ちゅう‐う【中有】
《仏教語》生類が死んで次の生(しょう)を得るまでの間の存在。また、その期間。中陰。四十九日。
ちゅう‐えい【虫えい】
→むしこぶ(虫瘤)
ちゅうえつパルプこうぎょう【中越パルプ工業(株)】
パルプ・紙。製紙会社。昭和22年(1947)設立。本社は東京都中央区銀座。
*ちゅう‐おう【中央】
①空間的にまんなかの位置。center〈用例〉町の〜。
②はたらき・機能で重要な位置。中心的なはたらきをするもの。center〈用例〉〜政府。
③首府。capital〈対義〉地方。〈用例〉〜に集中する大企業。
ちゅう‐おう【中欧】
中部ヨーロッパ。オーストリア・ハンガリー・チェコ・スロバキアなどの地域。Central Europe
ちゅうおう【中央】
〈町〉岡山県中部、津山(つやま)市南西隣の町。稲作が主で、トマト・ナシも栽培。人口7697(1994)。
ちゅうおう【中央】
〈町〉熊本県中部、緑川支流釈迦院(しゃかいん)川に沿う町。農業と林業が行われる。人口5563(1994)。
ちゅうおう‐アジア【中央アジア】
アジア大陸中央部、タリム盆地からパミール高原を経てカスピ海東岸に広がる地域。狭義には東トルキスタンと、西トルキスタン(ウズベキスタン・トルクメニスタン・キルギス・タジキスタン・カザフスタンの5か国)をさす。Central Asia
ちゅうおうアジアのそうげんにて【中央アジアの草原にて】
《原題V srednei Azii(ロシア)》ボロディン作曲の交響詩。1880年作。ラクダの隊商が草原を通るさまを描く。
ちゅうおう‐アフリカ【中央アフリカ】
アフリカ大陸中央部の、サハラ砂漠(さばく)以南、ザンベジ川以北の地域名称。Central Africa
ちゅうおうアフリカ‐きょうわこく【中央アフリカ共和国】
(Central African Republic)アフリカ大陸のほぼ中央部に位置する内陸国。首都バンギ。1960年フランスから独立。鉱物資源としてダイヤモンド・ウラン鉱などを産出。面積62.3万km2。人口299.8万(1993)。
ちゅうおう‐アメリカ【中央アメリカ】
南北両アメリカ大陸を結ぶ地峡部の7共和国、グアテマラ・ベリーズ・ホンジュラス・エルサルバドル・ニカラグア・コスタリカ・パナマが占める地域。広義には、メキシコやカリブ海の諸島も含めることもある。火山が多く、地震の多発地帯。中米。Central America
ちゅうおう‐アルプス【中央アルプス】
→木曽(きそ)山脈の通称。北アルプス・南アルプスとともに日本アルプスとよばれる。
ちゅうおういたがみ【中央板紙(株)】
パルプ・紙。製紙会社。とくに段ボール原紙。昭和24年(1949)設立。本社事務所は岐阜県中津川市小川町。
ちゅうおう‐おろしうりしじょう【中央卸売市場】
地方公共団体が農林水産大臣指定の都市とその隣接地に設けた、生鮮食料品の卸売市場。
ちゅうおう‐かいれい【中央海嶺】
地球上の各大洋のほぼ中央を走る大規模な海底山脈。高さは平均3km。地磁気の変化や岩石の年代測定の結果や火山・地震活動の特徴などから、プレートの生産の場と考えられている。mid-oceanic ridge
ちゅうおうがくいん‐だいがく【中央学院大学】
私立大学。昭和41年(1966)創立。所在地は千葉県我孫子(あびこ)市久寺家(くじけ)
ちゅうおう‐かこうきゅう【中央火口丘】
火山の大きな火口またはカルデラの内部にできる比較的小形の火山体の総称。火口丘。central cone
ちゅうおう‐かんきょうしんぎかい【中央環境審議会】
環境省の付属機関。首相・環境大臣・関係大臣などの諮問(しもん)に応じて、公害対策や環境保全に関する基本事項などを調査審議・答申する。
ちゅうおう‐かんちょう【中央官庁】
→中央行政官庁」の略。
ちゅうおう‐きょういくしんぎかい【中央教育審議会】
文部科学大臣の諮問(しもん)機関。昭和27年(1952)設置。教育・学術・文化に関する重要施策について調査・審議し、文部科学大臣に建議する。中教審。
