たましい【魂・霊】
①肉体に宿って心の働きをつかさどると考えられるもの。また、死後も肉体を離れて存在すると考えられているもの。霊魂。soul〈用例〉死者の〜。
②精神。気力。spirit〈用例〉〜をうち込む。〜を入れかえる。
③《接尾的。職業・身分その他のことばに付いて、多く「だましい」と濁る》そのものに特徴的な考え方。精神。〈用例〉大和(やまと)〜。職人〜。
魂尽く(たましいつく)
命が絶える。死ぬ。
魂を入れ替える(たましいをいれかえる)
性根(しょうね)を入れかえる。心をあらためる。mend one's way
魂を奪う(たましいをうばう)
心をうばう。ふぬけにする。夢中にさせる。魂を抜く。fascinate
魂を冷やす(たましいをひやす)
非常に驚き恐れる。〈類似〉肝を冷やす。
だまし‐うち【騙し討ち】
相手を油断させておいて、ふいに襲うこと。surprise attack〈用例〉〜にあう。
ダマ‐じか【ダマ鹿】
→ファローじか(ファロー鹿)
たま‐しき【玉敷】
玉を敷いたように美しいこと。〈用例〉〜の都。
たま‐しぎ【玉鴫】
雌のほうが雄より美しいタマシギ科の鳥。翼長約13cm。一雌多雄で、抱卵・育雛(いくすう)を行うのも雄。日本全土の水田・湿原にすむ。アジア中部・アフリカで繁殖し、冬は東南アジアなどに渡る。本州以南では留鳥。painted snipe
たま‐じくうけ【玉軸受(け)】
回転軸と軸受けのあいだに入れた数個の鋼球のころがり接触によって軸を支える形の軸受け。摩擦は少ないが、高荷重には不向き。ボールベアリング。ball bearing
だまし‐こ・む【騙し込む】(五他)
すっかりだます。上手(じょうず)にだます。deceive neatly
たましずめ‐の‐まつり【魂の祭(り)】
霊魂を鎮める儀式。とくに新嘗祭(にいなめさい)の前日に天皇の御魂(みたま)を鎮め、更新するために御霊振(みたまふ)りを行う祭りをいう。御魂鎮め。霊振り。
たま‐しだ【玉歯】
ツルシダ科のシダ。暖地の海岸に群生する。1回羽状複葉で、葉縁・葉脈の末端部に胞子嚢(のう)群がつく。根に球形の貯水器官があり、乾燥に耐える。
だまし‐だまし【騙し騙し】(連語)
①何度もすかしなだめながらするさま。soothe and humor〈用例〉〜病院に連れて行く。
②故障しそうな機械の調子を見ながらなんとかするさま。coax〈用例〉ポンコツ車を〜動かす。
たましま【玉島】
岡山県倉敷(くらしき)市西部の地区。近世の瀬戸内海海上交通の中心地。現在は各種工業が発達。旧玉島市。
たま‐じゃり【玉砂利】
つぶの大きい砂利の美称。〈用例〉参道の〜。
*だま・す【騙す】(五他)
①うそを本当だと思わせる。あざむく。cheat〈用例〉あまいことばに〜・される。
②すかしなだめる。coax〈用例〉泣く子を〜。
騙すに手無し(だますにてなし)
①相手がだます気になっているのを防ぐ手段がない。
②だますよりほかに、方法がない。
ダマスカス【Damascus】
シリア‐アラブ共和国の首都。シリア砂漠西端のオアシスに位置。毛織物・穀物などの貿易がさかん。旧約聖書の時代からのオアシス都市で、メソポタミア・地中海・エジプトを結ぶ交通の要地。人口149.7万(1993)。
ダマスク【damask】
紋織物の一種。地を横繻子(じゅす)、紋模様を縦繻子で織り、繻子地に大柄な紋を表す。テーブルクロス・ナプキンなど。
たま‐ずさ【玉梓・玉章】
《「たまあずさ」の転》
①手紙・消息などの美称。
