たい‐しゅ【太守】
①親王の任国と定められていた常陸(ひたち)・上野(こうずけ)・上総(かずさ)の国の守(かみ)の称。
②国主大名。
③中国で、漢代の郡の長官。
たい‐じゅ【大儒】
すぐれた儒者。大学者。たいしゅ。
たい‐じゅ【大樹】
=だいじゅ。
①大きな木。巨樹。big tree〈用例〉寄らば〜の陰。
②《『後漢書』「馮異(ふうい)伝」にある語。後漢の馮異は謙虚な人柄で、諸将が己の戦功を論じているときにも、ひとり大樹の下にひっこんで功を誇ることがなかったので大樹将軍と呼ばれた故事による》→征夷(せいい)大将軍の異称。大樹将軍。
だい‐しゅ【大衆】
《仏教語》
①多くの僧。だいしゅう。
②比叡(ひえい)山や興福寺などの武装した僧の集団。衆徒(しゅと)。〈比較〉大衆(たいしゅう)
たい‐しゅう【大衆】
①社会の大多数をしめる一般の人々。the masses
②社会学で、特定しない多くの人々の集合。はっきりした価値体系や組織がなく、メンバーどうしの交流もないなどの特徴がある。the masses〈比較〉民衆・公衆・群衆。
たい‐しゅう【体臭】
①からだから発散するにおい。body odor
②《比喩(ひゆ)的に》特有な味わいを強く感じさせるもの。personality〈用例〉特異な〜の文章。
たい‐しゅう【対州】
→対馬国(つしまのくに)
たい‐じゅう【体重】
からだ全体の重さ。からだの栄養状態・健康状態の指標として重要。weight〈数え方〉1グラム・1キログラム。
だい‐しゅう【大衆】
→だいしゅ(大衆)
たいしゅう‐うんどう【大衆運動】
一般大衆が主体となって展開する政治・社会運動。労働運動・住民運動・消費者運動など。mass movement
たいしゅう‐えんげき【大衆演劇】
庶民を対象とした娯楽本位の演劇。剣劇・軽喜劇・レビュー・ミュージカル・現代劇など。entertainment for the masses
たいしゅう‐か【大衆化】(名・サ変自他)
一般の人々のものとすること。popularization〈用例〉政治の〜。
たいしゅう‐かぜい【大衆課税】
たばこ消費税・酒税などの消費税のように、国民の大多数である低所得層に相対的に重い負担のかかる税。taxation of the general
たいじゅう‐けい【体重計】
からだの重さを測るはかり。scales
たいしゅう‐こっか【大衆国家】
20世紀初頭以来、普通平等選挙の実施などによる大衆の政治参加で大規模化・複雑化した現代国家。mass state
たいしゅう‐し【大衆紙】
一般大衆向けのやや通俗的な新聞。popular newspaper
たいしゅう‐しゃかい【大衆社会】
労働者階級の増大と大衆の政治参加を基礎とする現代社会。都市化の進展、大量生産、共同体の崩壊、マスコミの発達などを特質とする。mass society〈比較〉市民社会。
たいしゅう‐しょうせつ【大衆小説】
→たいしゅうぶんがく(大衆文学)
たいしゅう‐せい【大衆性】
広く一般の人々に向く性質。popularity
たいじゅう‐せい【体重制】
格闘技や重量挙げなどで、体格の違いによる不平等をなくすために、体重によっていくつかの階級に分けて行う試合方法。重量制。weight category
たいしゅう‐せいとう【大衆政党】
大衆の支持を基礎にして組織された全国的な政党。mass party
たいしゅう‐そうさ【大衆操作】
大衆をなんらかの方法で誘導・操作し支配者の望む方向に導くこと。マスメディアを用いたシンボル操作がその主要な手段。mass manipulation
だいしゅう‐そうぞく【代襲相続】
相続人となるはずの子や兄弟姉妹が相続の開始前に死亡などによって相続権を失ったとき、その者の子が代わってする相続。
たいしゅう‐だんこう【大衆団交】
労働組合が正規の代表でない組合員を動員して行う団体交渉。転じて、大勢で押しかける交渉方式一般をさす。mass bargaining
たいしゅう‐てき【大衆的】(形動)
