すずき‐まさつぐ【鈴木雅次】
(1889-1987)土木工学者。長野県生まれ。九大卒。日大教授。一貫して港湾工学に携わる。昭和43年(1968)文化勲章受章。
すずき‐みえきち【鈴木三重吉】
(1882-1936)小説家・児童文学者。広島県生まれ。東大卒。新ロマン主義の旗手。雑誌『赤い鳥』を創始。小説『千鳥』『桑の実』など。
すずき‐みちひこ【鈴木道彦】
(1757-1819)江戸後期の俳人。医者。仙台の人。加舎白雄(かやしらお)門下。平明な句風で俳壇に地位を築いた。句集『道彦七部集』など。
すずき‐もさぶろう【鈴木茂三郎】
(1893-1970)政治家。愛知県生まれ。早大卒。第2次大戦後、日本社会党の結成に参加し、昭和26年(1951)党委員長。主流派形成の中心人物。
すす・ぐ【漱ぐ】(五他)
口の中をゆすぐ。うがいをする。gargle
すす・ぐ【濯ぐ・滌ぐ】(五他)
=そそぐ。
①あらい落とす。rinse〈用例〉洗濯物を〜。
②《「雪ぐ」とも》不名誉をはらす。wipe out〈用例〉恥を〜。
すす・ける【煤ける】(下一自)
①すすで黒くなる。become sooty〈用例〉〜・けた顔。
②古くなって、すす色になる。become black with age〈用例〉天井が〜。
すず‐こ【筋子】
→すじこ(筋子)
ずず‐ご【珠子】
→ジュズダマの別名。
すずこけ‐むし【鈴苔虫】
群体をつくる着生性の海産小動物。個虫は全長約4.5mm。干潮線下の岩や海藻などに付着。
すず‐さいこ【鈴胡】
ガガイモ科の多年草。日当たりのよい草地にはえる。高さ約80cm、葉は線状で皮針形。夏、葉腋(ようえき)、茎頂に淡黄緑色の花をつける。ヒメカガミ。
すずし【絹】
①練らないままの生糸(きいと)
②生絹の織物。紗(しゃ)に似て、薄くて軽い。〈対義〉練り絹。
すず・し【涼し】(形シク)
〈古語〉
→すずしい(涼しい)
涼しき方(すずしきかた)
極楽浄土。
涼しき道(すずしきみち)
極楽への道。
*すずし・い【涼しい】(形)
①少し気温が下がって、気持ちよい。すがすがしい。cool〈比較〉寒い。〈用例〉〜風。部屋の中は〜。
②ことばや動作がはっきりしていて、さわやかだ。澄んでいる。clear〈用例〉〜声。〜目。〈派生〉すずしげ(形動)すずしさ(名)
涼しい顔(すずしいかお)
知らん顔。平気な顔つき。unconcerned look; as cool as a cucumber
すず‐しろ【蔔・清白】
《「スズシロナ」の略》春の七草の一つ。→ダイコンの異名。
すずしろ‐そう【蔔草】
アブラナ科の多年草。本州中部以西に分布。高さ約15cm。匍匐(ほふく)枝を出し、根出葉は楕円(だえん)状へら形。春に、白色十字花を開く。花がスズシロ(ダイコン)に似ることからの名。
すす‐たけ【煤竹】
①すすけて赤黒い色になったタケ。〈用例〉〜色。
②すす払いに使う、先に枝葉のある細い竹。すすだけ。
すず‐たけ【篠竹】
イネ科の小形のタケ。山地の木陰に密生する。稈(かん)の高さ1〜3m。稈の上方で各節から枝を出し、皮針形の葉を2〜3枚つける。ミスズ。
すずたん【(株)鈴丹】
商業。婦人衣料品販売会社。昭和28年(1953)設立。本社は愛知県名古屋市中区栄。
すすど・い【鋭い】(形)
①機敏である。するどい。smart
②悪がしこい。
すすとり‐ぜっく【煤取(り)節供】
→すすはらい(煤払い)
すず‐な【菘・鈴菜】
春の七草の一つ。→カブの異名。
すず‐なり【鈴生り】
①実が神楽(かぐら)の鈴のように密集してなっていること。be in clusters
②人が入り口や窓からあふれること。満員。be full of people〈用例〉〜の見物人。
すず‐の‐こ【篠の子】
