- *ち・る【散る】(五自)
- ①花や葉が枝から離れる。離れ離れになって落ちたり飛んだりする。fall〈用例〉サクラが〜。
- ②1か所に集まっていたものがばらばらになる。あちこちに広がる。disperse〈対義〉集まる。〈用例〉火花が〜。観客が〜。
- ③集中しない。be distracted〈用例〉気が〜。
- ④熱やはれものなどが衰えてなくなる。be resolved〈用例〉熱が〜。
- ⑤いさぎよく死ぬ。〈用例〉戦場に〜。
- ⑥墨・インクなどが広がってにじむ。spread〈用例〉墨が〜。
- ⑦雲や霧などが吹き払われて消える。break up〈用例〉風に〜雲。
- 花と散る(はなとちる)
- サクラの花が散るように、いさぎよく死ぬ。
- ち‐るい【地塁】
- 両側をほぼ平行な断層崖(がい)で区切られ、相対的にもち上がった土地。山地を形成する場合を地塁山地という。ホルスト。horst〈比較〉地溝。
- ちるい‐さんち【地塁山地】
- 山地の両側、三方または四方を断層崖(がい)で限られた山地。生駒(いこま)・伊吹・六甲・鈴鹿(すずか)山脈など。horst mountain
- チルド【chilled】
- 《接頭的》食品を新鮮に保存するため、凍結しない程度に低温にすること。冷蔵。〈比較〉冷凍。〈用例〉〜食品。
- チルド‐ビーフ【chilled beef】
- 冷蔵牛肉。0℃ぐらいの低温で保存する。オーストラリアで開発された。
- ち‐れい【地霊】
- 大地に宿ると考えられる精霊。また、大地。
- ちれい【知礼】
- (960-1028)中国、宋(そう)代の僧。山家(さんげ)派の中心として山外(さんがい)派との論争を展開し、天台宗を再興。日本天台教学への影響も大きい。著書『十不二門指要鈔(じっぷにもんしようしょう)』など。
- チロキシン【thyroxine】
- 甲状腺(こうじょうせん)ホルモンの一種。分泌過多はバセドー病、分泌過少はクレチン病をまねく。サイロキシン。
- チロシン【tyrosine】
- 多くのたんぱく質に含まれる芳香族アミノ酸の一つ。絹糸に多く含まれる。
- ちろ‐ちろ(副)
- ①火が小さな炎を出して燃えるさま。flicker〈用例〉〜と燃える火。
- ②水などがほんの少し流れているさま。ちょろちょろ。trickle
- ③ヘビなどが舌を何回も続けて出すさま。flick
- ちろり【▼銚▼釐】
- 酒の燗(かん)をするための容器。下方の細い筒形で、つぎ口と取っ手がついている。錫(すず)・銀・銅製が主。
- チロリアン‐テープ【Tyrolean tape】
- 刺繍(ししゅう)や織り模様のあるテープ。チロル地方の民族服などからとられたといわれる。婦人・子供服、手芸品にアップリケして用いる。
- チロリアン‐ハット【Tyrolean hat】
- チロル地方の男子用のフェルト帽。ブリム(縁)が狭く、うしろが上にそり、ひもや羽根飾りがつく。現在は世界中で男女とも使用。
- ちろり‐と(副)
- ①瞬間的にちょっと目をやるさま。ちらりと。glance
- ②瞬間的に素早くちょっと動かすさま。flick
- チロル【Tirol】
- オーストリア西部からイタリア北部にわたる中央アルプスの地方。中心都市インスブルック。スキー場や観光地として有名。人口63.1万(1991)。
- ち‐わ【痴話】
- 情人どうしが交わすふざけ話。むつごと。lover's talk〈用例〉〜げんか。
- チワワ【Chihuahua】
- ①メキシコ北部、西シエラマドレ山脈中の鉱工業都市。近くに水銀鉱山があり、北部鉱業地帯の中心。同名州の州都。人口51.6万(1990)。
- ②メキシコ原産のイヌの一品種。体高20cm前後で世界最小。体重0.5〜2.7kg。耳と目が大きい。愛玩(あいがん)用。
