞穂(みづほ)の国を天降(あまくだ)り〜・しける天皇(すめろき)の(万葉・18・4094)。
- しらしめ‐ゆ【白絞(め)油】
- 良質食用油の総称。本来は脱酸・脱色・脱臭して精製した菜種(なたね)油。色は淡く透明。
- しら‐しら【白白】(副)
- 夜がしだいに明けていくさま。しらじら。〈用例〉夜が〜と明けていく。
- しら‐じら【白白】(副)
- 《古くは「しらしら」》
- ①しらばくれるさま。しらじらしいさま。feignedly〈用例〉〜とうそを言う。
- ②→しらしら(白白)。
- ③いかにも色の白いさま。fair-skinned〈用例〉夜目にも〜見える。
- しらしら‐あけ【白白明け】
- 夜が明けて空がしだいに白くなるころ。あかつき。明け方。
- しらじら‐し・い【白白しい】(形)
- ①見えすいている。transparent〈用例〉〜嘘(うそ)。
- ②興がさめる。insipid〈用例〉〜気分。〈派生〉しらじらしげ(形動)しらじらしさ(名)
- しら‐す【白子】
- ①イワシ類などの卵から孵化(ふか)したばかりの稚魚。日本ではおもに中部・南部海岸で小形の引き網により漁獲。食用。
- ②「→白子干し」の略。
- しら‐す【白州・白▼洲】
- ①白い砂の州。white sandbar
- ②屋敷の玄関前などの白い砂や小石の敷いてある所。玄関前。
- ③江戸時代、奉行所(ぶぎょうしょ)で罪人を取り調べた所。おしらす。
- ④能舞台と観客席のあいだにある玉砂利をしきつめたところ。
- しら‐す【シラス・白▽砂】
- 鹿児島県北部・宮崎県南部の台地に広く分布する灰白色の火砕流堆積(たいせき)物。数メートルから数十メートルの厚さに堆積。粘土はほとんど含まず、保肥・保水力が劣る。
- しら・す【知らす・▽領らす】(連語)
- 〈古語〉
- 《「知る」の未然形に尊敬の助動詞「す」の付いたもの》世を治めていられる。しらしめす。〈用例〉万代(よろづよ)に国〜・さむと(万葉・19・4266)。
- しら‐ず【知らず】
- 〈文語的〉
- [一](連語)《「知る」の未然形に打ち消しの助動詞「ず」の付いたもの》
- ①《文の初めに用いて》知らない。わからない。〈用例〉〜、生まれ死ぬる人、いづかたより来たりて、いづかたへか去る(方丈記)。
- ②《「…はしらず」の形で》わからないが。さておいて。〈用例〉他の人は〜、私はよく知っている。
- [二](接尾)《名詞に付いて、名詞・形容動詞語幹をつくる》…を経験することがない、…に対して無感覚である、の意を表す。〈用例〉こわいもの〜。はじ〜。
- じら・す【▽焦らす】(五他)
- からかったり、わざと待たせたりして、いらいらさせる。じらせる。irritate
- しらず‐あえ【白酢▽和え】
- 白あえの衣に酢を加え、薄味に煮た野菜などをあえたもの。
- しら‐すげ【白▼菅】
- カヤツリグサ科の多年草。湿った林下にはえる。稈(かん)は叢生(そうせい)し、高さ約70cm。葉は、幅広い線形で軟らかい。初夏、花穂をつける。葉裏は白色を帯びるのでシラスゲという。
- しらず‐しらず【知らず知らず】(副)
- 知らないうちに。つい。unconsciously〈用例〉〜のうちにのめりこむ。
- しらす‐ぼし【白子干(し)】
- カタクチイワシの稚魚をゆでて干したもの。そのまま食べるほか、おろしあえ・てんぷらなどにもする。ちりめんじゃこ。しらす。
- しらせ【知らせ】
- ①知らせること。通知。information〈用例〉合格の〜。
- ②きざし。前兆。omen〈用例〉夢の〜。
- しらせ‐かいがん【白瀬海岸】
- (Shirase Coast)南極マリーバードランドの西端にある海岸。ロス氷棚に臨む。日本の白瀬隊を記念してアメリカが命名。
- しらせ‐のぶ【白瀬▼矗】
- (1861-1946)陸軍軍人で探検家。秋田生まれ。明治43年(1910)開南丸で南極探検に出発、同45年(1912)南極大陸の南緯80度5分に達して大和(やまと)雪原と命名。