スズタケのタケノコ。ササノコ。
すずのや【鈴屋】
江戸中期の国学者、本居宣長(もとおりのりなが)の書斎の名。宣長は鈴の音を愛し、部屋に多くの鈴がかけてあったことから名づけられた。
すす‐はき【煤掃き】
→すすはらい(煤払い)
すず‐はも【鈴鱧】
ハモ科の海水魚。全長2m。浅海の砂泥底にすむ。体は細長く、一様に暗褐色。吻(ふん)は長く、口が大きく裂け、鋭い歯をもつ。てんぷら・蒲(かば)焼きの材料。瀬戸内海・東シナ海に分布。
すす‐はらい【煤払い】
正月を迎えるために、家の内外の塵埃(じんあい)を払い清める行事。古くは12月13日が一般的だった。煤掃き。煤取り節供。煤掃き節句。
すす‐びょう【煤病】
植物の病気。茎葉の表面についたカイガラムシやアブラムシの排泄(はいせつ)物に煤病菌が繁殖したもの。すすがついたようになり、同化作用を妨げるため、勢いが衰える。sooty mold
すず‐ペスト【錫ペスト】
錫には約18℃を境に2種類の同素体(金属的な白色錫と、もろい灰色錫)があり、極寒地方で白色錫が灰色錫に変化して全体がもろくなる現象。tin pest
すすみ【進み】
①進むこと・速さ。進度。progress〈用例〉工事の〜はどうだ。
②進歩。上達。progress〈用例〉学習の〜がはやい。
すずみ【涼み】
涼むこと。納涼。cooling〈用例〉夕〜。
すず‐みさき【洲岬】
石川県、能登(のと)半島北東端の岬。禄剛(ろっこう)崎・金剛(こんごう)崎・遭(おう)崎などからなる。海岸段丘・海食崖(がい)が発達。
すずみ‐だい【涼み台】
暑さを避けて涼むための腰掛け。数人が掛けられ戸外で用いる。縁台。
すすみ・でる【進み出る】(下一自)
①前へ進んで出る。step forward
②自分から進んで出る。volunteer
*すす・む【進む】(五自)
①前へ出る。advance;goahead〈対義〉退く。〈用例〉船が〜。東へ〜。
②地位や級が上へあがる。be promoted〈用例〉決勝戦へ〜。大学へ〜。
③能力・技能などが進歩する。make progress〈用例〉腕が〜。世の中が〜。
④自分から積極的にするようになる。気力や調子が出る。be willing to〈用例〉〜・んで勉強する。気が〜・まない。
⑤はかどる。progress〈用例〉計画が〜。開発が〜。
⑥時計が、正しい時間より早く動く。gain〈対義〉遅れる。〈用例〉時計が〜。
⑦食欲が出る。have a good appetite〈用例〉食が〜。
⑧病が重くなる。get worse〈用例〉病勢が〜。
⑨物事の程度が高くなる。はなはだしくなる。advance〈用例〉〜・んだ技術。
⑩目標を決めその方向に向かってことを始める。step forward〈用例〉医学の道に〜。
進まぬ顔(すすまぬかお)
気乗りのしない顔つき。気の進まない顔つき。reluctant look
すす・む【勧む・薦む】(下二他)
〈古語〉
→すすめる(勧める)→すすめる(薦める)
すず・む【涼む】(五自)
涼しい風にあたる。get cool
すず‐むし【鈴虫】
秋に鳴くコオロギ科の虫。体長約2cm。頭と胴は小さく、後体部が広がる。雄はリーンリーンと鳴く。関東以西の本州、四国・九州に分布。古くはマツムシといった。
すずむし‐そう【鈴虫草】
ラン科の多年草。本州中部の山地にはえる。高さ約30cm。初夏に、暗紫褐色の花が10個ほど咲く。唇弁(しんべん)は幅が広く、スズムシが翅(はね)を広げたようにみえる。
すすめ【勧め・奨め】
①助言すること。advice〈用例〉医者の〜に従う。
②奨励すること。encouragement〈用例〉学問の〜。
すすめ【薦め】
すいせんすること。recommendation
すずめ【雀】