- チワン‐ぞく【チワン族・▽壮族】
- 中国の少数民族のうち人口最大。主として広西壮族自治区に居住。水稲耕作に従事。チョワン族。
- チン【沈】7画
- 部首 氺さんずい 常用
- 区点 3632・JIS 4440・シフト 92BE
- [音] チン・ジン
- [訓] しずむ・しずめる
→ 字形参照
- ①しずむ。しずめる。〈対義〉浮(ふ)。「撃沈・消沈・爆沈」「沈下(ちんか)・沈没」
- ②おちついている。「沈着・沈重(ちんちょう)・沈勇」
- ③はなはだしい。「沈痛」
- ④しずかな。「沈思・沈沈・沈黙」
- チン【▼枕】8画
- 部首 木きへん
- 区点 4377・JIS 4B6D・シフト 968D
- [音] チン・シン
- ①まくら。まくらをする。「枕席・枕頭」
- ②みおろす。臨む。
- チン【▽亭】9画
- 部首 亠なべぶた 常用
- 区点 3666・JIS 4462・シフト 92E0
- [音] テイ・チョウ・チン
→ 字形参照
- 《亭の唐音》あずまや。四方ふきおろしで、柱だけたてて、壁のない小屋。庭園などにつくる。
→テイ[亭]
- チン【珍】9画
- 部首 王たまへん 常用
- 区点 3633・JIS 4441・シフト 92BF
- [音] チン
- [訓] めずらしい
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- ①めずらしい。めったにない。「珍客・珍蔵・珍重(ちんちょう)・珍味」〈用例〉(名)その風格を〜とする。
- ②かわっていて、おもしろい。「珍奇・珍芸・珍妙」〈用例〉(形動)〜な話。《接頭的》〜現象。
- ③《もと椿も》思いがけない。「珍事」
- チン【▼珎】9画→珍の異体字
- 王たまへん
- 区点 6463・JIS 605F・シフト E0DD
- チン【朕】10画
- 部首 月つきへん 常用
- 区点 3631・JIS 443F・シフト 92BD
- [音] チン
→ 字形参照
- ①われ。わたくし。秦(しん)の始皇帝から、天子の自称となった。〈用例〉(代)〜は、日本国民の総意に基いて(『日本国憲法』公布文)。
- ②きざし。しるし。
- チン【▼砧】10画
- 部首 石いしへん
- 区点 2146・JIS 354E・シフト 8B6D
- [音] チン
- きぬた。木づちで布をうって、布をやわらげたり、また、つやをだしたりするのに用いる台。
- チン【陳】11画
- 部首 忄こざとへん 常用
- 区点 3636・JIS 4444・シフト 92C2
- [音] チン・ジン
→ 字形参照
- ①のべる。かたる。つげる。「開陳・具陳」「陳謝・陳述・陳情」
- ②つらねる。ならべる。ならぶ。「陳列」
- ③ふるい。ふるびた。ふるくさい。「新陳代謝(たいしゃ)」「陳腐(ちんぷ)」
- ④中国の国名。春秋時代の一国。?〜紀元前478年。
- ⑤中国の王朝名。南北朝時代の南朝最後の王朝。557〜589年。陳覇先が建てた。後に隋(ずい)に滅ぼされた。
- チン【▼酖】11画
- 部首 酉ひよみのとり
- 区点 7837・JIS 6E45・シフト E7C3
- [音] タン・チン
- 毒鳥の名。また、その羽をひたした毒酒。「酖毒」
→タン[酖]
- チン【▼趁】12画
- 部首 走そうにょう
- 区点 7667・JIS 6C63・シフト E6E1
- [音] チン
- ①おう。ついていく。おいかける。
- ②はしる。
- チン【▼椹】13画
- 部首 木きへん
- 区点 6027・JIS 5C3B・シフト 9EB9
- [音] チン・ジン
- ①あて。まくらぎ。あてぎ。木を切り割りするとき、下敷きにする台。
- ②サワラ。ヒノキ科の常緑針葉高木。
→ジン[椹]