ちゅうおう‐ぎょうせいかんちょう【中央行政官庁】
権限が全国におよぶ官庁。各省庁など。中央官庁。central government〈対義〉地方行政官庁。
ちゅうおう‐ぎんこう【中央銀行】
国の金融機構の中心となる銀行。発券銀行、銀行の銀行、政府の銀行という3大機能をもち、金融政策の実施を担当する。日本(にっぽん)銀行、アメリカの連邦準備銀行など。central bank〈対義〉市中銀行。
ちゅうおう‐けいば【中央競馬】
日本中央競馬会が主催・施行する競馬。競馬法にしたがって運営・実施される。現在、札幌(さっぽろ)・函館(はこだて)・福島・新潟・中山・東京(府中)・中京・京都(淀(よど))・阪神・小倉の10競馬場で開催。〈比較〉地方競馬。
ちゅうおう‐こうぞうせん【中央構造線】
西南日本を縦断し、日本列島の地質構造を日本海側(内帯)と太平洋側(外帯)に分ける大断層帯。白亜紀の圧砕岩の形成をともなう活動に始まり、現在も運動を続ける活断層とみなされている。Median Tectonic Line
ちゅうおう‐こうそくどうろ【中央高速道路】
→中央自動車道の通称。
ちゅうおう‐こうち【中央高地】
本州中央部、山梨・長野・岐阜県の山岳地帯をいう。日本の屋根ともいわれる。
ちゅうおうこうろん【中央公論】
月刊総合雑誌。明治20年(1887)『反省会雑誌』として創刊。同32年(1899)改称。滝田樗陰(たきたちょいん)の編集によって権威ある総合雑誌となった。
ちゅうおうこうろんしゃ【(株)中央公論社】
日本の代表的出版社の一つ。雑誌『中央公論』によって発展。大正3年(1914)設立。
ちゅうおう‐し【中央紙】
首府に本社のある新聞社で、印刷・発行し、全国にいきわたる新聞。全国紙。national newspaper〈対義〉地方紙。
ちゅうおう‐しきしょ【中央指揮所】
有事に、陸海空3自衛隊を統合して指揮をする情報中枢。防衛庁(東京都港区赤坂)にあってアメリカ軍とも密接に連絡をとり、自衛艦隊指揮支援システム・BADGE(バッジ)システムなどと連動した大スクリーンに映される状況に対応して、兵員や機材の有効で適切な運用をはかる。
ちゅうおう‐じどうしゃどう【中央自動車道】
正称、高速自動車国道中央自動車道。中部山岳地帯を横切り、関東と近畿(きんき)を結ぶ高速道路。東京を起点に、西宮(にしのみや)線(約462km)・富士吉田(よしだ)線(約94km)・長野線(約93km)からなる。一般には西宮線のうち、東京から小牧(こまき)間を中央自動車道(約272km)、小牧から西宮間(約190km)を名神(めいしん)高速道路という。昭和48年(1973)開通。中央高速道路。
ちゅうおう‐シベリアこうげん【中央シベリア高原】
(Sredneye-Sibirskoye Ploskogorye)ロシアのシベリア中部、エニセイ川とレナ川の間にある広い高原。面積350万km2。古生代の地層からなり、大部分はタイガ(針葉樹林)。標高500〜700m。
ちゅうおう‐しゃかいほけんいりょうきょうぎかい【中央社会保険医療協議会】
厚生労働大臣の諮問機関の一つ。国民健康保険医・薬剤師などに対する保険医療の指導と健康保険などの適切な診療報酬額を審議・勧告する。中医協。
ちゅうおう‐しゅうけん【中央集権】
組織の統制力を中央機関に集中させる原理。とくに中央政府と地方公共団体の関係で、前者に統治の権限を強く集中することをいう。centralization〈対義〉地方分権。
ちゅうおうじょうやく‐きこう【中央条約機構】
(Central Treaty Organization)北大西洋条約機構(NATO(ナトー))と東南アジア条約機構(SEATO(シアトー))の中央に位置する西アジア地域の集団的安全保障機構。イラン・パキスタン・トルコ・イギリスによりバグダッド条約機構の後身として1959年に設立。79年イラン革命にともなって解体。CENTO(セントー)
