たか‐が【高が】(副)
いくら高く見つもっても。せいぜい。たかだか。at most〈用例〉〜1万円ぐらいの品。
たかがかり‐もの【高掛(か)り物】
江戸時代、石高(こくだか)を基準に課した雑税。労力・現物を上納したが、しだいに米や貨幣に移行。
たか‐がり【鷹狩(り)】
狩猟の方法の一つ。訓練したタカに鳥獣を捕らえさせるもの。古来、公家(くげ)・武/家(ぶけ)の間で盛ん。明治以降は宮内(くない)省が存続させていたが、現在は官・民ともほとんど行われていない。falconry
たかがわ‐かく【高川格】
(1915-86)囲碁棋士。九段。和歌山県生まれ。名誉本因坊。号は秀格。第7〜15期の本因坊戦9連覇を記録。
たか‐かんすう【多価関数】
独立変数の1つの値に対して、従属変数の値が2つ以上定まる関数。many-valued function〈比較〉一価関数。
たか‐き【高き】
〈文語的〉
《「たかし」の連体形から》高い所。また、身分の高い人。〈対義〉低き。〈用例〉必ずしも〜を望まず。
たかき【高来】
〈町〉長崎県東部、多良(たら)岳南麓(なんろく)の町。中心は湯江。ミカン・野菜栽培、海苔(のり)養殖が主体。人口1万0987(1994)。
たかぎ【喬木】
〈村〉長野県南部、天竜川に沿う村。稲作、リンゴ・柿(かき)などの果樹栽培がさかん。人口7223(1994)。
たかぎ‐あきみつ【高木光】
(1920-95)小説家。本名、誠一。青森県生まれ。京大卒。本格推理小説を中心に活躍。作品『刺青(しせい)殺人事件』など。
たかぎ‐いちのすけ【高木市之助】
(1884-1974)国文学者。名古屋生まれ。東大卒。名大教授。古代・中世文学専攻。著書『古文芸の論』など。
たかぎ‐かねひろ【高木兼寛】
(1849-1920)海軍軍医総監。日向(ひゅうが)の人。かっけ病調査委員となり、治療に効果をあげた。慈恵(じけい)医大の前身の成医会講習所をつくり、民間での医師養成に寄与した。
たかぎ‐ていじ【高木貞治】
(1875-1960)数学者。岐阜県生まれ。東大教授。類体論を完成。日本数学界で指導的役割を果す。昭和15年(1940)文化勲章受章。著書『解析概論』など。
たかぎ‐のぶこ【高樹のぶ子】
(1946-)小説家。本名は鶴田信子。山口県生まれ。東京女子大短大卒。昭和59年(1984)『光抱く友よ』で第90回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『その細き道』『遠すぎる友』『追い風』など。
たか‐きび【高黍】
→もろこし(唐黍)
たかぎ‐みずたろう【高木壬太郎】
(1864-1921)神学者・教育家。駿河(するが)の人。静岡師範・東洋英和学校卒。青山学院教授・院長。日本メソジスト教会の重鎮。著書『基督(キリスト)教大辞典』など。
たかぎ‐やさか【高木八尺】
(1889-1984)歴史学者。東京生まれ。東大卒。東大教授。アメリカ政治・外交史を研究。また、国際文化交流に尽力。著書『米国政治史序説』など。
タカキュー【(株)タカキュー】
商業。衣料品販売会社。とくに紳士服。昭和25年(1950)設立。本社は東京都板橋区板橋。
た‐かく【多角】
①角が多いこと。many angles
②多方面。diversified; many-sided
た‐がく【多額】
多くの金額。large sum of money〈対義〉少額。
たかく‐か【多角化】(名・サ変他)