- チン【▼椿】13画
- 部首 木きへん 人名用
- 区点 3656・JIS 4458・シフト 92D6
- [音] チン・チュン
→ 字形参照
- ①ツバキ。ツバキ科の常緑樹。
- ②思いがけない。「椿事」
- チン【賃】13画
- 部首 貝かい 教育小6
- 区点 3634・JIS 4442・シフト 92C0
- [音] チン・ジン
→ 字形参照
- ①給金。やとい人に与える報酬の金銭。〈用例〉《接尾的》手間〜。
- ②やとう。やとわれる。
- ③かりる。借用する。
- ④かす。
- ⑤はたらいた人、また、かりたものにはらう金銭。報酬。代金。使用料。「運賃・家賃(やちん)」「賃銀・賃借・賃貸」〈用例〉《接尾的》汽車〜。運送〜。
- チン【▼碪】14画
- 部首 石いしへん
- 区点 6684・JIS 6274・シフト E1F2
- [音] チン・ガン
- きぬた。木づちで布をうって、布をやわらげたり、また、つやをだしたりするのに用いる台。
→ガン[碪]
- チン【▼鴆】15画
- 部首 鳥とり
- 区点 8281・JIS 7271・シフト E9EF
- [音] チン
- 毒鳥の名。また、その羽をひたした毒酒。「鴆毒」
- チン【▼鍖】17画
- 部首 金かねへん
- 区点 7912・JIS 6F2C・シフト E84B
- [音] チン
- あて。まくらぎ。木を切り割りするとき、下敷きにする台。
- チン【鎮】18画
- 部首 金かねへん 常用
- 区点 3635・JIS 4443・シフト 92C1
- [音] チン
- [訓] しずめる・しずまる
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- ①しずめる。しずまる。「鎮圧・鎮火・鎮静剤・鎮台」
- ②しずめ。おさえ。おもし。「重鎮(じゅうちん)・文鎮」「鎮子」
- ③中国の小都市。北魏(ほくぎ)時代の駐屯軍の名称としてはじまる。県より下の都市の呼称。「景徳鎮」
- ④神がいる。「鎮座・鎮守(ちんじゅ)」
- チン【▼鎭】18画→鎮の旧字
- 金かねへん
- 区点 7915・JIS 6F2F・シフト E84E
- チン【▼闖】18画
- 部首 門もんがまえ
- 区点 7979・JIS 6F6F・シフト E88F
- [音] チン
- ①うかがう。うかがいみる。
- ②突然はいってくる。「闖入」
- ちん【▼狆】
- イヌの一品種。奈良時代に中国から移入、日本で改良された小形犬。愛玩(あいがん)用。体高約25cm、体重1.8〜4kg。つぶれたような鼻と大きな丸い目をもつ。ちんころ。
- 狆が嚏をした様(ちんがくしゃみをしたよう)
- こっけいで、みにくい顔つきの形容。ちんくしゃ。
- チン【Chao Chung Ting・丁肇中】
- (1936-)アメリカの実験物理学者。20歳のとき、中国からアメリカに移住。重い新素粒子のチャームクォークとその反粒子の対の束縛状態の発見で、リヒターとともに1976年ノーベル物理学賞受賞。
- ちん(副)
- ①鉦(かね)などの金属製品をたたく音。金属製品などがふれ合って出す音。
- ②鼻をかむ音。
- ちん‐あげ【賃上げ】(名・サ変自)
- 賃金を上げること。wage increase〈対義〉賃下げ。〈用例〉〜を要求する。
- ちん‐あつ【鎮圧】(名・サ変他)
- ①暴動などをおさえしずめること。suppression
- ②耕地をすき返し、土地を平らにならして、地面をおさえつけること。
- ちん‐いすう【陳維すう】
- (1625-82)中国、清(しん)代の文人。号は迦陵(かりょう)。宜興(ぎこう)の人。『明史』編集に従事。駢文(べんぶん)と詞の名手。『陳迦陵文集』『迦陵詞全集』など。
- ちん‐うつ【沈▼鬱】(名・形動)
