ち‐み【地味】
①作物に対する地質の良否。土地の肥えぐあい。fertility of soil〈用例〉〜の肥えた土地。
②土地にできる食物。とくに米。
ち‐み【魑魅】
山林の精霊(しょうりょう)から生まれ、人に害を加えるといわれる怪物。すだま。〈比較〉魍魎(もうりょう)
ち‐みち【血道】
血の通う道。血管。blood vessels
血道を上げる(ちみちをあげる)
恋愛・道楽などに夢中になる。be madly in
ち‐みつ【緻密】(形動)
①きめの細かいさま。細かくたくみなさま。fine
②手落ちがないさま。綿密。accurate〈用例〉〜な研究。〈派生〉ちみつさ(名)
ち‐みどろ【血みどろ】(名・形動)
①一面に血がつくこと・さま。血まみれ。血だらけ。blood-stained
②非常に苦しいこと・さま。desperate struggle〈用例〉〜の戦い。
ちみ‐もうりょう【魑魅魎】
①山中の怪物と水中の精。evil spirits of mountains and rivers
②いろいろな種類の妖怪(ようかい)や化けもの。monster
チミリャーゼフ【Kliment Arkadyevich Timiryazev】
(1843-1920)ロシアの植物学者。光合成と光との関係などを研究。著書『植物の生活』『進化論綱要』など。
チミン【thymine】
分子式C5H6N2O2DNAに含まれるピリミジン塩基の一つ。無色で昇華性の結晶。5‐メチルウラシル。
チムール【Tīmūr・帖木児】
(1336-1405)チムール朝の祖。1369年チャガタイ‐ハン国の混乱に乗じて勢力を伸長。70年都をサマルカンドに定め、チャガタイ‐ハン国・キプチャク‐ハン国を攻略。さらにインドから明(みん)に入る途中、病没。イスラム帝国建設を理想とし、貿易の振興・イスラム文化の普及に努めた。
チムール‐ちょう【チムール朝】
1369年チムールが建国した中央アジア、イランのイスラム系王朝。その子シャー=ルフ、孫ウルグ=ベグらの統治下で最盛期を迎えたが、1449年、ベグが暗殺され弱体化。アブー=サイートの死後サマルカンドとヘラートに分裂。前者は1500年、後者は1508年に滅亡。Timur dynasty
チムケント【Chimkent】
中央アジア、カザフスタン南部の工業都市。古来交通の要地。人口43.9万(1991)。
チムニー【chimney】
①煙突。
②登山で、身体がはいる大きさの、煙突状に縦に走る岩壁の割れ目。
ち‐めい【地名】
土地のよび名。地形の特色・開発・産業・信仰・人名に関連するものなど、それぞれの土地の事情に由来するものが多い。place name
ち‐めい【知名】(名・形動)
有名なこと・さま。well-known〈対義〉無名。〈用例〉〜の士。〜人。
ち‐めい【知命】
①天命を知ること。
②《『論語』「為政」に「五十にして天命を知る」とあることから》50歳。
ち‐めい【致命】
命にかかわること。死ぬこと。fatal〈用例〉〜率。
ちめい‐しょう【致命傷】
①死の原因になったきず。fatal wound
②二度と立ち上がれない痛手(いたで)。fatal blow
ちめい‐てき【致命的】(形動)
①生命にかかわるさま。命取り。fatal
②破滅の原因となるようなさま。取り返しのつかないさま。〈用例〉〜なミス。
ちめい‐ど【知名度】
世間に名を知られている度合い。popularity〈用例〉〜の高い作品。
ちめ‐どり【知目鳥】
ヒタキ科に属する鳥。ウグイス類に近縁で形態がよく似るが、ウグイス類は単独またはつがいで生活するのに対し、群れで生活。熱帯アジアとアフリカに280種以上が分布。飼い鳥として輸入されるものにソウシチョウがある。
