だいご‐じ【醐寺】
京都市伏見(ふしみ)区醍醐東大路町にある真言宗醍醐派の総本山。貞観(じょうがん)年間(859〜877)聖宝(しょうぼう)が開創。上醍醐・下醍醐の諸堂の総称で、主院は三宝院。
だいごせだい‐コンピューター【第5世代コンピューター】
人間のことばを理解し、自分で思考することのできる次世代のコンピューター。日本では、新世代コンピューター技術開発機構が中心となり、研究開発が進行中。the fifth generation computer
たいこ‐だい【太古代】
地質時代の一つ。先カンブリア時代を二分した区分のうちの古期。始生代。Archaean era
たいご‐てってい【大悟徹底】(名・サ変自)
大悟して少しも迷いや疑いを残さないこと。
だいご‐てんのう【醐天皇】
(885-930)第60代天皇(在位(897-930))。宇多(うだ)天皇の第1皇子。天皇親政を行い延喜(えんぎ)の治(ち)と称された。『三代実録』『延喜格式(きゃくしき)』を編纂(へんさん)させ『古今(こきん)和歌集』を勅撰(ちょくせん)
だいご‐の‐ちから【第5の力】
重力・電磁力・弱い力・強い力の4つにつづく力。2つの物体が、数百メートル以下の距離にあるときのみ作用していると推定される、ニュートンの万有引力以外の力。地下深くでの重力測定実験も行われている。the fifth force
たいこ‐ばし【太鼓橋】
まん中が丸く高くなった橋。arched bridge
たいこ‐ばら【太鼓腹】
大きくふくらんだ腹。potbelly
たいこ‐ばん【太鼓判】
①大きなはんこ。
②間違いないとの保証。assurance
太鼓判を押す(たいこばんをおす)
絶対に確実なものとして保証する。guarantee
だいごふくりゅうまる‐じけん【第五福竜丸事件】
昭和29年(1954)アメリカのビキニ環礁水爆実験によって日本の漁船第五福竜丸が死の灰をかぶり、帰国後、乗組員1名が死亡した事件。原水爆禁止運動興隆の契機となった。
だいご‐み【醐味】
《「醍醐」は、牛乳からつくる濃くて甘い味の液》
①醍醐のようなおいしい味。
②物事のほんとうのよさ。妙味。true charm〈用例〉野外生活の〜を味わう。
③《仏教語》最上の教え。
たいこ‐もち【太鼓持(ち)・間】
①酒宴の席をおもしろくすることを業とする男子。ほうかん。
②へつらって、人のきげんをとる者。sycophant
たいこ‐やき【太鼓焼(き)】
(ともえ)形の焼き印を押した今川焼き。巴形が太鼓の皮によく描かれることからの名。
だいご‐れつ【第5列】
敵の勢力下で、諜報(ちょうほう)活動や攪乱(かくらん)工作を行う部隊や人。スペイン内戦のさい、4個部隊を率いてマドリードを攻めたフランコ幕下のモラ将軍が「市内には呼応する第5部隊がいる」といったことに由来。第5部隊。fifth column
タイゴン【tigon】
飼育下の雄トラと雌ライオンの間で作られた雑種。両種の中間的な特徴を示し、ときに繁殖力をもつことがある。〈比較〉レオポン。
だい‐こん【大根】
①アブラナ科の一年草または二年草。蔬菜(そさい)として広く栽培。葉は根出葉で大形。茎先に白色か淡紫色の十字花を多数つける。多肉質の長大な直根は食用。おもな品種は宮重(みやしげ)・三浦・桜島など。春の七草の一つ。中央アジア原産。スズシロ。オオネ。ラフク(蘿蔔)。ツチオオネ。radish〈数え方〉1本。
②《「大根足」の略》女の太い足。beer barrel legs
③「→大根役者」の略。
④紋所の名。大根を紋章化したもの。一つ大根・二つ大根など。
だいこん‐おろし【大根卸(し)】
①生の大根をおろし金ですりおろしたもの。おろしだいこん。
②おろしを作る道具。おろし金。
だいこん‐そう【大根草】
バラ科の多年草。高さ約70cm。山野にはえる。葉は根生し、羽状複葉でダイコンに似る。夏に、黄色五弁花が長い柄の先に1個つく。日本全土に分布。
だいこん‐やくしゃ【大根役者】
