- ちゅうこう‐ねん【中高年】
- 中年と高年。また、その年ごろの人。ふつう、40代半ばから60代半ばくらいの人。middle and old age〈用例〉〜層。
- ちゅう‐こく【中刻】
- 1刻(今の約2時間)を3分した中間の時間。〈対義〉上刻・下刻。
- ちゅう‐こく【忠告】(名・サ変自他)
- 心からいさめること・ことば。advice〈用例〉〜に従う。
- ちゅう‐ごく【中国】
- ①国の中央。天子の居る地。畿内。
- ②「→中国地方」の略。
- ③古く、山陽道・山陰道の総称。
- ④律令(りつりょう)制で、諸国の位付けを大・上・中・下としたもののうちの一つ。安房(あわ)・佐渡(さど)・能登(のと)など11か国。
- ⑤→中華人民共和国の通称。
- ちゅうごく‐かくめいどうめいかい【中国革命同盟会】
- 中国、清(しん)末の革命的政治結社。1905年、孫文(そんぶん)・黄興(こうこう)・宋教仁(そうきょうじん)らが興中会・華興会・光復会などを結集して東京で結成。辛亥(しんがい)革命の中心勢力となり、12年国民党の結成で発展的解消。
- ちゅうごく‐きょうさんしゅぎせいねんだん【中国共産主義青年団】
- 中国共産党の青年組織。1922年設立。機関紙『中国青年報』を発行。
- ちゅうごく‐きょうさんとう【中国共産党】
- 中国の指導政党。1921年上海(シャンハイ)で結成。35年、長征の途上に毛沢東(もうたくとう)が主導権を確立。抗日戦と国民党との内戦に勝利し、49年中華人民共和国を成立させる。その後、文化大革命などで混乱に陥るが、77年に復活した惲小平(とうしょうへい)が改革・開放政策を推進、92年党大会で社会主義市場経済体制への移行を決定。中共。
- ちゅうごくぎんこう【(株)中国銀行】
- 金融業。地方銀行。昭和5年(1930)設立。本店は岡山市丸の内。
- ちゅうごくぎんこう【中国銀行】
- 中国の外国為替専門銀行。1912年設立。本店は北京(ペキン)。
- ちゅうごく‐ご【中国語】
- 漢民族の言語。シナ‐チベット語族に属する孤立語。中国・台湾、華僑(かきょう)社会などで使われる。北方・呉・びん・粤(えつ)・客家(ハッカ)の5大方言に分かれ、北京(ペキン)語を中心とする北方方言が広く共通語として使われている。現在、中国(大陸)では、文字は簡体字、発音表記法としてはピンインを使用。Chinese
- ちゅうごくこうぎょう【中国工業(株)】
- 金属製品。プロパンガス用高圧容器などを製造。昭和25年(1950)設立。本社は広島市中区八丁堀。
- ちゅうごく‐こくみんとう【中国国民党】
- 三民主義を指導理念とした近代中国の政党。前身は孫文(そんぶん)が創設した興中会。のち中国革命同盟会に発展、辛亥(しんがい)革命後は国民党に改組。1913年袁世凱(えんせいがい)のクーデターにより解散したが、孫文が中華革命党を組織、19年中国国民党と改称。24年に共産党と第1次国共合作を行ったが、孫文死後に蒋介石(しょうかいせき)が反共路線に転じて、第2次大戦後に共産党との全面内戦に突入、49年敗れて台湾に逃れる。現在、台湾最大の政党。
- ちゅうごく‐ござん【中国五山】
- 中国臨済宗で最高寺格の五寺。杭州(こうしゅう)の径山(きんざん)興聖万寿禅寺・北山景徳霊隠禅寺・南山浄慈報恩光孝禅寺、明州(みんしゅう)の太白山天童景徳禅寺・阿育(あいく)王山広利禅寺の総称。
- ちゅうごく‐さんち【中国山地】
- 中国地方の脊梁(せきりょう)山地。高原状の山地で、標高1000m内外の山々が連なる。
- ちゅうごくざんりゅう‐こじ【中国残留孤児】
- 第2次大戦後、中国に取り残され孤児となった日本人。昭和47年(1972)の日中国交回復以後、肉親捜しが本格化。
- ちゅうごく‐ししゅう【中国刺▼繍】
- 中国の刺繍の総称。絹・サテン地などに色糸で図案にそって緻密(ちみつ)に刺す。模様に雲竜(うんりゅう)や花果、および「寿」などの文字が多い。Chinese embroidery
- ちゅうごく‐じどうしゃどう【中国自動車道】
- 中国縦貫自動車道の通称。大阪府吹田(すいた)市と山口県下関(しものせき)市を結ぶ高速道路。長さ543km。昭和58年(1983)開通。