種々の方面や分野にわたるようにすること。diversification〈用例〉経営の〜。
たかく‐けい【多角形】
平面上で、相続くどの3点も1直線上にはない個 (n≧3) の点を線分で順に結んでつくられる図形。辺の数が個のものを角形という。たかっけい。polygon
たかく‐けいえい【多角経営】
企業が従来の業種以外の業種をいくつか、同時に運営すること。diversification
たかく‐さいぼう【多核細胞】
2個以上の核をもつ細胞。apocyte
たかくす‐じゅんじろう【高楠順次郎】
(1866-1945)仏教学者。広島県の人。東大教授。『大正新脩(しんしゅう)大蔵経』『南伝大蔵教』を刊行。昭和19年(1944)文化勲章受章。
たかく‐てき【多角的】(形動)
物事が多方面にわたるさま。many-sided〈用例〉〜に検討。
たかくてき‐ぼうえきこうしょう【多角的貿易交渉】
多国間で貿易をするために行われる、関税や非関税障壁の撤廃などをめぐる交渉。1979年の東京ラウンドや86年のウルグアイラウンドはその代表例。MTN。multilateral trade negotiation
たかく‐のうぎょう【多角農業】
土地と労働力の有効な配分や、多種類の作物栽培による危険分散などで、安定した収穫・収益をめざす農業経営。multiple agriculture
たがくのうぜいしゃ‐ぎいん【多額納税者議員】
明治憲法下、貴族院の勅任(ちょくにん)議員の一つ。満30歳以上の男子で直接国税を多額納入する者の中から、府県ごとに互選により1、2名選出。任期は7年。
たかく‐ぼうえき【多角貿易】
3国以上の国間で行われる貿易。2国間だけの貿易よりも国際分業の利点を十分に生かすことができる。MT。multilateral trade
たか‐ぐもり【高曇(り)】
空の高い所に雲があって、曇っていること。overcast with high clouds
たかくら‐けん【高倉健】
(1931-)映画俳優。福岡県生まれ。主演作『網走(あばしり)番外地』シリーズ、『居酒屋兆治』など。
たかくら‐てんのう【高倉天皇】
(1161-81)第80代天皇(在位(1168-80))。後白河(ごしらかわ)天皇の第7皇子。平清盛(たいらのきよもり)の娘徳子(とくこ)を中宮とし、その間に安徳(あんとく)天皇をもうけた。
たかくら‐とくたろう【高倉徳太郎】
(1885-1934)神学者・牧師。京都生まれ。東京神学社卒。東京神学社教授・校長。恩寵(おんちょう)による救いと贖罪(しょくざい)の福音を明示、日本の教会の神学的覚醒(かくせい)を促す。
たかくわ‐らんこう【高桑闌更】
(1726-98)江戸中期の俳人。名は正保・忠保。金沢の人。天明(てんめい)期中興俳壇の有力者の一人。遊歴後、京都に定住、「花の本宗匠」の号を許される。編著『蓬莱島(よもぎじま)』、句集『半化房発句集』など。
たか‐げた【高下駄】
あしだ。とくに、歯の高いあしだ。たかあし。
たか‐ごし【高腰】
腰を高くして、かがめないこと。傲慢なようすをいう。
高腰を掛く(たかごしをかく)
いばって腰かける。
たか‐さ【高さ】
高いこと・程度。height〈用例〉背の〜。
たかさき【高崎】
〈市〉群馬県南部の市。旧城下町・宿場町。商工業都市で、卸売(おろしうり)の商圏が広い。北関東の交通の中心で、上越新幹線などの鉄道や幹線道路が集中。人口23万7234(1994)。
