そに【爾】
〈村〉奈良県東部、三重県に接する村。林業のほか高原野菜の栽培などが行われる。人口2736(1994)。
ソニー【ソニー(株)】
電気機器。映像・音響機器メーカー。昭和21年(1946)設立。本社は東京都品川区北品川。
ソニック‐チェンバー【sonic chamber】
放射線の通過位置を知る装置。放電のさいに発生する音を2か所以上で測定し、音がとどく時間の差から放電の位置を求める。
ソニック‐ブーム【sonic boom】
超音速飛行機のつくる圧縮波が重なり衝撃波となって地上にとどく爆発音。
そにどり‐の【そに鳥の】
[枕ことば]《「そにどり」は、カワセミの古名。羽毛が青いことから》「青」にかかる。〈用例〉〜青き御衣(みけし)をま具(つぶさ)に取り装(よそ)ひ(古事記・上)。
そ‐にん【訴人】
①訴え出た人。告訴人。accuser
②鎌倉(かまくら)・室町時代に、訴訟の原告。被告は論人(ろんにん)
そ‐ね(連語)
〈古語〉
《禁止の終助詞「そ」に願望の終助詞「ね」が付いたもの。「な…そね」の形で用いる》…しないでほしい。…するなよ。〈用例〉難波潟(なにはがた)潮干(しほひ)なあり〜(万葉・2・229)。
そねざき【曾根崎】
大阪市北区、梅田新道の北西側の地区。遊郭のあった繁華街。近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)の『曾根崎心中』で有名。
そねざきしんじゅう【曾根崎心中】
人形浄瑠璃(じょうるり)・歌舞伎(かぶき)世話物(せわもの)。近松門左衛門(ちかまつもんざえもん)作。大坂の心中事件を劇化。心中物の先駆をなした画期的な作品。元禄(げんろく)16年(1703)初演。天満(てんま)屋の遊女お初と平野屋手代徳兵衛が、恋と男の面目を立て心中する。
そねざき‐てんじん【曾根崎天神】
大阪市北区曾根崎にある旧郷社。正称は露天神社(つゆのてじんじゃ)。『曾根崎心中』で知られる。露天神。お初天神。
ソネット【sonetto(イタリア)
14行詩。13世紀にイタリアで発生し、ペトラルカにより完成されたもっとも厳密な定型詩。ルネサンス叙情詩の花形。
そね‐の‐よしただ【忠】
(?-?)平安中期の歌人。丹後掾(たんごのじょう)となり、曾丹(そたん)ともよばれる。古語や俗語、新奇な表現を用いた歌が多く、清新な歌風。百首歌は創始期のものとして貴重。家集『曾丹集』。
そねみ【嫉み】
そねむこと。ねたみ。envy
そね・む【嫉む】(五他)
うらやみにくむ。ねたむ。envy〈用例〉人の出世を〜。
その【園・苑】
①草木を栽培する一区画の土地。庭園。園生(そのう)。garden
②ある特定の場所。place〈用例〉学びの〜。
*そ‐の【其の】(連体)
〈対義〉あの・この・かの。
①相手の側にあるもの、それに関係あるものなどをさす語。that〈用例〉〜人。〜リンゴ食べたいな。
②すぐ前の話に出た物事をさす語。that〈用例〉〜話は、やめよう。〜ことか。〜問題について考えよう。
其の足で(そのあしで)
来た、または行った所で止まらないで、すぐにまた行くさま、そのまま続けて進むさま。
其の親を知らんとせば其の子を見よ(そのおやをしらんとせばそのこをみよ)
その子の親の人柄は、その子を見ればわかる。子は親の人柄に似て成長する。其の子を知らずんば其の親を見よ。
其の気になる(そのきになる)
そうしようという気持ちになる。get serious
其の時は其の時(そのときはそのとき)
そうなったら、その時に考えればよく、今から心配する必要はない。We'll think about it when the time comes.