チメロサール【thimerosal】
殺菌力の強い有機水銀化合物。連鎖球菌・葡萄(ぶどう)球菌などを死滅させる。殺菌消毒剤。
ち‐も【知母】
生薬(しょうやく)の一つ。ハナスゲの根茎を秋から早春にかけて採取し、皮をとり日干ししたもの。解熱・鎮静・利尿・せき止めなどの薬効をもつ。
ち‐もう【恥毛】
陰部に生える毛。男性ホルモンの分泌量により、発育・量などが左右されるが、男女それぞれ固有の発毛状態を示す。陰毛。pubic hair
チモール【thymol】
ヤマジソなどから分離されるテルペン系フェノールで、独特の香りと刺激性のある無色の結晶。殺菌防腐剤として利用。
チモール‐とう【チモール島】
(Pulau Timor)インドネシア、小スンダ列島東端の島。面積3.4万km2。全島山がちで、コーヒー・ココヤシが栽培されるほか、鉱産資源も豊か。
チモール‐ブルー【Thymol Blue】
酸塩基指示薬の一つ。緑色の結晶で、水・エタノールに溶ける。pH(ピーエイチ)1.2〜2.8で赤色から黄色へ、pH8.0〜9.6で青色へ変わる。
ち‐もく【地目】
土地の状況、またはおもな用途を表すために付けられた名称。宅地・山林・田・畑など21種類。〈用例〉〜の変更。
チモシー‐グラス【timothy grass】
イネ科の多年草。ヨーロッパ原産の牧草。高さ約1m。葉は線形で柔らかい。初夏に緑色で細い円柱形の花穂をつける。オオアワガエリ。
ち‐もん【地文】
①《大地の文様、の意》山・川・平野・湖などの地表の状態の総称。ちぶん。
②「地文学」の略。physiography
ちもん‐がく【地文学】
天文・気象・地質・地震・海洋など、地球に関することがらを研究する学問。physiography
ちもん‐こうほう【地文航法】
船や飛行機が山・岬・川などの地表の模様、灯台などの標識を利用して自分の位置を知り、針路をきめて航行する航法。geo-navigation
チャ【茶】9画
部首 ⻌くさかんむり 教育小2
区点 3567・JIS 4363・シフト 9283
[音] チャ・サ・
→ 字形参照

①チャノキ。ツバキ科の常緑小高木。高さは、自生のもので7〜8m。栽培のものは1〜1.5mに剪定(せんてい)される。中国種・中国大葉種・インド小葉種・インド大葉種の4変種にわけられる。温暖多湿の気候をこのむ。中国原産。「茶園」〈用例〉(名)〜を摘む。
②飲料用に加工したチャノキの葉。また、それに湯をついでだした汁。また、それをのむこと。「喫茶(きっちゃ・きっさ)・紅茶・製茶・番茶・緑茶」「茶菓(ちゃか・さか)・茶器・茶人(ちゃじん)・茶屋(ちゃや)」〈用例〉(名)〜をいれる。〜を一服。お〜にまねく。
③抹茶をたてること。また、その作法。「点茶」
④ちゃかす。ひやかす。ふざける。「茶気・茶茶」〈用例〉(名)人を〜にする。
⑤黒みをおびた赤黄色。「鶯茶(うぐいすちゃ)」「茶色(ちゃいろ)・茶褐色」〈用例〉(名)〜のオーバー。
→サ[茶]
御茶の子さいさい(おちゃのこさいさい)
たやすいこと。easy as pie
御茶を濁す(おちゃをにごす)
ごまかす。うやむやにする。make shift
御茶を碾く(おちゃをひく)
遊女などが客がつかないために、ひまでいる。仕事などがないために、ひまで遊んでいる。
茶にする(ちゃにする)
①ひやかす。そらしてしまう。make fun of
②利用しておいて、ほったらかす。make light of
③一休みする。take a rest
茶を立てる(ちゃをたてる)
①茶の湯の作法にのっとって、茶を点じる。茶を点(た)てる。make ceremonial tea
