- つちや‐ぶんめい【土屋文明】
- (1890-1990)歌人。群馬県生まれ。東大卒。伊藤左千夫(いとうさちお)に師事。即物的な現実主義の歌風を推進し、『アララギ』の重鎮となる。昭和61年(1986)文化勲章受章。歌集『ふゆくさ』『山谷(さんこく)集』、研究『万葉集私注』など。
- つちやま【土山】
- 〈町〉滋賀県南東部、鈴鹿(すずか)山麓(さんろく)にある町。旧宿場町。農業中心で、近江(おうみ)茶の主産地。人口9940(1994)。
- つちや‐やすちか【土屋安▽親】
- (1670-1744)江戸中期の金工家。出羽庄内の人。奈良三作の一人。安親は6代まで継続。作品『群千鳥図鉄鐔(つば)』など。
- つちゆ‐おんせん【土湯温泉】
- 福島県北部、吾妻(あずま)山群の南東麓(なんとうろく)にある温泉。土湯こけしの産地。
- つち‐よせ【土寄せ】(名・サ変自)
- 作物の根元に、うねの間の土を盛り上げる作業。株の倒伏防止、除草、通気、排水、根や地下茎の発育促進のためにする。培土。hilling
- つち‐ろう【土▼牢】
- 地中面や斜面を掘ってつくったろう。dungeon
- つっ【突っ】(接頭)
- 《「つき」の転。動詞の上に付いて》意味を強める語。〈用例〉〜ぱねる。〜かかる。
- つつ【筒】
- ①丸くて細長く、中がからのもの。くだ・かんなど。pipe
- ②井戸の外枠。井筒。curb
- ③《「銃」とも》
- (ア)小銃や大砲。gun〈用例〉〜音。
- (イ)銃身。砲身。gun barrel
- ツツ【Desmond Mpilo Tutu】
- (1931-)南アフリカ共和国の宗教家。南アフリカ教会評議会議長として非暴力による人種差別政策反対運動の先頭に立つ。1984年ノーベル平和賞受賞。
- つつ(接助)
- 〈文語的〉
- 《連用形に付く》
- ①《「つつある」の形で》動作・作用の継続を示す。〈用例〉計画は進行し〜ある。今まさにし〜あるところだ。
- ②2つの動作が同時に行われていることを表す。…ながら。as〈用例〉歩み〜語る。
- ③2つの行為が相反していながら同時進行することを表す。…しながらも。though〈用例〉不安を抱き〜出発した。悪いこととは知り〜、つい手が出てしまった。
- つづ
- ①射芸で、矢が十発十中、すべて的に当たること。
- ②《射芸が1度に2矢ずつ、5度で10矢を射ることから》じゅう。とお。
- ③《「つづ(十)や二十(はたち)」の語形で用いられたため、誤って》19歳。
- つつ‐あな【筒穴】
- 和船の帆柱の受け材である筒柱にあけた穴。この中に船霊様(ふなだまさま)を祭り、はめ殺しのふたをして納める。
- つつ‐い【筒井】
- 円筒状に掘り抜いてある井戸。また、筒状の丸い枠で囲んだ井戸。round well
- つつい‐じゅんけい【筒井順慶】
- (1549-84)
- ①安土(あづち)桃山時代の武将。大和(やまと)郡山(こおりやま)城主。織田信長(おだのぶなが)に従い、本能寺の変ののちは豊臣秀吉(とよとみひでよし)に臣従。
- ②《筒井順慶が山崎の戦いで態度を決しかね、洞ケ峠(ほらがとうげ)で形勢をみきわめてから豊臣方についたという俗説から》日和見(ひよりみ)主義者の俗称。
- つつい‐づつ【筒井筒】
- ①丸く掘った井戸にはめてある、筒のような井桁(いげた)。
- ②《『伊勢(いせ)物語』に載る歌「つつゐつの井筒にかけし」の内容から》幼友だち、また、幼い男女の友だち。
- つつい‐やすたか【筒井▽康▽隆】
- (1934-)小説家。大阪生まれ。同志社大卒。作品『俗物図鑑』『大いなる助走』『虚人たち』など。
- ツツイラ‐とう【ツツイラ島】
