つる【寉】11画
部首 宀うかんむり 和製漢字
区点 5369・JIS 5565・シフト 9B85

《鶴の略字》姓氏に用いられる。
つる【弦・鉉】
①弓に張る糸。弓づる。bowstring
②《「絃」とも》弦楽器の糸。chord
③土瓶(どびん)やなべに半円形に張りわたした取っ手。handle
④桝(ます)に、対角線に張りわたしてある鉄線。物をはかるとき水平にならすためのもの。
つる【蔓】
①植物の茎で、他の物に巻きついたり、地上をはったりしながら成長するもの。liana
→まきひげ。tendril
③つて。てづる。
④系統。類。
⑤眼鏡で耳にかかる部分。bow
つる【鶴】
①ツル科に属する鳥の総称。全長90〜150cmの大形の鳥で、頸(くび)と脚が長く、嘴(くちばし)はまっすぐで細長い。平原や湿地にすみ、雑食性。タンチョウ・マナヅル・ナベヅルなど世界に15種がある。アシタズ。タズ。センカク。マトリ。crane
②紋所の名。鶴の姿を紋章化したもの。
③「→折りづる」の略。
鶴の林(つるのはやし)
→かくりん(鶴林)
鶴の一声(つるのひとこえ)
衆人の議論を圧するような権威ある一言。voice of authority
鶴は千年、亀は万年(つるはせんねん、かめはまんねん)
長生きを祝福していう語。
つる【都留】
〈市〉山梨県南東部、桂(かつら)川流域の市。旧城下町。平安時代からの織物業が経済の中心。人口3万3661(1994)。
*つ・る【吊る】(五自他)
①(他)
(ア)《「釣る」とも》上部を固定して上からぶら下げる。つるす。hang〈用例〉剣を〜。棚を〜。蚊帳(かや)を〜。
(イ)両端を固定して高い所にかけわたす。suspend〈用例〉橋を〜。
(ウ)相撲で、相手のまわしをつかんで、持ち上げる。
②(自)
(ア)《「攣る」とも》筋肉などがひきつる。have a cramp〈用例〉足が〜。
(イ)一方の端が上にあがる。つり上がる。turn up〈用例〉目が〜・った人。
*つ・る【釣る】(五他)
①釣り針で魚を捕る。ひっかけて上に引き上げる。angle〈用例〉魚を〜。
②金品を使ったり甘いことを言ったりして、おびき出す。誘う。decoy〈用例〉甘言で〜。
→つる(吊る)①
つる‐あじさい【花】
→ツルデマリの別名。
つる‐あずき【蔓小豆】
マメ科のつる性一年草。葉は3小葉複葉。夏に、黄色蝶形(ちょうけい)花を開く。種子はアズキより細長く、赤色で、食用。インド原産。タケアズキ。カニノメ。
つるい【鶴居】
〈村〉北海道東部、釧路(くしろ)市北隣の村。酪農が中心。特別天然記念物タンチョウの生息地。人口2549(1994)。
ツルイ【Tului】
(1192-1232)モンゴル帝国の武将。チンギス=ハンの末子。フビライの父。父に従い金(きん)国や西方の征討に大功をたてた。帝位は兄オゴタイに譲ったが、のち、ムンゲ・フビライ・フラグらその子孫が継承した。
つる‐うし【蔓牛】
中国地方の主要牛産地に古くから伝わる優良な和牛の系統。岡山県の竹の谷づる、島根県の卜蔵(ぼくら)づる、広島県の岩倉づる、兵庫県の周助づるなど。
つる‐うち【弦打(ち)】
物の怪(け)を圧服したり、憑(つ)き物をおとしたりするまじないのため、弓の弦を引いて音を出すこと。また、それを行う人。鳴弦(めいげん)
つる‐うめもどき【蔓梅擬】
山地にはえるニシキギ科のつる性落葉低木。葉は互生し楕円(だえん)形。雌雄異株(いしゅ)。初夏に黄緑色の花を開く。果実は熟すと黄赤色の種子を出す。