- しら・せる【知らせる】(下一他)
- ほかの人が知るようにする。通知する。知らす。inform〈用例〉引っ越し先を〜。
- しら‐た【白太】
- 材木の樹皮に近い、軟らかくて白っぽい部分。辺材。白材(はくざい)。sapwood
- しらたか【白▼鷹】
- 〈町〉山形県南部、最上(もがみ)川沿いの町。中心は荒砥(あらと)。酪農、果樹・ホップ栽培がさかん。人口1万8255(1994)。
- しら‐たき【白滝】
- ①真っ白に見える滝。
- ②糸状に細く作ったこんにゃく。〈比較〉糸こんにゃく。
- しらたき【白滝】
- 〈村〉北海道北東部、大雪(たいせつ)山北東麓(ほくとうろく)の村。ジャガイモ・テンサイ栽培や林産加工がさかん。人口1456(1994)。
- しら‐たま【白玉】
- ①白い玉。古くは真珠。また大切なもののたとえ。
- ②白玉粉でつくった小さいだんご。白玉団子。
- しらたま‐かずら【白玉▼蔓】
- アカネ科のつる性常緑低木。紀伊(きい)半島以南の暖地の海岸の岩や樹木に付着する。長さ5cmの肉質で厚い葉を対生する。夏、枝先に白い小花を多数つける。球形の果実は約5mmで白色。
- しらたま‐こ【白玉粉】
- もち米を冷水にさらしてつくった粉。粒子が細かく、舌ざわりがなめらか。団子・求肥(ぎゅうひ)などの材料。寒ざらし粉。
- しらたま‐の【白玉の】
- [枕ことば]《白玉を結ぶ緒の意で》「を(緒)」にかかる。〈用例〉〜緒絶えの橋の名もつらし(続後撰・恋4)。
- しらたま‐の‐き【白玉の木】
- ツツジ科の常緑小低木。高さ10〜30cm。北海道から本州の亜高山にはえる。夏に、白色釣り鐘形の花が数個咲く。果実は白色で特有の芳香がある。
- しらたま‐も【白玉藻】
- シャジクモ類の藻類。中軸の節から6〜8本の輪生枝を車軸のように出し、仮根部に純白であわ粒大の無性芽をつける。干拓直前の八郎潟(はちろうがた)で発見。
- しらたま‐ゆり【白玉▽百▽合】
- カノコユリの変種。各地の山地にまれに見られ、純白で花粉は褐色。オキナユリ。
- しら‐ちゃ・ける【白茶ける】(下一自)
- 色があせて白っぽくなる。しらっちゃける。fade
- しらっ‐と(副)
- よそよそしく、白けているさま。be chilled over〈用例〉〜した雰囲気になる。
- しらつゆ‐の【白露の】
- [枕ことば]《露の性質や形から》「おく・消(け)」などにかかる。〈用例〉秋の田の穂の上に置ける〜消ぬべくも我(あ)は思ほゆるかも(万葉・10・2246)。
- しら‐とり【白鳥】
- ①白い羽の鳥。white bird
- ②→ハクチョウ。swan
- しらとり‐くらきち【白鳥▽庫吉】
- (1865-1942)東洋史学者。千葉県生まれ。東大卒。近代的東洋史学の確立者で、西域史研究を開拓、東洋文庫の設立運営に貢献した。日本古代史研究においては邪馬台国(やまたいこく)北九州説の先鞭(せんべん)をつけた。主著『西域史研究』。
- しらとり‐の【白鳥の】
- [枕ことば]《鳥が飛ぶ、また、白い鳥であるところから》「鳥羽(とば)・鷺(さぎ)」などにかかる。〈用例〉〜鷺坂山の松影に宿りて行かな夜も深(ふ)け行くを(万葉・9・1687)。
- しら‐なみ【白波・白▽浪】
- ①泡が立って白く見える波。white crested waves
- ②《昔、中国の白波(はくは)の谷にいた白波賊から》泥棒。thief
- しらなみごにんおとこ【白▽浪五人男】
- 河竹黙阿弥(かわたけもくあみ)作の歌舞伎(かぶき)狂言『青砥稿花紅彩画(あおとぞうしはなのにしきえ)』の別称。またその劇中人物、日本駄右衛門(にっぽんだえもん)・弁天小僧・忠信利平(ただのぶりへい)・赤星十三郎(あかぼしじゅうざぶろう)・南郷力丸(なんごうりきまる)のこと。いずれも白波(しらなみ)(盗賊)。
- しらなみ‐の【白波の】
- [枕ことば]《波が立つ、うち寄せる意で》「よる・かへる」などにかかる。〈用例〉〜よるよる岸に立ち寄りて寝も見しものをすみよしの松(後撰・恋1)。
