じんこう‐こきゅう【人工呼吸】
自然の呼吸が止まり、仮死・人事不省などの状態になったときに、蘇生(そせい)するまで、外部から人工的に肺に空気を出入させる操作。artificial respiration
じんこうこきゅう‐き【人工呼吸器】
呼吸が止まったときや極度に弱ったときに、人工的に呼吸を行わせる器械。口や気管内に入れた管から、酸素または空気に圧力を加えて間欠的に肺へ送り込む。respirator
しんこう‐こく【新興国】
①新しく勢力を増してきた国。発展途上国。developing country
②植民地支配から脱して独立した国家。emergent country
しんこう‐こくはく【信仰告白】
キリスト教で、人々の前で神に向かって信仰を表明すること。イエスをキリスト(救主)と告白することを中心に、神賛美、罪の告白、恵みの感謝、信頼、服従の決断など。自発的な告白が重視され、受洗時には必ず行われる。幼児洗礼の受領者には、一定時期に堅信式(信仰告白式)が行われる。Confession of faith
じんこう‐こつ【人工骨】
病気・外傷などによる骨の欠損を補填(ほてん)するための人工的な骨。材質はセラミックなど。artificial bone
じんこう‐こまく【人工鼓膜】
鼓膜に穿孔(せんこう)がある場合、穿孔部をふさいで鼓膜と耳小骨連鎖の作用を補うように人工的に作られた薄い膜。artificial eardrum
しんこう‐さい【神幸祭】
御神体が神輿(みこし)や舟に乗って、本宮からお旅所(たびしょ)など他の場所に渡御(とぎょ)する祭礼。
しんこう‐ざいばつ【新興財閥】
三井(みつい)・三菱(みつびし)などの古い財閥に対し、昭和6年(1931)の満州事変後の軍需生産拡大で台頭した重化学工業中心の財閥。日産・日窒・森・理研の各コンツェルン。
じんこう‐しこん【人工歯根】
永久歯の欠けた顎骨(がっこつ)に人工の歯根を埋め、その上に義歯をかぶせて元歯の歯の機能を代行させるもの。材料には主としてアルミナ・ハイドロオキシアパタイトの2つのセラミックスが使われる。artificial crown
じんこう‐じしん【人工地震】
人工的に起こした地震。地下構造を調べるなどの目的で行う。爆薬を爆発させて弾性波を発生させ、自然地震と同じ方法で観測する。artificial earthquake
じんこう‐しば【人工芝】
合成ゴムなどの下地素材に、合成樹脂でできたパイルを芝のように植え込んだもの。芝にくらべ手がかからないため、野球場などに多用。artificial turf
じんこうしば‐きゅうじょう【人工芝球場】
人工芝をしきつめた野球場。
じんこう‐じばん【人工地盤】
コンクリート盤と支柱によって、操車場・浄水場などの上に造った人工の土地。
しんこう‐しゅうきょう【新興宗教】
→しんしゅうきょう(新宗教)
じんこう‐じゅせい【人工授精・人工受精】
人為的に精子を注入して卵子を受精させること。畜産・養魚業で品種改良などのために利用。近年、ヒトでも特定の不妊症に対して行われる。artificial insemination
じんこう‐じゅふん【人工受粉】
風・昆虫などが媒介する自然状態の受粉ではなく、人工的に花粉を雌しべにつけること。artificial pollination
しんこうしょうけん【新光証券(株)】
金融業。証券会社。平成12年(2000)新日本証券と和光証券が合併して設立。
しんこうしょうじ【神鋼商事(株)】
商業。鉄鋼専門商社。とくに神戸(こうべ)製鋼所・同グループの製品を取り扱う。昭和21年(1946)設立。本社は大阪市中央区北浜。
しんこうしょうじ【新光商事(株)】
商業。電子部品専門商社。昭和28年(1953)設立。本社は東京都目黒区目黒。
じんこう‐しんぞう【人工心臓】
