- ちょうせん‐あかしじみ【朝鮮赤▽小▽灰▼蝶】
- 朝鮮半島や中国東北部に分布するシジミチョウ科のチョウ。開張約3.5cm。日本では山形・岩手両県にのみ産する。橙黄(とうこう)色の前後両翅(し)は黒褐色帯で縁どられる。食草はトネリコ類。夏に発生。飛翔(ひしょう)はゆるやかで夕方に活動。
- ちょうせん‐あさがお【朝鮮朝顔】
- ナス科の一年草。高さ約1m。葉は卵形。秋ごろ漏斗(ろうと)状の白花を開花。種子は有毒だが葉は薬用。熱帯アジア原産。各地で野生化しているのは、熱帯アメリカ原産の近似種のヨウシュチョウセンアサガオ。キチガイナスビ。マンダラゲ。ダツラ。
- ちょうせん‐あめ【朝鮮▼飴】
- 水につけたもち米をすりつぶして加熱し、砂糖や水あめを加えて練った求肥(ぎゅうひ)あめ。黒砂糖を加えたものもある。熊本名物。安土(あづち)桃山時代に加藤清正(かとうきよまさ)が兵糧として朝鮮へもっていったことにちなむ名。
- ちょうせん‐うし【朝鮮牛】
- ウシの一品種。体高1.3m前後。朝鮮半島が主産地。赤褐色で角をもつ。性質は温順。粗食に耐え、労役用に向くが、近年は肉用にも利用。
- ちょうせん‐おおかみ【朝鮮▼狼】
- 朝鮮半島産の中形のイヌ科のオオカミ。体長約1.2m(明治時代に絶滅したニホンオオカミより大きい)。黄褐色で黒毛が混じる。朝鮮半島のほか、中国東北部からモンゴルなどに分布する。
- ちょうせん‐かいきょう【朝鮮海峡】
- 朝鮮半島と対馬(つしま)との間の海域で、対馬海峡の西水道の通称。古くから朝鮮半島と日本を結ぶ要路。好漁場。
- ちょうせんかいきょう‐せん【朝鮮海峡線】
- 動物地理学上の分布境界線。朝鮮半島と対馬(つしま)の間に引かれる。Korea Strait line
- ちょうせん‐がね【朝鮮鐘】
- 新羅(しらぎ)時代から高麗(こうらい)時代にかけて造られた、特有の梵鐘(ぼんしょう)。竜頭(りゅうず)の背後に円筒状の旗挿し(甬(よう))があり、鐘身の上辺と下辺には唐草(からくさ)文や宝相華(ほうそうげ)文などの帯文が、胴部には飛天像が浮き彫りにされている。日本には南北朝時代以降多く伝わり、40個ほどが現存。
- ちょうせん‐かもしか【朝鮮▼羚▽羊】
- 日本産のカモシカに近縁のウシ科の動物。肩高約70cm。尾が長い。山岳地帯にすむ。ミャンマーからアムールまで分布。オナガゴーラル。
- ちょうせんぎんこう【朝鮮銀行】
- 日本統治時代の朝鮮の中央銀行。韓国(かんこく)銀行を明治44年(1911)に改称。日本の満蒙・華北・華中進出を金融面で支えた。昭和20年(1945)10月解体。
- ちょうせん‐ご【朝鮮語】
- 朝鮮民族の言語。大韓(だいかん)民国と朝鮮民主主義人民共和国の国語。アルタイ諸語に属するとする説もある。膠着(こうちゃく)語。語順は日本語とほぼ同じ。助詞にあたる付属語を用い、構造も日本語によく似ている。前身は、7世紀に朝鮮半島を統一した新羅(しらぎ)の言語。漢語が多く取り入れられており、文字は公文書では固有のハングルだけであるが、そのほかでは漢字も使われる。Korean
- ちょうせん‐ごみし【朝鮮五味子】
- 山地にはえるマツブサ科の落葉低木。葉は互生し楕円(だえん)形。雌雄異株(いしゅ)。初夏に黄白色の花を開く。果実は房状で紅熟。
- ちょうせんしき‐やまじろ【朝鮮式山城】
- 7世紀後半に朝鮮の山城の影響のもとに古代日本で構築された山城。山頂部に構築。瀬戸内海沿岸から九州北部に分布。
- ちょうせん‐しぐん【朝鮮四郡】