- (Tutuila)太平洋中部サモア諸島、アメリカ領東サモアの主島。面積137km2。良港のパゴパゴがある。
- つつ‐うらうら【津津浦浦】
- =つづうらうら。
- ①いたるところの港や入り江。inlets and harbors throughout the country
- ②全国いたるところ。国じゅう。all over the country
- つつが【▼恙】
- ①病気などの災難。やまい。illness
- ②→ツツガムシ。
- つつが【筒賀】
- 〈村〉広島県西部、中国山地山間の村。スギ・ヒノキの林業が主体。人口1519(1994)。
- つっ‐かい【突っ▽支い】
- 《「つきかい」の転》当てて物を支えること・もの。つっぱり。prop〈用例〉〜棒。
- つっ‐かえ・す【突っ返す】(五他)
- 《「つきかえす」の転》
- ①突いて戻す。thrust back
- ②受け取らずに返す。reject
- つっ‐かか・る【突っ掛(か)る】(五自)
- 《「つきかかる」の転》
- ①ある物を目がけて突く。thrust at
- ②ぶつかる。つきあたる。run into〈用例〉石に〜・ってころぶ。
- ③くってかかる。いいがかりをつける。turn on〈用例〉親に〜。
- ④ひっかかる。catch on
- つつ‐がき【筒▽描(き)】
- 防染法の一種。渋紙(しぶがみ)の筒にもち粉などの防染のりを入れ、細孔からのりを押し出して布面に模様の輪郭を描く技法。筒引き。
- つっ‐かけ【突っ掛け】
- ①つっかけること。slipping on
- ②だしぬけ。abruptness
- ③《「つっかけぞうり」の略》つっかけてはく履物。sandals
- つっ‐か・ける【突っ掛ける】(下一他)
- 《「つきかける」の転》
- ①履物を無造作にはく。slip on〈用例〉サンダルを〜。
- ②突然にしかける。つきあてる。start suddenly
- つつが‐な・い【▼恙無い】(形)
- ①病気がない。無事だ。well; in good health〈用例〉〜・く暮らす。
- ②障害や事故がない。
- つつが‐むし【▼恙虫】
- ツツガムシ科のダニの総称。体長約1mm。体は胴部がくびれて8の字形。地表や地中で生活するが、幼虫は動物寄生性。アカツツガムシなどの幼虫は人間を刺してツツガムシ病を媒介。日本に80種余。chigger
- つつがむし‐びょう【▼恙虫病】
- ツツガムシの幼虫に刺されて起こる伝染病。ツツガムシリケッチアによる全身発疹(はっしん)と発熱などが主症状。おもに信濃(しなの)川・阿賀野(あがの)川・最上(もがみ)川の河川流域に発生。日本の地方病として有名。tsutsugamushi disease
- つづき【続き】
- 続くこと・もの・部分。continuity
- つづき‐あい【続(き)合い】
- 互いの続きぐあい。とくに、血族・姻族(いんぞく)どうしの間がら。縁続き。縁故。relative
- つづき‐がら【続(き)柄】
- 血族・姻族(いんぞく)の続き合い。family relationship
- つつき‐の‐じゅんい【▽突きの順位】
- ニワトリの群れのなかで、つつくものとつつかれるものが定まっている優劣の順位のこと。peck order
- つづき‐もの【続き物】
- 何回もつながって完結するもの。そういう小説・テレビドラマなど。series
- つつ‐ぎり【筒切り】
- ①丸くて長いものを横に切ること。輪切り。round slice
- ②魚の切り方の一つ。頭と腸(はらわた)を取り除いて、骨ごと厚い輪切りにする。胴の丸いコイなどによく用いる。
- つっ‐き・る【突っ切る】(五他)
- 《「つききる」の転》
- ①突きやぶる。break through