たかざき【高崎】
〈町〉宮崎県南西部、都城(みやこのじょう)盆地にある町。農林業中心で、タバコ栽培などがさかん。人口1万2668(1994)。
たかさき‐けいざいだいがく【高崎経済大学】
公立大学。昭和27年(1952)創立の高崎市立短期大学を前身とし、同32年(1957)より現制。所在地は群馬県高崎市上並榎(かみなみえ)町。
たかさきさんこう【高崎三興(株)】
パルプ・紙。製紙・紙製品加工会社。大正3年(1914)設立。本社事務所は東京都中央区日本橋本町。
たかさき‐せん【高崎線】
JR東日本の鉄道幹線の一つ。埼玉県大宮と群馬県高崎を結ぶ。上越線・信越本線と連絡。長さ74.7km。明治17年(1884)開通。
たかさき‐まさかぜ【高崎正風】
(1836-1912)歌人。薩摩(さつま)生まれ。桂園(けいえん)派の代表歌人。御歌所(おうたどころ)の初代所長。歌集『たづがね集』など。
たかさき‐やま【高崎山】
大分県別府湾に臨む山。標高628m。溶岩円頂丘(鐘状(しょうじょう)火山)。野猿(やえん)の餌(え)づけに成功、名所となる。
たか‐さご【高砂】
[一]フエダイ科の海水魚。紫赤色の体側を2本の黄色縦帯が走る。体長約25cm。美味。八丈(はちじょう)島・鹿児島以南に分布。
[二]
①謡曲の曲名。脇(わき)能物。世阿弥(ぜあみ)作。祝言曲、祝儀の小謡(こうたい)に用いられる。前段老夫婦(高砂、住吉(すみよし)の相生(あいおい)の松の精)が長命和合を語り、後段住吉明神が御代を祝福し神舞を舞う。
②謡曲をもとにした長唄(ながうた)・箏(そう)曲などの曲名。
たかさご【高砂】
〈市〉兵庫県南部、加古川河口の市。旧城下町。繊維・化学・電機・鉄鋼などの各種工業が発達。人口9万6568(1994)。
たかさごこうりょうこうぎょう【高砂香料工業(株)】
化学工業。香料製造会社。昭和26年(1951)設立。本社は東京都大田区蒲田。
たかさご‐そう【高砂草】
野原にはえるキク科の多年草。高さ約30cm。羽状の細長い葉が基部につく。初夏に紫にふちどられた白い頭状花をつける。
たかさご‐ぞく【高砂族】
台湾原住民、高山(カオシャン)族の総称。清(しん)朝時代は漢化の度合いに応じて、熟蕃(じゅくばん)と生蕃(せいばん)に区別されたが、日本統治期後半に高砂族という総称でまとめられた。言語はマライ‐ポリネシア語族のインドネシア語派に属する。生業は種族により異なるが、焼き畑農耕・水田耕作・漁労などを行う。
たかさごねつがくこうぎょう【高砂熱学工業(株)】
建設業。空調設備工事会社。大正12年(1923)設立。本社は東京都千代田区神田駿河台(するがだい)
たかさご‐の【高砂の】
[枕ことば]《高砂の地は、高砂神社境内に有名な高砂の松(相生(あいおい)の松)があることで知られることから》「待つ・尾の上(へ)」にかかる。〈用例〉〜まつといひつつ年を経て変はらぬ色と聞かば頼まむ(後撰・恋4)。
たかさご‐ゆり【高合】
台湾にはえるユリ科の大形ユリ。テッポウユリに似た白色または黄褐色の花をつける。観賞用に栽培。
たかさと【高郷】
〈村〉福島県北西部、阿賀野(あがの)川上流域にある村。稲作、タバコ・野菜栽培、林業が中心。人口2851(1994)。
たかさぶろう
キク科の一年草。世界の暖地に広く分布し、田のあぜ道などに多い。高さ約30cm。夏に白い花をつける。
たか・し【高し】(形ク)
〈古語〉
→たかい(高い)
だ‐がし【駄菓子】