- 紀元前108年、漢の武帝が衛氏(えいし)朝鮮を滅ぼして設置した楽浪(らくろう)・臨屯(りんとん)・真番(しんばん)・玄菟(げんと)の4郡。
- ちょうせん‐しゃ【挑戦者】
- 挑戦する人。challenger
- ちょうせん‐しゅ【朝鮮酒】
- 朝鮮半島でつくられる酒類。濁酒・薬酒・焼酎(しょうちゅう)など。米またはコーリャンを原料とする。Korean liquor
- ちょうせん‐しゅっぺい【朝鮮出兵】
- 桃山時代、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の派兵による朝鮮への侵攻。文禄(ぶんろく)元年(1592)、宇喜多秀家(うきたひでいえ)・小西行長(こにしゆきなが)・加藤清正(かとうきよまさ)らを先鋒(せんぽう)に15万余の軍勢を派遣、漢城(ソウル)・平壌を占領。いったん講和したが、慶長(けいちょう)2年(1597)再び開戦。翌年、秀吉の死で停戦協定を結び撤兵。
- ちょうせん‐じょう【挑戦状】
- 挑戦する意志を書いて相手に送る書状。written challenge〈用例〉〜をたたきつける。
- ちょうせん‐せんそう【朝鮮戦争】
- 1950年南北朝鮮の武力衝突を発端とし、アメリカ軍を主力とする国連軍と中国人民義勇軍の参戦で国際紛争化した戦争。53年休戦。Korean War
- ちょうせん‐そうとくふ【朝鮮総督府】
- 第2次大戦敗戦までの日本の朝鮮統治機関。明治43年(1910)の韓国(かんこく)併合以降京城(けいじょう)におかれ、政治・軍事の権限を掌握。昭和20年(1945)解体。
- ちょうせん‐つうしんし【朝鮮通信使】
- 江戸時代、将軍の代替わりやその他の慶事にさいし、朝鮮王から派遣された慶賀使。慶長(けいちょう)10年(1605)日朝和約成立により、同12年(1607)より文化(ぶんか)8年(1811)まで12回来日。
- ちょうせん‐とくじゅ【朝鮮特需】
- 昭和25年(1950)からの朝鮮戦争で生じた特需景気。日本はアメリカ軍の兵站(へいたん)基地として、補助的軍需物資を供給。この特需によって日本経済は大きく拡大した。
- ちょうせん‐どくりつうんどう【朝鮮独立運動】
- 19世紀末から20世紀中期までの、帝国主義の侵略に対する朝鮮民族の闘争。なかでも日本の支配下にあった1919年の三・一独立運動は有名。
- ちょうぜん‐ないかく【超然内閣】
- 明治から大正初期にかけて、政党政治を否定してその上に超然と立ち、藩閥官僚を主体として組織された内閣。黒田清隆(くろだきよたか)の演説に由来(ゆらい)する語。
- ちょうせん‐にっぽう【朝鮮日報】
- 韓国(かんこく)の代表的日刊紙。日本統治下で出された民族紙の一つ。ハングル文字の普及など民族文化発展に貢献。1920年創刊。
- ちょうせん‐にんじん【朝鮮人▽参】
- ウコギ科の多年草。茎は高さ約60cm。朝鮮半島・中国で栽培される。日本でも栽培。根は白色で太く、枝分かれする。茎頂に長い柄のある葉を輪生。夏、淡黄色の五弁花をつける。せんじ薬やニンジンエキスとして使用。薬効成分はバナクスサポニンなど。オタネニンジン。ginseng
- ちょうせん‐はまぐり【朝鮮▼蛤】
- ハマグリに似たマルスダレガイ科のニマイガイ。殻が厚い。殻高約10cm。殻は碁石の材料。鹿島灘(かしまなだ)以南に分布。ゴイシハマグリ。
- ちょうせん‐はんとう【朝鮮半島】
- アジア大陸東岸に位置する半島。北部は朝鮮民主主義人民共和国、南部は大韓(だいかん)民国。
- ちょうせん‐ふく【朝鮮服】