へたな役者。大根。lousy actor
たい‐さ【大佐】
軍隊の階級の一つ。佐官の最上級。少将の下。
たい‐さ【大差】
大きな違い。great difference〈対義〉小差。〈用例〉〜で勝つ。いずれも〜ない。
たい‐ざ【対座・対坐】(名・サ変自)
向かい合ってすわること。sit opposite〈比較〉鼎坐(ていざ)
たい‐ざ【退座】(名・サ変自)
①座席を去ること。退席。leave one's seat
②劇団をやめること。退団。
だい‐ざ【台座】
①物をのせる台。
②像を安置するための台。蓮華(れんげ)座・須弥(しゅみ)座など。pedestal
台座後光を仕舞う(だいざ、ごこうをしまう)
《仏像が台座と後光を失う意から》面目を失わせる。生命を失わせる。
台座の別れ(だいざのわかれ)
首と胴とが斬(き)られて別々になること。首を斬られること。笠(かさ)の台の生き別れ。
台座を離す(だいざをはなす)
首を斬る。
たい‐さい【大祭】
①戦前の祭祀(さいし)令、戦後は神社本庁の祭祀規定で定められた神社の重要な祭祀。祈年祭・新嘗(にいなめ)祭・例祭・遷座祭など。
②天皇が自ら行う皇室の祭祀。
たい‐さい【体菜】
アブラナ科の一、二年草で、つけ物用などに栽培。葉は肉厚で光沢のある杓子(しゃくし)状。中国原産で、寒さに強い。シャクシナ。ホテイナ。
たい‐ざい【滞在】(名・サ変自)
よそに長くとどまること。逗留(とうりゅう)。stay〈用例〉京都に〜中。
だいさい【大寨】
中国、山西省東部、太行(たいこう)山脈北西部の山村。旧人民公社生産大隊の所在地。毛沢東(もうたくとう)が農業経営の模範としたところ。ターチャイ。
だい‐ざい【大罪】
大きな罪。たいざい。serious crime〈用例〉〜を犯す。
だい‐ざい【題材】
作品の主題・内容となる材料。theme; material〈比較〉素材・主題。
だいさいこ‐とう【大胡湯】
漢方薬の一つ。柴胡・黄ごん(おうごん)・大黄など8種類の生薬(しょうやく)よりなる。胃炎・肩こり・頭痛などで便秘の傾向のあるものに用いる。
たいさい‐じん【太歳神】
陰陽道(おんようどう)で八将神(はちしょうじん)の一つ。方角をつかさどる吉神で、木星の精。その年の干支(えと)と同じ方位に遊行するとされる。太歳。
たい‐さいぼう【体細胞】
生物のからだを構成している細胞のうち、生殖細胞を除いたもの。somatic cell〈対義〉生殖細胞。
たいさいぼう‐ぶんれつ【体細胞分裂】
体細胞、すなわち生殖細胞が形成されるとき以外の細胞の分裂。減数分裂に対比される。somatic division
だい‐さぎ【大鷺】
サギ科の鳥。シラサギ類中の最大種。全長約95cmで純白。ユーラシアに分布するが、日本に渡来するのはまれ。日本でふつうに見られる大形のシラサギは本種の亜種チュウダイサギ。great white egret
たい‐さく【大作】
①大がかりな作品。great work〈用例〉〜にとりかかる。
②すぐれている作品。傑作。masterpiece
たい‐さく【対策】
相手に対する、また事を処理する策・手段。counterplan〈用例〉〜を講ずる。
だい‐さく【代作】(名・サ変他)
本人に代わって作ること。また、その作品。ghostwriting
たい‐さつ【大冊】
大きな、または厚い本。thick book〈対義〉小冊。
たい‐さつ【大刹】
大きな寺。巨刹(きょさつ)。たいせつ。
たい‐さん【退散】(名・サ変自)
①逃げ去ること。run away〈用例〉怨敵(おんてき)〜。
②立ち去ること。dispersion〈用例〉そろそろ〜しよう。
たい‐さん【耐酸】
酸性物質で変質しないこと。acidproof
たい‐ざん【大山・太山】
大きな高い山。great mountain
大山鳴動して鼠一匹(たいざんめいどうしてねずみいっぴき)
《「大山」は「泰山」とも書く》大騒ぎをしたわりに、結果が小さいことのたとえ。Much ado about nothing.