②仏事をおこなう。
臍で茶を沸かす(へそでちゃをわかす)
おかしくてたまらない。be very funny
ぢゃ
→じゃ
チャージ【charge】(名・サ変自)
(ア)サッカーやアイスホッケーなどで、相手に故意に体をぶつけて、プレーを妨害すること。
(イ)ラグビーやアメリカンフットボールで、相手のボールに向かって突進する動作。
(ウ)ゴルフなどで勝負に勝つため、積極的なプレーをすること。
②バッテリーに充電すること。
③ホテルなどで、料金。また、料金を請求すること。〈用例〉テーブル〜。
チャーシュー【叉焼(中)】
(chāshāo)豚のかたまり肉を、つけ汁をかけながら焼いたもの。焼き豚。
チャーシュー‐メン【叉焼麺(中)】
(chāshāomiàn)焼き豚を入れた、中華そばの一つ。
チャーター【charter】(名・サ変他)
船・飛行機などを雇うこと。また、雇った船・飛行機。〈用例〉〜便。
チャーチ【church】
キリスト教の教会。教会堂。
チャーチスト‐うんどう【チャーチスト運動】
(Chartism)19世紀半ばに起きたイギリス労働者階級の政治運動。1837年、労働者および一部商工業者がオーエンらを指導者に結束、普通選挙権など6項目を要求する人民憲章を掲げて議会に請願。全国的運動を展開したが、政府の弾圧と内紛で失敗。
チャーチル【Winston Leonard Spencer Churchill】
(1874-1965)イギリスの政治家。第1次大戦中の海相・軍需相・陸相。第2次大戦とともに海相、1940年から首相として戦争を指導。戦後は冷戦を予言、ヨーロッパの統合を提唱し51年再組閣。『第2次大戦回顧録』などの著作によって53年ノーベル文学賞受賞。
チャート【chart】
①地図。海図。
②一覧表。
チャート【chert】
おもに微細な石英粒からなる緻密(ちみつ)でかたい堆積岩(たいせきがん)。無水珪酸(けいさん)を多く含み、色は白・灰・黒色など。
チャーハン【炒飯(中)】
(chǎofàn)中国料理の焼き飯。シイタケ・卵・ハム・エビ・肉・ネギ・野菜などの具を、ご飯といためて調味する。
チャービル【chervil】
セリ科の香草。パセリよりまろやかな風味をもち、他の香草を引きたてる。東ヨーロッパ・西アジア原産。セルフィユ。
チャーミング【charming】(形動)
うっとりさせるさま。魅力的。〈用例〉〜な女性。
チャーム【charm】(名・サ変他)
①心をひきつけること。
②魅力。〈用例〉〜ポイント。
チャーム‐スクール【charm school】
女性を魅力的にするため、美容・着付け・エチケットなど生活全般を指導する教室。
チャールズ【〈1世〉Charles I】
(1600-49)イギリス王(在位(1625-49))。1628年権利請願を承認しながらも議会を召集せず、専制政治を強行。40年余儀なく召集した長期議会を契機に清教徒革命が起こり、49年処刑された。
チャールズ【〈2世〉 Charles II】
(1630-85)イギリス王(在位(1660-85))。清教徒革命で大陸に亡命。王政復古で帰国、即位。専制的傾向を強め、ルイ14世と結んで旧教復活を図り、議会の抵抗にあい、名誉革命の要因をなした。
チャールズ【Ray Charles】
(1932-)アメリカの盲目の歌手・ピアニスト・歌曲作家。叫ぶような唱法でジャズ界にブルースを再認識させた。作品『わが心のジョージア』など。
チャールストン【charleston】
社交ダンスの一つ。独特のジャズの演奏に合わせ、両ひざをつけたまま活発に両足を左右両脇(りょうわき)にはね上げて踊る。1920年代アメリカで流行。