心臓の働きを代行する人工臓器の一種。心臓手術のさいの人工心肺とは区別し、体内に設置するもの。artificial heart
じんこう‐じんぞう【人工腎臓】
腎不全などで正常な機能をもたない腎臓に代わり、透析膜を濾過(ろか)させ血液中の老廃物を除去し、体外に排泄(はいせつ)させる装置。artificial kidney
じんこう‐しんぱい【人工心肺】
心臓および肺の機能を体外循環で代行する装置。この装置を使用して、心臓や大血管の手術を行う。pump-oxygenator
じんこう‐ずのう【人工頭脳】
→でんしずのう(電子頭脳)
しんこうせい‐きんいしゅくしょう【進行性筋萎縮症】
体の筋肉が徐々にやせ衰えていく病気。主原因は筋肉の病気と神経系の障害で、脊髄(せきずい)性のもの、末梢(まっしょう)神経性のもの、進行性筋ジストロフィー症、筋萎縮性側索硬化症の4つのタイプがある。progressive muscular atrophy
しんこうせい‐きんジストロフィーしょう【進行性筋ジストロフィー症】
進行性筋萎縮(いしゅく)症の一種。筋線維がしだいにこわれていく原因不明の遺伝性疾患。知能は正常。根本的治療法はなく、難病に指定。progressive muscular dystrophy
じんこう‐せいさく【人口政策】
人口に関する諸問題を解決するための政策。人口の量的・質的調整、地域分散化、高齢化社会への対処など。population policy
じんこう‐せいたい【人口静態】
一定の時点での人口の大きさ・地理的分布・構造(年齢別・職業別など)のこと。static of population〈対義〉人口動態。
じんこう‐ぞうき【人工臓器】
病気や傷害などによって機能を失った臓器の代行をさせる装置。人工腎臓(じんぞう)・人工心肺など。artificial organs
じんこう‐そざい【人工素材】
生け花で、自然の花のままでなく、色をつけたり、変形させたりした花材。artificial material
しんこう‐たい【進行態】
文法で、動作・作用の進行を示すときの表現。「ている」「つつある」、文語では「り」「たり」などの助動詞や補助動詞などを用いて表される。progressive form
じんこう‐ダイヤモンド【人工ダイヤモンド】
人工的に合成したダイヤモンド。2000℃以上で、黒鉛に数万気圧をかけて合成。1気圧以下で合成する気相合成法も開発されている。artificial diamond
じんこう‐ちのう【人工知能】
体系的に知識を集積・学習し、推論によって問題を解決する、人間の知能の働きに近い機能をもつコンピューターシステム。自動翻訳機などが可能となる。略称AI。artificial intelligence
しん‐こうつうシステム【新交通システム】
1972年アメリカの運輸省が提案したコンピューター制御の都市交通システム。実用化されたものもあるが、大半は実験に終わっている。new transportation system
じんこう‐てき【人工的】(形動)
人力を加えてつくるさま。artificial
しんこうでんき【神鋼電機(株)】
電気機器。重電機・電子機器メーカー。昭和24年(1949)設立。本社は東京都中央区日本橋。
じんこう‐とうけい【人口統計】
人口の状態や変動をしめす統計。人口静態統計はある時点での状態を、人口動態統計は一定期間内での変動をしめす。statistics of population
じんこう‐とうせき【人工透析】
人工的な装置を用いて、腎(じん)不全などで体内に蓄積された有害代謝(たいしゃ)産物を除去する方法。現在はセロファン膜を介して血液を透析液に接触させる血液透析が主流。そのほか腹膜灌流(かんりゅう)などがある。血液透析。透析。artificial dialysis
じんこう‐どうたい【人口動態】