- ちゅうごく‐しゅ【中国酒】
- 中国産酒類の総称。伝統秘法による古典的醸造・蒸留法が各地に多くある。紹興酒(しょうこうしゅ)・茅台(マオタイ)など。
- ちゅうごく‐しゅ【中国種】
- 中国原産の家畜品種や作物品種。とくに、ブタをいうことが多い。中国ブタは粗食に耐え、強健かつ繁殖力も旺盛(おうせい)で、世界各地のブタの改良に導入されている。
- ちゅうごく‐しょっき【中国食器】
- 中国料理に使用する食器。各種の皿・椀(わん)・鉢、長いはし・ちりれんげなど。陶磁器製が多い。
- ちゅうごく‐じんみんかいほうぐん【中国人民解放軍】
- 中国の正規軍。前身は中国共産党指導下の革命軍。抗日戦を戦い、1949年には国共内戦に勝利を得て、文化大革命時にも中核となった。
- ちゅうごくじんみんぎんこう【中国人民銀行】
- 中国の中央銀行。国務院の直属機構。1948年設立。
- ちゅうごく‐じんみんせいじきょうしょうかいぎ【中国人民政治協商会議】
- 中国の諸党派・諸団体参加の人民民主統一戦線組織。1949年中華人民共和国の成立を決定、54年に中国全国人民代表大会が創設されるまで議会として機能した。現在も毎年春に全国委員会が全人代と平行して国政を討議するが、共産党の指導下にあり、実権はない。政協。
- ちゅうごく‐ぜんこくじんみんだいひょうたいかい【中国全国人民代表大会】
- 中国の国会。1954年創設。代表者は約3000人で任期5年。毎年春に開催され、国務院や最高人民法院などの活動報告を受け予算案などを審議、国務院人事を承認する。常設機関として全人代常務委員会があり、重要法案などを審議する。全人代。
- ちゅうごく‐ちほう【中国地方】
- 本州西端にあたる地方。鳥取・島根・岡山・広島・山口の5県からなる。
- ちゅうごく‐ちゃ【中国茶】
- 中国で産する茶。烏竜(ウーロン)茶・包種(パオツォン)茶・竜井(ロンジン)茶・磚(たん)茶などがある。Chinese tea
- ちゅうごく‐てつがく【中国哲学】
- 中国に発生した哲学思想の総称。春秋(しゅんじゅう)戦国時代の陰陽(おんみょう)・儒(孔子(こうし)・孟子(もうし))・墨(墨子)・法(韓非子(かんぴし))・名(恵施)・道(老子(ろうし)・荘子(そうし))の六家(諸子百家(しょしひゃっか))が主たるもの。そのうち儒家・道家の思想の日本への影響はとくに大きい。
- ちゅうごくでんりょく【中国電力(株)】
- 電気・ガス業。電力会社。供給区域は中国地方5県と愛媛・香川・兵庫県の一部。昭和26年(1951)設立。本社は広島市中区小町。
- ちゅうごくとりょう【中国塗料(株)】
- 化学工業。塗料会社。大正6年(1917)設立。広島本社は広島市中区紙屋町。
- ちゅうごく‐ないせん【中国内戦】
- 第2次大戦直後の中国国民党と中国共産党の内戦。1949年、人民解放軍が北京(ペキン)を占領し中華人民共和国が成立。
- ちゅうごく‐ふく【中国服】
- 中国の民族服。狭義にはとくに長衫(チャンシャン)(脇にスリットの入るワンピース)と袍(パオ)(長衣)をさす。また、中国服風のドレスをさすこともある。
- ちゅうごく‐ぶっきょう【中国仏教】
- 西暦紀元前後、インドから西域を通って伝播(でんぱ)し、中国化された大乗仏教の流れ。国家的規模による経典の漢訳などで理解を深め、独自にその思想を発展させて、天台・華厳(けごん)・禅・浄土宗などの教理を生み出した。日本・朝鮮半島などの仏教はその影響下に成立。
- ちゅうごくみんこう【中国民航】
- 中華人民共和国の航空会社。1949年設立。CCA。CAAC。Civil Aviation Administration of China
- ちゅうごく‐やさい【中国野菜】
- 中国原産の野菜。白菜(パクチョイ)・青梗菜(チンゲンサイ)など。
- ちゅうごく‐りょうり【中国料理】
- 中国で発達した料理。地方によって特徴があり、北京(ペキン)・広東(カントン)・四川・上海(シャンハイ)の料理が広く知られる。中華料理。
- ちゅう‐ごし【中腰】
- 腰を半ばかがめて立った姿勢。half-sitting posture〈用例〉〜になる。
