そ【そ・ソ】
五十音図さ行第5の仮名。平仮名「そ」は「曾」の草体。片仮名「ソ」は「曾」の上部。濁音は「ぞ」「ゾ」。
ソ【咀】8画
部首 口くちへん
区点 5082・JIS 5272・シフト 99F0
[音] ソ・ショ

かむ。かみくだく。あじわう。かみわける。「咀嚼(そしゃく)
ソ【岨】8画
部首 山やまへん
区点 3327・JIS 413B・シフト 915A
[音] ソ・ショ

①いしやま。上に土をかぶった岩石の山。
②そば。けわしいところ。「嶮岨(けんそ)
ソ【徂】8画
部首 彳ぎょうにんべん
区点 5541・JIS 5749・シフト 9C68
[音]

ゆく。いく。
①おもむく。「徂徠(そらい)
②さる。すぎる。
③しぬ。みまかる。
ソ【阻】8画
部首 忄こざとへん 常用
区点 3343・JIS 414B・シフト 916A
[音] ソ・ショ
[訓] はば
→ 字形参照

①はばむ。邪魔をする。「阻害・阻止」
②へだてる。へだたる。
③けわしい。そばだつ。けわしいところ。「険阻」
ソ【沮】8画
部首 氺さんずい
区点 6192・JIS 5D7C・シフト 9F9C
[音] ソ・ショ

①はばむ。邪魔をする。
②くじける。ひるむ。勢いがなくなる。「沮喪」
ソ【泝】8画
部首 氺さんずい
区点 6191・JIS 5D7B・シフト 9F9B
[音]

さかのぼる。流れにさからって、のぼる。もとにむかう。
ソ【狙】8画
部首 𤴔けものへん
区点 3332・JIS 4140・シフト 915F
[音] ソ・ショ

①ねらう。うかがう。「狙撃」
②サル。テナガザル。
ソ【俎】9画
部首 人ひと
区点 4857・JIS 5059・シフト 98D7
[音] ソ・ショ
 ※旧字・異体字あり

①つくえ。祭りのとき、いけにえをのせる台。
②まないた。料理台。「俎上」
ソ【爼】9画の異体字
こう
区点 6412・JIS 602C・シフト E0AA
ソ【胙】9画
部首 月にくづき
区点 7082・JIS 6672・シフト E3F0
[音] ソ・サク

①ひもろぎ。ひぼろぎ。神にたてまつる肉。
②さいわい。さいわいする。
③たまう。あたえる。
④むくいる。
ソ【祖】9画
部首 禸しめすへん 教育小5
区点 3336・JIS 4144・シフト 9163
[音] ソ
→ 字形参照

①おや。父母のおや。せんぞ。「先祖(せんぞ)・父祖」「祖国・祖先」
②もと。はじめ。はじめた人。「開祖・元祖(がんそ)・始祖」〈用例〉(名)数学の〜。
③もとづく。のっとる。「祖述」
④さえのかみ。道中の安全をまもる神。「道祖神」
ソ【梳】11画
部首 木きへん
区点 5964・JIS 5B60・シフト 9E80
[音]

①くしけずる。すく。くしで髪をとかす。「梳毛」
②くし。髪をすいたり、髪にかざったりする用具。
ソ【疽】10画
部首 罒やまいだれ
区点 6552・JIS 6154・シフト E173
[音] ソ・ショ

かさ。できもの。はれもの。「疽腫(そしょう)
ソ【砠】10画
部首 石いしへん
区点 6673・JIS 6269・シフト E1E7
[音] ソ・ショ

いしやま。上に土をかぶった岩石の山。
ソ【祚】10画
部首 示しめすへん
区点 6715・JIS 632F・シフト E24E
[音]

①さいわい。しあわせ。幸福。
②くらい。天子の位。皇位。「皇祚・践祚」
③とし。年齢。
ソ【租】10画
部首 禾のぎへん 常用
区点 3337・JIS 4145・シフト 9164
[音] ソ
→ 字形参照

