とも【鞆】14画
部首 革つくりがわ 和製漢字
区点 8061・JIS 705D・シフト E8DB
 ※旧字・異体字あり

弓を射るとき、左の腕につける丸い革製の道具。つるが、手首の釧(くしろ)などにあたって、きれるのをふせぐ。
とも【靹】13画の異体字/和製漢字
つくりがわ
区点 8056・JIS 7058・シフト E8D6
とも【友・朋】
①親しくしている人。友達。friend〈用例〉〜と遊ぶ。
②親しむもの。companion〈用例〉旅の〜。書物を〜とする。
朋有り遠方より来たる(ともありえんぽうよりきたる)
《『論語』「学而」にあることば》遠くからわざわざ友人が共に学ぼうと訪ねて来る。あとに「また楽しからずや」と続き、通して、自分の学ぶ道に理解者があることは、なんとも楽しいことである、の意。
とも【共】
①いっしょであること。同じ。together〈用例〉行動を〜にする。
②《「…とともに」の形で》と同時にまた。as well as〈用例〉うれしいと〜に寂しい。
③《接頭的。名詞に付いて》いっしょに、または同質の、の意を表す。with〈用例〉〜働き。〜食い。〜倒れ。〜布。
④《接尾的。名詞に付いて》
(ア)ふくめて、の意を表す。include〈用例〉交通費〜1000円もらった。母子〜4人。
(イ)すべて、の意を表す。〈用例〉3人〜合格。
共にする(ともにする)
共有する。分かち合う。いっしょにする。share〈用例〉生活を〜。
とも【供】
《「伴」とも》つき従うこと・者。従者。attendant〈用例〉〜を連れる。お〜はつらい。
とも【艫】
船の後部。船尾。艦尾。stern〈対義〉舳(へ)・みよし・へさき。
とも
[一](接助)《動詞や動詞型活用の助動詞の終止形、および形容詞や形容詞型活用の助動詞の連用形に付く》条件を示し、その成立・不成立にかかわらずあとの事柄が行われる意を示す。…ても。even if〈用例〉どんなに雨が降ろう〜行く。
[二](終助)《活用語の終止形に付く》当然であり、請け合う意を表す。〈用例〉大いにやる〜。そうだ〜。
と‐も(連語)
《格助詞「と」に副助詞「も」のついたもの》格助詞「と」を強めたもの。〈用例〉政治家〜あろうものが。
ども(接助)
〈古語〉
《用言の已然(いぜん)形に付く》
①既定の逆接条件を示す。…が。…けれども。…ど。〈用例〉文を書きてやれ〜返りごともせず(竹取)。
②仮定の逆接条件を示す。…ても。…たところで。〈用例〉いみじき絵師といへ〜、筆限りありければ(源氏・桐壺)。
ども【共】(接尾)
①《ぞんざいな言い方》多数を表す。たち。ら。〈用例〉者〜。
②けんそんの気持ちを表す。〈用例〉わたくし〜では。
とも‐あえ【共和え】
あえ物で、具とあえ衣に同じ材料を使うもの。ナマコ・アワビ・イカ・アンコウなどの身をわた(肝)であえる。肝あえ。
ド‐モアブル【Abraham de Moivre】
(1667-1754)イギリスの数学者。フランス生まれ。宗教的弾圧を逃れロンドンへ移住。独学で数学を研究。複素数や確率論に関する定理で知られる。
とも‐あれ【兎も有れ】(副)
《「兎」は当て字》=とまれ。
①いずれにしても。どのようにもあれ。何はともあれ。at any rate〈用例〉〜一度会ってみよう。
②《「…はともあれ」の形で》いろいろな…があるにしても。…はさておいて。apart from〈用例〉理由は〜、無断欠勤とは何事だ。
とも‐うら【共裏】
衣服の裏地に、表地と同じ生地を用いること。
とも‐え【巴・鞆絵】
①弓具の鞆(とも)の形に似たうずをまいた形・もよう。
②紋所の名。巴の形を紋章化したもの。元来、頭が時計の針の進む方向にまわる形を右巴、その逆を左巴と称していたが、室町時代中ごろから尾が時計の針の進む方向にまわるものを右巴、その反対を左巴と呼称が逆転した。現在は、後者が一般的。また数により一つ巴から九つ巴まである。
ともえ‐が【蛾】
ヤガ科のガ。前翅(ぜんし)に一つ巴形の斑紋(はんもん)をもつ。開張約6cm。幼虫はネムの葉を食べる。日本から朝鮮半島・中国に分布。
ともえ‐がも【鴨】
カモ科の鳥。雄の顔に緑色と淡褐色からなる巴形の斑紋(はんもん)がある。全長約40cm。おもに湖沼・河川にすむ。シベリア中部・東部で繁殖し、冬は南下。日本には全土に冬鳥として渡来。アジガモ。spectacled teal