チャールストン【Charleston】
アメリカ南部、ウェストバージニア州の州都。石油・石炭などの流通の中心地で、化学工業がさかん。人口5.7万(1990)。
チャールストン【Charleston】
アメリカ、サウスカロライナ州南東部の港湾都市。同州最古の都市で歴史的建造物が残る。人口8.0万(1990)。
チャイコフスキー【Pyotr Ilich Chaykovsky】
(1840-93)ロシアの作曲家。西欧的ロマンティシズムを基調に、スラブ的な民族性を反映させた叙情性が特徴。交響曲『悲愴(ひそう)』、バレエ音楽『白鳥の湖』、オペラ『エウゲニー=オネーギン』など。
チャイコフスキー‐こくさいおんがくコンクール【チャイコフスキー国際音楽コンクール】
(Mezhdunarodnyi Konkurs imeni P. I. Chaikovskogo(ロシア))1958年創始の世界的コンクールの一つ。ピアノ・バイオリン・チェロ・声楽の4部門で4年ごとに開催。
チャイナ【China】
①中国。中国人。シナ。
②《chinaで》陶磁器(とうじき)
チャイナタウン【Chinatown】
中国人街。中華街。〈用例〉サンフランシスコの〜。
チャイニーズ【Chinese】
①中国人。
②中国語。
チャイニーズ‐カラー
《和製語》襟型の一つ。中国服にみられる、首にそってまっすぐに立った襟。前がつき合わせになっている。Mandarin collar
チャイブ【chive】
ユリ科のネギ。乾燥した葉を香辛料とし、サラダ・スープなどに用いる。フランス語ではシーブ。
チャイム【chime】
①打楽器。
(ア)教会用の鐘で、5〜12個を音階順に並べ、旋律を奏するようにしたもの。つちで打つか、綱で引いて鳴らす。
(イ)管弦楽用のチューブベルともよばれる楽器。金属円管をわくにつるし、木づちで打つ。
②玄関や入り口などにつける呼び出し用のベル。
チャイルドレジスタント‐ほうそう【チャイルドレジスタント包装】
小児による薬物の誤った使用や、いたずらによる服用を避けるために考案された包装または容器。child resistant container
ちゃ‐いれ【茶入れ】
製茶を入れる器。抹茶用のものは形が小さくて、濃茶(こいちゃ)には多く陶器を、薄茶には漆器・木地(きじ)物を用いる。葉茶には、錫(すず)・ブリキ製などの、大きめの円筒形のものがふつう。
*ちゃ‐いろ【茶色】
黒色を帯びた赤黄色。ブラウン。brown
ちゃいろ・い【茶色い】(形)
茶色である。brown〈用例〉〜屋根。
ちゃ・う(連語)
《東京方言。接続助詞「て」に、補助動詞「しまう」が付いた「てしまう」の転》…してしまう。〈用例〉行っ〜。
ちゃ‐うけ【茶請け】
茶を飲むとき、いっしょに添えて出される菓子や漬物。茶菓子。teacakes
ちゃ‐うす【茶臼】
葉茶をひいて抹茶(まっちゃ)を製するための臼。京都府宇治朝日山産の石を用いたものが好まれた。
ちゃうす‐だけ【茶臼岳】
栃木県北部にある那須(なす)岳を形成する5つの峰(那須五岳)の主峰。また、→那須岳の別称。
ちゃうす‐やま【茶臼山】
長野・愛知県境にある山。標高1415m。山腹に牧場やキャンプ村がある。
ちゃうす‐やま【茶臼山】
大阪市天王寺(てんのうじ)区にある小丘。慶長(けいちょう)19年(1614)大坂冬の陣で徳川家康(とくがわいえやす)が本陣をおいた。
チャウダー【chowder】
魚介類と野菜を煮て牛乳で調味したアメリカ式スープ。クラムチャウダー・オイスターチャウダーなど。
チャウ‐チャウ【chow-chow】
