- どきり‐と(副)
- 突然の驚き・恐怖などのために、一瞬動悸(どうき)が激しく打つさま。はっと思うさま。どきっと。どきんと。thuddingly〈用例〉名前を呼ばれて〜する。
- とぎれ‐がち【途切れ勝ち】(名・形動)
- ややもすればとぎれそうになること・さま。とぎれとぎれ。intermittent〈用例〉〜に話す。
- とぎれ‐とぎれ【途切れ途切れ】(副・形動)
- とぎれながら続くさま。ぽつりぽつり。intermittently〈用例〉〜に話す。
- と‐ぎ・れる【途切れる・▽跡切れる】(下一自)
- ①行き来が絶える。break off
- ②途中で切れる。とだえる。break〈用例〉話が〜。
- ときわ【▽常▼磐】
- 《「とこいは」の約》
- ①永久に変わらないこと。everlasting
- ②一年じゅう葉の色が変わらないこと。evergreen
- ときわ【▽常葉】
- 〈町〉福島県東部、阿武隈(あぶくま)高地の町。かつては良馬の産地の中心。稲作のほかタバコ栽培がさかん。人口7226(1994)。
- ときわ【▽常▽盤】
- 〈村〉青森県西部、津軽(つがる)平野の村。稲作を中心にスイカ・リンゴ・ニンニク栽培を行う。人口6432(1994)。
- ときわ【▽常▼磐・▽常▽盤・▽常葉】
- (?-?)平安末期、源義朝(みなもとのよしとも)の妾(しょう)。牛若(うしわか)(源義経(よしつね))ら3子の母。平治(へいじ)の乱後、六波羅(ろくはら)に自首して3子の助命を乞う。平清盛(たいらのきよもり)の妾となり、のち藤原長成に嫁(か)したという。常盤御前。
- ときわ‐あけび【▽常▼磐▽野▽木▼瓜】
- 《アケビに似て常緑であることから》→ムベの別名。
- ときわ‐がき【▽常▼磐▼柿】
- カキノキ科の常緑小高木。高さ約7m。老木は幹が黒色になる。葉は厚く長さ約9cmで互生する。雌雄異株(いしゅ)で、6月に黄白色の釣り鐘形の花をつける。果実は約2cmで黄色に熟し、のちに暗褐色になる。伊豆(いず)半島以西に分布。トキワマメガキ。クロカキ。
- ときわ‐ぎ【▽常▼磐木】
- 常緑樹。evergreen
- ときわ‐ぎょりゅう【▽常▼磐ぎょ柳】
- モクマオウ科の常緑高木。暖地に栽植。若枝はトクサの茎のような節があり、節に皮針形の鱗片(りんぺん)葉が輪生(りんせい)。東南アジア・太平洋諸島原産。
- とき‐わ・ける【解(き)分ける】(下一他)
- ほどいて分ける。
- とき‐わ・ける【説(き)分ける】(下一他)
- ①よくわかるように説明する。
- ②区別して説明する。
- ときわ‐しんペい【▽常▽盤新平】
- (1931-)小説家。岩手県生まれ。早大卒。海外ジャーナリズム研究・翻訳家としても著名。昭和62年(1987)『遠いアメリカ』で第96回直木賞受賞。作品『アメリカが見える窓』『ニューヨーク五番街物語』など。
- ときわず‐きくさぶろう【▽常▼磐津菊▽三郎】
- (1897-1976)常磐津節三味線演奏家。堅実で正確な芸風。重要無形文化財保持者。
- ときわず‐ぶし【▽常▼磐津節】
- 浄瑠璃(じょうるり)の流派名。初世常磐津文字太夫(もじたゆう)が延享(えんきょう)4年(1747)に創始。歌舞伎(かぶき)と結びついて発展した。常磐津。
- ときわず‐もじたゆう【▽常▼磐津文字太▽夫】
- 常磐津節の家元の芸名。現在8世まで。初世(1709-81)は宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)の高弟で流祖。4世(1804-62)は名曲を多く初演。のちに豊後大掾。