①みつぎ。税金。年貢。「地租(ちそ)・免租」「租税」
②律令(りつりょう)制度の課税の一つ。物納で、田のとりいれのほぼ3分を政府におさめた。「田租」〈比較〉庸(よう)・調(ちょう)
③かりる。他国の領土をかりる。「租界・租借」
ソ【素】10画
部首 糸いと 教育小5
区点 3339・JIS 4147・シフト 9166
[音] ソ・ス
→ 字形参照

①つね。ふだん。「平素」「素行(そこう)
②かざりけのない。生地。「簡素・質素」「素地(そじ)・素朴」
③もと。原質。「元素(げんそ)・水素・要素」「素材・素質」
④もとより。はじめから。
⑤しろい。しろぎぬ。
→ス[素]
ソ【措】11画
部首 氵てへん 常用
区点 3328・JIS 413C・シフト 915B
[音] ソ・サク
→ 字形参照

①おく。設ける。もちいる。「措辞」
②はからう。しまつする。「措置」
③おこない。ふるまい。ふるまう。「挙措」
→サク[措]
ソ【疏】12画
部首 疒ひきへん
区点 3333・JIS 4141・シフト 9160
[音] ソ・ショ

①とおる。とおす。通じる。「疏水・疏通」
②うとい。うとむ。うとんじる。とおざける。「疏遠」
③あらい。まばら。
④注の注釈。注をさらにくわしく解釈したもの。「注疏」
〈参考〉疎(そ)の正字。
ソ【粗】11画
部首 米こめへん 常用
区点 3338・JIS 4146・シフト 9165
[音] ソ
[訓] あら
→ 字形参照

①あらい。まばら。くわしくない。〈対義〉密(みつ)・精(せい)。「精粗」「粗密」
②おろそか。ぞんざい。がさつ。「粗雑・粗食・粗製・粗暴・粗野」
③おくりものなどを謙遜(けんそん)していうのに用いる。〈用例〉《接頭的》〜品(しな)。〜茶。
④ほぼ。あらまし。
ソ【組】11画
部首 糸いとへん 教育小2
区点 3340・JIS 4148・シフト 9167
[音] ソ
[訓] く・くみ
→ 字形参照

①くむ。くみたてたもの。「改組」「組閣・組織・組成」
②くみひも。
③《組合(くみあい)の組の音読み》組合のこと。「日教組(にっきょうそ)・労組」
④くみ。
(ア)団体の単位集団。
(イ)クラス。学級。
(ウ)そろい。
ソ【甦】12画
部首 生うまれる
区点 6520・JIS 6134・シフト E153
[音]

よみがえる。いきかえる。
ソ【疎】12画
部首 疒ひきへん 常用
区点 3334・JIS 4142・シフト 9161
[音] ソ・ショ
[訓] うと・うと
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

①うとい。うとむ。うとんじる。とおざける。〈対義〉親(しん)。「親疎」「疎遠・疎外」
②あらい。まばら。〈対義〉密(みつ)。「空疎」「疎開・疎放」
③おろそか。〈対義〉精(せい)。「疎略・疎漏」
④とおる。とおす。通じる。「疎水・疎通」
〈参考〉疏(そ)の俗字。
ソ【踈】14画→疎の異体字
あしへん
区点 7683・JIS 6C73・シフト E6F1
ソ【訴】12画
部首 言ごんべん 常用
区点 3342・JIS 414A・シフト 9169
[音] ソ
[訓] うったえる
→ 字形参照

①うったえる。うったえでる。うったえ。「告訴・直訴(じきそ)・上訴」「訴願・訴訟・訴状」
②もうしたてる。感覚や心にはたらきかける。「哀訴・泣訴」
ソ【詛】12画
部首 言ごんべん
区点 7539・JIS 6B47・シフト E666
[音] ソ・ショ

①のろう。のろい。「呪詛(じゅそ)
②ちかう。誓約する。ちかい。
ソ【酥】12画
部首 酉ひよみのとり
区点 7840・JIS 6E48・シフト E7C6
[音]

牛や羊などの乳をにつめてつくった食品。
ソ【塑】13画
部首 土つち 常用
区点 3326・JIS 413A・シフト 9159
[音] ソ
→ 字形参照

土でつくった形。土の人形。でく。「彫塑」「塑像」
ソ【想】13画
部首 心こころ 教育小3
区点 3359・JIS 415B・シフト 917A
[音] ソウ・ソ
→ 字形参照