- ②横ぎる。cross〈用例〉線路を〜。
- ③おしきる。push one's way through〈用例〉困難を〜。
- つつ・く【▽突く】(五他)
- ①続けて突く。poke at〈用例〉指で背中を〜。
- ②けしかける。instigate〈用例〉陰で〜人がいる。
- ③取り上げて問題にする。tease〈用例〉欠点を〜。
- ④箸(はし)・嘴(くちばし)などで突くようにして、ものを食べる。
- *つづ・く【続く】(五自)
- ①物事・状態・作用などが切れない。絶えない。つながる。continue〈用例〉行列が〜。
- ②同じことがつぎつぎに起こる。連なる。succeed〈用例〉事件が〜。
- ③あとに従う。follow〈用例〉先頭に〜。
- ④持ちこたえられる。last〈用例〉息が〜。
- つつ‐ぐち【筒口】
- ①筒状の物の先端。nozzle
- ②銃砲の先端。muzzle
- ツックマイヤー【Carl Zuckmayer】
- (1896-1977)ドイツの劇作家・小説家。民衆劇を書き、第2次大戦後は時局的なテーマの作品が多い。戯曲『ケペニックの大尉』『悪魔の将軍』など。
- つづけ‐ざま【続け様】
- 同じことが続いて繰り返されること。in succession〈用例〉〜にくしゃみをする。
- つづけ‐じ【続け字】
- 漢字やかなを、1画ごとに筆を切ったり、1字ごとに離したりしないで、続けて書いた文字。running hand
- つづ・ける【続ける】(下一他)
- ①絶えないようにする。つなぐ。continue〈用例〉毎日体操を〜。
- ②途切れたものを再び進める。resume〈用例〉一休みして仕事を〜。
- つっ‐けんどん【突っ▼慳▼貪】(形動)
- ことばや態度が、とげとげしく無愛想なさま。blunt
- つっ‐こみ【突っ込み】
- ①物事の内面にまで深く入り込むこと。penetration〈用例〉〜が鋭い。
- ②漫才の演者のうち主題をリードしていく役目の人。太夫(たゆう)。〈対義〉ぼけ。
- つっ‐こ・む【突っ込む】(五自他)
- 《「つきこむ」の転》
- ①(自)
- (ア)勢いよく中に入る。突撃する。thrust into〈用例〉敵陣に〜。
- (イ)問題の中心に迫る。sting to the quick〈用例〉〜・んだ話。
- ②(他)
- (ア)勢いよく差し入れる。thrust in〈用例〉水に足を〜。
- (イ)無造作に入れる。〈用例〉セーターを引き出しに〜。
- (ウ)強く問いつめる。追及する。make a searching inquiry〈用例〉矛盾を鋭く〜・まれる。
- (エ)深く関与する。be deeply involved in〈用例〉事件に首を〜。
- つっ‐ころば・す【突っ転ばす】(五他)
- 《「つきころばす」の転》どんと突いてたおす。thrust down
- つつ‐さき【筒先】
- ①筒状の物の先端。nozzle
- ②鉄砲や大砲の先端。銃口。muzzle
- ③攻撃の方向。gunpoint〈用例〉〜を向ける。
- ④消防ホースの先端。また、消火のとき、それを持つ消防士。nozzle
- つつ‐ざき【筒咲き】
- アサガオ・ツツジなどのように、花弁が筒のような形になって咲くこと・花。tubular flower
- つつじ【▼躑▼躅】
- ①ツツジ科ツツジ属に属し、山地にはえる落葉または常緑の低木の総称。観賞用にも栽培。早春から初夏に、枝先に五弁花が咲き、花色は多彩。世界に広く分布し、園芸品種は500以上。azalea
- ②襲(かさね)の色目の名。表は蘇芳(すおう)、裏は紅または青色。
- つつじ‐はな【▼躑▼躅花】
