- つうそう‐ていおん【通奏低音】
- バロック時代の音楽で、楽曲に一貫してつけられた器楽伴奏用のバス声部のこと。このバスの上に、伴奏者は即興的に単純な和音または装飾をつけて演奏する。thorough bass
- つう‐そく【通則】
- ①一般に通じる規則、また全般にわたる規則。general rules〈対義〉細則・変則。
- ②ふつうの規則。
- つう‐ぞく【通俗】(名・形動)
- ①一般の人々にわかりやすいこと・さま。popularity〈対義〉高尚。
- ②世間一般にありふれたこと・さま。commonness
- つうぞく‐か【通俗化】(名・サ変他)
- ①一般の人々にわかりやすくすること。大衆化。popularization
- ②安っぽくすること。become cheap
- つうぞく‐しょうせつ【通俗小説】
- 文芸的価値に重きをおかない、興味本位の小説。popular novel
- つうぞく‐てき【通俗的】(形動)
- だれにでもわかりやすいこと・さま。広く世間で喜ばれること・さま。plain and popular〈用例〉〜な娯楽小説。
- ツーソン【Tucson】
- アメリカ、アリゾナ州南部の都市。温暖な気候のため、保養地として知られる。電子工業など各種産業もさかん。人口40.5万(1990)。トゥーソン。
- つう‐だ【痛打】(名・サ変他)
- ①相手に手厳しい打撃を与えること。severe blow
- ②野球で、するどくていい当たりをすること。また、その打撃。hard hitting〈用例〉〜を浴びる。
- つう‐たつ【通達】(名・サ変自他)
- 《仏教では「つうだつ」》
- ①(自)物事に深く通じていること。精通。proficiency
- ②(他)
- (ア)相手に伝えること。伝達。コミュニケーション。communication
- (イ)官公署が所轄の機関などに告げ知らせること。その文書。notification〈比較〉示達。
- つう‐たん【痛嘆・痛▼歎】(名・サ変他)
- 深くなげき悲しむこと。deep lamentation〈用例〉〜にたえない。
- つう‐ち【通知】(名・サ変他)
- 知らせること。また、その知らせ。report; inform〈比較〉報知。
- つうち‐じへえ【津打治▽兵▽衛】
- 歌舞伎(かぶき)狂言作者。4世まで。2世(1683-1760)は江戸作者中興の祖。作品『式例和曾我(しきれいやわらぎそが)』など。
- つうち‐ひょう【通知表】
- 学期末ごとに、学校が児童・生徒の学業成績・身体状況などを記して家庭に知らせる書類。通信簿。report card; report book
- つうち‐ぼ【通知簿】
- →通信簿。report card
- つう‐ちょう【通帳】
- ①預金のさいに受け取る記録帳簿。
- ②掛け売り・掛け買いなどを記録する帳簿。通い帳。pass-book
- つう‐ちょう【通▼牒】(名・サ変他)
- ①書面による通知。または、その書面。
- ②国家間で行われる一方的な意思の通告。あるいは、その文書。〈用例〉最後〜。
- ③上級監督官庁が所轄の機関や職員に対して発する訓令。通達。notification
- つうち‐よきん【通知預金】
- 預け入れ後1週間はすえ置きで、その後は、預金者が2日前に予告して引き出す預金。金利は普通預金よりやや高い。deposit at notice
- つう‐つう
- [一](副)何の妨げもなく、よく通るさま。〈用例〉風が〜通る。
- [二](名・形動)事情や気心がきわめてよく通じ合う間柄・さま。〈用例〉〜の仲。
- つうっ‐と(副)
- 涙や汗などが素早く流れるさま。すうっと。dripping down
- つう‐てん【通天】
- カエデの一種。京都東福寺の通天橋付近のものが有名となり、名付けられた。
- つう‐てん【痛点】
- 皮膚や粘膜の表面に散在し、刺激を受けると痛みを感ずる点状の部位。痛神経の末端がある。各種の感覚点の中では痛点の密度がもっとも高い。pain spot
- つうてん‐かく【通天閣】
