- た‐ぶん【他聞】
- 他人が聞くこと。他人に聞こえること。reach other's ears
- 他聞を憚る(たぶんをはばかる)
- 人に聞かれては困る。confidential
- た‐ぶん【多分】
- [一](名・形動)
- ①数量の多いこと・さま。たくさん。相当。a lot of〈用例〉〜の寄付をいただく。
- ②かなり多いさま。相当。〈用例〉〜にそのおそれがある。
- [二](副)《下に推量をともなって》予想される可能性が高いさま。おそらく。たいてい。おおかた。probably〈用例〉〜だめでしょう。
- だ‐ぶん【駄文】
- ①つまらない文章。poor writing
- ②自分の文章を謙遜(けんそん)していう語。
- た‐べ【田▽部】
- 大化の改新前、屯倉(みやけ)(朝廷の直轄領)で働いた耕作民。
- たべ‐あるき【食べ歩き】
- おいしいものや名物料理を、あちこちと食べて回ること。
- たべ‐かけ【食べ掛け】
- 食べて途中でやめること。中途まで食べたもの。food half-eaten
- たべ‐かす【食べ▼滓】
- ①おもなところを食べてしまった残り。食べ残り。leavings of a meal
- ②食後、口中に残った食物の小さなくず。bits of remaining food in the mouth
- たべ‐ごろ【食べ▼頃】
- 食べるのにいちばんおいしいころあい・時節。be in seasen
- たべ‐ざかり【食べ盛り】
- 子どもの成長期で、食欲のさかんな時期。growing child
- たべ‐すぎ【食べ過ぎ】
- ほどよい分量をこえて食べること。食い過ぎ。overeating
- タペストリー【tapestry】
- =タピストリー・タピスリー。
- ①絵画的な模様を織り出したつづれ織り、または壁掛け。
- ②キャンバス地の織り目を拾い、全布面を刺した色糸刺繍(ししゅう)。
- たべ‐つ・ける【食べ付ける】(下一他)
- 食べ慣れている。しばしば食べている。be used to eating〈用例〉〜・けないごちそう。
- ダベナント【William D'Avenant】
- (1606-68)イギリスの詩人・劇作家。イギリス演劇の発展に貢献。シェークスピアの私生児と自称。
- たべ‐のこ・す【食べ残す】(五他)
- 食べきらないで残す。leave half eaten
- たべ‐もの【食べ物】
- 食品になる物。しょくもつ。food〈対義〉飲み物。
- たべ‐よご・す【食べ汚す】(五他)
- 食べて、あたりをきたなくする。食いちらす。
- *た・べる【食べる】(下一他)
- ①食べ物をかんでのみこむ。食する。「食う」よりも丁寧な言い方。eat〈用例〉ごはんを〜。
- ②生活する。live〈用例〉何をして〜・べているのか。
- 食べて直ぐ寝ると牛になる(たべてすぐねるとうしになる)
- 食後すぐに横になる、行儀の悪さを戒めたことば。御飯を食べて直ぐ寝ると牛になる。
- だべ・る【駄▽弁る】(五自)
- 《俗語。「駄弁(だべん)」の動詞化》無駄話をする。
- た‐へん【田偏】
- 漢字を組み立てている部分の名。「町・畔・略」などの左にある「田」。
- た‐べん【多弁・多▼辯】(名・形動)
- 口数が多いこと・さま。おしゃべり。talkative〈対義〉寡黙・無口。〈用例〉俄(にわか)に〜になる。
- だ‐べん【駄弁・駄▼辯】
- くだらないおしゃべり。idle talk〈用例〉〜を弄(ろう)する。
- たへんりょう‐かいせき【多変量解析】
- 2つ以上の変量の同時分布で記述される系の構造を、統計的に明らかにする理論・方法の総称。相関分析・回帰分析・因子分析・主成分分析など。multivariate analysis
- たぼ【▼髱】
- ①日本髪の襟足(えりあし)の、ふくらみをもたせた部分。つと。
- ②《俗語》婦人。
- だ‐ほ【▼拿捕・▼拏捕】(名・サ変他)