- 気が沈み、ふさぐこと・さま。melancholy〈用例〉〜な面持ち。
- ちん‐うん【陳雲】
- (1905-95)中国の政治家。第2次大戦後の経済建設に活躍し1956年党副主席。文化大革命で失脚したが72年副総理。87年党中央顧問委主任。
- ちん‐か【沈下】(名・サ変自他)
- 沈み下がること。沈め下げること。sink〈対義〉隆起。〈用例〉地盤〜。
- ちん‐か【鎮火】(名・サ変自他)
- 火事がおさまること。火事を消すこと。extinguishment〈用例〉2時間後に〜。
- ちんかい【鎮海】
- 韓国(かんこく)、慶尚南道(けいしょうなんどう)南部の鎮海湾に臨む港湾都市。韓国最大の軍港があり、海軍の施設が集中。人口12.1万(1985)。チンヘ。
- ちん‐がい【鎮▼咳】
- せきをしずめること。せきどめ。relieve a cough; cough medicine
- ちんがい‐ざい【鎮▼咳剤】
- せきをしずめるくすり。麻薬性・非麻薬性のものがある。せきどめ。また、たんを取りのぞく去痰(きょたん)剤との混合物に、鎮咳(ちんがい)去痰剤がある。antitussive
- ちん‐かこう【陳▼嘉▼庚】
- (1874-1961)シンガポールの華僑(かきょう)実業家。福建省生まれ。ゴム園経営で成功し、厦門(アモイ)大学を創立。中共を支持し、解放後は中国の要職を歴任。チェン=チャコン。
- ちんか‐さい【鎮火祭】
- 陰暦6月・12月の晦日(みそか)の夜、宮城の四方の隅で火の神を祭り、防火を祈った神事。ほしずめのまつり。ひしずめのまつり。
- ちんか‐さい【鎮花祭】
- 疫病の流行を防ぐため、行疫神(ぎょうやくじん)の大神(おおみわ)・狭井(さい)両社の2神を祭りしずめる神事。陰暦3月の花(サクラ)の散るころに行ったところからの呼称。はなしずめのまつり。
- ちん‐がし【賃貸し】(名・サ変他)
- 使用料を取って貸すこと。ちんたい。lease; rent〈対義〉賃借り。
- ちん‐がり【賃借り】(名・サ変他)
- 使用料を払って借りること。ちんしゃく。hire; rent; lease〈対義〉賃貸し。
- ちん‐き【沈▼毅】(名・形動)
- 落ち着いていて動じないこと・さま。沈着剛毅。〈用例〉〜な性格。
- ちん‐き【珍奇】(名・形動)
- めずらしく変わっていること・さま。curiosity〈用例〉〜な形。〜な風俗。
- ちん‐き【陳▼毅】
- (1901-72)中国の軍人・政治家。日中戦争中は新四軍で活躍。1949年、上海(シャンハイ)を解放。解放後は上海市長・国務院副総理などを歴任。
- チンキ‐ざい【チンキ剤】
- 《「チンキ」はtinktuur(オランダ)から。「丁幾」と当てた》生薬(しょうやく)の成分をアルコールやアルコールと水の混合物で浸出した溶剤。なお、合成薬品のアルコール溶液のこともいう。チンキ。tincture
- チンギス‐ハン【Genghis Khan・成吉思汗】
- (1167-1227)モンゴル帝国の創建者。元(げん)の太祖(たいそ)(在位(1206-27))。幼名テムジン(鉄木真)。モンゴル部の貴族出身。モンゴル高原の諸部族を統一。1206年カガンとして帝国を創建、チンギス=ハンを称した。1211年から金を攻め1219年以降西征を行って、ユーラシアにまたがる地域を征服。諸子に分封し、遊牧民族特有の諸制度を整備、支配体制を完成した。ジンギス=カン。
- ちん‐きゃく【珍客】
- めずらしい客。ちんかく。unexpected guest
- ちんぎょ‐らくがん【沈魚落▼雁】
- 《荘子が「斉物論」で、人間の目には美人にみえても鳥や魚は驚いて逃げる、と美の基準の定めがたい趣旨を述べたのに対し、後世の伝奇小説がこれをもじって、美人の形容とし造った語》魚や鳥も恥じらって姿を隠すようなすばらしい美人。
