セット【set】
[一](名)
①道具・家具などの組み合わせの一そろい。一組み。一式。
②テニス・バレーボールなどで、試合中の一区切りの勝負。
③映画で、撮影用に組まれる設備・装置。〈用例〉オープン〜。
[二](名・サ変他)
①目的の髪型に仕上げること。
②機械・道具などを組み立て、調整すること。〈用例〉ステレオを〜する。
せつ‐ど【節度】
①きまり。定め。法度(はっと)。rule
②ほど。ほどあい。moderation〈用例〉〜を守る。
③さしず。指揮。order
④天子が将軍に出征を命じたとき、しるしとして授けた刀・旗・鈴など。
ゼット【Z・z】
=ズィー。
①アルファベットの第26、最後の文字。
②《大文字で》缶詰の製造年月日の記号で12月を示す。
セットイン‐スリーブ【set-in sleeve】
もっとも基本的な袖(そで)のつけ方。正常な袖ぐり(アームホール)の位置につけられた袖のこと。普通袖。
せっ‐とう【窃盗】(名・サ変他)
財物をひそかにぬすむこと・者。theft〈比較〉強盗。〈用例〉〜を働く。
せっ‐とう【雪洞】
《「せつどう」は別語》
①茶道で、助炭の一つ。木・竹の箱形の枠に白い和紙を張って一部に窓をあけ、風炉(ふろ)を覆う。
→ぼんぼり
せっ‐とう【節刀】
古代、天皇が出征する将軍や遣唐使に下賜し、全権委任のしるしとした刀。
せっ‐とう【濤】
(768ごろ-831ごろ)中国、中唐の女流詩人。長安(ちょうあん)の人。歌妓(かぎ)となり、名士と交流した。「薛濤箋(せん)」とよばれる詩箋(しせん)を作る。
せつ‐どう【雪洞】
《「せっとう」は別語》雪を掘り固めた穴。倉庫用、積雪期登山中の露営用、遊びのためなど。雪の穴。snow cave
せつ‐どう【摂動】
互いに作用をおよぼしあう2つの天体の運動に、他の天体が作用して生じる乱れ。ケプラー運動からのずれとして現れる。perturbation
ぜっ‐とう【舌頭】
①舌の先。舌端。tip of the tongue
②弁舌。ことば。eloquence; speech
ぜっ‐とう【絶倒】(名・サ変自)
①感情が極度に達して、倒れんばかりになること。extremely excited
②笑いくずれること。sidesplitting laughter〈用例〉抱腹(ほうふく)〜。
ぜっ‐とう【絶島】
陸地から遠くはなれている島。孤島。solitary island
せっとう‐ご【接頭語】
自立語の上に付けて意味をそえたり、調子をととのえたりする語。単独では用いられない。「お庭・ま正面・か弱い」の「お・ま・か」など。prefix〈対義〉接尾語。
せっとう‐ざい【窃盗罪】
他人の財物を盗みとる罪。
せつどう‐ろん【摂動論】
複雑な力学系の問題で、全体の系の近似の解を求める方法。正確に解ける項に、それ以外の項を補正して近似として加えること。perturbation theory
セット‐オール
《和製語》テニス・卓球・バレーボールなどで、両者の1試合中のセットの取得数が同じになること。
ゼット‐き【Z旗】
①万国船舶信号旗で、ローマ字Zを示す旗。Z signal flag
②旧日本海軍で、「皇国の興廃此(この)一戦にあり、各員一層奮励努力せよ」の意味を付した信号旗。明治38年(1905)5月の日本海海戦で使われたのが最初。
Z旗を掲げる(ゼットきをかかげる)
全員に、それぞれが全力を投入し、一丸(いちがん)となって奮闘(ふんとう)することを要求する。Z旗を揚げる。
せっ‐とく【説得】(名・サ変他)
よく話して納得させること。説きふせること。persuasion〈用例〉親を〜する。
せっとく‐りょく【説得力】
説得する能力。persuasive〈用例〉〜のない弁論。
ゼット‐こう【Z項】
自転軸の変化による緯度変化のうち、地球の内部に流体の核があることで生じると思われる変動部分。明治35年(1902)木村栄(きむらひさし)が発見。Z-term
せつど‐し【節度使】
①中国、唐・五代の軍職。辺境要地の軍団の長をいう。710年河西節度使の設置が最初。玄宗の治世には10節度使となり、付近諸州の民政・財政をも管掌したため私兵(牙兵(がへい))を養い、強大となった。宋(そう)代初めに廃止された。藩鎮(はんちん)
②奈良時代初期に設けられた官職。地方に派遣されて軍事力強化にあたった。
ゼットディー‐うんどう【ZD運動】
《ZDはzero defectsの略》無欠点運動。従業員の注意と工夫によって作業ミスをなくし、良質の製品を生産するためのもの。ゼロディフェクト運動。