- ちゅうこ‐しゃ【中古車】
- ある程度使ったあと売りに出された自動車。ちゅうぶる車。used car〈対義〉新車。
- ちゅうこ‐じゅうたく【中古住宅】
- 建築後、人が住んで年月を経た住宅。used house
- ちゅうこ‐ぶんがく【中古文学】
- 平安時代の文学。「もののあはれ」を基本理念とした物語・日記・随筆・説話・和歌集などがある。平安時代は後宮の女房たちが書き手として活躍した時代でもあるため、女房文学・宮廷文学ともいわれる。
- ちゅう‐こん【中根】
- ①《仏教語》上・中・下3種の機根のうち、中級の機根をもつ者。素質・能力が中程度の者。
- ②《転じて》平凡な人。
- ちゅう‐こん【忠魂】
- ①忠義の精神。loyalty
- ②忠義のために死んだ人のたましい。loyal dead〈用例〉〜碑。
- ちゅう‐さ【中佐】
- 軍隊の階級の一つ。少佐の上、大佐の下。
- ちゅう‐ざ【中座】(名・サ変自)
- 途中で座をはずすこと。leave before the meeting is over〈用例〉会議を〜する。
- ちゅう‐さい【仲裁】(名・サ変他)
- ①第三者が争いを和解させること。arbitration
- ②民事訴訟法・労働法・国際法により、当事者間の紛争を解決するため第三者が法的拘束力をもつ決定を下すこと。arbitration〈比較〉調停。
- 仲裁は時の氏神(ちゅうさいはときのうじがみ)
- けんかや口論の仲裁は、氏神が現れたように有り難いものだから、その調停に従うのがよいということ。〈類似〉挨拶(あいさつ)は時の氏神。
- ちゅう‐ざい【駐在】(名・サ変自)
- ①遣わされて、その地にいること。stay〈用例〉〜員。
- ②《「駐在巡査」の略》駐在所勤務の巡査。policeman at police substation
- ちゅうさい‐けいやく【仲裁契約】
- 私法上、争いの当事者どうしが仲裁者を選定し、その判断に従って争いを解決することに合意する契約。arbitration agreement
- ちゅうさい‐さいてい【仲裁裁定】
- 労働委員会の仲介による労働争議解決方法の一つ。仲裁委員が実情調査を行い、両当事者を拘束する解決条件を定める。arbitration
- ちゅうざい‐しょ【駐在所】
- ①駐在する所。residence
- ②巡査が受け持ち区域内に駐在して事務を扱う所。巡査駐在所。police substation
- ちゅうさい‐はんだん【仲裁判断】
- 仲裁契約に基づき、民事上の争いに仲裁人が下す判断。当事者間には確定の効力をもつ。arbitrament
- ちゅうざい‐ぶかん【駐在武官】
- 公務のため外国に駐在する外交官待遇の軍人。ふつう大公使館付き武官をさす。自衛隊派遣の者は防衛駐在官という。defense attaché
- ちゅう‐さぎ【中▼鷺】
- サギ科の鳥。翼長約30cm。全身純白。田や湿地に多い。夏鳥として本州・四国・九州に渡来し、繁殖。
- ちゅう‐さつ【▼誅殺】(名・サ変他)
- 罪のある者を殺すこと。killing of a criminal
- ちゅう‐さつ【駐さつ】(名・サ変自)
- 外交官などが任地に長期間いること。駐在。在勤。
- ちゅう‐さん【昼▼餐】
- 昼の食事。昼食。午餐(ごさん)。〈用例〉〜会。
- ちゅうざん【中山】
- 中国広東省の南部、珠江(しゅこう)デルタの中部の県。孫文(号は中山)の生地を記念し改称。人口116.8万(1991)。旧称香山県。チョンシャン。
- ちゅうざん‐おう【中山王】
- 14〜19世紀の琉球(りゅうきゅう)王の称号。14世紀後半、明(みん)は琉球を3分していた山北・中山・山南のそれぞれの君主を王に封(ほう)じたが、その中の中山王が15世紀初めに琉球を統一。以後琉球国王の称とされた。
- ちゅうさん‐かいきゅう【中産階級】
- 労働者と資本家の中間にある、中小企業者・自作農民や医師・弁護士などの階級。中間階級。中間層。プチブル。middle class
- ちゅうざん‐りょう【中山陵】
- 中国、南京(なんきん)郊外の紫金山にある孫文(そんぶん)の陵墓。
- ちゅう‐し【中止】(名・サ変他)