- ときわず‐りんちゅう【▽常▼磐津林中】
- (1842-1906)常磐津節の太夫(たゆう)(語り手)。三味線音楽史上絶世の名人と謳(うた)われた。
- ときわ‐だいがく【▽常▼磐大学】
- 私立大学。昭和58年(1983)創立。所在地は茨城県水戸(みと)市見和(みわ)。
- ときわ‐まんさく【▽常▼磐満作】
- マンサク科の常緑小高木。伊勢(いせ)神宮域内、静岡県と熊本県のごく限られた地域にはえる。葉は長楕円(だえん)形で縁はなめらか。5月に黄緑色の長い花弁4個の花が咲く。
- と‐きん【と金】
- 将棋で、歩(ふ)が敵陣に入って成ったもの。金将と同じ働きとなる。歩の駒(こま)の裏に記されている「と」は金の略字。
- と‐きん【頭▼巾・▼兜▼巾】
- 修験者(しゅげんじゃ)のかぶる小さなずきん。
- ときん‐いばら【頭▼巾▼薔▼薇】
- バラ科の落葉低木。高さ約1.5m。観賞用。葉は奇数羽状複葉。6月、大形の白色八重咲きの花が咲く。花が山伏のつける頭巾に似る。
- ときん‐そう【吐金草】
- キク科の一年草。庭や道ばたにはえる。高さ約10cm。茎は地表をはう。葉は互生、くさび形。夏に緑色の頭花をつける。ハナヒリグサ。タネヒリグサ。
- トク【▼禿】7画
- 部首 禾のぎ
- 区点 3837・JIS 4645・シフト 93C3
- [音] トク
- ①はげ。はげる。「禿頭・禿筆(とくひつ・ちびふで)」
- ②かむろ。かぶろ。
- (ア)子どもの髪をきりそろえたもの。おかっぱ。
- (イ)遊女に仕えた幼女。
- トク【▽毒】8画
- 部首 毋なかれ 教育小4
- 区点 3839・JIS 4647・シフト 93C5
- [音] ドク・トク
→ 字形参照
- 「天毒(てんとく)」「身毒(けんとく)」は、天竺(てんじく)。インドの古称。
→ドク[毒]
- トク【▼竺】8画
- 部首 竹たけかんむり
- 区点 2819・JIS 3C33・シフト 8EB1
- [音] ジク・チク・トク
- ①厚い。篤(あつ)い。
- ②にくむ。
→ジク[竺]
- トク【匿】10画
- 部首 匸かくしがまえ 常用
- 区点 3831・JIS 463F・シフト 93BD
- [音] トク・ジョク
→ 字形参照
- かくれる。かくまう。「隠匿・秘匿」「匿名」
- トク【特】10画
- 部首 牛うしへん 教育小4
- 区点 3835・JIS 4643・シフト 93C1
- [音] トク・ドク
→ 字形参照
- ①ひとり。ひとつ。「特立」
- ②とりわけて。ことに。普通とちがっている。「奇特(きとく・きどく)・独特」「特殊・特色・特性・特製・特長・特定・特売・特別・特有」
- ③おうし。
- ④ただ。
- ⑤特別の略。「特高・特急」
- トク【得】11画
- 部首 彳ぎょうにんべん 教育小4
- 区点 3832・JIS 4640・シフト 93BE
- [音] トク
- [訓] える・うる
→ 字形参照
- ①える。うる。手にいれる。〈対義〉失(しつ)。「獲得・拾得・所得・生得(しょうとく)」「得意・得票」
- ②もうけ。利益。〈対義〉損(そん)。〈用例〉(名)〜をする。
- ③有利である。都合がよい。〈用例〉(形動)〜な性分。
- ④わかる。さとる。「会得(えとく)・納得(なっとく)」「得心」
- 得を取るより名を取れ(とくをとるよりなをとれ)
