たいようゆうでん【太陽誘電(株)】
電気機器。電子機器部品メーカー。昭和25年(1950)設立。本社は東京都台東区上野。
たいよう‐れき【太陽暦】
地球が太陽をひとまわりする時間(約365.2422日)を1年とする暦。1年を365日とし、端数を4年に1度366日(閏年(うるうどし))として調整する。現行のグレゴリオ暦では、400年ごとに3回閏年をやめ、さらに精密に調整している。日本では、明治6年(1873)から使用。solar calendar; Gregorian calendar〈対義〉太陰暦。
たいよう‐ろ【太陽炉】
レンズまたは放物面鏡で太陽光線を焦点に集め、高温を得る装置。3000〜5000℃の温度が得られる。solar furnace
たい‐よく【大欲・大慾】
欲が深いこと・人。大きな欲。avarice〈対義〉無欲。
大欲は無欲に似たり(たいよくはむよくににたり)
①大きな欲望を持つ人は、少しの利益には目もくれないから、無欲のように見える。
②ひどく欲ばると、かえって損をする。
だいよん‐かいきゅう【第四階級】
①フランスで、1848年の二月革命の中心となった労働者や急進的市民層。第三階級(市民)の下の身分。転じて、プロレタリアートのこと。the fourth estate
②新聞・マスコミなどのジャーナリズム、またはジャーナリスト。the fourth estate
だいよん‐き【第四紀】
新生代第三紀に続く最新の時代。170万年前から現在まで。更新世(洪積世)と完新世(沖積世)に区分。洪積台地や沖積平野が形成された。氷河の発達や人類の出現で特徴づけられる。だいしき。Quaternary Period
だいよん‐きょうわせい【第四共和政】
(la IVe République(フランス))フランスで、1946年公布の憲法のもとで58年まで続いた政治体制。二院制だが下院が絶対優位を占め、大統領の権限は極度に制限されていた。
だいよんじ‐ぜんこくそうごうかいはつけいかく【第四次全国総合開発計画】
三全総に代わる目的で策定された国土の総合開発計画。東京への過度の都市機能集中の是正などが目標。四全総。
だいよんしゅ‐ゆうびんぶつ【第四種郵便物】
内国通常郵便物の一つ。通信教育用刊行物・学術刊行物・盲人用点字刊行物、および農産種苗を内容とするもの。
だいよん‐せいびょう【第四性病】
→鼠径(そけい)リンパ肉芽腫(にくがしゅ)の俗称。
だいよん‐せかい【第四世界】
発展途上諸国のうち、資源にとぼしく工業化のための資本も技術もない諸国。後発発展途上国。the Fourth World
たいら【平】
福島県南東部、いわき市の中心地区。旧城下町。明治以後常磐(じょうばん)炭田の中心として発展した。昭和41年(1966)まで平市。
たいら【平】
〈村〉富山県南西部、庄(しょう)川に沿う村。林業中心。五箇山(ごかやま)の合掌(がっしょう)造りや、民謡『こきりこ節』で名高い。人口1634(1994)。
たいら【平ら】(形動)
①表面にでこぼこや傾斜のないさま。flat〈用例〉〜な道。
②全体に傾いていないさま。水平。level〈用例〉板を〜に置く。
③《「お平らに」の形で》足を崩した楽な姿勢で座ること。sit in an easy posture〈用例〉どうぞお〜に。
だいら【平】
《接尾的》地名の下につけて、山間の平地であることを表す。〈用例〉松本〜。
タイラー【Edward Burnett Tylor】
(1832-1917)イギリスの人類学者。文化人類学の父とよばれ、文化進化論を説く。宗教の起源と本質をアニミズムに求めた。著書『原始文化』。