①ハタオリドリ科の留鳥。翼長約7cm。人家付近に好んですむ。古来より害鳥の代表格だが、繁殖期には害虫を捕食し有益の面もある。sparrow
②おしゃべりな人。chatter
③よく出入りして事情にくわしい人。well-informed person〈用例〉楽屋〜。
雀の囀る様(すずめのさえずるよう)
うるさくしゃべるさま。chatter like sparrows
雀の巣も構うに溜まる(すずめのすもくうにたまる)
《スズメが、わずかなものをくわえて運んで、ついには巣をつくりあげるように》少しのものでも、努力して貯めれば、多くなる。
雀の千声、鶴の一声(すずめのせんこえ、つるのひとこえ)
つまらない者の千言よりも、すぐれた人物の一言のほうがまさっている。
雀の涙(すずめのなみだ)
非常にわずかなもののたとえ。mere particle
雀百迄踊り忘れず(すずめひゃくまでおどりわすれず)
子どものときの習慣は、年をとっても変わらないたとえ。What is learned in the cradle is carried to the tomb.〈類似〉三つ子の魂、百迄(まで)
すずめ‐いろ【雀色】
赤みを帯びた茶褐色。
すずめ‐うり【瓜】
ウリ科のつる性一年草。野原や水辺にはえる。薄い卵円形の葉が、つると対生。夏に、葉腋(ようえき)に花冠の5深裂した白い花を開く。実は球形で灰白色の液果。
すずめ‐おどり【雀踊(り)】
歌舞伎(かぶき)舞踊・民俗舞踊の一つ。雀のしぐさをまねて奴(やっこ)姿で踊る。江戸時代の祭礼から始まった。
すずめ‐が【蛾・蛾】
スズメガ科のガの総称。開張6〜15cm。飛翔(ひしょう)力が強く、敏捷(びんしょう)。幼虫を芋虫といい、尾に角状突起が1本ある。日本全土に分布。
すずめ‐がい【雀貝】
(かさ)形の堅い殻をもつ海産マキガイ。殻長・殻径とも約2cmで、褐色。潮間帯の岩礁にすむ。房総半島以南に分布。
すすめ‐ざかな【進め肴】
→しいざかな(強い肴)
すずめ‐ずし【鮨】
《ふくらすずめに似た形から》姿ずしの一種。小ダイ・フナなどを一枚に開いて、すしめしを抱かせる。関西でよく作られる。
すずめ‐だい【鯛】
沿岸の岩礁地帯にすむスズメダイ科の海水魚。体長約18cm。体色は紫黒色。本州中部以南に分布。福岡では塩乾品にする。
すずめ‐のえんどう【雀野豌豆】
マメ科の二年草。高さ30〜50cm。葉は複葉、春に、白紫色の小花をつける。山野に生える。茶の代用にし、牧草にもなる。
すずめ‐の‐おごけ【雀の苧小笥】
ガガイモ科の多年草。海岸近くにはえる。高さ約60cm。葉は短柄をもち、楕円(だえん)形。初夏、葉腋(ようえき)に黄白花を散形状につける。果実は幅広で皮針形。
すずめ‐の‐かたびら【雀の子】
イネ科の一、二年草。高さ5〜25cm。道ばたに多い。葉は線形、緑色の花は春に咲く。
すずめ‐の‐たご【雀の田子・雀の甕】
ガの一種イラガの繭(まゆ)の俗称。長径約1.5cm。小鳥の卵状で白褐色に太い黒条紋がある。中の蛹(さなぎ)(前蛹)はタナゴ釣りの餌(えさ)。商品名タマムシ。
すずめ‐の‐ちゃひき【雀の茶挽】
イネ科の一年草。荒れ地に群生。高さ50〜60cm。葉は線形で、白毛がある。夏に、多数の緑色の小穂からなる穂をつける。小穂がカラスムギ(チャヒキグサ)に似るが小さいので、この名がある。
すずめ‐の‐てっぽう【雀の鉄砲】
イネ科の二年草。高さ20〜40cm。葉は線形で白緑色。春に、花穂をつけ黄褐色の葯(やく)が目立つ。水田や湿地にはえる。スズメノマクラ。
すずめ‐の‐ひえ【雀の稗】
イネ科の多年草。日当たりのよい草地にはえる。高さ約50cm。細い葉を叢生(そうせい)し、秋には中央から茎をのばし、3〜5個の枝状の花穂をつける。
すずめ‐の‐やり【雀の槍】