たい‐ざん【泰山・岱山・太山】
[一]中国山東(さんとう)省西北部、山東山脈の主峰。標高1524m。古来、道教・仏教の信仰対象で、古跡が多い。タイシャン。
[二]《転じて》高く大きい山。
泰山の安きに置く(たいざんのやすきにおく)
びくともせず、ゆるぎのない、安定した状態とする。
太山は土壌を譲らず(たいざんはどじょうをゆずらず)
《『史記』「李斯(りし)伝」にあることば》大人物は度量も広く、他人の小さな意見もよくとりいれるので、大成する。大海は芥(あくた)を択(えら)ばず。河海(かかい)は細流を択ばず。
太山を挟みて北海を超ゆ(たいざんをわきばさみてほっかいをこゆ)
《『孟子(もうし)』「梁(りょう)恵王」にあることば。「太山」は泰山(たいざん)、「北海」は渤海(ぼっかい)湾のこと》人力ではとうていできない、また、できなくて当然なことのたとえ。
だい‐さん【代参】(名・サ変自)
本人に代わって参拝すること・人。visiting a temple as a proxy
だい‐さん【第三】
①3番目。3回目。the third
②相対する2つ以外のもの。the third〈用例〉〜の道。
だいさん‐アルコール【第三アルコール】
水酸基のついている炭素原子に水素原子がついていないアルコール。酸化されにくいが、無理に酸化すると炭素数の少ないケトンまたはカルボン酸になる。tertiary alcohol
だいさん‐インターナショナル【第三インターナショナル】
(the Third International)共産主義インターナショナル。1919年レーニンを中心に結成され、国際共産主義運動を指導した組織。各国共産党をその支部とする国際共産党として機能した。43年解散。コミンテルン。
だいさん‐うちゅうそくど【第三宇宙速度】
ロケットなどが太陽系を脱出し得る最小速度。毎秒約16.7km。the third astronautical velocity〈比較〉宇宙速度。
だいさん‐かいきゅう【第三階級】
→だいさんみぶん(第三身分)
だいさん‐き【第三紀】
新生代の大部分を占める期間。6500万年前から170万年前まで。暁新世・始新世・漸新世・中新世・鮮新世に区分。哺乳(ほにゅう)類・鳥類・被子植物などが繁栄し、アルプス造山運動が起き、また現在の日本列島の形ができた。Tertiary Period
だいさん‐きょうわせい【第三共和政】
(la IIIe République Française(フランス))1870年、普仏戦争後に成立したフランスの共和政体。75年憲法を制定し、共和派支配が確立した。右派の反政府運動も克服、第1次大戦も戦いぬいた。1940年ドイツに敗れて崩壊。
だいさんぎんこう【(株)第三銀行】
金融業。地方銀行。昭和2年(1927)設立。本店は三重県松阪(まつさか)市京町。
だいさん‐けいひんどうろ【第3京浜道路】
東京都世田谷区と横浜市保土ケ谷(ほどがや)区を結ぶ有料道路。長さ16.6km。昭和40年(1965)開通。
だい‐さんげん【大三元】
(dàsānyuán)麻雀(マージャン)の手役「役満」の一つ。白・発・中の三元牌(パイ)各種の刻子(コーツ)がそろった組み合わせでの上がり。槓(カン)が入っていてもよい。
だいさん‐こう【代参講】
信仰を同じくする者が集まって、遠隔地の寺社に順ぐりに代表者を参詣(さんけい)させる講。
だいさん‐ごく【第三国】
当事国以外の国。the third power
だいさんじ‐さんぎょう【第三次産業】
第一次・第二次産業以外の産業。商業・金融業・不動産業・運輸通信業・サービス業・公務・自由業など。経済成長とともに全産業に占める割合が高くなる。tertiary industry〈比較〉第一次産業・第二次産業。
だいさんじ‐ぜんこくそうごうかいはつけいかく【第三次全国総合開発計画】
昭和52年(1977)、新全総に代わって閣議で決定された国土の総合開発計画。調和のとれた生活環境の創造を目標に、人口の大都市集中の抑制、地方振興型の人口定住構想をうち出した。三全総。
だいさん‐しゃ【第三者】