- 朝鮮半島に伝わる民族服。チョゴリとよぶ上衣に、女子はチマというスカート、男子はバジというもんぺ風のズボンをはく。
- ちょうせん‐まつ【朝鮮松】
- マツ科の常緑針葉高木。高さ約30m余、径約1m。山地にはえる。葉は5枚ずつ束生し、長さ約10cm。種子の海松子(かいしょうし)は大きく食用。材は建築・器具用。朝鮮半島原産。チョウセンゴヨウ。
- ちょうせん‐みんしゅしゅぎじんみんきょうわこく【朝鮮民主主義人民共和国】
- (Democratic People's Republic of Korea)朝鮮半島北半部を占める社会主義国。通称は「北朝鮮」。首都ピョンヤン。1948年9月に建国。北部に長白山脈・蓋馬(がいま)高原が広がり山地が広い。鉱物資源に富み、重化学工業が発達。面積12.1万km2。人口2264.6万(1993)。
- ちょうせん‐りょうり【朝鮮料理】
- 朝鮮半島に古くから伝わる料理の総称。牛肉・内臓を使う料理が発達している。気候的要因も加わり、唐辛子やニンニクなどの香辛料がよく使われる。漬物の種類も多い。
- ちょうせん‐ろうどうとう【朝鮮労働党】
- 北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)の政権政党。1945年設立。チュチェ思想を基本理念とする。
- ちょう‐そ【重▼祚】(名・サ変自)
- 一度退位した天皇が、再び即位すること。古代、皇極(こうぎょく)(のち斉明(さいめい))天皇および孝謙(こうけん)(のち称徳(しょうとく))天皇の2例がある。じゅうそ。再祚。
- ちょう‐そ【彫塑】
- [一](名)彫刻と塑像。carve and model
- [二](名・サ変自)彫刻の原型用の像をつくること。また、その像。mold a primary image
- ちょう‐そう【鳥葬】
- 死体を鳥獣に食わせる、葬制の一形式。死穢(しえ)の忌避(きひ)や霊魂の天空回帰観念による。内陸アジアの遊牧民、イラン系パールシー族、チベット人などのあいだで行われる。leave the dead to birds
- ちょう‐そうよう【張僧よう】
- (?-?)中国、南朝梁(りょう)の宮廷画家。寺院壁画に腕をふるう。立体感がある花を描き「凹凸花(おうとつか)」とよばれた。
- ちょうそかべ‐もとちか【長▽宗▽我▽部元▽親】
- (1539-99)戦国時代の武将。元亀(げんき)2年(1571)土佐(とさ)を統一。のち四国全土を平定したが、天正(てんしょう)13年(1585)豊臣秀吉(とよとみひでよし)に降伏、領国は土佐1国となった。
- ちょうそかべもとちか‐ひゃっかじょう【長▽宗▽我▽部元▽親百箇条】
- 戦国大名長宗我部氏の分国法。元親・盛親(もりちか)父子が慶長(けいちょう)2年(1597)に制定。
- ちょう‐そく【長足】
- ①長い足。
- ②大股(おおまた)。早足。stride
- ③物事が早く進むこと。rapid progress〈用例〉〜の進歩を遂げる。
- ちょう‐そく【長息】(名・サ変自)
- 長いためいきをつくこと。長大息(ちょうたいそく)。
- ちょう‐ぞく【超俗】
- 俗世間から超越していること。
- ちょうそく‐き【調速機】
- 機械にかかる負荷の増減にかかわらず、その回転速度を一定に保つ装置。governor
- ちょう‐そくし【張即▼之】
- (1186-1263)中国、南宋(なんそう)末の書家。楷書(かいしょ)、ことに大字を得意とし、入宋(にっそう)僧を通じて日本に影響を与えた。作品『金剛経』など。
