どきり‐と(副)
突然の驚き・恐怖などのために、一瞬動悸(どうき)が激しく打つさま。はっと思うさま。どきっと。どきんと。thuddingly〈用例〉名前を呼ばれて〜する。
とぎれ‐がち【途切れ勝ち】(名・形動)
ややもすればとぎれそうになること・さま。とぎれとぎれ。intermittent〈用例〉〜に話す。
とぎれ‐とぎれ【途切れ途切れ】(副・形動)
とぎれながら続くさま。ぽつりぽつり。intermittently〈用例〉〜に話す。
と‐ぎ・れる【途切れる・跡切れる】(下一自)
①行き来が絶える。break off
②途中で切れる。とだえる。break〈用例〉話が〜。
ときわ【磐】
《「とこいは」の約》
①永久に変わらないこと。everlasting
②一年じゅう葉の色が変わらないこと。evergreen
ときわ【常葉】
〈町〉福島県東部、阿武隈(あぶくま)高地の町。かつては良馬の産地の中心。稲作のほかタバコ栽培がさかん。人口7226(1994)。
ときわ【盤】
〈村〉青森県西部、津軽(つがる)平野の村。稲作を中心にスイカ・リンゴ・ニンニク栽培を行う。人口6432(1994)。
ときわ【磐・盤・常葉】
(?-?)平安末期、源義朝(みなもとのよしとも)の妾(しょう)。牛若(うしわか)(源義経(よしつね))ら3子の母。平治(へいじ)の乱後、六波羅(ろくはら)に自首して3子の助命を乞う。平清盛(たいらのきよもり)の妾となり、のち藤原長成に嫁(か)したという。常盤御前。
ときわ‐あけび【瓜】
《アケビに似て常緑であることから》→ムベの別名。
ときわ‐かえで【楓】
→イタヤカエデの別名。
ときわ‐がき【柿】
カキノキ科の常緑小高木。高さ約7m。老木は幹が黒色になる。葉は厚く長さ約9cmで互生する。雌雄異株(いしゅ)で、6月に黄白色の釣り鐘形の花をつける。果実は約2cmで黄色に熟し、のちに暗褐色になる。伊豆(いず)半島以西に分布。トキワマメガキ。クロカキ。
ときわ‐ぎ【磐木】
常緑樹。evergreen
ときわ‐ぎょりゅう【磐ぎょ柳】
モクマオウ科の常緑高木。暖地に栽植。若枝はトクサの茎のような節があり、節に皮針形の鱗片(りんぺん)葉が輪生(りんせい)。東南アジア・太平洋諸島原産。
とき‐わ・ける【解(き)分ける】(下一他)
ほどいて分ける。
とき‐わ・ける【説(き)分ける】(下一他)
①よくわかるように説明する。
②区別して説明する。
ときわ‐さんざし【磐山櫨子】
→ピラカンサの別名。
ときわ‐しんペい【盤新平】
(1931-)小説家。岩手県生まれ。早大卒。海外ジャーナリズム研究・翻訳家としても著名。昭和62年(1987)『遠いアメリカ』で第96回直木賞受賞。作品『アメリカが見える窓』『ニューヨーク五番街物語』など。
ときわず【磐津】
→常磐津節(ときわずぶし)」の略。
ときわず‐きくさぶろう【磐津菊三郎】
(1897-1976)常磐津節三味線演奏家。堅実で正確な芸風。重要無形文化財保持者。
ときわず‐ぶし【磐津節】
浄瑠璃(じょうるり)の流派名。初世常磐津文字太夫(もじたゆう)が延享(えんきょう)4年(1747)に創始。歌舞伎(かぶき)と結びついて発展した。常磐津。
ときわず‐もじたゆう【磐津文字太夫】
常磐津節の家元の芸名。現在8世まで。初世(1709-81)は宮古路豊後掾(みやこじぶんごのじょう)の高弟で流祖。4世(1804-62)は名曲を多く初演。のちに豊後大掾。
ときわず‐りんちゅう【磐津林中】
(1842-1906)常磐津節の太夫(たゆう)(語り手)。三味線音楽史上絶世の名人と謳(うた)われた。
ときわ‐だいがく【磐大学】
私立大学。昭和58年(1983)創立。所在地は茨城県水戸(みと)市見和(みわ)
ときわ‐まんさく【磐満作】
マンサク科の常緑小高木。伊勢(いせ)神宮域内、静岡県と熊本県のごく限られた地域にはえる。葉は長楕円(だえん)形で縁はなめらか。5月に黄緑色の長い花弁4個の花が咲く。
と‐きん【と金】
将棋で、歩(ふ)が敵陣に入って成ったもの。金将と同じ働きとなる。歩の駒(こま)の裏に記されている「と」は金の略字。
と‐きん【頭巾・巾】
修験者(しゅげんじゃ)のかぶる小さなずきん。
と‐きん【鍍金】(名・サ変自)
→めっき
と‐ぎん【都銀】
→都市銀行」の略。
ときん‐いばら【頭薇】
バラ科の落葉低木。高さ約1.5m。観賞用。葉は奇数羽状複葉。6月、大形の白色八重咲きの花が咲く。花が山伏のつける頭巾に似る。
ときん‐そう【吐金草】
キク科の一年草。庭や道ばたにはえる。高さ約10cm。茎は地表をはう。葉は互生、くさび形。夏に緑色の頭花をつける。ハナヒリグサ。タネヒリグサ。
どきん‐と(副)
→どきりと
トク【禿】7画
部首 禾のぎ
区点 3837・JIS 4645・シフト 93C3
[音] トク