セットバック‐ヒール
《和製語》婦人靴のかかとの一種。後部が垂直で、前部が後方に傾斜した小さめのヒール。
ゼット‐ビー‐ビー【ZBB】
《zero-based budgetingの略》予算決定方式の一つ。予算項目について、既設部門も新設部門も同等に毎年ゼロから出発し、過去の実績や効果を勘案して分析・査定することにより予算を編成する方式。ゼロベース予算。
セット‐ポイント【set point】
テニス・卓球・バレーボールなどで、1試合中でそのセットの勝敗を決める最後の1点。
セット‐ポジション【set position】
野球で、投手の投球姿勢の一つ。軸足を投手板上か前縁につけて置き、他の足を投手板の前に置いて、ボールを両手で体の前面に保持静止する姿勢。走者がいる場合によく用いられる。
セット‐ローション
《setting lotionから》髪型を整えやすくし、また長もちさせるためのローション。液状・ゼリー状・泡状のものなどがある。
せつな【那】
=せちな。
①《仏教語。kṣaṇa(梵)の音写。1つの心をおこす瞬間、の意》時間の最小単位。その長さについては諸説あるが、一説には、65刹那で1弾指(だんし)(指ではじく短い時間)ともいう。〈対義〉劫(こう)
②きわめて短い時間。瞬間。一瞬。
せつ‐な・い【切ない】(形)
①悲しみなどで、胸がしめつけられるようだ。distressful〈用例〉〜恋の悩み。
②体が苦しい。つらい。painful〈派生〉せつなが・る(五自)せつなげ(形動)せつなさ(名)
ぜつない‐おん【舌内音】
悉曇(しったん)学また漢字音の研究で、音の作られる位置を3つに分類したもの(三内音)のうち、[t][d][n]など。
せつ‐な・し【切なし】(形ク)
〈古語〉
→せつない(切ない)
せつな‐しゅぎ【那主義】
過去・将来を考えないで、今の瞬間を充実させて生きようとする考えかた。impulsiveness
せつな‐てき【那的】(形動)
①ほんの短い時間に関するさま。momentary
②目の前の快楽を求めるさま。impulsive
せつ‐なる【切なる】(連体)
心からの。痛切な。ねんごろな。deep〈用例〉哀悼の情〜ものがある。〜願い。
せつなん‐だいがく【摂南大学】
私立大学。昭和50年(1975)創立。本部は大阪府寝屋川市池田中町。
せつ‐に【切に】(副)
心から。ひたすら。せちに。cordially〈用例〉平和を〜願う。
ぜつ‐にゅうとう【舌乳頭】
舌の表面に密生する細かい突起。糸状乳頭・茸状(じじょう)乳頭・有郭乳頭・葉状乳頭があり、あとの2つには味覚をつかさどる味蕾(みらい)がある。lingual papillae
せつ‐の‐にしかぜ【節の西風】
田植えのころの西風。地方によっては雨をもたらす前ぶれ。
せっ‐ぱ【切羽】
①刀のつかに接する所と、さやに接する所とにそえる、うすい長円形の金物。
→どたん場
せっ‐ぱ【浙派】
中国、明(みん)代山水画の流派名。南宋(なんそう)院体山水画に粗放な水墨画法を加味。戴進(たいしん)が創始、呉偉(ごい)により完成、張路・蒋嵩(しょうすう)に継承された。明末に衰退。
せっ‐ぱ【説破】(名・サ変他)
説きふせること。相手の論を言い負かすこと。論破。confute
せっ‐ぱく【切迫】(名・サ変自)
①さしせまること。おしつまること。be imminent〈用例〉しめきりが〜する。事態が〜する。
②重大な事態になること。pressing〈用例〉〜した空気。
せっぱく‐りゅうざん【切迫流産】
流産がはじまりかけている状態。軽度の腹部痛や腰痛がある。安静と子宮筋弛緩(しかん)剤の投与により妊娠の継続が可能。threatened abortion
せっぱ‐つま・る【切羽詰(ま)る】(五自)
物事がさしせまって、どたん場になる。be brought to bay〈用例〉〜・って頼む。
せっ‐ぱん【折半】(名・サ変他)
半分に分けること。2等分。halve〈用例〉利益を〜する。費用を〜する。
せっ‐ぱん【接伴】(名・サ変他)
客をもてなすこと。接待。
ぜっ‐ぱん【絶版】
一度刊行した書物をひきつづき刊行することをやめること。be out of print〈比較〉発禁。
せつ‐び【設備】(名・サ変他)
①つくりそなえること・もの。用意。equipment
②建築物に付帯する器具・器械類。equipment〈用例〉〜をととのえる。