- ちょう‐そせい【超塑性】
- ある種の金属材料がもつ、わずかな応力で非常に大きく変形できる性質。微細な結晶粒からなるアルミと亜鉛の合金、鉛と錫(すず)の合金などにみられる。
- ちょう‐そん【町村】
- ①まちとむら。towns and villages
- ②地方自治体としての町(ちょう)と村(そん)。municipalities〈用例〉市〜。
- ちょうそん‐がっぺい【町村合併】
- 2つ以上の町村が行政区域を合併して新たな町村をつくること。consolidation of towns and villages
- ちょうそん‐くみあい【町村組合】
- いくつかの町村が協議し、事業や一部の事務を共同して処理するために設ける組合。union of towns and villages
- ちょうそん‐せい【町村制】
- 町村の構成・組織・権限などを定めた法律。明治44年(1911)制定、昭和22年(1947)地方自治法の制定により廃止。
- ちょう‐だ【長打】
- 野球で、二塁打・三塁打・本塁打の総称。ロングヒット。long hit〈対義〉短打。
- ちょう‐だ【長蛇】
- 長いヘビ。それに似た形のもの。long line〈用例〉〜の列。
- 長蛇を逸す(ちょうだをいっす)
- 惜しいところで大物・好機を取り逃がす。miss a big prize
- ちょう‐だい【長大】(名・形動)
- ①長くて大きいこと・さま。また、丈が高くて大きいこと・さま。〈対義〉短小。
- ②成長しておとなになること・さま。〈派生〉ちょうだいさ(名)
- ちょう‐だい【帳台】
- 寝殿の母屋(もや)に一段高く台を設け、貴人の座または寝所としたもの。畳や上蓆(うわむしろ)を敷き、四隅に柱を立て、帳(とばり)をめぐらした。御帳台(みちょうだい)。斗帳。帳。
- ちょう‐だい【頂▼戴】(名・サ変他)
- ①《頭上におしいただく意から》「もらうこと」の謙譲語。いただく。たまわる。〈用例〉〜物。お小言を〜する。
- ②「食べること」の謙譲語。〈用例〉じゅうぶん〜しました。
- ③文末につけて、物をもらうことを親しみをこめて求める語。ください。〈用例〉お菓子を〜。
- ④《「…てちょうだい」「…ないでちょうだい」の形で、補助動詞的に》ある事をしてもらうことを親しみをこめて求める語。…してください。please〈用例〉教えて〜。タバコを吸わないで〜。
- ちょう‐たいこく【超大国】
- 大国のさらに上の大国。冷戦時代の米国とソ連など。superpower
- ちょう‐たいそく【長大息】(名・サ変自)
- 大きなためいきをつくこと。長嘆。deep sigh
- ちょう‐たく【彫▼琢】(名・サ変他)
- ①宝石などをきざみみがくこと。
- ②《転じて》文章を練りみがくこと。
- ちょう‐たじかんりろん【超多時間理論】
- 場の量子論で、特殊相対性理論の要求を完全に満たす形式の理論。super-many-time theory〈参照〉多時間理論。
- ちょう‐たつ【▼暢達】(名・形動)
- ①伸び育つこと・さま。
- ②伸び伸びしていること・さま。〈用例〉〜な文体。
- ちょう‐たつ【調達】(名・サ変他)
- ①金品などをととのえて送ること。procurement
- ②金品などをとりそろえること。raise〈用例〉資金を〜する。
- ちょう‐だつ【超脱】(名・サ変自)
- ①世間離れして、俗事にかかわらないこと。超俗。〈用例〉世俗を〜する。
- ②ぬきんでること。
- ちょうだ‐りつ【長打率】