一定期間中の人口の変化、つまり出生・死亡・移動などの状態。movement of population〈対義〉人口静態。
じんこう‐とうはん【人工登攀】
登山で、足場や手掛かりのない岩場にハーケンやボルトを埋め込み、あぶみなどの補助用具を用いて登ること。artificial climbing
しんこう‐どうぶつ【新口動物】
発生段階で原口(胚(はい)形成時にできる陥入部)が肛門(こうもん)となり、口は原口とは別に生じる動物群の総称。毛顎(もうがく)動物・棘皮(きょくひ)動物・原索(げんさく)動物・脊椎(せきつい)動物などからなる。後口動物。deuterostome
じんこう‐とうみん【人工冬眠】
動物の冬眠に近い状態を、人間に対して鎮静剤などを用いて人工的につくること。生体の無理な防御反応を防ぎ、ストレスに順応させて危機を脱する。治療や麻酔に応用。artificial hibernation
じんこう‐とち【人工土地】
埋め立てやコンクリート構造物などで、人工的につくられた土地。man-made land
じんこう‐とつぜんへんい【人工突然変異】
→じんいとつぜんへんい(人為突然変異)
じんこう‐にんしんちゅうぜつ【人工妊娠中絶】
医学的処置により妊娠を中断し、胎児とその付属物を体外に排出させること。日本では母体保護法第14条に基づき、資格のある医者が、遺伝性の病気その他、ある制約下で実施する。妊娠中絶。人工流産。induced abortion
しんこう‐は【進行波】
波形あるいは波面が、時間とともに進んでいく波。progressive wave
しんこう‐はいく【新興俳句】
昭和6〜15年(1931〜40)の反伝統の俳句とその運動。水原秋桜子(みずはらしゅうおうし)の反『ホトトギス』宣言に端を発し、山口誓子(やまぐちせいし)の方法に共鳴した俳誌『馬酔木(あしび)』『天の川』『京大俳句』などが運動を展開。やがて無季俳句に移行。反戦的傾向を強め、弾圧を受けて運動は消滅。
しんこうは‐かん【進行波管】
マイクロ波電子管の一種。電子ビームを囲む回路に信号を送り、同じ方向に電子ビームを流すと相互にエネルギーの授受が行われ、マイクロ波を増幅する。マイクロ波中継装置などに利用。traveling wave tube
じんこう‐ピラミッド【人口ピラミッド】
人口の年齢別分布グラフ。低年齢層から高年齢層へ棒グラフを積み重ねたものがピラミッド形になることから。population pyramid
じんこう‐ふか【人工孵化】
ニワトリなどの家禽(かきん)・カイコ・魚介類などの卵を、人為的に効率よく孵化させること。artificial hatching
じんこう‐ぶんべん【人工分娩】
自然分娩が困難な場合に、帝王切開など人工的介助による出産。artificial birth
しんこうべでんき【新神戸電機(株)】
電気機器。蓄電池・合成樹脂成形品メーカー。大正5年(1916)設立。本社は東京都新宿区西新宿。
じんこう‐べん【人工弁】
重症の心臓弁膜症の場合、変形した心臓の弁膜の代わりに使用する人工的な弁。artificial valve
じんこう‐ほうしゃせいげんそ【人工放射性元素】
人工的に放射能をもつようにした元素。自然状態では安定で放射能のない元素に、陽子・中性子・γ(ガンマ)線・電子・α(アルファ)線などを照射し、核反応を起こさせて生成。artificial radionuclide
じんこう‐ほうしゃのう【人工放射能】
人工放射性元素の出す放射能。ネプツニウム・プルトニウムなどの超ウラン元素が放出するα(アルファ)線・β(ベータ)線・γ(ガンマ)線など。artificial radioactivity〈対義〉天然放射能。
しんこう‐まひ【進行麻痺】
梅毒による慢性脳障害。梅毒に感染してから10〜20年後に発病。痴呆(ちほう)・性格変化を中心とする多様な精神症状・言語障害などが主症状。general paralysis