- 物質的な利益・利得よりも、名誉を大事にしなくてはいけない。
- トク【▽貸】12画
- 部首 貝かい 教育小5
- 区点 3463・JIS 425F・シフト 91DD
- [音] タイ・トク
- [訓] かす
→ 字形参照
- ①かりる。
- ②こう。もとめる。
- ③たがう。たがえる。
- ④みたす。
→タイ[貸]
- トク【督】13画
- 部首 目め 常用
- 区点 3836・JIS 4644・シフト 93C2
- [音] トク
→ 字形参照
- ①みる。ひきいる。とりしまる。また、とりしまる人。かしら。おさ。「家督(かとく)・監督・総督・提督」「督励」
- ②うながす。はげます。せきたてる。「督戦・督促」
- ③ただす。ただしくする。
- トク【徳】14画
- 部首 彳ぎょうにんべん 教育小5
- 区点 3833・JIS 4641・シフト 93BF
- [音] トク
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- ①心や行いがただしく、立派なこと。「人徳(じんとく・にんとく)・道徳・美徳・不徳」「徳義・徳行」〈用例〉(名)故人の〜をしたう。
- ②めぐみ。さいわい。もうけ。「有徳(うとく)・福徳」「徳用」〈用例〉(名)朝起きは三文の〜。
- ③おかげ。恩に感ずる。「徳沢」〈用例〉(名)配慮を〜とする。
- トク【▼悳】12画→徳の異体字
- 心こころ
- 区点 5560・JIS 575C・シフト 9C7B
- 徳孤ならず必ず隣有り(とく、こならずかならずとなりあり)
- 《『論語』「里仁」にあることば》りっぱな人やその行いには必ず理解者や支持者があるものだ。徳孤ならず。
- 徳とする(とくとする)
- そのおかげである、ありがたいものであると考える。ありがたく思う。感謝する。appreciate〈用例〉忠言を〜。
- 徳を以て怨みに報いる(とくをもってうらみにむくいる)
- 《『論語』「憲問」にあることば》うらみのある者には、善意でむくいる。
- トク【読】14画
- 部首 言ごんべん 教育小2
- 区点 3841・JIS 4649・シフト 93C7
- [音] ドク・トク・トウ
- [訓] よむ
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- よむ。本などをよむ。「読本」→ドク・トウ[読]
- トク【▼讀】22画→読の旧字
- 言ごんべん
- 区点 7606・JIS 6C26・シフト E6A4
- トク【▼慝】14画
- 部首 心こころ
- 区点 5655・JIS 5857・シフト 9CD5
- [音] トク
- わるい。よこしま。また、かくしている悪事。
- トク【篤】16画
- 部首 竹たけかんむり 常用
- 区点 3838・JIS 4646・シフト 93C4
- [音] トク
→ 字形参照
- ①あつい。てあつい。もっぱら。熱心。「懇篤」「篤学・篤行・篤志・篤実・篤農」
- ②病気がおもい。「危篤」
- トク【▼涜】18画
- 部首 氺さんずい
- [音] トク・トウ
※旧字・異体字あり
- ①みぞ。用水路。どぶ。
- ②けがす。けがれる。けがれ。「自涜・冒涜」「涜職・涜神」
→トウ[涜]
- トク【▼涜】10画→▼涜の異体字
- 氺さんずい
- 区点 3834・JIS 4642・シフト 93C0
- トク【▼牘】19画
- 部首 片かたへん