広く一般の人々に向くさま。popular〈対義〉高踏的。〈用例〉〜な興味。
たいしゅう‐デモクラシー【大衆デモクラシー】
資本主義の高度化・独占化にともなって成立した大衆社会状況における民主主義。それまでの名望家政治に代わって政治的に平等化された大衆が躍進するが、一方、平均化された大衆は容易に操作されやすく、ともすれば政治について無関心になりやすい。マスデモクラシー。mass democracy
たいしゅう‐でんたつ【大衆伝達】
→マスコミュニケーション
たいしゅう‐とうそう【大衆闘争】
大衆を動員して行われる政治・経済・社会闘争。mass struggle
だい‐じゅうのう【台十能】
台のついた十能。台十。
だいじゅうはち‐がん【第十八願】
《仏教語》『無量寿経』の所説で、阿弥陀(あみだ)仏のたてた48の誓願のうち、念仏する人を救うことを誓った第18番目の願。弥陀の本願。念仏往生の願。
たいしゅう‐ぶんか【大衆文化】
大衆社会に特徴的な文化の形態。大量生産とマスメディアの発達による画一化・没個性化・商品化・低俗化などが特徴。mass culture
たいしゅう‐ぶんがく【大衆文学】
①日本の近代文学で、広義にはマスメディアの発達により生まれた娯楽小説、狭義には時代小説をさす。
②《一般に》純文学に対して、大衆性をもつ娯楽的な文学。時代小説・推理小説・恋愛小説・ユーモア小説など。popular literature〈対義〉純文学。
たいしゅう‐ろせん【大衆路線】
大衆の要求や意思を重視する政治指導の方針。mass policy
だい‐しゅくしゃく【大縮尺】
地図の縮尺で、分母数が小さく分数値が大きくなる場合。1万分の1、2万5千分の1、5万分の1の地図をいう。reduced-scale〈対義〉小縮尺。
だい‐しゅくせい【大粛清】
ソ連の反スターリン派処分事件。1934年のキーロフ暗殺事件を契機に、36〜38年に多数の党員が処刑・拘禁された。
たい‐しゅつ【退出】(名・サ変自)
その場を引き下がること。leave〈用例〉議場を〜する。宮中を〜する。
たい‐しゅつ【帯出】(名・サ変他)
図書館などで、備えつけの本などを持ち出すこと。taking out〈用例〉禁〜。
たい‐じゅつ【体術】
おもに素手で攻撃・防御を行う術。柔術・拳法など。
だいしゅ‐ぶ【大衆部】
部派仏教初期の一派。釈迦(しゃか)の死後約100年、原始仏教教団が、新しい戒律を承認するか否かで2派に分裂したさいの、進歩的な派の呼称。のちの大乗仏教にも影響を与えた。摩訶僧祇(まかそうぎ)。〈対義〉上座部(じょうざぶ)
たい‐じゅんかん【体循環】
→だいじゅんかん(大循環)
だい‐じゅんかん【大循環】
血液の循環経路の一種。肺循環以外の、血液が心臓の左心室から大動脈、身体各部の毛細血管、大静脈を巡って右心房に戻る経路。名は肺循環(小循環)に比べて規模が大きいのに由来。体循環。systemic circulation
たい‐しょ【大所】
①大きな寺や神社。
②大きな立場。広い視野。〈用例〉〜高所。
たい‐しょ【大書】(名・サ変他)
文字などを大きく書くこと。また、ことさら文意を強調して書くこと。print in large letters〈用例〉特筆〜する。
たい‐しょ【大暑】
①きびしい暑さ。酷暑。severe heat
②二十四節気(せっき)の一つ。7月23日ごろ。暑さがもっともきびしい時期。〈対義〉大寒。
たい‐しょ【太初】
天地の開けた初め。
たい‐しょ【対処】(名・サ変自)
事件にあたって、うまくさばくこと。きりぬけること。処理。disposition〈用例〉難局に〜する。
たい‐しょ【対蹠】
《「たいせき」の慣用読み》正反対の位置にあること。
だい‐しょ【代書】(名・サ変他)
本人に代わって文書などを書くこと・職業・人。代筆。write for another
だい‐しょ【代署】(名・サ変自)
本人に代わって署名すること。また、その署名。sign for another
だい‐じょ【大序】