- ①つかまえること。捕獲。capture
- ②国際法上、交戦国の軍艦が、正当な捕獲の理由ありと認めた敵国や中立国の船舶を捕らえる行為。平時に外国船舶を捕らえる場合もいう。capture
- た‐ほう【他方】
- [一](名)ほかの方面・方向。other sides〈対義〉一方。
- [二](副)一方から見ると。on the other hand〈用例〉まじめだが、〜おもしろいところもある。
- た‐ぼう【多忙】(名・形動)
- たいへんいそがしいこと・さま。be very busy〈用例〉〜をきわめる。
- た‐ぼう【多望】(名・形動)
- 将来有望なこと・さま。great promise
- だ‐ほう【打法】
- 野球やゴルフなどで、たまの打ち方。way of batting
- だ‐ぼう【打棒】
- ①野球で、バット。bat
- ②バットで投球を打つこと。打撃。batting〈用例〉〜大いにふるう。
- たほう‐とう【多宝塔】
- 元来は釈迦(しゃか)・多宝の2仏をまつる塔のこと。『法華経(ほけきょう)』に基づいて造られた。一般には屋根と下層が方形で、その間が円形になっている二重の塔をいう。上に相輪を立てる。
- たほう‐にょらい【多宝如来】
- 『法華経(ほけきょう)』による東方宝浄世界の教主。釈迦(しゃか)によって『法華経』が説かれたとき、地中から多宝塔を出現させ、『法華経』の真実なることを証明したという。多宝仏。
- た‐ほうめん【多方面】
- いろいろな方面・分野。many-sided〈用例〉〜にわたる知識。
- タホ‐がわ【タホ川】
- (Rio Tajo)スペイン中部の川。マドリード東方の山地から西に流れ、ポルトガルのリスボンで入り江をつくり大西洋に注ぐ。長さ1000km。テージョ川。
- だ‐ぼく【打撲】(名・サ変他)
- 打つこと。たたくこと。blow
- だぼく‐しょう【打撲傷】
- 鈍い外力を受けたさいの、身体が裂傷しない非開放性の損傷。直下に骨のある部位では組織の皮下損傷がひどく、皮下出血・はれ・痛みが著しい。打ち身。contusion; bruise
- だぼ‐だぼ(副・形動・サ変自)
- ①衣服が身に合わず、大きすぎるさま。だぶだぶ。baggy; loose
- ②水などを勢いよくたくさん注ぐさま。pour down
- だぼ‐はぜ【だぼ▼鯊】
- とくに東京近辺でいう小形のハゼ類の呼称。一般にチチブをさすが、アゴハゼやドロメをこのようによぶこともある。
- だ‐ぼら【駄▽法▼螺】
- くだらない大言。big talk〈用例〉〜をふく。
- *たま【玉・▽珠】
- [一](名)
- ①丸い形をした美しい石の総称。宝石。美しい石。真珠。jewel〈用例〉〜をみがく。〈数え方〉1顆(か)。
- ②玉のように美しいものをほめていう語。〈用例〉〜の杯(さかずき)。
- ③球形をしたもの。とくに、汗・涙・水滴など。bead; ball〈用例〉〜の汗。
- ④そろばんの、計算のときに動かすもの。bead〈用例〉〜をはじく。
- ⑤めん類の一かたまり。〈用例〉うどんの〜。
- ⑥→レンズ。lens; glass〈用例〉めがねの〜。
- ⑦手段としてちょうどいいもの。tool〈用例〉娘を〜にして悪事を働く。
- ⑧《俗語》美しい女。〈用例〉上〜(じょうだま)。
- [二](接頭)美しい、りっぱな、の意を表す。また、ほめて言う語。〈用例〉〜垣。
- 玉散る(たまちる)
- ①玉が飛び散る。露や水しぶきが玉のように散る。
- ②刀の刃が光りきらめくさまをいう。
- 玉と欺く(たまとあざむく)
- 玉のように見せかける。露などの形容にいう。
- 玉となって砕くとも瓦となって全からじ(たまとなってくだくともかわらとなってまったからじ)
- 《『北斉書』「元景安伝」にあることば》義のため名のために死ぬことはあっても、いたずらに生きながらえて恥はさらしたくないものだ。
- 玉なす(たまなす)
- ①玉のように見える。