つるおか【岡】
〈市〉山形県西部、日本海に臨む市。旧城下町。織物業・農機具製造がさかん。庄内米(しょうないまい)の代表的産地。致道(ちどう)博物館がある。人口10万0631(1994)。
つるおか‐まさお【男】
(1907-79)洋画家。群馬県生まれ。作品『重い手』『視点』など。
つる‐おと【弦音】
矢を射たときの弓づるの音。sound of bowstring
つるが【敦賀】
〈市〉福井県、敦賀湾に臨む市。古来、日本海沿岸や大陸交通の要地として栄えた港で、工業都市化も進む。人口6万5902(1994)。
つるがおか‐はちまんぐう【岡八幡宮】
鎌倉(かまくら)市雪ノ下にある旧国幣中社。祭神は応神(おうじん)天皇・比売(ひめ)神・神功(じんぐう)皇后。源頼義(みなもとのよりよし)が石清水(いわしみず)八幡宮を由比(ゆい)郷鶴岡に勧請(かんじょう)し、頼朝(よりとも)が現在地に移した。流鏑馬(やぶさめ)神事が有名。鎌倉八幡宮。
つる‐かけ【弦掛(け)】
①弓の弦に矢をかけること。
②弓の弦を製作する職人。
③鉄の弦がついている鍋。
④伐木の技法。木の根方(ねかた)に三方から斧(おの)を入れてくりぬき、鼎(かなえ)の脚のように残った3か所の1本を切り離し反対方向に木を倒す。
つるがしま【鶴ケ島】
〈市〉埼玉県中部、川越(かわごえ)市西隣の市。農業を主としていたが、工場・住宅地が増加。人口6万4586(1994)。
つる‐が‐じょう【鶴ケ城】
→会津(あいづ)若松城の正称。
つるが‐しんない【鶴賀新内】
新内節演奏家の芸名。2世(?-1810)は鶴賀節を新内節と改めた、事実上の新内家初代。若歳(わかとし)新内という。
つる‐かめ【亀】
[一]ツルとカメ。ともに長生きするということで、祝い物の飾りに使われる。
[二]
①謡曲。脇能(わきのう)物。喜多流では『月宮殿(げっきゅうでん)』とよぶ。祝言(しゅうげん)曲。中国の皇帝が新春の節会(せちえ)に臣民の拝賀を受け、鶴亀を舞わせ、月宮殿で国の繁栄を祈ってみずからも舞う。
②長唄(ながうた)・常磐津(ときわず)・箏曲(そうきょく)の曲名。
[三](感)縁起直しに唱える語。つるかめつるかめ。Heaven forbid!〈比較〉くわばら。
つるかめ‐ざん【亀算】
算数の問題で、ツルとカメの総数と、その足の総数から、それぞれが何匹かを求めるもの。
つるかめ‐そう【亀草】
ヤマノイモ科の多年草。南アフリカ原産。まれに栽培。高さ約3m。根茎は大きな塊状で地上に露出し、亀甲状に割れ目が入る。水平につる性の枝を出す。黄緑または白色の小花をつける。elephant's-foot
つるかめば‐そう【亀葉草】
ムラサキ科の多年草。中部地方の原野にまれにみられる。茎は横にのびてつる状。葉は長楕円(だえん)形。晩春に総状花序を出し、るり色の花をつける。
つるが‐わかさのじょう【鶴賀若掾】
(1717-86)新内節の語り手・作曲家。越前(えちぜん)敦賀(つるが)出身。『明烏(あけがらす)』『蘭蝶(らんちょう)』『伊太八(いだはち)』などを作曲。
つるが‐わん【敦賀湾】
福井県中部、若狭(わかさ)湾の東端にある湾。断層海岸。湾内では定置網漁業がさかん。
つるぎ【剣・劒】
①両刃の刀。けん。sword〈比較〉刀。
②太刀。〈数え方〉1口(ふり)・1振り。
剣の山(つるぎのやま)