大衆的な菓子。かつては麦・ヒエ・アワなどの安い材料にあめや黒砂糖などを加えて作ったもの。雑菓子。
タカ‐ジアスターゼ【Taka-Diastase】
《商標名》明治27年(1894)に高峰譲吉(たかみねじょうきち)がコウジカビから得たでんぷん分解酵素。でんぷんをβ(ベータ)‐麦芽糖にする。消化酵素剤。〈参照〉ジアスターゼ。
たか‐しお【高潮】
気象災害の一つ。台風や低気圧の接近にともなう海岸での水位上昇。低気圧による水面の吸い上げと、強風による吹き寄せの効果が重なって起こる。海水が陸上に押し寄せ、災害を引き起こす。風津波。暴風津波。こうちょう。high tide〈比較〉津波。
たかしな‐たかかね【高隆兼】
(?-?)鎌倉(かまくら)後期の宮廷画家。大和絵様式を完成、綿密な描写が得意。作品『春日権現(かすがごんげん)験記絵巻』20巻など。
たかしま【高島(株)】
商業。商社。建材・繊維・電子部品など。昭和6年(1931)設立。本社は東京都中央区銀座。
たかしま【高島】
〈町〉滋賀県西部、琵琶(びわ)湖に臨む町。旧城下町。農業中心。白鬚(しらひげ)神社がある。人口6903(1994)。
たかしま【高島】
〈町〉長崎県、長崎港外の高島・端島(はしま)などからなる町。明治元年(1868)以来の高島炭鉱は、昭和61年(1986)閉山。人口1128(1994)。
たかしま【鷹島】
〈町〉長崎県北部、伊万里(いまり)湾内の鷹島と黒島からなる町。タイ・ハマチの養殖がさかん。人口3213(1994)。
たかしま‐かえもん【高島衛門】
(1832-1914)明治の実業家・易学者。江戸生まれ。号は呑象(どんしょう)。ガス・鉄道などの事業に活躍する一方、高島易断を創始。
たかしま‐しゅうはん【高島秋帆】
(1798-1866)幕末の砲術家。長崎の人。オランダ人に砲術を習い、幕府に洋式砲術の採用を進言。一時投獄されたが、のち講武所砲術指南役。
たか‐しまだ【高島田】
日本髪の一つ。未婚の女性の髪型。島田髷(まげ)のなかでもっとも髷の位置が高いもの。花嫁の髪として多く用いられる。文金高島田。
たかしまだいら‐だんち【高島平団地】
東京都板橋区北部の高層住宅を中心とする住宅団地。東西約3km、南北約1km。
たかしまや【(株)高島屋】
商業。百貨店。大正8年(1919)設立。前身は天保(てんぽう)2年(1831)京都で開業した呉服店。本社は大阪市中央区難波(なにわ)
たかしみず【高清水】
〈町〉宮城県北部、古川市北東隣の町。旧宿場町。農業が中心で工場も進出。人口4878(1994)。
たか‐じゅせい【他家受精】
異なる個体間の受精。植物では異株(いしゅ)間または同一株内の異なる花のあいだでの受精をさす。cross fertilization
たか‐じゅふん【他家受粉】
雄蕊(ゆうずい)の花粉が他の株の花の雌蕊(しずい)に受粉すること。異花受粉。cross pollination〈対義〉自家受粉。
たか‐じょう【鷹匠】
①タカの飼育・訓練を行い、鷹狩りに従事する者。江戸時代は将軍や大名に仕えた。鷹飼(がい)。鷹使い。鷹師。鷹居(すえ)。falconer
②明治時代以後、宮内省(くないしょう)式部職猟場係に属した職名。
たかじょう【高城】
〈町〉宮崎県南西部、都城(みやこのじょう)盆地北部の町。稲作、茶・タバコ栽培などがさかん。人口1万3409(1994)。
たが‐じょう【多賀城】