- 大阪市浪速(なにわ)区、新世界にある鉄塔。エッフェル塔を模して明治45年(1912)に建てられた。現在の塔は、第2次大戦中に撤去したものを昭和31年(1956)に再建。高さ103m。
- ツー‐テン‐ジャック【two-ten-jack】
- トランプゲームの一つ。3人から6人で行う。集めたカードの合計点数を競うもの。ツー(2)・テン(10)・ジャック(11)のカードの点数が高いことからの名。
- つう‐と(副)
- 素早く、急に行うさま。すっと。quickly
- つうと‐いえば‐かあ【つうと言えばかあ】(連語)
- おたがいに気持ちがぴったり通じあうこと・さま。つうかあ。〈用例〉〜という間柄。
- つう‐どう【通洞】
- 鉱山で、坑口から水平に掘進された主要坑道。adit
- つうどう‐そしき【通道組織】
- 植物の、水分や養分などの通路となる組織。維管束(いかんそく)の主体となる道管・仮道管・師管を含む。conductive tissue
- つう‐どく【通読】(名・サ変他)
- ①終わりまで読み通すこと。read through
- ②ひととおり読むこと。read over〈対義〉精読。
- ツートン‐カラー【two-tone color】
- 色調の違う2つの色の調和のよい組み合わせ。
- つう‐な【通な】(連体)
- さばけている。frank〈比較〉通。〈用例〉〜話。
- つう‐ねん【通年】
- 1年間を通してのこと。年間。the whole year; throughout the year
- つう‐ねん【通念】
- 一般に共通した考え。common idea〈用例〉社会〜。
- つう‐ば【痛▼罵】(名・サ変他)
- ひどいことばで、ののしること。悪口雑言。denunciation
- ツーバイフォー‐こうほう【ツーバイフォー工法】
- 2インチ×4インチの規格断面の木材を使用し、構造用合板などの面材を釘(くぎ)打ちして一体化する木造建築の工法。枠組み壁工法。wood frame construction
- ツー‐ピース【two-piece】
- 上下2つに分かれた1組みの衣類の総称。上着とスカート、下着のキャミソールとペチコートなどの、2部式の衣服。〈対義〉ワンピース。
- ツービート‐えいほう【ツービート泳法】
- 水泳で、クロールの泳法の一技術。腕を1かきするあいだに足を2回打つ。長距離向きの泳ぎ方。two-beat crawl
- つう‐ひょう【通票】
- 鉄道の単線区間で、列車の運転士と発駅の駅長との間で受け渡しされる真鍮(しんちゅう)製の証票。通行の安全を確保するために用いる。タブレット。tablet
- つう‐ふう【通風】(名・サ変自)
- 室内の空気の流通をよくすること。風通し。換気。ventilation; draft
- つう‐ふう【痛風】
- 代謝障害により血液中に尿酸が増加する病気。足指の関節などが激痛とともにはれあがるのが特徴。慢性になると尿酸塩が沈着し、痛風結節や腎(じん)障害を起こす。gout
- つうふう‐き【通風機】
- 換気のためなどに送風する装置。ベンチレーター。ventilator
- つうふう‐けん【通風権】
- 建築にともなう、風通しを確保する権利。
- ツープラトーン‐システム【two-platoon system】
- 野球の戦術の一つ。左右打者で2通りの打線を用意し、右投手には左打者、左投手には右打者を多く打線に組むようにオーダー編成するもの。
- つう‐ぶ・る【通ぶる】(五自)
- いかにも自分が通人であるといったようすでふるまう。つうがる。pretend to know everything
- つう‐ふん【痛憤】(名・サ変他)
- 激しく怒ること。憤慨。indignation
- つう‐ぶん【通分】(名・サ変他)
- 2つ以上の分数または分数式を、値を変えないで、同じ分母の分数にすること。たとえば1/2と1/3を通分すれば、3/6と2/6になる。reduction of fractions to common denominator