①はげ。はげる。「禿頭・禿筆(とくひつ・ちびふで)
②かむろ。かぶろ。
(ア)子どもの髪をきりそろえたもの。おかっぱ。
(イ)遊女に仕えた幼女。
トク【毒】8画
部首 毋なかれ 教育小4
区点 3839・JIS 4647・シフト 93C5
[音] ドク・トク
→ 字形参照

「天毒(てんとく)」「身毒(けんとく)」は、天竺(てんじく)。インドの古称。
→ドク[毒]
トク【竺】8画
部首 竹たけかんむり
区点 2819・JIS 3C33・シフト 8EB1
[音] ジク・チク・トク

①厚い。篤(あつ)い。
②にくむ。
→ジク[竺]
トク【匿】10画
部首 匸かくしがまえ 常用
区点 3831・JIS 463F・シフト 93BD
[音] トク・ジョク
→ 字形参照

かくれる。かくまう。「隠匿・秘匿」「匿名」
トク【特】10画
部首 牛うしへん 教育小4
区点 3835・JIS 4643・シフト 93C1
[音] トク・ドク
→ 字形参照

①ひとり。ひとつ。「特立」
②とりわけて。ことに。普通とちがっている。「奇特(きとく・きどく)・独特」「特殊・特色・特性・特製・特長・特定・特売・特別・特有」
③おうし。
④ただ。
⑤特別の略。「特高・特急」
トク【得】11画
部首 彳ぎょうにんべん 教育小4
区点 3832・JIS 4640・シフト 93BE
[音] トク
[訓] え・う
→ 字形参照

①える。うる。手にいれる。〈対義〉失(しつ)。「獲得・拾得・所得・生得(しょうとく)」「得意・得票」
②もうけ。利益。〈対義〉損(そん)。〈用例〉(名)〜をする。
③有利である。都合がよい。〈用例〉(形動)〜な性分。
④わかる。さとる。「会得(えとく)・納得(なっとく)」「得心」
得を取るより名を取れ(とくをとるよりなをとれ)
物質的な利益・利得よりも、名誉を大事にしなくてはいけない。
トク【貸】12画
部首 貝かい 教育小5
区点 3463・JIS 425F・シフト 91DD
[音] タイ・トク
[訓] か
→ 字形参照

①かりる。
②こう。もとめる。
③たがう。たがえる。
④みたす。
→タイ[貸]
トク【督】13画
部首 目 常用
区点 3836・JIS 4644・シフト 93C2
[音] トク
→ 字形参照

①みる。ひきいる。とりしまる。また、とりしまる人。かしら。おさ。「家督(かとく)・監督・総督・提督」「督励」
②うながす。はげます。せきたてる。「督戦・督促」
③ただす。ただしくする。
トク【徳】14画
部首 彳ぎょうにんべん 教育小5
区点 3833・JIS 4641・シフト 93BF
[音] トク
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