じんこう‐みつど【人口密度】
ある地域の人口の疎密の程度を示す数値。土地利用度や生産力をあらわす指標で、人口を平方キロメートル単位の面積で割って得られる。population density
じんこう‐もんだい【人口問題】
人口の変動がもたらす、社会への重大な影響。発展途上国の人口の爆発的増加や先進国の出生率低下など。population problem
じんこうもんだい‐けんきゅうじょ【人口問題研究所】
厚生省の付属機関。昭和14年(1939)に創立。人口問題に関する基礎的・応用的研究を行う。
じんこう‐ゆき【人工雪】
①0℃以下で水蒸気から成長させてつくる雪の結晶。中谷宇吉郎(なかやうきちろう)が実験室内で初めて成功。大気圏では、氷晶核として沃化(ようか)銀などを使う。artificial snow
②スキー場などで、細孔から噴出させた水を凍らせるなどしてつくる雪。artificial snow
じんこう‐りゅうざん【人工流産】
→じんこうにんしんちゅうぜつ(人工妊娠中絶)
じんこう‐りん【人工林】
人工造林または天然更新によりつくられた森林。前者だけをさすことが多い。artificial forest
じんこうろん【人口論】
《原題An Essay on the Principle of Population》マルサスの主著。1798年刊。人口は幾何級数的に増加するが食糧は算術級数的にしか増加しないため貧困は必然であり、道徳的人口増加抑制策が必要と説く。
じんこう‐わくせい【人工惑星】
地球から打ち上げられ、太陽の周りを公転する人工の物体。アメリカ・西ドイツなどが、太陽観測などのために打ち上げた。artificial planet
しんこ‐えんげきじっしゅ【新古演劇十種】
尾上(おのえ)家の家の芸。5世菊五郎が制定した9種に6世が1種加えて完成。『土蜘(つちぐも)』『茨木(いばらき)』など、妖怪変化(ようかいへんげ)が登場する舞踊劇がほとんど。
しん‐こきゅう【深呼吸】(名・サ変自)
深く大きな呼吸。deep breathing
しんこきんわかしゅう【新古今和歌集】
鎌倉(かまくら)初期の、8番目の勅撰(ちょくせん)和歌集。20巻。後鳥羽(ごとば)上皇の院宣(いんぜん)により元久(げんきゅう)2年(1205)撰進。撰者は源通具(みなもとのみちとも)・藤原有家(ふじわらのありいえ)・定家(さだいえ)・家隆(いえたか)・雅経(まさつね)。その後も切り継ぎ(改訂)が続いた。歌数約1980首。真名(まな)(漢文)序・仮名序がある。おもな歌人は、西行(さいぎょう)・慈円・藤原良経(よしつね)・藤原俊成(としなり)・式子内親王・藤原定家・藤原家隆・寂蓮(じゃくれん)・後鳥羽上皇ら。本歌取(ほんかどり)・初句切れ・三句切れ・体言止めなどの表現技巧を駆使、優艶(ゆうえん)華麗な作品が多い。感覚的・絵画的で物語的・象徴的ともいわれる。「新古今風」とよばれ『万葉集』『古今和歌集』とともに歌風の3典型の一つ。八代集の一つ。新古今集。
しん‐こく【申告】(名・サ変他)
①上級の役職のものに申し出ること。
②国民が行政官庁に報告すること。report〈用例〉納税〜。
しん‐こく【神国】
①神がつくり、守る国。
②日本国の美称。神州。
しん‐こく【新穀】
今年とれた穀物・米。新米。
しん‐こく【親告】(名・サ変他)
①本人みずから告げること。report in person
②被害者がみずから告訴すること。
しん‐こく【深刻】(形動)
①深く心をうつさま。心が深くとらわれているさま。serious〈用例〉〜に考え込む。
②事態が重大で、非常に困難なさま。serious〈用例〉病状は〜だ。〜な問題。水不足は〜だ。〈派生〉しんこくげ(形動)しんこくさ(名)
しんこく‐か【深刻化】(名・サ変自)