地獄にあるという、剣を植えた山。〈比較〉針の山。
つるぎ【鶴来】
〈町〉石川県南部、手取(てどり)川中流の町。酒造・製材・紡織業が発達。宅地化も顕著。人口2万0863(1994)。
つる‐ぎきょう【梗】
キキョウ科のつる性多年草。山地にはえる。葉は長楕円(だえん)状心臓形。夏から冬にかけて、下垂した紫色鐘形の花を開く。
つるぎ‐さん【剣山】
徳島県西部にある、四国山地の主峰の一つ。標高1955m。古来から四国の霊峰として、山岳信仰の行者(ぎょうじゃ)の登山が多い。
つるぎさん‐こくていこうえん【剣山国定公園】
四国東部、剣山と吉野(よしの)川上流域一帯の国定公園。大歩危(おおぼけ)・小歩危・祖谷渓(いやだに)などの渓谷で知られる。昭和39年(1964)指定。
つるぎ‐だけ【剣岳】
富山県東部、飛騨(ひだ)山脈の山。標高2998m。峻険(しゅんけん)で断崖(だんがい)・岩峰・雪渓群がある。冬山登山のメッカ。
つるぎ‐たち【剣太刀】
①鋭い剣。つるぎの太刀。
②[枕ことば]《剣の刃を「な」といい、また身に着け、研ぐことから》「名・身・とぐ」などにかかる。〈用例〉〜磨(と)ぎし心を天雲(あまくも)に思ひはぶらし展転(こいまろ)びひづち泣けども飽き足(だ)らぬかも(万葉・13・3326)。
ツルク【Turku】
→トゥルク
つる‐くさ【蔓草】
茎がつる状をなす草本植物。アサガオ・クズ・ウリなど。creeper〈参照〉つる植物。
つる‐くび【頸】
①花瓶・徳利などの口がツルの首のように細長い形のもの。
②首の長い人。
③ユウガオの変種の一つ。果実の形からの名。エヒサゴ。
つる‐ぐみ【子】
グミ科のつる性常緑低木。山地にはえる。高さ約2m。葉は厚く楕円(だえん)形。晩秋、葉腋(ようえき)に白い花が2、3たれ下がる。初夏、長楕円形の赤い果実を結び、食用となる。ヒクミ。
ツルゲーネフ【Ivan Sergeyevich Turgenev】
(1818-83)ロシアの小説家。知識人を主人公に問題小説的な長編を発表。叙情性に富んだ自然描写、巧みな女性の描き方で知られる。日本近代文学の成立に影響を与えた。作品『猟人(りょうじん)日記』『ルージン』『貴族の巣』『その前夜』『父と子』『処女地』、短編『初恋』など。
つる‐こけもも【苔桃】
ツツジ科の常緑の草状低木。高山の湿原にはえる。茎は横にはい、葉は小形卵形で、硬く厚い。7月に深紅色の花を開く。液果は熟して紅色、食用となる。small cranberry
つる‐ざ【鶴座】
南天の星座。10月22日ごろの午後8時ごろに南中。面積365平方度。Grus
つるさき【鶴崎】
大分市東部の地区。港町として発達。製鉄・石油化学などの工業がさかん。旧鶴崎市。
つるさき‐おどり【鶴崎踊(り)】
大分県大分市鶴崎に古くから伝わる盆踊り。大野川畔での無縁仏供養ののち、櫓(やぐら)を組んだ広場で各自趣向を凝らした仮装で輪になって踊る。
つるさわ‐かんじ【鶴沢寛治】
義太夫(ぎだゆう)節三味線方の芸名。現在6世まで。6世(1887-1974)は重厚な撥(ばち)さばきで有名。重要無形文化財保持者。
つるし【吊(る)し】
①つるすこと。つるした物。hanging
②「→吊るし責め」の略。
③男性用の既製服。ready-made suits〈用例〉〜を買う。
つるし‐あげ【吊(る)し上げ】
大勢で問い責めること。kangaroo court〈用例〉〜をくう。