②《便りを運ぶ使者が梓(あずさ)の木で作った杖(つえ)を持っていたことから》→使者
③カラスウリの種子。
たまずさ‐の【玉梓の】
[枕ことば]《使者・手紙の意。また使者が恋文を運んだところから》「使ひ・妹(いも)」にかかる。〈用例〉黄葉(もみちば)の散りゆくなへに〜使ひを見れば逢(あ)ひし日思ほゆ(万葉・2・209)。
たま‐すじ【球筋】
野球・テニスなどで、球の飛ぶコース。ball course
たま‐すだれ【玉簾・簾】
①玉で飾った美しいすだれ。
②ヒガンバナ科の観賞用多年草。明治初年に渡来。高さ約20cm。葉は線形で地下鱗茎(りんけい)より叢生(そうせい)し深緑色。晩夏、径約3cmの6弁の白い花をつける。南アメリカ原産。ゼフィランサス。
たま‐せせり【玉せせり】
福岡市筥崎(はこざき)八幡(はちまん)宮で正月3日に行われる神事。男玉、女玉とよぶ雌雄の木製の玉を、身を清めた裸の競子(せりご)たちが奪い合って豊年を占う。玉取(たまとり)祭り。
たま‐だいがく【多摩大学】
私立大学。昭和63年(1988)創立。所在地は東京都多摩市聖ケ丘(ひじりがおか)
たま‐だすき【玉襷】
[枕ことば]《「たすき」の美称。たすきをうなじにかける、の意で》「かく・うね」などにかかる。〈用例〉〜かけぬ時なきあが恋は時雨し降らば濡れつつも行かむ(万葉・10・2236)。
タマタブ【Tamatave】
アフリカ大陸東部、マダガスカル東岸のインド洋に臨む港湾都市。米・砂糖などの輸出港。人口14.5万(1990)。
たま‐たま【偶・偶・適・適】(副)
①まれに。たまに。occasionally〈用例〉〜電車で見かけることがある人。
②ちょうどその時。偶然に。思いがけずも。accidentally〈用例〉〜声をかけた相手がさがしていた当人だった。〜運がよかっただけです。
たま‐ぢしゃ【球苣】
チサ(チシャ)の変種。多少皺(しわ)のある円形の広い葉が、茎を抱くように、数多くつき、葉を食用とする。レタス。head lettuce; cabbage lettuce
たま‐つき【玉突き】
→撞球(どうきゅう)→ビリヤード。billiards
②追突された車が、玉突きの球のように、つぎつぎと前の車に追突すること。〈用例〉〜事故。
たま‐つくり【玉造(り)】
玉をみがいて細工すること・職人。
たまつくり【玉造】
〈町〉茨城県南部、霞ケ浦(かすみがうら)に臨む町。稲作・野菜栽培・コイ養殖などがさかん。人口1万4399(1994)。
たまつくり‐おんせん【玉造温泉】
島根県松江市の西隣、玉湯町にある温泉。古代から知られた山陰有数の名湯。瑪瑙細工(めのうざいく)が特産。
たま‐つばき【玉椿】
→ツバキの美称。
→ネズミモチの別名。
たま‐てばこ【玉手箱】
①浦島伝説で、浦島が竜宮から持ち帰ったという箱。
②人に見せられない、大切な物が入っている箱。
たま‐どうぶつこうえん【多摩動物公園】
東京都日野(ひの)市の多摩丘陵にある都営の動物公園。動物は堀の内側で放し飼いの方式。昭和33年(1958)開園。
たま‐どめ【玉留め】
和裁の縫い終わりの留め方。縫い終わりに針を当て、これに糸を数回巻いてから引き抜いて玉を作り、留めにする。
たま‐な【玉菜・球菜】
①《結球した葉の状態から》→キャベツの別名。
→ハボタン
たまな【玉名】
〈市〉熊本県北西部、菊池川に沿い、有明(ありあけ)海に臨む市。かつて菊池川の河港として繁栄。果樹栽培・養殖漁業のほか、各種工業も行われる。人口4万5818(1994)。