せっ‐ぴ【雪庇】
尾根の風下に、ひさしのようにつきだした積雪。cornice
せつび‐ご【接尾語】
自立語の下に付けて意味をそえたり、文法的性質をかえたりする語。単独では用いられない。「寒さ・山田さん」の「さ・さん」など、名詞や代名詞をつくるもの、「春めく・うれしがる」の「めく・がる」など、動詞をつくるもの、「さし出がましい・おこりっぽい」の「がましい・ぽい」など、形容詞をつくるものなどがある。suffix〈対義〉接頭語。
せっ‐ぴつ【折筆】
書くのをやめること。絶筆。
せっ‐ぴつ【拙筆】
①へたな字。
②自分の書いた字をけんそんしていう語。
ぜっ‐ぴつ【絶筆】
①生前、最後に書いた文字・文章・絵画。one's last writing
②書くのをやめること。折筆。
せつび‐とうし【設備投資】
企業が建物・機械・設備などの固定資本に対して行う投資。capital investment
ぜっ‐ぴん【絶品】
非常にすぐれた品物・作品。逸品。excellent article
せっ‐ぷ【節婦】
みさおのかたい女性。貞節な婦人。〈用例〉〜孝子(こうし)
セップ【CEP】
《circular error probableの略》半数必中界。命中精度を表す指標で、発射されたミサイルなどの半数が落下すると予想される円の半径。
せっ‐ぷく【切腹】(名・サ変自)
みずから刀で腹を切って死ぬこと。平安末期以降、武士が自殺するときの方法。江戸時代には武士に科す死刑の一つともなり、刃を腹に当てると同時に介錯(かいしゃく)人が首を斬(き)り落とした。割腹(かっぷく)。屠腹(とふく)。はらきり。
せっ‐ぷく【説伏・説服】(名・サ変他)
相手を説きふせること。説得。persuasion
せつ‐ぶん【拙文】
〈比較〉悪文。
①まずい文章。poor writing
②自分の文章をけんそんしていう語。
せつ‐ぶん【節分】
《季節の分かれめ、の意》立春・立夏・立秋・立冬の前日の称。とくに、立春の前日の称。古くは立春を1年の始まりとしたため、大晦日(おおみそか)としての性格をもつ。鬼打ち豆をまいて鬼を追い払うなど、邪神や災厄を防ぐための行事が多い。せちぶん。
せっ‐ぷん【接吻】(名・サ変自)
相手の唇・手・ほおなど体の一部や物品などに自分の唇をふれ、愛情または尊敬の意を表すこと。また、その行為。くちづけ。キス。kiss
せつぶん‐おん【切分音】
→シンコペーション
せつぶん‐そう【節分草】
キンポウゲ科の多年草。石灰岩地の林下にはえる。高さ約10cm。地下深くに塊茎がある。根出葉は長柄五角形で3裂。春に白色五弁花を開く。
せつぶん‐ほう【切分法】
→シンコペーション
せつ‐へいめん【接平面】
曲面上の1点で、その曲面と接する平面。tangent plane
ぜっ‐ぺき【絶壁】
切り立ったがけ。断崖(だんがい)。precipice
せっ‐ぺん【切片】
①もののきれはし。piece
②染色したり、顕微鏡で見るために生物の組織を薄く切ったもの。slide tissue
③数学の座標軸で、軸・軸と交わる点。その座標・座標。intercept
せっ‐ぺん【雪片】
雪の結晶が落下の途中でくっつき合ったもの。気温が0℃に近いときのぼたん雪では、数千個からできていることがある。雪の一ひら。snow flake
せつ‐ぼう【切望】(名・サ変他)
心から願うこと。強く望むこと。earnest desire〈用例〉紛争の終結を〜する。
せっ‐ぽう【説法】(名・サ変自他)
①(自)仏法を説き聞かせること。説教。説経。〈用例〉釈迦(しゃか)に〜。
②(他)言い聞かせること。意見。lecture〈用例〉きつく〜される。
ぜつ‐ぼう【絶望】(名・サ変自)
〈対義〉希望。
①望みをまったく失うこと。despair〈用例〉人生に〜する。
②心理学で、自分の存在の意義を見失うときの不安定なはげしい感情。despair
ぜっ‐ぽう【舌鋒】
論じ方。弁舌。eloquence〈用例〉するどい〜。
ぜつぼう‐てき【絶望的】(形動)
望みがまったくもてないさま。hopeless〈用例〉助かるかどうか、まったく〜だ。〜な生活。
せつ‐まい【節米】(名・サ変自)
米の消費を節約すること。
せつ‐まつり【節祭(り)】
八重山列島で陰暦の7〜9月に行われる、来る年の豊作を願う世乞(ゆうく)いの行事。この日を年の折り目とするのでこの名がある。節(しつい)
ぜつ‐みょう【絶妙】(名・形動)