つるし‐あ・げる【吊(る)し上げる】(下一他)
①つるして引き上げる。haul up
②大勢でひとりの人を問い責める。subject to a kangaroo court〈用例〉責任者を〜。
つるし‐がき【吊(る)し柿】
(しぶ)柿の皮をむいて吊るし干しにしたもの。水分が少なくなるので、甘味が強い。干し柿(がき)。つりがき。
つるし‐ぎり【吊(る)し切り】
魚をつるしておいて皮や肉を切る料理法。〈用例〉アンコウの〜。
つるし‐ぐも【吊(る)し雲】
山に気流があたって山岳特有の大気の波が発生するとき、山の風下側の空中に吊るしたように現れる雲。高積雲・層積雲が多い。rotor cloud
つる‐しげと【都留人】
(1912-)経済学者。大分県生まれ。ハーバード大卒。一橋大学長。リベラルで実践的な活動で知られる。著書『体制変革の政治経済学』など。
つるし‐ぜめ【吊(る)し責め】
江戸時代の拷問の一つ。背後に組ませた両腕を太縄で巻いて、天井の梁(はり)にとりつけた鉄環(てつわ)につるすもの。つるし。
つる‐しのぶ【蔓忍】
→カニクサの別名。葉がシノブの葉と似ており、つる性であるための名。
つる‐しょくぶつ【蔓植物】
他の物に巻きついたり、地上をはいながら、茎が伸びていく植物。巻きひげで付着するブドウやエンドウ、茎自身が巻きつくフジやアサガオ、茎から気根を出して付着するツタなど、草本性のものと木本性のものがある。liana
つる・す【吊(る)す】(五他)
ぶらさげる。つりさげる。hang
つるた【鶴田】
〈町〉青森県西部、津軽(つがる)平野中部にある町。稲作とリンゴ栽培の農業地帯。人口1万6369(1994)。
つるだ【鶴田】
〈町〉鹿児島県北部、川内(せんだい)川上流の町。稲作などの農業が行われる。鶴田ダムがある。人口5143(1994)。
つるた‐ともや【鶴田也】
(1902-88)小説家。福岡県生まれ。東京神学社神学校中退。プロレタリア文芸戦線派。昭和11年(1936)アイヌ英雄伝『コシャマイン記』で第3回芥川(あくたがわ)賞受賞。作品『メシュラム記』『ハッタラはわが故郷』など。
つるた‐よしゆき【鶴田義行】
(1903-86)水泳選手。鹿児島県生まれ。1928年アムステルダム、1932年ロサンゼルス両オリンピックで200m平泳ぎに連続優勝。日本水泳界初の金メダリスト。
つるっ‐ぱげ【つるっ禿】
《俗語。「つるはげ」の転》頭がつるつるにはげていること・人。
つる‐つる
[一](副)
①表面がなめらかで、滑りやすいさま。slipperily〈用例〉道が凍って〜滑る。
②めん類をすすって食べる音・さま。〈用例〉そばを〜と食べる。
[二](副・形動・サ変自)なめらかで光沢のあるさま。slick〈用例〉廊下を〜にみがく。〜した肌。
つる‐でまり【蔓手毬】
ユキノシタ科のつる性落葉低木。山地にはえ、高くはいのぼる。葉は長楕円(だえん)形で縁に鋭い鋸歯(きょし)をもつ。7月に装飾花をともなう散房状の白花をつける。ツルアジサイ。
つる‐どくだみ【蔓どくだみ】
タデ科のつる性多年草。葉はドクダミに似る。秋に、白色の小花を穂状につける。根茎を干したものは「何首烏(かしゅう)」とよばれ、強壮剤。中国原産。
つる‐な【蔓菜】
海岸にはえるザクロソウ科の多年草。匍匐(ほふく)性で長さ約60cm。葉は三角形。花は小さく黄色。若い茎葉は食用。ハマヂシャ。
ツルナ‐ゴーラ【Crna Gora】
→モンテネグロ