ともえがわせいししょ【(株)巴川製紙所】
パルプ・紙。製紙会社。ほかに化成品・電子材料。大正6年(1917)設立。本社は東京都中央区京橋。
ともえコーポレーション【(株)巴コーポレーション】
建設業。橋梁(きょうりょう)・鉄骨建築物建設会社。昭和9年(1934)設立。本社は東京都中央区銀座。旧称は巴組鐵工(てっこう)所。
ともえ‐ごぜん【巴御前】
(?-?)源義仲(みなもとのよしなか)の妾(しょう)。武勇にすぐれ、義仲の部将として戦功を立てた。寿永(じゅえい)3年(1184)義仲死後尼となり、越後(えちご)に移り住んだという。
ともえ‐そう【巴草】
オトギリソウ科の多年草。山地の草地にはえる。高さ約1m。葉は柄がなく対生。夏に径約5cmの黄花を開き、花弁は巴形に曲がる。
ともえ‐なげ【巴投げ】
柔道の投げ技(わざ)の一つ。相手を前方にくずしながら自分であおむけに倒れ、上になった相手の下腹部を片足にのせ、巴のような形で相手を頭越しに投げる技。overhead throw
とも‐えり【共襟】
①和服で、長着の襟の上に、さらに共布でかけた襟。襟のいたみや汚れを防ぐためにつける。
②洋服で、身頃(みごろ)と共布で作った襟。
ド‐モーガン【Augustus De Morgan】
(1806-71)イギリスの数学者。ロンドン大教授。記号論理学研究の開拓者の一人。命題論理におけるド=モーガンの公式で知られる。
とも‐がき【友垣】
《友としての交わりを結ぶことを垣を結ぶことにたとえて》友達。朋友。
とも‐かく【兎も角】(副)
《「ともかくも」の略。当て字》
①いずれにせよ。とにかく。何はともあれ。at any rate〈用例〉〜一度会ってみよう。
②《「…はともかく」の形で》…は別として。…はさておき。apart from〈用例〉夏は〜、冬場がつらい。
ともかく‐も【兎も角も】(副)
ともかく。at any rate
ともがしま‐すいどう【友ケ島水道】
→紀淡(きたん)海峡の別称。
とも‐がしら【供頭】
武家時代に、従者たちを取りしまった役・人。
とも‐かせぎ【共稼ぎ】
夫婦とも働いて生計をたてること。共働き。work in double harness
とも‐がら【輩】
仲間。同類。連中。やから。fellows
とも‐ぎれ【共切れ・共布】
同じ布地。same cloth
とも‐ぐい【共食い】
①同種の動物が互いを捕食し合うこと。cannibalism
②同業者どうしで、利益を得ようと争って、互いに損をすること。mutually harmful competition
とも‐ざ【艫座・尾座】
南天の星座。冬の南天の天の川の中にある。3月13日ごろの午後8時ごろに南中。面積673平方度。Puppis
とも・し【乏し・羨し】(形シク)
〈古語〉
①不足している。少ない。〈用例〉糧(かて)〜・しければ、おろそかなる報いをあまくす(方丈記)。
②貧乏だ。〈用例〉我〜・しく、貧しき身なり(宇津保・俊蔭)。
③珍しくて心がひかれる。〈用例〉見まく欲り来(こ)しくもしるく吉野川音の清(さや)けさ見るに〜・しく(万葉・9・1724)。
④うらやましく思う。〈用例〉風をだに恋ふるは〜風をだに来むとし待たば何か嘆かむ(万葉・4・489)。
と‐もじ【十文字】
十文字に踏む(ともじにふむ)
千鳥足で歩く。
ともし‐び【灯火】
①ともした火。あかり。light〈用例〉風前の〜。
②たいまつ。torch
ともしび‐の【灯火の】
[枕ことば]《ともした火の明るいことから》「明石(あかし)」にかかる。〈用例〉〜明石大門(おほと)に入らむ日や漕(こ)ぎ別れなむ家のあたり見ず(万葉・3・254)。
とも‐しらが【共白髪】
夫婦そろって、白髪になるまで長生きすること。live together to an old age
とも・す【点す・灯す】(五他)
あかりをつける。とぼす。light
とも‐ず【共酢】
合わせ酢の一つ。共あえに用いるあえ酢。魚介類の内臓に酢と調味料を加えたもの。〈参照〉共あえ。
とも‐すると(副)
ある傾向や状態になりがちであることを表す。どうかすると。ややもすると。ともすれば。apt to〈用例〉〜けんかが始まる。
とも‐すれば(副)
ややもすると。ともすると。apt to〈用例〉〜沈みがちな毎日。
とも‐ぞろえ【供揃え】
供回りの人数をそろえること。