- ②玉のようにりっぱである。
- 玉に瑕(たまにきず)
- りっぱなものに、わずかな欠点のあるたとえ。fly in the ointment
- 玉の盃底無きが如し(たまのさかずき、そこなきがごとし)
- 《『韓非子(かんぴし)』「外儲(がいちょ)説」にあることば》外見がりっぱでも、大事な部分が欠けている。
- 玉琢かざれば器を成さず(たまみがかざればうつわをなさず)
- 《『礼記(らいき)』「学記」にあることば》素質があっても、修養をつまなければ、すぐれた人間にはなれない。
- 玉を転がす(たまをころがす)
- 美しい声や、澄んだ音のたとえにいう。
- *たま【球】
- ①丸いもの。球形のもの。玉突きの球・ボールなど。ball
- ②→電球。bulb〈用例〉電気の〜。
- *たま【弾】
- ①銃で撃つ弾丸。bullet〈用例〉ピストルの〜。
- ②《俗語》紙とじ器具の、針。
- たま【▽偶・▽適】(名・形動)
- めったにないこと・さま。まれなこと・さま。rare〈用例〉〜の休み。〜に会う。
- たま【▽魂・霊・▼魄】
- たましい。古代では事物の内部に宿り、ときに遊離する人格的・霊力的な存在と考えられた。
- 魂合う(たまあう)
- 《たましいがぴったり合って一つになる、の意》互いの、思う気持ちが一致する。
- たま【多摩】
- 〈市〉東京都南部、多摩川の南にある台地の市。多摩ニュータウン建設で大住宅都市となった。人口14万4329(1994)。
- たま【多磨】
- 短歌雑誌。昭和10年(1935)北原白秋(きたはらはくしゅう)が主宰する多磨短歌会の機関誌として創刊。浪漫(ろうまん)主義の復興を目ざした。同27年(1952)終刊。木俣修(きまたおさむ)・宮柊二(みやしゅうじ)らを出した。
- だま
- 小麦粉を水で溶いたり練ったりしたとき、粉が溶けないで、ぶつぶつに固まったもの。継粉(ままこ)。lump
- だま
- 凧(たこ)揚げのとき、高く揚げるために糸を繰り出すこと。
- だまを食わす(だまをくわす)
- 人を自分の思い通りにする。だます。約束をやぶる。deceive
- だまを出す(だまをだす)
- 《凧(たこ)の糸を出しきる、の意から》心の底までさらけ出す。
- だまを遣る(だまをやる)
- 《凧(たこ)をより上昇させるため、糸が張ったときに手元の糸を少し伸ばして、あやつることから》だます。〈類似〉だまを食わす。
- たま‐あし【球足】
- 野球やゴルフなどで、球の飛ぶ速さや距離。flying speed or distance of a ball〈用例〉〜が速い。
- たま‐あじさい【玉▽紫▽陽▽花】
- ユキノシタ科の落葉低木。山地の木陰にはえる。葉は大きな楕円(だえん)形で、裏に毛がある。夏に密生した淡紫色の細花を開く。日本特産。
- ダマール【dammar】
- 天然樹脂の一つ。フタバガキ科の植物などから採取、または地中から発掘。塗料原料。マレーシア・インドネシアが主産地。ダンマル。
- た‐まい【田舞(い)】
- 日本古代の儀式的歌舞。五穀の豊穣(ほうじょう)を祈る民間の田行事の歌舞が、宮廷に取り入れられ儀式化したもの。大嘗会(だいじょうえ)に奏された。
- たま‐いし【玉石】
- ①径20〜30cmほどの丸形の石の総称。石垣用。boulder
- ②炭層中の珪化(けいか)した石炭の塊。
- たま‐いれ【玉入れ】
- 運動会などで、紅白に分かれて、柱の先につけたかごに玉を投げ入れ、一定時間内に入った玉の数を争う競技。紅白玉入れ。
- たま・う【▽賜う・▽給う】
- [一]{古語}(四他)
- ①「与える」の尊敬語。お与えになる。〈用例〉針そ〜・へる縫はむ物もが(万葉・18・4128)。
- ②動作をうながす。さあ…してください。〈用例〉君はいざ〜・へ。もろともに見むよ(源氏・葵)。
- 〈古語〉
- [二](下二他)「飲む・食う・受ける」の謙譲語。いただく。〈用例〉水を〜・へな妹(いも)が直手(ただて)よ(万葉・14・3439)。