- 中途でやめること。また、予定していたことを、とりやめること。suspension〈用例〉雨天〜。工事を〜する。
- ちゅう‐し【注視】(名・サ変他)
- 見つめること。注目。steady gaze〈用例〉〜の的(まと)になる。
- ちゅう‐じ【中耳】
- 耳の中の鼓膜(こまく)と内耳の間の部分。the middle ear
- ちゅうじ‐えん【中耳炎】
- 中耳が化膿菌によって起こす炎症。急性と慢性があり、発熱・耳痛・難聴・耳だれなどの症状がある。otitis media
- ちゅう‐じき【中食】
- ①1日2食のとき、朝食と夕食の間にとる軽い食事。
- ②昼食。ひるめし。
- ③茶会で出す食事。
- ちゅう‐じき【昼食】
- ひるめし。ちゅうしょく。lunch
- ちゅう‐じく【中軸】
- ①物の中央を貫く軸。axis
- ②中心になる人物。keyman〈用例〉〜打者。
- ちゅう‐しつ【中執】
- 「中央執行委員」「中央執行委員会」の略。
- ちゅう‐じつ【忠実】(名・形動)
- ①まごころから尽くすこと・さま。まめやか。faithfulness〈用例〉任務を〜に遂行する。
- ②努めて正確に写し伝えようとすること・さま。faithfulness〈用例〉事実に〜な記述。〈派生〉ちゅうじつさ(名)
- ちゅう‐しば【中芝】
- メヒシバの変種。やや大形で、耐病性があり、庭園用。
- ちゅうし‐ほう【中止法】
- 連用形の用法の一つ。「きみが話し、ぼくが聞く」「天高く、馬肥ゆる秋」の「話し」「高く」のように、文を中途で一時切るようにして、次に続ける用法。連用中止法。inflectional termination〈比較〉終止法。
- ちゅう‐しゃ【注射】(名・サ変他)
- ①注ぐこと。pour
- ②治療などのため、薬剤を生体内に注射針で注入すること。皮内注射・皮下注射・筋肉注射・静脈注射などがある。injection〈用例〉〜を打つ。〈数え方〉1本・1回。
- ちゅう‐しゃ【駐車】(名・サ変自)
- 〈比較〉停車。
- ①自動車などを止めておくこと。parking〈用例〉〜禁止。
- ②道路交通法で、車両を継続的にとめることや、運転者が車両を離れていて、すぐに運転できない場合をいう。
- ちゅうしゃ‐き【注射器】
- 注射や採血に使う器具。円筒形ピストン容器に金属性の注射針をつけたもの。使い捨てのものも多い。syringe
- ちゅう‐しゃく【注釈・▼註釈】(名・サ変他)
- 説明の語句を入れて、本文の意味を解釈すること。また、その書物。注解。notes; annotation
- ちゅうしゃく‐しぎ【中▼杓▼鷸】
- シギ科の鳥。翼長約23cm。嘴(くちばし)は長く、下方へ曲がる。日本では旅鳥。Eastern whimbrel
- ちゅうしゃ‐じょう【駐車場】
- 自動車を駐車しておくための場所や施設。parking lot
- ちゅう‐しゅう【中秋】
- 陰暦の8月15日。〈用例〉〜の名月。
- ちゅう‐しゅう【仲秋】
- ①秋のさかり。mid-autumn
- ②陰暦8月の異称。
- ちゅうしゅうしゅう【中州集】
- 中国、金(きん)代の詩の総集。金の元好問編。10巻。1249年刊。249人の作を収め詩人の小伝と事跡などを記す。別名『翰苑英華(かんえんえいが)中州集』。
- ちゅうしゅう‐せつ【中秋節】
- 陰暦8月15日の行事。中国の家庭では月餠(げっぺい)・果物などを供え、月を拝む。
- ちゅう‐しゅつ【抽出】(名・サ変他)
- ①引き出したり、抜き出したりすること。extraction
- ②適当な溶媒を用いて、試料中の特定の成分を溶出し分離する操作。天然物中の有用物質の分離などに利用。extraction
- ③数理統計で母集団から標本をぬく操作。サンプリング。sampling〈用例〉〜調査。
- ちゅう‐しゅん【仲春】
- ①春のさかり。
- ②陰暦2月の異称。
- ちゅう‐じゅん【中旬】
- 月の11日から20日までの間。the middle ten days of a month〈対義〉上旬・下旬。
- ちゅう‐じゅん【忠純】
- まごころがあり、気持ちが純粋なこと。ひたすら忠義であること。
