と【と・ト】
五十音図た行第5の仮名。平仮名「と」は「止」の草体。片仮名「ト」は「止」の略。濁音は「ど」「ド」。
ト【土】3画
部首 土つち 教育小1
区点 3758・JIS 455A・シフト 9379
[音] ド・ト
[訓] つち
→ 字形参照

①つち。どろ。大地。「土地」
②旧国名の一つ。「土佐」
③トルコ(土耳古)のこと。
→ド[土]
ト【斗】4画
部首 斗とます 常用
区点 3745・JIS 454D・シフト 936C
[音] ト・トウ
→ 字形参照

①尺貫法の容積の単位。1升の10倍。約18.04l。「四斗樽(しとだる・よんとだる)」「斗酒」
②ます。とます。10升はかれる、ます。
③ひしゃく。湯・水などをくむ用具。
④ひしゃくの形の星座の名。「北斗星」
⑤大家。巨匠。専門にすぐれた人。「泰山(たいざん)北斗・泰斗」
ト【吐】6画
部首 口くちへん 常用
区点 3739・JIS 4547・シフト 9366
[音] ト
[訓] は
→ 字形参照

はく。もどす。また、のべる。〈対義〉呑(どん)。「音吐」「吐息(といき)・吐血・吐露」
ト【汢】6画
部首 氺さんずい
区点 6173・JIS 5D69・シフト 9F89
[音]

しめりけのある土。ぬた。ぬまた。泥ぶかい田。地名にも用いられる。
ト【図】7画
部首 囗くにがまえ 教育小2
区点 3162・JIS 3F5E・シフト 907D
[音] ズ・ト
[訓] はか
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

①はかる。はかりごと。計画。「壮図・雄図」
②領土。「版図」
③本。書物。「図書」
→ズ[図]
ト【圖】14画→図の旧字
くにがまえ
区点 5206・JIS 5426・シフト 9AA4
ト【肚】7画
部首 月にくづき
区点 7076・JIS 666C・シフト E3EA
[音]

①はら。腹部。
②い。胃袋。
ト【杜】7画
部首 木きへん 人名用
区点 3746・JIS 454E・シフト 936D
[音] ト・ズ・ド
→ 字形参照

①ヤマナシ。バラ科の落葉高木。
②ふさぐ。とざす。とじる。「杜絶」
③もり。神社のもり。
④「杜撰(ずさん・ずざん)」は、
(ア)誤りの多い著作。
(イ)でたらめ。ぞんざい。粗雑。
⑤「杜氏(とじ・とうじ)」は、酒をつくる職人。また、そのかしら。
ト【兔】8画
部首 儿にんにょう
区点 4929・JIS 513D・シフト 995C
[音]
 ※旧字・異体字あり

①ウサギ。ウサギ目に属する哺乳(ほにゅう)類。「脱兔」
②月の別称。
ト【兎】8画の異体字
にんにょう
区点 3738・JIS 4546・シフト 9365
ト【妬】8画
部首 女おんなへん
区点 3742・JIS 454A・シフト 9369
[音]

ねたむ。そねむ。やく。「嫉妬(しっと)」「妬心」
ト【度】9画
部首 广まだれ 教育小3
区点 3757・JIS 4559・シフト 9378
[音] ド・ト・タク
[訓] たび
→ 字形参照

のり。規則。規準。「法度(はっと)」→タク[度]
ト【徒】10画
部首 彳ぎょうにんべん 教育小4
区点 3744・JIS 454C・シフト 936B
[音] ト・
→ 字形参照

①かち。あるくこと。「徒渉・徒歩」
②ともがら。とも。なかま。「学徒・囚徒・暴徒」〈用例〉(名)忘恩の〜。
③弟子。従者。「信徒・門徒」「徒弟」〈用例〉《接尾的》仏教〜。
④一定年限、使役した、律令(りつりょう)制下の刑。五刑の一つ。「徒刑(とけい・ずけい)
⑤いたずらに。あだ。ただ。むだに。「徒死・徒労」
⑥なにももたない。「徒手」
→ズ[徒]
ト【途】10画
部首 ⻍しんにゅう 常用
区点 3751・JIS 4553・シフト 9372
[音] ト・
→ 字形参照

みち。往来。みちすじ。「帰途・前途・中途」「途次・途中」
途に就く(とにつく)
①移動し始める。出発する。start
②やり始める。ある目的をもって、何かにとりかかる。start on
ト【蚪】10画
部首 虫むしへん
区点 7349・JIS 6951・シフト E570
[音] ト・トウ

「蝌蚪(かと)」は、おたまじゃくし。カエルの幼生。
ト【荼】10画
部首 ⻌くさかんむり
区点 7224・JIS 6838・シフト E4B6
[音] ト・ダ・タ

ニガナ。キク科の多年草。
→ダ[荼]
ト【都】11画
部首 忄おおざと 教育小3
区点 3752・JIS 4554・シフト 9373
[音] ト・ツ
[訓] みやこ
→ 字形参照