- 区点 6417・JIS 6031・シフト E0AF
- [音] トク
- ①ふだ。文字をかく木のふだ。
- ②かきもの。文書。てがみ。ふみ。「尺牘(せきとく)」
- トク【▼犢】19画
- 部首 牛うしへん
- 区点 6425・JIS 6039・シフト E0B7
- [音] トク
- こうし。牛の子。
- トク【▼竇】20画
- 部首 穴あなかんむり
- 区点 6769・JIS 6365・シフト E285
- [音] トウ・トク
- みぞ。水道。
→トウ[竇]
- トク【▼黷】27画
- 部首 黒くろ
- 区点 8366・JIS 7362・シフト EA82
- [音] トク
- けがす。けがれる。けがれ。
- と・く【説く】(五他)
- ①話す。述べる。
- ②《「釈く」とも》わかるように話す。説明する。explain〈用例〉意味を〜。教えを〜。
- ③話して承知させる。説得する。persuade〈用例〉禁酒・禁煙を〜。
- と・く【解く】
- [一](五他)
- ①結んだり、巻いたりしたものをほどく。undo〈用例〉ひもを〜。結び目を〜。
- ②答えを出す。solve〈用例〉問題を〜。
- ③拘束しているものをとりのぞく。remove〈用例〉警戒を〜。包囲を〜。
- ④心・気持ちをなごませる。〈用例〉疑いを〜。怒りを〜。
- ⑤職をやめさせる。物事をやめる。relieve〈用例〉任を〜。契約を〜。
- ⑥《「梳く」とも》髪の毛をくしけずる。comb〈用例〉髪を〜。
- 〈古語〉
- [二](下二自)→とける(解ける)
- と・く【溶く・▽融く】(五他)
- ①固体・粉末などを液体に混ぜて、液状にする。とかす。dissolve〈用例〉絵の具を〜。小麦粉を〜。
- ②《「熔く」「鎔く」とも》金属をとかす。melt〈用例〉熱して鉄を〜。
- ③かきまぜてやわらかくする。ほぐす。〈用例〉卵を〜。
- とく【▽疾く】(副)
- 〈古語〉
- 速く。さっそく。〈用例〉とまれかうまれ、〜破(や)りてむ(土佐)。
- と・ぐ【研ぐ・▽磨ぐ】(五他)
- ①みがいてつやを出す。polish〈用例〉鏡を〜。
- ②砥(と)石ですって鋭くする。whet〈用例〉刀を〜。
- ③水の中でこすって洗う。wash〈用例〉米を〜。
- ドク【毒】8画
- 部首 毋なかれ 教育小4
- 区点 3839・JIS 4647・シフト 93C5
- [音] ドク・トク
→ 字形参照
- ①人の生命や健康に害になるもの。とくに、どくやく。「中毒・有毒」「毒殺・毒性・毒素・毒物(どくぶつ)・毒薬」〈用例〉(名)〜にならない。〜をあおる。
- ②そこなう。人を刺激し、きずつける。わざわい。「害毒」「毒舌」〈用例〉(名)物の言いように〜がある。目の〜。
→トク[毒]
- 毒にも薬にもならない(どくにもくすりにもならない)
- 妨げにもならないが役にも立たない。なんにもならない。That will do neither harm nor good.
- 毒を仰ぐ(どくをあおぐ)
- 毒薬を飲む。take poison
- 毒を食らわば皿迄(どくをくらわばさらまで)
- 1度悪いことをした以上、同じことだから、悪に徹しよう。In for a penny, in for a pound.
- 毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)
- 悪いものに、別の悪いものを向けて、抑える。Poison quelle poison.