イヌの一品種。体がずんぐりしたイヌで、毛が深く、舌が青黒い。肩高約50cm。長毛種と短毛種があり、愛玩(あいがん)用。中国原産の古いイヌで、かつては猟犬としてのみならず食用・毛皮用にもされたらしい。
ちゃ‐えん【茶園】
茶の木の植えてある畑。茶畑。さえん。tea garden
チャオ【ciao(イタリア)】(感)
人と会ったときや別れるときに使う、親しい者どうしのあいさつ語。
チャオズ【餃子(中)】
(jiaozi)→ギョーザ
チャオチョウ‐わん【チャオチョウ湾・州湾】
(Jìāozhōu)→こうしゅうわん(膠州湾)
チャオプラヤ‐がわ【チャオプラヤ川】
(Chao Phraya)→メナムがわ(メナム川)
ちゃ‐か【茶菓】
→さか(茶菓)
ちゃ‐かい【茶会】
客を招いて、作法にしたがい茶を楽しむ会合。現在は、大勢を招いて行う「大寄(おおよ)せ」形式をいい、初座(しょざ)と後座(ござ)に分かれる正式な会を「茶事」とよんで区別することが多い。茶寄合(ちゃよりあい)
ちゃ‐かいせき【茶懐石】
→かいせきりょうり(懐石料理)
ちゃ‐がけ【茶掛(け)】
茶席の掛け物。季節により、また茶会の目的により、ふさわしい書画を掛ける。
ちゃ‐がし【茶菓子】
茶を飲むときに食べる菓子。茶の湯では濃茶(こいちゃ)に生菓子、薄茶(うすちゃ)に干菓子を用いる。茶うけ。
ちゃ‐か・す【茶化す】(五他)
《「茶化」は当て字》
①まじめに取り合わない。冗談のようにしてしまう。turn into jest
②ひやかす。make fun of
③ごまかす。makeshift
チャガタイ【Chaghatai・察合台】
(?-1242)チンギス=ハンの第2子。チャガタイ‐ハン国の始祖。父とともに金とホラズムを討ち、戦功をたてた。弟オゴタイを帝位につけ、自らはそれを補佐した。
チャガタイ‐ハンこく【チャガタイハン国】
中央アジアのモンゴル王朝。四ハン国の一つ。始祖はチャガタイ。都はアルマリク。13世紀半ばにはオゴタイ‐ハン国に服属していたが、のちその所領を併合。14世紀初め東西に分裂。西部はチムールに滅ぼされたが、東部は17世紀まで存続。Chaghatai Khān
ちゃか‐ちゃか(副・サ変自)
①落ち着きがないさま。restlessly〈用例〉〜と動き回る。
②にぎやかで、派手なさま。gaudily〈用例〉〜した服装。
ちゃ‐かっしょく【茶褐色】
黒みを帯びた茶色。dark brown
ちゃ‐かぶき【茶歌舞伎・茶香服】
①千家(せんけ)茶道の七事式(しちじしき)の一つ。客は銘(めい)が示された試し茶2種を味わい、次に銘を秘した1種を加えた3種を味わって各茶銘を当てる。味覚の修練が目的。
②精製された茶の品評会。宇治(うじ)・静岡などの茶所でいう。
ちゃ‐がま【茶釜】
茶道具の一つ。茶事の湯を沸かすのに用いられ、茶席ではつねに鑑賞の対象となる。
ちゃ‐がゆ【茶粥】
お茶を加えて炊くおかゆ。粉茶を袋に入れて、松のまきで炊く。山口県大島や奈良地方の名物。
ちゃ‐がら【茶殻】
せんじ出した残りの茶の葉。茶かす。
チャガン‐ド【慈江道】
(Chagan Do)→じこうどう(慈江道)
ちゃ‐き【茶気】
①茶の湯の心得。
②俗っぽくなく、さっぱりした気質。
③いたずら気分。ちゃめ。
ちゃ‐き【茶器】
①茶の湯に使う道具の総称。茶道具。
②抹茶(まっちゃ)を入れる容器。肩衝(かたつき)・丸壺(まるつぼ)・棗(なつめ)など。〈数え方〉1組み・1揃(そろ)い。
ちゃき‐ちゃき
《「ちゃくちゃく(嫡々)」の転》
①正統。きっすい。pure; genuine
②はぶりのよいこと・人。やりて。敏腕家。〈用例〉若手の〜。
ちゃきちゃきの江戸っ子(ちゃきちゃきのえどっこ)
きっすいの江戸っ子。生まれついての江戸っ子。多く、自慢していう。〈用例〉こちとら、〜だい。