- ちゅう‐しょう【中小】
- 中ぐらいのものと小さいもの。small and medium
- ちゅう‐しょう【中称】
- 代名詞で、相手のがわにあるものをさす語。「それ・そこ・そちら・そのかた」など、いわゆる「こそあど」の「そ」の付く系列。〈比較〉近称・遠称・不定称。
- ちゅう‐しょう【中傷】(名・サ変他)
- ある人について、根も葉もないことをいいふらして、その人の名誉を損なうこと。slander〈用例〉他人を〜する。
- ちゅう‐しょう【抽象】(名・サ変他)
- ①多数のものの中に含まれる多くの性質から、共通の性質を抜き出し、新しい思考の対象をつくる心の働き。abstraction〈用例〉〜能力。
- ②物事・考えの要素・性質などを抜き出して、とらえること。また、とらえられたもの。abstraction〈対義〉具体・具象。
- ちゅう‐じょう【中将】
- ①律令(りつりょう)制下、官職の一つ。左右近衛(このえ)府の次官。または、奈良時代の令外官(りょうげのかん)である外衛府(がいえふ)の次官。
- ②軍隊の階級の一つ。大将の下、少将の上。
- ③能面の一つ。身分の高い男性に用いる。
- ちゅう‐じょう【衷情】
- まごころ。誠心。いつわりのない本心。〈用例〉〜を訴える。
- ちゅうしょう‐がいねん【抽象概念】
- ある性質や関係を、それの属する対象から切りはなして形成した概念。abstract concept
- ちゅう‐しょうぎ【中将棋】
- 古将棋の一種。盤の枡目(ますめ)は縦横に12ずつ、駒(こま)の数は22種94枚で取り捨て。飛車・角はあるが桂馬(けいま)はない。現在でも、わずかに行われている。
- ちゅうしょう‐きぎょう【中小企業】
- 製造業で資本金1億円以下・従業員300人以下、商業・サービス業では資本金1000万円以下・従業員50人以下の企業。small-to-medium-sized businesses〈対義〉大企業。
- ちゅうしょうきぎょう‐きほんほう【中小企業基本法】
- 中小企業の国民経済における重要性とその問題点を認識し、中小企業の進むべき方向を示した基本法。昭和38年(1963)公布。中基法。
- ちゅうしょうきぎょう‐きんゆうこうこ【中小企業金融公庫】
- 中小企業に長期資金を融資する全額政府出資の金融機関。昭和28年(1953)設立。
- ちゅうしょうきぎょう‐しんだんし【中小企業診断士】
- 中小企業経営に関して診断・勧告・指導をする専門家。中小企業指導法に基づく認定登録制度がある。
- ちゅうしょうきぎょう‐ちょう【中小企業庁】
- 経済産業省の外局の一つ。中小企業振興の基本方針の策定、融資斡旋(あっせん)、経営診断、中小企業の組織に関する事務などを担当する。Small and Medium Enterprise Agency
- ちゅうしょうきぎょうとう‐きょうどうくみあい【中小企業等協同組合】
- 中小企業等協同組合法に基づき、中小規模の商・工・鉱・運送業者などが組織する協同組合。
- ちゅうじょう‐せつり【柱状節理】
- 岩体を柱状に分離させるような規則的な割れ目。マグマの冷却と収縮による。玄武岩では、六角柱の形が多い。columnar joint
- ちゅうしょう‐だいすうがく【抽象代数学】
- 古典的な代数学を抽象化して得られた概念である群・環(かん)・体(たい)・束(そく)などを研究する現代数学の一分野。abstract algebra
- ちゅうしょう‐てき【抽象的】(形動)
- 〈対義〉具体的。
- ①抜き出した共通な性質を総合して、本質的・一般的な面だけをとりあげるさま。abstract
- ②とらえどころがなく、はっきりしないさま。頭の中でつくったようで、内容が乏しいさま。実際の用途・便益から離れているさま。abstract〈比較〉概念的。〈用例〉〜な論文。
- ちゅうしょう‐びじゅつ【抽象美術】