①心や行いがただしく、立派なこと。「人徳(じんとく・にんとく)・道徳・美徳・不徳」「徳義・徳行」〈用例〉(名)故人の〜をしたう。
②めぐみ。さいわい。もうけ。「有徳(うとく)・福徳」「徳用」〈用例〉(名)朝起きは三文の〜。
③おかげ。恩に感ずる。「徳沢」〈用例〉(名)配慮を〜とする。
トク【悳】12画→徳の異体字
こころ
区点 5560・JIS 575C・シフト 9C7B
徳孤ならず必ず隣有り(とく、こならずかならずとなりあり)
《『論語』「里仁」にあることば》りっぱな人やその行いには必ず理解者や支持者があるものだ。徳孤ならず。
徳とする(とくとする)
そのおかげである、ありがたいものであると考える。ありがたく思う。感謝する。appreciate〈用例〉忠言を〜。
徳に隠る(とくにかくる)
恩恵に浴する。
徳を以て怨みに報いる(とくをもってうらみにむくいる)
《『論語』「憲問」にあることば》うらみのある者には、善意でむくいる。
トク【読】14画
部首 言ごんべん 教育小2
区点 3841・JIS 4649・シフト 93C7
[音] ドク・トク・トウ
[訓] よ
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

よむ。本などをよむ。「読本」→ドクトウ[読]
トク【讀】22画→読の旧字
ごんべん
区点 7606・JIS 6C26・シフト E6A4
トク【慝】14画
部首 心こころ
区点 5655・JIS 5857・シフト 9CD5
[音] トク

わるい。よこしま。また、かくしている悪事。
トク【篤】16画
部首 竹たけかんむり 常用
区点 3838・JIS 4646・シフト 93C4
[音] トク
→ 字形参照

①あつい。てあつい。もっぱら。熱心。「懇篤」「篤学・篤行・篤志・篤実・篤農」
②病気がおもい。「危篤」
トク【涜】18画
部首 氺さんずい
[音] トク・トウ
 ※旧字・異体字あり

①みぞ。用水路。どぶ。
②けがす。けがれる。けがれ。「自涜・冒涜」「涜職・涜神」
→トウ[涜]
トク【涜】10画の異体字
さんずい
区点 3834・JIS 4642・シフト 93C0
トク【牘】19画
部首 片かたへん
区点 6417・JIS 6031・シフト E0AF
[音] トク

①ふだ。文字をかく木のふだ。
②かきもの。文書。てがみ。ふみ。「尺牘(せきとく)
トク【犢】19画
部首 牛うしへん
区点 6425・JIS 6039・シフト E0B7
[音] トク

こうし。牛の子。
トク【竇】20画
部首 穴あなかんむり
区点 6769・JIS 6365・シフト E285
[音] トウ・トク

みぞ。水道。
→トウ[竇]
トク【黷】27画
部首 黒くろ
区点 8366・JIS 7362・シフト EA82
[音] トク

けがす。けがれる。けがれ。
と・く【説く】(五他)
①話す。述べる。
②《「釈く」とも》わかるように話す。説明する。explain〈用例〉意味を〜。教えを〜。
③話して承知させる。説得する。persuade〈用例〉禁酒・禁煙を〜。
と・く【解く】
[一](五他)
①結んだり、巻いたりしたものをほどく。undo〈用例〉ひもを〜。結び目を〜。
②答えを出す。solve〈用例〉問題を〜。
③拘束しているものをとりのぞく。remove〈用例〉警戒を〜。包囲を〜。
④心・気持ちをなごませる。〈用例〉疑いを〜。怒りを〜。
⑤職をやめさせる。物事をやめる。relieve〈用例〉任を〜。契約を〜。
⑥《「梳く」とも》髪の毛をくしけずる。comb〈用例〉髪を〜。
〈古語〉
[二](下二自)→とける(解ける)
と・く【溶く・融く】(五他)
①固体・粉末などを液体に混ぜて、液状にする。とかす。dissolve〈用例〉絵の具を〜。小麦粉を〜。
②《「熔く」「鎔く」とも》金属をとかす。melt〈用例〉熱して鉄を〜。
③かきまぜてやわらかくする。ほぐす。〈用例〉卵を〜。
とく【疾く】(副)
〈古語〉
速く。さっそく。〈用例〉とまれかうまれ、〜破(や)りてむ(土佐)。
と・ぐ【研ぐ・磨ぐ】(五他)
①みがいてつやを出す。polish〈用例〉鏡を〜。
②砥(と)石ですって鋭くする。whet〈用例〉刀を〜。
③水の中でこすって洗う。wash〈用例〉米を〜。
と・ぐ【遂ぐ】(下二他)
〈古語〉
→とげる(遂げる)
ドク【毒】8画
部首 毋なかれ 教育小4
区点 3839・JIS 4647・シフト 93C5
[音] ドク・トク
→ 字形参照