イグサ科の多年草。山野の路傍や草地にはえる。長さ5〜15cmの細く硬い葉を多数叢生(そうせい)。春、長さ10〜30cmの花茎を多数のばし、先に小花が頭状に密集する赤黒褐色の花をつける。
すずめ‐ばち【蜂・蜂】
スズメバチ科のハチ。体長3〜4cmで日本最大。赤褐色の地に黒い縞(しま)模様が目立つ。樹洞などに球状の巣をつくる。毒性の強い針をもち、刺されると危険。本州・四国・九州に分布。近縁種にキイロスズメバチ・クロスズメバチがいる。オオスズメバチ。wasp; hornet
すずめ‐やき【雀焼(き)】
①スズメを開いて照り焼きにしたもの。
②小ブナや小ダイなどを、頭からまっすぐに背開きにし、くしを打って素焼きにしてから、照り焼きにしたもの。
*すす・める【進める】(下一他)
①前へ動くようにする。前へ出す。advance〈対義〉退ける。〈用例〉馬を〜。
②上の段階へあげる。promote〈用例〉位1級を〜。
③進行させる。はかどらせる。speed up〈用例〉工事を〜。計画を〜。
④物事の程度を高める。さかんにする。stimulate〈用例〉食欲を〜。
⑤時計の示している時刻をはやくする。put forward〈対義〉遅らせる。〈用例〉時計を5分〜。
*すす・める【勧める・奨める】(下一他)
①そうするように人に積極的に説く。はたらきかける。advise; recommend〈用例〉一読を〜。転地を〜。
②物を相手の前に差し出して行為を促す。offer〈用例〉酒を〜。座ぶとんを〜。
③ほめたり、はげましたりして実行するように促す。さそう。encourage〈用例〉頑張るように〜。
*すす・める【薦める】(下一他)
人や物をすいせんする。recommend〈用例〉候補者として知人を〜。新製品を〜。
すずもと‐えんげいじょう【鈴本演芸場】
東京都台東(たいとう)区上野二丁目にある落語の定席(じょうせき)。安政(あんせい)4年(1857)の創業。
すず‐やか【涼やか】(形動)
涼しそうなさま。涼しげ。cool〈用例〉〜な目元。〈派生〉すずやかさ(名)
すす‐ゆ【煤湯】
煤払いのあと、汚れた体を洗い、疲れをいやすために入浴すること。近世では、江戸城の年末の御煤納(おすすおさ)めにならって、12月13日に行うところが多かった。
すず‐らん【鈴蘭】
①ユリ科の多年草。北部の山野に多い。高さ15〜30cm。葉は長楕円(だえん)形。初夏に、芳香のある鐘状の白花を花茎につける。花は観賞用、根茎は薬用。栽培用にはヨーロッパ原産のドイツスズランが用いられる。キミカゲソウ。タニマノヒメユリ。lily of the valley
→カキランの別名。
すずらん‐とう【鈴蘭灯】
スズランの花をかたどった装飾用の電灯。とくに、街灯に用いられた。主灯のほかに8個の小さな副灯がある。大正13年(1924)京都の寺町付近に設置されたのが初め。
すずり【硯】
《「墨すり」の意》墨をする石・かわら製の文房具。〈数え方〉1面・1個。
すすり‐あ・げる【啜り上げる】(下一自他)
①(他)鼻汁をすする。sniffle
②(自)しゃくりあげて泣く。sob
すすり‐なき【啜り泣き】
すすり泣くこと。sobbing〈用例〉かすかな〜の声が聞こえる。
すすり‐な・く【啜り泣く】(五自)
鼻汁をすすり上げながら泣く。しゃくりあげて泣く。sob
すずり‐ばこ【硯箱】
硯・筆・墨などを入れる箱。〈数え方〉1箱・1合。
すずり‐ぶた【蓋】
①硯箱の蓋。古くはこれに、花・果物・菓子などをのせた。
②祝いの席で、昆布(こんぶ)やかちぐりなどの口取りの肴(さかな)を盛る盆状の器。また、その盛られた肴。組肴(くみざかな)
すす・る【啜る】(五他)
①汁などを口に吸い込む。sip〈用例〉かゆを〜。