- [三](補動)《多く命令形で用いられる。おもに男性が使う》同輩以下の者に対して、軽い命令や親しみの意を表す。〈用例〉遊びに来〜・え。
- 〈古語〉
- [四](補動四)他者の動作にそえて尊敬の意を表す。…なさる。〈用例〉かぐや姫の家に入り〜・うて見〜・ふに(竹取)。
- 〈古語〉
- [五](補動下二)《「見る・聞く・思ふ」の連用形に付いて》…させていただく。〈用例〉昨日の夕ぐれまで侍りしは、いとかしこしとなん思う〜・ふる(枕・職の御曹司におはします頃、西の廂にて)。
- たま‐おくり【▽魂送り・霊送り】
- 盂蘭盆(うらぼん)の終わりに、祖先の霊を送りかえす行事。〈対義〉魂迎え。
- たまおし‐こがね【球押黄金・球押▽金▼亀▽子】
- →スカラベ
- たま‐おち【玉落ち】
- 江戸時代、1000石(ごく)以下の旗本に蔵米(くらまい)を払い渡すときの順序を決める方法。氏名と石高(こくだか)を記し丸めた紙片を箱に入れ、中から落ちた順に交付した。
- たま‐がい【玉貝・▽珠貝】
- ①タマガイ科に属する海産マキガイの総称。殻が球形または卵形で、殻径2〜8cm。ツメタガイ・マンジュウガイ・エゾタマガイなど。熱帯に分布。
- ②→あこやがい(阿古屋貝)
- たま‐がき【玉垣】
- 神社や聖地のまわりにめぐらした垣根。斎垣(いがき)。瑞垣(みずがき)。
- たまがき‐の【玉垣の】
- [枕ことば]《玉垣を瑞垣(みずがき)ともいい、また、玉垣をめぐらした神域の内ということから》「内つ国(大和(やまと))・みつ」などにかかる。〈用例〉また大己貴大神(おほあなむちのおほかみ)、目(なづ)けて曰(のたま)はく、〜内(うち)つ国とのたまひき(日本書紀・神武)。
- たま‐かぎる【玉かぎる】
- [枕ことば]《玉がほのかに光り輝く意から》「ほのか・日・夕」などにかかる。〈用例〉うつせみと思ひし妹(いも)が〜ほのかにだにも見えなく思へば(万葉・2・210)。
- たまかじ‐ぞうこく【玉▼楮象谷】
- (1807-69)幕末の漆芸(しつげい)家。名は為造。高松の人。象谷塗(讃岐(さぬき)彫)の祖。作品『蒟醤(キンマ)料紙箱、硯(すずり)箱』など。
- だまか・す【▼騙かす】(五他)
- 《俗語》→だます。〈用例〉人を〜。
- たま‐かずら【玉▼葛】
- [枕ことば]《「たま」は、美称。「かずら」は、つる草の総称。かずらの花・実の状態から、また、茎が長く伸びることから》「花・実・長し・這(は)ふ・絶ゆ」などにかかる。〈用例〉〜絶ゆることなくありつつも(万葉・2・324)。
- たま‐かずら【玉▼鬘】
- ①多くの玉をひもにつらね、髪かざりにしたもの。
- ②[枕ことば]《頭にかけるものであることから》「かく」「かげ」などにかかる。〈用例〉〜かけぬ時無く恋ふれども何しか妹(いも)に逢(あ)ふ時も無き(万葉・12・2994)。
- たま‐かぜ【玉風】
- 北日本の日本海沿岸地方でいう冬の北西風。たばかぜ。
- たま‐かつま【玉勝間】
- [一]
- ①目のこまかい竹かごの美称。
- ②[枕ことば]《かごのふたと身を合わせることから》「会ふ」などにかかる。〈用例〉〜逢(あ)はむといふは誰(たれ)なるか逢へる時さへ面(おも)隠しする(万葉・12・2916)。
- [二]本居宣長(もとおりのりなが)の随筆。15巻。寛政(かんせい)7〜文化(ぶんか)9年(1795〜1812)刊。「物の哀れ」論をはじめ、国学・民俗・有職故実(ゆうそくこじつ)に関する意見を平明な雅文で述べる。宣長の学問と人生観を知る好資料。
- たまかわ【玉川】
- 〈村〉福島県南東部、阿武隈(あぶくま)高地西麓(せいろく)の町。稲作、タバコ・野菜栽培などを行う。人口7729(1994)。
- たま‐がわ【玉川】
- 秋田県、横手盆地北部を南流する川。長さ95km。岩手・秋田県境に発し、大曲(おおまがり)市で雄物(おもの)川に合流。酸性河川。
- たまがわ【玉川】