ちゃきょう【茶経】
中国の茶書。唐の陸羽(りくう)の著。760年ごろ成立。3巻。団茶(だんちゃ)の製法・喫茶法・道具などについて詳述したもの。
ちゃ‐きん【茶巾】
①茶碗(ちゃわん)をふく布。ふきん。
②茶道で、茶碗を拭(ぬぐ)い清めるための布。奈良晒布(ならざらし)などの麻布を使う。
ちゃきん‐しぼり【茶巾絞り】
柔らかい材料を茶きん(またはふきん)で包み、絞り目をつける調理法。あん類・クリ・芋類・ゆり根などを素材にする。
ちゃきん‐ずし【茶鮨】
薄焼き卵で五目ずしを包んだもの。茶巾で包んだように形づくり、口をかんぴょうや昆布で結ぶ。
チャク【着】12画
部首 羊ひつじ 教育小3
区点 3569・JIS 4365・シフト 9285
[音] チャク・ジャク
[訓] き・きせる・つ・つける
→ 字形参照

①きる。衣服などをきる。〈対義〉脱(だつ)。「着衣・着用」
②衣服などを数えるのに用いる語。〈用例〉(助数)洋服3〜。
③つく。とどく。〈対義〉発(はつ)。「到着」「着席」
④ついた順序を数えるのに用いる語。〈用例〉(助数)第5〜。
⑤つける。つく。くっつく。「付着」「着手・着目」
⑥きまりがつく。「落着」
⑦碁石をうつ回数。〈用例〉(助数)第1〜を打ちおろす。
〈参考〉もと、著(ちょ)の俗字。今は、着と著とは区別して用いている。

→ジャク[着]
チャク【嫡】14画
部首 女おんなへん 常用
区点 3568・JIS 4364・シフト 9284
[音] チャク・テキ
→ 字形参照

①本妻。正妻。「嫡妻・嫡室」
②本妻のうんだ子。よつぎ。「廃嫡」「嫡出・嫡男(ちゃくなん)
③正統。本家の正しい血すじ。「嫡嫡・嫡流」
チャク【箸】14画
部首 竹たけかんむり
区点 4004・JIS 4824・シフト 94A2
[音] チョ・チャク

①きる。服を着る。
②つく。
③ねばる。ねばりつく。
→チョ[箸]
チャク【擲】18画
部首 氵てへん
区点 5819・JIS 5A33・シフト 9DB1
[音] テキ・チャク

なぐる。たたく。うつ。「打擲(ちょうちゃく)
→テキ[擲]
チャク【躇】19画
部首 辵あしへん
区点 7716・JIS 6D30・シフト E74F
[音] チョ・チャク

わたる。とびこえる。
→チョ[躇]
ちゃく‐い【着衣】(名・サ変自)
衣服を着ること。また、着ている衣服。one's clothes〈対義〉脱衣。
ちゃく‐い【着意】(名・サ変自)
①気をつけること。caution
②意匠をこらすこと。着想。conception; idea
ちゃく・い(形)
《俗語》ずるい。こすい。
ちゃく‐えき【着駅】
〈対義〉発駅。
①列車・電車の到着先の駅。destination station
②荷物を届ける先の駅。arriving station
ちゃく‐か【着火】(名・サ変自他)
→ちゃっか(着火)
ちゃく‐か【着荷】(名・サ変自)
→ちゃっか(着荷)
ちゃく‐がん【着岸】(名・サ変自)
船が岸や岸壁につくこと。reach the shore
ちゃく‐がん【着眼】(名・サ変自)
①目をつけること。着目。attention〈用例〉よいところに〜する。
②目のつけどころ。着眼点。
ちゃくがん‐てん【着眼点】
注意して見る所。目のつけどころ。focus of attention〈用例〉〜がいい。
ちゃく‐きょう【着京】(名・サ変自)
→ちゃっきょう(着京)
ちゃく‐けん【着剣】(名・サ変自)
→ちゃっけん(着剣)
ちゃく‐こう【着工】(名・サ変自)
→ちゃっこう(着工)
ちゃく‐さ【着差】