- ちん‐きん【沈金】
- 彫漆(ちょうしつ)の一種。漆(うるし)面に文様を毛彫りし、漆をすりこみ金箔(きんぱく)ないし金粉を付着させて金線の文様を表したもの。中国から日本に伝来。輪島塗が名高い。
- ちん‐きん【賃金】
- ①借りたものに対して、借り手が貸し手に払うお金。
- ②→チンギン。
- ちん‐ぎん【沈吟】(名・サ変自)
- ①静かに口ずさむこと。hum
- ②考えこむこと。物思いにしずむこと。meditation
- ちん‐ぎん【賃金・賃銀】
- 労働の対価として支払われる金銭。日本では勤続・学歴・年齢を基準とする年功賃金が多いが、職能給も増加している。wages
- ちんぎん‐かくさ【賃金格差】
- 職種・職務・学歴・年齢・勤続年数・性別、または企業・産業規模などの違いによる賃金の差。wage disparity〈比較〉格差賃金。
- ちんぎん‐カット【賃金カット】
- ①労働者が争議行為や遅刻・早退・欠勤などで就労しなかった時間に対応する賃金を、給与から差し引くこと。wage cut
- ②《一般に》不況などの理由で労働者の賃金を減らすこと。
- ちんぎん‐かんり【賃金管理】
- 労務管理の一つ。企業の賃金制度や支払い方法について、全社的な立場から計画・運営・調整すること。wage administration
- ちんぎん‐ききんせつ【賃金基金説】
- マルサスやミル親子などによって定式化された、賃金の決定についての経済学説。国民経済全体としてみたとき、賃金支払いのための資本(賃金基金)は、生活資料、とくに食料の大きさに基礎を置いた固定された額であり、各人の賃金の大きさは労働者人口数に応じて決まるという主張。wage-fund theory
- ちんぎん‐けいたい【賃金形態】
- 賃金の支払われ方。時間給と出来高給が基本型。wage form
- ちんぎん‐しすう【賃金指数】
- 賃金の時間的・場所的変化を示すため、特定年度を基準に指数表示された賃金水準。wage index
- ちんぎん‐すいじゅん【賃金水準】
- 賃金の平均を示す数値。一般に1国あるいは1産業の平均賃金で示し、相互の比較が行われる。wage level
- ちんぎん‐たいけい【賃金体系】
- 賃金を計算するさいの基準となる内容のこと。基本給プラス諸手当と、基本給プラス能率給プラス諸手当の2つが基本型。wage system
- ちんぎん‐ベース【賃金ベース】
- 企業別・産業別の賃金の平均額。賃金総額を従業員数で割って算出する。平均賃金。base wages
- ちん‐くしゃ【▼狆くしゃ】
- 《「チンがくしゃみをしたような顔」とも》チンのように目・鼻・口が顔の中央に集まったおかしな顔。
- チンク‐ゆ【チンク油】
- 《「チンク」はZink(ドイツ)で、亜鉛の意》同量の酸化亜鉛と植物油を練り合わせた白色の泥状物。収斂(しゅうれん)作用があり、皮膚の急性炎症に使用。zinc oxide oil
- ちん‐ぐるま【▽稚▽児車】
- バラ科の常緑小低木。中部以北の高山にはえる。高さ約10cm。茎は分岐して地表をはう。葉は羽状複葉で、夏に白色の五弁花を開く。果実は羽毛状の花柱をもつ。イワグルマ。
- ちんけ(形動)
- 《俗語》
- ①さいころばくちで、最低の目である1のこと。
- ②程度が最低のさま。〈用例〉〜な野郎だ。
- ちん‐げい【珍芸】
- ①めずらしい芸。unusual trick
- ②思わずふき出したくなる珍妙な芸。funny performance
- ちん‐けいじゅ【陳継儒】
- (1558-1639)中国、明(みん)末の文人。号は眉公(びこう)。華亭の人。自由な文人として詩文書画を楽しむ。詩文集『陳眉公全集』。