たいら‐か【平らか】(形動)
①でこぼこや傾きのないさま。平ら。flat
②世の中が穏やかなさま。peaceful〈用例〉〜な世の中。
③満足して心が安らかなさま。calm〈用例〉心中〜でない。
たいら‐がい【平貝】
→タイラギの異名。
たいらぎ
ハボウキガイ科に属するニマイガイ。殻長約20cm、殻高約10cm、殻幅約4cm。殻は直角三角形で、薄くてもろい。殻の色は淡緑色からオリーブ色。貝柱は大きくタイラガイとよばれ、食用。東京湾から四国・九州沿岸に分布。pen shell
たいら・ぐ【平らぐ】
[一]{文語的}(五自)戦乱などがおさまる。
[二]{古語}(四自)
①平らになる。〈用例〉山の頂(いただき)のすこし〜・ぎたるより(更級)。
②治まる。穏やかになる。〈用例〉世の過差は〜・ぎたりしか(大鏡・時平)。
③病気がよくなる。治る。〈用例〉朱雀(すざく)院の御薬のこと、なほ〜・ぎはて給はぬにより(源氏・若菜上)。
〈古語〉
[三](下二他)→たいらげる(平らげる)
たいら・げる【平らげる】(下一他)
①敵や乱をおさえる。suppress
②出された飲食物を全部食べる。eat up〈用例〉ぺろっと〜。
たいら‐し【平氏】
平安時代に始まる皇族の臣籍降下のさいの賜姓(しせい)の一つ。へいし。
たいらだて【平舘】
〈村〉青森県北西部、津軽(つがる)半島北東端の村。ホタテガイ・ウニ・アワビ養殖などを行う。人口2576(1994)。
ダイラタンシー‐りろん【ダイラタンシー理論】
→ショルツりろん(ショルツ理論)
たいら‐の‐あつもり【平敦盛】
(1169-84)平安末期の武将。経盛(つねもり)の子。一ノ谷の戦いで海にのがれる途中、熊谷直実(くまがいなおざね)に討たれた話は謡曲などで有名。
たいら‐の‐かげきよ【平景清】
(?-1196)平安末期の武将。忠清(ただきよ)の子。叔父大日坊を殺して悪七兵衛(あくしちびょうえ)とよばれた。屋島の戦いでの奮戦で有名。のち源頼朝(みなもとのよりとも)にくだったが絶食して死んだとされる。後世、謡曲・歌舞伎(かぶき)などに脚色された。
たいら‐の‐かねもり【平兼盛】
(?-990)平安中期の歌人。三十六歌仙の一人。赤染衛門(あかぞめえもん)の実父という。家集『兼盛集』。
たいら‐の‐きよもり【平清盛】
(1118-81)平安末期の武将。忠盛(ただもり)の長子。保元(ほうげん)・平治(へいじ)の乱で源氏に壊滅的打撃を与えて地位を確立、太政大臣(だいじょうだいじん)となる。高倉(たかくら)天皇に娘徳子(とくこ)を嫁がせ外戚(がいせき)となり全盛を極めた。
たいら‐の‐くにか【平国香】
(?-935)平安中期の武将。高望(たかもち)王の子。常陸(ひたち)大掾(たいじょう)から鎮守府(ちんじゅふ)将軍となったが、甥(おい)の将門(まさかど)に殺され、将門の乱の発端となる。
たいら‐の‐これもり【平維盛】
(1157-84ごろ)平安末期の武将。重盛(しげもり)の長子。治承(じしょう)4年(1180)源頼朝(みなもとのよりとも)と富士川で対陣して敗走。寿永(じゅえい)2年(1183)には源義仲(みなもとのよしなか)に北陸で敗北。のち出家したという。
たいら‐の‐さだもり【平貞盛】
(?-?)平安中期の武将。国香(くにか)の子。天慶(てんぎょう)3年(940)下総国(しもうさのくに)猿島(さしま)で平将門(まさかど)を討滅。その功により鎮守府(ちんじゅふ)将軍、陸奥守(むつのかみ)などを歴任。
たいら‐の‐しげこ【平滋子】
(1142-76)後白河(ごしらかわ)天皇の女御(にょうご)。平時信の娘。平清盛(きよもり)の妻時子(ときこ)の妹。高倉(たかくら)天皇を産み皇太后となる。建春門院(けんしゅんもんいん)