たま‐なし【玉無し】
すっかりなくなってしまうこと。だいなし。
たまな‐へいや【玉名平野】
熊本県北西部、菊池川河口の三角州平野。古くから干拓が進められている稲作地帯。
たま‐に【偶に・適に】
《形容動詞「たま」の連用形》まれであるさま。ときどき。occasionally〈用例〉最近は〜しか外出しない。〜客が来るだけだ。
たま‐ニュータウン【多摩ニュータウン】
東京都八王子・町田・多摩・稲城(いなぎ)の4市にまたがる多摩丘陵上の住宅都市。
たま‐ねぎ【玉葱・頭】
ユリ科の二年草。食用野菜。葉は円筒形中空で濃緑色。葉の基部が肥大して地下で球状の鱗茎(りんけい)になる。葉が成熟したころに収穫。中央アジア原産。onion
たまの【玉野】
〈市〉岡山県児島(こじま)半島にある市。港の宇野と、造船業の玉(たま)地区が中心。人口7万3143(1994)。
たま‐の【玉の】(連語)
①つぶ状の。beads of〈用例〉〜あせ。
②玉(ぎょく)で作った。made of precious stone〈用例〉〜杯。
③きれいな。beautiful〈用例〉〜顔(かんばせ)
たま‐の‐あせ【玉の汗】
《連語》大つぶの汗。beads of sweat
たまのい【玉ノ井】
東京都墨田(すみだ)区北部、向島(むこうじま)地区東部の旧称。売春防止法が施行されるまで歓楽街。小説『ぼく東綺譚(ぼくとうきだん)』の舞台となった。
たまのうら【玉之浦】
〈町〉長崎県五島(ごとう)列島、福江島の町。真珠・イセエビ・タイの養殖などが行われる。人口2547(1994)。
たま‐の‐お【玉の緒】
①玉を連ね通したひも。
②《「魂の緒」とも》いのち。
→ミセバヤの別名。
たまのお‐の【玉の緒の】
[枕ことば]《「玉の緒」①の状態から》「絶ゆ・乱る・長し」などにかかる。〈用例〉〜長き命の惜しけくもなし(万葉・12・3082)。
たま‐の‐かんざし【玉の簪・玉花】
ユリ科ギボウシ属の多年草。葉は黄緑色で長楕円(だえん)形。夏の夜、純白の大輪の花を開き、翌朝しぼむ。中国原産。
たま‐の‐こし【玉の輿】
①貴人の乗り物の美称。
②女が結婚して、富貴な身分になること。また、その身分。〈用例〉〜に乗る。
たま‐の‐よう【玉の様】(連語)
①大粒で、美しく輝くもののたとえ。gemlike〈用例〉〜な汗。
②美しいもの、大切なもののたとえ。とくに、男の新生児をほめていう。gem〈用例〉〜な赤ちゃん。
たま‐のり【玉乗り・球乗り】
大きなたまに乗ってする曲芸。balance on a ball
たま‐のれん【玉簾】
球や管(くだ)の形の玉を糸に通して作った、のれん。
たま‐ばえ【たま蠅】
幼虫が植物組織中で虫こぶをつくる微小なハエ類。成虫はカに似る。スギタマバエ・マツバノタマバエなどの害虫が多い。gall midge
たま‐ばち【たま蜂】
タマバチ科の微小なハチの総称。体長1〜5mm。ブナ科などの植物体に産卵。産卵部分に虫こぶができ、幼虫はその中で成長。農林業上の害虫が多いが、モッショクシバチは益虫。世界に900種以上、日本に数十種が分布。gall wasp
たま‐ははき【玉帚・玉箒】
=たまばはき。
①正月初子(はつね)の日に蚕室を掃いたほうき。
②はらいのけるものの美称。
③《「酒は憂いの玉帚」から》→酒
ダマバンド‐さん【ダマバンド山】
(Qolleh-ye Damāvand)イラン北部、テヘラン北東エルブールズ山脈中の円錐(えんすい)火山。標高5670m。