- ちんけい‐やく【鎮▼痙薬】
- 平滑筋、とくに消化管の平滑筋の痙縮を抑える薬。平滑筋に直接作用するものと、平滑筋を支配する自律神経に作用するものとがある。antispasmodic drugs
- チンゲンサイ【青梗菜(中)】
- アブラナ科、中国原産の小白菜の一品種。戦後に渡来。食用小白菜の葉柄の黄緑色のもので、矮性(わいせい)のものが栽培される。パクチョイ。アオジクパクチョイ。アオクキパクチョイ。
- ちん‐げんぴん【陳元▼贇】
- (1587-1671)中国、明(みん)の帰化人。文人で陶芸にも秀でた。字(あざな)は義都。来日し、尾張(おわり)藩主に登用され、安南陶器風の元贇焼をつくる。
- ちん‐ご【珍語】
- 珍しいことば。奇妙なことば。rare word; strange word
- ちん‐ご【鎮護】(名・サ変他)
- 戦乱をしずめて国を守ること。
- ちん‐こう【沈降】(名・サ変自)
- ①物体が液の中に沈むこと。sinking〈対義〉浮遊。
- ②液体中の粒子が沈むこと。sedimentation
- ③地盤が低くなること。沈下。subsidence〈対義〉隆起。
- ちんこう【鎮江】
- 中国、江蘇(こうそ)省長江(ちょうこう)右岸の都市。対岸の揚州とともに長江と大運河の交点にあり、交通の要地として発達。人口45.8万(1991)。チェンチアン。
- ちんこう‐はんのう【沈降反応】
- 抗原抗体反応の一種。可溶性抗原とその抗体とを試験管内またはゲル内で混合すると、肉眼で見えるような沈降物を形成する現象。precipitin reaction
- ちんご‐こっか【鎮護国家】
- 仏法の力により国家の安泰をはかり、国難から守ることを祈願すること。奈良・平安仏教では『仁王般若経(にんのうはんにゃきょう)』『金光明最勝王経(こんこうみょうさいしょうおうきょう)』『法華経(ほけきょう)』の護国三部経を読誦(どくじゅ)する法会が行われ、各地に国分寺が建てられた。
- チンゴラ【Chingola】
- アフリカ南部、ザンビア北部にある鉱山都市。産銅地帯の北部に位置し、隣接する銅山の町ヌチャンガと行政上は一体となっている。ヌチャンガ‐チンゴラ。人口20.1万(1989)。
- ちん‐ころ【▼狆ころ】
- ①→チンの異称。
- ②犬の子。子犬。
- ちん‐こん【鎮魂】
- 死者の魂をなぐさめ、しずめること。repose of souls〈用例〉〜歌。
- ちんこん‐さい【鎮魂祭】
- ①新嘗(にいなめ)祭の前日に、天皇の魂をしずめ強化するために宮中で行われた祭儀。たましずめのまつり。
- ②神葬で、死者の魂をなぐさめしずめる祭典。
- ちんこん‐ミサきょく【鎮魂ミサ曲】
- 《requiem(ラテン)の訳語》カトリック教会などで、死者の魂の安息を祈って行われるミサのための楽曲。鎮魂曲。レクイエム。requiem
- ちん‐ざ【鎮座】(名・サ変自)
- ①神道で、神霊がその遊離性を除いて、地上の一定の地にしずまりとどまること。enshrine
- ②《転じて》人やものがどっかりと場をしめていること。
- ちん‐さげ【賃下げ】(名・サ変自)
- 賃金を下げること。wage decrease〈対義〉賃上げ。
- ちん‐さんりつ【陳三立】
- (1853-1937)中国、清(しん)末の詩人。字(あざな)は伯厳(はくげん)。号は散原。義寧の人。宋(そう)詩風の古雅な詩を作る。詩文集『散原精舎詩集』『文集』。
- ちん‐し【沈子】
- 魚を取る網のすそや、釣り針に付ける、おもり。しずみ。
- ちん‐し【沈思】(名・サ変自)
- じっと考えこむこと。meditation〈用例〉〜黙考。
- ちん‐し【鎮子】
- 軸物に下げたり、敷物をおさえたりするおもし。風鎮や文鎮。ちんす。