①歌舞伎(かぶき)で、最初に演じる狂言。
②浄瑠璃(じょうるり)の第一段。とくに『仮名手本忠臣蔵』の第一段「鶴ケ岡(つるがおか)の段」。
だい‐じょ【大薯】
→ヤムイモの栽培品種。
たい‐しょう【大将】
①《古くは「だいしょう」》律令(りつりょう)制で、近衛(このえ)府の長官。
②全軍の指揮者。commander
③かしら。頭領。leader〈用例〉お山の〜。
④軍隊の階級の一つ。将官の最上級。
⑤《代名詞的に用いて》人を親しみ、また、ひやかしていう語。〈用例〉〜、元気でやってるかい。
たい‐しょう【大笑】(名・サ変自)
大いにわらうこと。おおわらい。loud laughter〈用例〉からからと〜する。
たい‐しょう【大勝・大捷】(名・サ変自)
大いに勝つこと。非常な勝利。大勝利。great victory〈比較〉楽勝。〈対義〉大敗。〈用例〉〜を博す。
たい‐しょう【大詔】
→詔勅の美称。
たい‐しょう【大賞】
コンクール・催し物などで与えられる賞のうちの最高のもの。グランプリ。grand prize
たい‐しょう【対称】
①つりあうこと。symmetry
②代名詞のうちの二人称。the second person
③1つの点・直線・面を中心とし、その両側にある図形上の各点が互いに向き合う等距離の位置にあること。点対称・線対称・面対称など。symmetry
*たい‐しょう【対象】
①はたらきかけや行為の目標・目的となるもの。めあて。あいて。target; object〈用例〉年少者を〜とした雑誌。実験の〜。
②哲学で、認識作用の目的となるもの。意識の働きによってとらえられる客体。客観。object
たい‐しょう【対照】
[一](名)2つの違いがめだつこと。コントラスト。contrast〈用例〉好〜の2人。
[二](名・サ変他)比べ合わせること。対比。comparison〈用例〉〜するとよくわかる。
たい‐しょう【隊商】
隊を組んで旅行する商人。キャラバン。caravan〈用例〉砂漠を行く〜。
たいしょう【大正】
大正天皇時代の年号。明治から改元。元年(1912)7月30日〜15年(1926)12月25日。次に、昭和に改元。
たいしょう【大正】
〈町〉高知県南西部、四万十(しまんと)川上流の町。シイタケ・茶・クリなどを産する。人口3690(1994)。
たい‐じょう【退場】(名・サ変自)
その場所から立ち去ること。leave〈対義〉入場・登場。
たい‐じょう【怠状】
①平安時代後期から鎌倉(かまくら)時代に行われた、罪人の差し出した謝罪状。
②自分の過失をわびた送りぶみ。わび状。
③わびること。あやまること。
だい‐しょう【大小】
①大と小。big and small〈用例〉〜とりまぜる。
②刀とわきざし。
③大鼓と小鼓。
大小は武士の魂(だいしょうはぶしのたましい)
大小の2本の刀には、武士の精神が宿っている。刀は、武士にとって非常に大切なものである。
だい‐しょう【大証】
→大阪証券取引所の略称。
だい‐しょう【代将】
米国などの軍人の階級の一つ。将官の最下位。准将。
だい‐しょう【代償】
①あることを行うために払う犠牲・損害。〈用例〉勝利の〜は大きい。
②損害の代価を払うこと。その代価。reparation〈用例〉事故の〜。
③心理学で、ある欲求が満たされない場合、それを何か他のもので埋め合わせようとすること。substitution
だい‐じょう【大乗】
《仏教語》大きい乗り物の意で、自己の解脱(げだつ)だけでなく、広く他者の救済・成仏(じょうぶつ)を目標とする仏教の教法。〈対義〉小乗。
だい‐じょう【台状】
台のようになっている形。trapezoid
たいしょう‐いけ【大正池】
長野県西部、梓(あずさ)川上流の湖。大正4年(1915)の焼岳(やけだけ)噴火による堰止(せきと)め湖。泥流などで埋まり消滅の危機にある。
だいじょう‐え【大嘗会】
→大嘗祭のこと。
たいしょう‐えび【大正老】