当事者以外の人。公平な立場にある人。the third party
だいさんしゅ‐ゆうびんぶつ【第三種郵便物】
内国通常郵便物の一つ。郵政大臣が認可した定期刊行物を内容とする。差し出しのさいに開封し、第三種郵便物など所定の表示をする。
だいさんせい‐ぼんち【大鑽井盆地】
(Great Artesian Basin)オーストラリア中東部に広がる大内陸盆地。世界最大の自噴井(じふんせい)盆地で、掘り抜き井戸により被圧地下水が噴出、これにより大牧羊地域を形成。
だいさん‐せいりょく【第三勢力】
国際政治で、東西のどの陣営にも属さず中立主義を掲げる諸国。the third force
だいさん‐せかい【第三世界】
①資本主義圏(第一世界)にも社会主義圏(第二世界)にも属さない諸国。the Third world
②アメリカ・ソ連(第一世界)と日本・西ヨーロッパ(第二世界)以外の諸国。1974年に中国が「三つの世界論」として唱えたもの。the Third world
だいさん‐セクター【第三セクター】
《「第三」は第一(公的)・第二(民間)に対する》地域開発や都市形成を目的として設立される官民共同出資の開発機構。
だいさん‐ちく【台山竹・泰山竹】
イネ科のタケ。暖地で栽培される。高さ約20mで鮮緑色。枝は束生し、葉は長楕円(だえん)状皮針形で約30cm。アジアの熱帯地方の原産。
だいさん‐ていこく【第三帝国】
(Drittes Reich(ドイツ))1933〜45年、ナチス政権成立から崩壊までのドイツの呼称。神聖ローマ帝国、ドイツ帝国を継ぐ帝国の意。
だいさん‐にんしょう【第三人称】
→さんにんしょう(三人称)
だいさん‐の‐しんじん【第三の新人】
昭和27〜32年(1952〜57)ごろに芥川(あくたがわ)賞を受賞した安岡章太郎(やすおかしょうたろう)・吉行淳之介(よしゆきじゅんのすけ)らをいう。
だいさん‐の‐なみ【第三の波】
《the Third Waveの訳語》米国の文明評論家トフラーが自著『第三の波』で用いた用語。人類史上の大変革である農業革命を第一の波とし、産業革命を第二の波とすれば、近い将来、エレクトロニクスなどの高度科学技術による第三の波が起こり、それは人間性にあふれた文明の波であるとするもの。
だいさん‐の‐ひ【第三の火】
原子力。atomic energy〈参考〉第一の火はふつうの火で第二の火は蒸気機関またはダイナマイトとする説や、第一の火は石炭・石油によるもので第二の火は電気によるものとする説がある。
たいざん‐ふくん【泰山府君】
①中国の霊山とされる泰山の神。道教・仏教の信仰と結びついて古くから民間に広まり、日本にも伝わった。
②サトザクラの一品種。
たいさん‐ぼく【泰山木・大山木】
モクレン科の常緑高木。高さ約15m。葉は長楕円(だえん)形で光沢がある。初夏に芳香のある大形の白花を開く。花弁は6〜9枚。観賞用。北米原産。
たいざん‐ほくと【泰山北斗】
《泰山と北斗星、の意。ともに衆人の仰ぎ見るものであることから》その道で仰ぎ尊ばれている人。大学者。権威。泰斗。
だいさん‐みぶん【第三身分】
(tiers état(フランス))フランスのアンシャンレジーム下で、第一(聖職者)・第二(貴族)身分を除く市民・農民の階層。三部会の構成身分の一つ。第三階級。
たい‐し【大志】
大きな望み。大望(たいもう)。ambition〈用例〉〜を抱く。
たい‐し【大使】
外交使節の最高の階級の名称。かつては大国のあいだにだけ交換されたが、いまは国の大小を問わず外交使節団の長は大使がふつう。ambassador
たい‐し【太子】
①皇太子。東宮。Crown Prince
→聖徳(しょうとく)太子の特称。
たいし【太子】
〈町〉大阪府南東部、金剛(こんごう)山地西麓(せいろく)の町。ブドウ・ミカン栽培がさかん。聖徳(しょうとく)太子陵墓がある。人口1万1909(1994)。
たいし【太子】
〈町〉兵庫県姫路(ひめじ)市西隣の町。中心の斑鳩(いかるが)は、聖徳(しょうとく)太子建立(こんりゅう)の斑鳩寺の門前町。人口3万1336(1994)。
たい‐じ【対自】
