しろ‐ちどり【白千鳥】
チドリ科の鳥。全長18cm、翼長11cm。体は白色で背面は淡褐色。夏の雄は頭部が淡赤褐色。海岸の砂浜・河口などで繁殖。冬は干潟で群れをつくる。北海道以南に分布。
しろ‐ちょう【白蝶】
モンシロチョウで代表されるシロチョウ科のチョウの総称。開張はふつう4〜6cm。翅(はね)の地色は白か黄。幼虫は青虫で、食草はアブラナ科とマメ科など。世界に約1000種、日本に約20種。white butterfly
しろ‐ちょうがい【白蝶貝】
ウグイスガイ科のニマイガイ。殻長約23cm。殻表は黄白色。天然真珠の母貝。インド洋・太平洋の熱帯域に分布。とくにアラフラ海に多産。チョウガイ。gold-lip pearle shell
シロッコ【sirocco】
地中海中部から東部にかけて吹く南東の高温多湿な風。はじめは、サハラ砂漠からの砂塵(さじん)を含んだ乾燥した風であるが、地中海北岸では湿った風となる。
じろっ‐と(副)
目をぎょろりと動かして、鋭く無遠慮に見つめるさま。じろりと。stare sharply〈用例〉客を〜見る。
シロップ【syrup】
砂糖を水にとかしたもの。果実の香料を加えて濃縮したものもある。洋菓子の味つけ、冷たい飲料の甘味に使う。舎利別(しゃりべつ)。〈用例〉フルーツ〜。
しろっ‐ぽ・い【白っぽい】(形)
①白みがかっている。whitish
②しろうとくさい。amateurish〈派生〉しろっぽさ(名)
しろ‐つめくさ【白詰草】
→クローバー
ジロドゥ【Jean Giraudoux】
(1882-1944)フランスの劇作家・小説家。反リアリズムの立場で幻想的な文学空間をつくった。戯曲『ジークフリート』『トロイ戦争は起こらないだろう』『オンディーヌ』、小説『天使との闘い』など。
しろとり【白鳥】
〈町〉岐阜県中西部、長良(ながら)川上流の町。農林業・製材業がさかん。人口1万2855(1994)。
しろとり【白鳥】
〈町〉香川県東部、播磨灘(はりまなだ)に臨む町。白鳥神社の門前町。手袋の製造がさかん。人口1万3624(1994)。
しろとり‐せいご【白鳥省吾】
(1890-1973)詩人。宮城県生まれ。早大卒。民衆詩派の代表的詩人。民謡・童謡も多い。詩集『大地の愛』など。
しろ‐ナイル【白ナイル】
(White Nile)アフリカ、ナイル川上流部、スーダン南部のノー湖からハルツームまでをいい、青ナイルと合流してナイル川となる。長さ1000km。
しろながす‐くじら【白長須鯨】
ナガスクジラ科のヒゲクジラ。鯨類中の最大種。全長30m以上、体重170t余に達し、地球上で最大の動物。体全体が青灰色。南北両氷洋にすむが、数は少ない。blue whale
しろ‐なす【白茄子】
ナスの一品種。アントシアンが生成されないため果皮が白色。シロナスビ。
しろ‐なまず【白癜】
色素の欠乏に原因し、白色の斑紋(はんもん)のできる皮膚病。尋常性白斑。vitiligo vulgaris
しろ‐なんてん【白南天】
ナンテンの一種。白い実をつける。観賞・薬用。シロミナンテン。
しろ‐ナンバー【白ナンバー】
《自家用車であることを示す白い番号板から》自家用車の俗称。
しろ‐ね【白根】
①シソ科の多年草。高さ約1m。池沼の水辺にはえる。根茎は肥厚して白色。茎は方形で、葉は広皮針形。夏、葉腋(ようえき)に白色小形の唇形(しんけい)花が咲く。根茎を食用。
②土の中にあって白くなった野菜類の根・茎。
③《女房ことば》ネギ。
しろね【白根】
〈市〉新潟県中部、信濃(しなの)川に沿う市。穀倉地帯でナシなどの果樹や野菜の栽培もさかん。仏壇や鎌(かま)が特産。大凧(おおたこ)合戦が名物。人口3万8471(1994)。
しろ‐ねぎ【白葱】
葉鞘(ようしょう)部が白くて長いネギ。根深ねぎ。ねぶか。leek
しろ‐ねこ【白猫】
全身の毛が白いネコ。white cat
しろ‐ねずみ【白鼠】
①ドブネズミの畜用種、ラットの異名。ダイコクネズミ。ラッテ。
②《大黒天(だいこくてん)に仕えたといういい伝えからとも、「チュウ」という鳴き声からとも》忠実な使用人や番頭。〈対義〉黒ねずみ。
③染色の名。薄いねずみ色。しろねず。うすねずみ。light gray