- 毒を盛る(どくをもる)
- 飲食物に毒薬を混ぜて食べさせる。poison
- ドク【独】9画
- 部首 𤴔けものへん 教育小5
- 区点 3840・JIS 4648・シフト 93C6
- [音] ドク・トク
- [訓] ひとり
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- ①ひとり。それだけ。「孤独・単独」「独学・独唱・独占」
- ②ひとりよがり。「独善・独断」
- ③ドイツ(独逸)のこと。ドイツ語。「独文」
- ドク【▼獨】16画→独の旧字
- 𤴔けものへん
- 区点 6455・JIS 6057・シフト E0D5
- ドク【読】14画
- 部首 言ごんべん 教育小2
- 区点 3841・JIS 4649・シフト 93C7
- [音] ドク・トク・トウ
- [訓] よむ
→ 字形参照
※旧字・異体字あり
- よむ。よみとる。よみ。〈対義〉書(しょ)。「愛読・購読・黙読・朗読」「読解・読者」→トク・トウ[読]
- ドク【▼讀】22画→読の旧字
- 言ごんべん
- 区点 7606・JIS 6C26・シフト E6A4
- ドク【▼髑】23画
- 部首 骨ほねへん
- 区点 8181・JIS 7171・シフト E991
- [音] ドク・トク
- 「髑髏(どくろ)」は、されこうべ。しゃれこうべ。雨風にさらされ、肉がおちた頭の骨。
- ど・く【▽退く】(五自)
- わきに寄って場所をあける。しりぞく。のく。quit; step back〈用例〉わきに〜。
- どく‐あじろがさ【毒▽網代▼笠】
- 担子菌類フウセンタケ科のキノコ。かさは径2〜5cm、褐色から黄褐色。ひだは茶褐色。有毒。コレラタケ。
- どく‐あたり【毒▽中り】(名・サ変自)
- 飲食物の毒にあたること。食あたり。中毒。poisoning
- とく‐い【特異】(名・形動)
- ①他ととくに違っていること・さま。singularity〈用例〉〜な体験。
- ②とくにすぐれていること・さま。superiority〈用例〉〜な才能。
- とく‐い【得意】
- [一](名)
- ①ひいきにしてくれること・相手。patron; customer〈用例〉長年のお〜。
- ②もっともすぐれていること。えて。one's forte〈用例〉彼の〜とするところだ。この店の〜の料理。
- [二](名・形動)
- ①望みを達して満足していること・さま。prosperity〈対義〉失意。〈用例〉〜の絶頂。
- ②高ぶっているさま。triumphant〈用例〉ほめられて〜そうな顔。
- ③慣れていて、じょうずなさま。favorite〈対義〉不得意・苦手。〈用例〉〜な芸。〜中の〜。〈派生〉とくいが・る(五自他)とくいげ(形動)とくいさ(名)
- とくい‐がお【得意顔】
- 自分の行為に満足したような顔つき。自慢げな顔つき。triumphant look
- とく‐いく【徳育】
- 人間の品性をたっとび、高める教育。知育・体育に対する道徳教育のこと。moral education
- とくい‐げ【得意気】(形動)
- 得意らしいさま。得意そう。exultant〈用例〉〜に自慢する。
- とくい‐さき【得意先】
- ひいきにしてくれる客・取引先。customer
- とくい‐しょうわくせい【特異小惑星】
- 小惑星のうち、軌道傾斜角や離心率が大きく、木星の外側や地球の内側にまで入るような特異な軌道を描くもの。イカルス・キロンなど。
- とくい‐せい【特異性】
- ①とくに他と違う性質。
- ②酵素あるいは抗体が、特定の基質か抗原としか反応しないこと。singularity
- とくい‐せい【特異星】
- 異常なスペクトル型を示すなど、分類上正常のものと異なる性質をもつ恒星。peculiar star
