ち【ち・チ】
五十音図た行第2の仮名。平仮名「ち」は「知」の草体。片仮名「チ」は「千」。濁音は「ぢ」「ヂ」。
チ【夂】3画
部首 夂のまた
区点 5273・JIS 5469・シフト 9AE7
[音]

①おくれる。あとからくる。
②部首の一つ。のまた。のまたかんむり。ちかんむり。
チ【地】6画
部首 土つちへん 教育小2
区点 3547・JIS 434F・シフト 926E
[音] チ・ジ
→ 字形参照

①つち。のびひろがる、つちの上。〈対義〉天(てん)・空(くう)。「大地(だいち)・土地(とち)」「地球・地上・地図(ちず)・地勢」〈用例〉(名)〜の果て。〜の底。足が〜に着かない。
②ところ。場所。「各地・戦地・宅地・当地・内地・農地・辺地・余地」「地区・地点・地方」〈用例〉(名)〜の利。その〜の産物。酷寒の〜。安住の〜。《接尾的》震源〜。根拠〜。
③たちば。身分。「窮地」「地位・地歩」
④地方のこと。「地検」
⑤地球のこと。「地核・地磁気・地軸」
⑥した。下方。〈対義〉天。「天地無用」
⑦仏教で、四大の一つ。万物を構成する四元素の一つ。〈用例〉(名)〜水火風。
⑧3つのうちの第2。〈用例〉(名)天〜人。
→ジ[地]
一敗地に塗れる(いっぱい、ちにまみれる)
→いっぱい(一敗)
地に堕ちる(ちにおちる)
《『論語』「子張」にあることば》権威・名声・勢力などを、すっかり失くす。すっかりすたれる。decline completely
地に塗れる(ちにまみれる)
戦いに大敗する。また、事業などで、二度と立ちあがれないような失敗をする。suffer a crushing defeat
地を易うれば皆然り(ちをかうればみなしかり)
《『孟子(もうし)』「離婁(りろう)」にあることば》人それぞれめぐり合わせによる言行の違いはあるが、立場を入れ替えてみると、やることはみな同じになる。
地を払う(ちをはらう)
すっかりなくなってしまう。
チ【弛】6画
部首 弓ゆみへん
区点 3548・JIS 4350・シフト 926F
[音] シ・チ

おちる。おとす。落下する。
→シ[弛]
チ【池】6画
部首 氺さんずい 教育小2
区点 3551・JIS 4353・シフト 9272
[音] チ
[訓] いけ
→ 字形参照

いけ。ほり。大きな水たまり。「沼池(しょうち・ぬまち)・城池」「池堤・池頭」〈用例〉《接尾的》浄水〜。貯水〜。
チ【豸】7画
部首 豸むじなへん
区点 7624・JIS 6C38・シフト E6B6
[音] チ・タイ

①ながむし。はいむし。あしのない虫。
②背をながくして行く。ながい背をたかくして歩くさま。
③とける。ゆるむ。
④たおやか。なまめかしいさま。
⑤部首の一つ。むじなへん。
→タイ[豸]
チ【治】8画
部首 氺さんずい 教育小4
区点 2803・JIS 3C23・シフト 8EA1
[音] ジ・チ
[訓] おさめる・おさまる・なお・なお
→ 字形参照

①おさめる。おさまる。〈対義〉乱(らん)。「自治・統治・徳治・文治・法治」「治安・治水・治世(ちせい)・治乱」〈用例〉(名)〜にいて乱を忘れず。
②まつりごと。「治下(ちか)・治績」
③なおす。病気をなおす。なおる。「根治(こんち・こんじ)・全治」「治療」
→ジ[治]
治に居て乱を忘れず(ちにいてらんをわすれず)
戦時のことを考えて、武芸や軍備をたくわえておく。平穏なときにも、非常のさいに対する心構えをしておく。Forewarned is forearmed.
チ【直】8画
部首 目 教育小2
区点 3630・JIS 443E・シフト 92BC
[音] チョク・ジキ・
[訓] ただちに・なお・なお
→ 字形参照

あたい。ねだん。あたいする。→チョクジキ[直]
チ【知】8画
部首 矢やへん 教育小2
区点 3546・JIS 434E・シフト 926D
[音] チ
[訓] し
→ 字形参照

①しる。さとる。しらせる。しらせ。「告知・承知・通知・未知」「知覚・知人(ちじん)
②《もとは智》心のすぐれたはたらき。かしこいこと・人。「英知・人知(じんち)・良知」「知育・知恵(ちえ)・知識・知能」〈用例〉(名)〜なき者は、木石(ぼくせき)に等し。
③哲学で、理知。〈対義〉情(じょう)・意(い)。〈用例〉(名)〜に働けば、かどが立つ。
④つかさどる。おさめる。「知行(ちぎょう)・知事」
チ【胝】9画
部首 月にくづき
区点 7083・JIS 6673・シフト E3F1
[音]