しろ‐ねり【白練(り)】
①練って柔らかくした白い絹布。
②白地の絹で仕立て、能に用いる小袖(こそで)物。
③白い色の練り羊羹(ようかん)
しろ‐バイ【白バイ】
警官の乗る白色のオートバイ。
しろばな‐たんぽぽ【白花英】
キク科の多年草。関東以西の路傍、人家近くにはえる。3〜4月、30〜40cmの花茎をのばし、先端に直径3.5〜4.5cmの白い頭花をつける。
しろ‐はやぶさ【白隼】
ハヤブサ科の鳥の最大種。全長50cm余で、体は白い。北極圏で繁殖し、冬、一部が少し南下する。日本へは北海道に少数が渡来。
しろ‐はら【白腹】
ヒタキ科の鳥。翼長約13cm。背は暗緑褐色、腹は汚れた白色。冬、樹林でキョッキョッと鳴く。秋、日本全土に渡来。
しろ‐ひとり【白灯蛾】
体も翅(はね)も白いヒトリガ科のガ。開張6cm内外。腹部側面に紅色の斑紋(はんもん)が並ぶ。7〜9月に出現。日本全土に分布。
しろ‐ふくろう【白梟】
ほとんど全身が純白で大形のフクロウ科の鳥。全長約60cm。脚は指端まで白い羽毛でおおわれる。世界の最北端まで分布する鳥で、北極圏で繁殖し、冬は南下する。日本では北海道へまれに渡来。
しろ‐ぶどうしゅ【白萄酒】
透明に近い淡黄色のぶどう酒。おもに緑色のブドウの果皮やしぼりかすを除いて発酵させてつくった酒。白ワイン。white wine〈比較〉赤ぶどう酒・ロゼ。
しろ‐ぶな【白ぶな】
→ブナの別名。
しろ‐へび【白蛇】
アオダイショウの白変種。岩国市麻里布(まりふ)に多く、天然記念物。
じろぼう‐えんごさく【次郎坊延胡索】
ケシ科の多年草。関東以西の山野にはえる。直径1cmの丸い地下茎から数本の茎と葉を出す。高さ約17cm。4〜5月、長さ約2cmの紅紫色をした唇状の花を数個つける。
しろ‐ぼし【白星】
①白い丸印。white circle〈対義〉黒星。
②相撲で、星取り表に勝った力士を示すために記した白丸印。勝ち星。〈対義〉黒星。
③勝つこと。手柄をたてること。win
シロホン【Xylophon(ドイツ)
打楽器の一つ。→木琴(もっきん)
しろ‐まいたけ【白舞茸】
担子菌類サルノコシカケ科のキノコ。マイタケに似るが色は白い。ミズナラなどの老木の根元に発生。食用。日本特産。
しろ‐まだら【白斑】
細く小さなヘビ科のヘビ。全長40〜80cm。頭部は黒褐色、背は淡い灰褐色で全身に黒褐色の横帯。夜行性。本州・四国・九州に分布。
しろ‐まめ【白豆】
ダイズの異名。みそ・しょうゆ・とうふなどの原料。
しろ‐み【白み】
白いこと・度合い。whitish; white〈用例〉〜がかった色。
しろ‐み【白身】
①卵の内部で黄身を包んでいる透明な部分。卵白。成分は主としてたんぱく質。製菓材料としても重要。white〈対義〉黄身。
②肉の白い魚。タイ・ヒラメ・カレイなど。white meat〈対義〉赤身。
③材木などの白い部分。sapwood〈対義〉赤身。
しろ‐みず【白水】
米をとぐと出る白く濁った水。とぎ汁。
しろ‐みそ【白味噌】
こうじの割合が高く、淡い色のみそ。短期に熟成するので塩分が低く、貯蔵しにくい。〈対義〉赤みそ。
しろ‐むく【白無垢】
表裏とも白い布で仕立てた衣服。また、上着・下着・帯なども白ずくめにした服装。婚礼や葬儀など吉凶のさいに着用。
白無垢鉄火(しろむくてっか)
見たところおとなしそうだが、実際は悪事を平気でするしたたか者。
しろ‐め【白目・白眼】
①目の白い部分。the white of the eye〈対義〉黒目。
②冷淡な目つき。白眼(はくがん)。cold look
白目で見る(しろめでみる)
冷ややかに見る。白い目で見る。look coldly on
しろ‐め【白鑞・白目】
すずとなまりの合金。はんだ。
しろ‐も【白も】
《「白木綿糸」のなまり》仕付けや仮縫いに使われる未さらしの木綿糸。〈対義〉色も。
しろ‐もじ【白文字】
クスノキ科の落葉低木。中部以西の山地にはえる。葉は三角状広卵形で、3裂。裏面は帯白色。春に、葉の出る前に黄色小花が集まって咲く。アカヂシャ。
しろ‐もの【代物】
①商品。貨物。article
②代金。price
③美人。beauty