とも‐だおれ【共倒れ】(名・サ変自)
競争するとか、助け合うとかした結果、両方とも駄目になること。fall together
ともだ‐きょうすけ【友田恭助】
(1899-1937)新劇俳優。東京生まれ。早大中退。築地(つきじ)小劇場に参加。田村秋子(たむらあきこ)と結婚し、築地座を結成。第2次大戦中上海(シャンハイ)で戦死。
とも‐だち【友達】
対等の立場でいっしょに行動したり、親しくつきあっている人。友人。友。friend〈用例〉遊び〜。
ともち【砥用】
〈町〉熊本県中部、緑川に沿う町。林業のほか、畜産などがさかん。人口8729(1994)。
とも‐ちどり【友千鳥】
群れている千鳥。群(むら)千鳥。
とも‐づな【艫綱・纜】
①船の船尾を岸につなぐための綱。stern line〈対義〉舳綱(へづな)
②船をつなぐ綱の総称。もやい綱。ともなわ。mooring line
纜を解く(ともづなをとく)
船出する。出港する。sail; unmoor
とも‐づり【友釣(り)】
アユ釣りの方法の一つ。囮(おとり)アユを泳がせ、他者が自分の領域に入ると体当たりで撃退するアユの習性を利用した釣り方。囮アユの尾の先にしかけた釣り針にアユがひっかかる仕組み。fishing by decoy
とも‐ども【共共】(副)
いっしょに。もろとも。互いに。together〈用例〉親子〜喜ぶ。
とも‐な・う【伴う】(五自他)
①(自)…につき従う。be accompanied〈用例〉影は形に〜。
②(他)…を連れて行く。…といっしょに来る。accompany; bring〈用例〉友人を〜。雷鳴を〜。
ともなが‐しんいちろう【朝永振一郎】
(1906-79)理論物理学者。東京生まれ。京大卒。湯川秀樹(ゆかわひでき)とともに京大助手となる。その後、理化学研究所で仁科芳雄(にしなよしお)のもとで研究。ドイツ留学ではハイゼンベルクに学ぶ。超多時間理論を完成し、くりこみ理論を発表。昭和27年(1952)文化勲章受章。シュウィンガー・ファインマンとともに、同40年(1965)ノーベル物理学賞受賞。
とも‐なり【共鳴り】(名・サ変自)
→きょうめい(共鳴)①
とも‐に【共に・倶に】
[一](副)いっしょに。一つになって。together〈用例〉〜喜び合う。
[二](連語)→とも(共)②
倶に天を戴かず(ともにてんをいただかず)
《『礼記(らいき)』「曲礼(きょくらい)」にあることば》相手を滅ぼすか、自分が死ぬか、いずれにしても、いっしょに生きていかれない。不倶戴天(ふぐたいてん)。mortal enemy
とも‐ね【共寝】(名・サ変自)
夫婦・男女が、同じ夜具にいっしょに寝ること。同衾(どうきん)。share the bed with; sleep with
とも‐の‐うら【鞆の浦】
広島県南東部、福山市南部の景勝地。鞆港は内海航路の要地として奈良時代から栄えた。タイ網が名物。
とものだいなごんえことば【伴大納言絵詞】
→ばんだいなごんえまき(伴大納言絵巻)
とも‐の‐みやつこ【造・友造】
大化(たいか)前代、皇室所有の部(べ)を世襲的に管理・統率した首長。大化の改新以後、有力な者は貴族、下級の者は伴部(ともべ)(友部)となって品部(ともべ)・雑戸を管掌。
とも‐の‐よしお【男】
(809-868)平安前期の貴族。大納言(だいなごん)。貞観(じょうがん)8年(866)応天門(おうてんもん)の火災で源信(みなもとのまこと)の失脚をはかったが放火が露顕、伊豆(いず)に配流(はいる)
とも‐ばたらき【共働き】
夫も妻も働いて生計を立てること。共稼(ともかせ)ぎ。work in double harness
とも‐びき【友引】
《「友引日」の略》六曜の一つ。引き分けで勝負がないという日。朝晩は吉だが昼は凶とされる。友を引くとし、この日に葬式を行うのを避ける。
とも‐びと【供人】
お供の人。従者。
とも‐ぶね【友船・伴船】
①連れだって行く船。いっしょに行く船。consort
②同じ船にいっしょに乗ること。boarding a ship together
とも‐べ【部】
土師(はじ)部や馬飼(うまかい)部・鍛冶(かぬち)部など、さまざまな職能で大和(やまと)朝廷に仕えた集団。世襲的に特定の物資や労役を提供させられた。統率者は伴造(とものみやつこ)。しなべ。
ともべ【友部】