たいら‐の‐しげひら【平衡】
(1157-85)平安末期の武将。清盛(きよもり)の五男。富士川の戦いで源頼朝(みなもとのよりとも)に敗れたのち、反平家勢力の東大寺・興福(こうふく)寺を焼き払う。一ノ谷の戦いで捕らえられ、のち斬首(ざんしゅ)
たいら‐の‐しげもり【平重盛】
(1138-79)平安末期の武将。清盛(きよもり)の長子。保元(ほうげん)・平治(へいじ)の乱に功をあげ、内大臣・左近衛(さこんえ)大将となる。性質温厚で父と後白河(ごしらかわ)法皇との対立の和解に努力。父に先立ち病死。
たいら‐の‐たかもち【平高望】
(?-?)桓武(かんむ)天皇の曾孫(そうそん)。寛平(かんぴょう)2年(890)平姓を賜って臣籍に下り、上総介(かずさのすけ)として上総国に赴任。関東八平氏(千葉・上総・三浦・土肥(どひ)・秩父(ちちぶ)・大庭(おおば)・梶原(かじわら)・長尾(ながお))の祖となった。高望王。
たいら‐の‐ただのり【平度】
(1144-84)平安末期の武将。忠盛(ただもり)の子。清盛(きよもり)の弟。一ノ谷の戦いで戦死。和歌にすぐれ、家集『平忠度朝臣(あそみ)集』がある。
たいら‐の‐ただもり【平忠盛】
(1096-1153)平安末期の武将。正盛(まさもり)の長子。清盛(きよもり)の父。山陽・南海道の海賊追討に功をあげ、宋(そう)との貿易に力を注ぎ平家繁栄の基礎をつくった。
たいら‐の‐ときただ【平時忠】
(1130-89)平安末期の公卿(くぎょう)。時信(ときのぶ)の子。妹滋子(しげこ)が後白河(ごしらかわ)天皇の女御(にょうご)、時子(ときこ)が平清盛(きよもり)の妻となったため権勢をふるう。のち源頼朝(みなもとのよりとも)により能登(のと)に配流。
たいら‐の‐とくこ【平徳子】
(1155-1213)高倉(たかくら)天皇の中宮。清盛(きよもり)の次女。安徳(あんとく)天皇の母。壇ノ浦(だんのうら)の戦いで安徳天皇とともに海に身を投じるが救われ、のち京都大原の寂光院で尼として一生を終える。建礼門院(けんれいもんいん)
たいら‐の‐とももり【平知盛】
(1152-85)平安末期の武将。清盛(きよもり)の四男。源頼政(みなもとのよりまさ)の挙兵以来、源氏と連戦。壇ノ浦(だんのうら)の戦いに敗れて自殺。
たいら‐の‐まさかど【平将門】
(?-940)平安中期の武将。所領紛争から伯父国香(くにか)を殺し内乱に発展。自ら新皇と称し勢力をふるうが、平貞盛(たいらのさだもり)・藤原秀郷(ふじわらのひでさと)らに下総国(しもうさのくに)猿島(さしま)で討たれる。
たいら‐の‐まさもり【平正盛】
(?-?)平安末期の武将。清盛(きよもり)の祖父。諸国の賊を討った功績などにより白河(しらかわ)法皇に信任され、平家繁栄の道を開いた。
たいら‐の‐むねもり【平宗盛】
(1147-85)平安末期の武将。清盛(きよもり)の二男。清盛の死後、一門を統率して源氏と戦ったが、壇ノ浦(だんのうら)で捕らえられ近江(おうみ)で斬首(ざんしゅ)
たい‐らん【大乱】
内乱などで世の中が非常にみだれること。serious disturbance
たい‐らん【台覧】
貴人が見ることをいう敬語。三公(太政(だいじょう)大臣、左・右大臣、内大臣)、三后(さんこう)(太皇太后、皇太后、皇后)、また皇族の場合に用いられる語。〈用例〉〜の栄に浴する。
たいらん‐ちょう【太蘭鳥】
タイランチョウ科の小鳥の総称。全長7〜40cm。縄張りへの侵入者と激しく争う習性がある。南米・北米に分布。tyrant flycatcher