其の葡萄は酸っぱい(そのぶどうはすっぱい)
《『イソップ物語』にあることば。欲しいものを手に入れられないときに、負け惜しみでいう》欲を起こし、手を出してはいけない。
その(感)
話していて、適当なことばが出てこなかったり、ためらったりしたときの語。そのう。〈用例〉〜、何と言いますか。
その‐あやこ【曾野綾子】
(1931-)小説家。東京生まれ。聖心女子大卒。倫理的で格調高い作風。作品『遠来の客たち』『神の汚れた手』など。
その‐う【園生】
→その(園①)
そ‐のう【そ嚢】
ミミズ類・昆虫類・軟体動物・鳥類などにみられる消化管の一部。ハトではひなを育てる時期にそ嚢乳がつくられる。食物の一時的貯蔵所。crop
その‐うえ【其の上】(接続)
前の事柄・動作がそれだけでなく、付け加えられるものがあることを示す語。それに加えて。かつ。さらに。moreover; in addition to...〈用例〉彼女は美人で、〜スタイルもいい。
その‐うち【其の内】(副)
①近いうち。近日中に。soon〈用例〉〜会いましょう。
②やがて。まもなく。おっつけ。soon〈用例〉〜来るさ。
その‐おり【其の折】
何かが起こった、その時。in that case
その‐かた【其の方】(代)
《「そのほう」は別語》「その人」の敬語。〈対義〉あのかた・このかた。
その‐かみ【其の上】
〈古語〉
①そのころ。その時。〈用例〉〜塗籠(ぬりごめ)にいりにけり(大和・103)。
②昔。以前。〈用例〉〜この御山を二荒(ふたら)山と書きしを(奥の細道)。
その‐かわり【其の代(わ)り】(接続)
それとひきかえに。instead〈用例〉当番は代わりにぼくがやる。〜、来週は君がやってくれ。
その‐ぎ【其の儀】
そのこと。そんなわけ。〈用例〉〜、申し伝えます。
その‐くせ【其の癖】(接続)
前の事柄をうけて、それとは反する関係にあることを示す語。それにもかかわらず。それなのに。and yet〈用例〉彼はけんかっぱやく、〜気が弱い。
その‐くらい【其の位】(名・副)
①物事の程度が軽いことを表す。その程度。that much〈用例〉〜のけがで学校を休むなんて。
②物事の程度がはなはだしいことを表す。それほど。so much〈用例〉〜がっちり作ってあれば壊れないよ。
その‐ご【其の後】
それから。以来。after that〈用例〉〜お変わりありませんか。
ソノシート【sonosheet】
《商標名》ビニール製のレコード盤。ビニール盤。フォノシート。
その‐じつ【其の実】(副)
ほんとうは。実際は。in fact〈用例〉一見こわそうだが、〜やさしい。
その‐すじ【其の筋】
①その方面。そのみち。the field
②それに関係ある役所。とくに、警察署。the authorities〈用例〉〜のお達し。
その‐せつ【其の節】
そのとき。そのおり。on that occasion〈用例〉〜はお世話になりました。
その‐た【其の他】
前に述べたもの以外のもの。それ以外。そのほか。and others〈用例〉〜大ぜい。
そのだがくえん‐じょしだいがく【園田学園女子大学】
私立女子大学。昭和41年(1966)創立。所在地は、兵庫県尼崎市南塚口町。
そのだ‐たかひろ【園田高弘】
(1928-)ピアニスト。東京生まれ。東京音楽学校卒。ヨーロッパなどでも活躍。
その‐ため【其の為】(副)
そういうわけで。そのおかげで。for that reason
その‐だん【其の段】
そのこと。その儀。〈対義〉この段。
その‐て【其の手】
その手段。その計略。that trick
其の手には乗らない(そのてにはのらない)
→其の手は食わない」と同意。
其の手は食わない(そのてはくわない)
そのような策略にははめられない。そんなごまかしには乗らない。その手には乗らない。That trick won't do with me.