- [枕ことば]《ツツジの花のように美しい意から》「にほふ」にかかる。〈用例〉〜香(にほ)へる君がにほ鳥のなづさひ来(こ)むと立ちてゐて待ちけむ人は(万葉・3・443)。
- つつしみ【慎み・▽敬み】
- つつしむこと。かしこまっていること。prudence
- つつしみ‐ぶか・い【慎み深い】(形)
- ①用心深い。prudent
- ②たいへん控え目だ。modest〈用例〉〜物腰。〈派生〉つつしみぶかさ(名)
- つつし・む【慎む・▽敬む】(五自)
- ①気をつける。過ちを犯さないように用心する。be prudent〈用例〉ことばを〜。
- ②控え目にする。〈用例〉酒を〜。
- つつし・む【謹む】(五自)
- 相手を敬う気持ちを表す。かしこまる。be humble
- つつしん‐で【謹んで】(副)
- うやうやしく。respectfully〈用例〉〜ご報告申しあげます。
- つつ‐そで【筒▼袖】
- 和服で、筒形の細い袖、また、そういう袖の着物。たもとがなく動きやすいため、男女の労働着、男児の長着や羽織に用いる。
- つっ‐た・つ【突っ立つ】(五自)
- 《「つきたつ」の転》
- ①まっすぐ立つ。stand straight
- ②勢いよく立つ。spring up
- ③突き刺さる。stick〈用例〉矢が〜。
- ④立ったままでいる。stand
- つっ‐た・てる【突っ立てる】(下一他)
- 《「つきたてる」の転》
- ①突き刺して立てる。まっすぐ立てる。stab
- ②激しい勢いで立てる。plant
- つつ‐ぢゃわん【筒茶▼碗】
- 深い筒形をした茶碗。茶道では寒中に用いる。cylindrical teacup
- つっ‐つ・く【突っ突く】(五他)
- 《俗語》つつく。pick
- つっ‐と(副)
- 素早くなめらかに動くさま。すっと。quickly〈用例〉〜通り過ぎる。
- つつ‐どり【筒鳥】
- カッコウに似たホトトギス科の渡り鳥。翼長約20cm。背面は暗灰色、胸は灰色。ポンポンと鳴く。森林にすみ、センダイムシクイなどの巣に托卵(たくらん)。初夏に、北海道・本州で繁殖し、東南アジアで越冬。Oriental cuckoo
- つつなかプラスチックこうぎょう【筒中プラスチック工業(株)】
- 化学工業。樹脂板を製造。昭和4年(1929)設立。本社は大阪市中央区道修(どしょう)町。
- つつ‐ぬけ【筒抜け】
- ①筒の底が抜けていること。
- ②物事が、中にとどまらないで通り抜けること。go through〈用例〉話し声が外まで〜だ。
- ③話・秘密がすぐ漏れること。leak out〈用例〉右から左へ〜だ。
- つっ‐ぱし・る【突っ走る】(五自)
- 《「つきはしる」の転》激しい勢いで走る。dash〈用例〉目的に向かって〜。
- つっ‐ぱな・す【突っ放す】(五他)
- 《「つきはなす」の転》
- ①突きとばす。thrust away
- ②相手にしないで、冷たく扱う。refuse bluntly〈用例〉嘆願を〜。
- つっ‐ぱ・ねる【突っ▼撥ねる】(下一他)
- 《「つきはねる」の転》
- ①突きとばす。thrust away
- ②よせつけない。きっぱり断る。refuse〈用例〉要求を〜。
- つっ‐ぱり【突っ張り】
- ①風とか重い物のような強い圧力に対して体や物で支えること。また、そのとき支えにする棒や柱など。prop
- ②相撲の技の一つ。相手を手のひらで強く突いて押し進む技。
- ③《俗語》目立った服装などをして、ことさら反抗的に振る舞うこと・人。〈用例〉〜グループ。
- つっ‐ぱ・る【突っ張る】(五自他)
- 《「つきはる」の転》
- ①(他)支える。support〈用例〉腕を〜。
- ②(自)
- (ア)筋肉がかたく張る。become stiff〈用例〉足が〜。