- しらなみ‐もの【白▽浪物】
- 盗賊を主人公とする歌舞伎(かぶき)・講談などの総称。
- しら‐に【白煮】
- 白身の魚やダイコン・サトイモなどを、色合いをそこねないよう、塩や砂糖で白く煮上げる方法。少量の薄口しょうゆを使うこともある。うしお煮。
- しら‐に【知らに】(連語)
- 〈古語〉
- 《「に」は打ち消しの助動詞「ず」の連用形の古形》知らないで。〈用例〉旅にしあれば思ひ遣(や)るたづきを〜(万葉・1・5)。
- しらにく‐にんぎょう【白肉人形】
- 江戸時代の京都の→御所人形の別称。童形で胡粉地(ごふんじ)白磨きのふっくらとした肌のためこの名がある。
- しらぬ‐い【▽不▽知火】
- 九州の有明(ありあけ)海、八代(やつしろ)海などで夜間に見られる光の異常曲折現象。海上の漁船の漁火(いさりび)が無数の明滅する光になったり、横に広がって見える。海上に温度差のある気団が生じるのが原因。
- しらぬい
- [枕ことば]《語義未詳》「筑紫(つくし)」にかかる。〈用例〉〜筑紫の綿は身につけていまだは著(き)ねど暖(あたた)かに見ゆ(万葉・3・336)。
- しらぬい‐がた【▽不▽知火型】
- 大相撲で、横綱の土俵入りの型の一つ。第8代横綱不知火と、その弟子で第11代横綱の2代目不知火があみ出した。四股(しこ)のあとのせりあがりで、両腕を大きく広げるのが特徴。〈比較〉雲竜(うんりゅう)型。
- しらぬか【白▼糠】
- 〈町〉北海道東部、釧路(くしろ)市西隣の町。酪農・製材・沖合い漁業が中心。水産加工などの工業団地がある。人口1万2765(1994)。
- しらぬひ【▽不▽知火】
- 〈町〉熊本県西部、宇土(うと)半島基部の町。ミカン栽培がさかん。人口1万0174(1994)。
- しらね【白根】
- 〈町〉山梨県西部、御勅使(みだい)川扇状地の町。モモ・スモモ・サクランボの栽培がさかん。人口1万8326(1994)。
- しらね‐あおい【白根▼葵】
- キンポウゲ科の多年草。高さ約40cm。本州中部以北の深山の木陰にはえる。葉は掌状に深裂、初夏に、花弁のない淡紫色花が1個咲く。日光白根山に多くみられる。
- しらね‐さん【白根山】
- 栃木・群馬県境にある活火山。標高2578m。寛永(かんえい)2年(1625)以来数回の噴火記録がある。日光白根。
- しらね‐さん【白根山】
- 群馬・長野県境にある活火山。標高2160m。文化(ぶんか)2年(1805)以来、十数回の噴火記録がある。上信越高原国立公園に属する。草津白根。
- しらね‐さんざん【白根三山】
- 山梨県西部から静岡県との境にかけてそびえる、北岳・間ノ岳(あいのたけ)・農鳥(のうとり)岳の総称。南アルプスの中心をなす山群。白峰(しらみね)三山。
- シラノ‐ド‐ベルジュラック【Savinien de Cyrano de Bergerac】
- (1619-55)フランスの小説家・自由思想家。ロスタンの同名の劇で有名。作品『月世界旅行記』など。
- しら‐は【白刃】
- さやから抜いた刀。抜き身。naked sword
- しら‐は【白羽】
- 真っ白な矢羽(やばね)。white-feathered arrow
- 白羽の矢が立つ(しらはのやがたつ)
- 《人身御供(ひとみごくう)を求める神が、望みの少女の家の屋根に白羽の矢を立てるという俗伝から》
- ①犠牲にされる。be sacrificed
- ②多くの中からとくに選び出される。be marked out
- しら‐はえ【白▽南▽風】
- ①梅雨があけて明るく晴れた空の下で吹く南風。九州地方などに多い。梅雨時の風は、黒南風。しろはえ。
- ②陰暦の6月ごろ吹く南西の風。
- しらはがれ‐びょう【白葉枯(れ)病】
- イネの細菌病で、葉の縁にそって白色の病斑(びょうはん)ができ、枯れ死にする。冠水しやすい川の流域や暴風雨のあとなどに多発。
- しら‐はぎ【白▼萩】