- 野球で、打者の塁打数(単打を1、二塁打を2、三塁打を3、本塁打を4に換算した総計)を打数で割ったもの。base hit average
- ちょうだ‐りょく【長打力】
- 長打を飛ばす能力。hitting power
- ちょう‐たん【長短】
- ①長いことと短いこと。length
- ②長所と短所。strength and weakness
- ③余りと不足。surplus and shortage〈用例〉〜相補う。
- ちょう‐たん【長嘆・長▼歎】(名・サ変自)
- 長いためいきをつくこと。長大息。deep sigh
- ちょう‐たんそく【長嘆息】(名・サ変自)
- 長く大きなため息をつくこと。また、そのため息。long sigh〈用例〉天を仰いで〜する。
- ちょう‐たんぱ【超短波】
- 周波数30〜300メガヘルツ(波長10〜1m)の電磁波。直進性が著しく、近距離の通信・放送に適する。テレビ放送・FM放送・レーダーなどに使用。VHF。very high frequency
- ちょうたんぱ‐りょうほう【超短波療法】
- 超短波の温熱作用を利用した療法。絶縁した電極の間に身体を入れ、10〜50メガヘルツの電波を当てる。神経痛・関節炎などに適応。ultrashort wave therapy
- ちょうち‐ちょうち【▽手▽打ち▽手▽打ち】
- 《「手うち手うち」の転》幼児をあやすとき、手のひらを打ち合わせて鳴らすこと。ちょちちょち。
- 長蛇を逸す(ちょうだをいっす)
- ちょうちちょうちあわわ「ちょうちちょうち」に続けて、手で軽く口をたたきながら「あわわ」と言うこと。幼児をあやすときのことば・動作。
- ちょう‐チフス【腸チフス】
- チフス菌の経口感染によって起こる法定伝染病。発熱・意識障害・皮膚の発疹などの症状が出る。腸チブス。typhoid fever
- ちょう‐ちゃく【▽打▼擲】(名・サ変他)
- 打ちたたくこと。殴打。beating
- ちょう‐ちゅうけい【張仲景】
- (142ごろ-210ごろ)中国後漢時代の医師。長沙(ちょうさ)の太守となる。一族の多くが熱病で死んだことから、医学に深い関心を寄せ、ついに『傷寒論』を著した。
- ちょう‐ちょう【町長】
- 地方公共団体としての町の長。town mayor
- ちょう‐ちょう【長調】
- 音楽で、長音階による調子。メジャー。major key〈対義〉短調。
- ちょう‐ちょう【▼悵▼悵】(形動トタル)
- 恨み嘆くさま。
- ちょう‐ちょう【丁丁・▽打▽打】(副)
- 《ともに当て字》続けて打つ音。
- ちょう‐ちょう【▼喋▼喋】(副・サ変自)
- ぺちゃくちゃしゃべるさま。〈用例〉〜と弁ずる。
- ちょうちょう‐うお【▼蝶▼蝶魚】
- チョウチョウウオ科の魚、約150種の総称。また、その一種。暖海の沿岸岩礁にすむ魚。扁平(へんぺい)で体高が高く、全長約20cm。黄褐色で、頭部を横切る黒褐色と白色の帯が目立つ。房総(ぼうそう)以南に分布。butterfly fish
- ちょうちょう‐ぐも【▼蝶▼蝶雲】
- 積雲の形がくずれて蝶に似た形になった雲。気流の乱れを示し、雨の前兆となる。
- ちょうちょう‐なんなん【▼喋▼喋▼喃▼喃】(形動トタル)
- 《「喃喃」は、小声でささやくの意》男女がうちとけて、小声で楽しそうにさかんに話し合うさま。
- ちょうちょう‐はっし【丁丁発止・▽打▽打発止】(副)
- ①刀などではげしく打ち合う音・さま。strike violently〈用例〉〜と渡り合う。