ちゅうおうしょり‐そうち【中央処理装置】
→シーピーユー(CPU)
ちゅうおう‐せいふ【中央政府】
国家行政の中央機関としての政府。central government
ちゅうおう‐せんきょかんりかい【中央選挙管理会】
参議院比例代表選出議員選挙に関する事務について都道府県選挙管理委員会を管理する機関。5人の委員からなり、総務省に置かれる。
ちゅうおう‐だいがく【中央大学】
私立大学。明治18年(1885)創立の英吉利(イギリス)法律学校を前身とし、昭和24年(1949)より現制。本部は東京都八王子市東中野。
ちゅうおうだんぼう‐ほうしき【中央暖房方式】
建物内の1か所にボイラー・加熱器などを設置し、管・ダクトにより蒸気・湯・温風などを各室に送る暖房方式。セントラル‐ヒーティング。central heating
ちゅうおう‐ち【中央値】
→メジアン
ちゅうおうはつじょう【中央発條(株)】
金属製品。ばね製造会社。昭和23年(1948)設立。本社は愛知県名古屋市緑区鳴海(なるみ)町。
ちゅうおう‐ひょうじゅんじ【中央標準時】
1つの国または1つの地方で、標準とする地方時。日本では日本標準時といい、東経135度における時刻。Central Standard Time
ちゅうおう‐ぶんりたい【中央分離帯】
対向車線を分離するために道路の中央に設ける帯状の区域。交通の安全性・高速性などの走行条件を高めるのが目的。中央帯。central reserve
ちゅうおう‐ほうそうきょく【中央放送局】
NHKで、地域ごとに放送局を統轄している放送局。
ちゅうおう‐ほんせん【中央本線】
東京と名古屋を結ぶ鉄道幹線。東京の新宿〜塩尻(しおじり)間はJR東日本、塩尻〜名古屋間はJR東海の管轄。長さ386.6km。明治44年(1911)開通。
ちゅうおうみついしんたくぎんこう【中央三井信託銀行(株)】
金融業。信託銀行。本店は東京都中央区京橋。
ちゅうおう‐ろうどういいんかい【中央労働委員会】
厚生労働省の外局の一つ。全国的に重要な労働事件などの調停・斡旋(あっせん)・仲裁・処分を行う合議機関。労働者側・使用者側・公益側委員各13人で構成される。中労委。
ちゅうおうロシア‐だいち【中央ロシア台地】
(Sredne-Russkaya Vozvyshennost(ロシア))ロシア中西部のモスクワからハリコフ付近まで南北に広がり、ゆるやかに起伏する丘陵地。標高230〜280m。
ちゅう‐おし【中押し】
囲碁で、一方が挽回(ばんかい)不能を認めて、途中で投了して勝負が決まること。なかおし。
ちゅう‐おん【中音】
音楽で、声楽の高音部に次ぐ音域。もと、テノールの訳語に用いた。アルト。alto〈対義〉高音・低音。
ちゅう‐か【中華】
①世界の中央に位し、文華(文化)の開けた国の意で、漢民族がみずからを称した語。
②「→中華料理」「→中華そば」の略。
ちゅう‐か【仲夏】
《夏3か月の、中の月の意》真夏。陰暦五月の異称。
ちゅう‐か【鋳貨】
貨幣を鋳造すること。また、鋳造した貨幣。coinage
ちゅうか【中和】
〈村〉岡山県北部、島根県に接する村。林業が主体。蒜山(ひるぜん)大根を中心に野菜栽培もさかん。人口923(1994)。
ちゅう‐かい【仲介】(名・サ変他)
①間に立ってとりもつこと。なかだち。はしわたし。とりつぎ。mediation〈用例〉〜の労をとる。
②第三国が当事国の間に立って紛争の調停にあたること。国際法では、「居中調停」という。mediation
ちゅう‐かい【注解・註解】(名・サ変他)
文章に注を加えて解釈すること。また、その書物。注釈。annotation
ちゅう‐かい【芥】
台所から出る食品のくず。
ちゅう‐がい【中外】
①内と外。
②国内と国外。内外。
ちゅう‐がい【虫害】
農作物や山林などが、虫によって受ける損害。insect damage
ちゅうがいせいやく【中外製薬(株)】