〈町〉茨城県中部、笠間(かさま)市南東隣の町。農業中心だが、近年は住宅団地の造成がめだつ。人口3万2757(1994)。
とも‐まち【供待ち】
お供が主人を待っていること。また、その休息所。
とも‐まわり【供回り】
お供の人々。
ともらい【弔い】
《「とむらい」の転》葬儀。葬式。
どもり【吃り】
《卑語》どもること・人。吃音(きつおん)。stutter
ど‐もり【土盛り】(名・サ変自)
土を盛り上げること。つちもり。mound
ど‐もり【度盛(り)】
寒暖計などの度数を示す目盛り。graduation
とも・る【点る・灯る】(五自)
あかりがつく。とぼる。be lighted
ども・る【吃る】(五自)
物を言うとき、発音がつかえて、語頭などの音を繰り返す。stutter
どもん‐けん【土門拳】
(1909-90)写真家。山形県生まれ。写真リアリズムを提唱、日本の写真界の指導的役割を果たす。古美術・仏像写真で定評。作品『ヒロシマ』『古寺巡礼』など。
ともん‐こう【図們江】
→豆満江(トマンコウ)の別称。
と‐や【鳥屋・塒】
①鳥小屋。
②タカなどの羽が生え替わること。
鳥屋に就く(とやにつく)
①ニワトリなどが、産卵・抱卵のために巣ごもりする。
②飼い鳥の羽が抜け替わる。
③旅芸人などが、稼ぎがなくて宿にこもる。
どや‐がい【どや街】
《俗語。「どや」は「やど」の倒語》おもに肉体労働者向けの簡易な宿泊施設が集まっている地域。
とや‐かく【兎や角】(副)
《「とやかくや」の略。当て字》なんのかんのと。かれこれと。とやこう。this and that〈用例〉〜言われる筋合いはない。
ど‐やき【土焼(き)】
素焼き。つち焼き。bisque
とや‐こう【右】(副)
「とやかく」の転。
どや・す(五他)
《俗語》
①殴りつける。打つ。〈用例〉背中を〜。
②どなりつける。
ど‐やつ【奴】(代)
どいつ。どのやつ。なにやつ。
どや‐どや(副)
大勢の人が一度に騒がしく出入りするさま。in a crowd〈用例〉客が〜と入ってくる。
と‐やま【外山】
人里に近い山。端山(はやま)。〈対義〉奥山。
とやま【富山】
〈県〉中部地方北陸中部の県。県庁所在地は富山市。富山平野のほかは山がちで飛騨(ひだ)山脈などの山地に囲まれる。日本海型気候で多雪。農業のほか、富山・高岡(たかおか)市中心の重化学工業がある。面積4252km2。人口112万4427(1994)。
とやま【富山】
〈市〉富山県中部、富山湾に臨む市。県庁所在地。旧城下町。化学・機械などの工業都市。製薬工場も多い。鱒鮨(ますずし)が名物。人口32万0208(1994)。
とやま‐いかやっかだいがく【富山医科薬科大学】
国立大学。昭和50年(1975)創立。所在地は富山市杉谷(すぎたに)
とやま‐えび【富山老】
タラバエビ科のエビ。体長約17cm。淡紅色で褐色の横縞(じま)がある。額角が長いのが特徴。美味。深海性のエビで、日本海・北海道沿岸などに分布。富山湾で豊富にとれることで知られる。
とやまかがくこうぎょう【富山化学工業(株)】
化学工業。医薬品会社。昭和11年(1936)設立。本社は東京都新宿区西新宿。
とやま‐かめたろう【外山亀太郎】
(1867-1918)動物学者・遺伝学者。神奈川県生まれ。東大教授。蚕の遺伝を研究し品種改良をてがけ、メンデルの法則が昆虫にもあてはまることを示した。
とやま‐けんりつだいがく【富山県立大学】
公立大学。平成元年(1989)創立。所在地は富山県射水(いみず)郡小杉町。
とやま‐こくさいだいがく【富山国際大学】
私立大学。平成元年(1989)創立。所在地は富山県上新川郡大山町。
とやま‐だいがく【富山大学】
国立大学。大正9年(1920)創立の富山薬学専門学校などを前身とし、昭和24年(1949)より現制。所在地は富山市五福(ごふく)
とやま‐へいや【富山平野】
富山県中部の平野。水田単作地が広がるが、海岸部では工業が発達。
とやま‐まさかず【外山正一】
(1848-1900)教育家・詩人。江戸生まれ。東大教授。東大総長・文相を歴任。井上哲次郎(いのうえてつじろう)らと『新体詩抄』を著す。
とやま‐わん【富山湾】
富山県、黒部(くろべ)川河口から西、富山平野・能登(のと)半島に囲まれる湾。定置網漁業と湾岸の工業が活発。ホタルイカと蜃気楼(しんきろう)で知られる。