深刻になること。worsen〈用例〉事態は〜しつつある。
じんこく‐き【人国記】
国別または都道府県別などに、その地域出身の著名な人物をとりあげ、業績などを記したもの。じんこっき。
しん‐こくげき【新国劇】
沢田正二郎(さわだしょうじろう)が新しい国民演劇の樹立をめざして結成した劇団。大正6年(1917)旗揚げ公演。剣劇を創始し、創作劇も上演するなど常に大衆とともに歩む姿勢を保ったが、昭和62年(1987)解散。
しんこく‐ざい【親告罪】
起訴するためには被害者などの告訴が必要な犯罪。強姦(ごうかん)罪・器物損壊罪など。
しんこく‐しそう【神国思想】
神道を基礎として日本の特殊な優越性を強調する思想。神意の支配する国、神明の加護する国、万世一系の天皇が支配する国など多義的な内容を含んで用いられた。
しんこく‐しょうせつ【深刻小説】
日清(にっしん)戦争後に流行した、社会の陰惨・暗黒を描いた小説群。広津柳浪(ひろつりゅうろう)作の『黒蜥蜴(とかげ)』など。悲惨小説。
しんこく‐のうぜい【申告納税】
納税義務者が自分で課税標準と税額を確定して申告し納付すること。tax payment by self-assessment〈比較〉源泉徴収。
しんこく‐ほう【辰刻法】
《「辰」「刻」ともに時の意》江戸時代の時刻法。日の出(明け六つ)・日没(暮れ六つ)を基準に1日を昼夜2等分し、それぞれを四つから九つまで6等分する不定時法。
しん‐こくみんけいざいけいさんたいけい【新国民経済計算体系】
(New System of National Accounts)国連が1968年各国に採用を呼びかけた新しい国民経済計算基準。日本を含む主要先進国で採用。新SNA。
しん‐こくりつげきじょう【新国立劇場】
現代演劇やバレエ上演のため、平成9年(1997)東京都渋谷区本町に設立。オペラ劇場・中劇場・小劇場などから成る。
じんごけいうん【神護景雲】
奈良時代の年号。天平神護(てんぴょうじんご)から改元。元年(767)8月16日〜4年(770)10月1日。次に、宝亀(ほうき)に改元。
しんこ‐ざいく【糝粉細工】
糝粉をこねて作った細工菓子。花・鳥・小動物などの形を作り彩色したもの。江戸末期から昭和の初めごろまで、大道で作りながら売られた。
じんご‐じ【神護寺】
京都市右京区梅ケ畑高雄町にある高野山真言宗の別格本山。山号は高雄山。和気清麻呂(わけのきよまろ)が河内(かわち)に建立した神願寺を、子の真綱(まつな)が高雄寺に移して神護国祚(こくそ)真言寺と改称。大同(だいどう)2年(807)空海が入寺。一時衰微したが、文覚(もんがく)が再興。
しんごしゅういわかしゅう【新後拾遺和歌集】
南北朝後期の、20番目の勅撰(ちょくせん)和歌集。20巻。後円融(ごえんゆう)天皇の命により、はじめ二条為遠(にじょうためとお)が、為遠没後、為重(ためしげ)が撰進し、最終的に至徳(しとく)元年(1384)に成立。歌数1554首。十三代集の一つ。新後拾遺集。
しん‐こせいだい【新古生代】
地質時代区分の一つ。陸上の動植物が繁栄した、古生代後半のデボン紀・石炭紀・二畳紀をいう。Neo-palaeozoic Era
しんごせんわかしゅう【新後撰和歌集】
鎌倉(かまくら)末期の、13番目の勅撰(ちょくせん)和歌集。20巻。後宇多(ごうだ)上皇の命により、二条為世(にじょうためよ)が撰進し、嘉元(かげん)元年(1303)成立。歌数1612首。諸本により1602首、1970首とも。十三代集の一つ。新後撰集。
しん‐こつ【心骨】
①こころとからだ。からだ全体。
②心の奥底。心中(しんちゅう)
心骨に刻す(しんこつにこくす)
深く心に刻みつけて、忘れない。肝に銘じる。
じん‐こつ【人骨】
人間の骨。human bone
じんこっ‐き【人国記】
→じんこくき(人国記)
しん‐こっちょう【真骨頂】