化学工業。医薬品会社。昭和18年(1943)設立。本社は東京都中央区京橋。
ちゅう‐がいねん【中概念】
三段論法において、大前提・小前提のどちらにも含まれ、双方を媒介として結論を導き出す概念。middle concept〈参照〉三段論法。
ちゅうかい‐ぼうえき【仲介貿易】
ある国の貿易業者が外国どうしの輸出入を取り次いで仲介手数料を得る貿易形態。貨物は外国どうしの間を直接移動する。三国間貿易。intermediary trade
ちゅうがいろこうぎょう【中外炉工業(株)】
建設業。工業炉建設会社。昭和20年(1945)設立。本社は大阪市西区京町堀。
ちゅう‐がえり【宙返り】(名・サ変自)
①空中でからだを回すこと。とんぼ返り。somersault
②飛行機が空中で逆転して輪を描く飛び方。looping
ちゅうか‐がし【中華菓子】
中国式の菓子。中国料理のコースの一つである点心(てんしん)のうち、甘いものをさす。Chinese cakes
ちゅう‐かく【中核】
中心。核心。the core〈用例〉社会の〜。民族の〜。
ちゅう‐がく【中学】
→中学校」の略。
ちゅうがく‐せい【中学生】
中学校に就学している人。生徒という。junior high school students
ちゅう‐がくねん【中学年】
小学校の第3・第4学年。〈比較〉低学年・高学年。
ちゅうか‐しそう【中華思想】
①漢民族が古くからもち続けてきた自らの文化を最上のものとする思想。異民族を排する考えから、東夷(とうい)・西戎(せいじゅう)・南蛮(なんばん)・北狄(ほくてき)などと蔑称(べっしょう)した。華夷思想。
②《転じて》自民族中心の考え方。
ちゅうか‐じんみんきょうわこく【中華人民共和国】
(People's Republic of China)アジア大陸東部の広大な部分を占める社会主義国。首都北京(ペキン)。第2次大戦を経て、1949年毛沢東(もうたくとう)を指導者とする中国共産党により成立。豊かな資源と多くの人口をもつが、大躍進政策の失敗や文化大革命による混乱などのため経済の発展が遅れた。79年から改革・開放政策を推進、92年の共産党大会以降、市場経済の大胆な導入に踏みきる。面積959.7万km2。人口11億7946.7万(1993)。中国。
ちゅうか‐ぜんこくそうこうかい【中華全国総工会】
中国の労働組合の全国組織。1925年創立。「労働者階級の大衆組織」と位置づけられている。全国30の1級行政区(省・直轄市・自治区)に地方総工会がある。総工会。
ちゅうか‐そば【中華麦】
中国式のめん類。めんは小麦粉にかん水(かんすい)を混ぜて作る。スープ仕立ての湯麺(タンメン)、いためる炒麺(チャオメン)など。ラーメン。
ちゅう‐がた【中形】
①大形と小形との中間の大きさ。medium size
②中ぐらいの染め型を使った模様。また、その模様のゆかた地。
ちゅう‐がた【中型】
大型と小型との間の型。medium size〈対義〉大型・小型。〈用例〉〜車。
*ちゅう‐がっこう【中学校】
①小学校の卒業者に3年間の中等普通義務教育を実施する学校。中学。intermediate school
②旧制中学。
ちゅうか‐どんぶり【中華丼】
どんぶり物の一つ。八宝菜を飯にのせたもの。中華どん。
ちゅうか‐なべ【中華鍋】
中国料理に使うなべ。両手なべと片手なべがある。口径が広く、底が丸い浅型のもので、ふたのない鉄なべ。wok
ちゅう‐かひ【中果皮】
果皮の中層。柿(かき)やモモで、水分を多量に含んだ食用部。mesocarp
ちゅうか‐ぼうちょう【中華包丁】
中国料理に使う包丁。刃幅が広く、和・洋の包丁に比べて重い。
ちゅうか‐まんじゅう【中華頭】
→パオズ
ちゅうか‐みんこく【中華民国】