クルマエビ科のエビ。体長は雌約27cm、雄約20cm。体は半透明の淡灰色で、尾扇は赤褐色。クルマエビの代用としててんぷらの材料などに使う。中国の黄海の特産種。コウライエビ。
たいしょう‐かぶ【大将株】
ある集団で中心の人たち。頭(かしら)株。head
だいじょう‐かん【太政官】
①律令(りつりょう)制下、行政の最高機関。太政大臣・左右大臣・大納言(だいなごん)が置かれ、八省以下を統轄(とうかつ)。だじょうかん。
→だじょうかん(太政官)②
だいじょうかん‐ぷ【太政官符】
律令(りつりょう)制下、太政官が所管官庁に下した公文書。官府。だじょうかんぷ。
だい‐しょうぎ【大将棋】
古将棋の大型のものの総称。盤上の枡目(ますめ)や駒(こま)の数は時代によって異なるが、現在行われているものはない。
だいじょう‐きょう【大乗経】
大乗を説く経典。華厳(けごん)経・法華(ほけ)経・般若(はんにゃ)経など。
だい‐しょうぐん【大将軍】
①律令(りつりょう)の軍制で、三軍を統率する指揮官。
②昔、征討につかわされた官軍の総大将。とくに、→征夷(せいい)大将軍
③全軍をひきいて、指図する人。commander in chief
④首領。leader
たいしょう‐ご【対象語】
「水が飲みたい」「食べ物が欲しい」の「水」「食べ物」のように、述語の対象になる事柄を示す語・成分。
たいしょう‐ごと【大正琴】
日本の撥弦(はつげん)楽器。木製胴に、2本の金属弦と鍵(けん)がある。単旋律だけを奏する。大正初期に森田伍郎(もりたごろう)が発明。近年、5弦のものなども工夫されている。
だいじょう‐さい【大嘗祭】
天皇即位後の初めての新嘗(にいなめ)祭。その年の新穀を天皇が自ら神にささげる1世1度の大祭。おおにえのまつり。おおなめまつり。大嘗会(だいじょうえ)
たいしょう‐しき【対称式】
2つ以上の文字を含む整式または分数式で、どの2つの文字を交換しても、もとの式と変わらない式。xy+yz+zxなど。symmetric expression
たいしょう‐じく【対称軸】
ある図形が直線について線対称であるとき、直線をその図形の対称軸という。対称の軸。axis of symmetry
たいしょうしんしゅう‐だいぞうきょう【大正新脩大蔵経】
現在の日本で通行しているもっとも基本的な大蔵経。高楠(たかくす)順次郎・渡辺海旭(かいきょく)・小野玄妙らによって大正13年(1924)から昭和9年(1934)にかけて刊行。全100巻。
だいしょうせい‐ひだい【代償性肥大】
ある器官の一部が失われると、残った部分が発達し、その働きをおぎなう現象。甲状腺(こうじょうせん)などにみられる。compensatory hypertrophy
たいしょう‐せいへん【大正政変】
大正2年(1913)第3次桂(かつら)内閣が第1次護憲運動で倒された政変。
たいしょうせいやく【大正製薬(株)】
化学工業。医薬品会社。昭和3年(1928)設立。本社は東京都豊島(としま)区高田。
たいしょう‐たい【対掌体】
互いに鏡像の関係になっている化合物分子や結晶形の1対。対掌異性体。鏡像異性体。enantiomorph
たいしょう‐だいがく【大正大学】
私立大学。大正15年(1926)創立、昭和24年(1949)より現制。本部は東京都豊島(としま)区西巣鴨(すがも)
だいじょう‐だいじん【太政大臣】
①律令(りつりょう)制下、太政官の長官。最高の官。適任者がなければ欠員とされた。だじょうだいじん。
→だじょうだいじん(太政大臣)②
だい‐じょうだん【大上段】
①剣を頭の上に振りかぶるかまえ。〈比較〉上段。
②相手を威圧してかかること。highhanded attitude
たいしょう‐ちゅうしん【対称中心】
ある図形がある点について点対称であるとき、その点をその図形の対称中心という。center of symmetry
たいしょう‐てき【対症的】(形動)
①医学で、症状の現れに応じて処理するさま。symptomatic
②根本的な処置ではないさま。expedient