- とくい‐たいしつ【特異体質】
- 生まれつき備わっている精神的・肉体的に異常な形質。特定の物質に対し異常な反応を示す。狭義には、そのうちでアレルギーによらないものを指す。idiosyncrasy
- とくい‐てん【特異点】
- 数学で、曲線・関数・微分方程式などにおいて、他に比べ特異な形態を示すところ。たとえば、曲線x=f (t) , y=g (t) 上の点で、f ′ (t0) =g ′ (t0) =0をみたす点。singular point
- とくい‐び【特異日】
- 毎年、ある気象現象が偶然とは考えられないほど高い確率で出現する日。6月28日の悪天候、11月3日の晴天など。singularity
- とくい‐まんめん【得意満面】
- 得意さが顔いっぱいにあふれていること。exultant air〈用例〉〜の面持ち。
- とくいん‐がい【特飲街】
- 《「特殊飲食店街」の略》売春防止法施行以前に、売春を認められた特殊飲食店が集まっていた地域。
- ド‐クインシー【Thomas De Quincey】
- (1785-1859)イギリスの批評家・随筆家。随筆『あへん常用者の告白』『殺人の芸術的考察』、批評『「マクベス」における門のノックを論ず』など。
- ど‐ぐう【土偶】
- 人や動物の形を粘土で作ったもの。呪術(じゅじゅつ)具・副葬品・玩具(がんぐ)などとされる。チェコの後期旧石器時代遺跡のものが世界最古。新石器時代以降広く作られたが、日本では縄文時代に多い。earthen figure
- どく‐うつぎ【毒▽空木】
- ドクウツギ科の落葉低木。山野の陽地にはえる。高さ約1.5m。葉は長楕円(だえん)形。雌雄同株(どうしゅ)。春に黄緑色の小花が咲く。果実は赤から黒紫色に熟し有毒。イチロベゴロシ。
- どく‐え【毒▼荏】
- →アブラギリの別名。この種子からしぼった油が、エゴマの油に似て有毒なためにこの名がある。
- どく‐えい【独泳】(名・サ変自)
- ①ひとりで泳ぐこと。swim alone
- ②競争者が段違いに弱いので、ぐんと引き離して泳ぐこと。swim way ahead of others
- どく‐えき【毒液】
- 毒をふくんだ汁。poisonous liquid; venom
- どく‐えん【独演】(名・サ変自他)
- 落語・講談などをひとりで演じ通すこと。solo performance〈用例〉〜会。
- どく‐おう【独往】(名・サ変自)
- ひとりで行くこと。自主的に進むこと。
- とくおか‐しんせん【徳▼岡神泉】
- (1896-1972)日本画家。本名時次郎。京都生まれ。沈潜した情感で幽玄な世界を創造。昭和41年(1966)文化勲章受章。作品『菖蒲(しょうぶ)』『刈田』など。
- どく‐が【毒▼牙】
- ①毒腺(どくせん)と連絡した長く鋭い歯。毒ヘビに特有で、左右に1対(つい)あり、かむと毒腺が圧迫され、歯の溝、管から毒液が出る。poison fang
- ②あくどい手段。毒手。魔手。vicious way; evil power〈用例〉〜にかかる。
- どく‐が【毒▼蛾】
- 人体に有害なドクガ科のガの総称。日本には52種あり、その一種は開張3〜4cm。黄色く、幼虫・成虫とも毒針毛があり、人体につくと発疹(はっしん)する。日本全土・朝鮮半島・中国などに分布。Oriental tussock moth
- どく‐がい【毒害】(名・サ変他)
- 毒をのませて殺すこと。毒殺。poison
- とく‐がく【篤学】
- 学問に忠実で熱心なこと。devotion to one's studies〈用例〉〜の士。
- どく‐がく【独学】(名・サ変自他)
- 学校へ行かず、師につかず、ひとりで勉強すること。独習。self-education; self-study〈用例〉〜で中国語を習得する。