タイラント【tyrant】
暴君。圧制者。
タイランド‐わん【タイランド湾】
(Gulf of Thailand)マレー半島北部とインドシナ半島の間の湾。湾奥にバンコクが位置する。シャム湾。
たい‐り【大利】
①大きな利益。
②大勝利。
大利は利ならず(たいりはりならず)
あまりに大きな利益は、一見したところでは、利益のようには見えない。
だい‐り【内裏】
①天皇の居住する御殿。御所。禁裏。禁中。転じて、天皇のこと。
②「→内裏雛(だいりびな)」の略。
だい‐り【代理】(名・サ変他)
①代わって物事を処理すること・人。agency〈用例〉〜大使。
②法律で、ある人が本人に代わって第三者に意思表示をし、または第三者から意思表示を受けたとき、その意思表示によって生まれる法律効果がすべて本人に生じる制度。また、それを行う人。agency
だいり【大理】
①中国南西部、雲南(うんなん)省西北部の都市。付近は大理石(結晶質石灰岩)の産地。人口44.2万(1991)。ターリー。
②10世紀中ごろ建てられた、タイ族の国。現在の中国雲南省の大理を首都とし、約3世紀の間続いたが13世紀にフビライに滅ぼされた。
だい‐リーグ【大リーグ】
→メジャーリーグ②
だい‐りき【大力】
たいへん強い力。その人。man of great strength〈用例〉〜無双(むそう)
たい‐りく【大陸】
①地理学で、陸地の大きなもの。continent〈用例〉新〜。
②地質学や地球物理学で、花崗(かこう)岩質層のある地殻、すなわち、大陸地殻の地域。大陸棚も含める。continent
③日本から中国本土をさす語。the Continental China
④イギリスからヨーロッパ大陸をさす語。the Continental Europe
たいりく‐いどうせつ【大陸移動説】
大陸は昔から現在の場所にあったのではなく、互いに位置を変えて動いているとする説。20世紀初頭に、ドイツの気象学者ウェーゲナーが提唱。theory of continental drift
たいりくおうだん‐てつどう【大陸横断鉄道】
一般に北アメリカ大陸の中東部と太平洋岸を結ぶ鉄道をさす。transcontinental railroad
たいりく‐かいぎ【大陸会議】
北アメリカの13植民地がイギリス本国の政策に対抗するため組織した合議体。第1回会議は1774年、第2回は75年開催し、独立戦争の方針を決定。76年に独立宣言を採択。89年連邦制成立まで臨時政府としての機能を果たした。the Continental Congress
たいりくかん‐だんどうミサイル【大陸間弾道ミサイル】
射程6400km以上の超長距離を25〜30分で飛行する地上発射ミサイル。戦略核戦力の3本柱の一つ。大陸間弾道弾。ICBM。intercontinental ballistic missile
たいりく‐きだん【大陸気団】
大陸上空に発生する気団。乾燥しているのが特徴。シベリア気団など。continental air mass
たいりく‐しゃめん【大陸斜面】
大陸棚の外縁から沖の深海底へと下降する斜面。continental slope
たいりくせい‐きこう【大陸性気候】
海岸から隔たった大陸内部特有の気候。気温の日変化や月変化が大きく、冬は高気圧が発達して晴天が多く、夏は逆に雨が集中することが多い。湿度は一般に低い。continental climate〈対義〉海洋性気候。
たいりくせい‐きだん【大陸性気団】
大陸上にできる気団。シベリア気団はその代表で、乾燥した寒冷な空気。continental air mass