たいしょう‐てき【対称的】(形動)
互いに対応するさま。symmetrical〈用例〉〜な設計の庭。
たいしょう‐てき【対照的】(形動)
比べてみると、違いがはっきりするさま。contrastive
だいじょう‐てき【大乗的】(形動)
①《仏教語》大乗の教えにかなうさま。
②広く全体を見渡して物事に対処する立場をとるさま。look from a broader viewpoint
たいしょう‐デモクラシー【大正デモクラシー】
大正時代における民主主義的改革の要求運動およびそれらを生み出した風潮。政治面では普通選挙獲得運動が代表的で、吉野作造(よしのさくぞう)の民本(みんぽん)主義などが指導理念。社会的・文化的な分野でもさまざまな運動が展開された。
たいしょう‐てんのう【大正天皇】
(1879-1926)第123代天皇(在位(1912-26))。名は嘉仁(よしひと)。明治天皇の第3皇子。病弱のため、大正10年(1921)11月、皇太子裕仁(ひろひと)を摂政(せっしょう)とした。
だいじょう‐てんのう【太上天皇】
→だじょうてんのう(太上天皇)
だいしょうねつ‐じごく【大焦熱地獄】
《仏教語》八大地獄の一つ。炎に焼かれる所。
だい‐じょうふ【大丈夫】
りっぱな男。ますらお。
だい‐じょうぶ【大丈夫】(副・形動)
あぶなげのないさま。たしか。safe; sure〈用例〉彼が来たからもう〜だ。
だいじょう‐ぶっきょう【大乗仏教】
西暦紀元前後ごろインドにおこった仏教運動やその教理。「大乗」は大きな乗り物の意で、出家・在家をとわずすべての人を救う広大な教えをいう。衆生(しゅじょう)救済を願いとする菩薩(ぼさつ)を理想とし、利他行の実践を説く。中国・日本・チベットなどの北伝仏教はこの大乗の流れをくむ。マハーヤーナ。摩訶衍(まかえん)。Mahāyāna Buddhism〈対義〉小乗仏教。
たいしょう‐ほう【対照法】
修辞法の一つ。対応する極端に異なるものをつき合わせて、いっそう目立たせる表現。antithesis
たいじょう‐ほうしん【帯状疹】
水痘(すいとう)帯状疱疹ウイルスの感染によっておこる水疱性の疾患。全身、とくに胸部から背部にかけて末梢(まっしょう)知覚神経に沿って帯状に水疱ができ、激しい痛み、神経痛などの症状を示す。herpes zoster
たいしょう‐ほうたいび【大詔奉戴日】
第2次大戦中、戦意昂揚(こうよう)を目的とした記念日。昭和16年(1941)12月8日の開戦の詔勅発布にちなみ、毎月8日を指定。
だい‐じょうみゃく【大静脈】
体内を循環してきた血液が心臓にもどってくるための静脈。右心房(うしんぼう)に注ぐ上下2本の静脈の本管で、上大静脈は上半身、下大静脈は下半身の血液を集めて心臓に送り込む。vena cava
たいしょう‐りつ【対称律】
数学で、互いが同値関係にあることを規定する性質の一つ。に対する関係が、に対する関係に等しいとき、このの関係を対称律をみたすという。law of symmetry
たいしょう‐りょうほう【対症療法】
①病気の症状の軽減を目的として行う治療法。symptomatic therapy〈対義〉病因療法。
②《比喩(ひゆ)的に》根本の解決でなく、表面的状況に応じて行う処置。〈用例〉〜では、ごみ問題は解決しない。
たいじょう‐ろうくん【太上老君】
→老子(ろうし)の尊称。
だいしょうわせいし【大昭和製紙(株)】
パルプ・紙。製紙会社。昭和13年(1938)設立。本社は静岡県富士市今井。
たい‐しょく【大食】(名・サ変自)
たくさん食べること。おおぐい。gluttony; heavy eater〈対義〉小食。〈用例〉〜漢。
大食は命の取り越し(たいしょくはいのちのとりこし)
大食する人は、早死にする。
大食腹に満つれば学問腹に入らず(たいしょくはらにみつればがくもんはらにいらず)
満腹すると、頭の働きがにぶくなる。
たい‐しょく【体色】
動物の体表面の色彩。皮膚内に色素胞をもつものでは、体色変化をする場合が多い。body color