本来の姿。そのものの真価を表している姿。show one's true worth〈用例〉〜を示す。
しん‐こてんがくは【新古典学派】
1870年代から1920年ごろまでの近代経済学の総称。neo-classical school
しん‐こてんしゅぎ【新古典主義】
近代および現代ヨーロッパにおこった古典主義的芸術思潮。美術では1800年前後のダビッドら、音楽では1920年代のストラビンスキーらの作品、文学では20世紀初めのドイツのエルンストなど。neo-classicism
シンゴニウム【Syngonium(ラテン)
サトイモ科シンゴニウム属のつる性多年草。熱帯アメリカに約20種が分布。葉は長三角形で、茎からは多くの気根を出す。観葉植物。
じんご‐の‐へん【壬午の変】
1882年(壬午の年)朝鮮京城(ソウル)で起きた政変。軍制改革に反対した軍隊が反乱、閔(びん)氏政府の要人を殺し、日本公使館を襲撃したが、清(しん)国軍により鎮圧。日本は朝鮮から一歩後退。第1次京城事変。
シンコペーション【syncopation】
音楽で、一般に同音高をタイで結んでリズムの規則的な流れを乱し、強拍と弱拍の位置をずらすこと。切分音。切分法。
しんこ‐もち【糝粉餠】
糝粉を水でこね、蒸してついた餠。しんこ。rice-flour dough
しん‐こりつしゅぎ【新孤立主義】
第2次大戦後のアメリカで、ヨーロッパへの干渉をさけて孤立を守ることを主張する政治的立場。ベトナム戦争以後は、過剰介入に批判的な立場をもさす。アジアへの干渉を認める点で孤立主義と異なる。neo-isolationism
しん‐こん【心根】
こころ。こころね。
しん‐こん【心魂・神魂】
精神。たましい。one's soul
心魂に徹す(しんこんにてっす)
心に深く染み込む。go deep into one's heart
しん‐こん【身魂】
からだと心。全身全霊。body and soul〈用例〉〜を傾ける。
しん‐こん【新婚】
結婚したばかりであること。newlywed
しん‐ごん【真言】
①《仏教語》悟りを象徴的に表現する文句。密教でとくに重んじられ、梵(ぼん)語のまま唱える。マントラ。呪(じゅ)。陀羅尼(だらに)
②「→真言宗」の略。
しんごん‐しゅう【真言宗】
大乗仏教の一宗派。インドの密教が中国に伝わり、805年入唐(にっとう)した空海がこれを学び、日本に伝えて独立の一宗となる。『大日経』『金剛頂経』などにより、大日如来を教主とし胎蔵・金剛界の2部を立て、真言呪法(じゅほう)の加持力で即身成仏を期する宗旨。真言陀羅尼(だらに)宗。真言密教。
しんごん‐だらに【真言陀羅尼】
密教で用いる呪文(じゅもん)。仏・菩薩(ぼさつ)の悟りを示す秘密のことばで、短いもの(真言)と長句のもの(陀羅尼)の併称。
しんごん‐みっきょう【真言密教】
→しんごんしゅう(真言宗)
しんごん‐りょうぶ【真言両部】
真言密教における金剛界と胎蔵(たいぞう)界の併称。
しんこん‐りょこう【新婚旅行】
結婚したての夫婦が記念に行う旅行。一般に結婚式直後に出発する。日本では明治時代から慣習化した。蜜月(みつげつ)旅行。ハネムーン。honeymoon
しん‐さ【審査】(名・サ変他)
詳しく調べ、審議して決めること。judgment〈用例〉〜員。
しん‐さい【神祭】
神道の方式で行う祭り。
しん‐さい【震災】
①地震による災害。earthquake disaster
②とくに、大正12年(1923)9月1日の→関東大震災のこと。
しん‐さい【親祭】(名・サ変自)
天皇がみずからとり行う祭り。新嘗祭(にいなめさい)など。
しん‐さい【親裁】(名・サ変他)
君主がみずから政務を裁決すること。
しん‐ざい【心材】
樹幹の内部の材。樹皮に近い辺材にくらべて色が濃い。辺材より含水率が少なく耐久性がある。赤身。heart wood〈対義〉辺材。