其の手は桑名の焼き蛤(そのてはくわなのやきはまぐり)
《焼きはまぐりが名産の「桑名」と、「食わぬ」とをかけたもの》「其の手は食わない」のだじゃれ。
その‐でん【其の伝】
そのやり方。that way〈用例〉〜でいくと。
その‐ば【其の場】
①その場所・場面。そこ。the spot〈用例〉〜しのぎ。
②すぐ。即座。on the spot〈用例〉〜で引きうける。
そのば‐かぎり【其の場限り】
そこだけで、あとは関係がないこと。temporary〈用例〉〜の約束。
そのば‐しのぎ【其の場凌ぎ】
その場だけうまくとりつくろうこと。そのばのがれ。makeshift
その‐はず【其の筈】
そうあるのが当然なこと。もっともなこと。〈用例〉それも〜。
そのはち‐ぶし【薗八節】
→みやぞのぶし(宮薗節)
そのば‐のがれ【其の場逃れ】
その場だけごまかして、責任をとらないこと。いちじのがれ。そのばしのぎ。makeshift〈用例〉〜の言いわけ。
その‐ひ【其の日】
その当日。当日1日。that day
そのひ‐かせぎ【其の日稼ぎ】
定職がなく、その日その日の働きで収入を得ること。living from hand to mouth
そのひ‐ぐらし【其の日暮(ら)し】
①その日の稼ぎで1日を過ごすこと。hand to mouth life〈用例〉〜のしがなさ。
②その日だけを楽しく過ごし、将来を考えないこと。hand to mouth life
ソノ‐ブイ【sono-buoy】
水中集音機などの音響探知機器と送信機を備えた浮標。海面に設置し、潜水艦や魚群の鳴音などの海中音を受信し、遠隔地に伝送する。
その‐ぶん【其の分】
①その程度のこと。また、そのようす。〈用例〉〜では、まだ検討中だろう。
②それだけの分量。それに見合う分。〈用例〉計画の変更で〜費用がかさむ。
そのべ【園部】
〈町〉京都府中部、亀岡(かめおか)市北西隣に位置し兵庫県に接する町。稲作・畜産と野菜栽培がさかん。旧城下町。国際学園都市づくりが推進されている。人口1万4999(1994)。
その‐へん【其の辺】
①そのあたり。around there〈用例〉〜の人。
②それくらい。about that〈用例〉〜でよかろう。
③そういったこと。such a matter〈用例〉〜の事情。
その‐ほう【其の方】(代)
《「そのかた」は別語。目下に対して》おまえ。そなた。〈対義〉このほう。
その‐ほか【其の外】
それ以外。the rest〈用例〉〜の問題。
その‐まさぞう【園正造】
(1886-1969)数学者。京都の人。京大卒。京大教授。群論・数論にすぐれた業績がある。経済学や暦学にも注目すべき論文を残す。
その‐まま【其の儘】
=そのまんま。
①ひきつづき。もとからのとおり。be exactly as it was〈用例〉〜にしておく。
②《接尾的》
(ア)よく似ている、そっくり、などの意を表す。be just like〈用例〉おかあさん〜だ。
(イ)変わっていない、もとのとおり、などの意を表す。be exactly as it was〈用例〉明治時代〜のたたずまい。
その‐みち【其の道】
①その方面。専門のすじ。the field〈用例〉〜の大家。
②色好みの方面。
その‐むかし【其の昔】
昔。昔々。long time ago
その‐むき【其の向き】
①その方向。その方面。in that field
②それに関係のある官庁・警察署。authorities concerned〈用例〉〜にとどけ出る。
そのめ【園女】
→しばそのめ(斯波園女)
ソノメーター【sonometer】
音の高低測定器。
その‐もと【其の許】(代)
〈古語〉
→そこもと(其処許)②
その‐もの【其の物】
①その本体。それ自身。the very thing〈用例〉美〜。〜ずばり。
②そのようなもの。とくに取り立てるほどのもの。〈用例〉者〜にあらざれども。
③《接尾的》上にくる語を強める語。itself〈用例〉誠実〜。
ソノラマ【sonorama(フランス)
《もと商標名》フランスで発明された音の出る雑誌。本の中のソノシートをレコードプレーヤーにかけて聞くもの。
そ‐は【粗葉】
そまつなタバコ。相手にすすめるタバコをけんそんしていう語。
そば【岨】
《近世以前は「そわ」》切り立ったがけ。断崖(だんがい)。cliff
*そば【側・傍】
①近い所。近く。付近。neighborhood〈用例〉家の〜には銀行がない。ポストは駅の〜だ。
②すぐ横。わき。また、ごく近い関係。かたわら。side〈用例〉〜に寄る。〜でうるさく言う。
③《「…するそばから」の形で》直後。soon after〈用例〉かたづける〜からちらかす。