- ②激しく論じ合うさま。〈用例〉〜の論戦。
- ちょうちょうふじん【▼蝶々夫人】
- 《原題Madama Butterfly(イタリア)》プッチーニ作曲のオペラ。ジャコーザとイリカの台本。2幕。1904年初演。明治中期の長崎を舞台に、芸者とアメリカ海軍士官との愛と破綻(はたん)を描く。日本の旋律をとり入れた異国情緒豊かな作品。
- ちょう‐ちん【▽提▽灯・挑▽灯】
- 携行用の灯火照明具。中の光源はろうそくを用い、細い割り竹(ひご)を螺旋(らせん)状に巻いて骨とし、これに紙を張ったもので、折りたたみができる。lantern〈数え方〉1張り・1対(つい)(2張り)。
- 提灯で餠を搗く(ちょうちんでもちをつく)
- 思うようにならないたとえ。気ばかりあせって、埒(らち)があかない。
- 提灯と傘は遣った積もりで貸せ(ちょうちんとかさはやったつもりでかせ)
- 提灯や傘などは、とかく貸しても忘れられてしまい、返してもらえないものと思って貸せ。
- 提灯に釣り鐘(ちょうちんにつりがね)
- 《形は似ているが、その重さはたいへん違うことから》つりあいがとれないたとえ。lopsided match
- 提灯の元暗がり(ちょうちんのもとくらがり)
- 身近なことには、かえって気がつきにくいたとえ。〈類似〉灯台下(もと)暗し。
- 提灯程の火が降る(ちょうちんほどのひがふる)
- 貧乏のはなはだしいたとえ。
- 提灯を持つ(ちょうちんをもつ)
- 頼まれもしないのに、人のためにことさらに宣伝し、また、ほめる。ことさらにほめる。
- ちょうちん‐あんこう【▽提▽灯▼鮟▼鱇】
- 数百メートルの深海にすむチョウチンアンコウ科の魚。雌は全長約60cmで、雄はそれより小さい。頭の前端の長い柄の先端に発光器があり、他の魚を引きつけて捕食。太平洋と大西洋に分布。anglerfish
- ちょうちん‐ぎょうれつ【▽提▽灯行列】
- 祝賀の目的で夜間、大勢が提灯を持って練り歩く行列。
- ちょうちん‐ごけ【▽提▽灯▼苔】
- セン類チョウチンゴケ科のコケの総称。林内の腐植土に群生。茎からの長い柄に提灯状のさくを下げる。ホソバチョウチンゴケなど日本に約40種ある。
- ちょうちん‐まつり【▽提▽灯祭(り)】
- 特徴のある提灯を用いる祭りの総称。各地に数多くあり、福島県二本松市の提灯祭り、愛知県幡豆(はず)郡一色(いっしき)町の大提灯祭りなどが有名。
- ちょうちん‐もち【▽提▽灯持(ち)】
- ①ちょうちんを持って、前に立つこと・人。
- ②人の宣伝・手先に使われること・人。
- ちょうちん‐や【▽提▽灯屋】
- ①ちょうちんをつくり、売る店。
- ②筆で文字を書くときに、なぞり書きをすること。
- ちょう‐つがい【▼蝶▽番】
- ①開き戸や開き窓、箱のふたなどに取り付けて、開閉させる金物。丁番(ちょうばん)。hinge
- ②2つの物をつなぐもの。とくに、からだの関節。joint
- ちょう‐つけ【帳付(け)】(名・サ変自)
- =ちょうづけ。
- ①帳面に記入すること・人。keeping accounts〈用例〉宿屋の〜をする。
- ②買った品を帳面につけさせておいて、月末などにまとめて支払いをすること。〈用例〉〜で買う。
- ちょう‐づけ【丁付(け)】(名・サ変自)
- 和とじの書物の枚数やページの順を記入すること。
- ちょう‐づめ【腸詰(め)】
- ひき肉に調味料・香辛料を加えて羊腸やケーシング(包装材)に詰め、燻煙(くんえん)したりゆでたりした食品。ソーセージ。sausage
- ちょう‐づら【帳面】