たいりく‐だな【大陸棚】
大陸の周縁に広がる平坦(へいたん)な浅海底。大陸地殻の縁が海面下に没した部分で、水深は200mぐらい。全海洋の底面積の17%を占める。陸棚。continental shelf
たいりくだな‐じょうやく【大陸棚条約】
(Convention on the Continental Shelf)1958年の国際海洋法会議で採択された、大陸棚の利用に関する条約。日本は不参加だがアメリカ・ロシアなど主要国が参加。
たいりく‐ちかく【大陸地殻】
大陸の地殻。厚さ約40km。上層部は花崗(かこう)岩質、下層部は玄武岩質。continental crust
たいりく‐てき【大陸的】(形動)
性質や動作が、ゆったりしているさま。large-minded〈対義〉島国的。
たいりく‐とう【大陸島】
大陸の一部が分離してできた島。また、大陸付近の海底が隆起したもの。陸島。continental island
たいりく‐ひょうが【大陸氷河】
大陸の地形に関係なく、大陸全体を広くおおう氷河。グリーンランドや南極大陸に存在。氷床。内陸氷河。continental glacier
たいりく‐ふうさ【大陸封鎖】
(Blocus continental(フランス))ナポレオン1世の対イギリス経済封鎖政策。1806年のベルリン勅令、1807年のミラノ勅令により諸国の対イギリス貿易を禁止。イギリス商港に寄港した船舶の大陸入港禁止などを規定。
たいりく‐プレート【大陸プレート】
地球の表面を構成する巨大な十数枚の岩板(プレート)のうち、陸地に分布するもの。北米プレートなど。continental plate〈対義〉海洋プレート。
たいりく‐ほう【大陸法】
ドイツ・フランスを中心とする西ヨーロッパ諸国の法。制定法を中心とする点が特徴で、日本の近代法はその影響下に発展した。civil law〈比較〉英米法。
だいり‐けん【代理権】
代理人の法律上の地位。本人に代わって第三者に意思表示を行うことにより、その意思表示の法律効果を本人に生じさせることのできる資格。procuration
だいり‐こうし【代理公使】
外交使節の一つ。全権をもつ大使・公使の一時的な代理を務める公使。
だいり‐さま【内裏様】
→内裏雛(だいりびな)。とくに、男雛。
②内裏に住む人々の称。とくに、天皇。
だいり‐しょう【代理商】
特定の製造業者や卸商の取り引きの代理や仲介を行う業者。代理店。commission merchant
だいり‐せき【大理石】
《中国雲南省大理県に産することから》石灰岩が熱変成作用を受けてできた変成岩。粒状の結晶質石灰岩。おもに方解石からなる。白色や白地に緑色のしま模様など。建築用および装飾用(室内用)石材に使用。イタリアが代表的な産地。marble
だいりせきよう‐ひふ【大理石様皮膚】
末梢(まっしょう)循環障害が原因で起こる皮膚の変化。網目状の紅斑(こうはん)がみられる。長い時間こたつにあたっていたりすると、足や腹部に多く起こる。marbled skin
だいり‐せんそう【代理戦争】
大国がみずから戦争の当事国とはならず、他の国や集団を身代わりに戦わせる戦争。proxy war
たい‐りつ【対立】(名・サ変自)
性質・立場などの違うものが互いに張り合うこと。opposition〈用例〉意見が〜する。
たいりつ‐いでんし【対立遺伝子】
対立形質に関係のある1対の遺伝子。相同染色体上の対応する位置に存在する。アサガオの花色には赤色と白色を発現させる対立遺伝子がある。allele
たいりつ‐けいしつ【対立形質】