- 〈町〉愛媛県北部、高縄(たかなわ)半島の町。ミカン・クリなどの農林業中心。鈍川(にぶかわ)温泉がある。人口5972(1994)。
- たまがわ【玉川】
- 〈村〉埼玉県中部、秩父(ちちぶ)山地東縁の村。稲作中心の農業のほか、工場の進出も進む。人口5663(1994)。
- たまがわ【田▽万川】
- 〈町〉山口県北東部、日本海に臨む町。稲作・漁業のほか、果樹栽培がさかん。人口4281(1994)。
- たま‐がわ【多摩川】
- 東京都と神奈川県の境を東流する川。長さ138km。山梨県東部に発し、東京湾に注ぐ。河口付近は六郷(ろくごう)川とよばれる。
- たまがわ‐おんせん【玉川温泉】
- 秋田県、田沢湖町北部の温泉。焼(やけ)山西麓(せいろく)に位置する。
- たまがわ‐じょうすい【玉川上水】
- 東京都を貫流する用水路。江戸初期、多摩川の水を飲用・農業用水として利用するために計画し、承応(じょうおう)3年(1654)完成。長さは都西部の羽村(はむら)から四谷(よつや)大木戸まで約50km。
- たまがわ‐だいがく【玉川大学】
- 私立大学。昭和4年(1929)小原国芳(おばらくによし)が創立の玉川学園を前身とし、同24年(1949)より現制。所在地は東京都町田市玉川学園。
- たまがわ‐ほととぎす【玉川▼杜▼鵑】
- ユリ科の多年草。深山の湿地にはえる。高さ30〜50cm。葉は楕円(だえん)形。鮮やかな黄色で、内面に紫褐色の細点のある花をつける。
- た‐まき【▽環】
- ①中に丸い穴のある玉。
- ②玉・貝などにひもを通し、腕飾りとしたもの。
- 環の端無きが如し(たまきのはしなきがごとし)
- 《『荀子(じゅんし)』「王制」にあることば》めぐりめぐって終わりがない。
- たまき【玉▽城】
- 〈町〉三重県、伊勢(いせ)平野南部の町。中心の田丸(たまる)は旧城下町。ダイコンの栽培とたくあん加工・果樹栽培・酪農がさかん。人口1万3283(1994)。
- たまぎく‐どうろう【玉菊灯▼籠】
- 名妓といわれた吉原(よしわら)の太夫(たゆう)玉菊(たまぎく)の冥福(めいふく)を祈るため、吉原の茶屋で毎年の盂蘭盆会(うらぼんえ)に軒につるした灯籠。
- たまきび‐がい【玉▼黍貝】
- 潮間帯の岩はだに群れて付着するほぼ球形のマキガイ。殻高約2cm、殻径約1.5cm。灰黒色の地に黄白斑(はん)がある。乾燥に強い。日本全土に分布。
- たま‐きゅうりょう【多摩丘陵】
- 東京都南部から横浜市北部にかけて広がる丘陵。
- たま‐きわる
- [枕ことば]《語義未詳》「命・世」などにかかる。〈用例〉わが背子(せこ)がその名告(の)らじと〜命は棄てつ忘れたまふな(万葉・11・2531)。
- たま‐ぐし【玉▼串】
- ①榊(さかき)の枝に、木綿(ゆう)または紙垂(しで)をつけたもの。神道(しんとう)で神を拝するとき、神前にささげる。
- ②→榊の美称。
- たま‐くしげ【玉▼櫛▼笥】
- ①女の化粧道具を入れた箱の美称。
- ②[枕ことば]《「くしげ」をひらく、ふたをする、などの意から》「ひらく・明く・開(あ)く・覆(おほ)ふ」などにかかる。〈用例〉わが思ひを人に知るれや〜開き明けつと夢(いめ)にし見ゆる(万葉・4・591)。
- たま‐くしろ【玉▼釧】
- [枕ことば]《玉をつないで作った腕輪、の意で》「巻く・手に取り持つ」にかかる。〈用例〉〜纏(ま)き寝(ぬ)る妹(いも)もあらばこそ夜の長けくも嬉しかるべき(万葉・12・2865)。
- たまぐすく【玉▽城】
- 〈村〉沖縄県、沖縄島南部の村。第2次大戦の激戦地。サトウキビ栽培が中心。鍾乳石(しょうにゅうせき)で知られる玉泉(ぎょくせん)洞がある。人口1万0064(1994)。
- た‐まくら【手▼枕】
- 腕をまくらにすること。てまくら。
- だまくら‐か・す【▼騙くらかす】(五他)
- 《俗語》だます。だまかす。
- たま・げる【▽魂▽消る】(下一自)
- 《俗語。魂が消える、の意》