たま‐ひかげ【玉日蔭・玉蘿】
→ヒカゲノカズラの美称。
たま‐びじゅつだいがく【多摩美術大学】
私立大学。昭和10年(1935)創立の多摩帝国美術学校を前身とし、同28年(1953)より現制。本部は東京都世田谷(せたがや)区上野毛。
たま‐ひろい【球拾い】
野球やテニスなどで、試合中にラインの外に出たボールや練習中の球を拾い集めること・人。また、それしかやらせてもらえない新人。ball boy; ball girl
たま‐ぶき【蕗】
山地の林の中にはえるキク科の多年草。高さ約1m。大形のフキに似た葉をつけ、葉腋(ようえき)に球形のむかごをつくる。
たま‐ぶさ【玉総】
先端を玉のように丸くしたふさ。たまふさ。
たま‐ぶち【玉縁】
布端を共布や別布のバイアステープで細くくるんだ縁。襟ぐり・袖(そで)ぐりの外回りなどの始末のほか、玉縁ポケット・玉縁ボタン穴などにも使われる。piping
たま‐ふり【魂・霊振(り)】
神道で、日本古来の遊離魂信仰を前提とし、霊魂を活性化したり、逆に鎮静化する呪術(じゅじゅつ)・儀礼。たましずめ。
たま‐へん【玉偏】
漢字を組み立てている部分の名。「球・理」などの左にある「王」。
たまほ【玉穂】
〈町〉山梨県中部、甲府市南隣の町。農業のほか、電機・鉄鋼工業が進出。宅地化も進む。人口8683(1994)。
たま‐ぼうき【玉箒】
→タムラソウの別名。
たま‐ほこ【玉鉾】
→ほこの美称。
たまほこ‐の【玉鉾の】
[枕ことば]《語義未詳》「道・里」にかかる。たまほこの。〈用例〉〜道に出で立ち別れなば見ぬ日さまねみ恋しけむかも(万葉・17・3995)。
たまほこり‐かび【玉黴】
細胞粘菌類タマホコリカビ属の菌類。単細胞体(粘菌アメーバ)は細菌を捕食し、分裂する。
たま‐まつ【玉松】
→マツの美称。
たま‐まつり【魂祭(り)・霊祭(り)】
祖先の霊を祭ること。昔は12月末、今は7月または8月半ば。うらぼん。
たま‐まゆ【玉繭】
①2匹のカイコが作った1つの大形の繭。二つ繭。
→繭の美称。
たま‐みず【玉水】
①清らかな水。
→雨だれ
たま‐みずき【玉水木】
山地にはえるモチノキ科の落葉高木。成長が早く、高さ10〜15m。雌雄異株(いしゅ)。初夏に、小さい白花を密につける。秋に3mmほどの赤い果実がつく。
たま‐むかえ【魂迎え・霊迎え】
盂蘭盆(うらぼん)の13日に、祖先の霊を家に迎える行事。〈対義〉魂送り。
たま‐むし【玉虫】
①タマムシ科のコウチュウ。体長約4cm。幼虫はサクラやモモなどの材を食害。金緑色の美しい前翅(ぜんし)をちりばめた玉虫厨子(たまむしのずし)は有名。本州以南に分布。ヤマトタマ。
②タマムシ科のコウチュウの総称。世界に約6000種、日本に約100種が分布。jewel beetle
たまむし‐いろ【玉虫色】
①玉虫の色。iridescent
②《光のぐあいで色が変化することから》どちらにも有利に解釈できるさま。ambivalent〈用例〉〜の政府答弁。
たまむし‐おり【玉虫織(り)】
縦糸と横糸を異なった色に染め、光線のぐあいでタマムシの翅(はね)のように見える平織り・綾織りの絹織物。化繊糸のものもある。iridescent silk fabric
たまむし‐の‐ずし【玉虫厨子】
法隆寺に伝わる飛鳥(あすか)時代の厨子。装飾金具の下にタマムシの翅(はね)を置く。国宝。須弥(しゅみ)座上に宮殿型の厨子をすえ、扉・須弥座の四面に釈迦(しゃか)の物語を描く。高さ2.33m。