1912年、辛亥(しんがい)革命の結果成立した中国最初の共和国。初代大総統は袁世凱(えんせいがい)。第二・第三革命のあと、28年中国国民党が国民政府として統治権を独占。その間、国共合作・北伐・国共分裂などを経て、37年日中戦争勃発により国共内戦を停止、抗日統一戦線を結成。第2次大戦後、国共の内戦は続けられたが、49年中華人民共和国の成立により、中国国民政府は台湾へ移った。中華人民共和国は中華民国の解消を主張するが、台湾政権は中華民国を称している。
ちゅうか‐りょうり【中華料理】
→ちゅうごくりょうり(中国料理)
ちゅう‐かん【中間】
①2つのもののあいだで、ほぼまんなか。middle〈用例〉駅と駅の〜にトンネルがある。
②両極端ではない中ほど。中ぐらい。middle〈用例〉〜派。
③物事の終わらない途中。halfway〈用例〉〜発表。
ちゅう‐かん【昼間】
ひるま。日中。daytime〈対義〉夜間。
ちゅうがん‐えんげつ【中巌円月】
(1300-75)南北朝時代の禅僧。鎌倉(かまくら)の人。儒仏一致を説き、また詩にすぐれ五山文学の代表者の一人。元(げん)に留学。詩文集『東海一おう集』など。
ちゅうかん‐かいきゅう【中間階級】
→ちゅうさんかいきゅう(中産階級)
ちゅうかん‐き【中間期】
細胞分裂中のひとつの期間。分裂後の静止している期間で、この間に細胞内の内容物も増えて、次の分裂時に備える。静止期。休止期。interkinesis
ちゅうかん‐けん【中間圏】
高さ50〜80kmの間の大気層。気温は高さとともに減少するが、その割合は対流圏よりも小さい。mesosphere
ちゅうかん‐ざい【中間財】
生産過程で、最終生産物を生産するために使用される財貨。原材料などの生産財をいう。中間生産物。intermediate products
ちゅうかん‐ざいむしょひょう【中間財務諸表】
1年決算の会社が証券取引法にしたがって上期末に作成・公開する財務諸表。interim financial statements
ちゅうかん‐ざっしゅ【中間雑種】
両親の遺伝子間の優劣関係が不完全で、雑種第一代に、両親の中間的形質が現れたもの。intermediate hybrid
ちゅうかん‐し【中間子】
素粒子の一種。強い相互作用をする。湯川秀樹(ゆかわひでき)の中間子論によって予言され、パウエルらが実験的にその存在を確かめた。正・負・中性の荷電の粒子が存在し、質量は電子と核子の中間。π(パイ)中間子など。メソン。meson
ちゅうかん‐しゅくしゅ【中間宿主】
寄生虫が最終的な宿主にたどりつく前に、中間的に幼生期を過ごす宿主。肺吸虫がヒトに達するまでに寄生するカワニナ・サワガニ・ザリガニなど。intermediate host
ちゅうかん‐しょうせつ【中間小説】
純文学と大衆文学の中間に位する小説。第2次大戦後に林房雄(はやしふさお)が命名。今日では風俗小説とほぼ同義に用いられる。
ちゅうかん‐しょく【中間色】
①純色に黒または灰色を混ぜたような色。neutral tints
②色相環上で、主要原色の中間に位置する橙(だいだい)・黄緑などの色。secondary color
ちゅうかんし‐ろん【中間子論】
陽子と中性子から原子核をつくる力(核力)は、互いに中間子を交換することによって生じるという理論。昭和10年(1935)に、湯川秀樹(ゆかわひでき)が提唱。theory of meson
ちゅうかん‐じんこう【昼間人口】
通勤・通学などによる増減を見込んで推計された、ある地域に昼間いる人の総数。地域の活動力の指標となる。day-time population
ちゅうかん‐しんこく【中間申告】
事業年度が6か月を超える普通法人が、事業年度開始後6か月間の所得に対する法人税をあらかじめ納入するため中間に行う申告。interim return
ちゅうかん‐せいさんぶつ【中間生産物】
→ちゅうかんざい(中間財)
ちゅう‐かんせつ【肘関節】
腕の関節。上腕骨・橈骨(とうこつ)・尺骨を結合し、肘(ひじ)の屈伸と前腕の回旋を行う部位。elbow joint
ちゅうかん‐せんきょ【中間選挙】