現在の宮城県多賀城市に8世紀に築かれた古代日本国家の東北経営の根拠地。9世紀以降は陸奥(むつ)国府として機能。昭和38年(1963)から発掘調査。国の特別史跡。
たがじょう【多賀城】
〈市〉宮城県中部、仙台市北東隣の市。内陸型工業が発達、宅地化もさかん。人口5万8818(1994)。
たがじょう‐ひ【多賀城碑】
日本三古碑の一つ。宮城県多賀城址(じょうし)にのこる石碑で、多賀城設置の由来などを記す。天平宝字(てんぴょうほうじ)6年(762)の日付を刻しているが、後世の偽作ともいう。壺(つぼ)の碑(いしぶみ)
たかす【高鷲】
〈村〉岐阜県北西部、長良(ながら)川上流にある村。稲作・大根栽培などがさかん。蛭ケ野(ひるがの)高原がある。人口3596(1994)。
たかす【栖】
〈町〉北海道中部、旭川(あさひかわ)市北隣の町。稲作・野菜栽培などの農業が行われる。台地部は住宅地として発展。人口7030(1994)。
たかすえ‐の‐むすめ【女】
→すがわらのたかすえのむすめ(菅原孝標女)
たかすぎ‐しんさく【高杉晋作】
(1839-67)幕末の尊攘(そんじょう)派の志士。長州藩士。吉田松陰(よしだしょういん)の松下村塾(しょうかそんじゅく)に学ぶ。文久(ぶんきゅう)3年(1863)の外国船に対する砲撃にさいして奇兵隊(きへいたい)を組織、翌年4国連合艦隊との講和にあたる。さらに長州藩の軍事体制をつくり幕府軍を撃破。
たか‐せ【高瀬】
→浅瀬。shoal
②「→高瀬舟」[一]の略。
たかせ【高瀬】
〈町〉香川県西部、高瀬川上流の町。稲作、茶・タバコ・ミカン栽培などがさかん。人口1万7131(1994)。
たかせ‐がわ【高瀬川】
京都市東部、鴨(かも)川に沿い南流する運河。長さ10km。江戸時代角倉了以(すみのくらりょうい)により開かれ、舟運に利用。
たかせ‐ダム【高瀬ダム】
長野県西部、信濃(しなの)川支流の高瀬川にあるダム。有効貯水量1620万m3。発電用ロックフィル‐ダムで、日本最大級の出力をもつ新高瀬川発電所がある。
たかせ‐ぶね【高瀬舟・高瀬船】
[一]主として川で使われた船。古代・中世には小型で船底が深く、近世では大型となり底が浅くなった。川の状況により形は多少異なる。
[二]《高瀬舟》森鴎外(もりおうがい)の歴史小説。大正5年(1916)発表。弟殺しの罪に問われた男の身の上を描き、安楽死の是非を問う。
たかた【高田】
〈町〉福岡県大牟田(おおむた)市北隣の町。干拓地が広い。稲作・ミカン栽培・海苔(のり)養殖が中心。人口1万6670(1994)。
たかだ【高田】
新潟県上越市の中心地区。旧高田市で、城下町・軍都として繁栄。豪雪地として有名。日本スキー発祥の地。
たか‐だい【高台】
高く平たい台状の土地。台地。hill; plateau
たか‐だか【高高】(副)
①めだって高いさま。aloft〈用例〉〜と旗をかかげる。
②声や音の大きいさま。〈用例〉〜と読みあげる。
③多く見て。せいぜい。たかが。at most〈用例〉〜500円ぐらいの差。
たかたか‐ゆび【高高指】
《「丈(たけ)高指」の転》中指。
たかだきこう【高田機工(株)】
金属製品。橋梁(きょうりょう)・鉄骨建築物建設会社。昭和7年(1932)設立。本社は大阪市浪速(なにわ)区敷津西。
たかだ‐けんぞう【高田賢三】
(1940-)服飾デザイナー。兵庫県生まれ。パリの服飾界で活躍。日本の伝統的な着物の感覚を独創的に生かして注目される。
たかだ‐さなえ【高田早苗】