- ハギの一種。葉が白く、葉の表面に細かな毛がある。朝鮮半島原産。シロバナハギ。
- しら‐ばく・れる(下一自)
- 《俗語》わざと知らないふりをする。しらっぱくれる。しらばっくれる。
- しら‐はた【白旗】
- =しろはた。
- ①白い旗。白地の旗。
- ②降伏や軍使のしるしに用いる白い旗。white flag〈用例〉〜をかかげる。
- ③源氏の旗。〈対義〉赤旗。
- しら‐はま【白浜】
- 白い砂の浜。white beach
- しらはま【白浜】
- 〈町〉千葉県、房総半島南端の町。海女(あま)の潜水漁業、花の栽培で有名。人口6644(1994)。
- しらはま【白浜】
- 〈町〉和歌山県南西部、太平洋に臨む町。奈良時代から牟婁(むろ)の湯として知られる日本有数の温泉地。千畳敷(せんじょうじき)・三段壁(さんだんへき)・円月島など景勝地も多い。人口1万9412(1994)。
- しらはま‐おんせん【白浜温泉】
- 和歌山県西牟婁(むろ)郡白浜町にある南紀(なんき)最大の温泉。有馬・道後温泉とともに日本三古湯の一つ。湯量豊富で、周辺には観光名所も多い。
- しらはり‐ぢょうちん【白張(り)▽提▽灯】
- 白紙で張った葬式用のちょうちん。
- しらひげ‐じんじゃ【白▼髭神社】
- 滋賀県高島郡高島町鵜川(うかわ)にある旧県社。祭神は猿田彦命(さるたびこのみこと)。
- しらひげ‐そう【白▼鬚草】
- ユキノシタ科の多年草。山地の湿地にはえる。高さ約20cm。根出葉は長柄で心臓形。花茎を叢生(そうせい)し、夏に、白色五弁花を1個頂生。花弁の縁が細裂してひげのようになる。
- しら‐びそ【白▼檜▼曾】
- マツ科の常緑針葉高木。亜高山帯に群生。樹皮は灰白色。葉は線形で、上面は濃緑色、下面は白色。6月に開花、円柱状で暗紫色の球果をつける。クリスマスツリーに使うほか、材は建築・器具用など。シラベ。
- しら‐びょうし【白拍子】
- ①雅楽の拍子の名。笏拍子(しゃくびょうし)だけで歌う。
- ②平安時代末期に始まった歌舞、またそれを演じる遊女。白い水干(すいかん)、烏帽子(えぼし)姿に太刀(たち)を差し今様(いまよう)などで舞った。
- ③近世では、遊女。
- しら‐ふ【▽素▽面・白▽面】
- 酒を飲んでいない、正常のときのこと・顔。soberness〈対義〉酔顔。
- ジラフ【giraffe】
- 《原語はアラビア語で、速く走るものの意》→キリン。
- しらぶ‐おんせん【白布温泉】
- 山形県、米沢(よねざわ)市南部にある温泉。吾妻(あずま)山登山の基地。白布高湯温泉。
- しら‐ふじ【白▼藤】
- ①花の白いフジ。
- ②襲(かさね)の色目の名。表は薄紫で、裏は濃紫。
- シラブル【syllable】
- ことばを構成する音声の、リズムの最小単位をなす単音の結合。音節。
- しらべ【調べ】
- ①物事を明らかにするために、調査したり問いただしたりすること。〈用例〉〜がつく。警察の〜を受ける。
- ②詩歌・音楽の調子。音律。楽曲。〈用例〉琴の〜。悲痛な〜。
- しらべ‐いと【調べ糸】
- 錘(つむ)を回転させるために、錘から糸繰り車に、かけわたした糸。
- しらべ‐おび【調べ帯】
- 軸から軸へ動力を伝えるための皮やゴム製のベルト。ちょうたい。調べ革。belt
- しらべ‐ぐるま【調べ車】
- 調べ帯を掛けて動力を伝える車。ベルト車。belt pulley
- しらべ‐の‐お【調べの緒】
- 鼓の両面の縁の穴をかがって、胴にまとわせたひも。締めたり緩めたりして、調子を整える。
- しらべ‐もの【調べ物】
- ①調べること・もの。調査。research
- ②箏曲(そうきょく)で、歌のつかない楽曲。『六段』など。段物(だんもの)。musical piece in several acts
- *しら・べる【調べる】(下一他)
- ①
- (ア)楽器の調子を整える。
- (イ)楽器を演奏する。〈用例〉琴を〜。
- ②理解・知識を得るために調査・研究する。investigate; study〈用例〉紛争の原因を〜。