①みやこ。〈比較〉府(ふ)。「旧都・故都・首都」
②大きなまち。「商都」「都会」
③地方公共団体の一つ、東京都のこと。「都道府県・都下(とか)・都庁・都民」〈用例〉(名)〜の水道局。
→ツ[都]
ト【堵】11画
部首 土つちへん
区点 3740・JIS 4548・シフト 9367
[音]

かき。かきね。かこい。
堵に安んず(とにやすんず)
《『蜀(しょく)志』「諸葛亮(しょかつりょう)伝」にあることば》安心する。安堵(あんど)する。
堵の如し(とのごとし)
《『晋書(しんじょ)』「衛かい伝」にあることば》大勢の人が集まり、垣をめぐらすように立ち並ぶ。見物人の多いさま。
ト【屠】11画
部首 尸しかばねかんむり
区点 3743・JIS 454B・シフト 936A
[音]

きる。ほふる。ころす。「屠腹」
ト【菟】12画
部首 ⻌くさかんむり
区点 3749・JIS 4551・シフト 9370
[音]
 ※旧字・異体字あり

①「菟糸(とし)」は、ネナシカズラ。ヒルガオ科の一年草。つる性の寄生植物。
②「於菟(おと)」は、古代中国の楚(そ)の国の方言で、動物のトラのこと。
ト【莵】10画の異体字
くさかんむり
区点 7225・JIS 6839・シフト E4B7
ト【渡】12画
部首 氺さんずい 常用
区点 3747・JIS 454F・シフト 936E
[音] ト
[訓] わた・わた
→ 字形参照

①川・海をわたる。わたす。わたし。「渡河・渡航・渡渉・渡米(とべい)・渡来」
②とおる。すぎる。すごす。「過渡期」「渡世(とせい)
③手わたす。ゆずる。「譲渡」
ト【登】12画
部首 癶はつがしら 教育小3
区点 3748・JIS 4550・シフト 936F
[音] トウ・ト
[訓] のぼ
→ 字形参照

①のぼる。高いところにあがる。のぼり。〈比較〉昇(しょう)。「登山」
②いってつとめる。「登城」
③あらわれる。「登場(とじょう・とうじょう)
→トウ[登]
ト【塗】13画
部首 土つち 常用
区点 3741・JIS 4549・シフト 9368
[音] ト
[訓] ぬ
→ 字形参照

①どろ。ひじ。「塗炭」
②ぬる。まみれる。「塗装・塗布・塗料」
③みち。往来。「道聴塗説」
ト【睹】14画
部首 目めへん
区点 6649・JIS 6251・シフト E1CF
[音]
 ※旧字・異体字あり

みる。みつめる。みつける。みわける。「逆睹(げきと・ぎゃくと)・目睹」
ト【覩】16画の異体字
みる
区点 7515・JIS 6B2F・シフト E64E
ト【跿】14画
部首 辵あしへん
区点 7685・JIS 6C75・シフト E6F3
[音]

すあし。はだし。
ト【賭】15画
部首 貝かいへん
区点 3750・JIS 4552・シフト 9371
[音]

かける。かけをする。かけ。かけごと。「賭場(とば・とじょう)・賭博(とばく)
ト【頭】16画
部首 頁おおがい 教育小2
区点 3812・JIS 462C・シフト 93AA
[音] トウ・ズ・ト
[訓] あたま・かしら
→ 字形参照

あたま。かしら。先にたつ。「音頭(おんど)」「頭巾(ときん・ずきん)」→トウ[頭]
ト【鍍】17画
部首 金かねへん
区点 3753・JIS 4555・シフト 9374
[音]

めっき。金・銀などを溶かして、ほかの金属の表面にかぶせること。また、そのかぶせたもの。「鍍金」
ト【闍】17画
部首 門もんがまえ
区点 7975・JIS 6F6B・シフト E88B
[音] ト・ジャ・シャ

うてな。ものみ。城郭の門の上のものみ台。
→ジャ[闍]
ト【蠹】24画
部首 虫むし
区点 7437・JIS 6A45・シフト E5C3
[音]
 ※旧字・異体字あり