たい‐しょく【退色・褪色】(名・サ変自)
色があせること。また、あせた色。fade
たい‐しょく【退職】(名・サ変自)
職をやめること。retirement〈対義〉就職。〈用例〉定年で〜する。
たい‐しょく【耐食・耐蝕】
腐食に対して強いこと。corrosion resistance〈用例〉〜性。
たいしょく‐いろうきん【退職慰労金】
会社役員の退職にさいし、在職中の労をねぎらうために支払われる金銭。retirement pay
たいしょく‐かん【大食漢】
《「漢」は、男の意》おおぐらいの男。glutton
たいしょく‐きん【退職金】
一定年数以上勤続した労働者が退職するさいに企業が支給する金銭。退職時の地位・賃金・勤続年数などにより算定される。retirement allowance
たいしょく‐さいぼう【大食細胞】
→マクロファージ
たいしょくしゃ‐いりょうせいど【退職者医療制度】
定年退職後のサラリーマンとその家族への健康保険給付制度。本人の医療費の8割、家族の入院時8割・外来7割が給付される。昭和59年(1984)実施。
たいしょく‐ねんきん【退職年金】
従業員の退職後の生活保障を目的とする年金。retirement pension
たいしょく‐へんか【体色変化】
動物の体色が変わる現象。色素胞の収縮・拡張またはその中の色素粒の凝集・拡散による生理的体色変化、色素粒の量の増減による形態的体色変化がある。color change
たいしょ‐こうしょ【大所高所】
こまごました個々のことにとらわれず、広く、大きい視野に立つこと。from a broad perspective〈用例〉〜から判断する。
たい‐しょっかん【大織冠】
①飛鳥(あすか)時代、冠位の最高位。
②《ただ一人、①を授けられたので》→藤原鎌足(ふじわらのかまたり)の特称。
たいしょ‐てき【対蹠的】(形動)
《「たいせきてき」の慣用読み》正反対であるさま。exactly opposite〈用例〉〜な意見。
だいしょ‐にん【代書人】
本人に代わって官公署に提出する書類の作成を職業とする人。→行政書士→司法書士の旧称。certified public scrivener
だい‐しらず【題知らず・題知】
和歌の詞書(ことばがき)の一つ。和歌の題や詠作事情が不明なこと。また、その和歌。
だい‐じり【台尻】
小銃の銃床の下部の、肩に当たる幅の広い部分。床尾(しょうび)。butt
だいし‐りゅう【大師流】
弘法(こうぼう)大師空海(くうかい)の書流。後世その真髄から離れた装飾性の強い書風をさしている。細川幽斎(ほそかわゆうさい)が甥(おい)の飯河秋共(いいかわあきとも)を継がせて以来、安土(あづち)桃山〜江戸時代に盛行。
たい・じる【退治る】(上一他)
《「退治」の動詞化》退治する。滅ぼす。destroy
タイ‐シルク【Thai silk】
タイに産する伝統手工芸絹織物。横糸に紬(つむぎ)を用いた先染め織物。明るい青や黄褐色の東洋的色彩が特徴。
たい‐しん【大身】
身分・俸禄(ほうろく)の高い人。〈対義〉小身。
たい‐しん【対審】(名・サ変他)
訴訟手続きにおいて、原告と被告を法廷で立ち会わせて主張や立証の機会を与え審理すること。民事訴訟では口頭弁論、刑事訴訟では公判手続きをさす。confrontation
たい‐しん【耐震】
地震の振動に対して強いこと。earthquake-proof〈用例〉〜家屋。
たいしん【大秦】
中国、後漢代から宋(そう)代にかけて中国人が称した西方の国名。該当する地方についてはローマ帝国説、アラビア半島説、ローマの東方領土説などがある。宋代にはバグダッドをさした。
たいしん【大信】
〈村〉福島県南部、白河(しらかわ)市北隣の村。稲作、トマトなどの野菜栽培がさかん。人口5040(1994)。
たい‐しん【戴進】
(1388-1462)中国、明(みん)代前期の画家。南宋(なんそう)院体山水画をもとに浙江(せっこう)様式を加えて、浙派(せっぱ)山水画を開いた。