この上なくすぐれてたくみなこと・さま。exquisite〈用例〉〜なプレー。〈派生〉ぜつみょうさ(名)
ぜつ‐む【絶無】(名・形動)
まったくないこと・さま。皆無(かいむ)。nothing
*せつ‐めい【説明】(名・サ変他)
内容・理由・事情などをわかりやすく言うこと。ときあかすこと。explanation〈比較〉解説。〈用例〉内容を〜する。〜書。
ぜつ‐めい【絶命】(名・サ変自)
命がたえること。死ぬこと。落命。絶息。death
せつめい‐ぶん【説明文】
ものごとを説明する文章。
せつめい‐ぶんぽう【説明文法】
文法現象について、その発生・変化・消滅などの理由や法則性を解き明かそうとするもの。〈比較〉記述文法。
ぜつ‐めつ【絶滅】(名・サ変自)
ほろびてなくなること。根だやしにすること。extinction〈用例〉〜に瀕(ひん)する。
せつ‐もう【雪盲】
積雪の反射光、とくに強い紫外線による目の障害。長時間雪山スキーをしたあとなどに起こる角膜の刺激・混濁、痛み、涙など。雪目(ゆきめ)。雪眼炎。snow blindness
せつ‐もん【設問】(名・サ変自)
問題を作ること。作った問題。設題。question
せつ‐もん【雪門】
俳諧(はいかい)流派の一つ。松尾芭蕉(ばしょう)の弟子服部嵐雪(はっとりらんせつ)を祖とする。句風は温雅で、都会的俗調も帯びる。
せつもんかいじ【説文解字】
中国の最古の字書。後漢の許慎(きょしん)の著。約1万の漢字を部首によって分類し、六書(りくしょ)によって文字の構造・用法を説明する。
せつ‐やく【節約】(名・サ変他)
むだな費用をはぶくこと。使用量をへらすこと。倹約。節減。save; economize〈用例〉エネルギーの〜。
せつ‐ゆ【説諭】(名・サ変他)
行いを改めるよう、言い聞かせること。さとすこと。admonish
せつ‐よう【切要】(名・形動)
さしせまって大切なこと・さま。緊要。〈用例〉〜な対策。
せつ‐よう【節用】
①費用を節約すること。
②「→節用集」の略。
せつよう‐か【節用禍】
柳田国男(やなぎたくにお)の用語。和語に、むやみに漢字を当てたことから、和語を洗練することをおこたったこと。
せつようしゅう【節用集】
室町中期に成立した国語辞典の総称。編者未詳。日常の語彙(ごい)を「いろは順」に並べ、漢字・意味・語源などを示した実用辞書。江戸時代には、より便利に実用的なものにするため、増補・改編版も数多く刊行された。せっちょうしゅう。
せつ‐り【摂理】
①全体を処理し、支配すること。
②自然や世の中を支配している理法。〈用例〉自然の〜を知る。
③キリスト教神学用語。創造者である神が世界と人間の歴史を支配し導くこと。providence
せつ‐り【節理】
①すじみち。logic
②割れ目。きめ。fissure
③岩石中の割れ目。見かけ上、割れ目の面に沿う相対的変位がないもの。変位のある断層とは区別する。規則的に発達するものに、柱状節理や板状節理がある。joint
せつ‐りつ【設立】(名・サ変他)
法人などを新しく作ること。また、その手続き。establishment; foundation〈用例〉会社を〜する。
ぜつ‐りん【絶倫】(名・形動)
群をぬいてすぐれていること・さま。抜群。preeminence〈用例〉精力〜。
セツルメント【settlement】
宗教家や学生などが、スラムに住む貧しい人々と生活をともにし、生活環境の改良や教育文化の向上をはかる社会事業。また、そのための施設。隣保(りんぽ)事業。
せつ‐れつ【拙劣】(名・形動)
まずくて、おとっていること・さま。unskillfulness〈対義〉優秀。〈用例〉〜な手段。〈派生〉せつれつさ(名)
せつ‐ろん【切論】(名・サ変自)
きつく論じること。きっぱり論じること。〈用例〉主張を〜する。
せつ‐ろん【拙論】
①へたな議論。poor argument
②自分の議論をけんそんしていう語。
せつ‐わ【説話】
①はなし。物語。tale
②神話・伝説・昔話など、語り伝えられたものの総称。legend
せつわ‐が【説話画】
宗教説話・民間説話に題材をとった絵。物語の筋が画面を追って展開する。絵巻形式と掛幅(かけふく)・壁画など大画面形式がある。日本では中世に流行。『絵因果経』『信貴山縁起(しぎさんえんぎ)絵巻』など。
せつわ‐ぶんがく【説話文学】
神話・伝説・昔話・世間話などの説話や説話集のうち、文学性をもつもの。『日本霊異記(りょういき)』『今昔(こんじゃく)物語集』など。