①キクイムシ。コウチュウ目に属する昆虫。「蠹毒」
②「蠹魚(とぎょ)」は、シミ。シミ目に属する昆虫。
ト【蠧】22画の異体字
むし
区点 7438・JIS 6A46・シフト E5C4
と【十】
《「とお」の約》とお。じゅう。ten〈用例〉〜月(とつき)。十人〜色。
*と【戸・門】
①建物・塀などの開口部に取り付けて開閉できる建具の総称。door〈用例〉〜をあける。
②家の出入り口・門。door; gate〈用例〉家の〜口。
③河や海などの両岸が狭くなっているところ。水門(みと)。瀬戸。〈数え方〉1枚・1本。
と【砥】
刃物などをとぐもの。といし。
砥の如し(とのごとし)
《『詩経』「小雅、大東」にあることば》平らである。
と(副)
〈古語〉
《「かく」とともに用いることが多い》そのように。あのように。〈用例〉〜言ひかく言ひ(源氏・東屋)。
と(接続)
《「すると」の略》前の事柄を受けて、続いて起こることを表す語。then〈用例〉あたりが暗くなった。〜、急に雨が降りだした。
*と
[一](格助)《体言、それに準ずるものに付く》
①動作や状態を共にする相手を表す。…とともに。…と一緒に。with〈用例〉母〜買物に行く。人〜会う。みんな〜よく話しあう。
②結果・帰結を示す。〈用例〉焼け野原〜なる。
③発言や思考・決定の内容を引用の形で示す。〈用例〉「行く」〜言った。ある〜思う。仮にA〜する。
④並列の意を表す。and〈用例〉紙〜鉛筆〜。〈参考〉並列助詞とする説もある。
⑤交換の対象を示す。〈用例〉タバコ〜食料を交換する。
⑥比較の対象を示す。to〈用例〉これ〜比べてみなさい。親〜似ている。
⑦ようすを表す。〈用例〉さっさ〜かたづける。カーン〜鳴った。
⑧《「…と…」の形で、同一の動詞を重ねて》意味を強めるのに用いる。〈用例〉生き〜し生けるもの。あり〜あらゆる。
[二](接助)《終止形に付く》
①仮定の順接条件を示す。if〈用例〉この雨が長く続く〜、不作のおそれがある。
②ある条件が備われば、いつでもある事柄が起こる場合に、その条件を示す。…のときはいつも。when〈用例〉春になる〜、花が咲く。
③1つの事柄と同時に、または相次いで他の事柄が起こるときに用いる。as〈用例〉私の顔を見る〜、彼は黙ってしまった。
④《「う・よう・まい」に付いて》仮定の逆接条件を示す。とも。〈用例〉どうしよう〜、きみの勝手だ。
ど【ど・ド】
→と(と・ト)
ド【土】3画
部首 土つち 教育小1
区点 3758・JIS 455A・シフト 9379
[音] ド・ト
[訓] つち
→ 字形参照

①つち。どろ。「粘土」「土砂(どしゃ)・土俵・土木」〈用例〉《接尾的》腐植〜。
②くに。いなか。いどころ。「郷土・国土・本土」「土豪・土俗・土着」
③土木のこと。「土建」
④七曜の一つ。土曜日のこと。
⑤易(えき)で、五行の第3。
⑥土佐国(とさのくに)のこと。「土州」
→ト[土]
ド【奴】5画
部首 女おんなへん 常用
区点 3759・JIS 455B・シフト 937A
[音] ド・
→ 字形参照

①やっこ。しもべ。人につかわれる男。〈対義〉婢(ひ)。「農奴」「奴輩・奴隷」
②やつ。め。あいつ。人をいやしめていうのに用いる。〈用例〉《接尾的》守銭〜。売国〜。
ド【努】7画
部首 力ちから 教育小4
区点 3756・JIS 4558・シフト 9377
[音] ド
[訓] つとめる
→ 字形参照

①つとめる。はげむ。〈比較〉勤(きん)・務(む)。「努力(どりょく)
②ゆめ。かならず。決して。すこしも。
ド【呶】8画
部首 口くちへん
区点 5083・JIS 5273・シフト 99F1
[音] ド・ドウ

かまびすしい。やかましい。さわがしい。
ド【孥】8画
部首 子
区点 5355・JIS 5557・シフト 9B76
[音] ド・ヌ

①つまこ。妻子。家の女こども。
②やっこ。しもべ。どれい。
③とりこ。
ド【帑】8画
部首 巾はば
区点 5470・JIS 5666・シフト 9BE4
[音] ド・トウ

かねぐら。貨幣をおさめておくところ。「国帑・内帑金」
ド【弩】8画
部首 弓ゆみ
区点 5524・JIS 5738・シフト 9C57
[音]

①いしゆみ。ばねじかけで、石や矢を発射する弓。
②ドレッドノート(Dreadnought)の音訳の略。「超弩級」
ド【度】9画
部首 广まだれ 教育小3
区点 3757・JIS 4559・シフト 9378
[音] ド・ト・タク
[訓] たび
→ 字形参照