じん‐さい【人災】
人の不注意、政策の貧困などで起こるわざわい・災害。disaster caused by human neglect〈対義〉天災。
じん‐ざい【人材】
才知のある、役に立つ人物。talent〈用例〉〜登用の道を開く。
しんさい‐きねんび【震災記念日】
毎年9月1日、大正12年(1923)同日の関東大震災の犠牲者の霊を供養する日。
じんざい‐きよし【神西清】
(1903-57)小説家・評論家・翻訳家。東京生まれ。東京外語卒。評論・翻訳にすぐれる。評論集『詩と小説のあひだ』、翻訳『ワーニャ伯父さん』など。
じんざい‐ぎんこう【人材銀行】
専門職・経験職・技術者など有能な人材を対象に職業紹介を行う制度。1950年ごろアメリカで発足し、日本でも中高年者の職業紹介制度として全国主要都市に開設されている。人材バンク。job bank
じんざいはけん‐ぎょう【人材派遣業】
企業などの求めに応じて、登録している要員を派遣する業務。manpower lease
しんさいばし‐すじ【心斎橋筋】
大阪市中央区、心斎橋から南の戎(えびす)橋までの通り。南北約650m。デパートや専門店が連なる盛り場。
しん‐さく【振作】(名・サ変他)
勢いなどを奮い起こすこと。振起。振興。
しん‐さく【真作】
その人がみずから作った、本物の作品。genuine work〈対義〉偽作・贋作(がんさく)
しん‐さく【新作】(名・サ変他)
新しく作ること。新しい作品。new work〈対義〉旧作。〈用例〉〜発表会。
しんさく‐らくご【新作落語】
主として明治後期以降に新しく作られた落語のうち、作者のはっきりしているもの。〈比較〉古典落語。
しんさ‐せいきゅう【審査請求】
行政庁の処分に対する不服の申し立て。
しん‐さつ【神札】
神社で授ける護符の一種。一般家庭の神棚(かみだな)に祭られるお札(ふだ)
しん‐さつ【診察】(名・サ変他)
医師が患者の状態を知るために行う行為。問診・視診・触診・打診など。medical examination〈比較〉診断。
しん‐さよく【新左翼】
既成の左翼を批判して、マルクス主義の現代的有効性の回復をはかろうとする思想や運動の総称。1956年のスターリン批判を契機に、国際的にその流れが形成された。new left
しんさるがくき【新猿楽記】
もっとも古い猿楽に関する記録書。1巻。藤原明衡(ふじわらのあきひら)著。康平(こうへい)3年(1060)ごろ成立。猿楽雑芸の演目名や見物人の風俗などを漢文により記述。
しん‐さん【心算】
心の中の計画。心づもり。しんざん。intention
しん‐さん【辛酸】
つらく苦しいこと。hardships
辛酸を嘗める(しんさんをなめる)
つらく苦しい経験をする。go through many hardships
しん‐さん【神算】
すばらしいはかりごと。ingenious stratagem
しん‐ざん【晋山】
《「晋」は進む、「山」は寺の意から》僧侶(そうりょ)が新たに、正式に一寺の住職となること。〈用例〉〜式。
しん‐ざん【深山】
奥深い山。みやま。〈用例〉〜幽谷(ゆうこく)
しん‐ざん【新参】
新しく仕える、また加わること・人。新任。新入り。新米。newcomer〈対義〉古参。〈用例〉〜者(もの)
しんさん‐きぼう【神算鬼謀】
「神算」を強めた語。ingenious stratagem
しん‐さんぎょうとし【新産業都市】
昭和37年(1962)の新産業都市建設促進法指定による工業開発計画都市。巨大都市地域に集中しがちな工業を地方に分散し、生産性の増大と所得水準の向上を図るのが目的。
しん‐さんべつ【新産別】
《全国産業別労働組合連合の通称》総評・同盟とならぶ労働組合の全国組織として知られた。昭和24年(1949)結成。連合の発足にともない同63年(1988)解散。