たま‐むすび【玉結び】
①ひもなどの両端を結び合わせること。本結び。真結び。こま結び。knot
②後ろ背に垂らした髪の末端を折り返して輪に結んだもの。French knot
たまむら【玉村】
〈町〉群馬県南部、利根(とね)川に沿う町。旧宿場町。稲作・畜産などの農業が中心。すみつけ祭りが有名。人口3万1276(1994)。
たま‐も【玉藻】
藻、とくに海藻、なかでもホンダワラにたいして用いられた古い美称。
たまも‐かる【玉藻刈る】
[枕ことば]《藻を刈る場所の意から》「沖・敏馬(みぬめ)・海人・舟・処女(をとめ)」などにかかる。〈用例〉〜沖へは漕(こ)がじ敷栲(しきたへ)の枕(まくら)のあたり忘れかねつも(万葉・1・72)。
たま‐もく【玉目】
渦のような細かい木目。
たまも‐なす【玉藻なす】
[枕ことば]《玉藻のように、の意で》「浮かぶ・寄る・なびく」にかかる。〈用例〉浪の共(むた)か寄りかく寄る〜寄り寝し妹(いも)を露霜の置きてし来れば(万葉・2・131)。
たま‐もの【賜物・賜・賚】
①賜ったもの。いただいたもの。gift〈用例〉天の〜。自然の〜。
②結果として得たもの。おかげ。fruits〈用例〉努力の〜。
たまも‐の‐まえ【玉藻の前】
平安時代末期、鳥羽(とば)上皇の時に現れたといわれる金毛九尾の妖狐(ようこ)の化身の美女。下野国(しもつけのくに)那須野原(なすのがはら)で殺生石(せっしょうせき)となる。謡曲(ようきょく)『殺生石』、浄瑠璃(じょうるり)『玉藻前曦袂(あさひのたもと)』などの題材になった。
たまも‐よし【玉藻よし】
[枕ことば]《よい海藻がとれる土地であることから》「讃岐(さぬき)」にかかる。〈用例〉〜讃岐の国は国柄(くにから)か見れども飽かぬ神柄(かむから)かここだ貴(たふと)き(万葉・2・220)。
たま‐や【玉屋】
①琥珀(こはく)・水晶・真珠などの玉を磨(みが)いて装飾品を作って売る店。また、その職人。
②花火屋の屋号。鍵(かぎ)屋と並んで江戸両国(りょうごく)の川開き花火で人気をよんだ。転じて、花火を打ち上げるときの観衆の掛け声の一つ。
たま‐や【霊屋・廟】
①死者の霊をまつる建物。霊廟(れいびょう)
②埋葬ののち墓上に置く小さな上屋(うわや)。雨覆(あまおお)い。野屋。
③遺体を埋葬前にしばらく納めておく所。玉殿(たまどの)。みたまや。
たまや‐かぎや【玉屋鍵屋】(連語)
《「玉屋」「鍵屋」は、ともに花火屋の屋号。江戸時代、両国の川開きの花火で競った》花火を打ち上げるときの、観衆の掛け声。
たま‐やなぎ【玉柳】
→ヤナギの美称。
たまやま【玉山】
〈村〉岩手県盛岡(もりおか)市北隣の村。ダム建設により工業化。渋民(しぶたみ)は石川啄木(いしかわたくぼく)の生地。人口1万4307(1994)。
たまゆ【玉湯】
〈町〉島根県東部、宍道(しんじ)湖に臨む町。玉造(たまつくり)温泉で知られる。青瑪瑙(あおめのう)が特産。人口6077(1994)。
たま‐ゆら【玉響】(副)
〈古語〉
ほんのしばらく。しばしの間。〈用例〉しばしもこの身を宿し、〜も心を休むべき(方丈記)。
タマヨ【Rufino Tamayo】
(1899-1991)メキシコの画家。民族性と現代の前衛様式を総合し、野性的で独特な画風を展開。作品『可憐(かれん)な少女』『赤いソンブレロの男』など。
たま‐よけ【弾除け】
鉄砲などの弾を防ぐもの。bulletproof
たまより‐ひめ【玉依姫】