- つう‐へい【通弊】
- 一般に共通する弊害。common evil〈用例〉学歴偏重の〜。
- つう‐べん【通弁・通▼辯】(名・サ変自)
- →通訳の旧称。
- つう‐ほう【通宝】
- 《世間に通用する宝、の意》通貨に刻まれる文字。また、通貨。〈用例〉寛永〜。
- つう‐ほう【通報】(名・サ変他)
- 告げ知らせること。通知。report; inform〈用例〉気象〜。
- つう‐ぼう【通謀】(名・サ変自)
- ぐるになってたくらむこと。共謀。
- つう‐ぼう【痛棒】
- ①座禅で、心の定まらない者を打つ棒。
- ②激しく叱(しか)ること。severe blame〈用例〉〜をくらう。
- 痛棒を喰らわす(つうぼうをくらわす)
- 手ひどくしかって、こらしめる。scold severely
- つう‐やく【通訳】(名・サ変他)
- 互いに言語の違う人の間に立って、両者の言語を翻訳して伝えること・人。interpreter
- つう‐ゆう【通有】
- どれにも同じようにあること。共通に持っていること。〈対義〉特有。
- つう‐よう【通用】(名・サ変自)
- ①世間一般に認められ、用いられていること。incurrent use〈用例〉英語は広く世界に〜する言語だ。
- ②両方に通じて用いること。兼用。common use
- ③一定期間有効なこと。validity〈用例〉〜期間。
- ④いつも通ること。〈用例〉〜門。
- つう‐よう【痛▼痒】
- ①いたみとかゆみ。
- ②自分に及ぶ害悪・悪影響。支障。差し障り。bad influence
- 痛痒を感じない(つうようをかんじない)
- 支障が生じたり害悪の及ぼされることはまったくなく、なんら影響を感じることもない。痛痒を覚えない。痛くもかゆくもない。It doesn't matter at all.
- つう‐らん【通覧】(名・サ変他)
- ひととおり全部に目を通すこと。general survey
- ツーラン‐スクイズ
- 《和製語》野球で、スクイズプレーにより1度に2人の走者を生還させるような奇襲攻撃。
- ツーラン‐ホーマー【two-run homer】
- 野球で、走者を1人置いて打ったホームラン。2人が生還することから。ツーラン。
- つう‐りき【通力】
- なんでも自由自在にできる不思議な力。神通力(じんずうりき)。
- ツーリスト【tourist】
- 旅をする人。旅行者。
- ツーリスト‐ビューロー【tourist bureau】
- 旅行者の便宜をはかる施設。旅行案内所。旅行相談所。旅行代理店。
- つうりょう【通▼遼】
- 中国、内モンゴル自治区東部の都市。農産物の集散地。人口24.7万(1984)。旧称、白音太拉(バインタラ)。トンリヤオ。
- ツーリング【touring】
- ①周遊旅行。観光旅行。
- ②自動車・自転車などでの周遊旅行。
- ツール‐ド‐フランス【Tour de France】
- 毎年7月、約3週間にわたりほぼフランスを1周するプロの国際自転車ロードレース。1903年以来の伝統をもち、全行程約4000kmをチーム対抗で走破する。
- つう‐れい【通例】
- [一](名)一般の習わし。慣例。custom
- [二](副)ふつう。一般に。generally〈用例〉図書館は、〜月曜日が休館日だ。
- つう‐れつ【痛烈】(名・形動)
- 手ひどく激しいこと・さま。severeness〈用例〉〜な批判。〈派生〉つうれつさ(名)
- つう‐ろ【通路】
- ①通る道。passage
- ②出入り口。gateway
- つう‐ろん【通論】
- ①世間に認められている論。公論。
- ②全体にわたって論じたもの。汎論。〈対義〉各論。
- つう‐ろん【痛論】(名・サ変他)
- 手厳しく論じること。vehement argument
- つう‐わ【通話】
- [一](名・サ変自)電話で話をすること。また、その話。〈用例〉〜料。
- [二](助数)通話時間・回数を数える語。call〈用例〉3〜。
- つうわ‐どすう【通話度数】
- 電話加入者が、加入電話で通話をした回数。