④人物。fellow; guy〈用例〉たいした〜だ。
しろ‐やしおつつじ【白八躅】
→ゴヨウツツジの別名。
しろやま【城山】
薩摩琵琶(さつまびわ)の曲名。勝海舟(かつかいしゅう)が明治19年(1886)作詞。西幸吉作曲。西郷隆盛(さいごうたかもり)をしのんだ雄大な名文による名曲として有名。
しろ‐やま【城山】
鹿児島市、市街地西方にある山。標高107m。西南戦争の戦場で、西郷隆盛(さいごうたかもり)最期(さいご)の地。市街・桜島の眺望もよい。
しろやま【城山】
〈町〉神奈川県北部、相模(さがみ)川に沿う町。野菜・クリの栽培がさかん。城山ダムがある。人口2万2307(1994)。
しろやま‐さぶろう【城山三郎】
(1927-)小説家。本名は杉浦英一。愛知県生まれ。一橋大卒。企業や政治を中心に人間模様を描く経済小説・伝記小説の開拓者。昭和34年(1959)『総会屋錦城(きんじょう)』で第40回直木賞受賞。作品『辛酸』『落日燃ゆ』など。
しろ‐やまぶき【白山吹】
バラ科の落葉低木。庭木用。葉は対生し、卵形で先がとがる。春、小枝の先に径約4cmの白色四弁花を1個開く。果実は黒色。
しろ‐よめな【白嫁菜】
ヤマシロギクの別名。
しろ‐よもぎ【白蒿】
キク科の多年草。青森以北の日当たりのよい海岸に分布。高さ約30cm。全草に短毛を密生し、白く見える。葉は羽状に深裂。秋に、花茎を伸ばし、穂状に黄花を密集。
じろり‐と(副)
目玉を動かして、にらむように鋭く見るさま。じろっと。dart a glance at〈用例〉〜にらむ。
し‐ろん【史論】
歴史についての評論・見解。historical essay
し‐ろん【至論】
しごくもっともな意見・論説。most reasonable opinion
し‐ろん【私論】
個人的な意見。one's private opinion
し‐ろん【試論】
①こころみに述べた論。tentative assumption
→エッセー。essay
し‐ろん【詩論】
詩について述べた評論・意見。essay on poetry
じ‐ろん【持論】
もとから主張している意見。持説。one's cherished opinion〈用例〉それが私の〜だ。
じ‐ろん【時論】
①時事に関する評論。comments on current events
②当時の世論。public sentiments of the day
シロンスク【Silonsk】
ヨーロッパ中部、オーデル川の上・中流域の地方。ポーランド領の大部分とドイツ・チェコ領からなる。ドイツ名シュレジエン。シレジア。
ジロンド‐がわ【ジロンド川】
(Gironde)フランス南西部、ガロンヌ川とドルドーニュ川との合流点より下流部の川。長さ75km。
ジロンド‐は【ジロンド派】
(Girondinsフランス)フランス革命期の政治結社。富裕な商工業者を代表し、穏和な共和主義を主唱。ジロンド県出身者が中心。1792年ジャコバン派から分裂して保守化。国民公会では右派。ブリソーらの指導で一時は主導権を掌握したが、93年に没落。
しわ【皺・皴】
①皮膚・布・紙などの、表面に寄る細かいちぢみ。wrinkles〈用例〉額の〜。
②さざなみ。波紋。ripples
③財政上の矛盾・赤字。financial straits
皺を伸ばす(しわをのばす)
息抜きをする。老人が気晴らしする。皺伸ばし。relax
し‐わ【史話】
歴史に関する話。historical essay
し‐わ【私話】
①私事についての話。private talk
②ひそひそ話。私語。whisper
し‐わ【詞話】
中国の韻文形式の一つ「詞」の評論およびその作者・背景などについて記したもの。
し‐わ【詩話】
詩に関する話・評論。また、逸事などを随筆風に書いたもの。
しわ【紫波】
〈町〉岩手県中部の町。中心の日詰(ひづめ)は旧宿場町。稲作・果樹栽培・酪農が主体。山王海(さんのうかい)ダムの築造で開田が進んだ。人口3万0920(1994)。
シワーリク‐きゅうりょう【シワーリク丘陵】
(Siwalik Range)インド北部、カシミールからネパール南部を経て、ダージリン南方に続く丘陵。標高900m。