《für sich(ドイツ)の訳語》ヘーゲル弁証法の根本概念の一つ。「正反合」の三重構造の第2段階で、「反」に対応。ものごとが即自の段階を脱して、他とのかかわりの中で内にもつ矛盾を自覚する段階。向自。
たい‐じ【対峙】(名・サ変自)
①山などが相対してそびえ立つこと。confrontation
②にらみあっていること。対立。opposition
たい‐じ【退治・対治】
[一](名・サ変他)討ち平らげること。征伐。subjugation〈用例〉悪者を〜する。
[二](名)《仏教語》さまざまな煩悩(ぼんのう)に対応し、その煩悩を消滅させること。
たい‐じ【胎児】
哺乳(ほにゅう)類の、母胎内で成育中の新しい生命体。fetus
たいじ【太地】
〈町〉和歌山県南部、太平洋に臨む町。江戸時代以来、熊野灘(くまのなだ)捕鯨の中心であった。「くじらの博物館」がある。人口4154(1994)。
だい‐し【大士】
《mahāsattva(梵)の訳語》=だいじ。
→菩薩(ぼさつ)の異称。
②道心堅固な人。
だい‐し【大姉】
女子の戒名(かいみょう)に添える称号。〈対義〉居士(こじ)
だい‐し【大師】
《仏教語》
①仏や高僧の尊称。
②高僧に朝廷が贈った諡号(しごう)
→空海(弘法(こうぼう)大師)の特称。
だい‐し【台紙】
物を張りつける土台とする紙。pasteboard
だい‐し【台詞】
せりふ。台辞。lines
だい‐し【題詞】
①題辞。epigraph
②和歌などで、詠まれた事情などを記したことば。詞書。
だい‐し【題詩】
①決められた題に基づいて詩を作ること。その詩。
②書物の巻頭に掲げる詩。
だい‐じ【大字】
①大きな文字。large character
②漢字の一・二・三・十などの代わりに書く、壱・弐・参・拾など。証書などで、まちがいを防ぐために使う。〈比較〉大文字。
だい‐じ【大事】
[一](名)
①大きな仕事。重大な事柄。important thing〈用例〉〜をなしとげる。
②容易ならぬ困難なこと。一大事。crisis〈用例〉〜を招く。〜にならなくてよかった。
③《仏教語》
(ア)「→一大事因縁」の略。
(イ)《転じて》出家してさとりの道に入ること。
[二](形動)
①扱いを丁寧にするさま。たいせつ。polite; important〈用例〉〜にする。〜に扱う。おからだお〜に。
②重要で、かけがえがないさま。precious〈用例〉〜な宝物。〜な話。
大事に懸ける(だいじにかける)
大切にする。注意深くとりあつかう。handle carefully
大事の中に小事無し(だいじのなかにしょうじなし)
大事をなすときには、小事にかかわっていられない。大事の中の小事無し。
大事の前の小事(だいじのまえのしょうじ)
①大事を控えて、つまらないことにこだわるな。Lose a fly to catch a trout.
②大事も小事から破れることがあるから、小事にも注意せよ。small sacrifice in a great cause
大事を取る(だいじをとる)
軽々しく事を行わない。act with prudence
だい‐じ【題字】
書物の巻頭や石碑・画幅などに記す文字。title letters
だい‐じ【題辞】
本の巻頭に書く文章。題詞。題言。epigraph
だいじ【大治】
平安末期の年号。天治(てんじ)から改元。元年(1126)1月22日〜6年(1131)1月29日。次に、天承(てんしょう)に改元。
だいし‐いちばん【大死一番】
①さまざまな思慮分別を捨て、心を空にして仏道修行に徹すること。
②《一般に》死んだつもりではげむこと。
ダイジェスト【digest】(名・サ変他)
《消化する、の意》要約すること。要約したもの。
ダイジェットこうぎょう【ダイジェット工業(株)】
機械。超硬合金・工作機械製造会社。昭和25年(1950)設立。本社は大阪市平野区加美(かみ)東。
だい‐じおんじ【大慈恩寺】
→じおんじ(慈恩寺)
たいし‐かん【大使館】
特命全権大使が駐在国内で執務する公館。国際法上、治外法権が認められている。embassy
たいじ‐き【胎児期】