- ①びっくりする。ぎょっとする。
- ②あきれる。
- たま‐こ【多摩湖】
- 東京都北部の狭山(さやま)丘陵にある人造湖。有効貯水量1480万m3。上水道用貯水池で、多摩川の羽村(はむら)から引水。村山貯水池。
- *たま‐ご【卵・玉子】
- ①動物卵の総称。egg
- ②とくに、ニワトリの卵。料理や菓子の材料として広く用いられ、栄養価が高い。egg〈用例〉〜焼き。〈数え方〉1個・1折り・1箱・1籠(かご)・1束(そく)(100個)。
- ③まだ一人前にならない人。apprentice〈用例〉学者の〜。金の〜。
- ④まだ本格的にならないもの。potential〈用例〉台風の〜。
- 卵に目鼻(たまごにめはな)
- かわいらしい顔かたちをいう。sweet oval face〈対義〉炭団(たどん)に目鼻。
- 卵の四角(たまごのしかく)
- ありえないことのたとえ。
- 卵を見て時夜を求む(たまごをみてじやをもとむ)
- 《ニワトリが卵であるときから時を告げることを期待する意から》あまりにも早計なこと、順序を考えないで結果を早く求めすぎることのたとえ。
- たまご‐いろ【卵色】
- ①鶏卵の黄身のような、薄い黄色。yellowish color
- ②鶏卵のからのような、白っぽい茶色。
- たまご‐がた【卵形】
- 鶏卵に似た形。楕円(だえん)形の一方がすこしとがった形。oval〈用例〉〜の顔。
- たまごくい‐へび【卵食蛇】
- おもに卵を餌(えさ)にする無毒のヘビ。のみ込んだ卵を脊椎(せきつい)骨の下突起で押し割り、割った卵殻を口から吐き出す。歯は著しく退化し、年1、2回の鳥の繁殖期に卵を食い溜(だ)めすると、あとは断食する。サハラ以南にアフリカタマゴクイヘビ、インドにインドタマゴクイヘビがいる。egg-eating snake
- たまご‐ざけ【卵酒】
- 清酒を温めながら少量の砂糖と卵黄を混ぜた飲み物。かぜの初期に効くとされる。
- たまご‐たけ【卵▼茸】
- 担子菌類テングタケ科のキノコ。高さ10〜20cm。かさは径6〜20cm、鮮紅色。ひだと茎は黄色。食用。
- たまご‐てんぐたけ【卵天▼狗▼茸】
- 担子菌類テングタケ科の毒キノコ。夏から秋に、林の中に発生。高さ10〜20cm。かさが淡黄色から灰緑色で、表面がねばねばしている。
- たまご‐どうふ【卵豆腐】
- 卵に同量のだし汁を加え、豆腐状に蒸しあげたもの。あんかけ・わんだね・冷やし物などにする。
- たまご‐とじ【卵▼綴(じ)】
- 肉・野菜など、煮上がった煮物の実を、溶いた卵でまとめるように煮た料理。egg soup
- たまご‐どんぶり【卵▼丼】
- どんぶり物の一つ。甘辛く煮たタマネギなどを卵でとじて汁ごと飯にのせ、ミツバ・もみのりなどを散らす。たまどん。
- たまご‐やき【卵焼(き)】
- 卵を溶いて、調味料やだしと合わせて焼いた料理。野菜や魚貝のすり身・ひき肉などを混ぜることもある。厚焼き卵・薄焼き卵・だし巻き卵など。
- たま‐ごりょう【多摩御陵】
- 大正天皇の陵墓。東京都八王子(はちおうじ)市の武蔵(むさし)陵墓地にある上円下方墳。
- たまご‐りょうり【卵料理】
- おもに鶏の卵を使った料理。卵焼き・茶わん蒸し・卵豆腐・オムレツ・ポーチドエッグなど。ほかにウズラなどの卵がよく使われる。
- たま‐さか【▽偶さか・▽適さか】(副)
- ①思いがけなく会うさま。まれ。accidentally〈用例〉〜友人に出会って。
- ②たまたま。時たま。occasionally〈用例〉〜の逢瀬(おうせ)。
- たまざき‐つづらふじ【玉咲▼葛▼藤】
- ツヅラフジ科の落葉つる性植物。塊茎より細い枝を伸ばす。葉は長柄をもち、三角状円形。春、淡黄色の小花を多数つける。
- たま‐さんご【球▼珊▼瑚】
- ナス科の常緑低木。高さ約1m。長さ5〜10cmの長楕円(だえん)形をした葉を密に互生する。果実は直径約1cmの球形で赤熟。ブラジル原産。フユサンゴ。リュウノタマ。