- (イ)強く張る。〈用例〉腹の皮が〜。
- (ウ)強く対抗する。虚勢を張る。〈用例〉〜・った服装の中学生。
- (エ)相撲で、つっぱりをする。
- つっ‐ぷ・す【突っ伏す】(五自)
- 《「つきふす」の転》勢いよくうつぶせになる。fall prostrate
- つつま・し【▽慎まし】(形シク)
- 〈古語〉
- ①気がひける。気おくれする。〈用例〉夢にや見ゆらむと、そら恐ろしく〜(源氏・帚木)。
- ②恥ずかしい。きまりが悪い。〈用例〉まいて、まことのならぬは、いかに思ふらむとさへ〜(枕・宮仕へ人の里なども)。
- ③気が進まない。〈用例〉さやうならむ道のほどにも、いかがなど〜・しうなむ(源氏・手習)。
- つつまし・い【▽慎ましい】(形)
- ①しとやかである。reserved〈用例〉〜・く控える。
- ②控え目である。質素である。modest〈用例〉〜生活。〈派生〉つつましげ(形動)つつましさ(名)
- つつまし‐やか【▽慎ましやか】(形動)
- いかにもつつましいさま。modest〈派生〉つつましやかさ(名)
- つづま‐やか【▽約まやか】(形動)
- ①狭くて小さいさま。
- ②手軽なさま。簡易。
- ③控え目なさま。
- ④《「倹まやか」とも》つましいさま。倹約。質素。
- つづま・る【▽約まる】(五自)
- ①短くなる。ちぢまる。
- ②簡略になる。
- つつみ【包(み)】
- 包むこと。包んだ物。pack; package〈用例〉〜をとく。〈数え方〉1包み・1個。
- つつみ【堤】
- 《河川や湖沼などを包むもの、の意》
- ①川や池などの岸に高くめぐらした土手。堤防。bank
- ②水をためた池。貯水池。storing reservoir
- つづみ【鼓】
- ①日本の打楽器。一般に中央の胴がくびれた形のものをいい、鉄の輪わくに張った2つの皮面を紐(ひも)で締める。雅楽(ががく)・能・歌舞伎(かぶき)などで用いる。大小がある。能や歌舞伎などの小鼓だけをさすこともある。〈数え方〉1張り・1丁。
- ②紋所の名。鼓の形を紋章化したもの。
- つづみ‐うた【鼓▼唄】
- 長唄(ながうた)や浄瑠璃(じょうるり)で鼓に合わせて歌われる唄(うた)。ただし義太夫(ぎだゆう)節では三味線で鼓の音を模倣する。
- つづみ‐う・つ【鼓打つ】(五自)
- ①鼓を打つ。
- ②規則的に動く。鼓動する。
- つつみ‐かく・す【包(み)隠す】(五他)
- ①包んで見えないようにする。cover up
- ②秘密にして人に知られないようにする。conceal〈用例〉〜・さず話してごらん。
- つつみ‐がまえ【包構え】
- 漢字を組み立てている部分の名。「包」「匍」などの「勹」。
- つつみ‐がみ【包(み)紙】
- ①文書をおおい包む紙。折りたたみ、表にあて名や用件を書く。封筒に相当する。
- ②包装紙として、品物の汚れを防ぐために用いる紙。wrapping paper
- つつみ‐きん【包(み)金】
- 紙などに包み、祝儀(しゅうぎ)に与える金。金額をいくらと決めないで与える金。つつみがね。
- つづみ‐ぐさ【鼓草】
- 《名の音が、鼓の音に似ることから》→タンポポの異名。
- つつみちゅうなごんものがたり【堤中納言物語】
- 平安後期の短編物語集。10編と断片1。1編のみ小式部(こしきぶ)の作で、他は作者・成立年代未詳。「虫めづる姫君」など、鋭い才気や感覚をきらめかせ、奇抜な趣向をまじえて人生の断面を描く。
- つつみ‐ちよ【堤千代】
- (1917-55)小説家。本名は文子。東京生まれ。微妙な女性心理を描いたが、持病の心臓疾患のため夭逝(ようせい)。昭和15年(1940)『小指』その他で第11回直木賞受賞。作品『再会』『柳の四季』など。