遺伝的に同時にあらわれることのない、互いに反対の形質。それぞれ対立遺伝子がになう。この遺伝子に優性と劣性がある場合には、対立形質の発現はメンデルの法則に従う。allelic charactor
たいりつ‐せつ【対立節】
文節の一種。互いに対等の関係で並列するもの。対立節からなる文を、とくに重文とよぶ。〈対義〉従属節。
だいり‐てん【代理店】
ある会社の代理となって、その業務を行う店。エージェンシー。agency〈用例〉広告〜。
だいり‐にん【代理人】
①他人の代理をする人。agent
②法律で、本人に代わって意思表示をし、また、第三者の意思表示を受ける権限をもつ人。deputy; representative
だいり‐はは【代理母】
不妊の女性に代わって胎児を発育させ、出産する女性。依頼人夫婦の受精卵を着床させる場合と、代理母となる女性の卵子に依頼人の夫の精子を体外授精させて戻す場合がある。surrogate mother
だいり‐びな【内裏雛】
雛祭りで雛壇の最上位に飾る1対の雛人形。内裏(御所)の貴人男女の姿に似せてつくられた。男雛は束帯、女雛は十二単(じゅうにひとえ)を着る。親王雛。だいりさま。
たい‐りゃく【大略】
[一](名)
①すぐれた知略。excellent scheme
②あらまし。大要。outline〈用例〉〜を述べる。
[二](副)だいたいにおいては。おおよそ。approximately
たい‐りゅう【対流】(名・サ変自)
熱の伝わり方の一種。気体や液体の一部を熱したとき、その部分が熱膨張して軽くなり、浮力により上昇し、反対に他の冷たい部分が下方に向かって流れる循環の運動。流体の中の熱の伝導は、おもに対流によって起こる。convection
たい‐りゅう【滞留】(名・サ変自)
①とどこおること。停滞。stagnation
②旅先で長くとどまること。滞在。stay〈用例〉パリに数年〜する。
たいりゅう‐うん【対流雲】
寒冷前線などで、対流による強い上昇気流が起こっているところにできる団塊状の雲。積雲・積乱雲など。convective cloud
たいりゅう‐けん【対流圏】
大気の最下層。地表から10〜20kmの大気圏。対流による雲の発生や降雨などふつうの気象現象の起こる部分。気温は100mにつき約0.6℃の割合で低くなる。troposphere〈参照〉成層圏。
たい‐りょう【大量】(名・形動)
①心が広いこと・さま。ひろい度量。
②分量が多いこと・さま。多量。large quantity〈用例〉〜に消費する。
たい‐りょう【大猟】
狩りで、獲物が多いこと。big bag
たい‐りょう【大漁】
漁業で、漁獲が多いこと。good catch〈対義〉不漁。
たいりょう‐いわい【大漁祝(い)】
漁民が大漁を祝う行事。親方の家で酒宴を張り、赤い手ぬぐいや法被(はっぴ)などを配るところが多い。
たいりょう‐せいさん【大量生産】
規格化・標準化された1種類の製品を、専用生産設備で継続・反復して製造すること。mass production
たいりょう‐ぶし【大漁節】
大漁を祝う民謡。千葉県銚子(ちょうし)地方のものが有名。
たい‐りょく【体力】
人間の活動の基礎となる身体的能力。体格、筋力や瞬発力などの行動力、環境の変化に耐える抵抗力が含まれる。physical strength
たいりょく‐テスト【体力テスト】
体力の状態や、その変化の状態などを各種のテストを通じて測定すること。身体測定や、反復横跳び・垂直跳び・ボール投げ・握力・肺活量などで測定する。
たい‐りん【大輪】
花などの大きいもの。だいりん。large flower
たい‐りん【台臨】(名・サ変自)
皇族がその場所へ来ることの敬語。