①人の生命や健康に害になるもの。とくに、どくやく。「中毒・有毒」「毒殺・毒性・毒素・毒物(どくぶつ)・毒薬」〈用例〉(名)〜にならない。〜をあおる。
②そこなう。人を刺激し、きずつける。わざわい。「害毒」「毒舌」〈用例〉(名)物の言いように〜がある。目の〜。
→トク[毒]
毒にも薬にもならない(どくにもくすりにもならない)
妨げにもならないが役にも立たない。なんにもならない。That will do neither harm nor good.
毒を仰ぐ(どくをあおぐ)
毒薬を飲む。take poison
毒を食らわば皿迄(どくをくらわばさらまで)
1度悪いことをした以上、同じことだから、悪に徹しよう。In for a penny, in for a pound.
毒を以て毒を制す(どくをもってどくをせいす)
悪いものに、別の悪いものを向けて、抑える。Poison quelle poison.
毒を盛る(どくをもる)
飲食物に毒薬を混ぜて食べさせる。poison
ドク【独】9画
部首 𤴔けものへん 教育小5
区点 3840・JIS 4648・シフト 93C6
[音] ドク・トク
[訓] ひと
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

①ひとり。それだけ。「孤独・単独」「独学・独唱・独占」
②ひとりよがり。「独善・独断」
③ドイツ(独逸)のこと。ドイツ語。「独文」
ドク【獨】16画→独の旧字
𤴔けものへん
区点 6455・JIS 6057・シフト E0D5
ドク【読】14画
部首 言ごんべん 教育小2
区点 3841・JIS 4649・シフト 93C7
[音] ドク・トク・トウ
[訓] よ
→ 字形参照
 ※旧字・異体字あり

よむ。よみとる。よみ。〈対義〉書(しょ)。「愛読・購読・黙読・朗読」「読解・読者」→トクトウ[読]
ドク【讀】22画→読の旧字
ごんべん
区点 7606・JIS 6C26・シフト E6A4
ドク【髑】23画
部首 骨ほねへん
区点 8181・JIS 7171・シフト E991
[音] ドク・トク