- ちん‐じ【珍事】
- ①めずらしいできごと。strange event
- ②《「椿事」とも》思いがけない大事件。unexpected incident
- ちん‐しごと【賃仕事】
- 賃銭を取ってする仕事。仕立物・袋張りなど。piecework
- ちん‐しどう【陳師道】
- (1053-1101)中国、北宋(ほくそう)の詩人。号は後山。彭城(ほうじょう)の人。江西(こうせい)詩派の代表の一人。詩は古風。詩文集『後山先生集』。
- ちん‐しゃ【陳謝】(名・サ変他)
- わけを言ってわびること。apology〈用例〉失言を〜する。
- ちん‐しゃく【賃借】(名・サ変他)
- 賃貸借契約により、契約の目的物を使用・収益し、対価として賃金を支払うこと。賃借り。rent; hire; lease〈対義〉賃貸。〈用例〉〜人。
- ちんしゃく‐けん【賃借権】
- 賃貸借契約により借り主がその目的物を使用・収益する権利。
- ちん‐しゅ【珍種】
- 動植物の珍しい種類。rare species
- ちん‐じゅ【鎮守】
- ①神道で、国・城・村落・寺院など一定区域の土地を鎮安守護すること。また、その神。地主神とも称し、また氏神(うじがみ)や産土神(うぶすながみ)とほぼ同義に用いられる。鎮守神。〈用例〉〜の森。
- ②兵を駐留させ、その地を反乱などから守ること。
- ちん‐じゅ【陳寿】
- (233-297)中国、西晋(せいしん)の史家。二十四史の一つである『三国史』を選述。
- ちん‐じゅう【珍獣】
- めずらしいけもの。strange animal; rare animal
- ちん‐じゅつ【陳述】(名・サ変他)
- ①法律で、口頭または書面で述べること。statement〈比較〉叙述。
- ②文法で、文としてのまとまりに対して、話し手自身の態度を決定する作用。statement
- ちんじゅつ‐の‐ふくし【陳述の副詞】
- 副詞の一種。述語に呼応し、陳述を、決まった方向に導くことば。「けっして(否定)・さぞ(推量)・まさか(否定の推量)・なぜ(疑問)・どうぞ(願望)・たとえ(仮定)・まるで(比況)・もちろん(断定)」など。
- ちんじゅ‐ふ【鎮守府】
- ①古代、蝦夷(えぞ)経営の基地となった軍政府。はじめ多賀(たが)城にあり、のち胆沢(いざわ)城、さらに平泉(ひらいずみ)などに移る。
- ②明治以後、海軍軍務を取り扱った役所。横須賀(よこすか)・呉(くれ)・佐世保(させぼ)・舞鶴(まいづる)の4軍港に置かれた。
- ちん‐しゅんしん【陳▼舜臣】
- (1924-)小説家。兵庫県生まれ。大阪外語卒。中国史に取材した歴史小説に新生面を開く。昭和44年(1969)『青玉獅子(しし)香炉』で第60回直木賞受賞。作品『実録・アヘン戦争』『敦煌(とんこう)の旅』など。
- ちん‐しょ【珍書】
- めったに手に入らないめずらしい書物。珍籍。珍本。rare book
- ちん‐しょう【沈床】
- 河川などの護岸、堤防の根固めのため、低水時の水面下に設置する構造物。木枠・コンクリート枠などに石を詰めたもの。mattress
- ちん‐じょう【陳状】
- ①陳述の文書。statement
- ②鎌倉(かまくら)・室町時代、訴訟のさいの陳述文書。告訴人(原告)の訴状に対して、被告から提出された答弁書のこと。
- ちん‐じょう【陳情】(名・サ変他)
- 国民が中央や地方の公的機関に実情を訴え、適当な措置を要求すること。petition〈比較〉請願。
- ちんしょう‐ごこう‐の‐らん【陳勝・呉広の乱】
- 中国、秦(しん)末の農民反乱。河南(かなん)の貧農出身の陳勝が、紀元前209年呉広と挙兵、農民を集めて自立。王を称したが翌年秦軍により鎮圧。項羽(こうう)・劉邦(りゅうほう)ら群雄蜂起(ほうき)の契機となった。