①ものさし。ながさ。ほど。ほどあい。「温度・過度・角度・尺度・節度・速度・程度」「度量衡」〈用例〉(名)〜を越す。(接尾)緊張〜。
②温度・角度・アルコール含有量などの単位・めもり。「緯度・経度」〈用例〉(名)〜をはかる。(助数)摂氏25〜。30〜の酒。円周の360分の1が1〜。
③眼鏡のレンズの強さを示すのに用いる語。〈用例〉(名)〜の強い眼鏡。(接尾)2〜も進んだ。
④たび。回数。「毎度」〈用例〉(助数)4〜もころんだ。三〜めの正直。
⑤品性。ひとがら。「大度(たいど)」「度胸・度量」
⑥のり。きまり。「制度」
⑦そぶり。ようす。「態度」
⑧すくう。仏門にはいらせる。「済度」
⑨僧となる。「得度」
⑩わたる。こえる。
⑪たい。…したい。→タク[度]
度が過ぎる(どがすぎる)
程度をはなはだしくこえる。物事を過度に行う。度を越す。go too far
度を失う(どをうしなう)
びっくりして落ち着きをなくす。upset
度を過ごす(どをすごす)
ちょうどよい度合いを越えてしまう。go to excess
ド【怒】9画
部首 心こころ 常用
区点 3760・JIS 455C・シフト 937B
[音] ド・
[訓] いか・おこ
→ 字形参照

①いかる。おこる。〈対義〉喜(き)。「激怒・憤怒(ふんど・ふんぬ)」「怒気・怒号・怒声」
②勢いさかんな。あらあらしい。「怒濤(どとう)
ド【駑】15画
部首 馬うま
区点 8146・JIS 714E・シフト E96D
[音] ド・ヌ