- つつみ‐にんぎょう【堤人形】
- 宮城県仙台市青葉区堤町に伝わる、元禄(げんろく)期に起源をもつとされる土人形。浮世絵や歌舞伎(かぶき)を題材にしたものが多い。
- つつみ‐ぶぎょう【堤奉行】
- 江戸時代、堤防に関する諸事を執り行った奉行。
- つづみ‐も【鼓藻】
- 緑藻類チリモ科ツヅミモ属の総称。つづみ形をした単細胞の淡水藻で、池や水田にみられる。中央部のくびれめで切れて繁殖する。
- つつみ‐やき【包(み)焼き】
- 和紙・パラフィン紙・アルミ箔(はく)などで材料を包み、オーブン・フライパンなどで焼く調理法。
- つつみ‐やき【堤焼】
- 宮城県仙台市に伝わる焼き物。元禄(げんろく)期に江戸から下った陶工、上村万右衛門(かみむらまんえもん)が堤町ではじめた楽焼きが源流とされる。茶器や日常用の陶器のほか、素焼きの土器類を含む。
- つつみ‐やすじろう【堤▽康次郎】
- (1889-1964)実業家・政治家。滋賀県生まれ。早大卒。西武グループの創設者。衆議院議長。
- *つつ・む【包む】(五他)
- ①中に入れて、大きなものでおおう。包装する。wrap; pack〈用例〉本を〜。
- ②まわりを囲む。とりまく。surround〈用例〉会場は熱気に〜・まれている。
- ③心の中に隠す。しまっておく。conceal〈用例〉〜・まずすべてを話す。
- 金を包む(かねをつつむ)
- お礼などの目的で、お金を紙に包んで差し出す。give money
- つづ・める【▽約める】(下一他)
- ①短くする。ちぢめる。
- ②まとめる。要約する。
- ③倹約する。
- つつ‐もたせ【▽美▽人▽局】
- 女が自分の夫や情夫と相談の上、他の男を引き入れ、共謀した男がそれを言いがかりにして、男から金品をゆすること。
- つづら【▼葛】
- ①ツヅラフジなど、野生のつる性の植物。
- ②《「葛籠」とも》衣服などの収納に用いた入れ物。竹やヒノキのうす板で編み、紙を張り、渋・漆などを塗る。元来はツヅラフジで編んだ。つづらこ。
- ③襲(かさね)の色目の名。表が黒みのある青、裏が薄青。
- つづら‐おり【▼葛折(り)・▽九▽十▽九折(り)】
- ツヅラの蔓(つる)のように、くねくねと折れ曲がっていること。そういう山道。羊腸(ようちょう)。
- つづら‐ふじ【▼葛▼藤】
- 山地の林中にはえるつる性の落葉低木。葉は互生し広卵形。夏に黄緑色の小花が咲く。つるでかごを編む。根および茎は防已(ぼうい)といい、鎮痛・消炎・利尿薬などに利用。アオカズラ。ツタノハカズラ。オオツヅラフジ。
- つづり【▼綴り】
- ①つづること。つづったもの。spelling
- ②とじること。とじたもの。binding
- ③「→綴り字」の略。
- つづり‐あわ・せる【▼綴り合(わ)せる・▼綴合(わ)せる】(下一他)
- つづって一緒にする。つなぎ合わせる。bind together
- つづり‐じ【▼綴(り)字】
- 語を単音文字によって表記する場合、その表音文字の配列のしかた。綴り。スペリング。spelling
- つづ・る【▼綴る】(五他)
- ①つぎ合わせる。bind together
- ②詩文を作る。compose
- ③アルファベットを使って語を書く。spell
- つづれ‐おり【▼綴れ織(り)】
- 数種の絹糸で模様を織り出す紋織物の一つ。横糸が耳から耳まで通らずつづら折りのように蛇行するのでこの名がある。ヨーロッパのタペストリーやゴブラン織りもこの技法による。綴れ錦(にしき)に似ている。綴れ。tapestry
- つづれ‐にしき【▼綴れ▼錦】
- 花鳥・人物などの模様を織り出した錦。さまざまな色糸や金・銀糸を横糸に使う。帯地や壁掛け・緞帳(どんちょう)などに使われる。綴れ。