つるなし‐いんげんまめ【蔓無隠元豆】
インゲンマメの小形で、つるにならない変種。成長がはやく、多収量で広く栽培される。各葉腋(ようえき)に枝が束生し、白い蝶形(ちょうけい)花をつける。
つるなし‐カボチャ【蔓無カボチャ】
→ズッキーニ
つる‐にちにちそう【蔓日日草】
キョウチクトウ科の多年草。茎はつる性で横にのび、花茎は直立し、夏に淡紫色の花を開く。花の下部は筒状、上部は5裂して平らに開く。ヨーロッパ原産。periwinkle
つるにょうぼう【鶴女房】
昔話の一つ。命を助けられた鶴が、報恩のために嫁に来て自分の羽毛で美しい布を織るが、やがて正体を知られて去るという異類婚姻の話。
つる‐にんじん【蔓人参】
キキョウ科の多年草。山地にはえる。根は長い塊状。茎はつる状。側枝に4枚の皮針形の葉を接してつける。晩夏に鐘形花を下向きに開く。薬用。名前は根の形から。
つる‐の‐こ【鶴の子】
和菓子の一つ。お祝いの贈り物に用いられる縁起菓子。紅白2色で、卵形。中に黄味あんが入る。
つるのこ‐いも【鶴子芋】
→サトイモの異名。
つるのすごもり【鶴の巣籠】
尺八の曲名。古典本曲中もっとも有名な曲の一つ。鶴の親子の愛情を描き、羽音や鳴き声の模倣も入る技巧的な難曲。
つる‐はし【嘴】
両端がとがり、真ん中に柄(え)をつけた鉄製の道具。硬い地盤などを掘り起こすときに用いる。pickax
つる‐ばしり【弦走り】
①鎧(よろい)の胴の正面の部分。弓を射るとき、弓の弦が札(ざね)の頭にひっかかるのを防ぐために多く染皮で包んであった。
②弓の弦が自然に切れること。
つるはちつるじろう【鶴八鶴次郎】
川口松太郎(かわぐちまつたろう)の戯曲。新派の代表作の一つ。昭和13年(1938)初演。新内の太夫(たゆう)鶴次郎と三味線ひき鶴八の恋と芸の競演を描く。
つるばみ【橡】
《古くは「つるはみ」》
①クヌギ、またはクヌギの実である→どんぐりの古名。
②染め色の名。どんぐりを煮た汁で染めた濃いねずみ色。にびいろ。
つる‐ふじばかま【袴】
マメ科のつる性多年草。原野にはえる。地下茎で繁殖。茎は長く伸びからむ。葉は無柄の偶数羽状複葉。秋に総状花序を出し、紅紫色の蝶形(ちょうけい)花を多数つける。
つる‐ぶんかだいがく【都留文科大学】
公立大学。昭和30年(1955)創立の都留短期大学を前身とし、同35年(1960)より現制。所在地は山梨県都留市田原。
つる‐べ【釣瓶】
井戸の水をくみあげるおけ。竹や縄を結びつけて使う。つるべおけ。well bucket
つるべ‐いど【釣瓶井戸】
綱や竿(さお)の先につけた釣瓶で水をくみあげる井戸。ふり釣瓶、はね釣瓶、車(滑車)井戸などの種類がある。well with pulley
つるべ‐うち【釣瓶打ち・連べ打ち】(名・サ変他)
《「つるべ」は動詞「連(つる)ぶ」(連ねる、続けて打つの意)の連用形から。「釣瓶」は当て字》
①打ち手が大勢並んで、鉄砲を続けざまに打つこと。fire in rapid succession
②野球で、連続安打を浴びせること。
つるべ‐おとし【釣瓶落(と)し】
①つるべを井戸に落とすように、垂直に落ちること。
②太陽が急速に沈むこと。秋の日の暮れやすいたとえ。sink fast〈用例〉秋の日は〜。
つる‐ぼ【蔓穂】
原野にはえるユリ科の多年草。鱗茎(りんけい)より春秋2回長い線状の葉を叢出(そうしゅつ)。初秋に淡紫色の花穂をつける。
つる‐まき【弦巻(き)】