アメリカ大統領選挙の中間期に行われる上・下両院議員や州知事の選挙。off-year election
ちゅうかん‐そう【中間層】
社会階層の上下いずれにも属さず、その中間に位置する層。自営業者を中心とする旧中間層とホワイトカラーを中心とする新中間層とに分類され、保守性と急進性の両面をもつ。中産階級。middle class
ちゅうかんち‐の‐ていり【中間値の定理】
関数f (x) が区間[a, b]で連続、f (a) ≠f (b) ならばf (a) とf (b) の間の任意の値に対してf (c) =kを満足するの間に存在するという定理。intermediate value theorem
ちゅうがん‐は【中観派】
インド大乗仏教の二大学派の一つ。竜樹(りゅうじゅ)の『根本中頌(ちゅうじゅ)』に基づき、無自性・空の教えを説くもので、中国・日本で三論宗となった。
ちゅうかん‐はいとう【中間配当】
決算が年に1度の株式会社で、営業年度の途中に株主に対し持ち株数に応じた利益配当を行うこと。interim dividend
ちゅうかん‐はっこう【中間発行】
新株式の発行にさいして、発行価格を時価と額面のほぼ中間で決める方法。旧西ドイツで普及した。プレミアム付き発行。中間時価発行。
ちゅう‐き【中気】
①脳卒中発作後に後遺症として起こる半身不随あるいは腕や足の麻痺(まひ)。脳腫瘍(しゅよう)や脳軟化症でも起こり、言語障害や失禁、感覚が鈍麻することもある。中風(ちゅうぶう)
②冬至(とうじ)を起点として次の冬至までの期間を12等分した区分点。二十四節気(せっき)を一つおきにとった偶数番目の分点。冬至・大寒(だいかん)・雨水(うすい)・春分・穀雨・小満・夏至(げし)・大暑(たいしょ)・処暑・秋分・霜降(そうこう)・小雪(しょうせつ)
ちゅう‐き【中期】
①ある期間をいくつかに分けたうち、中間の時期。the middle period〈対義〉前期・後期。
②期間が長くも短くもないこと。medium range〈対義〉短期・長期。〈用例〉〜計画。
ちゅう‐き【注記・註記】(名・サ変他)
①書き記すこと。また、記録。
②注をつけること。また、その注。annotate
ちゅう‐ぎ【忠義】(名・形動)
真心を尽くして主君・主人に対する務めを果たすこと・さま。loyalty〈用例〉〜を尽くす。
ちゅう‐ぎく【中菊】
花の径が9から18cmぐらいの菊。江戸菊のこともいう。〈比較〉小菊。
ちゅう‐きこう【中気候】
気候をその水平的広がりで分けた場合の名称の一つ。1km2以上、100km2以下の広がりにみられ、盆地や大都市の気候がこれに相当する。meso-climate
ちゅうき‐こくさい【中期国債】
国債のうち償還期間が2〜5年のもの。medium-term national bond〈対義〉短期国債・長期国債。
ちゅうきこくさい‐ファンド【中期国債ファンド】
公社債投資信託と預貯金の性格をあわせもつ投資信託。償還期間2〜4年の中期国債が中心。昭和55年(1980)から発売。中国ファンド。
ちゅうぎ‐だて【忠義立て】(名・サ変自)
①あくまで忠義を通すこと。loyalty
②うわべだけ、忠義めかしたふるまいをすること。
ちゅう‐きゃく【注脚・註脚】
本文の間に入れた注釈。1行の本文中に小さく2行で付けるのでいう。割注(わりちゅう)。footnote
ちゅう‐きゅう【中級】
中ぐらいの等級。middle class〈対義〉初級・上級。
ちゅう‐きゅう【誅求】(名・サ変他)
民衆を責めて税金などを厳しく取り立てること。〈用例〉苛斂(かれん)〜。
ちゅうきゅう【仲弓】
中国、春秋(しゅんじゅう)時代の儒者。本名は冉雍(ぜんよう)。孔門(こうもん)の十哲の一人。徳行にすぐれた。
ちゅう‐きょう【中共】
→中国共産党」の略。
ちゅう‐きょう【中京】
→名古屋市の別称。
ちゅうきょうがくいん‐だいがく【中京学院大学】
私立大学。平成4年(1992)創立。本部は岐阜県瑞浪(みずなみ)市土岐町。