- 現実対象の再現を行わない表現形態。とくに、20世紀に出現した美術をさす。自然の具体的形象の模写・再現を意図せず、線や形や色など純粋に造形的な要素の働きのみによって作品を構成しようとする美術のこと。1910年代からカンディンスキー(表現主義)・マーレビッチ(絶対主義)・モンドリアン(デ‐ステイル)・タトリン(構成主義)らの追究から無対象の完全な抽象が生まれる。第2次大戦後のデュビュッフェ(アンフォルメル)やポロック(抽象表現主義)らの抽象では、形象の概念すら曖昧(あいまい)とする空間表象をなしている。アブストラクト。抽象芸術。abstract art
- ちゅうじょう‐ひめ【中将姫】
- 『当麻曼荼羅(たいままんだら)』を蓮糸(はすいと)で織ったとされる伝説上の人物。御伽草子(おとぎぞうし)・謡曲・浄瑠璃(じょうるり)などに取り上げられている。
- ちゅうしょう‐ひょうげんしゅぎ【抽象表現主義】
- 現代アメリカの前衛絵画の先駆。第2次大戦後のポロック・デ=クーニングのアクション‐ペインティングから、ニューマン・ロスコーらのカラー‐フィールド‐ペインティングまでさまざまな傾向を含める。画面に中心をつくらない作画や大画面の制作にアメリカ的特色を発揮。abstract expressionism
- ちゅうじょう‐りゅう【中条流】
- ①安土(あづち)桃山時代に始まった産婦人科の医派。豊臣秀吉(とよとみひでよし)の家臣中条帯刀(たてわき)を祖とする。江戸時代には堕胎(だたい)を行う者が中条流の看板を掲げたため堕胎医の別称ともなる。
- ②南北朝時代の兵法家中条兵庫頭(ひょうごのかみ)長秀を祖とする剣術の一流派。
- ちゅうしょう‐ろん【抽象論】
- ①種々の事物や表象から本質的属性を抜き出して、それを把握しようとする意見。abstract argument
- ②実際の用途・便益からはなれた、役に立たない議論。具体性を欠き、内容や意味のはっきりしない考え。abstract argument
- ちゅう‐しょく【昼食】
- 昼に食べる食事。ちゅうじき。ランチ。lunch〈対義〉朝食・夕食。
- ちゅうしょ‐しょう【中書省】
- 中国の官制。漢代に宮中の文書・詔勅を扱い、三国の魏(ぎ)以後、門下省・尚書(しょうしょ)省とともに中央官庁の中心を占めた。
- *ちゅう‐しん【中心】
- ①物のまんなか。the center〈用例〉会場の〜。
- ②物事の集まる所。たいせつな点。the center〈用例〉〜地。〜人物。革命を〜にした物語。
- ③重心。the center of gravity
- ④数学で、円周・球面のすべての点から等しい距離にある点。the center〈用例〉〜点。
- ちゅう‐しん【中震】
- 震度階で震度IVの地震。花瓶が倒れたり、歩いている人が気がつく程度。小程度の被害。medium earthquake
- ちゅう‐しん【忠臣】
- 主君に忠実な家来。loyal retainer
- 忠臣は二君に仕えず(ちゅうしんはにくんにつかえず)
- 忠臣は一度主君に仕えた以上、どんなことがあっても他の人に仕えることはない。
- 忠臣を孝子の門に求む(ちゅうしんをこうしのもんにもとむ)
- 親に孝なる者は主君にも忠を尽くすから、孝子を求めれば、忠臣が得られる。
- ちゅう‐しん【忠信】
- 忠実で、いつわりのないこと。忠義と信実。fidelity
- ちゅう‐しん【注進】(名・サ変他)
- 変事を、急いで目上の者に報告すること。また、その報告。information〈用例〉ご〜。〜におよぶ。
- ちゅう‐しん【衷心】
- まごころ。心の底。衷情。one's inmost heart〈用例〉〜より感激する。
- ちゅう‐じん【中▼腎】
- 魚類・両生類の腎臓。これらの動物では、発生的にまず前腎が現れ、ついで前腎のあとに生じる中腎にとって代わられる。爬虫(はちゅう)類・鳥類・哺乳(ほにゅう)類では、中腎のあとに生じる後腎が成体の腎臓となる。ウォルフ体。原腎。mesonephros
- ちゅうしん‐かく【中心角】
- 中心がOである円の弧ABにおいて、∠AOBを弧ABに対する中心角という。central angle
- ちゅうしんぐら【忠臣蔵】
- 赤穂(あこう)義士事件を題材とした浄瑠璃(じょうるり)・歌舞伎(かぶき)などの脚本の総称。竹田出雲(たけだいずも)の『仮名手本(かなでほん)忠臣蔵』はとくに有名。
- ちゅうしん‐しど【中心示度】