(1860-1938)教育家・政治家。江戸の人。東大卒。大隈重信(おおくましげのぶ)とともに早稲田(わせだ)大学の創設に参画。のち大隈内閣の文相、貴族院議員などを務め、大正12年(1923)から早大総長。
たかだ‐せいこ【高田せいこ】
(1900-77)舞踊家。金沢生まれ。舞踊家高田雅夫(まさお)と結婚。舞踊団・研究所を主宰。
たかだのばば【高田馬場】
東京都新宿区北西部の地名。江戸時代に馬場があり、堀部安兵衛(ほりべやすべえ)の仇討(あだう)ちで有名。
たかだ‐ひろあつ【高田博厚】
(1900-87)彫刻家。石川県生まれ。高村光太郎に師事。作品『アランの肖像』など。
たかだ‐へいや【高田平野】
新潟県南西部、荒川流域の沖積平野。稲作地帯。北部に頸城(くびき)油田がある。頸城平野。
たかた‐みのる【高田実】
(1871-1916)新派俳優。東京生まれ。川上音二郎(かわかみおとじろう)一座で初舞台。大阪で成美団結成、帰京して本郷座時代を樹立、「新派の団十郎」とよばれた。
たかだや‐かへえ【高田屋衛】
(1769-1827)江戸後期の回船業者。淡路(あわじ)の人。蝦夷(えぞ)地交易で活躍し、のち幕府の御用船頭。文化(ぶんか)9年(1812)ロシアに捕らえられ翌年帰国。日露間の紛争解決に尽力。
たかた‐やすま【高田保馬】
(1883-1972)社会学者・経済学者。佐賀県生まれ。京大卒。京大・阪大教授。近代経済学導入の先駆者の一人。社会学の体系を研究し、人口史観を主張した。著書『社会学原理』など。
たかちほ【高千穂】
〈町〉宮崎県北西部、五ケ瀬(ごかせ)川上流の町。日本建国の神話伝説の地。「夜神楽(よかぐら)」と高千穂峡が有名。人口1万7355(1994)。
たかちほ‐きょう【高千穂峡】
宮崎県北西部、五ケ瀬(ごかせ)川上流の峡谷。柱状節理(ちゅうじょうせつり)の美しい峡谷で、絶壁から真名井滝(まないのたき)が落ちる。高天(たかま)の原・天(あま)の岩戸など神話の舞台。
たかちほ‐しょうかだいがく【高千穂商科大学】
私立大学。明治45年(1912)創立の高千穂高等商業学校を前身とし、昭和25年(1950)より現制。所在地は東京都杉並区大宮。
たかちほ‐の‐みね【高千穂峰】
宮崎・鹿児島県境の山。標高1574m。霧島火山の一つ。頂上に天孫降臨伝説の天(あま)の逆鉾(さかほこ)がある。
たかちほ‐よかぐら【高千穂夜神楽】
宮崎県西臼杵(うすき)郡高千穂町に伝わる神楽。11月22日から2月上旬にかけて集落ごとに行われる。農民が主体となり、順に神楽宿を決め夜を徹して神楽を演じ、五穀豊穣(ほうじょう)を祈る。
たか‐ちょうし【高調子】
声などの調子がふつうより高いこと。また、その調子。たかっちょうし。high tone〈用例〉聴衆を前に〜で話す。
だ‐かつ【蛇蝎・蛇蠍】
①ヘビとサソリ。serpent and scorpion
②恐れ嫌われるもののたとえ。be detested〈用例〉〜のごとく忌み嫌う。
たかつかさ‐け【司家】
中世・近世の五摂家の一つ。藤原北家(ほっけ)近衛家実(このえいえざね)の四男兼平が祖。兼平邸が鷹司室町にあったところからつけた家名。
たかつ‐がわ【高津川】
島根県西部を北流する川。長さ81km。冠山山地に発し、益田市で日本海に注ぐ。アユで知られる。
たか‐つき【高坏】
飲食物をもる、脚つきの台。漆を塗ったもの、蒔絵(まきえ)を施したもの、紫檀(したん)製のものなどがある。角高坏が正式、丸高坏は略式とされる。