- 帳面に書いた事柄。帳面づら。balance of accounts〈用例〉〜が合わない。
- ちょう‐てい【長程】
- 長い道のり。long way
- ちょう‐てい【朝廷】
- 天子が政治を行う所。Imperial Court
- ちょう‐てい【調停】(名・サ変他)
- ①争いごとの当事者の間に立って争いをやめさせること。mediation
- ②公の機関が間に立って紛争を和解させること。当事者の承諾によって効力を生ずる。民事上・労働法上・行政上・国際法上のものがある。arbitration; mediation〈比較〉仲裁。
- ちょうてい‐きょくほ【長▼汀曲浦】
- 長いみぎわと曲がった入り江。長く続く浜辺。
- ちょう‐てん【頂点】
- ①頂上。いただき。summit
- ②極度。極限。extremity〈用例〉〜を極める。
- ③数学で、多角形の隣り合う2つの辺の交点。多面体の3つ以上の面が同時に交わる点。vertex
- ちょう‐でん【弔電】
- くやみの電報。telegram of condolence〈対義〉祝電。
- ちょうてん‐がん【頂天眼】
- キンギョの一品種。デメキンに似るが、背びれを欠き、突出した眼球は上方を向く。
- ちょう‐でんどう【超電導・超伝導】
- 金属または合金などの電気抵抗が極めて小さくなる現象。鉛や水銀・ニオブ・チタンの合金などに生じる。完全反磁性体になる。superconductivity
- ちょうでんどう‐ざいりょう【超電導材料】
- 低温で電気抵抗がなくなる物質。ニオブ‐チタン合金や、ニオブ‐錫(すず)のような化合物が開発・研究されている。superconductive material
- ちょうでんどう‐でんじしゃく【超電導電磁石】
- 超電導体のコイルに電流を流して磁場をつくる装置。原理上電力を消費しない。小型で強い磁場が得られる。superconductive magnet
- ちょう‐てんよく【張天翼】
- (1906-85)中国の小説家・児童文学者。本名は張元定。南京(なんきん)生まれ。『華威(ホアウェイ)先生』など風刺的小説があり、児童文学でも先駆的な役割をはたした。
- ちょう‐と【長途】
- 長い旅路。遠い道のり。long way
- ちょう‐ど【調度】
- ①日常使用する生活用具の総称。家什(かじゅう)・化粧具・文房具・飲食器・灯火器などの道具類。furniture
- ②武家で、弓矢。また、弓矢を持つ役・人。
- ちょう‐ど【丁ど】(副)
- 〈古語〉
- =ちょうと。
- ①物が激しく当たって音をたてるさま。〈用例〉障子を〜たててぞ出られける(平家・2・小教訓)。
- ②激しくにらむさま。はったと。〈用例〉入道相国ちっともさわがず〜にらまへておはしければ(平家・5・物怪之沙汰)。
- ちょう‐ど【丁度・▼恰度】(副)
- ①おりよく。ぐあいよく。just〈用例〉〜終わったところだ。
- ②まるで。さながら。just like〈用例〉〜絵のようだ。
- ③余分もなく、不足もないさま。きっかり。ぴったり。exactly〈用例〉1000円〜。
- ちょう‐とう【長刀】
- ①長い刀。long sword〈対義〉短刀。
- ②→なぎなた。
- ちょうどう‐いん【朝堂院】
- 平城(へいじょう)京・平安(へいあん)京大内裏(だいだいり)の正庁。八省の官人たちが政務をとり、即位・大嘗会(だいじょうえ)・朝賀などの国家の儀式を行ったが、のち内裏紫宸殿(ししんでん)に移った。朝堂院の正殿を大極殿(たいごくでん)という。八省院。