ちゅうきょうぎんこう【(株)中京銀行】
金融業。地方銀行。昭和18年(1943)設立。本店は愛知県名古屋市中区栄。
ちゅうきょう‐こうぎょうちたい【中京工業地帯】
名古屋市を中核として、伊勢(いせ)湾北部沿岸に広がる工業地帯。織物・陶磁器・木材などの伝統工業に始まり、第2次大戦後は自動車・鉄鋼などの重化学工業の比率が上昇。
ちゅうきょうコカコーラボトリング【中京コカ・コーラボトリング(株)】
食料品。各種飲料の製造・販売会社。昭和36年(1961)設立。本社は愛知県名古屋市東区砂田橋。
ちゅうきょう‐じょしだいがく【中京女子大学】
私立女子大学。昭和38年(1963)創立。所在地は愛知県大府市横根町。
ちゅう‐きょう‐しん【中教審】
→中央教育審議会」の略。
ちゅうきょう‐だいがく【中京大学】
私立大学。昭和29年(1954)創立の中京短期大学を前身とし、同31年(1956)より現制。本部は愛知県名古屋市昭和区八事(やごと)本町。
ちゅうきょう‐てんのう【仲恭天皇】
(1218-34)第85代天皇(在位(1221-21))。名は懐成(かねなり)。九条帝ともいう。順徳(じゅんとく)天皇の第4皇子。順徳天皇が鎌倉(かまくら)幕府を討つため譲位し、4歳で即位したが、承久(じょうきゅう)の乱に上皇方が敗れたため、在位70日余で退位。
ちゅう‐きょり【中距離】
〈対義〉短距離・長距離。
①中くらいの距離。middle distance〈用例〉〜通勤電車。
②《「中距離競走・中距離競泳」の略》陸上で800〜1500m、競泳で400〜800mのもの。middle distance
ちゅうきょり‐かくせんりょく【中距離核戦力】
射程500〜5000km級の核兵器の総称。アメリカのパーシング、地上発射巡航ミサイル、ソ連のSS‐20など。1987年アメリカとソ連はその全廃に合意した。INF。intermediate-range nuclear forces
ちゅうきょり‐だんどうミサイル【中距離弾道ミサイル】
射程2400〜6400kmの弾道ミサイル。IRBM。intermediate-range ballistic missile
ちゅう‐ぎり【中限】
→なかぎり(中限)
ちゅう‐きん【忠勤】
忠実につとめること。loyalty〈用例〉〜を励む。
ちゅう‐きん【鋳金】
金属工芸の一技法。金属をとかして型に流し込んで器物を作ること。鋳造。鋳物(いもの)。casting
ちゅうきん‐とう【中近東】
ヨーロッパを中心にみたアジア南西部の大部分の地域。東はアフガニスタンから西はモロッコまで、北はトルコから南はアラビア半島・スーダンまでを含む地域。the Near and Middle East
ちゅう‐くう【中空】
①そら。空中。midair〈用例〉〜に懸かる月。
②中がうつろなこと。からっぽ。hollow〈用例〉〜になった古木。
ちゅう‐ぐう【中宮】
①皇后(こうごう)の御所。または三后(さんこう)(皇后・皇太后(こうたいごう)・太皇太后)の御所。
②皇后。または三后の称。
③皇后と同資格の妃(きさき)
ちゅうぐう‐じ【中宮寺】
奈良県生駒(いこま)郡斑鳩(いかるが)町の法隆寺東隣にある聖徳(しょうとく)宗の尼寺。聖徳太子が生母の没後、その宮を寺に改めたものとされる。中宮尼所。斑鳩尼寺。斑鳩御所。
ちゅうぐう‐しき【中宮職】
中宮の用務に当たった役所・官職。
チューク‐しょとう【チューク諸島】
(Chuuk Islands)太平洋西部、カロリン諸島中で最大の島群。ミクロネシア連邦に属する。旧称トラック諸島。
ちゅう‐ぐらい【中位】
大小・強弱の中間のほどあい。ほどほどであること。ちゅうくらい。medium〈用例〉めでたさも〜なりおらが春(一茶)。
ちゅう‐くん【忠君】
主君に忠義を尽くすこと。loyalty〈用例〉〜愛国。
ちゅう‐けい【中啓】
扇の末広の一種。親骨の上端が外側にそり、たたんだ場合でも頭部が半開きになっている。末広。