受精から出産するまでの約280日間。厳密には妊娠第8週ぐらいまでは胎芽期という。胎内期。fetal period
だい‐しきょう【大司教】
ローマカトリック教会の聖職者中、司教の上位にあって、最高位の職名。archbishop
だいしぎんこう【(株)第四銀行】
金融業。地方銀行。明治6年(1873)設立。本店は新潟市東堀通七番町。
だいし‐こう【大師講】
①陰暦11月23日夜から24日にかけての民俗行事。この夜は大師(弘法(こうぼう)大師、聖徳(しょうとく)太子など地方により不特定)が姿を変えて訪れるとされ、小豆粥(あずきがゆ)を供える。
②天台宗で、開祖である中国の智者(ちしゃ)大師や、伝教(でんぎょう)大師の忌日に行われる仏事。
③真言宗で、弘法大師の信者たちが作る講。
だいしこう‐ふぶき【大師講吹雪】
大師講のころ、東北地方でしばしば起こる風雪。大師を一本足の神とする地方が多く、その足跡をかくすために降る雪という。あとかくし。
だいじざい‐てん【大自在天】
仏法の守護神。ヒンズー教のシバ神が仏教化したもの。三目八臂(ぴ)で天冠をかぶり、三叉戟(さんさげき)を持ち、白牛に乗る姿で表される。密教では伊舎那(いしゃな)天に同じ。
たいじ‐しんだん【胎児診断】
胎児の段階で行う診断。羊水を取り出し分析することで健康状態を調べたり、超音波やX線を使い発育状態や先天異常を調べるなど、さまざまな方法がある。diagnosis of fetus
だい‐しぜん【大自然】
はかり知れない神秘な自然。Mother Nature
たい‐した【大した】(連体)
①程度がはなはだしいさま。えらい。非常な。驚くべき。great〈用例〉〜やつだ。〜ものだ。
②《下に打ち消しをともなって》それほどの。取り立てて言うほどの。not very〈用例〉〜ことはない。
だいじ‐だいひ【大慈大悲】
《仏教語》観世音(かんぜおん)の、広く大きな慈悲。
たい‐しつ【体質】
①からだの性質・たち。人の精神的・肉体的なすべての特徴をあわせた表現。constitution〈用例〉ひ弱な〜。
②個体のもつ生まれながらの性向。遺伝的特徴。character
③《転じて》組織・機構などのもつ性質。constitution
たい‐しつ【対質】(名・サ変自)
証拠調べの方法の一つ。訴訟で、証人どうし、当事者どうし、または当事者と証人をつき合わせて尋問すること。confrontation
たい‐しつ【退室】(名・サ変自)
へやから出ること。leave a room〈対義〉入室。
たい‐しつ【耐湿】
湿気によって変化しにくいこと。wet-proof
たいしつ‐いじょう【体質異常】
各種の代謝異常などに基づいておこる系統的な精神的・身体的形質のひずみ。アレルギー体質など。abnormal constitution
たいしつ‐かいぜん【体質改善】
①からだの性質・たちを食事・運動などで改善すること。improve one's physical condition
②団体・組織などが、それまでの性格を根本的に変えること。reform
だい‐しっこう【代執行】
行政上の強制執行の手段の一つ。違反建築物の除去など、命ぜられた行為を履行しない義務者に代わり、行政庁がみずから、または第三者に、義務者の費用で行わせるもの。execution by proxy
たい‐して【大して】(副)
《下に打ち消しをともなって》とくにいうほどに。さほど。not so much〈用例〉〜気にしない。
たいし‐どう【太子堂】
聖徳(しょうとく)太子の像を祭る堂。
だいじ‐な・い【大事無い】(形)
心配ない。さしつかえない。no matter
だいじほう【大字報】
中国の壁新聞。抗日戦中に誕生し、反右派闘争や文化大革命では学生・労働者の意見発表の手段となった。1980年禁止。
だい‐しみずトンネル【大清水トンネル】
群馬・新潟県境の三国山脈の下を貫く上越新幹線の鉄道トンネル。長さ2万2221m。昭和54年(1979)開通。
たい‐しゃ【大社】
①格式の高い大きい神社。
②官幣大社・国幣大社の略称。
→出雲(いずも)大社の特称。
たい‐しゃ【大赦】