タイル【tile】
陶磁器製の小さな薄板。耐水・耐火・耐摩耗性にすぐれ、風呂(ふろ)場などの壁・床などに用いる。ほかにプラスチックなどの製品もある。
たい‐るい【苔類】
コケ植物類の一綱。植物体は葉状体または茎葉体で、細胞内に多数の葉緑体がある。ゼニゴケ・ジャゴケ・ウロコゴケなど。hepatics
たい‐れい【大礼】
天皇の即位に関する典礼。即位礼と大嘗(だいじょう)祭と大饗(だいきょう)からなる。
たい‐れい【頽齢】
老い衰えた年齢。老齢。
ダイレクト【direct】(形動)
直接にするさま。〈用例〉〜に交渉する。
ダイレクト‐アクセス【direct-access】
コンピューターで、記憶データを呼び出す方法の一つ。記憶されているデータを順次読み取ったりしないで、直接必要なデータを取り出したり、新しく加えたりできること。
ダイレクト‐メール【direct mail】
商品・サービスを購入する見込みのある人に直接郵便で届ける広告。あて名広告。DM。
タイ‐レコード【tie-record】
競技などで、これまでの最高記録と同じ記録。タイ記録。
たい‐れつ【隊列】
秩序正しくならんだ人々の列。file; rank〈用例〉〜を組む。
だいれん【大連】
中国遼寧(りょうねい)省、遼東半島南部の黄海に臨む港湾都市で、重工業都市。19世紀末ロシアが租借(そしゃく)し、日露戦争後は租借権が日本へ移り、大陸進出への拠点となった。第2次大戦後中国に復帰。人口241.7万(1991)。旧称旅大。ターリエン。
たい‐ろ【退路】
退却する道。逃げ道。the path of retreat〈対義〉進路。〈用例〉〜を断つ。
たい‐ろう【大老】
①豊臣秀吉(とよとみひでよし)の定めた豊臣家最高の5名の執政官。五大老。
②江戸幕府の職名の一つ。将軍を補佐して政治を行う幕府最高の官職で、常置ではなく必要時に老中(ろうじゅう)の上に1名が置かれた。
たい‐ろう【大牢・太牢】
①中国で、天子が神にそなえた牛・羊・豚。
②りっぱな料理。〈用例〉〜の美味。
③江戸時代、一般の罪人のためのろうや。
だいろっ‐かん【第六感】
①五感以外の直観的な感覚。勘。霊感。the sixth sense〈比較〉五感。
②《仏教語》第6の感覚器官「意」に対応する意識。六識。
たい‐ろん【対論】(名・サ変自)
双方が向かい合って、ふたりで議論すること。また、ある事柄について対抗して論ずること。その議論。
たい‐わ【対話】(名・サ変自)
向かい合って、さまざまな事柄について話をすること。その話。対談。ダイアローグ。conversation; dialog〈比較〉会話・座談・鼎談(ていだん)。〈用例〉親子の〜がない。
たいわ【大和】
〈町〉宮城県中部、吉田(よしだ)川に沿う町。中心の吉岡(よしおか)は旧城下町・宿場町。稲作中心の農林業地帯。人口2万1741(1994)。
だいわ【大和】
〈町〉広島県中部、沼田(ぬた)川上流の町。稲作・畜産の農業が主体。桃が特産。人口8032(1994)。
だいわ【大和】
〈村〉島根県中部、江(ごう)の川に沿う村。農林業の村で、シイタケ・ワサビ栽培がさかん。人口2229(1994)。
だいわぎんこう【(株)大和銀行】
金融業。都市銀行。信託業務を併営。大正7年(1918)設立。本店は大阪市中央区備後(びんご)町。
だいわこうしょうリース【大和工商リース(株)】
サービス業。仮設建物などのリース・販売会社。昭和34年(1959)設立。本社は大阪市中央区本町橋。
だいわしょうけん【大和証券(株)】
金融業。大手証券会社。昭和18年(1943)設立。本社は東京都千代田区大手町。