「髑髏(どくろ)」は、されこうべ。しゃれこうべ。雨風にさらされ、肉がおちた頭の骨。
ど・く【退く】(五自)
わきに寄って場所をあける。しりぞく。のく。quit; step back〈用例〉わきに〜。
どく‐あじろがさ【毒網代笠】
担子菌類フウセンタケ科のキノコ。かさは径2〜5cm、褐色から黄褐色。ひだは茶褐色。有毒。コレラタケ。
どく‐あたり【毒中り】(名・サ変自)
飲食物の毒にあたること。食あたり。中毒。poisoning
とく‐い【特異】(名・形動)
①他ととくに違っていること・さま。singularity〈用例〉〜な体験。
②とくにすぐれていること・さま。superiority〈用例〉〜な才能。
とく‐い【得意】
[一](名)
①ひいきにしてくれること・相手。patron; customer〈用例〉長年のお〜。
②もっともすぐれていること。えて。one's forte〈用例〉彼の〜とするところだ。この店の〜の料理。
[二](名・形動)
①望みを達して満足していること・さま。prosperity〈対義〉失意。〈用例〉〜の絶頂。
②高ぶっているさま。triumphant〈用例〉ほめられて〜そうな顔。
③慣れていて、じょうずなさま。favorite〈対義〉不得意・苦手。〈用例〉〜な芸。〜中の〜。〈派生〉とくいが・る(五自他)とくいげ(形動)とくいさ(名)
とくい‐がお【得意顔】
自分の行為に満足したような顔つき。自慢げな顔つき。triumphant look
とく‐いく【徳育】
人間の品性をたっとび、高める教育。知育・体育に対する道徳教育のこと。moral education
とくい‐げ【得意気】(形動)
得意らしいさま。得意そう。exultant〈用例〉〜に自慢する。
とくい‐さき【得意先】
ひいきにしてくれる客・取引先。customer
とくい‐しょうわくせい【特異小惑星】
小惑星のうち、軌道傾斜角や離心率が大きく、木星の外側や地球の内側にまで入るような特異な軌道を描くもの。イカルス・キロンなど。
とくい‐せい【特異性】
①とくに他と違う性質。
②酵素あるいは抗体が、特定の基質か抗原としか反応しないこと。singularity
とくい‐せい【特異星】
異常なスペクトル型を示すなど、分類上正常のものと異なる性質をもつ恒星。peculiar star
とくい‐たいしつ【特異体質】
生まれつき備わっている精神的・肉体的に異常な形質。特定の物質に対し異常な反応を示す。狭義には、そのうちでアレルギーによらないものを指す。idiosyncrasy
とくい‐てん【特異点】
数学で、曲線・関数・微分方程式などにおいて、他に比べ特異な形態を示すところ。たとえば、曲線xf (t) , yg (t) 上の点で、f ′ (t0) =g ′ (t0) =0をみたす点。singular point
とくい‐び【特異日】
毎年、ある気象現象が偶然とは考えられないほど高い確率で出現する日。6月28日の悪天候、11月3日の晴天など。singularity
とくい‐まんめん【得意満面】
得意さが顔いっぱいにあふれていること。exultant air〈用例〉〜の面持ち。
とくいん‐がい【特飲街】
《「特殊飲食店街」の略》売春防止法施行以前に、売春を認められた特殊飲食店が集まっていた地域。
ド‐クインシー【Thomas De Quincey】
(1785-1859)イギリスの批評家・随筆家。随筆『あへん常用者の告白』『殺人の芸術的考察』、批評『「マクベス」における門のノックを論ず』など。
ど‐ぐう【土偶】
人や動物の形を粘土で作ったもの。呪術(じゅじゅつ)具・副葬品・玩具(がんぐ)などとされる。チェコの後期旧石器時代遺跡のものが世界最古。新石器時代以降広く作られたが、日本では縄文時代に多い。earthen figure
どく‐うつぎ【毒空木】
ドクウツギ科の落葉低木。山野の陽地にはえる。高さ約1.5m。葉は長楕円(だえん)形。雌雄同株(どうしゅ)。春に黄緑色の小花が咲く。果実は赤から黒紫色に熟し有毒。イチロベゴロシ。
どく‐え【毒荏】
→アブラギリの別名。この種子からしぼった油が、エゴマの油に似て有毒なためにこの名がある。
どく‐えい【独泳】(名・サ変自)
①ひとりで泳ぐこと。swim alone
②競争者が段違いに弱いので、ぐんと引き離して泳ぐこと。swim way ahead of others
どく‐えき【毒液】
毒をふくんだ汁。poisonous liquid; venom