- 高気圧と低気圧の中心の気圧。中心気圧。central pressure
- ちゅうしんじょうみゃく‐えいよう【中心静脈栄養】
- 高濃度の栄養素を含む輸液を中心静脈からカテーテルを挿入して補給すること。経口栄養ができないときに行われる。高カロリー輸液。経静脈栄養。intravenous hyperalimentation
- ちゅうしん‐せい【中新世】
- 新生代第三紀を5分した4番目の時代。2400万年前から510万年前まで。温暖な気候、世界的な海進、火山活動などが特徴。有孔虫や貝類が豊富。Miocene Epoch
- ちゅうしんせい‐もうまくえん【中心性網膜炎】
- 壮年男子に多い眼底の病気。視力障害・中心暗点などの症状があり、片目だけのことが多い。数か月で治るが、再発しやすい。中心性網脈絡膜炎。retinitis centralis
- ちゅうしん‐たい【中心体】
- 動物細胞や下等植物細胞内にあり、細胞分裂のさい中心となる細胞小器官。central body
- ちゅうしん‐ちゅう【中心柱】
- シダ植物類・種子植物類の根・茎・葉の内部組織で内皮より内側の部分。維管束(いかんそく)および髄(ずい)などの基本組織からなる。central cylinder
- ちゅうしん‐りょく【中心力】
- 物体に作用する力が、ある固定点を向き、その大きさが物体と固定点を結ぶ距離により決められる力。ニュートンの万有引力、等速円運動の向心力など。central force
- ちゅうず【中主】
- 〈町〉滋賀県南部、琵琶(びわ)湖に臨む町。稲作地帯。兵主(ひょうず)大社がある。湖岸は水泳場。人口1万1341(1994)。
- ちゅう‐すい【中水】
- 下水を浄化し、工業用など飲料水以外の目的で再利用する水。
- ちゅう‐すい【虫垂】
- 盲腸下端のやや後方から出る長さ約6.5cm、ふくろ状の腸管。構造は大腸に似るが、粘膜にはリンパ小節が集まっている。虫様突起。vermiform appendix
- ちゅう‐すい【注水】(名・サ変自)
- 水をかけること。水をそそぎ入れること。また、その水。pour water
- ちゅうすい‐えん【虫垂炎】
- 虫垂に起こる炎症。右下腹部の痛みが症状の特徴。俗に盲腸・盲腸炎といわれる。虫様突起炎。appendicitis
- ちゅうすい‐しょくぶつ【抽水植物】
- ヨシ・ガマ・マコモなどのように、下部が水中にあり上部が空気中にのびる大形の植物。挺水(ていすい)植物。水沢(すいたく)植物。emergent plant
- ちゅう‐すいどう【中水道】
- 下水を処理して散水・洗浄などの雑用水・工業用水を供給する水道。また、その施設。
- ちゅう‐すう【中枢】
- 《「枢」は「くるる」で、戸の開閉に重要なところ》中心となるもの。重要な部分。the nucleus〈用例〉国家の〜。
- ちゅうすう‐しんけい【中枢神経】
- 神経系の中心部。神経細胞が集中し、末梢(まっしょう)神経からの刺激を受け、それに対する反応を末端に伝達する。脊椎(せきつい)動物では脳と脊髄(せきずい)からなる。central nerve〈対義〉末梢神経。
- ちゅう・する【沖する・▼冲する】(サ変自)
- 高く上がる。沖す。〈用例〉天に〜。
- ちゅう・する【注する・▼註する】(サ変他)
- =注す。
- ①説き明かす。説明する。注釈する。explain; annotate
- ②書き記す。write down
- ちゅう・する【▼誅する】(サ変他)
- =誅す。
- ①罪のある者を死刑にする。〈用例〉逆賊を〜。
- ②悪者を攻める。討つ。
- ちゅう‐せい【中世】
- ①中ごろの世の中。
- ②歴史の時代区分の一つ。古代につづく時代で、近代(日本史では近世)の前。社会は封建制によって成り立つ。日本では主として鎌倉(かまくら)・室町時代がこれに該当。Middle Ages
- ちゅう‐せい【中正】(名・形動)
- 偏らず、正しいこと・さま。fairness〈比較〉公正。〈対義〉極端。〈用例〉〜を欠く。〈派生〉ちゅうせいさ(名)
- ちゅう‐せい【中性】
- ①中間の性質。neutral