《「ソウ」の転》「愛想(あいそ・あいそう)」は、
①人あしらい。また、人あしらいのよいこと。
②したしみ。好意。
③もてなし。応対。
④料理屋などでの会計。
→ソウ[想]
ソ【楚】13画
部首 木
区点 3331・JIS 413F・シフト 915E
[音]

①さっぱりしている。「清楚」
②いばら。
③しもと。むち。
④中国の国名。
(ア)春秋戦国時代の一国。?〜紀元前223年。長江(ちょうこう)の中流域にあった。春秋五覇の一つ。戦国七雄の一つ。秦(しん)にほろぼされた。
(イ)五代十国の一つ。907〜951年。馬殷(ばいん)が湖南に建国。南唐にほろぼされた。
ソ【溯】13画
部首 氺さんずい
区点 6274・JIS 5E6A・シフト 9FE8
[音]

さかのぼる。流れにさからって、のぼる。もとにむかう。「溯源」
ソ【鼠】13画
部首 鼠ねずみ
区点 3345・JIS 414D・シフト 916C
[音] ソ・ショ
 ※旧字・異体字あり

①ネズミ。ネズミ目に属する哺乳(ほにゅう)類。ねず。「殺鼠剤」
②こそこそする。小悪人のたとえ。「鼠賊」
ソ【鼡】8画の異体字
ねずみ
区点 8375・JIS 736B・シフト EA8B
ソ【遡】13画
部首 ⻍しんにゅう
区点 3344・JIS 414C・シフト 916B
[音]

さかのぼる。流れにさからって、のぼる。もとにむかう。「遡源」
ソ【愬】14画
部首 心こころ
区点 5639・JIS 5847・シフト 9CC5
[音] ソ・サク

うったえる。うったえでる。うったえ。
→サク[愬]
ソ【蔬】15画
部首 ⻌くさかんむり
区点 7286・JIS 6876・シフト E4F4
[音]

あおもの。な。食用になる野菜類の総称。「蔬菜」
ソ【錯】16画
部首 金かねへん 常用
区点 2688・JIS 3A78・シフト 8DF6
[音] サク・ソ・セキ
→ 字形参照

①おく。
(ア)すえる。あいだにおく。
(イ)やすんじる。
(ウ)おこなう。ほどこす。
(エ)すてる。やめる。すてておく。
(オ)とどめる。
②酢。→サクセキ[錯]
ソ【礎】18画
部首 石いしへん 常用
区点 3335・JIS 4143・シフト 9162
[音] ソ・ショ
[訓] いしずえ
→ 字形参照

いしずえ。土台石。「基礎・国礎」「礎業・礎石」
ソ【蘇】19画
部首 ⻌くさかんむり
区点 3341・JIS 4149・シフト 9168
[音] ソ・ス
 ※旧字・異体字あり

①よみがえる。いきかえる。「蘇生」
②シソ。シソ科の一年草。「紫蘇」
③ソビエト連邦のこと。蘇聯(それん)
ソ【蘓】19画の異体字
くさかんむり
区点 7331・JIS 693F・シフト E55E
ソ【齟】20画
部首 齒
区点 8382・JIS 7372・シフト EA92
[音] ソ・ショ

①かむ。くらう。あじわう。かみわける。
②くいちがう。かみあわない。「齟齬(そご)
ソ【囎】22画
部首 口くちへん 和製漢字
区点 5185・JIS 5375・シフト 9A95
[音] ソ・ショウ

姓氏に用いられる。
ソ【麁】13画
部首 鹿しか
区点 8338・JIS 7346・シフト EA65
[音]