①にぶい馬。のろい馬。「駑馬」
②にぶい。のろい。おろか者。「駑馬」
ド【do(イタリア)
①西洋音楽の長音階の第1音、短音階の第3音の階名。
②ハ(C)音のイタリア音名。
[一]{古語}(接助)《用言の已然(いぜん)形に付く》
①既定の逆接条件を示す。…が。…けれども。…ども。〈用例〉木のさまにくげなれ〜、楝(あふち)の花いとをかし(枕・木の花は)。
②仮定の逆接条件を示す。…てもいつも。〈用例〉二人行け〜行き過ぎ難き秋山を(万葉・2・106)。
[二](接頭)
①強めたり、程度のはなはだしい意を表す。〈用例〉〜まんなか。〜えらい。
②相手をいやしめて言うときの語。〈用例〉〜あほう。
ど【所】(接尾)
ところ・場所、の意を表す。〈用例〉あて〜もなく。
ドア【door】
建物・乗り物などの開口部に用いる戸。扉。西洋風の開き戸。
ど‐あい【度合(い)】
ほどあい。程度。degree〈用例〉濃淡の〜。
ドア‐エンジン
《和製語》圧縮空気などを利用して車両などのドアを自動的に開閉する装置。door operating equipment
ドア‐クローザー【door closer】
→ドアチェック
ドア‐スコープ
《和製語》玄関などのドアに取り付ける広角レンズ。ドアを開けずに来訪者を確認でき、防犯に役立つ。ドアアイ。マジックアイ。peep hole
と‐あたり【戸当(た)り】
①開いた建具が元にもどって当たる面。
②扉が行き過ぎないように柱・幅木(はばき)・床などに取り付ける突出物。doorstop; stopper
ドア‐チェーン【door chain】
玄関などのドアに取り付ける約15〜20cmの用心鎖。ドアを鎖の長さだけ開け来訪者を確認する。
ドア‐チェック【door check】
開けたドアを自動的に閉める装置。ドアクローザー。
ドア‐チャイム【door chimes】
玄関などに取り付け、来客を告げるための呼び鈴や装置。
ドア‐ホン
《和製語》門や玄関外部と室内を結ぶ通話機。鍵(かぎ)を開けることなく、通話によって来訪者を確認でき、防犯に役立つ。intercommunication system
ドアマン【doorman】
ホテルなどの入り口のサービス係。ドアの開閉、荷物運び、車の手配などをする。
と‐あみ【投網】
円錐(えんすい)形で頂部に手綱、網すそにおもりが付き、岸や船から水面に投げ広げる網。川・湖沼・浅い海での漁獲用。cast net
ドアラ【Douala】
アフリカ、カメルーン南西部のギニア湾に臨む港湾都市。同国最大の貿易港で産業の中心。人口88.4万(1991)。
とあり‐かかり(連語)
〈古語〉
《「かかり」は「かくあり」の約》ああだ、こうだ。〈用例〉一事も見もらさじとまぼりて、〜とものごとに言ひて(徒然・137)。
と‐ある(連体)
ある偶然さしかかった場所とか、偶然そうなった日時を示す。ある。certain〈用例〉〜家。〜日曜日。
とい【問(い)】
〈対義〉答え。
①問うこと。疑問を尋ねること。質問。question〈用例〉〜を発する。
②問題。設問。question〈用例〉次の〜に答えよ。
とい【樋】
①屋根の雨水を排水するための溝や管など。とよ。gutter
②地上にかけわたして水を通す管。かけひ。ひ。
とい【伊】
中国の沿海州地方にいた女真(じょしん)族。寛仁(かんにん)3年(1019)対馬(つしま)・壱岐(いき)・北九州地方に来襲(刀伊の入寇(にゅうこう))したが藤原隆家(ふじわらのたかいえ)の活躍で撃退。
とい【戸井】
〈町〉北海道南西部、函館(はこだて)市東隣の町。イカ・コンブ漁などがさかん。畑作・牧畜も行う。人口4503(1994)。
とい【土肥】
〈町〉静岡県、伊豆(いず)半島西岸の町。温泉町で、夏は海水浴客でもにぎわう。かつて金山で栄えた。人口5842(1994)。
ど‐い【土居】
①城のまわりの土の垣。城壁。つちい。
→土手
どい【土居】
〈町〉愛媛県、新居浜(にいはま)市東隣の町。農業と林業がさかん。新居浜市への通勤者が多い。人口1万7829(1994)。
とい‐あげ【弔(い)上げ・問(い)上げ】
《仏教語》最終の年忌(ねんき)法要。地方により異なる。三十三回忌、六十一回忌、六十六回忌など。といおさめ。とむらいあげ。といきり。
とい‐あわ・す【問い合(わ)す・問合(わ)す】(五他)
→といあわせる(問い合わせる)
とい‐あわせ【問い合(わ)せ・問合(わ)せ】
問い合わせること。また、その事柄。照会。inquiry〈用例〉〜状。
とい‐あわ・せる【問い合(わ)せる・問合(わ)せる】(下一他)
質問して確かめる。照会する。問い合わす。inquire〈用例〉電話で〜。
と‐いい【と言い】(連語)
《「…と言い…と言い」の形で並べあげる言い方》そのどれも。…にしても…にしても。both...and...〈用例〉色〜香り〜すばらしい。
と‐いう【と言う】(連語)
①そう呼ばれている意を表す。called〈用例〉太郎〜男の子。
②…に相当する。のぼる。equivalent to〈用例〉何万〜敵の大軍。
③同格を表す。..., that is,...〈用例〉彼〜りっぱな人物。