たかつき【高月】
〈町〉滋賀県北部、琵琶(びわ)湖北岸の町。稲作中心の農業の町。特産に高月スイカがある。人口1万0610(1994)。
たかつき【高槻】
〈市〉大阪府北東部の市。旧城下町・宿場町。化学・電機・食品の大工場が工業地域を形成し、宅地化もさかん。人口35万8985(1994)。
だ‐がっき【打楽器】
打ったり、振ったり、こすったりして音を出す楽器の総称。マラカスなどの体鳴(自鳴)楽器と太鼓などの膜鳴(まくめい)楽器に分けられる。percussion instrument〈比較〉管楽器・弦楽器。
たかっ‐けい【多角形】
→たかくけい(多角形)
たか‐づの【高角】
かぶとの前立てで、シカの角を高く立てたもの。
たかて‐こて【高手小手】
《「高手」は、ひじから肩まで》後ろ手に厳重にしばること。
たか‐てらす【高照らす】
[枕ことば]「日」にかかる。〈用例〉やすみししわご大王(おほきみ)〜日の皇子(みこ)(かむ)ながら神さびせすと(万葉・1・45)。
たか‐とうだい【高灯台】
トウダイグサ科の多年草。山野にはえる。高さ約50cm。葉は長楕円(だえん)形で互生し、茎の先に5枚の葉を輪生する。有毒植物。
たかとお【高遠】
〈町〉長野県、伊那(いな)市東隣の町。旧城下町。城跡の桜が有名。江戸時代、大奥の女性絵島(えじま)の配流(はいる)の地。人口7943(1994)。
たか‐どの【高殿】
高いごてん。高楼。
たか‐とび【高飛び】(名・サ変自)
①高くとぶこと。
②犯人などが遠くへ逃げること。running away〈用例〉海外へ〜する。
たか‐とび【高跳び】
①高く跳ぶことを競う競技。立ち高跳び・走り高跳びなど。
②「→走り高跳び」の略。〈比較〉幅跳び。
たか‐とびこみ【高飛(び)込み】
水泳競技の飛び込み種目の一つ。高さ5m、7.5m、または10mの飛び込み台から飛び込む。制限選択飛びと自由選択飛びがあり、フォームの美しさと正確さを競う。high-board diving〈比較〉飛び板飛び込み。
たか‐どま【高土間】
昔の歌舞伎(かぶき)劇場で、桟敷(さじき)の前に平土間よりも一段高く設けられた席。
たかとみ【高富】
〈町〉岐阜県南西部、岐阜市北隣の町。農業・繊維関係工業・商業がさかん。人口1万9034(1994)。
たかとり【高取】
〈町〉奈良県、奈良盆地南縁の町。中心の土佐(とさ)は旧城下町。高取城趾(じょうし)がある。農業が中心で売薬業も多い。人口8397(1994)。
たか‐な【高菜】
カラシナの変種。葉は楕円(だえん)形で大きく、しわがある。辛味が少なく漬物用。
たかなべ【高鍋】
〈町〉宮崎県中部、日向灘(ひゅうがなだ)に臨む町。旧城下町。商業が活発で工業化も進む。人口2万2552(1994)。
たか‐なみ【高波】
高く立つ波。大波。high waves
たか‐な・る【高鳴る】(五自)
①高く鳴り響く。ring high
②期待・喜びなどでどきどきする。beat fast〈用例〉胸が〜。
たかなわ【高輪】
東京都港区南端の地区。江戸時代は大名屋敷があり、明治以降も高級住宅地。赤穂(あこう)義士の墓で知られる泉岳(せんがく)寺がある。
たかなわ‐はんとう【高縄半島】
愛媛県北部、瀬戸内海に張り出した半島。今治(いまばり)平野・松山平野があり、中央部の山地は高縄山986m、東三方ケ森(ひがしさんぽうがもり)1233mなどからなる。