①たこ。皮膚の一部分が角質化して、あつくかたくなったもの。
②あかぎれ。あかがり。さむい時季に、手足の皮膚にできるひびわれ。
チ【値】10画
部首 人・𠆢にんべん 教育小6
区点 3545・JIS 434D・シフト 926C
[音] チ・チョク
[訓] ね・あたい
→ 字形参照

①たてる。立てて持つ。
②ね。あたい。〈比較〉価(か)。「価値」
③数の大きさ。「数値・絶対値」
④あう。であう。「値遇」
チ【恥】10画
部首 心こころ 常用
区点 3549・JIS 4351・シフト 9270
[音] チ
[訓] はじる・はじ・はじらう・はずかしい
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

①はじる。はじ。「破廉恥・無恥」「恥辱」
②はずかしい。かくしどころ。「恥骨・恥部」
チ【耻】10画→恥の異体字
みみへん
区点 7055・JIS 6657・シフト E3D5
チ【致】10画
部首 至いたるへん 常用
区点 3555・JIS 4357・シフト 9276
[音] チ
[訓] いた
→ 字形参照

①いたす。つかわす。こさせる。いたらせる。「引致・招致・送致・誘致」「致死・致命傷」
②おもむき。むね。すじみち。「一致(いっち)・雅致・合致(がっち)・極致・風致」
③なげだす。「致仕」
チ【笞】11画
部首 竹たけかんむり
区点 6790・JIS 637A・シフト E29A
[音]

①むち。しもと。むちうつ。むちでたたく。
②五刑の一つ。むちでうつ刑罰。笞刑。
チ【遅】12画
部首 ⻍しんにゅう 常用
区点 3557・JIS 4359・シフト 9278
[音] チ
[訓] おくれる・おくらす・おそ
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

〈対義〉速(そく)
①おくれる。おくらす。おくらせる。「遅延・遅刻・遅参」
②おそい。のろい。〈比較〉晩(ばん)。「巧遅」「遅遅・遅鈍」
③まつ。まちうける。
チ【遲】16画→遅の旧字
しんにゅう
区点 7815・JIS 6E2F・シフト E7AD
チ【智】12画
部首 日 人名用
区点 3550・JIS 4352・シフト 9271
[音]
→ 字形参照

心のすぐれたはたらき。かしこいこと・人。「才智」「智慧(ちえ)・智能・智謀」〈用例〉(名)〜は万代(ばんだい)の宝。
チ【植】12画
部首 木きへん 教育小3
区点 3102・JIS 3F22・シフト 9041
[音] ショク・ジキ・チ
[訓] うえる・うわる
→ 字形参照

①置く。
②たてる。まっすぐ立てる。
③くい。はしら。
→ショク[植]
チ【黹】12画
部首 黹ぬいとり
区点 8367・JIS 7363・シフト EA83
[音]

①ぬう。さす。
②ぬいとり。刺繍(ししゅう)
③部首の一つ。ぬいとり。ふつへん。
チ【痴】13画
部首 罒やまいだれ 常用
区点 3552・JIS 4354・シフト 9273
[音] チ
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

①ばか。おろか。しれる。しれもの。「痴人(ちじん)・痴鈍」
②そのことにうとい。「音痴」
③いろにおぼれる。「情痴」「痴漢・痴話」
④仏教で、まよい。真実の智慧(ちえ)がなく、正しい道理を洞察できないこと。三毒または根本煩悩の一つ。
チ【癡】19画→痴の旧字
やまいだれ
区点 6587・JIS 6177・シフト E197
チ【稚】13画
部首 禾のぎへん 常用
区点 3553・JIS 4355・シフト 9274
[音] チ
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

おさない。いとけない。うまれたばかり。「幼稚」「稚気・稚魚・稚拙」〈用例〉(接頭)〜鮎(あゆ)
チ【穉】17画→稚の異体字
のぎへん
区点 6748・JIS 6350・シフト E26F
チ【置】13画
部首 礻あみがしら 教育小4
区点 3554・JIS 4356・シフト 9275
[音] チ
[訓] お
→ 字形参照

①おく。すえる。とどめる。「安置・位置・設置・配置・留置」
②やめる。すてる。「放置」
チ【輊】13画
部首 車くるまへん
区点 7741・JIS 6D49・シフト E768
[音]