- どく‐ガス【毒ガス】
- ①人体に有害な毒性をもつ気体。
- ②化学兵器の別称。おもに軍事目的に使用される有毒物質をさし、糜爛(びらん)剤・窒息剤・神経剤・血液剤・無能力剤などの種類がある。poison gas
- とくがわ‐いえさだ【徳川家定】
- (1824-58)徳川13代将軍(在位(1853-58))。家慶(いえよし)の四男。安政(あんせい)元年(1854)日米和親条約調印。実子がなく将軍継嗣問題が生起。
- とくがわ‐いえさと【徳川家▽達】
- (1863-1940)政治家。徳川家16代当主。15代将軍慶喜(よしのぶ)隠退後、田安家より入り宗家を継承。貴族院議長・ワシントン軍縮会議全権委員・日本赤十字社社長などを歴任。
- とくがわ‐いえしげ【徳川家▽重】
- (1711-61)徳川9代将軍(在位(1745-60))。吉宗(よしむね)の長男。虚弱体質で言語障害があり、側用人(そばようにん)大岡忠光(おおおかただみつ)が権勢を掌握。
- とくがわ‐いえつぐ【徳川家継】
- (1709-16)徳川7代将軍(在位(1713-16))。家宣(いえのぶ)の四男。幼少のため、側用人(そばようにん)間部詮房(まなべあきふさ)・新井白石(あらいはくせき)らが補佐。
- とくがわ‐いえつな【徳川家綱】
- (1641-80)徳川4代将軍(在位(1651-80))。家光(いえみつ)の長男。病身のため、松平信綱(まつだいらのぶつな)・保科正之(ほしなまさゆき)らが補佐。
- とくがわ‐いえなり【徳川家▽斉】
- (1773-1841)徳川11代将軍(在位(1787-1837))。一橋治済(ひとつばしはるずみ)の長男。老中に松平定信(まつだいらさだのぶ)を登用し寛政(かんせい)の改革を推進。定信失脚後、将軍親政となり町人文化全盛の文化(ぶんか)・文政(ぶんせい)期を現出。
- とくがわ‐いえのぶ【徳川家▽宣】
- (1663-1712)徳川6代将軍(在位(1709-12))。甲府(こうふ)藩主徳川綱重(つなしげ)の長男。「生類憐(しょうるいあわれみ)の令」を廃止。間部詮房(まなべあきふさ)・新井白石(あらいはくせき)らを登用、文治(ぶんち)政治を推進。
- とくがわ‐いえはる【徳川家▽治】
- (1737-86)徳川10代将軍(在位(1760-86))。家重(いえしげ)の長男。側用人(そばようにん)田沼意次(たぬまおきつぐ)を老中に任命し、田沼時代を現出させた。
- とくがわ‐いえみつ【徳川家▽光】
- (1604-51)徳川3代将軍(在位(1623-51))。秀忠(ひでただ)の次男。鎖国の断行、参勤交代の制度化、諸官制の整備など幕藩体制の基礎を築いた。
- とくがわ‐いえもち【徳川家▽茂】
- (1846-66)徳川14代将軍(在位(1858-66))。紀州(きしゅう)藩主徳川斉順(なりゆき)の子。将軍継嗣問題で井伊直弼(いいなおすけ)らにより擁立。公武合体推進のため和宮(かずのみや)と結婚。第2次長州(ちょうしゅう)征伐で出陣中病死。
- とくがわ‐いえやす【徳川家▽康】
- (1542-1616)徳川幕府初代将軍(在位(1603-05))。三河(みかわ)城主松平広忠(まつだいらひろただ)の長男。織田信長(おだのぶなが)の死後、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の五大老の一人。秀吉没後、関ケ原の戦いで天下を制覇。慶長(けいちょう)8年(1603)征夷(せいい)大将軍となり、江戸幕府を開く。まもなく将軍職を子の秀忠(ひでただ)に譲って駿府(すんぷ)に移り、大御所(おおごしょ)として実権を握った。大坂の陣で豊臣氏を滅ぼし、幕府の基礎を確立。諡号(しごう)は東照大権現(とうしょうだいごんげん)。権現様。