ちゅう‐けい【中継】(名・サ変他)
①中間で受けつぐこと。なかつぎ。relay〈用例〉〜点。
②「中継放送」の略。〈用例〉実況〜。劇場〜。
ちゅう‐けい【仲兄】
2番目の兄。次兄。
ちゅうけい‐きょく【中継局】
遠距離の有線通信や無線通信において、途中で信号の増幅・伝送を行うところ。relay station
ちゅうけい‐ぼうえき【中継貿易】
輸入した貨物をそのまま、または保税地域で加工して再輸出する貿易。手数料・加工賃が中継国の収入となる。中継ぎ貿易。entrepôt trade
ちゅうけい‐ほうそう【中継放送】
放送局のスタジオから劇場・競技場・事件現場などの実況を放送すること。中継。
ちゅう‐けん【中堅】
①ある団体や社会で実質上の中心となって活躍する人。the backbone〈対義〉新進・大家。〈用例〉〜幹部。
②《「中堅手」の略》野球で、外野の中央を守る人。センター。center fielder
③大将直属の、守りの堅い精鋭の中心部隊。中軍。
ちゅう‐けん【忠犬】
主人に忠実な犬。faithful dog〈用例〉〜ハチ公。
ちゅう‐げん【中元】
①陰暦7月15日。三元の一つで、もとは道教信仰による習俗であったが、のち仏教の盂蘭盆会(うらぼんえ)と混同され、半年間無事に生きたことを祝い、祖先の霊を供養する。
②7月15日を中心とする贈答の慣習。おちゅうげん。
ちゅう‐げん【中原】
①野原の中央。
②黄河中流の南北の地域。中国。中国文明発祥の地。
③天下の中央の地。
④競争の場。
中原に鹿を逐う(ちゅうげんにしかをおう)
《魏徴(ぎちょう)の詩「述懐」から》帝位の奪いあいをする。互いに争って、ある地位を得ようとする。逐鹿(ちくろく)
ちゅう‐げん【中間】
①2つの物の中ほど。ちゅうかん。
②《「仲間」とも》武家社会で雑役に従事した者。侍(さむらい)と小者の中間に属する。
ちゅう‐げん【忠言】
いさめることば。忠告。advice
忠言耳に逆らう(ちゅうげん、みみにさからう)
《『孔子家語(けご)』「六本」にあることば》忠告は気持ちよく受け取られにくい。Good advice is harsh to the ear.
ちゅう‐こ【中古】
→ちゅうぶる。セコハン。secondhand〈対義〉新品。〈用例〉〜車。
②歴史の時代区分の一つ。上古と近古の中間。日本では平安時代。the Middle Ages
③その時代からある程度へだたった昔。
ちゅう‐こう【中耕】(名・サ変他)
生育中の農作物の畝間(うねま)を浅く耕すこと。除草、追肥の土中への混入、土壌の通気・通水などをよくし、根の呼吸・吸収をうながすのを目的とする。中耕除草。intertillage
ちゅう‐こう【中高】
①中学校と高等学校。junior and senior high schools〈用例〉〜生。
②中くらいの程度と高い程度。medium and high〈用例〉〜速。〜層ビル。
ちゅう‐こう【中興】(名・サ変自)
いったん衰えたものを再び盛んにすること。restoration〈用例〉建武(けんむ)の〜。
中興の祖(ちゅうこうのそ)
国家・事業などの中興をなしとげた人・祖先。
ちゅう‐こう【忠孝】
忠義と孝行。主君と両親に尽くすこと。loyalty and filial piety
ちゅう‐こう【鋳鋼】
鋳造のできる鋼、また、その製品である鋼鋳物。含有炭素量を変化させて性質を調製するが、一般に耐衝撃性にすぐれ強靭(きょうじん)。cast steel
ちゅうこう‐しょう【虫咬症】
虫に咬(か)まれるか刺されたために生じる症状。刺された部分を中心にして赤くはれる。ショックなどの全身症状を起こすこともある。insect bite
ちゅうこう‐しょく【昼光色】
太陽光線に似せた人工の光の色。〈用例〉〜の蛍光灯。
ちゅうこう‐どき【注口土器】
急須(きゅうす)や土瓶のように注ぎ口がついた土器。縄文後期・晩期に発達。