④同じ2つの名詞の間にはさんで、そういわれる物すべての意を表す。all; every...〈用例〉男〜男は皆立ち上がった。
と‐いう‐と【と言うと】(連語)
①…と言うことは。then〈用例〉今度も勝ったよ。〜いよいよ決勝戦か。
②…と言うのは、つまり。that is to say〈用例〉彼の十八番〜あの歌か。
③…と言えば必ず。…には必ず。whenever〈用例〉日曜〜天気が悪い。
と‐いう‐のは【と言うのは】(連語)
原因・理由の説明を導く語。そのわけは。なぜならば。because
と‐いう‐のも【と言うのも】(連語)
原因・理由の説明を導く語。そうなったわけは。because
と‐いえ‐ど(も)【と雖(も)】(連語)
《格助詞「と」に動詞「いう」の已然形と接続助詞「ど(も)」が付いて、接続助詞的に用いる》逆接を表す。ても。でも。けれども。〈用例〉当たらず〜遠からず。
と‐いえ‐ば【と言えば】(連語)
そう言えば。それについて言うならば。speaking of...
とい‐おんせん【土肥温泉】
静岡県田方(たがた)郡土肥町にある温泉。江戸初期、金山の採掘中に湧出(ゆうしゅつ)し、まぶの湯と呼ばれた。西伊豆(いず)最古・最大の温泉。
とい‐かえ・す【問(い)返す】(五他)
①いちど聞いたことを、もういちど聞く。ask again
②相手の質問に答えずに、こちらから聞き返す。ask back
とい‐か・ける【問(い)掛ける】(下一他)
質問しかける。尋ねる。ask a question
と‐いき【吐息】
緊張が解けたり、がっかりしたりしてつくため息。sigh〈用例〉青息〜。
どい‐こうち【土居光知】
(1886-1979)英文学者。高知県生まれ。東北大教授。西洋文学研究方法を日本文学に応用、新領域を開く。著書『文学序説』『英文学の感覚』など。
とい‐ごえ【問(い)声】
人に問いかける声。
問い声好ければ答え声好い(といごえよければいらえごえよい)
相手の気持ちもこちらしだいである。
と‐いし【砥石】
刃物をとぐ石。粒子の粗密によって荒砥(あらと)・中砥(なかと)・仕上げ砥の別がある。whetstone〈数え方〉1丁・1個。
ドイジ【Edward Adelbert Doisy】
(1893-1986)アメリカの生化学者。卵巣ホルモンの抽出やビタミンKの発見と合成に成功。1943年ノーベル生理学医学賞受賞。
どい‐しゅんしょ【土肥春曙】
(1869-1915)俳優。本名、庸元(つねもと)。熊本県生まれ。早大卒。文芸協会の幹部として活躍。主演作『桐一葉(きりひとは)』『ハムレット』など。
と‐いた【戸板】
①人・物をのせて運ぶために外した、板張りの雨戸。shutter to carry things
②戸板のような超大形のヒラメ・カレイのこと。
とい‐ただ・す【問(い)質す】(五他)
①聞いて明らかにする。inquire〈用例〉不明な点を〜。
②きびしく追及する。reprove〈用例〉資金の出所を〜。
どい‐たつお【土井辰雄】
(1892-1970)カトリック指導者。日本カトリック司教協議会初代会長。宮城県生まれ。イタリアのウルバノ大卒。司祭・東京大司教を務め、昭和35年(1960)日本人として初の枢機卿(すうきけい)となる。
といた‐やすじ【戸板二】
(1915-93)小説家・演劇評論家。東京生まれ。慶大卒。昭和35年(1960)『団十郎切腹事件』で第42回直木賞受賞。作品『女優の愛と死』『グリーン車の子供』など。
トイツ【対子(中)】
(duìzi)麻雀(マージャン)で同一牌(パイ)2枚をそろえた組み合わせ。上がったとき「あたま」として用いられた対子は雀頭(ジャントウ)という。
ドイツ【Duitch(オランダ)・独逸・独乙】
(Federal Republic of Germany)ヨーロッパ中央部に位置する共和国。首都ベルリン。北は北海・バルト海に面し、南はアルプス山麓(さんろく)に連なる。第2次大戦での敗戦により、1949年にドイツ民主共和国(東ドイツ)とドイツ連邦共和国(西ドイツ)に分かれたが、90年にドイツ連邦共和国として統一。重化学工業を中心とする工業が発達し、ヨーロッパ最大の経済力をもつ。混合農業もさかんで、オオムギ・ジャガイモなどを栽培。面積35.7万km2。人口8118.7万(1993)。正称ドイツ連邦共和国。
ど‐いつ【奴】(代)
①「だれ」の乱暴な言い方。who〈用例〉どこの〜だ。
②「どれ」のぞんざいな言い方。which〈用例〉〜が欲しいのだ?
ドイツ‐あざみ【ドイツ薊】
ノアザミの栽培品種。花色が紫・紅・桃・白色など豊富。原種のノアザミは日本特産。ハナアザミ。
ドイツ‐あやめ【ドイツ蒲】
→ジャーマンアイリス
ドイツ‐かくめい【ドイツ革命】
(Deutsche Revolutions(ドイツ))1918年11月ドイツに起きた革命。キール軍港の水兵反乱に端を発し、ドイツ第二帝政を崩壊、第1次大戦を終結させた。帝政崩壊後ドイツ社会民主党が旧勢力と妥協して、スパルタクス団などの急進派を抑え、19年ワイマール共和国を成立させた。十一月革命。
ドイツ‐かんぜいどうめい【ドイツ関税同盟】