前部が重くて、低くなっている車。
チ【雉】13画
部首 隹ふるとり
区点 8021・JIS 7035・シフト E8B3
[音] チ・ジ

①キジ。キジ目に属する鳥。きぎす。きぎし。
②かき。城壁。
チ【馳】13画
部首 馬うまへん
区点 3558・JIS 435A・シフト 9279
[音] チ・ジ

①はせる。はしる。むかう。「背馳」「馳駆・馳走」
②ふるまうこと。もてなすこと。また、おいしい料理。「馳走」
チ【徴】14画
部首 彳ぎょうにんべん 常用
区点 3607・JIS 4427・シフト 92A5
[音] チョウ・チ・セイ
→ 字形参照

五音の一つ。火・夏に配する。→チョウセイ[徴]
チ【蜘】14画
部首 虫むしへん
区点 3556・JIS 4358・シフト 9277
[音]

「蜘蛛(ちちゅ・ちしゅ)」は、クモ。クモ綱に属する節足動物。ささがに。
チ【緻】16画
部首 糸いとへん
区点 6944・JIS 654C・シフト E36B
[音]

こまかい。きめがこまかい。精密な。「巧緻・細緻・精緻」「緻密」
チ【褫】15画
部首 覀ころもへん
区点 7485・JIS 6A75・シフト E5F3
[音]

うばう。はぐ。衣服・官職などをとりあげる。「褫奪」
チ【質】15画
部首 貝かい 教育小5
区点 2833・JIS 3C41・シフト 8EBF
[音] シツ・シチ・チ
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

かた。抵当。「言質(げんち)」→シチシツ[質]
チ【貭】11画→質の異体字
かい
区点 7636・JIS 6C44・シフト E6C2
チ【踟】15画
部首 辵あしへん
区点 7689・JIS 6C79・シフト E6F7
[音]

「踟ちゅ」は、ためらう。いきつ戻りつする。ちちゅう。
チ【離】19画
部首 隹ふるとり 常用
区点 4605・JIS 4E25・シフト 97A3
[音] リ・レイ・チ
[訓] はなれる・はな
→ 字形参照

みずち。竜の一種で、水の中にすむという想像上の動物。→レイ[離]
チ【魑】21画
部首 鬼おに
区点 8221・JIS 7235・シフト E9B3
[音]

すだま。山林や木石から生じる精霊。「魑魅魍魎(ちみもうりょう)
チ【躓】22画
部首 辵あしへん
区点 7721・JIS 6D35・シフト E754
[音]