どく‐えん【独演】(名・サ変自他)
落語・講談などをひとりで演じ通すこと。solo performance〈用例〉〜会。
どく‐おう【独往】(名・サ変自)
ひとりで行くこと。自主的に進むこと。
とくおか‐しんせん【徳岡神泉】
(1896-1972)日本画家。本名時次郎。京都生まれ。沈潜した情感で幽玄な世界を創造。昭和41年(1966)文化勲章受章。作品『菖蒲(しょうぶ)』『刈田』など。
どく‐が【毒牙】
①毒腺(どくせん)と連絡した長く鋭い歯。毒ヘビに特有で、左右に1対(つい)あり、かむと毒腺が圧迫され、歯の溝、管から毒液が出る。poison fang
②あくどい手段。毒手。魔手。vicious way; evil power〈用例〉〜にかかる。
どく‐が【毒蛾】
人体に有害なドクガ科のガの総称。日本には52種あり、その一種は開張3〜4cm。黄色く、幼虫・成虫とも毒針毛があり、人体につくと発疹(はっしん)する。日本全土・朝鮮半島・中国などに分布。Oriental tussock moth
どく‐がい【毒害】(名・サ変他)
毒をのませて殺すこと。毒殺。poison
とく‐がく【篤学】
学問に忠実で熱心なこと。devotion to one's studies〈用例〉〜の士。
どく‐がく【独学】(名・サ変自他)
学校へ行かず、師につかず、ひとりで勉強すること。独習。self-education; self-study〈用例〉〜で中国語を習得する。
どく‐ガス【毒ガス】
①人体に有害な毒性をもつ気体。
②化学兵器の別称。おもに軍事目的に使用される有毒物質をさし、糜爛(びらん)剤・窒息剤・神経剤・血液剤・無能力剤などの種類がある。poison gas
どく‐かます【毒かます】
→おにかます(鬼かます)
とくがわ‐いえさだ【徳川家定】
(1824-58)徳川13代将軍(在位(1853-58))。家慶(いえよし)の四男。安政(あんせい)元年(1854)日米和親条約調印。実子がなく将軍継嗣問題が生起。
とくがわ‐いえさと【徳川家達】
(1863-1940)政治家。徳川家16代当主。15代将軍慶喜(よしのぶ)隠退後、田安家より入り宗家を継承。貴族院議長・ワシントン軍縮会議全権委員・日本赤十字社社長などを歴任。
とくがわ‐いえしげ【徳川家重】
(1711-61)徳川9代将軍(在位(1745-60))。吉宗(よしむね)の長男。虚弱体質で言語障害があり、側用人(そばようにん)大岡忠光(おおおかただみつ)が権勢を掌握。
とくがわ‐いえつぐ【徳川家継】
(1709-16)徳川7代将軍(在位(1713-16))。家宣(いえのぶ)の四男。幼少のため、側用人(そばようにん)間部詮房(まなべあきふさ)・新井白石(あらいはくせき)らが補佐。
とくがわ‐いえつな【徳川家綱】
(1641-80)徳川4代将軍(在位(1651-80))。家光(いえみつ)の長男。病身のため、松平信綱(まつだいらのぶつな)・保科正之(ほしなまさゆき)らが補佐。
とくがわ‐いえなり【徳川家斉】
(1773-1841)徳川11代将軍(在位(1787-1837))。一橋治済(ひとつばしはるずみ)の長男。老中に松平定信(まつだいらさだのぶ)を登用し寛政(かんせい)の改革を推進。定信失脚後、将軍親政となり町人文化全盛の文化(ぶんか)・文政(ぶんせい)期を現出。
とくがわ‐いえのぶ【徳川家宣】
(1663-1712)徳川6代将軍(在位(1709-12))。甲府(こうふ)藩主徳川綱重(つなしげ)の長男。「生類憐(しょうるいあわれみ)の令」を廃止。間部詮房(まなべあきふさ)・新井白石(あらいはくせき)らを登用、文治(ぶんち)政治を推進。
とくがわ‐いえはる【徳川家治】
(1737-86)徳川10代将軍(在位(1760-86))。家重(いえしげ)の長男。側用人(そばようにん)田沼意次(たぬまおきつぐ)を老中に任命し、田沼時代を現出させた。
とくがわ‐いえみつ【徳川家光】
(1604-51)徳川3代将軍(在位(1623-51))。秀忠(ひでただ)の次男。鎖国の断行、参勤交代の制度化、諸官制の整備など幕藩体制の基礎を築いた。
とくがわ‐いえもち【徳川家茂】
(1846-66)徳川14代将軍(在位(1858-66))。紀州(きしゅう)藩主徳川斉順(なりゆき)の子。将軍継嗣問題で井伊直弼(いいなおすけ)らにより擁立。公武合体推進のため和宮(かずのみや)と結婚。第2次長州(ちょうしゅう)征伐で出陣中病死。