たい‐しん【戴震】
(1723-77)中国、清(しん)代の考証学者。四庫全書纂修(さんしゅう)官。宋儒(そうじゅ)の理気説に反対し、訓詁(くんこ)学により義理をきわめることを重んじた。著書『孟子字義疏証(もうしじぎそしょう)』など。
たい‐じん【大人】
①おとな。adult〈対義〉小人(しょうじん)
②からだの大きな人。big man
③官位の高い人。dignitary
④高徳の人。心の広い人。man of virtue〈対義〉小人(しょうじん)。〈用例〉〜の風格。
⑤師・学者・父などの敬称。
大人は大耳(たいじんはおおみみ)
高徳の人は、細かいことをいちいち耳にとめない。〈類似〉大名は大耳。
大人は赤子の心を失わず(たいじんはせきしのこころをうしなわず)
《『孟子(もうし)』「離婁(りろう)」にあることば》
①高徳の人は、赤子の純真な心を失わない。
②君主たるものは、民心をないがしろにはしない。
たい‐じん【対人】
人に対してのこと。他人との間のこと。personal〈用例〉〜関係。
たい‐じん【対陣】(名・サ変自)
敵と向かい合って陣取ること。confrontation of armies
たい‐じん【退陣】(名・サ変自)
①軍隊を後退させること。退却。retreat
②地位・職務などからしりぞくこと。引退。retirement〈用例〉執行部の〜を要求する。
たい‐じん【滞陣】(名・サ変自)
軍隊が1か所にとどまっていること。
だい‐しん【代診】(名・サ変他)
主たる医師に代わって診察すること・人。examination on behalf of another doctor
だい‐じん【大尽】
①金持ち。富豪。rich person; millionaire
②金銭を多く使う遊客。debauchee
大尽風を吹かす(だいじんかぜをふかす)
金持ちぶる。play the millionaire
だい‐じん【大臣】
①律令(りつりょう)制で、政治にあたった最上級の役職。また、その人。太政(だいじょう)大臣・左大臣・右大臣・内大臣。丞相(じょうしょう)。おとど。おおおみ。おおいもうちぎみ。
②内閣を構成する閣僚。ふつうは総理大臣以外をいう。→国務大臣。minister
だいしん‐いん【大審院】
明治8年(1875)から日本国憲法が施行される昭和22年(1947)まで存在した最高の裁判所。司法行政権は与えられていなかった。
だい‐しんか【大進化】
地質年代の規模で起こる進化。種の段階で用いられる小進化に対し、種以上の系統群での進化をさす。macroevolution
たいじん‐きょうふしょう【対人恐怖症】
周囲の人や特定の人の行動や身振りをすべて自分に関係づけ、強い不安をもつ神経症。正視恐怖・赤面恐怖・異性恐怖・社交恐怖など。anthropophobia
だい‐じんぐう【大神宮・太神宮】
伊勢(いせ)の皇大(こうたい)神宮(内宮(ないくう))。また、皇大神宮と豊受(とようけ)大神宮(外宮(げくう))の総称。伊勢神宮。
たいしん‐こうぞう【耐震構造】
大きな地震に耐えられるような建築物の構造。剛構造・柔構造・免震構造がある。earthquake-proof construction
だい‐しんさい【大震災】
大地震による大きな災害。とくに、大正12年(1923)9月1日の関東大震災をさすことが多い。
たいしん‐じ【大秦寺】
中国、唐代における景教の教会の呼称。初め波斯寺(はしじ)とよばれたが、その起源が大秦(ローマ)にあるとして改称。
だいじん‐ばしら【大臣柱】
能舞台の向かって右手前の柱で、多く大臣に扮(ふん)するワキが座る場所。歌舞伎(かぶき)劇場でも同じ位置の右側の柱を上手大臣柱とよぶ。ワキ柱。
だい‐じんぶつ【大人物】
度量の広いすぐれた人。great person〈対義〉小人物。
たいしんりっぽう‐こうぞう【体心立方構造】
結晶構造の一種。立方体の8つの頂点と中央に原子が配列している構造。body-centered cubic structure