- つえ【▼杖】
- ①手に持って地面につき、からだを支えるなどして歩行の補助とする棒。木や竹で作り、老人・身障者などが用いる。護身用また権威の象徴としても用いられる。ステッキ。cane; walking stick〈数え方〉1本。
- ②たのみとするもの。補佐するもの。support
- 杖とも柱とも頼む(つえともはしらともたのむ)
- すっかり頼りにする。lean on as the only support
- 杖に縋るとも人に縋るな(つえにすがるともひとにすがるな)
- むやみやたらと、他人を頼ってはいけない。
- 杖に突く(つえにつく)
- 杖を突くようにして、よりかかる。〈用例〉傘を杖に突いて立つ。
- 杖の下に回る犬は打てぬ(つえのしたにまわるいぬはうてぬ)
- すがりついてくるものには、残酷なしうちはできない。
- 杖の下にも回る児が可愛い(つえのしたにもまわるこがかわいい)
- せっかんしようとしても、すがりついてくる子どもはかわいくて打てない。杖の下から回る子。
- 杖程掛かる子は無い(つえほどかかるこはない)
- 杖のように頼りとなる子は、めったにいるものではない。
- 杖も孫程掛かる(つえもまごほどかかる)
- 年をとると、孫をあてにするのと同じように、杖に頼るようになるものだ。
- 杖を突く(つえをつく)
- つえを使って歩く。つえを頼りに歩く。walk with a stick
- つえたて‐おんせん【▼杖立温泉】
- 熊本県北東端小国(おぐに)町にある温泉。地名は、弘法大師が杖を立てておいたところ根づいたとの伝説に由来。
- ツェツェ‐ばえ【ツェツェ▼蠅】
- 熱帯アフリカにいるイエバエ科のハエの総称。約20種があり、体長1cm内外。口吻(こうふん)が前方に突出する。森林地帯にすみ、雌雄とも人畜から吸血するが、そのさい、死亡率の非常に高い睡眠病の病原体トリパノソーマを媒介する。tsetse fly
- ツェッペリン【Ferdinand Graf von Zeppelin】
- (1838-1917)ドイツの軍人・航空技術者。1900年に硬式飛行船を完成。
- ツェッペリン‐ひこうせん【ツェッペリン飛行船】
- 水素ガスを用いたドイツの硬式飛行船。1900年にツェッペリンが1号機を完成して以来、国内旅客輸送に利用される。第1次大戦中は、ドイツ海軍によって爆撃・偵察に使われたが、1937年のヒンデンブルク号の爆発事故を契機として用いられなくなる。Zeppelin airship
- ツェトキン【Clara Zetkin】
- (1857-1933)ドイツの社会主義者・女性解放運動家。社会民主党員として婦人運動機関誌『平等』を創刊し、婦人運動を指導。1919年共産党の創設に参加、のちコミンテルン婦人局長となる。
- ツェナー‐ダイオード【zener diode】
- pn接合半導体のp型に負、n型に正の電圧をかけると、ある電圧値で電流が急激に増加し、その後は一定電圧を保つダイオード。定電圧素子(そし)として使用。定電圧ダイオード。
- つえ‐はしら【▼杖柱】
- ①つえとはしら。
- ②非常にたよりとするもの。support〈用例〉〜と頼む人。
- ツェラーン【Paul Celan】
- (1920-70)オーストリアの詩人。先鋭な言語意識と幻想的イメージでうたう。詩集『けしと記憶』『敷居から敷居へ』『言葉の格子(こうし)』『誰(だれ)でもない者のバラ』など。
- ツェルトザック【Zeltsack(ドイツ)】
- 登山用具の一つ。緊急時の露営に使う簡易テント。かさばらず、防風性があることから、化学繊維製のものが多い。
- ツェルマット【Zermatt】
- スイス南部、マッターホルン北麓(ほくろく)の町。保養地。登山基地として有名。人口0.4万(1980)。
- ツェルメロ【Ernst Friedrich Ferdinand Zermelo】
- (1871-1953)ドイツの数学者。ゲッティンゲン大・チューリヒ大・フライブルク大教授。集合論の整列定理を証明し、公理の構成などに大きく貢献。