しわ・い【吝い・嗇い】(形)
けちである。しみったれだ。
しわ‐が・れる【嗄れる】(下一自)
声がかれる。become hoarse
し‐わく【思惑】
《仏教語》煩悩(ぼんのう)の一つ。貪(とん)・瞋(じん)・癡(ち)など、先天的・感覚的な迷い。
しわく‐しょとう【飽諸島】
岡山・香川両県間の備讃(びさん)瀬戸にある島群。広島・本島(ほんじま)など三十余島からなり、内海交通の要地として栄えた。しあくしょとう。
しわ‐くちゃ【皺苦茶】(形動)
《「苦茶」は当て字》しわだらけのさま。crumpled〈用例〉〜の紙。
し‐わけ【仕分け・仕訳】(名・サ変他)
①区分すること。類別。assortment
②《「仕訳」で》複式簿記において、取引を借り方と貸し方に分け、それぞれの勘定科目を指定する手続き。仕訳帳を用いる。journalizing
しわけ‐ちょう【仕訳帳】
仕訳をした帳面。journal〈対義〉付込帳。
し‐わ・ける【仕分ける】(下一他)
区分する。assort
し‐わざ【仕業】
したこと。ふるまい。所業。おもによくないことについていう。one's doing; deed; behavior〈用例〉悪魔の〜。
しわ・し【吝し】(形ク)
〈古語〉
→しわい(吝い)
しわ‐しわ【皺】(形動)
ひどくしわの寄っているさま。
じわ‐じわ(副)
①物事が少しずつ確実に進むさま。gradually〈用例〉包囲の輪を〜と狭める。
②液体が、少しずつにじみ出たり、しみ込んだりするさま。gradually〈用例〉涙が〜流れ出る。
しわす【師走】
陰暦12月の異称。極月(ごくげつ)。太陽暦の12月の意にも用いる。
じわっ‐と(副)
物事が、少しずつゆっくりと進むさま。また、液体などがにじみ出るさま。gradually〈用例〉〜汗がにじみ出る。胸に〜くるものがある。
しわ‐のばし【皺伸ばし・皺延ばし】(名・サ変自)
①しわをのばすこと。smoothing
②老人の気ばらし。relaxation of the aged people
しわ‐ば・む【皺ばむ】(五自)
しわが寄る。しわができたようになる。wrinkle
しわ‐ばら【皺腹】
しわの寄った腹。老人の腹。
しわひめ【志波姫】
〈町〉宮城県北部、一迫(いちはさま)川に沿う町。穀倉地帯で、農業が中心。人口7855(1994)。
しわ‐ぶき【咳】
せき。せきばらい。
しわ‐ぶ・く【咳く】(五自)
せきをする。せきこむ。cough
しわ‐ほう【指話法】
五十音を5本の指による記号で表現するコミュニケーションの方法。聴覚障害者の会話などに使われる。finger language〈比較〉手話法。
しわ‐ほう【視話法】
発音のときの口の動き方や、のどのようすなどを図や符号で表し、音を聞かなくても発音できるように習う方法。発音障害者などの間で用いられる。visible speech
しわ‐よせ【皺寄せ】(名・サ変他)
①しわを寄せること。crinkle up one's face
②不都合なことを、他の部分におしつけること。shifting the loss to〈用例〉〜を食う。
じ‐わり【地割(り)】
土地を区切って割り振りすること。地所の区画。allotment of land〈用例〉耕地の〜。
じわり‐じわり(副)
物事が、ゆっくりと確実に進むさま。じわじわ。gradually〈用例〉〜と責めつける。
じわり‐と(副)
物事が、少しずつゆっくりと進むさま。
しわ・る【撓る】(五自)
力がかかって、まがる。しなう。たわむ。bend〈用例〉雪で竹が〜。
シワルツ【Evgeny Lvovich Shvarts】
(1896-1958)ソ連の劇作家。風刺喜劇・児童劇で有名。作品『裸の王様』『影』『ドラゴン』など。
じ‐われ【地割れ】(名・サ変自)
地震や地すべりにともなって、地表面に割れ目ができること。またその割れ目。ごく小規模のものは、日照りなどによってもできる。crack
しわん‐ぼう【吝ん坊】
けちなやつ。しみったれ。けちんぼう。
吝ん坊の柿の種(しわんぼうのかきのたね)
(かき)の種までも物おしみするけちんぼう。極度のけちんぼうをののしっていうことば。