ダイワせいこう【ダイワ精工(株)】
その他製造業。釣具・スポーツ用品会社。昭和33年(1958)設立。本社は東京都東久留米(くるめ)市前沢。
たいわ‐たい【対話体】
対話を主とする文章のスタイル。会話文。dialogues
だいわだんち【大和団地(株)】
不動産業。昭和36年(1961)設立。本社は大阪市西区立売堀(いたちぼり)
だいわハウスこうぎょう【大和ハウス工業(株)】
建設業。建築会社。昭和30年(1955)設立。本社は大阪市西区阿波座(あわざ)
たいわへん【対話篇】
ソクラテスを主要な話者とする対話形式で書かれた、プラトンの諸著作。『饗宴(きょうえん)』『国家』など。
だいわぼうせき【大和紡績(株)】
繊維業。紡織会社。昭和16年(1941)設立。本社は大阪市中央区久太郎町。ダイワボウ。
だい‐われ【台割れ】
相場の下落による10円単位(台)の変動。たとえば30円台から20円台に移行することをいう。fall below the level〈対義〉台替わり。
たいわん【台湾】
中国大陸南東方に位置する大島。北は東シナ海、東は太平洋、南はバシー海峡、西は台湾海峡に臨む。面積3.6万km2。日清(にっしん)戦争後日本領となり、第2次大戦後中国に返還されたが、1949年、国共内戦に敗れた国民党政府が移った。しかし国連からは独立国として認められていない。人口2092.6万(1993)。近年経済の近代化が著しい。島都は台北(タイペイ)。タイワン。Taiwan
たいわん‐アカシア【台湾アカシア】
→そうしじゅ(相思樹)
たいわん‐かいきょう【台湾海峡】
中国大陸部と台湾の間の海峡。東シナ海と南シナ海を結ぶ。海峡南部に澎湖(ほうこ)列島がある。
たいわん‐ぎんこう【台湾銀行】
日本統治下の台湾に日本政府が設立した中央銀行。明治32年(1899)開業。台湾の産業開発と統制のため設立され、金融を通じて台湾の産業を支配。第2次大戦後閉鎖。
たいわん‐ざる【台湾猿】
オナガザル科の動物。体長40〜50cm、尾長30cm。体は明るい茶色。頭と背面は明灰褐色。森林を中心にくらすが、岩場も好む。台湾に分布。
たいわん‐しゅっぺい【台湾出兵】
明治7年(1874)の台湾への出兵事件。明治政府の最初の海外派兵。台湾に漂着した琉球(りゅうきゅう)島民の殺害を理由に出兵し占領したが、償金を得て解決。日本の琉球領有の布石となる。
たいわん‐そうとくふ【台湾総督府】
日本の台湾統治のための機関。明治28年(1895)台北市に創設。島民の議会設置請願を無視し、同化政策を推進。昭和20年(1945)敗戦により廃止。
たいわん‐つなそ【台湾綱麻】
→モロヘイヤの別名。
たいわん‐どじょう【台湾鰌】
タイワンドジョウ科の淡水魚。日本で雷魚(らいぎょ)と俗称される2種のうちの一つ(他方はカムルチー)。太い円筒形で全長約60cm。黄灰色地に暗褐色の斑紋(はんもん)が3列並ぶ(カムルチーは2列)。空気呼吸ができ、ほかの魚類を襲う。中国南部・インドシナ・フィリピンに分布。日本へも移入し、繁殖している。snakehead
たいわん‐ひのき【台湾檜】
ヒノキ科の常緑高木。ヒノキの変種。台湾の山地にはえる。高さ約60m。樹脂が多く、心材は淡紅色。建築・器具用材。タイヒ。
たいわん‐ぼうず【台湾坊主】
①禿頭(とくとう)病。脱毛症。
→東シナ海低気圧の俗称。
たいわん‐りす【台湾鼠】
台湾産のリス科の動物。体長約20cm、尾は体長よりやや短い。背面は暗黄褐色、下面は灰褐色。東南アジアに広く分布するハイガシラリスの亜種で、森林にすむ。日本では、伊豆(いず)大島・江の島などに移入したものが野生化している。