- ②酸性でも塩基性でもない状態。水溶液ではpH(ピーエイチ)7。neutral
- ③正または負に帯電していない状態。neutral
- ④文法で、単語に性の区別がある場合、男性でも女性でもないもの。neuter
- ⑤男とも女ともいえないような性格。sexless
- ちゅう‐せい【忠誠】
- ①まごころ。まこと。sincerity
- ②忠義。loyalty〈用例〉〜を誓う。
- ちゅう‐ぜい【中背】
- 平均的な身長。ほどよい身長。average height〈用例〉中肉〜。
- ちゅうせい‐えん【中性塩】
- ①水溶液が、酸性でも塩基性でもない塩の総称。一般に強酸と強塩基の中和によりできる正塩は中性塩。neutral salt
- ②→せいえん(正塩)
- ちゅうせい‐か【中性花】
- 雄蕊(ゆうずい)・雌蕊(しずい)が退化または不完全で、種子のできない花。ガクアジサイの周縁の装飾花、ヤグルマギクの周縁の管状花など。neuter flower
- ちゅうせい‐かい【中生界】
- 地質時代区分で、2億4000万年前から6400万年前までの中生代にできた地層。Mesozoic
- ちゅうせい‐し【中性子】
- 素粒子の一種。陽子とともに原子核を構成する要素。質量は、陽子とほぼ等しく電子の1839倍。電荷はもたない。ニュートロン。neutron
- ちゅうせい‐し【中性紙】
- サイズ剤(インキのにじみ止め用)に炭酸カルシウムなどの中性のものを使用した紙。ふつうの紙(酸性紙)にくらべ劣化が遅く、長期保存に適する。neutral paper
- ちゅうせいし‐かいせつ【中性子回折】
- 中性子が波動性をもつことによって生じる回折現象。原子や磁気モーメントの研究に利用。neutron diffraction
- ちゅうせいし‐せい【中性子星】
- おもに中性子からなる高密度の恒星。neutron star
- ちゅうせいしせん‐りょうほう【中性子線療法】
- 癌(がん)に対する放射線療法の一つ。中性子のエネルギーを利用して治療する。neutron therapy
- ちゅうせいし‐ばくだん【中性子爆弾】
- 核爆発にさいして大量の中性子線を放出する小型核兵器。施設をほとんど破壊せずに人員だけを殺傷する。アメリカが開発。neutron bomb
- ちゅうせい‐しぼう【中性脂肪】
- 動植物中に含まれる固体のあぶら。脂質のうち、グリセリンと脂肪酸がエステル結合したグリセリドを、他の燐脂質(りんししつ)などと区別していう。脂肪。neutral fat
- ちゅうせい‐しょくぶつ【中生植物】
- 乾燥地でも湿地でもないふつうの土地に生育する植物。mesophyte〈比較〉乾生植物・湿生植物。
- ちゅうせい‐せんざい【中性洗剤】
- 水溶液が中性の合成洗剤。アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウムなどを主成分とする。人絹・スフ・羊毛・合成繊維用および台所用洗剤など。neutral detergent
- ちゅうせい‐だい【中生代】
- 地質時代の大区分のうち、古生代と新生代のあいだの時代。2億4700万年前から6500万年前まで。三畳紀・ジュラ紀・白亜紀に区分。アンモナイトなどの軟体動物や爬虫(はちゅう)類が繁栄。哺乳(ほにゅう)類や鳥類が出現。シダ類やソテツ類など全盛。Mesozoic Era
- ちゅうせい‐てき【中性的】(形動)
- 男性と女性の中間のようであるさま。neuter; sexless〈用例〉〜な魅力。
- ちゅうせい‐どうぶつ【中生動物】
- 原生動物と後生動物との中間に位置する動物群。体は体表と体内部との2種の細胞群に分化するが、組織を構成することはない。すべて寄生性。中間動物。mesozoan
- ちゅうせい‐なんどう【忠清南道】
- 韓国(かんこく)西部、黄海に臨む道。道都大田(たいでん)。錦江(きんこう)流域の平野部を占め、農業がさかん。チュンチョンナムド。
- ちゅうせい‐ひりょう【中性肥料】
- ①水に溶かしたとき中性を示す肥料。硫安・硝酸カリなど。
- ②施肥によって土質を中性にする肥料。硝安・尿素など。neutral fertilizer