- ちょうとうこう【釣▼藤▼鉤】
- 生薬(しょうやく)の一つ。カギカズラやトウカギカズラの軸についたかぎ状のとげ。大きいとげほど効力が強い。鎮痛・鎮痙(ちんけい)薬として用いる。
- ちょう‐とうは【超党派】
- 党派の利害を超え、関係者が共同の目的のために協力すること。また、協力した形。nonpartisanship
- ちょう‐どうりょう【張道陵】
- (?-?)中国、後漢(ごかん)末の道士。張陵の通称。その創始した五斗米道(ごとべいどう)(天師道)は民衆に迎えられ、道教の源流の一つとされる。
- ちょう‐どきゅう【超▼弩級】
- 《「弩級」は、1906年イギリスが造ったドレッドノートクラスの戦艦、の意》
- ①ドレッドノートクラスより大きいこと・戦艦。superdreadnought
- ②ずばぬけていること。並はずれていること。super〈用例〉〜の傑作。
- ちょうとく【長徳】
- 平安中期の年号。正暦(しょうりゃく)から改元。元年(995)2月22日〜5年(999)1月13日。次に、長保(ちょうほ)に改元。
- ちょう‐とじ【帳▼綴(じ)】
- ①帳簿をとじること。bind
- ②帳簿をとじるのに使うきり。千枚通し。eyeleteer
- ③昔、商家で、正月2日に新しく使う帳簿をとじ、商売繁盛を願って行った祝い。帳祝。帳祭り。
- ちょう‐とっきゅう【超特急】
- ①特急列車よりも、さらに速いこと・列車。superexpress
- ②特別に急いですること。〈用例〉〜で仕上げてしまう。
- ちょう‐トン【長トン】
- 《long tonの訳語》→英トン。約1016.1kg。
- ちょう‐とんぼ【▼蝶▼蜻▼蛉】
- チョウのようにひらひら飛ぶトンボ科の昆虫。体長約3.5cm。翅(はね)の大部分は黒紫色。夏に出現。田や池沼に多い。本州・四国・九州に分布。
- ちょうな【▽手▼斧・丁▼鉋・▼釿】
- 《「手おの」の転》鍬(くわ)の形をしたおののような刃物。荒削りの木材表面をさらに仕上げるのに用いた。ちょうの。ちょんの。adz
- ちょう‐ない【町内】
- 同じ町の中。neighborhood〈用例〉〜会。
- ちょうない‐さいきん【腸内細菌】
- 人や哺乳(ほにゅう)類の腸管に常在する細菌の総称。大腸菌・バクテロイデスなど。enteric bacteria
- ちょうな‐はじめ【▽手▼斧始(め)】
- 建築儀礼の一つ。大工が建築にとりかかる日、また、新年に大工が神前などで行う儀礼。神饌(しんせん)を供え、材木に曲尺(かねじゃく)を当て、墨をうち手斧で削る。斧(おの)始め。
- ちょう‐なん【長男】
- 最初に生まれた男の子。総領。長子。the eldest son〈対義〉長女。
- ちょうなん【長南】
- 〈町〉千葉県中部、茂原(もばら)市南隣の町。旧城下町。笠森(かさもり)観音がある。人口1万1616(1994)。
- ちょう‐にん【町人】
- 江戸時代、都市に住む職人と商人。家屋を所有し町役人の選挙権を有した上層階級と、それらを持たない下層階級とがあった。
- ちょう‐にん【重任】
- ①平安中期以降、国司(こくし)がその任期満了後、財貨を納めるなどして、ひき続き同じ官職に任ぜられること。
- ②→じゅうにん(重任)
- ちょうにん‐ぶんか【町人文化】
- 桃山・江戸時代、都市町人によって生み出された民衆文化。貴族文化・武家文化に対する語。
- ちょうにん‐もの【町人物】
- 浮世草子の一種。町人や、その生活を主にした作品。井原西鶴(いはらさいかく)の『世間胸算用』など。