つまずく。つまずいてたおれる。けつまずく。しくじる。
チ【黐】23画
部首 黍きび
区点 8355・JIS 7357・シフト EA76
[音] チ・リ

①もち。とりもち。小鳥や昆虫などをとらえるのに用いる、ねばねばしたもの。
②ねばる。ねばつく。
ち【千】
①100の10倍。せん。thousand
②数の多いこと。thousands〈用例〉〜万(よろず)。〜尋(ひろ)
*ち【血】
①動物の体内を循環する赤い液体。けがをしたとき、体外に流れ出て、固まる。栄養分や老廃物を運ぶ。血液。blood〈用例〉〜のめぐりが悪い。
②血筋。血統。blood relation〈用例〉〜は争えない。
血が通う(ちがかよう)
①体内を血が流れる。生きている。be made of flesh and blood
②事務的でなく、人間的なあたたかい感情がある。humane
血が騒ぐ(ちがさわぐ)
感情がたかぶり、じっとしていられない。心がおどる。tingle with excitement
血が上る(ちがのぼる)
逆上する。のぼせる。かっとなる。〈用例〉頭に〜。
血が沸く(ちがわく)
興奮する。get excited
血で血を洗う(ちでちをあらう)
①親兄弟どうしなどで争い合う。have a quarrel with blood relations
②悪事の上にさらに悪事を重ねる。
血と汗(ちとあせ)
ひじょうに努力し、耐えることをたとえていう語。blood and sweat; painful efforts
血と汗の結晶(ちとあせのけっしょう)
大変な苦心と努力の結果。result obtained from blood, sweat and tears
血に飢えた(ちにうえた)
殺傷して血を流させたいという、肉食動物のような、獰猛(どうもう)な欲望を強くもったもの・さま。bloodthirsty
血の雨が降る(ちのあめがふる)
(き)り合いで死傷者が出る。はげしい戦闘になる。刃傷(にんじょう)ざたになる。
血の凍る様(ちのこおるよう)
あまりの恐怖にすくみあがり、体が冷たく感じられるさま。bloodcurdling
血の出る様(ちのでるよう)
非常に苦しい思いをするさま。by desperate means〈用例〉〜な金(かね)
血の涙(ちのなみだ)
この上もない悲しみから流す涙。血涙(けつるい)。bitter tears
血の滲む様(ちのにじむよう)
大変な苦心・努力をかさねるさま。血の出る様。by desperate means
血は争えない(ちはあらそえない)
子にあらわれた性格・性質が、親や先祖のそれによく似ている。Like father, like son.
血は水よりも濃い(ちはみずよりもこい)
血縁は、他人とのつながりよりも強い。血筋は争えない。Blood is thicker than water.
血も涙も無い(ちもなみだもない)
人情のひとかけらもない。むごい。cold-blooded
血湧き肉躍る(ちわきにくおどる)
小説・活劇・スポーツなどを読んだり見たりしていて、心がたかぶり、全身が躍動するように感じられるさま。thrilling
血を承ける(ちをうける)
→血を引く」と同意。
血を通わす(ちをかよわす)
生き生きとさせる。make lively
血を啜る(ちをすする)
《昔の中国で、誓いをたてるとき、いけにえを殺し、その血をすすり合ったことから》心からちかう。固く約束する。
血を流す(ちをながす)
たたかいや争いで、死傷者を出す。bleed
血を吐く思い(ちをはくおもい)
非常につらい思い。深く悲しい思い。with a bleeding heart
血を吐く様な叫び(ちをはくようなさけび)
この上もない悲痛な叫び。bloodcurdling cry
血を引く(ちをひく)
親からの血のつながりを受けつぐ。また、親の特質を受けつぐ。be descended from〈比較〉血は争えない。
血を見る(ちをみる)
争って、けが人や死人がでる。come to bloodshed
血を分ける(ちをわける)
親子・兄弟などの間柄にある。blood-related
ち【乳】
①乳汁。milk
②ちぶさ。ちくび。breast; nipple
③羽織の襟、旗、幕、わらじなどの縁につけて、ひもを通す小さな輪。
④釣り鐘の表面のいぼ。
ち【茅】
→チガヤのこと。
ぢ【ぢ・ヂ】
→ち(ち・チ)
ち‐あい【血合(い)】
魚の背肉と腹肉の境にある暗赤色の肉。血液を多く含み、鉄やビタミンA・B2が多い。血合い肉。fish meat of bloody color
チアウレリ【Mikhail Chiaureli】
(1894-1974)ソ連の映画監督。「芸術記録映画」のジャンルを創始。作品『ベルリン陥落』など。
チア‐ガール
《和製語》試合をはなやかにもりあげる女子応援団。女性のチアリーダー。
チアゾスルフォン【thiazosulfone】
ハンセン病の化学療法剤。経口剤として使用。副作用は少ないといわれている。商標名プロミゾール。
ち‐あつ【地圧】
重力によって地層内に生まれた力。岩石や地質条件によって異なるが、鉛直方向の力が最大で、水平方向はその20〜30%がふつうである。rock pressure
チアノ【Galeazzo Ciano】
(1903-44)イタリアの政治家。ムッソリーニの女婿(じょせい)。日独伊三国同盟締結時の外相。1943年ムッソリーニ追放の陰謀に加担、44年銃殺。
チアノーゼ【Zyanose(ドイツ)
酸素欠乏で皮膚・粘膜が暗青色になること。肺や心臓の病気で起こることが多く、くちびるや爪床(そうしょう)によく出る。cyanosis
チアミン【thiamine】
ビタミンB1の別称。
ち‐あゆ【稚鮎】
孵化(ふか)してまもない、アユ。アユの稚魚。
チアリーダー【cheerleader】
アメリカンフットボールやバスケットボールなどの試合で、応援の指揮をとる人。日本では、おもに女性についていう。
ち‐あん【治安】
国家・社会がよくおさまっていること。public peace〈用例〉〜がよい。
ちあんいじ‐ほう【治安維持法】
大正14年(1925)加藤高明(かとうたかあき)内閣の立案により主として共産主義活動弾圧のため制定された治安立法。国体の変革・私有財産制度の否認を目的とする結社と運動を禁止。のち刑罰に死刑を加え、また昭和16年(1941)には予防拘禁(こうきん)制を採用。昭和20年(1945)10月、廃止。
ちあんけいさつ‐ほう【治安警察法】
明治33年(1900)山県(やまがた)内閣が公布した治安立法。これにより集会・結社・言論の自由を抑圧。
チアンシー【江西】
〈省〉(Jiāngxī)→こうせい(江西)
ちあん‐しゅつどう【治安出動】
自衛隊法に基づき、内閣総理大臣の命令で暴動鎮圧など治安維持のために自衛隊を出動させること。〈比較〉防衛出動。
チアンスウ【江蘇】
〈省〉(Jiāngsū)→こうそ(江蘇)
チアンナン【江南】
(Jiāngnán)→こうなん(江南)
ちあん‐りっぽう【治安立法】
政治結社を特別の監視と規制の対象とし、公共の治安を維持することを目的とした法令の総称。