恩赦の一つ。政令で定めた罪について、有罪の言い渡しをうけた者についてはその言い渡しの効力を、まだその言い渡しをうけていない者については公訴権を消滅させるもの。amnesty〈比較〉特赦。
たい‐しゃ【代赭】
①《「代」は中国山西(さんせい)省代州、「赭」は赤の意》黄土(おうど)を焼いたり、赤鉄鉱をくだいたりしてつくる、赤い顔料。代州で良質のものを産する。
②「→代赭色」の略。
たい‐しゃ【代謝】(名・サ変自)
①新しいものが、古いものと入れかわること。regeneration〈用例〉新陳〜。
②生体内に取り込まれた物質が、酵素などで変化し、アミノ酸などの生体物質やエネルギーを生じること。同化作用と異化作用がある。metabolism
たい‐しゃ【退社】(名・サ変自)
①会社を退出すること。leave the office〈対義〉出社。〈用例〉〜時間。
②会社を辞めること。退職。retirement from a company〈対義〉入社。
たいしゃ【大社】
〈町〉島根県北部、島根半島西端の町。出雲(いずも)大社の門前町。ブドウの栽培がさかん。景勝地、日御碕(ひのみさき)がある。人口1万7295(1994)。
だい‐しゃ【台車】
①車軸を2本以上取り付けた鋼製の枠。鉄道車両などの車体を支えてレール上を走行する。truck
②荷物を運ぶための手押し車。carriage
だい‐じゃ【大蛇】
大きなヘビ。おろち。うわばみ。big snake
大蛇を見るとも女を見るな(だいじゃをみるともおんなをみるな)
女は、心をまどわし修行をさまたげるので、大蛇よりおそろしいものである。
たいしゃ‐いじょう【代謝異常】
身体の新陳代謝の過程におこる異常。先天性のフェニルケトン尿症などのほかに、後天的なものとして糖の代謝異常症である糖尿病などがある。metabolic disorder
たいしゃ‐いろ【代赭色】
代赭のような茶色をおびた橙色(だいだいいろ)。代赭。burnt sienna
たいしゃ‐きょう【大社教】
→出雲大社教(いずもおおやしろきょう)の旧称。
たい‐しゃく【貸借】(名・サ変他)
貸すことと借りること。loan
たいしゃく‐きょう【帝釈峡】
広島県北東部、高梁(たかはし)川支流帝釈川にある峡谷。石灰岩をきざんだ奇岩・洞穴が連なり、人造湖の神竜(しんりゅう)湖もある。
だいしゃく‐しぎ【大鷸】
シギ科で最大の鳥。全長約60cm。嘴(くちばし)は極めて長く、下方に湾曲。シベリアで繁殖し、南・東南アジアで越冬するが、春秋の渡りのさい、日本各地の干潟や浅瀬に立ち寄る。curlew
たいしゃく‐たいしょうひょう【貸借対照表】
一定時点における企業の全資産・負債・資本を一覧的に表示した書類。企業の財政状態を示す。バランスシート。balance sheet
たいしゃく‐てん【帝釈天】
仏教の守護神。梵天(ぼんてん)と対をなすことが多い。もとはインド神話のインドラ。須弥山(しゅみせん)の頂上のとう利(とうり)天に住む。十二天の一つで、東方を守る。
たいしゃく‐めいがら【貸借銘柄】
株式市場第一部に上場された銘柄のうち、貸借取引(信用取引)ができる銘柄。specified stock
たいしゃ‐せき【代赭石】
赤鉄鉱の一種。粘土を多く含む軟らかい鉱物。濃塩酸に溶ける。顔料・生薬として利用。red ocher
たいしゃ‐ちょうせつ【代謝調節】
体内での物質代謝の反応の速度の調節、あるいは代謝回路の切り替えなどを行う機構。metabolic regulation
たいしゃ‐づくり【大社造(り)】
出雲(いずも)大社の本殿に代表される神社建築の最古の様式。切り妻造り、妻入りで、桁行(けたゆき)・梁間(はりま)ともに2間。入り口は正面に向かって右側にある。〈比較〉神明(しんめい)造り・権現(ごんげん)造り。
だい‐しゃりん【大車輪】
①器械体操の鉄棒の技の一つ。両手で鉄棒を握り、それを中心にして、体をまっすぐ伸ばしたまま回転する。順手車輪の俗称。giant swing
②全力を尽くし、夢中になって行うこと。working at feverish speed〈用例〉〜の活躍。
タイ‐シャン【泰山】
(Tài Shān)→たいざん(泰山)