競馬・競輪などで、1位がゴールに到着した瞬間を基準に、2位以下の遅れ(差)を馬体や車輪などで表したもの。競馬では「1馬身」「クビ」「アタマ」「ハナ」、競輪では「1車身」「4分の3輪」、競艇では「1艇身」などで表す。
ちゃく‐ざ【着座】(名・サ変自)
座席につくこと。着席。take a seat
ちゃく‐さい【嫡妻】
本妻。正妻。嫡室。one's legal wife
ちゃく‐し【嫡子】
①正妻の子で家督を継ぐ者。嫡嗣。heir
②嫡出子。legitimate child〈対義〉庶子。
ちゃく‐し【嫡嗣】
嫡出の嗣子(しし)。legitimate heir
ちゃく‐しつ【嫡室】
本妻。正妻。嫡妻。one's legal wife
ちゃく‐じつ【着実】(名・形動)
一歩一歩落ち着いて確実に事を行うこと・さま。危なげのないこと・さま。steady〈比較〉堅実。〈用例〉〜な仕事ぶり。〜に進歩する。〈派生〉ちゃくじつさ(名)
ちゃく‐しゅ【着手】(名・サ変自)
①物事にとりかかること。start〈用例〉品種の改良に〜する。
②刑法で、犯罪の実行を開始すること。実行の着手。
ちゃく‐しゅつ【嫡出】
正妻が生むこと。正出。〈対義〉庶出。
ちゃくしゅつ‐し【嫡出子】
法律上の婚姻関係にある夫婦から生まれた子。legitimate child〈対義〉非嫡出子。
ちゃく‐じゅん【着順】
目標地点についた順。order of arrival〈用例〉〜に列をつくる。
ちゃく‐しょう【着床】(名・サ変自)
受精卵が子宮粘膜に接着して、母体から栄養を受ける状態になること。implantation
ちゃく‐しょく【着色】(名・サ変自)
色をつけること。いろどり。coloring〈用例〉人工〜。
ちゃく‐しん【着信】(名・サ変自)
通信が届くこと。届いた便り。arrival of the mail〈対義〉発信。
ちゃく‐すい【着水】(名・サ変自)
水面につくこと。水上飛行機などが水面に下りること。landing on the water〈対義〉離水。
ちゃく・する【着する】(サ変自他)
=着す。
①(自)
(ア)つく。arrive
(イ)とどく。reach
(ウ)付着する。adhere
(エ)執着する。insist on〈用例〉我意に〜。
②(他)
(ア)着る。put on
(イ)身につけて持つ。carry
ちゃくせい‐しょくぶつ【着生植物】
樹木の幹や枝・岩などに付着し生活する植物。水蒸気・雨水などを根・葉などからとり、付着した所からは栄養をとらない。セッコク・ノキシノブ・ウメノキゴケなど。気生植物。aerial plant〈比較〉寄生植物。
ちゃく‐せき【着席】(名・サ変自)
席につくこと。着座。take a seat
ちゃく‐せつ【着雪】(名・サ変自)
物体に雪が付着する現象。また、その雪。湿った雪が送電線などに付いて、しばしば災害を起こす。snow accretion〈用例〉〜注意報。
ちゃく‐そう【着装】(名・サ変他)
①衣服を着ること。put on
②装備を身につけること。put on
③部品などを取り付けること。fixing
ちゃく‐そう【着想】(名・サ変自)
思いつくこと。また、その思いつき。くふう。考え。着意。アイディア。idea〈用例〉奇抜な〜。〜を得る。
ちゃく‐そん【嫡孫】
嫡子の嫡子。legitimate grandson
ちゃく‐たい【着帯】(名・サ変自)
妊婦が妊娠5か月目に、胎児の保護を兼ねて腹部に帯(岩田帯)をしめること。また、その儀礼。
ちゃく‐だつ【着脱】(名・サ変他)
取り付けたり、はずしたりすること。attach and remove
ちゃく‐だん【着弾】
撃ち出した弾丸が目標地点に届くこと。impact〈用例〉〜点。