- とくがわ‐いえよし【徳川家▽慶】
- (1793-1853)徳川12代将軍(在位(1837-53))。家斉(いえなり)の四男。水野忠邦(みずのただくに)を老中(ろうじゅう)首座として天保(てんぽう)の改革を推進。
- とくがわ‐かずこ【徳川▽和子】
- (1607-78)徳川秀忠(ひでただ)の五女。後水尾(ごみずのお)天皇の中宮。幕府の朝廷政策により元和(げんな)6年(1620)入内(じゅだい)。東福門院。
- とくがわきんれいこう【徳川禁令考】
- 江戸幕府の法令集。102巻。司法省編。明治11〜28年(1878〜95)刊行。前聚(ぜんしゅう)は幕府法令、後聚は司法・警察の判例を中心に収録。
- とくがわ‐し【徳川氏】
- 江戸幕府の征夷(せいい)大将軍家。もとは三河国(みかわのくに)加茂郡松平(まつだいら)郷におこった土豪で、松平氏を称した。9代家康(いえやす)のとき徳川と改称。御三家と御三卿(きょう)の嫡流だけが徳川を称した。
- とくがわじっき【徳川実紀】
- 江戸幕府編纂(へんさん)の史書。516巻。林述斎(はやしじゅっさい)を総裁に成島司直(なるしまもとなお)らが編集。文化(ぶんか)6年(1809)起筆、嘉永(かえい)2年(1849)完成。家康(いえやす)から10代の家治(いえはる)までの各将軍の治績を集録。
- とくがわ‐つなよし【徳川綱▽吉】
- (1646-1709)徳川5代将軍(在位(1680-1709))。家光(いえみつ)の四男。側用人(そばようにん)柳沢吉保(やなぎさわよしやす)らによる側近政治が行われた。湯島(ゆしま)に聖堂を建立し、学問を奨励。「生類憐(しょうるいあわれみ)の令」を出し、犬公方(くぼう)と呼ばれる。
- とくがわ‐なりあき【徳川▽斉▽昭】
- (1800-60)水戸(みと)藩9代藩主。諡(おくりな)は烈公(れっこう)。藤田東湖(ふじたとうこ)らを登用、藩政改革を行い、藩校弘道館を設立。幕政に参与して海防策を具申。将軍継嗣問題で井伊直弼(いいなおすけ)と対立、安政(あんせい)の大獄で蟄居(ちっきょ)となり病没。
- とくがわ‐ひでただ【徳川▽秀▽忠】
- (1579-1632)徳川2代将軍(在位(1605-23))。家康(いえやす)の三男。家康とともに天下制覇・幕府創設に尽力。隠居後も大御所として幕府の実権を掌握。
- とくがわ‐みつくに【徳川▽光▼圀】
- (1628-1700)水戸(みと)藩2代藩主。家康(いえやす)の孫。儒学を奨励、明(みん)の亡命学者朱舜水(しゅしゅんすい)を招く。彰考館を設け、『大日本史』を編纂(へんさん)。中納言(ちゅうなごん)となり、水戸黄門と呼ばれた。
- とくがわ‐むせい【徳川夢声】
- (1894-1971)話術家・随筆家。本名、福原駿雄(ふくはらとしお)。島根県生まれ。無声映画時代の弁士。のち映画・放送・演劇で活躍。漫談や朗読の話術は天下一品と称された。
- とくがわ‐よしのぶ【徳川▽慶▽喜】
- (1837-1913)徳川15代将軍(在位(1866-67))。水戸藩主斉昭(なりあき)の七男。一橋家を継いだのち、後見職として将軍家茂(いえもち)を助け、その死後将軍職についたが、慶応(けいおう)3年(1867)大政を奉還。鳥羽(とば)伏見(ふしみ)の戦いで敗れ、駿府(すんぷ)に隠棲(いんせい)。のち公爵。
- とくがわ‐よしむね【徳川▽吉▽宗】
- (1684-1751)徳川8代将軍(在位(1716-45))。紀伊(きい)藩主徳川光貞(みつさだ)の四男。享保(きょうほう)の改革を断行。法令整備・新田開発などを推進。米価対策にも腐心し、米将軍といわれた。
- どく‐がん【独眼】
- 片目がつぶれていること。one-eyed