- ③理非を確かめるために問いただす。とりしらべる。inquire〈用例〉罪人を〜。
- ④必要なものがあるかどうか探す。check〈用例〉かばんの中を〜。
- ⑤不都合な点がないかどうか点検する。確認する。check〈用例〉報告書を〜。
- しら‐ほ【白帆】
- 船に張った白い帆。white sail〈用例〉沖の〜。
- しらほね‐おんせん【白骨温泉】
- 長野県西部、安曇(あずみ)村にある温泉。乗鞍(のりくら)岳北東麓(ほくとうろく)の歴史の古い湯で、噴湯丘(ふんとうきゅう)が有名。
- しら‐まゆみ【白真弓・白▼檀弓】
- ①
- (ア)マユミで作った白木の弓。
- (イ)黒ぬりに白いトウを巻いた重籐(しげどう)の弓。しらまきゆみ。
- ②[枕ことば]《弓を射る・引く・張るというところから》「いる・ひく・はる・い・ひ」などにかかる。〈用例〉〜いま春山に行く雲の行きや別れむ恋しきものを(万葉・10・1923)。
- しらみ【▼虱・▼蝨】
- シラミ目の昆虫の総称。体は扁平(へんぺい)で翅(はね)がない。体長0.5〜6mm。ヒトや獣に寄生して吸血する。発疹(はっしん)チフスなどを媒介。louse
- 虱の皮を千枚に剥ぐ(しらみのかわをせんまいにはぐ)
- 非常に物おしみをする。きわめてけちなことのたとえ。
- 虱の皮を槍で剥ぐ(しらみのかわをやりではぐ)
- 小さなことを処理するのに、大げさに行う。
- 虱を捫って当世の務を談ず(しらみをひねってとうせいのむをだんず)
- 《『晋書(しんじょ)』「苻堅載(ふけんさい)記」のことばから》礼儀をわきまえず、時世を論ずる。傍若無人なさまをいう。
- しらみ‐つぶし【▼虱▼潰し】
- かたはしから残らず調べたり、処理したりすること。make a thorough investigation〈用例〉〜にさがす。
- しらみね【白峰】
- 〈村〉石川県南端、手取(てどり)川源流の村。牛首紬(うしくびつむぎ)は有名。林業もさかん。人口1272(1994)。
- しらみね‐さん【白峰山】
- 香川県北部の山。標高337m。白峰寺と崇徳(すとく)天皇の御陵がある。瀬戸内海の好展望地。
- しらみね‐じんぐう【白峰神宮】
- 京都市上京区飛鳥井(あすかい)町にある旧官幣大社。祭神は崇徳(すとく)天皇と淳仁(じゅんにん)天皇。明治元年(1868)白峰宮として創建。昭和15年(1940)改称。
- しらみ‐ばえ【▼虱▼蠅】
- 鳥獣の羽や毛の間に寄生・吸血するハエ。体長7mm内外。体が扁平(へんぺい)なことと習性からシラミに見立ててこの名がある。代表種はウマやウシに寄生するウマジラミバエで、世界に約400種、日本に数種が分布。louse fly
- しら・む【白む】(五自)
- ①白くなる。明るくなる。lighten〈用例〉東の空が〜・んでくる。
- ②興がさめる。しらける。
- しら‐も【白藻】
- 紅藻類オゴノリ科の海藻。分枝のある円柱状で長さ約30cm。淡紅色で質は軟らかい。日本各地の潮だまりに生育する。そのまま食べるほか、寒天の原料とする。
- しら‐やき【白焼(き)】
- 魚・肉などをなにもつけないで焼くこと。また、焼いたもの。料理のほか、短期間の保存や南蛮漬け、甘露煮などの下準備に用いる。素(す)焼き。
- しら‐やまぎく【白山菊】
- キク科の多年草。山地にはえる。高さ約1.5m。根出葉は心臓形。秋に、茎頂に白色の頭状花をつける。若い葉を食用。
- しらやま‐しょうさい【白山松▼哉】
- (1853-1923)漆芸家。江戸生まれ。明治期の代表的蒔絵(まきえ)作家。作品『梅花蒔絵硯箱(ばいかまきえすずりばこ)』など。
- しらやまひめ‐じんじゃ【白山ひめ神社】
- 石川県石川郡鶴来(つるぎ)町三宮(さんのみや)に本社があり、白峰(しらみね)村の白山山頂に奥社がある旧国幣中社。祭神は菊理媛(くくりひめ)神(白山ひめ神)ほか2神。全国の白山(はくさん)神社の総本社。加賀国(かがのくに)一の宮。白山権現。