(Deutscher Zollverein(ドイツ))ドイツ連邦諸国による関税同盟。1834年に成立。プロイセンの主唱でプロイセン関税同盟、南ドイツ関税同盟、中部ドイツ通商同盟を結合。オーストリアを除くドイツを経済的に統一、政治的統一の基礎を固めた。
ドイツ‐かんねんろん【ドイツ観念論】
カントにはじまり、フィヒテ・シェリングをへてヘーゲルで完成されるドイツの哲学体系。ドイツ理想主義。German idealism
ど‐いっき【土一揆】
→つちいっき(土一揆)
ドイツ‐きしだん【ドイツ騎士団】
中世ヨーロッパの3大騎士修道会の一つ。1198年創立。13世紀以降バルト海沿岸のキリスト教化や、プロイセン地方征服に活躍。14世紀に最盛。15世紀に衰退。〈参照〉騎士修道会。
ドイツ‐きほんじょうやく【ドイツ基本条約】
→東西両ドイツ基本条約」の略。
ドイツきょうどうくみあいぎんこう【ドイツ協同組合銀行】
(Deutsche Genossenschaftsbank)ドイツの銀行。信用協同組合の中央機関的性格をもつ。1949年設立。本社はフランクフルト。
ドイツぎんこう【ドイツ銀行】
(Deutsch Bank AG)ドイツの銀行。1870年設立。本社はフランクフルト。
ドイツ‐げきじょう【ドイツ劇場】
(Deutsches Theater(ドイツ))ベルリンにある劇場。1883年劇作家ラロンジェが劇場を買収し改築改称。94年ブラームが総支配人となり自然主義演劇の拠点となる。1905年ラインハルトの経営で反自然主義演劇の本拠となり、黄金時代を築いた。ドイツ座。
ドイツ‐ご【ドイツ語】
インド‐ヨーロッパ語族ゲルマン語派に属する言語。厳密には高地ドイツ語で、低地ドイツ語に属するオランダ語・英語などと西部ゲルマン語を構成。ドイツ・オーストリア・スイスの公用語。German
ドイツ‐ごい【ドイツ鯉】
コイの品種の一つ。鱗(うろこ)の大半を欠くカワゴイ、大きな鱗が側線部などにあるカガミゴイとがある。オーストリア原産種。
ドイツ‐こうさくれんめい【ドイツ工作連盟】
(Deutscher Werkbund(ドイツ))1907年建築家ムテジウスを中心にミュンヘンで設立された建築家・工芸家・実業家の組織。生産品の使用目的を強調、合理主義的傾向を進めた。DWB。
ドイツ‐しゃかいしゅぎとういつとう【ドイツ社会主義統一党】
(Sozialistische Einheitspartei Deutschlands(ドイツ))旧東ドイツの政権を担当したマルクス‐レーニン主義政党。1946年、再建された共産党と社会民主党が合同して誕生。ドイツ統一後は社会民主主義党として存続。SED。
ドイツ‐しゃかいみんしゅとう【ドイツ社会民主党】
(Sozialdemokratische Partei Deutschlands(ドイツ))ドイツの社会民主主義政党。ドイツ社会主義労働者党を前身として1890年設立。第2次大戦後に再建され、1966年以後16年間与党の地位にあった。SPD。
ドイツ‐すずらん【ドイツ鈴蘭】
ユリ科の多年草。スズランとして栽培されている。日本産のスズランより大輪で、香りの高い白花をつける。
ドイッセン【Paul Deussen】
(1845-1919)ドイツの哲学者。キール大教授。ショーペンハウアーの思想を継承しインド哲学を研究、ヨーロッパ的思考との結合を試みる。著書『一般哲学史』など。
ドイツ‐たいそう【ドイツ体操】
ドイツで発達した体操体系。1810年代にヤーンが創始。鉄棒・平行棒などの器械を使い、自然の動作に重点を置いている。
と‐いっ‐て【と言って】(連語)
それだからと言って。とは言うものの。そうだけれども。however〈用例〉休日は退屈だ。〜なくては困る。
ドイツ‐ていこく【ドイツ帝国】
(Deutsches Reich(ドイツ))1871年、普仏(ふふつ)戦争の結果成立したドイツ統一国家。実質は22君主国と3自由市からなる連邦で、首長はドイツ皇帝を称するプロイセン国王。連邦諸国は各自固有の政治機構をもつが、主権は帝国政府に委譲。1918年ドイツ革命で崩壊。ドイツ第二帝政。the German Empire
ドイツ‐とうひ【ドイツ唐檜】
→オウシュウトウヒの別名。
ドイツ‐のうみんせんそう【ドイツ農民戦争】
1524〜25年、西南ドイツに始まり、ほとんど全土に及んだ農民一揆(いっき)。地代の軽減や農奴制の廃止などを求めて蜂起(ほうき)したが、領主側に鎮圧された。大農民戦争。
ドイツ‐みんしゅきょうわこく【ドイツ民主共和国】
(German Democratic Republic)第2次大戦後のドイツの東西分割時代、東側に存在した社会主義国。首都ベルリン(東)。中南部は高地や山地、北部は北ドイツ平原で、麦類やジャガイモ・テンサイを栽培。褐炭・カリ塩の産出も多く、機械・化学工業が発達。1990年ドイツ連邦共和国に編入。東ドイツ。東独。GDR。DDR。
とい‐つ・める【問(い)詰める】(下一他)
どこまでも問いただす。press for an answer
どいつも‐こいつも【奴も奴も】(連語)