あらい。まばら。くわしくない。
そ【十】
《単独では用いない》とお・じゅうの意を表す。〈用例〉三〜一文字(みそひともじ)
ソ【sol(イタリア)
①西洋音楽の長音階の第5音、短音階の第7音の階名。
②ト(G)音のイタリア音名。
そ【其・夫】(代)
〈古語〉
それ。そこ。その場・人。〈対義〉彼(か)・此(こ)。〈用例〉〜が言ひけらく(土佐)。
そ(終助)
〈古語〉
《動詞の連用形(カ変・サ変動詞は未然形)に付く。「な…そ」の形で、あるいは単独で》禁止の意を表す。…するな。…してはいけない。〈用例〉早くな散り〜雪は消(け)ぬとも(万葉・5・849)。
ぞ【ぞ・ゾ】
→そ(そ・ソ)
[一](副助)《体言または副詞に付く》
①ある物事を強調する意を表す。〈用例〉つい〜聞いたことがない。よく〜来てくれた。
②《疑問を表す語に付いて》物事を特定しないでさし示すことを表す。〈用例〉何〜いいものはないか。
〈古語〉
[二](係助)《種々の語に付く。文末の活用語は連体形をとる。〈参照〉係り結び》上にある語をとりたてて強調する意を表す。〈用例〉花なき里も花〜散りける(古今・春上)。
[三](終助)《口語では終止形、文語では連体形に付く》
①言いきかせたり強めて言い切ったりするのに用いる。おもに男性が用いる。〈用例〉そろそろ出かける〜。
②{文語的}反語を表す。〈用例〉だれが非難できよう〜。
③{古語}
(ア)疑問文の末尾に付いて、疑問の意を強める。〈用例〉いかにかく言ふ〜(徒然・109)。
(イ)文末に付いて強く指示する意を表す。〈用例〉それは老いて侍ればみにくき〜(源氏・賢木)。〈参考〉奈良時代には「そ」と清音であった。
そ‐あく【粗悪】(名・形動)
そまつで質の悪いこと・さま。crudeness〈用例〉〜品。〈派生〉そあくさ(名)
ソアラー【soarer】
上級者用の高性能グライダー。長時間・長距離飛行が可能。
そ‐あん【素案】
原案にするための、もとの案。draft
そい【曹以】
フサカサゴ科のクロソイ・ムラソイなど釣りの対象になる一群の海水魚の総称。北海道以南に分布。
そ‐い【素衣】
白い着物。白無地の衣服。plain dress
ぞい【沿い】(接尾)
《名詞に付いて》それに沿っている意を表す。along〈用例〉塀〜。川〜。山〜。
ゾイゼ【Heinrich Seuse】
(1295ごろ-1366)ドイツの神秘思想家。ドミニコ会士。南ドイツを巡回説教し、キリストの受難の意義を説き、苦行を実践。すぐれた幻視者としても知られる。著書『真理の書』など。
そい‐そしょく【粗衣粗食】
そまつな着物と、そまつな食事。poor dress and meal
そ‐いつ【奴】(代)
《「そやつ」の転》
①「かれ」を見下げた言い方。そのやつ。〈用例〉〜が盗んだのだ。
②「それ」のぞんざいな言い方。〈用例〉〜はいいね。
ゾイデル‐かい【ゾイデル海】
(Zuiderzee)オランダ北西部にあった湾状の海。1932年に、入り口が長さ30kmの締め切り堤で締め切られ、アイセル湖となった。〈参照〉アイセル湖。
そい‐と・げる【添(い)遂げる】(下一自)
①思いがかなって夫婦となる。marry
②夫婦として一生を過ごす。be man and wife till parted by death
そい‐ね【添(い)寝】(名・サ変自)
そばにいっしょに寝ること。添いぶし。lie with〈用例〉子どもに〜する。
そい‐ぶし【添(い)臥し】(名・サ変自)
→そいね(添い寝)
ソイル‐セメント【soil cement】
天然地盤の強度その他の性質を改善するため土に混入させるセメント。
そ‐いん【素因】
①根本的な原因。もっとも重要な原因。basic factor
②医学で、その病気にかかりやすい素質。predisposition
そ‐いん【疎音】
ひさしく便りをしないこと。long silence
そ‐いん【訴因】
検察官が起訴状に記載する、犯罪事実を刑法の規定にあてはめて明示した条項。
そ‐いんすう【素因数】
因数のうち素数であるもの。たとえば、2と5は20の素因数。prime factor
そいんすう‐ぶんかい【素因数分解】
整数を素数の積の形にすること。たとえば60=22×3×5となる。積の順序を問わなければ、分解は1通り。factorization in prime factors