とくがわ‐いえやす【徳川家康】
(1542-1616)徳川幕府初代将軍(在位(1603-05))。三河(みかわ)城主松平広忠(まつだいらひろただ)の長男。織田信長(おだのぶなが)の死後、豊臣秀吉(とよとみひでよし)の五大老の一人。秀吉没後、関ケ原の戦いで天下を制覇。慶長(けいちょう)8年(1603)征夷(せいい)大将軍となり、江戸幕府を開く。まもなく将軍職を子の秀忠(ひでただ)に譲って駿府(すんぷ)に移り、大御所(おおごしょ)として実権を握った。大坂の陣で豊臣氏を滅ぼし、幕府の基礎を確立。諡号(しごう)は東照大権現(とうしょうだいごんげん)。権現様。
とくがわ‐いえよし【徳川家慶】
(1793-1853)徳川12代将軍(在位(1837-53))。家斉(いえなり)の四男。水野忠邦(みずのただくに)を老中(ろうじゅう)首座として天保(てんぽう)の改革を推進。
とくがわ‐かずこ【徳川和子】
(1607-78)徳川秀忠(ひでただ)の五女。後水尾(ごみずのお)天皇の中宮。幕府の朝廷政策により元和(げんな)6年(1620)入内(じゅだい)。東福門院。
とくがわきんれいこう【徳川禁令考】
江戸幕府の法令集。102巻。司法省編。明治11〜28年(1878〜95)刊行。前聚(ぜんしゅう)は幕府法令、後聚は司法・警察の判例を中心に収録。
とくがわ‐し【徳川氏】
江戸幕府の征夷(せいい)大将軍家。もとは三河国(みかわのくに)加茂郡松平(まつだいら)郷におこった土豪で、松平氏を称した。9代家康(いえやす)のとき徳川と改称。御三家と御三卿(きょう)の嫡流だけが徳川を称した。
とくがわ‐じだい【徳川時代】
→えどじだい(江戸時代)
とくがわじっき【徳川実紀】
江戸幕府編纂(へんさん)の史書。516巻。林述斎(はやしじゅっさい)を総裁に成島司直(なるしまもとなお)らが編集。文化(ぶんか)6年(1809)起筆、嘉永(かえい)2年(1849)完成。家康(いえやす)から10代の家治(いえはる)までの各将軍の治績を集録。
とくがわ‐つなよし【徳川綱吉】
(1646-1709)徳川5代将軍(在位(1680-1709))。家光(いえみつ)の四男。側用人(そばようにん)柳沢吉保(やなぎさわよしやす)らによる側近政治が行われた。湯島(ゆしま)に聖堂を建立し、学問を奨励。「生類憐(しょうるいあわれみ)の令」を出し、犬公方(くぼう)と呼ばれる。
とくがわ‐なりあき【徳川昭】
(1800-60)水戸(みと)藩9代藩主。諡(おくりな)は烈公(れっこう)。藤田東湖(ふじたとうこ)らを登用、藩政改革を行い、藩校弘道館を設立。幕政に参与して海防策を具申。将軍継嗣問題で井伊直弼(いいなおすけ)と対立、安政(あんせい)の大獄で蟄居(ちっきょ)となり病没。
とくがわ‐ばくふ【徳川幕府】
→江戸幕府の別称。
とくがわ‐ひでただ【徳川忠】
(1579-1632)徳川2代将軍(在位(1605-23))。家康(いえやす)の三男。家康とともに天下制覇・幕府創設に尽力。隠居後も大御所として幕府の実権を掌握。
とくがわ‐みつくに【徳川圀】
(1628-1700)水戸(みと)藩2代藩主。家康(いえやす)の孫。儒学を奨励、明(みん)の亡命学者朱舜水(しゅしゅんすい)を招く。彰考館を設け、『大日本史』を編纂(へんさん)。中納言(ちゅうなごん)となり、水戸黄門と呼ばれた。
とくがわ‐むせい【徳川夢声】
(1894-1971)話術家・随筆家。本名、福原駿雄(ふくはらとしお)。島根県生まれ。無声映画時代の弁士。のち映画・放送・演劇で活躍。漫談や朗読の話術は天下一品と称された。
とくがわ‐よしのぶ【徳川喜】
(1837-1913)徳川15代将軍(在位(1866-67))。水戸藩主斉昭(なりあき)の七男。一橋家を継いだのち、後見職として将軍家茂(いえもち)を助け、その死後将軍職についたが、慶応(けいおう)3年(1867)大政を奉還。鳥羽(とば)伏見(ふしみ)の戦いで敗れ、駿府(すんぷ)に隠棲(いんせい)。のち公爵。
とくがわ‐よしむね【徳川宗】
(1684-1751)徳川8代将軍(在位(1716-45))。紀伊(きい)藩主徳川光貞(みつさだ)の四男。享保(きょうほう)の改革を断行。法令整備・新田開発などを推進。米価対策にも腐心し、米将軍といわれた。
どく‐がん【独眼】
片目がつぶれていること。one-eyed
どくがん‐りゅう【独眼竜】
①片目の英雄。
→伊達政宗(だてまさむね)の異称。