日本神話の女神。記紀によれば、大綿津見神(おおわたつみのかみ)の娘。うがや葺不合尊(うがやふきあえずのみこと)の妃(きさき)で、神武(じんむ)天皇の母。たまよりびめ。玉依毘売。
たま‐らしゃ【玉羅紗】
玉状になったけばのある厚手のウール地。おもにコート用。
たまら‐ない【堪らない】(連語)
①我慢ができない。unbearable〈用例〉おなかがすいて〜。
②何ともいえないほどすばらしい。out of this world; irresistible〈用例〉仕事のあとの1杯の酒は〜。
③困る。やりきれない。cannot stand〈用例〉これ以上のつきあいは〜。
たまり【溜(ま)り】
①水がよどんでいる所。puddle〈用例〉水〜。
②人が集まって待っている所。haunt〈用例〉力士の〜。
③しょうゆの一種。大豆(だいず)を発酵させ、にじみ出た汁を集めたもの。愛知・三重・岐阜などが産地。たまりじょうゆ。
たまり【玉里】
〈村〉茨城県南部、石岡(いしおか)市南東隣の村。稲作、レンコンや柿(かき)などの栽培と畜産がさかん。人口8329(1994)。
たまり‐か・ねる【堪り兼ねる】(下一自)
我慢できなくなる。たえられなくなる。cannot bear〈用例〉〜・ねて、口を出す。
タマリクス【Tamarix(ラテン)
→ぎょりゅう(御柳)
だまり‐こく・る【黙りこくる】(五自)
いつまでも黙っている。keep silent
だまり‐こ・む【黙り込む】(五自)
じっと、黙っている。keep silent
たまり‐の‐ま【溜(ま)りの間】
①江戸城内の黒書院にあった部屋。親藩・譜代大名が詰めて、老中と政務について討議した場所。
②一般に多くの人が集まってひかえている部屋。
たまり‐ば【溜(ま)り場】
いつも仲間が集まっている場所。gathering place; haunt
タマリン【tamarin】
キヌザル科の小形のサルの一群。外見はマーモセットに似るが、切歯は長くない。代表種は、雄にライオンのようなたてがみのあるライオンタマリンで、体長・尾長とも30cm余り。森林に小群ですむ。南米に生息。
タマリンド【tamarindo】
マメ科の常緑高木。高さ約25m。葉は20〜40枚の小葉からなる偶数羽状複葉。春から夏に、淡黄色に赤い線の入る五弁花(うち2弁は退化)をつける。果肉はやわらかく甘ずっぱい。熱帯アフリカ原産。
たま・る【堪る】(五自)
《多く、打ち消しの語をともなって、否定の形で用いる》→たまらない(堪らない)
*たま・る【溜(ま)る】(五自)
①《「貯まる」とも》積み重なってふえる。ふえて減らない。be saved; accumulate〈用例〉お金が〜。
②水・ほこりなどが徐々につもり集まる。gather; collect〈用例〉水が〜。ごみが〜。
③仕事・支払いなどが処理できずに残る。left unfinished〈用例〉仕事が〜。
*だま・る【黙る】(五自)
①ものを言わずにいる。思っていることを言わないでいる。become silent〈用例〉人の話を〜・って聞く。〜・って見逃してくれ。
②言うのをやめる。stop talking〈用例〉うるさい、〜・れ。
たまわ・る【賜る・賜わる・給わる】(五他)
①「もらう」の謙譲語。ちょうだいする。いただく。拝領する。〈用例〉位を〜。
②「くれる」の尊敬語。くださる。〈用例〉おことばを〜。
ダマンフール【Damanhūr】
エジプト北部、ナイル川デルタ西部の都市。交通の要地で農産物の集散地。人口21.6万(1991)。