予備の弓づるを巻いておく道具。つるぶくろ。
つる‐まき【蔓巻】
ササウシノシタ科の海水魚。カレイ・ヒラメに近縁。体長約20cm。扁平(へんぺい)な長楕円(だえん)形で、眼(め)のある側は黄褐色に黒褐色の横帯が12対ある。本州中部以南に分布。
ツルマキ
(turumagi)朝鮮の男女が、外套(がいとう)のようにいちばん外側に着る外出着。襟は垂領(たりくび)、袖(そで)は筒袖で、身丈はひざ下丈。現在は、礼服としてのみ着られている。
つるまき‐ばね【弦巻(き)条】
鋼線を円筒形・円錐(えんすい)形などに巻いたばね。引っ張り方向に使うものと圧縮方向に使うものと2種類ある。コイルばね。helical spring
つる‐まさき【蔓正木】
ニシキギ科の常緑つる性低木。山地にはえる。茎から細根を出して他に付着し、はい上がる。葉はマサキに似る。夏、緑白色の小花が咲く。
つる‐まめ【蔓豆】
マメ科のつる性一年草。葉は長柄をもつ3出複葉。晩夏、紅紫色の蝶形(ちょうけい)小花が咲く。実はダイズに似る。東アジアに自生。ノマメ。ノラマメ。
つるみ【鶴見】
〈町〉大分県南東部、豊後(ぶんご)水道に臨む町。ミカン栽培や魚の干物(ひもの)などの水産加工業がある。人口4839(1994)。
つるみせいさくしょ【(株)鶴見製作所】
機械。ポンプ製造会社。昭和26年(1951)設立。本社は大阪市鶴見区鶴見。
つるみ‐だいがく【鶴見大学】
私立大学。昭和38年(1963)鶴見女子大学として創立、同48年(1973)より現名。所在地は神奈川県横浜市鶴見区鶴見。
つるみ‐だけ【鶴見岳】
大分県、別府市街の西にそびえる山。標高1375m。溶岩円頂丘(鐘状(しょうじょう)火山)で眺望にすぐれ、ロープウエーが通じる。冬の霧氷が有名。
つる・む【尾む・尾む・牝む】(五自)
交尾する。copulate
つる・む【連む】(五自)
連れ立つ。go with〈用例〉〜・んで飲み歩く。
つる‐むらさき【蔓紫】
ツルムラサキ科のつる性一年草。食用または観賞用に栽培する。全体に多肉質で、葉は互生し広卵形。夏から秋に小白花をつける。若葉は食用。東南アジア原産と考えられている。フジナ。オチアオイ。インディアンスピナッチ。Malabar nightshade
つる‐も【蔓藻】
ツルモ科の褐藻類。内湾などの干潮線下に直立して生育する。長さ2mほどの紐(ひも)状で分枝はない。基部の小さな盤で岩に付着。藻体の表面は滑らかで濃い飴色(あめいろ)。内部は中空。食用となる。
つるや‐なんぼく【鶴屋南北】
江戸時代の歌舞伎(かぶき)作者。初世から3世は俳優。4世(1755-1829)は大南北といわれ、文化文政(ぶんかぶんせい)期を代表する江戸歌舞伎狂言作者。江戸の人。新しい生世話(きぜわ)物を創出。奇抜な着想とからくりを活用し、怪談物を得意とした。作品『天竺徳兵衛韓噺(てんじくとくべえいこくばなし)』『東海道四谷怪談(よつやかいだん)』『於染久松色読販(おそめひさまつうきなのよみうり)』など。
つるり‐と(副)
=つるんと。
①よく滑るさま。slipperily〈用例〉〜滑って、しりもちをつく。
②表面がなめらかなさま。〈用例〉〜はげ上がった頭。
つる‐りんどう【胆】
山地の木陰にはえるリンドウ科のつる性多年草。長さ約80cm。葉は対生し長卵形。秋に紫色の筒状花が咲く。果実は長球形で赤熟。
つる‐れいし【茘枝】
→ニガウリ
つるん‐と(副)
→つるりと