②鼻汁を吸い込む。〈用例〉鼻水を〜。
すずろ【漫ろ】(形動ナリ)
〈古語〉
=そぞろ。
①なんとなく心が引かれるさま。〈用例〉むかし、をとこ、みちの国に〜に行きいたりにけり(伊勢・14)。
②無関心なさま。〈用例〉〜なる者に何か多く賜(た)ばむ(大和・148)。
③むやみであるさま。〈用例〉逃げんとするを捕へて、ひき止(とど)めて、〜に飲ませつれば(徒然・175)。
④思いがけないさま。〈用例〉物心細く〜なる目を見ることと思ふに(伊勢・9)。
すずろ‐ごころ【漫ろ心】
〈古語〉
そわそわした気持ち。うわついた心。〈用例〉いとよしなかりける〜にても(更級)。
すずろ‐ごと【漫ろ言】
〈古語〉
くだらない話。つまらないことば。〈用例〉〜をさへ言はせまほしうし給ふを(源氏・柏木)。
すずろ‐ごと【漫ろ事】
〈古語〉
くだらない事。〈用例〉かかる〜に心を移し(源氏・蛍)。
すずろ‐わ・し【漫ろわし】(形シク)
〈古語〉
①心がうきたつ。そわそわする。〈用例〉聞く人ただならず〜・しきまで愛敬(あいぎやう)づきて(源氏・若菜下)。
②なんとなく気にそわない。しっくりしない。〈用例〉待ちつけさせたまへる宮の御心地は、さりとも、少し〜・しく思(おぼ)し召されけむかし(大鏡・師尹)。
すすん‐で【進んで】(副)
自分から積極的に。willingly〈用例〉〜寄付を申し出る。
ず‐せつ【図説】(名・サ変他)
図解や写真で説明すること。その書物。illustration
すせり‐びめ【勢理売・須世理売】
日本神話の女神。素戔嗚尊(すさのおのみこと)の娘で、大国主命(おおくにぬしのみこと)の正妻。
すそ【裾】
①衣服の下の縁、また、その部分。bottom
②山のふもと。裾野。foot
③物の下部。しも。すえ。bottom
④川しも。下流。down-stream
ず‐ぞう【図像】
定められた方式に従ってかかれた仏像や曼荼羅(まんだら)などの仏画。白描(はくびょう)が多い。icon
ずぞう‐がく【図像学】
おもに宗教美術において、図像のもつ象徴的意味や教義上の約束などを解明する学問。イコノグラフィー。iconography
ずぞう‐しゅう【図像集】
白描(はくびょう)で描いた仏教図像を収集・編纂(へんさん)したもの。平安末期から鎌倉(かまくら)時代にかけてさかんに作成された。『図像抄』10巻など。
すそ‐がり【裾刈(り)】
髪の毛の、えりくびに近い部分を刈ること。trim
すそく‐かん【数息観】
《仏教語》座禅修行などのとき、出入りの息を数えて心を統一し、心の散乱を鎮めること。
すそ‐ご【裾濃】
染め色や甲冑(かっちゅう)の縅(おどし)の配色で、上を淡く、下のほうへ濃くした、色あいのぼかし。〈対義〉におい。
すそ‐さばき【捌き】
すその長い衣服を着たときの、すその扱い方。また、立ち居ふるまい。すそが、乱れたりしないような足のこなし。〈用例〉美しい〜。
すそ‐の【裾野】
山のふもとの、ゆるやかに傾斜している原野。foot〈用例〉富士の〜。
すその【裾野】
〈市〉静岡県東部、富士山南東麓(なんとうろく)の市。工業化・観光地化がめだつ。人口4万9981(1994)。
すそ‐まわし【裾回し】
和服の袷(あわせ)長着の裾の回りに付ける裏布。色は表布と調和させる。八掛(はっか)け。裾取り。
すそ‐もよう【裾模様】
衣服の模様配置の一種。婦人用和服の裾につけた模様、およびその着物。絵羽模様が多く、礼服・訪問着などに用いる。〈対義〉総模様。
すそ‐よけ【除け】
和装下着の一種。下半身に巻く腰巻き状の物。肌着用の腰巻きに重ねて巻く。蹴出(けだ)し。
すそ‐わけ【裾分け】(名・サ変他)
《上に「お」を付けて》もらい物・利益の一部を人に分けること。おすそわけ。お福分け。share