だれもかれも。みんな。ののしっていうことば。everybody; anybody〈用例〉〜意気地がない。
ドイツ‐りょうり【ドイツ料理】
ドイツ風の特色を持った料理。冬の気候がきびしいこともあって、ハム・ソーセージやザウアークラウトなどの保存食が発達している。
ドイツ‐レクイエム【Ein Deutsches Requiem(ドイツ)
ブラームス作曲の音楽会用レクイエム。ソプラノ・バリトン・合唱と管弦楽のための曲。1868年初演。歌詞はドイツ語。
ドイツ‐れんぽう【ドイツ連邦】
(Deutscher Bund(ドイツ))神聖ローマ帝国解体後の1815年に成立した、オーストリア・プロイセンなど35君主国と4自由都市の連邦国家。1871年、プロイセン‐オーストリア戦争により解体。
ドイツ‐れんぽうきょうわこく【ドイツ連邦共和国】
(Federal Republic of Germany)
①第2次大戦後のドイツ分割時代、西側に存在した共和国。首都ボン。鉄鋼・機械・電気・自動車・造船などの重化学工業が発達。1990年ドイツ民主共和国を編入し現ドイツとなる。西ドイツ。西独。FRG。BRD。
②現→ドイツの正称。
ドイツれんぽうぎんこう【ドイツ連邦銀行】
(Deutsche Bundesbank(ドイツ))ドイツの中央銀行。所在地、フランクフルト。1948年設立。
ドイツ‐れんぽうてつどう【ドイツ連邦鉄道】
(Deutsche Bundesbahn(ドイツ))旧西ドイツの国有鉄道。連邦政府の所有する営造物という形態をとる。ドイツ統一後も存続し、同地域で活動。DB。
ドイツ‐ろうどうそうどうめい【ドイツ労働総同盟】
(Der Deutsche Gewerkschaftsbund(ドイツ))ドイツの労働組合中央組織。ドイツ社会民主党の影響が強く、労使協調主義をとる。国際自由労連・ヨーロッパ労連に加盟。1949年創立。DGB。
どい‐としかつ【土井利勝】
(1573-1644)江戸初期の幕府大老(たいろう)。下総(しもうさ)古河(こが)藩主。家康(いえやす)の従弟(いとこ)で、将軍秀忠(ひでただ)・家光(いえみつ)に仕え、幕府の有力者として幕政の安定に尽力。
どいはら‐けんじ【土肥原賢二】
(1883-1948)陸軍軍人。岡山県生まれ。陸大卒。奉天特務機関長として、中国で謀略工作を行う。昭和13年(1938)土肥原機関を設立。第2次大戦中は航空総監・教育総監を歴任、敗戦後A級戦犯として処刑される。
どい‐ばんすい【土井晩翠】
(1871-1952)詩人・英文学者。本名、林吉。姓を「つちい」から改音。仙台市生まれ。東大卒。漢文直訳調の一種悲壮な詩風で知られる。昭和25年(1950)文化勲章受章。詩『荒城(こうじょう)の月』、詩集『天地有情(うじょう)』『暁鐘(ぎょうしょう)』、翻訳『イーリアス』『オデュッセーア』など。
ドイブラー【Theodor Däubler】
(1876-1934)ドイツの詩人。叙事詩『北極光』など。
とい‐まる【問丸】
中世の港湾や都市で、貨物の管理や中継取引に従った業者。年貢の運送・管理・委託販売などを行った。江戸時代の問屋(といや)の源流。問(とい)
とい‐みさき【都井岬】
宮崎県南部。串間(くしま)市にある岬。先端に灯台がある。数十頭の野生馬が草をはみ、観光対象になっている。岬先端近くの海辺はソテツの自生地。
トイメン【対門(中)】
(duìmién)麻雀(マージャン)で、自分の正面に座っている人。また、その位置。対家(トイチャ)
とい‐や【問屋】
→とんや(問屋)
といやせい‐かないこうぎょう【問屋制家内工業】
→とんやせいかないこうぎょう(問屋制家内工業)
ドイリー【doily】
《創案した人の名に由来》卓上などに置く小さな敷物の総称。本来はフィンガーボールの下敷きのことであった。
ドイル【Arthur Conan Doyle】
(1859-1930)イギリスの小説家。名探偵シャーロック=ホームズが活躍する一連の探偵小説で、本格的推理小説の伝統を確立した。長編『緋色(ひいろ)の研究』『バスカビル家の犬』、短編集『シャーロック=ホームズの冒険』など。
トイレ
《和製語》「→トイレット」の略。
トイレタリー【toiletry】
化粧品や洗面用具の総称。
トイレット【toilet】
洗面所としての機能をも備えた便所。化粧室。手洗い所。トイレ。
トイレット‐トレーニング【toilet training】
幼児におむつを付けなくてすむようにするための排泄(はいせつ)のしつけ。便意を告げることが可能になる1歳半ごろから行う。
トイレット‐ペーパー【toiletpaper】
主として水洗便所で使う用便紙。落とし紙。〈数え方〉1巻き・1ロール・1本。
トインビー【Arnold Joseph Toynbee】
(1889-1975)イギリスの歴史家。主著『歴史の研究』で、西欧の没落という危機意識を通じて現代世界を展望する、独自の文明史観を展開。他に『試練に立つ文明』『世界と西欧』など。
トインビー【Theodore Philip Toynbee】
(1916-81)イギリスの小説家・批評家。小説『グッドマン夫人のお茶の会』『道化師、あるいは別辞』など。