そば【稜】
①物のかど。corner
②はかま・指貫(さしぬき)の、ももだち。
そば【麦】
①タデ科の一年草。茎は高さ約1mで、帯紅色。葉は三角形。夏と秋に小さく白い花を多数つける。黒色三角錐(すい)形の痩果(そうか)は、そば粉にして食用、酒の原料などに。そば殻はまくらの詰め物とされる。東アジア原産。ソバムギ。クロムギ。buckwheat
②そば粉をねってひも状にし、ゆでて食べるもの。そばきり。〈比較〉うどん。〈用例〉手打ち〜。
ソバージュ【sauvage(フランス)
《野性的な、の意》1976〜77年秋冬のモードとして、フランスのジャン=ルイ=ダビッドが発表した髪型。パーマをかけた髪に、自然に乱れた感じを出したのが特徴。
そ‐はい【鼠輩】
つまらないやつ。
そば‐がき【掻(き)】
そば粉を熱湯で練ったもの。そばつゆ・しょうゆなどをつけて食べる。蕎麦練り。
そば‐かす【斑】
おもに顔面に現れるアワ粒大の茶褐色の斑点(はんてん)。5〜6歳から始まって思春期に著しく、直射日光により助長される。手足・肩などにもできる。じゃくはん。雀卵斑(じゃくらんはん)。夏日斑(かじつはん)。freckles
そば‐かす【滓・糟】
→そばがら
そば‐がら【麦殻】
ソバの実をとったあとの殻。まくらなどに入れて使う。そばかす。
そばきり‐ぼうちょう【麦切(り)包丁】
打ったそばを細く切るための包丁。菜切り包丁を大きくしたような形で、押し切るようにして使う。
そば‐こ【麦粉】
ソバの実をひいて作った粉。そばにしたり、そばがきなどにする。buckwheat flour
そば‐しゅう【側衆】
江戸幕府の職名。老中(ろうじゅう)の支配のもと、将軍の側近にあり、夜間、老中にかわって城中の事務を処理。お側衆。
そばそば・し【稜し】(形シク)
〈古語〉
①かどばっている。ごつごつしている。〈用例〉優婆塞(うばそく)が行ふ山の椎(しひ)が本(もと)あな〜とこにしあらねば(宇津保・菊の宴)。
②よそよそしい。しっくりしない。仲がよくない。〈用例〉この宮とも御仲〜・しき故(源氏・桐壺)。
そば‐だ・つ【峙つ】(五自)
ひときわ高くそびえ立つ。tower〈用例〉〜岩。
そば‐だ・つ【欹つ】(下二他)
〈古語〉
→そばだてる(欹てる)
そば‐だ・てる【欹てる】(下一他)
①物の一方を持ち上げる。傾ける。tilt
②注意を集中する。strain
耳を欹てる(みみをそばだてる)
よく注意して聞く。prick up one's ears
そば‐づえ【杖・杖】
近くにいたため、思いがけない災いに遭うこと。まきぞえ。by-blow
側杖を食う(そばづえをくう)
争いなどのとばっちりを受ける。自分と関係ない災いなどの影響を受ける。get a by-blow
そば‐づかえ【側仕え】
貴人などの側近として仕えること・人。そばづとめ。近侍(きんじ)。attendant
そば‐な【麦菜】
キキョウ科の多年草。山地の林下にはえる。高さ40〜100cm。葉は有柄で卵形。夏に、紫色の鐘形花を円錐(えんすい)状につける。
そば‐はら【側腹】
①よこばら。わきばら。one's side
②めかけばら。illegitimate
そば‐まんじゅう【頭】
皮にそば粉を混ぜたまんじゅう。
そば‐みち【岨道】
がけが切り立った、険しい山道。steep mountain path
そば‐むぎ【蕎麦】
→ソバの古名。
そば‐め【側女・妻】
正妻でない妻。めかけ。
そば‐め【側目】
①横から見ること。その見えるすがた。
②第三者としての目。はため。
側目にかく(そばめにかく)
①横目で見る。
②冷たい目で見る。軽視する。
そば・める【側める】(下一他)
①横に向ける。視線をそらす。そむける。turn away〈用例〉目を〜。
②見向きもしない。わきに押しやる。take no notice of
そば‐や【麦屋】
そばなどのめん類を食べさせたり、売ったりする店・人。buckwheat-noodle restaurant
そば‐やく【側役】
そば近く仕える役・人。personal attendant
そば‐ゆ【麦湯】
そばをゆでた湯。また、そば粉を湯でとかしたもの。そば屋で湯桶(ゆとう)に入れて出す。
そば‐ようにん【側用人】
江戸幕府の職名。老中(ろうじゅう)の下であったが、将軍と老中の間にあって取り次いだので、権勢は老中をしのぐことがあった。
そ‐はん【粗飯】
そまつな食事。相手にすすめる食事をけんそんしていう語。
そ‐はんのう【素反応】
複雑な化学反応を構成する、いくつかの基本的な反応。単位反応。elementary reaction